JPH09175332A - 乗り逃げ防止及び遠隔操作可能な機能の始動用キー・車両間通信装置 - Google Patents

乗り逃げ防止及び遠隔操作可能な機能の始動用キー・車両間通信装置

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JPH09175332A
JPH09175332A JP31844996A JP31844996A JPH09175332A JP H09175332 A JPH09175332 A JP H09175332A JP 31844996 A JP31844996 A JP 31844996A JP 31844996 A JP31844996 A JP 31844996A JP H09175332 A JPH09175332 A JP H09175332A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 キー・車両間通信装置は、かじ取りハンドル
錠2へ差込み可能な電子キー1と、利用権限のあるキー
キー1が差込まれているか否かを検知しかつ利用権限の
あるキーキー1が差込まれている場合乗り逃げ防止装置
を動作不能にする誘導キー・かじ取り錠間通信チヤネル
5,6,7と、キー側操作部材12を介して少なくとも
1つの車両側機能遠隔操作で始動するキー・車両間通信
チヤネル9,10,11とを持つている。車両側制御装
置8が、誘導キー・かじ取り錠間通信チヤネル5,6,
7を介して、走行権限のあるキー1がかじ取りハンドル
錠2へ差込まれているか否かを検知し、キーがかじ取り
ハンドル錠差込まれている場合キー・車両間通信チヤネ
ル9,10,11の車両側部分11を阻止する。 【効果】 付加的な開閉器及び配線の費用なしに、かじ
取りハンドル錠へキーが差込まれかつキー側操作部材が
誤操作される場合、関係する機能の予期しない始動が防
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、かじ取りハンドル錠へ
電子キーが差込み可能であり、電子乗り逃げ防止装置
が、利用権限のあるキーがかじ取りハンドル錠へ差込ま
れているか否かを検知する誘導キー・かじ取り錠間通信
チヤネルを持ち、利用権限のあるキーがかじ取りハンド
ル錠へ差込まれている場合乗り逃げ防止装置が動作不能
にされ、無線キー・車両間通信チヤネルを介して少なく
とも1つの車両側機能が、キー側操作部材の操作により
遠隔操作されて始動可能である、キー・車両間通信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子乗り逃げ防止装置は、周知のよう
に、車両を権限のない利用即ち権限のない始動から防止
するのに役立つ。誘導キー・かじ取り錠間通信チヤネル
は非常に短い到達距離の無線伝送区間であり、キーに属
する利用権限符号の検査の結果、車両利用権限のあるキ
ーであることがわかると、この無線伝送区間により乗り
逃げ防止機能がかじ取りハンドル錠への電子キーの差込
みにより動作不能にされる。これを実現する公知の装置
は、利用権限符号を読出し可能に含むいわゆるトランス
ポンダをキーに持つている。更に遠隔操作で始動可能な
車両側機能は、例えば中央鎖錠装置及び/又は侵入−盗
難警報装置のアクセス防止機能であり、キー側操作部材
の操作により無線キー・車両間通信チヤネルを介して始
動が行われる。この通信チヤネルの到差距離は誘導キー
・かじ取り錠間通信チヤネルの到達距離より大きく定め
られて、関係する機能例えばアクセス防止機能を、車両
外にあるキーでも動作可能又は動作不能にすることがで
きる。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4340
260号明細書には、点火キー・車両間通信装置が記載
されており、キーの受入れに役立つキー受入れ装置に付
加的な開閉器が設けられて、キーの導入の際押し棒を介
して操作され、それからキーのエネルギー貯蔵装置用の
誘導エネルギー伝送を開始する。続いて赤外線伝送区間
を持つキー・錠間通信チヤネルを介して、電子機関制御
装置の始動のため可変符号を使用して両方向符号データ
交換により、利用権限検査が行われる。適当なキー操作
により車両外でも遠隔操作で応答可能なキー・車両間通
信チヤネルを介して、付加的に中央鎖錠装置及び/又は
警報装置を始動することができる。
【0004】このような装置では、車両側機能例えばア
クセス防止機能の遠隔操作による始動用のキー側操作部
材の誤つた操作により生ずる誤操作の危険が一般にあ
る。キーが点火錠へ差込まれ、キーの回転により機関が
始動されるか又は停止される場合、このような誤操作が
特に容易におこる。なぜならばキーのこの取扱いは、無
意識にキー側操作部材を操作するからである。
【0005】電子車両キーに設けられていて車両扉の鎖
錠又は解錠を遠隔操作で開始する開放電鍵及び閉鎖電鍵
のこのような予期しない操作の危険を少なくするため、
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4238042号明細
書には、キーにこの操作部材を特別に設けることが提案
されており、キーのつまみ部分に枢着されるキー突片
が、引込まれた状態で覆われるか、又は開放電鍵及び閉
鎖電鍵が、キー突片を押すことにより間接的にのみ操作
可能である。
【0006】米国特許第4383242号明細書から、
乗り逃げ防止機能及びアクセス防止機能を含む車両安全
装置の始動用点火キー・車両間通信装置が公知であり、
アクセス防止機能は扉鎖錠及び侵入−盗難警報の機能を
含んでいる。この装置では、利用者は、安全装置を持つ
車両へ乗り込む前に、まず電子キーにある送信電鍵の操
作により、遠隔制御信号を発生し、この信号により扉鎖
錠装置が解錠され、侵入−盗難警報装置が安全装置を外
され、権限のないアクセスの試みが検知されると点火中
断装置として構成される乗り逃げ防止装置が動作不能に
される。車両を離れると、この送信電鍵の再度の操作に
より、3つの前述した機能が再び切換えられ、それによ
り安全装置が動作せしめられる。車両の発進の際又はそ
れに続く作動の際キーにある送信電鍵の予期しない操作
による装置の動作を防止するため、キーにより送信され
かつ車両側で受信される始動信号と、点火装置の状態を
表わす信号とが、0Rゲートにおいて論理結合されて、
点火装置が閉じられている限り、始動信号が無視される
ようにしている。
【0007】後で公開されたドイツ連邦共和国特許第1
9500999号明細書には、権限を付与する利用情報
の入力の際にのみ機関始動を可能にする部外者利用防止
装置と部外者アクセス防止装置を持つ自動車安全装置が
記載されており、権限を付与するアクセス情報の入力の
際にのみ、この部外者アクセス防止装置が、鎖錠されて
いる扉を外部から解錠するのを可能にし、この部外者ア
クセス防止装置にある扉付加安全装置は、外部からの解
錠を防止されて鎖錠されている扉の内側からの解錠を、
安全状態において停止し、安全解除状態において可能に
し、権限を付与する内部解錠情報の入力によつて、安全
状態から安全解除状態へ切換え可能で、特に権限を付与
する利用情報が入力される時、権限を付与する内都解錠
情報が発生される。これにより、例えば点火始動開閉器
−かじ取りハンドル錠において赤外線キー又は無線キー
を利用する際、付属する送信電鍵を誤つて押すことによ
り、扉付加保護装置が予め意図的でなしに安全状態へも
たらされている場合、機関の始動により扉付加安全装置
が安全解除される。扉付加安全装置に属する通信チヤネ
ルの機能阻止は、それによつて行われない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、比較
的僅かな費用で、点火錠へキーが差込まれる場合キー側
操作部材の予期しない操作により遠隔操作で始動可能な
機能の望ましくない開始を防止される、最初にあげた種
類のキー・車両間通信装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、車両側制御装置が、誘導キー・かじ取
り錠間通信チヤネルを介して、利用権限のあるキーがか
じ取りハンドル錠へ差込まれているか否かを検知し、利
用権限のあるキーがかじ取りハンドル錠の差込まれてい
る場合、少なくとも1つの車両側機能の遠隔操作可能な
始動のため無線キー・車両間通信チヤネルの車両側部分
の機能を阻止した状態に保つ。
【0010】かじ取りハンドル錠へ差込まれるキーの誘
導キー・かじ取り錠間通信チヤネルによる検知は、通常
のように走行権限を付与するキーの存在する場合乗り逃
げ防止機能を動作不能するのに利用されるだけでなく、
走行権限を付与するキーがかじ取りハンドル錠へ差込ま
れている限り、少なくとも1つの車両側機能を遠隔操作
で始動する無線キー・車両間通信チヤネルの車両側部分
を阻止状態に保つのにも利用される。それにより開閉器
及び配線の付加的な費用なしに、キーが差込まれると既
にかつ点火装置の始動のためキーの回転直後以外におい
て、キー側操作部材の誤つた操作により意に反して、問
題の機能、特に中央鎖錠装置の始動による車両扉の鎖錠
及び解錠の形又は侵入−盗難警報装置の動作可能又は動
作不能の形のアクセス防止機能が開始されるのを防止さ
れる。
【0011】請求項2による本発明の構成は、誘導キー
・かじ取り錠間通信チヤネルの情報を評価する同じ制御
装置により、乗り逃げ防止機能を動作不能にし、遠隔操
作で始動可能な別の機能も車両側で阻止状態に保つこと
ができ、それにより構成費が特に僅かにされるという、
利点を持つている。
【0012】本発明の実施例が図面に示されており、以
下これについて説明する。
【0013】
【実施例】図には、本発明の理解のために重要なキー・
車両間通信装置の構成素子のみが示されており、このキ
ー・車両間通信装置は、特に乗り逃げ防止装置の始動、
及び中央鎖錠装置及び侵入−盗難警報装置の形のアクセ
ス防止装置の始動のために役立ち、その明確には示して
ない構成素子はそれぞれ従来のように構成されている。
【0014】この装置は、特に利用側では携帯用電子キ
ー1を含み、また車両側ではかじ取りハンドル錠2を含
み、キー1の機械的なキー突片3は、かじ取りハンドル
錠2の対応する受入れ部4へ差込まれる。かじ取りハン
ドル錠2の内側シリンダは、通常のように、走行権限即
ち利用権限のあるキー1により位置″0″,″I″,″
II″及び″III″の間で置される。位置″0″は、
かじ取りハンドル錠2へ差込まれただけのキー1の不動
作位置に相当している。いわゆるラジオ位置の位置″
I″では、かじ取りハンドル錠2が解錠され、例えば自
動車ラジオのような特定の負荷を車載電源に接続する開
閉器が閉じられる。位置″II″では点穴装置が始動さ
れ、位置″III″で始動電動機が動作せしめられる。
【0015】乗り逃げ防止を始動するため装置は誘導キ
ー・かじ取り錠間通信チヤネルを含み、この誘導キー・
かじ取り錠間通信チヤネルのキー側にあるいわゆるトラ
ンスポンダ5には、車両に固有な利用権限符号が読出し
可能に記憶され、車両側でかじ取りハンドル錠2の内側
シリンダを包囲するように設けられるコイル6は、車両
側に設けられる制御装置8に信号導線7を介して接続さ
れている。キー1が位置″0″でかじ取りハンドル錠2
へ差込まれると、誘導データ伝送過程が開始され、この
データ伝送過程内で利用権限符号がキー1のトランスポ
ンダ5により送信され、かじ取りハンドル錠2にあるコ
イル6により受信され、信号導線7を介して制御装置8
へ供給され、そこでそれぞれの車両用の権限について検
査される。その代り使用事例に応じて、キー1がかじ取
りハンドル錠2の位置″I″又は″II″へ置される時
にのみ、この機能が開始されるようにもすることができ
る。利用権限符号従つてキー1が利用権限あるものと確
認されると、制御装置8が乗り逃げ防止を動作不能にす
る。このため制御装置8は1つ又は複数の走行作動に関
係する制御器の作動を可能にする。乗り逃げ防止機能が
動作可能にされる際制御器の作動を阻止状態に保つこと
によつて、これらの制御器は乗り逃げ防止装置に含まれ
ている。乗り逃げ防止装置をこのように動作不能にした
後、かじ取りハンドル錠2へ差込まれかつ利用権限のあ
るキー1の回転により、車両を位置″III″で発進さ
せかつ走行させることができる。
【0016】走行の終りにキー1を位置″II″から位
置″I″へ、それから位置″0″へ順次に回し戻すこと
によつて、まず機関が停止され、それから負荷が車載電
源から遮断されると、キー1をかじ取りハンドル錠2か
ら引抜くことができる。キー1のこの引抜きは、誘導キ
ー・かじ取り錠間通信チヤネル5,6,7を介して制御
装置8により検知され、それから制御装置8が乗り逃げ
防止装置を自動的に動作可能状態にセツトする。
【0017】上述した乗り逃げ防止装置に加えて設けら
れる中央鎖錠装置及び侵入−盗難警報装置の形のアクセ
ス防止装置を始動するため、キー・車両間通信チヤネル
が設けられて、キー側に送信装置9を含み、また車両側
に制御装置8へ一体化される車両側部分としての受信装
置11を含み、更に付属する赤外線又は無線のデータ伝
送区間10を含んでいる。送信装置9は、キー1のケー
スに設けられかつ機能を概略的に示すキー側操作部材と
しての操作電鍵12により動作可能で、それにより送信
装置9は、受信装置11により受信される信号と制御指
令とを送信し、この制御指令は、受信装置11が一体化
されている制御装置8により、アクセス防止機能を動作
可能又は動作不能にし、即ち中央鎖錠装置を介して車両
の鎖錠又は解錠を行い、また侵入−盗難警報装置を動作
可能又は動作不能にする。誘導データ伝送区間と異な
り、赤外線又は無線のデータ伝送区間10は、その到達
距離を次のように選定されている。即ち車両へ乗り込む
ため扉を解錠し、侵入−盗難警報装置を動作不能にする
か、又は車両から降りた後扉を鎖錠し、侵入−盗難警報
装署を動作可能にすることができるようにするため、ア
クセス防止のために必要なように、始動指令が、キー1
により特に車両外でも有効に車両側制御装置8へ伝送可
能であるように、データ伝送区間10の到達距離が選ば
れる。更に希望に応じて、乗り逃げ防止機能も、誘導キ
ー・かじ取り錠間通信チヤネル5,6,7を介するほか
に、更にキー・車両間通信チヤネル9,10,11を介
して遠隔操作可能に始動されるようにすることができ
る。
【0018】遠隔操作可能なキー・車両間通信チヤネル
9,10,11は、電子キー1が既に車両内部空間内に
ある時にも、機能を果たし得ることはもちろんである。
特にかじ取りハンドル錠2にあるキー1を置す際、送信
装置9を動作可能にする操作電鍵12を誤つて押すこと
があり得る。しかし適当な保護手段の故障の際開始され
る機能、例えは中央鎖錠装置及び/又は侵入−盗難警報
装置を動作可能にすることは、意図される次の走行作動
にとつて、また乗員がまだ車両内に滞在していた停車に
おいても、望ましくない状態変化である。これは、上述
したように乗り逃げ防止機能もキー・車両間通信チヤネ
ル9,10,11を介して遠隔操作で始動可能である時
に、一層よく当てはまる。なぜならばキー1にある操作
電鍵12を意に反して押すと、乗り逃げ防止機能を前も
つて動作不能にし続いて点火装置を始動するためキー1
を位置″II″へ回した後、乗り逃げ防止機能の望まし
くない始動が行われることがあるからである。これを防
止するため、制御装置8は、かじ取りハンドル錠2へ差
込まれかつ利用権限のあるキー1の検知に基いて、誘導
キー・かじ取り錠間通信チヤネル、5,6,7を用い
て、キー・車両間通信チヤネル9,10,11を介して
遠隔操作で制御可能な機能の始動のために、誤操作防止
機能を次のように行う。
【0019】点火装置が電源に接続され、即ち利用権限
のあるキー1がかじ取りハンドル錠2の位置″II″に
あると、制御装置8が、誘導キー・かじ取り錠間通信チ
ヤネル5,6,7を介して又はこの状態で点火導線信号
を介してこれを検知し、それから受信装置11を不動作
にすることによつて、キー・車両間通信チヤネル9,1
0,11を介して始動可能な機能即ち中央鎖錠機能、侵
入−盗難警報機能及び場合によつては乗り逃げ防止機能
の始動を阻止状態に保つ。受信装置11を不動作にする
代りに、キー1からキー・車両間通信チヤネル9,1
0,11を介して伝送可能な始動指令の実際の実行の阻
止を、受信装置11の後に接続される始動指令信号伝送
路の阻止によつて行うことができる。例えば点火装置の
電源への接続が検知されると、制御装置8が受信装置1
1により規則正しく受信される始動指令信号を無視する
ようにすることができる。
【0020】かじ取りハンドル錠2内のキー1を適当に
回し戻すことにより点火装置が電源から切離されると、
信号導線7及びコイル6を介して制御装置8が、キー1
がまだかじ取りハンドル錠2に差込まれているか否かを
照会される。第1の実施態様ではこの照会は、キー1の
トランスポンダ5に記憶されている符号の周期的な照会
により行うことができ、この符号はトランスポンダ5か
ら誘導的にかじ取りハンドル錠のコイル6へ伝送され、
このコイル6から信号導線7を介して評価を行う制御装
置8へ伝送される。走行権限のある符号を検知すると、
制御装置8は、点火装置が始動している場合のように、
アクセス防止装置及び場合によつては乗り逃げ防止装置
の遠隔操作による始動のためキー・車両間通信チヤネル
9,10,11の機能を引続き車両側で阻止状態に保
つ。第2の実施態様では、キー1がかじ取りハンドル錠
2へ差込まれているか否かに応じて、キー1にあるトラ
ンスポンダのためかじ取りハンドル錠コイル6にかかる
磁界が所定の異なる状態をとり、これらの状態がコイル
6により検出され、かつ制御装置8により受信されて評
価されるように、誘導キー・かじ取り錠間通信チヤネル
5,6,7が構成されている。消費電流を少なくする手
段として、かじ取りハンドル錠2へ差込まれかつ走行権
限のあるキー1に関する照会が、所定の時間例えば30
分後に中止される。
【0021】キー1がかじ取りハンドル錠2から引出さ
れると、これが制御装置8により誘導キー・かじ取り錠
間通信チヤネル5,6,7を介して検知され、しかも第
1の照会態様では照会される利用権限符号がキー側トラ
ンスポンダ5により生じないようにすることによつて、
また第2の照会態様ではかじ取りハンドル錠コイル6の
範囲における誘導磁界が離れているトランスポンダ5の
ため低下することによつて、検知される。キー1がかじ
取りハンドル錠2から引抜かれたことを検知すると、制
御装置8は、キー・車両間通信チヤネル9,10,11
を介して遠隔操作で制御可能な機能の始動の車両側阻止
を終了するので、続いて再び通常のようにキー1の操作
電鍵12の押圧により、これらの機能を始動することが
できる。
【0022】本発明の多くの可能な実施例の上記の説明
から明らかなように、乗り逃げ防止装置の自動的な始動
のために使用される誘導キー・かじ取り錠間通信チヤネ
ルは、本発明により更に、走行権限のあるキーがかじ取
りハンドル錠に差込まれているか否か、場合によつては
点火装置を遮断する不動作位置にあるか否かの検知にも
使用され、それから車両側で、1つ又は複数の遠隔操作
機能特にアクセス防止装置及び/又は乗り逃げ防止装置
の遠隔操作機能の始動の阻止が行われ、他の場合これら
の機能は、キー側操作部材の操作によつて遠隔操作で始
動することができる。それにより本発明は、それ以上の
開閉器及び配線の費用なしに、かじ取りハンドル錠へキ
ーが差込まれる場合これらの機能の望ましくない開始を
防止するため、確実な誤操作防止機能を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗り逃げ防止機能及びアクセス防止機能を始動
するキー・車両間通信装置のブロツクダイヤグラムであ
る。
【符号の説明】
1 電子キー 2 かじ取りハンドル錠 5,6,7 誘導キー・かじ取り錠間通信チヤネル 8 制御装置 9〜12 無線キー・車両間通信チヤネル 11 車両側部分(受信装置) 12 キー側操作部材(操作電鍵)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 345 F02D 45/00 345L (72)発明者 マルテイン・リントマイエル ドイツ連邦共和国ズルツ−ホプフエン・ド ルフヴイーゼンヴエーク5

Claims (2)

    10 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かじ取りハンドル錠(2)へ電子キー
    (1)が差込み可能であり、電子乗り逃げ防止装置が、
    利用権限のあるキー(1)がかじ取りハンドル錠(2)
    へ差込まれているか否かを検知する誘導キー・かじ取り
    錠間通信チヤネル(5,6,7)を持ち、利用権限のあ
    るキーがかじ取りハンドル錠へ差込まれている場合乗り
    逃げ防止装置が動作不能にされ、無線キー・車両間通信
    チヤネル(9ないし12)を介して少なくとも1つの車
    両側機能が、キー側操作部材(12)の操作により遠隔
    操作されて始動可能であるものにおいて、車両側制御装
    置(8)が、誘導キー・かじ取り錠間通信チヤネル
    (5,6,7)を介して、利用権限のあるキー(1)が
    かじ取りハンドル錠(2)へ差込まれているか否かを検
    知し、利用権限のあるキーがかじ取りハンドル錠へ差込
    まれている場合、少なくとも1つの車両側機能の遠隔操
    作可能な始動のため無線キー・車両間通信チヤネル(9
    ないし11)の車両側部分(11)の機能を阻止した状
    態に保つことを特徴とする、キー・車両間通信装置。
  2. 【請求項2】 制御装置(8)が無線キー・車両間通信
    チヤネル(9ないし12)の車両側部分としての受信装
    置(11)及び/又はこの後に接続される制御部分を含
    み、無線キー・車両間通信チヤネル(9ないし12)の
    車両側部分を阻止するため、制御装置(8)が受信装置
    (11)及び/又は制御部分を機能しない状態に保つこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のキー・車両間通信装
    置。
JP31844996A 1995-10-26 1996-10-25 乗り逃げ防止及び遠隔操作可能な機能の始動用キー・車両間通信装置 Expired - Fee Related JP2906042B2 (ja)

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DE19539851A DE19539851C2 (de) 1995-10-26 1995-10-26 Schlüssel-Fahrzeug-Kommunikationseinrichtung zur Ansteuerung einer Wegfahrsperre und einer fernbedienbaren Funktion
DE19539851.3 1995-10-26

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JPH09175332A true JPH09175332A (ja) 1997-07-08
JP2906042B2 JP2906042B2 (ja) 1999-06-14

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