JPH05296129A - 車両盗難防止装置 - Google Patents

車両盗難防止装置

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JPH05296129A
JPH05296129A JP11987292A JP11987292A JPH05296129A JP H05296129 A JPH05296129 A JP H05296129A JP 11987292 A JP11987292 A JP 11987292A JP 11987292 A JP11987292 A JP 11987292A JP H05296129 A JPH05296129 A JP H05296129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
vehicle
circuit
burglary
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP11987292A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Oneda
克司 大根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP11987292A priority Critical patent/JPH05296129A/ja
Publication of JPH05296129A publication Critical patent/JPH05296129A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 窃盗事実を明確にすることのできる車両盗難
防止装置を得ること。 【構成】 エンジンを始動するとともに予じめ対応付け
られた固有のコード化信号を出力するキー1と、このコ
ード化信号が車両に予じめ対応付けられた固有のコード
化信号との一致を判断し、一致の場合はエンジン始動信
号を不一致の場合は盗難信号を出力する判断回路14
と、前記盗難信号と車両走行信号とのアンド論理成立後
にエンジンを停止させる盗難防止回路23とを備えたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はキーから出力されたコ
ード化信号を車両に対応付けされた固有のコード化信号
と一致するか否かを判断して、不一致の場合、盗難信号
を出力する車両盗難防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は電波を利用した従来の車両盗難防
止装置におけるキー兼用送信機1を示すもので、このキ
ー兼用送信機1はキー部1aと送信機部1bとで構成さ
れている。
【0003】送信機部1bにはそのケース外表面に操作
スイッチ2が設けられ、ケース内部には図4に示すよう
に、電源電池3、操作スイッチ2のオン信号を受けてI
Dコード、ファンクションコードからなるコード化信号
を出力するコード発生回路4、このコード化信号を変調
してアンテナ6から送信する送信部5が収納されてい
る。
【0004】図5は車両に設けられた受信機の構成を示
すブロック図であり、8は受信用アンテナ、9はRF増
幅器、10は局部発振器、11は混合器、12は中間周
波増幅器、13は検波器、14は例えばマイクロコンピ
ュータよりなる判断回路であり、内蔵されたメモリ(図
示せず)には車両に対応付けられた固有のコード化信号
が記憶されている。
【0005】次に動作について説明する。キー兼用送信
機1の操作スイッチ2を操作すると、この操作スイッチ
2のオン信号を受けたコード発生回路4からキー兼用送
信機1に対応付けられた固有のコード化信号が出力さ
れ、このコード化信号は送信部5で変調されてアンテナ
6から送信される。
【0006】上記送信された電波は受信用アンテナ8に
おいて受信された後、RF増幅器9において増幅され、
増幅された信号は局部発振器10と混合器11とにより
所定の中間周波数に変換される。しかる後、中間周波増
幅器12において増幅され、検波器13により検波され
てコード化信号に復調され、判断回路14に入力され
る。
【0007】図6は判断回路14の動作を説明するフロ
ーチャート図であり、入力されたコード化信号のIDコ
ードが予じめメモリに記憶されているIDコードと一致
しているか否かを判断し(ST6−1)、YESであれ
ばエンジン始動(駆動)信号を出力し(ST6−2)、
NOであれば警報信号を出力する(ST6−3)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両盗難防止装置にあっては、エンジン始動
操作時にコード化信号の対比判断を行い、警報を発する
ので、車両の盗難は防止できるが車両は停止したままで
窃盗の事実が不明確であり、犯人を捕えられることが困
難であるという問題点があった。
【0009】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、盗難時においても車両をある程
度走行させた時点で、例えば警報を発生させエンジンを
停止させることにより、上記問題点を解決することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両盗難
防止装置は、予じめ対応付けられた固有のコード化信号
を出力するキーと、このコード化信号が車両に予じめ対
応付けられた固有のコード化信号と一致するか否かを判
断し、一致しておればエンジン始動信号を出力し不一致
であれば盗難信号を出力する判断回路と、前記盗難信号
と車両走行信号とのアンド論理成立後にエンジンを停止
させる盗難防止回路とを備えたものである。
【0011】
【作用】この発明における車両盗難防止装置は、機械式
または電子式キーによりエンジン始動を行うとともに該
キーに予じめ対応付けられた固有のコード化信号を出力
し、このコード化信号と車両に対応付けられたコード化
信号との一致を判断回路で判断し、不一致のときに出力
される盗難信号と車両走行信号とのアンド論理成立後に
エンジンを停止させるようにしたことにより、犯人が逃
げるときには車両を動かした後であって、窃盗事実が明
らかで犯人を捕えることが容易である。
【0012】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施例を示す受信機のブロック図で
あり、前記図5に示す従来装置と同一部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。
【0013】図1において、15は車速センサ16また
は走行距離センサ17の検出信号を入力し、この検出信
号が予じめ設定した基準信号以上になると車両走行信号
(車両がある程度動いたことを示す信号)を出力する信
号発生回路、18は判断回路14からの盗難信号と信号
発生回路15からの車両走行信号とのアンド論理を行う
アンド回路、19はアンド回路18の出力信号を受けて
作動し所定時間後に出力信号を出すタイマ、20は電
源、21はキーをキー穴に入れ、回動操作することによ
りONするイグニッションスイッチ、22はイグニッシ
ョンスイッチ21のON信号を受けたときタイマ19の
出力信号がないことにより出力信号を出すアンド回路で
あって、これ等によって盗難防止回路23を構成してい
る。24は判断回路14からのエンジン駆動信号または
アンド回路22からのエンジン始動信号を入力してエン
ジンを駆動させるエンジン駆動回路である。
【0014】次に上記実施例の動作について説明する。
まず、キーをキー穴に入れ、回動操作するという従来の
エンジン始動の操作をすることにより、スイッチ21が
ONし、このON信号がアンド回路22を介してエンジ
ン駆動回路24に供給され、エンジン駆動回路24は例
えば点火指令信号を出力してエンジンを駆動させる。ま
た、前記キー1の回動操作のために、手でキー1の操作
スイッチ2をONすることにより、キー1から出力され
たコード化信号をアンテナ8により受信した受信機は、
前記図5に示す従来装置と同様の動作により、コード化
信号を復調して判断回路14に入力する。
【0015】図2は判断回路14および該判断回路の出
力信号に基づく各部の動作を説明するフローチャート図
である。まず、判断回路14に入力されたコード化信号
のIDコードが予じめメモリに記憶されているIDコー
ドと一致しているか否かを判断し(ST2−1)、YE
Sであればエンジン駆動回路23にエンジン駆動信号を
出力する(ST2−2)。
【0016】ST2−1の判断結果がNOの場合は盗難
信号を出力し(ST2−3)、車両走行信号が基準値以
上になったかを判断する(ST2−4)。そして、YE
Sになると、アンド回路18からの出力信号でタイマ1
9を作動させ、このタイマ19の作動時間が規定時間以
上になったかを判断し(ST2−5)、YESになる
と、タイマ19の出力信号で警報装置25と作動させる
(ST2−6)。また、アンド回路22のアンド論理不
成立によって、エンジン駆動回路24は点火指令信号を
出力できなくなりエンジンを停止する(ST2−7)。
【0017】なお、上記実施例はキー兼用送信機1を用
い、キーに予じめ対応付けられた固有のコード化信号を
変調して送信し、このコード化信号を受信した受信機で
復調しているが、電波を利用することなく、キー自体に
凹凸によって固有のコード化信号を設け、このコード化
信号を直接読取るようにしても上記実施例と同様の作
用、効果を奏する。また、上記実施例では、盗難時、車
両をある程度動かした時点でエンジンを停止させるため
にタイマ19を用いているが、例えば走行距離センサ1
7の検出信号に基づいて、車両がある程度動いてから信
号発生回路15より車両走行信号が出力される場合はタ
イマを不要とすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、その構成を予じめ対応付けられた固有のコード化
信号を出力するキーと、このコード化信号が車両に予じ
め対応付けられた固有のコード化信号と一致するか否か
を判断し、一致しておればエンジン始動信号を出力し不
一致であれば盗難信号を出力する判断回路と、前記盗難
信号と車両走行信号とのアンド論理成立後にエンジンを
停止させる盗難防止回路とを備えたこととしたため、車
両の盗難を確実に防止することができると同時に、窃盗
時においても、車両がある程度動いてから警報を発し車
両を停止させるので、窃盗の事実が明らかであって犯人
を捕えることが容易にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による車両盗難防止装置の受
信機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の要部の動作を説明するフローチャート図
である。
【図3】キー兼用送信機を示す正面図である。
【図4】従来の車両盗難防止装置の送信機の構成を示す
ブロック図である。
【図5】従来の車両盗難防止装置の受信機の構成を示す
ブロック図である。
【図6】従来装置における判断回路の動作を説明するフ
ローチャート図である。
【符号の説明】
1 キー 14 判断回路 23 盗難防止回路 25 警報装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを始動するとともに予じめ対応
    付けられた固有のコード化信号を出力するキー1と、こ
    のコード化信号が車両に予じめ対応付けられた固有のコ
    ード化信号と一致するか否かを判断し、一致しておれば
    エンジン始動信号を出力し不一致であれば盗難信号を出
    力する判断回路14と、前記盗難信号と車両走行信号と
    のアンド論理成立後にエンジンを停止させる盗難防止回
    路23とを備えた車両盗難防止装置。
JP11987292A 1992-04-15 1992-04-15 車両盗難防止装置 Pending JPH05296129A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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