JPH09199759A - 3族窒化物半導体の製造方法及び半導体素子 - Google Patents
3族窒化物半導体の製造方法及び半導体素子Info
- Publication number
- JPH09199759A JPH09199759A JP2585296A JP2585296A JPH09199759A JP H09199759 A JPH09199759 A JP H09199759A JP 2585296 A JP2585296 A JP 2585296A JP 2585296 A JP2585296 A JP 2585296A JP H09199759 A JPH09199759 A JP H09199759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- single crystal
- temperature
- buffer layer
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Led Devices (AREA)
Abstract
体の結晶性の改善。 【解決手段】異種物質の基板上に3族窒化物半導体(Alx
GaYIn1-X-YN;X=0,Y=0,X=Y=0 を含む) を成長させる方法
において、基板上に単結晶が成長しない温度でAlx1GaY1
In1-X1-Y1N(0≦X1≦1, 0≦Y1≦1, 0≦X1+Y1 ≦1)を形成
したバッファ層と、単結晶が成長する温度でAlx2GaY2In
1-X2-Y2N(0≦X2≦1, 0≦Y2≦1, 0≦X2+Y2≦1,X1=X2,Y1=
Y2 を含む) を形成した単結晶層とを交互に3層以上積
層させ、その上に単結晶が成長する温度で目的とするAl
x3GaY3In1-X3-Y3N(0≦X3≦1, 0≦Y3≦1, 0≦X3+Y3≦1,
X1又はX2=X3, Y1又はY2=Y3 を含む)から成る層を形成す
る。
Description
た発光素子に関する。
ファイア基板上にバッファ層を形成して、そのバッファ
層上にAlGaInN 系の化合物半導体のダブルヘテロ接合を
形成した構造のものが知られている。その化合物半導体
は直接遷移型であることから発光効率が高いこと、光の
3原色の1つである青色を発光色とすること等から注目
されている。
造のレーザダイオードは、バッファ層を用いているもの
の、異種物質の基板上にAlGaInN 系の化合物半導体を成
長させたものであるため、結晶性が未だに良くない。即
ち、この格子欠陥は基板面から発光層へ垂直に貫通して
おり、発光層での格子欠陥密度は109 〜1010/cm2程
度存在している。この格子欠陥密度が高いことが、発光
効率を低下させ、動作寿命を短縮させている。本発明
は、上記課題を解決するために成されたものであり、そ
の目的は、異種物質基板上に成長させるAlGaInN 系の化
合物半導体の結晶性を改善し、その化合物半導体を用い
た半導体素子の特性を改善することである。
板上に3族窒化物半導体(AlxGaYIn1-X-YN;X=0,Y=0,X=Y=
0 を含む) を成長させる方法において、基板上に単結晶
が成長しない温度でAlx1GaY1In1-X1-Y1N(0≦X1≦1, 0≦
Y1≦1, 0≦X1+Y1 ≦1)を形成したバッファ層と、単結晶
が成長する温度でAlx2GaY2In1-X2-Y2N(0≦X2≦1, 0≦Y2
≦1, 0≦X2+Y2≦1,X1=X2,Y1=Y2 を含む) を形成した単
結晶層とを交互に3層以上積層させ、その上に単結晶が
成長する温度で目的とするAlx3GaY3In1-X3-Y3N(0≦X3≦
1, 0≦Y3≦1, 0≦X3+Y3 ≦1, X1又はX2=X3, Y1又はY2=Y
3 を含む) から成る層を形成したことを特徴とする。
又、他の発明の特徴は、そのように形成したAlx3GaY3In
1-X3-Y3Nの層を素子層の基底層とした半導体素子であ
る。
子欠陥がバッファ層と単結晶層との繰り返しにより途中
で遮断され、目的とする単結晶の層には至らない。特に
基板面からの転位がバッファ層の単結晶の50〜1000Åに
閉じ込められ、上の層に伝搬されることを防ぐ。よっ
て、素子を形成するための半導体層における格子欠陥密
度は低くなり、異種物質の基板上にも良質なAlx3GaY3In
1-X3-Y3Nから成る単結晶半導体が得られる。又、その単
結晶の半導体を基底層として素子を形成した場合には、
素子を形成する層の結晶性が高くなり、素子の特性を向
上させることができる。特に、発光素子を形成した場合
には、発光効率、素子寿命、発光輝度を改善することが
できる。
を100〜1000Å、単結晶層の厚さを500〜30
00Åとすることで、又、請求項3、8のように、バッ
ファ層の成長温度を350〜800℃とすることで、格
子欠陥が基板面から目的とする半導体層に伸びることを
効率良く防止できる。また、単結晶層の厚さが3000
Åを越えると歪が大きくなり好ましくない。
1-X-YNの4元、3元、2元の窒化物半導体とすることが
できる。特に、請求項4のように、バッファ層をAlN 、
単結晶層をGaN とすることで、目的とするGaN の層の格
子欠陥密度を大きく低下させることができる。又、基板
には、サファイア又はSiC 等を用いることができる。
尚、バッファ層と単結晶層との繰り返し数は任意であ
る。また、最後のバッファ層成層後そのまま昇温し、単
結晶層を成長させることが、単結晶の結晶性からも、工
程の簡易性からも好ましい。
x3GaY3In1-X3-Y3Nから成る層を形成した。各層は、有機
金属化合物気相成長法( 以下「M0VPE 」と記す) による
気相成長により形成された。用いられたガスは、NH3 と
キャリアガスH2又はN2とトリメチルガリウム(Ga(CH3)3)
(以下「TMG 」と記す) とトリメチルアルミニウム(Al
(CH3)3)(以下「TMA」と記す) である。
厚さ100 〜400 μmの単結晶のサファイア基板1をM0VP
E 装置の反応室に載置されたサセプタに装着する。次
に、常圧でH2を流速2 liter/分で反応室に流しながら温
度1100℃でサファイア基板1を気相エッチングした。
20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMA を 1.8×10-5
モル/分で供給して図1に示す様に AlNのバッファ層2
1が約 500Åの厚さに形成された。次に、サファイア基
板1の温度を1150℃に保持し、H2を20 liter/分、NH3
を10 liter/分、TMG を 1.7×10-4モル/分で供給し
て、膜厚約0.3 μmのGaN から成る単結晶層31を形成
した。
400℃まで低下させて、バッファ層21の形成と同一条
件で、 500Åの厚さのAlN から成るバッファ層22を形
成した。次に、サファイア基板1の温度を、再度、1150
℃に上げて、単結晶層31の形成と同一条件で、厚さ0.
3 μmのGaN から成る単結晶層32を形成した。さら
に、サファイア基板1の温度を、再度、 400℃まで低下
させて、その単結晶層32の上に、同様に、バッファ層
23を形成した。そして、サファイア基板1の温度を、
再度、1150℃に上げて、単結晶層31の形成と同一条件
で、厚さ1.5 μmのGaN から成る目的とする単結晶層3
3を形成した。
して、エッチピット法により表面の転位密度を電子走査
顕微鏡で撮像して測定した。その結果は、8×105 cm
2 であった。従来のように、サファイア基板1上に1層
のAlN から成るバッファ層22を形成し、その上に目的
とするGaN から成る単結晶層を形成した場合のエッチピ
ット密度が4×107 /cm2であるので、本実施例の製造
方法により、エッチピット密度は1/50に低下した。
チピットを減少できる理由は、次のように考えられる。
ピットの形状は電子顕微鏡による観察により六角形であ
る。AlN のバッファ層上に形成されるGaN の成長初期
は、六角形の島状結晶である。その後、結晶成長と共に
バッファ層はGaN に覆われることになるが、格子欠陥部
分は残されてやはり六角形のピットとなるものと考えら
れる。しかし、AlN のバッファ層とGaN の単結晶層を多
重周期構造とすることで、AlN 層がGaN 層とうまく干渉
して格子欠陥が塞がれたものと思われる。
いたが他の2元系のGaN 、InN や3元系のAlGaN 、InGa
N 、4元系のAlGaInN 等を用いることができる。この場
合にバッファ層は単結晶が成長しない低い温度で形成さ
れ、その厚さは100 〜1000Åが望ましい。又、バッファ
層上に形成される単結晶層の物質は、バッファ層と物質
及び組成比が同一でも、異種物質又は同種物質でも組成
比が異なるものでも良い。この単結晶層には、GaN の
他、任意組成比の3元系のAlGaN 、InGaN 、任意組成比
の4元系のAlGaInN を用いることができる。この単結晶
層の成長温度は単結晶が成長できる温度である。一般的
に、厚さは500 〜3000Åの範囲が望ましい。又、バッフ
ァ層と単結晶層との繰り返し回数は任意である。
2元、3元、4元系の3族窒化物半導体Alx3GaY3In
1-X3-Y3N(0≦X3≦1, 0≦Y3≦1, 0≦X3+Y3 ≦1)を用いる
ことができる。
ド10を製造した。図1において、レーザダイオード1
0は、サファイア基板1を有しており、そのサファイア
基板1上に中間層2が形成されている。中間層2は、図
1に示す構造と同一である。即ち、中間層2は、厚さ50
0 ÅのAlN から成るバッファ層21、厚さ0.3 μm から
成る単結晶層31、500 ÅのAlN から成るバッファ層2
2、厚さ0.3 μm から成る単結晶層32、500 ÅのAlN
から成るバッファ層23の多層構造で構成されている。
子濃度2 ×1018/cm3のシリコンドープGaN から成る高キ
ャリア濃度n+ 層3、電子濃度 2×1018/cm3のシリコン
ドープのAlGaN から成るn伝導型のクラッド層4、膜厚
約0.05μmのInGaN から成る活性層5、ホール濃度1×
1018/cm3、濃度2×1020/cm3にマグネシウムがドープさ
れたAlGaN から成るp伝導型のクラッド層61、ホール
濃度1×1018/cm3、マグネシウム濃度 2×1020/cm3のマ
グネシウムドープのGaN から成るコンタクト層62が形
成されている。そして、コンタクト層62上にはSiO2層
9が形成され、SiO2層9の窓部を介してコンタクト層6
2に接合するNiから成る電極7が形成されている。さら
に、高キャリア濃度n+ 層3の上にその層3に接合する
Niから成る電極8が形成されている。
製造方法について説明する。上記レーザダイオード10
は、上述したM0VPE による気相成長により製造された。
用いられたガスは、NH3 とキャリアガスH2又はN2とTMG
とTMA とトリメチルインジウム(In(CH3)3)(以下「TMI
」と記す) と、シラン(SiH4)とシクロペンタジエニル
マグネシウム(Mg(C5H5)2)(以下「CP2Mg 」と記す)であ
る。
厚さ100 〜400 μmの単結晶のサファイア基板1をM0VP
E 装置の反応室に載置されたサセプタに装着する。次
に、常圧でH2を流速2 liter/分で反応室に流しながら温
度1100℃でサファイア基板1を気相エッチングした。
20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMA を 1.8×10-5
モル/分で供給してAlN のバッファ層21を約 500Åの
厚さに形成した。次に、サファイア基板1の温度を1150
℃に保持し、H2を20 liter/分、NH3 を10 liter/分、
TMG を 1.7×10-4ル/分で、4分間供給して、膜厚約0.
3 μmのGaN から成る単結晶層31を形成した。
400℃まで低下させて、バッファ層21の形成と同一条
件で、 500Åの厚さのAlN から成るバッファ層22を形
成した。次に、サファイア基板1の温度を、再度、1150
℃に上げて、単結晶層31の形成と同一条件で、厚さ0.
3 μmのGaN から成る単結晶層32を形成した。さら
に、サファイア基板1の温度を、再度、 400℃まで低下
させて、その単結晶層32の上に、同様に、バッファ層
23を形成した。
保持し、H2を20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMG
を 1.7×10-4ル/分、H2ガスにより0.86ppm に希釈され
たシランを200ml/分で供給して、膜厚約2.2 μm、電子
濃度 2×1018/cm3のシリコンドープのGaN から成る高キ
ャリア濃度n+ 層3を形成した。
保持し、N2又はH2を10 liter/分、NH3 を10 liter/
分、TMG を1.12×10-4モル/分、TMA を0.47×10-4モル
/分、及び、H2ガスにより0.86ppm に希釈されたシラン
を10×10-9mol/分で供給して、濃度2×1018/cm3のシリ
コンドープのAlGaN から成るn伝導型のクラッド層4を
形成した。
を20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMG を1.53×10
-4モル/分、及び、TMI を0.02×10-4モル/分で供給し
て、0.05μmのInGaN から成る活性層5を形成した。
を20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMG を1.12×10
-4モル/分、TMA を0.47×10-4モル/分、及び、CP2Mg
を2×10-4モル/分で供給して、マグネシウム(Mg)ドー
プのAlGaN から成るp伝導型のクラッド層61を形成し
た。クラッド層61のマグネシウムの濃度は2×1020/c
m3である。この状態では、クラッド層61は、まだ、抵
抗率108 Ωcm以上の絶縁体である。
を20 liter/分、NH3 を10 liter/分、TMG を1.12×10
-4モル/分、及び、CP2Mg を 4×10-4モル/分で供給し
て、膜厚約0.2 μmのマグネシウム(Mg)ドープのGaN か
ら成るコンタクト層62を形成した。コンタクト層62
のマグネシウムの濃度は 2×1020/cm3である。この状態
では、コンタクト層62は、まだ、抵抗率108 Ωcm以上
の絶縁体である。
2、クラッド層61は、ホール濃度1×1018/cm3、抵抗
率 2Ωcmのp伝導型半導体となった。このようにして、
多層構造のウエハが得られた。
リングによりSiO2層9を2000Åの厚さに形成し、そのSi
O2層9上にフォトレジストを塗布した。そして、フォト
リソグラフにより、コンタクト層62上において、高キ
ャリア濃度n+ 層3に対する電極形成部位のフォトレジ
ストを除去した。次に、フォトレジストによって覆われ
ていないSiO2層9をフッ化水素酸系エッチング液で除去
した。
て覆われていない部位のコンタクト層62、クラッド層
61、活性層5、クラッド層4を、真空度0.04Torr、高
周波電力0.44W/cm2 、BCl3ガスを10 ml/分の割合で供給
しドライエッチングした後、Arでドライエッチングし
た。この工程で、高キャリア濃度n+ 層3に対する電極
取出しのための孔Aが形成された。
の塗布、フォトリソグラフィ工程、湿式エッチングを行
い、SiO2層9のコンタクト層62の電極形成部位に窓を
形成した。
し、フォトレジストの塗布、フォトリソグラフィ工程、
エッチング工程を経て、高キャリア濃度n+ 層3及びコ
ンタクト層62に対する電極8,7を形成した。その
後、上記の如く処理されたウエハをレーザのキャビティ
の長さ方向に短冊状に切断し、その方向に直角にへき開
してレーザダイオードチップを形成した。
成るバッファ層の多重層とすることで、高キャリア濃度
n+ 層3、クラッド層4、活性層5、クラッド層61、
コンタクト層62の結晶性を向上させることができた。
たように、種種の変形が考えられる。又、上記の実施例
では、活性層5の構造をInGaN の単層としたが、それぞ
れ、厚さが100 ÅのInGaN とGaN とで構成された多重量
子井戸構造でも良い。活性層5の厚さは100 〜1000Åで
ある。本実施例では、レーザダイオードについて説明し
たが、発光ダイオード、受光素子等の光素子を含む各種
のGaN 系電子デバイスに適用できることは言うまでもな
い。
般的に、AlxGayIn1-x-yNでも良い。組成比x:y:1−
x−yはレーザの発振波長に応じて決定される。
ラズマガス中での熱処理、レーザ照射により行うことが
できる。
た半導体層の断面図。
ドの構成を示した構成図。
Claims (11)
- 【請求項1】 異種物質の基板上に3族窒化物半導体(A
lxGaYIn1-X-YN;X=0,Y=0,X=Y=0 を含む) を成長させる方
法において、 前記基板上に単結晶が成長しない温度でAlx1GaY1In
1-X1-Y1N(0≦X1≦1, 0≦Y1≦1, 0≦X1+Y1 ≦1)を形成し
たバッファ層と、単結晶が成長する温度でAlx2GaY2In
1-X2-Y2N(0≦X2≦1, 0≦Y2≦1, 0≦X2+Y2 ≦1,X1=X2,Y1
=Y2 を含む) を形成した単結晶層とを交互に3層以上積
層させ、その上に単結晶が成長する温度で目的とするAl
x3GaY3In1-X3-Y3N(0≦X3≦1, 0≦Y3≦1, 0≦X3+Y3≦1,
X1又はX2=X3, Y1又はY2=Y3 を含む) から成る層を形成
したことを特徴とする3族窒化物半導体の製造方法。 - 【請求項2】 前記バッファ層の厚さは100〜100
0Åであり、前記単結晶層の厚さは500〜3000Å
であることを特徴とする請求項1に記載の3族窒化物半
導体の製造方法。 - 【請求項3】 前記バッファ層の成長温度は350〜8
00℃であることを特徴とする請求項1に記載の3族窒
化物半導体の製造方法。 - 【請求項4】 前記バッファ層はAlN であり、前記単結
晶層はGaN であることを特徴とする請求項1に記載の3
族窒化物半導体の製造方法。 - 【請求項5】 前記基板は、サファイア又はSiC である
ことを特徴とする請求項1に記載の3族窒化物半導体の
製造方法。 - 【請求項6】 異種物質の基板上に形成した3族窒化物
半導体(AlxGaYIn1-X-YN;X=0,Y=0,X=Y=0 を含む) を素子
層とした半導体素子において、 前記基板と前記素子層との間に、 前記基板上に単結晶が成長しない温度で形成されたAlx1
GaY1In1-X1-Y1N(0≦X1≦1, 0≦Y1≦1, 0≦X1+Y1 ≦1)か
ら成るバッファ層と、単結晶が成長する温度で形成され
たAlx2GaY2In1-X2-Y2N(0≦X2≦1, 0≦Y2≦1, 0≦X2+Y2
≦1,X1=X2,Y1=Y2 を含む) から成る単結晶層とを交互に
3層以上積層させた中間層が介在されていることを特徴
とする半導体素子。 - 【請求項7】 前記バッファ層の厚さは100〜100
0Åであり、前記単結晶層の厚さは500〜3000Å
であることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子。 - 【請求項8】 前記バッファ層の成長温度は350〜8
00℃であることを特徴とする請求項6に記載の半導体
素子。 - 【請求項9】 前記バッファ層はAlN であり、前記単結
晶層はGaN であることを特徴とする請求項6に記載の半
導体素子。 - 【請求項10】 前記基板は、サファイア又はSiC であ
ることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子。 - 【請求項11】 前記素子層は光素子の基底層であるこ
とを特徴とする請求項6に記載の半導体素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2585296A JP3712770B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 3族窒化物半導体の製造方法及び半導体素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2585296A JP3712770B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 3族窒化物半導体の製造方法及び半導体素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09199759A true JPH09199759A (ja) | 1997-07-31 |
JP3712770B2 JP3712770B2 (ja) | 2005-11-02 |
Family
ID=12177372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2585296A Expired - Fee Related JP3712770B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 3族窒化物半導体の製造方法及び半導体素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3712770B2 (ja) |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999025030A1 (en) * | 1997-11-07 | 1999-05-20 | Agilent Technologies, Inc. | Semiconductor substrate and method for making the same |
JP2000036620A (ja) * | 1998-06-05 | 2000-02-02 | Hewlett Packard Co <Hp> | 窒化物エピタキシのための多層インジウム含有窒化物緩衝層 |
WO2000025353A1 (en) * | 1998-10-28 | 2000-05-04 | Agilent Technologies, Inc. | Substrate comprising multilayered group iii-nitride semiconductor buffer |
JP2001274376A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 低抵抗GaN系緩衝層 |
KR20010107604A (ko) * | 2000-05-22 | 2001-12-07 | 시바타 마사하루 | 광학 장치, 광학 장치 제조용 기판, 광학 장치의 제조방법 및 광학 장치 제조용 기판의 제조 방법 |
WO2001095380A1 (fr) * | 2000-06-09 | 2001-12-13 | Centre National De La Recherche Scientifique | Procede de preparation d'une couche de nitrure de gallium |
JP2002299253A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | 半導体基板の製造方法及び半導体素子 |
WO2004017432A1 (en) * | 2002-08-19 | 2004-02-26 | Lg Innotek Co., Ltd | Nitride semiconductor and fabrication method thereof |
JP2004235646A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Lg Electron Inc | 窒化物半導体及びその結晶成長方法 |
US6829273B2 (en) | 1999-07-16 | 2004-12-07 | Agilent Technologies, Inc. | Nitride semiconductor layer structure and a nitride semiconductor laser incorporating a portion of same |
US6841808B2 (en) | 2000-06-23 | 2005-01-11 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Group III nitride compound semiconductor device and method for producing the same |
US6946309B2 (en) | 1997-06-03 | 2005-09-20 | Lumileds Lighting U.S., Llc | III-Phosphide and III-Arsenide flip chip light-emitting devices |
JP2006165582A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 凹凸構造を含む発光素子及びその製造方法 |
US7141444B2 (en) | 2000-03-14 | 2006-11-28 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Production method of III nitride compound semiconductor and III nitride compound semiconductor element |
KR100705886B1 (ko) * | 1999-07-16 | 2007-04-09 | 아바고 테크놀로지스 이씨비유 아이피 (싱가포르) 피티이 리미티드 | 질화물 반도체층 구조물 및 질화물 반도체 레이저 |
JP2007221142A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 半導体発光素子及びその製造方法 |
WO2008078300A2 (en) * | 2006-12-22 | 2008-07-03 | Philips Lumileds Lighting Company, Llc | Iii-nitride light emitting diodes grown on templates to reduce strain |
JP2008205117A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Sanken Electric Co Ltd | 半導体ウエーハ及び半導体素子及び製造方法 |
JP2008211246A (ja) * | 2008-04-25 | 2008-09-11 | Ngk Insulators Ltd | エピタキシャル基板及び半導体積層構造 |
JP2008218479A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Sanken Electric Co Ltd | 半導体ウエーハ及び半導体素子及び製造方法 |
GB2487531A (en) * | 2011-01-20 | 2012-08-01 | Sharp Kk | Substrate system consisting of a metamorphic transition region comprising a laminate of AlxGa1-x N and the same material as the substrate. |
JP2013033778A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-14 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 半導体基板および電子デバイス |
KR20140095390A (ko) * | 2013-01-24 | 2014-08-01 | 삼성전자주식회사 | 반도체 발광소자 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP2585296A patent/JP3712770B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7268371B2 (en) | 1997-06-03 | 2007-09-11 | Philips Lumileds Lighting Company, Llc | Light extraction from a semiconductor light emitting device via chip shaping |
US6946309B2 (en) | 1997-06-03 | 2005-09-20 | Lumileds Lighting U.S., Llc | III-Phosphide and III-Arsenide flip chip light-emitting devices |
US6537513B1 (en) | 1997-11-07 | 2003-03-25 | Lumileds Lighting U.S., Llc | Semiconductor substrate and method for making the same |
WO1999025030A1 (en) * | 1997-11-07 | 1999-05-20 | Agilent Technologies, Inc. | Semiconductor substrate and method for making the same |
JP2000036620A (ja) * | 1998-06-05 | 2000-02-02 | Hewlett Packard Co <Hp> | 窒化物エピタキシのための多層インジウム含有窒化物緩衝層 |
DE19905517B4 (de) * | 1998-06-05 | 2011-02-03 | Philips Lumileds Lighting Company, LLC, San Jose | Mehrschichtige Indium-enthaltende Nitridpufferschicht für die Nitrid-Epitaxie |
WO2000025353A1 (en) * | 1998-10-28 | 2000-05-04 | Agilent Technologies, Inc. | Substrate comprising multilayered group iii-nitride semiconductor buffer |
US6829273B2 (en) | 1999-07-16 | 2004-12-07 | Agilent Technologies, Inc. | Nitride semiconductor layer structure and a nitride semiconductor laser incorporating a portion of same |
KR100705886B1 (ko) * | 1999-07-16 | 2007-04-09 | 아바고 테크놀로지스 이씨비유 아이피 (싱가포르) 피티이 리미티드 | 질화물 반도체층 구조물 및 질화물 반도체 레이저 |
US7141444B2 (en) | 2000-03-14 | 2006-11-28 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Production method of III nitride compound semiconductor and III nitride compound semiconductor element |
JP2001274376A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 低抵抗GaN系緩衝層 |
KR20010107604A (ko) * | 2000-05-22 | 2001-12-07 | 시바타 마사하루 | 광학 장치, 광학 장치 제조용 기판, 광학 장치의 제조방법 및 광학 장치 제조용 기판의 제조 방법 |
WO2001095380A1 (fr) * | 2000-06-09 | 2001-12-13 | Centre National De La Recherche Scientifique | Procede de preparation d'une couche de nitrure de gallium |
JP2003536257A (ja) * | 2000-06-09 | 2003-12-02 | セントレ・ナショナル・デ・ラ・レシェルシェ・サイエンティフィーク | 窒化ガリウムのコーティングの製造方法 |
US7776154B2 (en) | 2000-06-09 | 2010-08-17 | Picogiga International Sas | Preparation method of a coating of gallium nitride |
FR2810159A1 (fr) * | 2000-06-09 | 2001-12-14 | Centre Nat Rech Scient | Couche epaisse de nitrure de gallium ou de nitrure mixte de gallium et d'un autre metal, procede de preparation, et dispositif electronique ou optoelectronique comprenant une telle couche |
US7767307B2 (en) | 2000-06-09 | 2010-08-03 | Centre National De La Recherche Scientifique | Preparation method of a coating of gallium nitride |
CN100380588C (zh) * | 2000-06-09 | 2008-04-09 | 法国国家科学研究中心 | 氮化镓层的制备方法 |
US7273664B2 (en) | 2000-06-09 | 2007-09-25 | Picogiga International Sas | Preparation method of a coating of gallium nitride |
KR100897589B1 (ko) * | 2000-06-09 | 2009-05-14 | 상뜨르 나쇼날 드 라 러쉐르쉬 샹띠피끄 (쎄엔알에스) | 갈륨 나이트라이드층 형성방법 |
US6841808B2 (en) | 2000-06-23 | 2005-01-11 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Group III nitride compound semiconductor device and method for producing the same |
JP2002299253A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | 半導体基板の製造方法及び半導体素子 |
WO2004017432A1 (en) * | 2002-08-19 | 2004-02-26 | Lg Innotek Co., Ltd | Nitride semiconductor and fabrication method thereof |
US7368309B2 (en) | 2002-08-19 | 2008-05-06 | Lg Innotek Co., Ltd. | Nitride semiconductor and fabrication method thereof |
CN100350638C (zh) * | 2002-08-19 | 2007-11-21 | Lg伊诺特有限公司 | 氮化物半导体及其制备方法 |
JP2004235646A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Lg Electron Inc | 窒化物半導体及びその結晶成長方法 |
JP2006165582A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 凹凸構造を含む発光素子及びその製造方法 |
US8114691B2 (en) | 2004-12-08 | 2012-02-14 | Samsung Led Co., Ltd. | Semiconductor light emitting device having textured structure and method of manufacturing the same |
JP2007221142A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 半導体発光素子及びその製造方法 |
KR101505833B1 (ko) * | 2006-12-22 | 2015-03-25 | 필립스 루미리즈 라이팅 캄파니 엘엘씨 | 스트레인을 감소시키기 위하여 템플레이트 상에서 성장한 iii-니트라이드 발광 다이오드 |
WO2008078300A2 (en) * | 2006-12-22 | 2008-07-03 | Philips Lumileds Lighting Company, Llc | Iii-nitride light emitting diodes grown on templates to reduce strain |
EP2126984B1 (en) * | 2006-12-22 | 2018-09-05 | Lumileds Holding B.V. | Iii-nitride light emitting diodes grown on templates to reduce strain |
WO2008078300A3 (en) * | 2006-12-22 | 2008-10-23 | Philips Lumileds Lighting Co | Iii-nitride light emitting diodes grown on templates to reduce strain |
US7534638B2 (en) | 2006-12-22 | 2009-05-19 | Philips Lumiled Lighting Co., Llc | III-nitride light emitting devices grown on templates to reduce strain |
JP2008205117A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Sanken Electric Co Ltd | 半導体ウエーハ及び半導体素子及び製造方法 |
JP2008218479A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Sanken Electric Co Ltd | 半導体ウエーハ及び半導体素子及び製造方法 |
JP2008211246A (ja) * | 2008-04-25 | 2008-09-11 | Ngk Insulators Ltd | エピタキシャル基板及び半導体積層構造 |
GB2487531A (en) * | 2011-01-20 | 2012-08-01 | Sharp Kk | Substrate system consisting of a metamorphic transition region comprising a laminate of AlxGa1-x N and the same material as the substrate. |
JP2013033778A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-14 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 半導体基板および電子デバイス |
KR20140095390A (ko) * | 2013-01-24 | 2014-08-01 | 삼성전자주식회사 | 반도체 발광소자 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3712770B2 (ja) | 2005-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3712770B2 (ja) | 3族窒化物半導体の製造方法及び半導体素子 | |
KR100571300B1 (ko) | 3족 질화물 반도체 발광소자 | |
JP2681733B2 (ja) | 窒素−3族元素化合物半導体発光素子 | |
CN108493310B (zh) | 一种氮化镓基发光二极管外延片及其制作方法 | |
KR101071450B1 (ko) | Ⅲ족 질화물 반도체층의 제조 방법 및 ⅲ족 질화물 반도체 발광 소자, 및 램프 | |
JPH07263748A (ja) | 3族窒化物半導体発光素子及びその製造方法 | |
JP2002319702A (ja) | 窒化物半導体素子の製造方法、窒化物半導体素子 | |
US10727054B2 (en) | Nitride-based semiconductor device and method for preparing the same | |
JPH1027924A (ja) | 窒素−3族元素化合物半導体発光素子 | |
JPH06151965A (ja) | 窒素−3属元素化合物半導体発光素子 | |
JPH11220169A (ja) | 窒化ガリウム系化合物半導体素子及びその製造方法 | |
JP2012182421A (ja) | パターン化された格子緩衝層を用いた窒化物系発光素子及びその製造方法 | |
JP2002043618A (ja) | 窒化物半導体の製造方法 | |
JPH0936423A (ja) | 3族窒化物半導体発光素子 | |
CN109686821B (zh) | 一种发光二极管的外延片的制备方法 | |
JP2003243702A (ja) | 半導体発光素子およびその製造方法 | |
JP2002246646A (ja) | 半導体素子およびその製造方法ならびに半導体基板の製造方法 | |
JPH0992880A (ja) | 3族窒化物半導体発光素子 | |
JPH09186362A (ja) | 3族窒化物半導体発光素子 | |
JP3672585B2 (ja) | 3族窒化物半導体の製造方法 | |
JPH08125222A (ja) | 3族窒化物半導体の製造方法 | |
JP2003008059A (ja) | 窒化物系半導体発光素子 | |
JP3557742B2 (ja) | 3族窒化物半導体発光素子 | |
KR100468320B1 (ko) | 3족질화물반도체발광소자 | |
JPH0955560A (ja) | 化合物半導体発光素子およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040413 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050818 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080826 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130826 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |