JPH09149076A - データ通信装置及び方法 - Google Patents

データ通信装置及び方法

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JPH09149076A
JPH09149076A JP8244837A JP24483796A JPH09149076A JP H09149076 A JPH09149076 A JP H09149076A JP 8244837 A JP8244837 A JP 8244837A JP 24483796 A JP24483796 A JP 24483796A JP H09149076 A JPH09149076 A JP H09149076A
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JP8244837A
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Inventor
Takashi Tsukamoto
剛史 塚本
Masaya Kondo
正弥 近藤
Takekazu Kumagai
武和 熊谷
Kazuomi Oishi
和臣 大石
Soichi Yamamuro
聡一 山室
Masaru Saruwatari
賢 猿渡
Masaki Toyama
正樹 外山
Seishi Ejiri
征志 江尻
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Original Assignee
Canon Inc
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/107Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Economics (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の装置間で登録データの変更に対する対
応を容易に行い、登録データの矛盾等により生ずる不都
合を防止する。 【解決手段】 RAM103内に登録されているデータ
が変更されている場合に、この変更を他の装置(FAX
サーバーや他のファクシミリ装置)に通知すべきか内容
に応じて判断し、必要があれば通知して連動して変更さ
せる。また、FAXサーバー118側で登録データを変
更した場合も同様に通知すべき装置を選択して通知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータの送受信を行
うデータ通信装置及び方法に関し、特に複数の装置のそ
れぞれでデータを登録できるデータ通信装置及び方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばファクシミリ装置をコ
ンピュータと接続し、このコンピュータによりファクシ
ミリ装置をリモート操作したり、ファクシミリ装置が相
手通信装置から受信したメッセージ(画像データ)をコ
ンピュータで管理するものが知られている。
【0003】このときファクシミリ装置とコンピュータ
とで同様なメイルボックス(送信側がボックス番号を指
定してメッセージを送信してきた場合にこのメッセージ
をメモリ内で固有に管理するためのもの)を設定してお
き、ファクシミリ装置のメイルボックスで管理されてい
る登録データ及び受信したメッセージをコンピュータに
転送し、コンピュータのメイルボックスで管理するよう
にすれば、ファクシミリ装置でのメモリフルを防止でき
るのでファクシミリ通信のためのスループットが向上
し、また、コンピュータのオペレータはどのメイルボッ
クスにメッセージを受信したかといった情報をすぐに確
認できるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ファクシミリ装置とコンピュータのメイルボックスのよ
うに同様な設定のものを各々で有す場合、例えばファク
シミリ装置側の設定内容(例えばID番号や使用者名)
を変更したときはコンピュータ側の設定内容も変更しな
ければならず、それぞれについての操作が煩わしいとい
った問題があった。
【0005】また、この変更のための操作ミスや一方の
装置の変更操作のし忘れ等があると各々で異なった設定
内容になってしまい、メッセージの管理や転送が行えな
くなってしまうといった問題があった。
【0006】また、ファクシミリ装置の操作部に設けら
れたワンタッチダイヤルボタンに電話番号を登録してお
くことがよく知られているが、これをコンピュータ上で
も同様に或る番号(2桁程度)に対応させて電話番号を
登録しておきファクシミリ装置の操作部からもコンピュ
ータからもダイヤル番号の入力を簡単にできるようにし
た場合、ファクシミリ装置側とコンピュータ側とで異な
る登録(どちらかを変更した場合等)となっていた場
合、誤った宛先に発呼してしまうなどといった不都合が
生じてしまう。
【0007】この他にも、登録データの矛盾により種々
の問題点が生ずる。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので複数の装置間でデータの変更に対する対応を容易に
行い得るデータ通信装置及び方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ通信装置は以下の構成を備える。
【0010】即ち、情報処理端末と接続する接続手段
と、所定の登録データを記憶する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶されている登録データが変更されたことを検
知する検知手段と、前記検知手段で登録データが変更さ
れたことを検知した場合に前記接続手段で接続された情
報処理端末の登録データを変更すべく登録データを転送
する転送手段とを有する。
【0011】また、他の装置と接続する接続手段と、送
信側から送られてくるメッセージを受信する受信手段
と、前記受信手段で受信したメッセージを管理する管理
手段と、前記管理手段の設定内容が変更された場合に前
記接続手段で接続された他の装置も同様に変更させる手
段とを有する。
【0012】また、本発明のデータ通信方法は以下の工
程からなる。
【0013】即ち、少なくとも2つの装置間におけるデ
ータ通信方法であって、1つの装置で登録されているデ
ータが変更されたことを検知する検知工程と、前記検知
工程でデータが変更されたことを別の装置へ通知する通
知工程と、前記通知工程での通知を行うか否か判断する
判断工程と、前記判断工程で通知を行うと判断した場合
に前記検知工程で変更されたと検知されたデータを前記
別の装置へ送信する送信工程とを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態例であるファク
シミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0016】図1においてCPU101は、システム制
御部であり、システムバス117を介してファクシミリ
装置120全体を制御する。ROM102は、CPU1
01の制御プログラムやオペレーティングシステム(O
S)プログラムなどを格納するものである。RAM10
3は、SRAM等で構成され、プログラム制御変数等を
格納するためのものである。また、オペレータが登録し
た設定値や装置の管理データ等や各種ワーク用バッファ
もRAM103に格納されるものである。画像メモリ1
04は、DRAM等で構成され、画像データを蓄積する
ためのものである。本形態例では、ROM102に格納
されている各制御プログラムは、ROM102に格納さ
れたOSの管理下でのスケジューリングやタスクスイッ
チなどのソフトウェア制御が行われるものとする。
【0017】操作部105は、各種キー、LED、LC
D等で構成され、オペレータによる各種入力操作(登録
操作や宛先入力等)や、ファクシミリ装置の動作状況の
表示などを行うものである。
【0018】読取制御部107は、CSイメージセンサ
や原稿搬送機構などにより構成されるものである。読取
制御部107では、原稿をCSイメージセンサを用いて
光学的に読み取り、電気的な画像データに変換し、画像
処理制御部108により2値化処理、中間調処理などの
各種画像処理を施して高精細な画像データを出力するも
のである。変換された画像データは、読取記録用符号復
号化制御部112を介して所定の符号化方式に従い符号
化され、画像メモリ104に蓄積されるものである。
【0019】記録制御部114は、ページプリンタ、記
録画像処理制御部などにより構成されるものである。記
録制御部114では、記録出力する画像データを、読取
記録用符号復号化制御部112で復号化し、記録画像処
理制御部によりスムージンク処理や記録濃度補正処理な
どの各種画像処理を施して高精細な画像データに変換
し、ページプリンタにより出力するものである。
【0020】通信制御部109は、MODEM(変復調
装置)などにより構成され、ファクシミリの送受信信号
の変復調制御を行うものである。NCU(網制御装置)
110は、アナログの通信回線(PSTN)116に選
択信号(ダイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)を送出
したり、呼び出し信号を検出し、自動着信制御などの回
線制御を行うものである。画像メモリ104に蓄積され
た画像データは、通信用符号復号化処理部111で復号
化処理され、解像度変換処理部106でミリ−インチ解
像度変換や拡大縮小処理などが行われる。解像度変換さ
れた画像データは、送信相手先の能力にあわせて通信用
符号復号化処理部111で復号化処理が行われ送信制御
されるものである。
【0021】I/F制御部115は、ケーブル123に
より外部に接続する情報処理端末(FAXサーバー)1
18とのインターフェイス制御を行うものである。本形
態例では、双方向セントロニクスインターフェイスなど
のパラレルインターフェイスに対応しているものとす
る。また、FAXサーバー118は、LAN119に接
続されているコンピュータであり、LAN上の情報処理
端末(クライアント)からの送信、プリントなどのリモ
ート操作要求を受け付けたり、FAXサーバー118自
身からの操作でファクシミリ装置120のリモート操作
等により動作を制御することができる。
【0022】また、ファクシミリ装置120が送信側よ
り受信したメッセージ(画像データ)の管理も行う。
【0023】FAXサーバー118からファクシミリ装
置120への送信、プリント、データ登録などのリモー
ト操作は、あらかじめ定められたコマンド・パラメータ
・データ等をI/F制御部115を介してファクシミリ
装置120に送信することにより行われるものである。
なお、本形態例ではFAXサーバー118には、前記リ
モート操作および前記リモート操作要求を制御するため
のアプリケーションソフトおよびドライバソフトがイン
ストールされているものとする。
【0024】また、FAXサーバー118は、複数のフ
ァクシミリ装置120、121、122と共通、非共通
登録データを管理し、ファクシミリ装置間のデータの統
一性を確保し、矛盾の発生時には、管理者、使用者に警
告する。
【0025】さらにFAXサーバー118は、LAN1
19を通じて、LAN上のコンピュータやファクシミリ
装置のデータを管理している。
【0026】I/F用符号化復号化処理部113は、デ
ータをファクシミリ装置120とFAXサーバー118
との間で互換性のある形式にデータを変換する。
【0027】ファクシミリ装置121とファクシミリ装
置122は、ファクシミリ装置120と同じ構成を持つ
ファクシミリ装置である。
【0028】ファクシミリ装置121、122は、ファ
クシミリ装置120上の登録データの変更をFAXサー
バー118を通して、通知される。また、逆の方向で通
知されることもありうる。
【0029】RAM102に格納されているデータとし
ては、ファクシミリ装置120、121、122が保有
しているデータとFAXサーバー118のみが保有して
いるデータと、ファクシミリ装置120、121、12
2とこれに接続されているFAXサーバー118の両方
が持っているデータがある。また、ファクシミリ装置1
20、121、122とFAXサーバー118の両方が
持つデータの中にはファクシミリ装置120、121、
122でそれぞれ異なる内容のものも当然ながらある。
【0030】ファクシミリ装置120、121、122
が保有しているデータとしては、FAXサーバー118
と関係の無いファクシミリ装置120、121、122
固有の機械的、電気的、ソフト的な設定データである。
【0031】例えれば、ファクシミリ装置120に接続
されている通信回線116に関する信号送出レベル、信
号EQレベル、最速転送速度などや、ダイヤル設定デー
タとしてのトーン/パルスダイヤル切り替えSW、トー
ン信号レベルなどや、ファクシミリ装置120固有の読
み取り制御部107の設定値としての読み取り位置デー
タ、読み取りセンサーのスレッシュホールド値や記録制
御部114の設定値としての印字位置データ、印字濃さ
データなどがある。
【0032】FAXサーバー118が管理しているデー
タとしては、LAN上の接続設定である接続手順、クラ
イアントIDやシステム全体の通信管理データ、接続さ
れている複数のファクシミリ装置を使用した同報送信時
等での処理の優先順位などシステムを管理する上で必要
なデータである。
【0033】ファクシミリ装置120、121、122
とFAXサーバー118の両方が管理しているデータと
しては、全てのファクシミリ装置が同じデータを持って
いる必要があるもの及び各ファクシミリ装置毎のデータ
である。
【0034】例えれば、利用者が自由に使用できるワン
タッチ短縮ダイヤルリスト情報や宛先ごとのダイヤル番
号情報は、いずれのファクシミリ装置120、121、
122でも同じように利用できかつ、FAXサーバー1
18の電源が落ちている状態等でも、ファクシミリ装置
の通信動作に影響がないことが要求されるデータであ
る。
【0035】上記の共通データは、FAXサーバー11
8の管理下にあるファクシミリ装置120、121、1
22において同じように利用できるようにFAXサーバ
ー118でも管理され、いずれかのファクシミリ装置で
変更が発生した場合でも、ファクシミリ装置120、1
21、122に転送される。
【0036】また、ザーバ装置118上で登録データが
変更された場合も、ファクシミリ装置120、121、
122に転送される。
【0037】図2は図1に示したファクシミリ装置12
0、121、122、FAXサーバー118をLAN1
19により接続した場合のネットワーク構成例を示す図
である。
【0038】図2において、201、202はクライア
ントマシン(端末装置1、2)であり、文書データや画
像データ等を作成し、LAN119を介して各装置に転
送したり、FAXサーバー118に依頼することによ
り、ファクシミリ装置120、121、122のいずれ
かによりファクシミリ送信させることができる。また、
FAXサーバー118が有するメモリ内に設けられたメ
イルボックス(後述)にアクセスすることによりファク
シミリ装置120、121、122のいずれかが受信し
たメッセージを受け取ることができる。203はファイ
ルサーバーであり、大容量のメモリ領域を有しており、
LAN119上のファイルの管理やプロトコルの管理な
どの制御を行う。
【0039】図3は、ファクシミリ装置120で変更さ
れたメイルボックスの設定内容に関する登録データの流
れを示したものである。
【0040】401は、登録データの変更可能なファク
シミリ装置120内のRAM103上の所定のエリアに
設けられたメイルボックス群を示している。メイルボッ
クス群401は、内部にメイルボックス領域として40
2、403、404を有している。402は、使用者に
より変更されたファクシミリ装置120内のメイルボッ
クスの登録データ、受信メッセージの構造を簡単に示し
ている。
【0041】ここでは、例としてメイルボックスの内容
は、メイルボックス番号(メイルボックス01)、変更
後の使用者名(NAME=ITIRO.SUZUK
I)、変更後の識別ID(ID=0021)、受信した
ファクシミリメッセージのアドレス(受信メッセージ0
1、02)とする。
【0042】送信側は特定の受信者にメッセージを送り
たい場合は送信の際にメイルボックスのボックス番号を
指定する。このファクシミリメッセージを受信したファ
クシミリ装置120は指定されたメイルボックス番号の
メイルボックスの受信メッセージの領域にアドレスを書
き込み、メッセージ自身は画像メモリ104の当該アド
レスに格納させる。このメッセージはFAXサーバー1
18からの使用者名及び識別IDに基づくアクセスによ
りFAXサーバー118が管理している内容メモリ(外
付けのハードディスク等でもよい)に設けられた該当す
るメイルボックスに転送される。
【0043】なお、メイルボックスの指定がなければ、
ファクシミリ装置120は受信メッセージを記録制御部
114でプリントアウトする。
【0044】403、404は、ファクシミリ装置12
0内のほかのメイルボックスを示す。
【0045】405は、登録データの変更可能なファク
シミリ装置120に接続されたFAXサーバー118で
管理しているメモリ内のメイルボックス群の簡単な構造
である。
【0046】メイルボックス群405は、内部にメイル
ボックス領域として、406、407、408を有して
いる。
【0047】406は、使用者により変更されたファク
シミリ装置120内のメイルボックス401の登録デー
タに応じて更新されたFAXサーバー118内のメイル
ボックスの登録データの構造を簡単に示している。
【0048】メイルボックス406の内容は、更新後の
メイルボックス番号(メイルボックス01)、更新後の
使用者名(NAME=ITIRO.SUZUKI)、識
別ID(ID=0021)、外部の端末へメッセージ受
信を通知する端末アドレス(端末アドレス=NO)の、
ファクシミリ装置120内のメイルボックス402に基
づき画像メモリ104から転送されたファクシミリメッ
セージ(受信メッセージ01、02)とする(端末アド
レスが“NO”なので外部の端末への受信の通知は行わ
ないため、外部の端末の方から受信の確認をする)。
【0049】しかし、構造、内容ともにこれに限ったも
のではない。
【0050】407、408、は、FAXサーバー11
8内のほかのメイルボックスを示す。
【0051】412はメイルボックス402において変
更された登録データをメイルボックス406内の登録デ
ータ領域に転送することを示している。
【0052】415は、FAXサーバー118内のメイ
ルボックス406の登録データの変更に応じて変更され
るファクシミリ121内のメイルボックス群を示してい
る。
【0053】メイルボックス群415は、内部にメイル
ボックス領域として、416、417、418を有して
いる。
【0054】416は、変更されるファクシミリ装置1
21内のメイルボックスの登録データ、受信メッセージ
の構造を簡単に示している。
【0055】ここでは、例としてメイルボックスの内容
は、メイルボックス番号(メイルボックス01)、変更
後の使用者名(NAME=ITIRO.S)、変更後の
識別ID(ID=0021)、受信したファクシミリメ
ッセージのアドレス(受信メッセージ01、02)とす
る。
【0056】使用者名は、変更元のメイルボックス40
6と変更先のメイルボックス420の構造の違いから
“ITIRO.SUZUKI”が“ITIRO.S”に
なる。
【0057】しかし、構造、内容ともにこれに限ったも
のではない。
【0058】417、418は、ファクシミリ装置12
1内のほかのメイルボックスを示す。
【0059】413は、メイルボックス406内の変更
された登録データをメイルボックス416内の登録デー
タ領域に転送することを示している。
【0060】419はFAXサーバー118内のメイル
ボックス406内の登録データの変更に応じて変更され
るファクシミリ装置122内のメイルボックス群を示し
ている。
【0061】420は、変更されるファクシミリ装置1
22内のメイルボックスの登録データ、受信メッセージ
の構造を簡単に示している。
【0062】ここでは、例としてメイルボックスの内容
は、メイルボックス番号(メイルボックス01)、変更
後の使用者名(NAME=ITIRO.SUZUK
I)、識別ID(ID=0021)、受信したファクシ
ミリメッセージのアドレス(受信メッセージ01、0
2)とする。
【0063】使用者名は、変更元のメイルボックス40
6と変更先のメイルボックス420が構造の同じため
“ITIRO.SUZUKI”が“そのまま登録され
る。
【0064】しかし、構造、内容ともにこれに限ったも
のではない。
【0065】421、422は、ファクシミリ装置12
2内のほかのメイルボックスを示す。
【0066】414はメイルボックス406内の変更さ
れた登録データをメイルボックス420内の登録データ
領域に転送することを示している。
【0067】以下に登録データの変更が可能なファクシ
ミリ装置120からFAXサーバー118(情報処理端
末)へのデータの流れを説明する。
【0068】ここでは、メイルボックス内に登録されて
いる使用者名と識別IDが変更された場合を例にとる。
【0069】1)ファクシミリ装置120は、操作部1
05からの使用者の操作により、ファンクションモード
の登録データ変更モードでRAM103内の登録データ
等を使用者にあったデータに変更する。
【0070】ファクシミリ装置120の変更モードは、
ファクシミリ装置120が単体で使用された場合と同じ
操作手順とすることで、操作性を向上させる。
【0071】しかし、ファクシミリ装置120に新規に
発生する登録データ(FAXサーバー118の接続によ
り発生する登録データ)の場合は、それまでの操作手順
に限るものではない。
【0072】ここで変更される登録データは、ファクシ
ミリ装置120内のものだけでなく、FAXサーバー1
18内のデータ、ファクシミリ装置120とFAXサー
バー118の共有のデータでも構わない。
【0073】FAXサーバー118内にあるデータを変
更する場合は、事前に必要なデータをファクシミリ装置
120に転送しておく。
【0074】これにより、図3のメイルボックス402
内のデータは、元のデータ〔使用者名(NAME=I.
SUZUKI)と識別ID(ID=0059)〕から、
変更後のデータ〔使用者名(NAME=ITIRO.S
UZUKI)、変更後の識別ID(ID=0021)〕
に使用者により変更される。
【0075】上記変更データは、キーボード等の操作部
105から設定されたものだが、変更法は、操作部10
5からに限ったものではなく、以下のようにしてもよ
い。
【0076】a)マークシート等を読取制御部107で
読み取り読取画像処理制御部108で画像処理した後、
画像メモリ104に蓄積された画像情報をCPU101
で解析し、登録データとして判断された場合、RAM1
03内に登録データ等として格納される。
【0077】b)通信回路116を介して外部情報処理
端末から受信した登録データ変換情報は、NCU110
を通して、通信制御部109で解析される。
【0078】この解析された情報をさらにCPU101
で解析し、登録データとして判断された場合、RAM1
03内に登録データ等として格納される。
【0079】この場合の回線上の通信プロトコルは、独
自のプロトコルで転送されても構わないし、バイナリー
ファイル転送方式等公知の方式でも構わない。
【0080】また、通信制御部120とCPU101が
解析できるものならば、通信回線116から入力する信
号は、音声、トーン信号などでもよい。
【0081】2)FAXサーバー118とファクシミリ
装置120間の登録データの転送トリガーの発生は、フ
ァクシミリ装置120からの登録データ変更発生の通知
をFAXサーバー118が確認した場合、FAXサーバ
ー118上のタイマ設定等による定期的なトリガーの発
生、FAXサーバー118上でファクシミリ装置120
の登録データの確認が必要になった場合などがありう
る。
【0082】ファクシミリ装置120における登録デー
タ変更による転送のトリガー信号は、I/F制御部11
5を通し、FAXサーバー118に通知される。
【0083】しかし、転送開始のタイミング、転送開始
のトリガー信号の発生は、ファクシミリ装置120、F
AXサーバー118のいずれでもよい。
【0084】3)ファクシミリ装置120から転送のト
リガー信号を受け取るとコンピュータ118は、ファク
シミリ装置120において変更があった登録データをフ
ァクシミリ装置120のI/F制御部115を介して受
け取る。
【0085】送信されるデータは、メイルボックス40
2内の登録データの変更のあった使用者名、IDだけの
場合、メイルボックス402内のすべての登録データの
場合、メイルボックス402、403、404のすべて
の場合もありうる。
【0086】4)ファクシミリ装置120からの登録デ
ータを受け取ったFAXサーバー118は、データチェ
ックを行い、FAXサーバー118内の登録データに適
合する形式に変換後、データの更新を行う。
【0087】転送されるデータはFAXサーバー118
側にあわせた形式にファクシミリ装置120上で変換し
てから転送しても、I/F用符号化復号化処理部113
でファクシミリ装置120、FAXサーバー118の間
で互換性のある形式に変換して、転送してもよい。
【0088】5)FAXサーバー118は、更新した変
更データを判断し、接続されているファクシミリ装置1
21、122に関連があると判断するとファクシミリ装
置121、122にメイルボックス406内の変更デー
タを各装置に適合するように変換して転送する。
【0089】ファクシミリ装置121、122は送られ
てきたデータに対応する各メイルボックス416、42
6登録データ領域のデータを変更する。
【0090】ファクシミリ装置121、122へのデー
タの転送は、ファクシミリ装置120からFAXサーバ
ー118へのデータ転送と同じ形式とする。
【0091】6)ファクシミリ装置121、122は、
登録データの変更結果をFAXサーバー118に必要に
より転送する。
【0092】7)各ファクシミリ装置121、122へ
の変更結果やFAXサーバー118内の更新結果登録の
確認を行ったFAXサーバー118は、登録データの変
更を必要により履歴に残す。
【0093】また、FAXサーバー118は必要によ
り、登録データの更新結果をファクシミリ装置120に
通知する。
【0094】FAXサーバー118上の登録データの更
新結果が通知されたファクシミリ装置120は、この更
新結果を表示機能を持つ操作部105に表示したり、印
字機能を持つ記録制御部114でプリントアウトするこ
とにより使用者に通知したり、登録データや履歴として
RAM103に格納したり、通信制御部109とNCU
110及び通信回線116を介して、外部の情報処理端
末に通知する。
【0095】さらに、必要によりFAXサーバー118
は、管理者に結果を通知したり、LAN119を通して
他の端末に通知する場合もありうる。
【0096】また、必要により上記の逆方向でFAXサ
ーバー118からファクシミリ装置120に登録データ
を転送することもありうる。
【0097】また、ファクシミリ装置120で登録デー
タを変換後、FAXサーバー118のシステムダウン等
でデータ転送できない場合、ファクシミリ装置120内
の変更データで、交信を行い、FAXサーバー118が
正常に作動した場合に変更された登録データの転送後、
受信メッセージをFAXサーバー118に転送する。
【0098】これにより、FAXサーバー118側がシ
ステムダウン時でも、ファクシミリ装置120上で登録
データの変換ができ、かつ変更データで交信が保証され
る。
【0099】また、FAXサーバー118は、ファクシ
ミリ装置120、121、122上のデータに矛盾が発
生していないかを常に監視している。
【0100】上記矛盾としては、例えば、利用者の同じ
メイルボックスに違う名前が登録されている場合などで
ある。
【0101】図4は、メイルボックスの使用法の一例と
してファクシミリ装置120の受信メッセージのFAX
サーバー118への転送及び宛先のメイルボックスへの
格納を示した図である。
【0102】ファクシミリ装置120のRAM103内
には、メイルボックス群501があり、使用者別にメイ
ルボックス(502、503、504)が存在する。
【0103】ファクシミリ装置120とFAXサーバー
118との間は、データ転送が行えるようなI/Fで接
続されている。
【0104】FAXサーバー118はハードディスク等
のメモリを有し、このメモリ内には受信メッセージを格
納するメイルボックス群505があり、メイルボックス
群505内部には、各使用者毎のメイルボックス(50
6、507、508、509、510、511)が存在
し、名前、識別ID等によりメイルボックスを識別し、
内部のデータの書き込み、読み出しを許可する。
【0105】以下にファクシミリ装置120からFAX
サーバー118のメイルボックスへのデータ転送の流れ
を示す。
【0106】1)ファクシミリ装置120に通信回線を
介して相手先ファクシミリ装置から識別ID“005
9”等の情報を伴ったメッセージが送られてくる。この
送られてきたメッセージ中の画像データは画像メモリ1
04に格納される。
【0107】2)ファクシミリ装置120は、送られて
きた識別IDが“0059”であることによりボックス
番号が01のメイルボックス502に受信メッセージ0
1として、上記画像メモリ104に格納した画像データ
の格納エリアを示すアドレスを格納する。
【0108】3)FAXサーバー118は、設定時間毎
にファクシミリ装置120に受信データの存在の確認に
いく。FAXサーバー118は、受信データの存在を確
認すると、ファクシミリ装置120に受信データの転送
を命じる。
【0109】ファクシミリ装置120は、メイルボック
ス502から識別ID等のデータをつけて受信メッセー
ジ01に該当するデータをFAXサーバー118に転送
する。
【0110】4)この受信メッセージを受け取ったFA
Xサーバー118は、メッセージに付属されている識別
IDにより、受信メッセージをボックス番号が01のメ
イルボックス506に格納する。
【0111】受信メッセージをファクシミリ装置120
のメイルボックスから正しいFAXサーバー118のメ
イルボックスに転送するために、双方で正しいID等の
識別データを持つ必要がある。
【0112】またFAXサーバー118のメイルボック
スに格納されたメッセージは、LAN119等を通じて
アクセスする端末から呼び出されるが、この場合、識別
IDや端末アドレス、名前等で使用者の各メイルボック
スへのアクセスの許可が判断され正式な使用者のみがメ
ッセージを確認できる。
【0113】この処理において、ファクシミリ装置12
0に名前や識別IDをあらかじめ登録しておくことで、
1通信毎にFAXサーバー118に相手先を確認したり
する必要がなくなる。
【0114】また、FAXサーバー118が機能してい
ないとき(電源が切れていたり、ほかの作業でコンピュ
ータがbusyのとき、メッセージ用メモリが十分に確
保できない場合)にも、ファクシミリ装置120が単独
で交信し、データを蓄え、FAXサーバー118が機能
できるようになった後で、データ転送することができ
る。
【0115】図5は、変更されたファクシミリ120の
装置固有の登録データの流れを示したものである。
【0116】601は、登録データの変更可能なファク
シミリ装置120内のRAM103上のデータ群を示し
ている。
【0117】データ群601の内部には、一般的な個々
の装置毎の設定データ群602(以降、一般データ群6
02とする)がある。
【0118】一般データ群602は、例として会社名、
接続電話番号、自動受信をする/しないの設定などで構
成されている。
【0119】603は、ファクシミリ装置120と接続
されたFAXサーバー118内で管理しているデータ群
である。
【0120】FAXサーバー118上のデータ群603
の内部には、一般的な個々のファクシミリ装置毎のデー
タを格納するデータ群604(以降、一般データ群60
4とする)がある。ここでは一般データ群604はファ
クシミリ装置120の一般データを格納するものであ
る。
【0121】一般データ群602、604は、電話回線
上のプロトコルでファクシミリ装置の身元データとして
相手先での確認に使用されたり、コンピュータからの送
受信の設定として使用される。
【0122】また、一般データ群602、604上の身
元データ(会社名や電話番号)は、必要によりファクシ
ミリ装置上やコンピュータ上で画像情報にイメージとし
て付加されたり、送信データの1ページ目としてつける
送り状の自動作成時に使用される。
【0123】しかし、一般データ群の情報の構造、内
容、利用法ともにこれに限ったものではない。
【0124】以下に登録データの変更が可能なファクシ
ミリ装置120からFAXサーバー118への上記一般
データの流れを説明する。
【0125】1)ファクシミリ装置120上の登録モー
ドにおいて、操作部105から使用者が“電話番号=0
3−222−222”、“自動受信する/しない=しな
い”に設定を変更すると、一般データ群602上の各デ
ータが変更される。
【0126】ただしファクシミリ装置120上での一般
データ変更は、前記の図3での説明の中で示したよう
に、さまざまな方法がある。
【0127】2)FAXサーバー118とファクシミリ
装置120との間の登録データの転送トリガーの発生
は、ファクシミリ装置120からの一般データ変更の発
生の通知をFAXサーバー118が確認した場合、FA
Xサーバー118上のタイマ設定等による定期的なトリ
ガーの発生、FAXサーバー118上でファクシミリ装
置120の一般データの確認が必要になった場合などが
ありうる。
【0128】ファクシミリ装置120で一般データの変
更による転送のトリガー信号は、I/F制御部115を
介して通し、FAXサーバー118に通知される。
【0129】しかし、転送開始タイミング、転送開始の
トリガー信号の発生は、ファクシミリ装置120、FA
Xサーバー118のいずれから発生してもよい。
【0130】3)転送のトリガーが発生するとFAXサ
ーバー118は、ファクシミリ装置120上で変更があ
った一般データをファクシミリ装置120のI/F制御
部115を介して、受け取る。
【0131】ファクシミリ装置120から送信されるデ
ータは、一般データ群602内の変更のあった電話番
号、自動受信設定だけの場合、一般データ群602すべ
ての場合などでもよい。
【0132】4)ファクシミリ装置120からの一般デ
ータを受け取ったFAXサーバー118は、データチェ
ックを行い、FAXサーバー上の一般データに適合する
形式に変換後、データの更新を行う。
【0133】ファクシミリ装置120からFAXサーバ
ー118に転送されるデータは、FAXサーバー118
側にあわせた形式にファクシミリ装置120上で変換し
てから転送しても、I/F用符号化復号化処理部113
でI/F上のファクシミリ装置120、FAXサーバー
118で互換性のある形式に変換して、転送してもよ
い。
【0134】5)一般のデータの確認、更新を行ったF
AXサーバー118は、一般データの変更を必要により
履歴に残す。
【0135】また、必要により変更結果を表示等により
使用者等に通知したり、変更レポートとして記録する。
【0136】この変更された一般データはファクシミリ
装置120固有のものなので、他のファクシミリ装置1
21、122には転送しない。
【0137】図6は、図5で示したファクシミリ装置1
20の一般データのFAXサーバー118上のデータに
よる再セットを示した図である。
【0138】ファクシミリ装置120上のデータ群13
01の内部には、一般的な個々の装置毎の設定データ群
1302(以降、一般データ1302とする)がある。
【0139】ファクシミリ装置120上の一般データ1
302が何らかの原因で破壊された場合、FAXサーバ
ー118上の一般データ1304からデータを転送し、
ファクシミリ装置120上の一般データ1302を再セ
ットする。
【0140】一般データ1302は、例として会社名、
接続電話番号、自動受信をする/しないの設定などで構
成されている。
【0141】1303は、ファクシミリ装置120と接
続されたFAXサーバー118上のデータ群である。
【0142】FAXサーバー118上のデータ群130
3の内部には、一般的な個々の装置毎のデータを格納す
るデータ群604(以降、一般データ1304とする)
がある。
【0143】以下にファクシミリ装置の一般データをF
AXサーバーの一般データにより再セットする際の行程
を示す。
【0144】1)ファクシミリ装置120上の一般デー
タ1302内の会社名や電話番号が異常な値“???”
であることをFAXサーバー118は、ファクシミリ装
置120との定期的な更新(ポーリング)やファクシミ
リ装置120からの異常発生通知等で確認する。
【0145】2)FAXサーバー118は、一般データ
1304をファクシミリ装置120に転送する。
【0146】3)ファクシミリ装置120は、転送され
たデータから一般データ1302を再セットする。
【0147】4)ファクシミリ装置120は、一般デー
タ1302が再セットされたことを必要により、使用者
に知らせたり、履歴に残す。
【0148】この処理の逆にFAXサーバー118上の
一般データ1304が破壊された場合、ファクシミリ装
置120の一般データ1302を転送することにより、
FAXサーバー118上の一般データ1304を再セッ
トする。
【0149】このようにファクシミリ装置120とFA
Xサーバー118の双方でデータを持つことは、システ
ムの安全性の面で大きな働きをする。
【0150】これは、図3のファクシミリ装置120の
メイルボックス群401上のデータの破壊時のデータ再
生でも同じであり、FAXサーバー118からメイルボ
ックス群405のデータが転送され、メイルボックス群
401が再設定される。
【0151】図7及び図8は、ファクシミリ装置120
からFAXサーバー118へのデータ転送のファクシミ
リ装置120における処理の流れを示すフローチャート
である。
【0152】以下にファクシミリ装置120からのデー
タ転送処理を詳細に説明する。
【0153】データ転送のプログラムは図7のメインル
ーチン720と図8のI/Fルーチン701とが並行し
て実行される。
【0154】メインルーチン720は、送信及び受信や
スキャナ、プリンタ動作を行うFAX動作702と各デ
ータの設定を行う設定変更モード703が交互に動作し
ている。
【0155】設定変更モードの詳細な説明は、図9で行
うが、主な機能は“設定されているデータの変更が発生
した場合に“CHG−flag”をたてる”機能であ
る。
【0156】I/Fルーチン701は、常に動作してお
りFAXサーバー118とのデータのやり取りをおこな
っている。
【0157】ここでは例として、ファクシミリ装置12
0からFAXサーバー118への登録データのデータ転
送を詳細に示す(実際は、必要によりFAXサーバーと
ファクシミリ装置の間では、受信及び送信メッセージ等
のデータ転送が行われている)。
【0158】I/Fルーチン701において、まずステ
ップ704でFAXサーバー118からの設定変更等の
変化があるかどうか(FAXサーバー118へのデータ
転送を行う必要があるか)の問い合わせがあったか判断
する。
【0159】ステップ704でFAXサーバー118か
らの変更の確認の問い合わせを受けると、ステップ70
5においてFAXサーバー118へのデータ転送が現在
可能かどうかをチェックする。このチェックは、ファク
シミリ装置120がファクシミリ交信中等でBUSY状
態の時や登録モードの変更中などでFAXサーバー11
8へのデータ転送ができない状態かどうかを判断する。
【0160】ステップ705のデータ転送の可/不可の
チェックで不可ならば、ステップ713においてFAX
サーバー118にBUSYを返答し、再度FAXサーバ
ー118からの変更の有無の確認を待つため、ステップ
704に戻る。
【0161】そしてステップ705にてFAXサーバー
118への返答が可能と判断すれば、ステップ706に
おいて“CHG−flag”をチェックする。
【0162】ここで、FAXサーバー118と共通の登
録データ(メイルボックス内の登録データや会社名や電
話番号、自動受信する/しないの設定等の一般データ)
が変更されていれば、“CHG−flag”に“1”
(変更あり)がセットされており、変更されていなけれ
ば、“CHG−flag”は“0”(変更なし)にリセ
ットされている。
【0163】ステップ706において“CHG−fla
g”が“0”にリセットされていれば、ステップ714
においてFAXサーバー118に転送すべきデータ(変
更された登録データ)が無いことを通知し(未変更の通
知)、次のFAXサーバー118からの命令を待つた
め、ステップ704にもどる。
【0164】ステップ706において“CHG−fla
g”が“1”にセットされていれば、ステップ707に
おいてFAXサーバー118に転送すべきデータがある
ことを通知する(変更ありの通知)。
【0165】その後、ステップ708においてFAXサ
ーバー118で扱う形式にデータを変換し、ステップ7
09においてFAXサーバー118にこのデータを転送
する。
【0166】そしてステップ709におけるデータ転送
終了後、FAXサーバー118からの受信終了通知とデ
ータチェック結果を受け取り、ステップ710において
転送が正常終了したかどうかをチェックする。
【0167】正常終了するとステップ711において
“CHG−flag”が“0”にリセットし、必要なデ
ータは残し、不必要なデータは削除し、次の変更に備え
る。
【0168】異常終了の場合、“CHG−flag”の
状態を変更せずに次の転送に備える。
【0169】転送終了後、ステップ712において転送
結果を後で確認できるように履歴としてRAM103に
記憶し、また操作部105に表示したり、記録制御部1
14で印字することにより使用者に通知する。また、I
/F制御部115を通して外部端末へ通知するようにし
てもよい。
【0170】そのあと、次のFAXサーバー118から
の命令を待つためにステップ704に戻る。
【0171】ステップ704においてFAXサーバー1
18からの変更の有無の問い合わせが無ければ、ステッ
プ715において“CHG−flag”と通知タイミン
グのチェックを行う。
【0172】このステップ715における“CHG−f
lag”と通知タイミングのチェックの詳細な説明は、
図10で行う。
【0173】ステップ715における“CHG−fla
g”と通知タイミングのチェックは、設定の変更の発生
をファクシミリ装置120からFAXサーバー118に
自主的に通知するかどうかを判断する。(通常は、FA
Xサーバー118からの変更の確認に対して変更の有無
を通知し(ポーリングによる交信)、ファクシミリ装置
120からは自主的にFAXサーバー118に通知しな
いが予め設定しておくことによりファックス装置120
から自主的に変更の有無をFAXサーバー118に通知
する)。
【0174】ステップ716においてFAXサーバー1
18への自主的通知を行うと判断した場合、ステップ7
15でのチェックに基づきステップ718においてFA
Xサーバー118に登録データの変更の発生を通知す
る。
【0175】またステップ716においてFAXサーバ
ー118への自主的通知を行う必要無しと判断した場
合、ステップ704に戻り、次のFAXサーバー118
からの命令を待つ。
【0176】ステップ719においてFAXサーバー1
18からデータ転送の要求があれば、ステップ708へ
移行し転送を行う。
【0177】ステップ719においてFAXサーバー1
18からのデータ転送の要求が無ければ、ステップ70
4に戻り、次のFAXサーバー118から命令を待つ。
【0178】図9は、ファクシミリ装置120における
登録データの変更に係る処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0179】以下にファクシミリ装置120上の登録デ
ータ変更処理を詳細に説明する。
【0180】図7の703における変更モードでの変更
の実行や図11におけるFAXサーバー118からの登
録データの転送による変更がある。
【0181】登録データの変更は、操作部105からの
変更802、読取制御部107からの変更803(読取
制御部107から変更内容がマークされたマークシート
等を読み取り、この読取データを解析した結果による変
更)、外部からの変更804(外部から通信回線116
やほかのI/Fを通して行われる設定の変更)のいずれ
かにより行われる。
【0182】また、FAXサーバー118からの変更デ
ータの転送により変更が行われる。
【0183】上記いずれかによりデータが変更されると
ステップ805において登録データの変更の発生や変更
されるデータをFAXサーバー118に通知するべきか
どうかを判断する。
【0184】通知すべき変更データがあり、このデータ
をFAXサーバー118に転送すべきであると判断した
場合、ステップ806において“CHG−flag”に
“1”をセットし、FAXサーバー118からの変更の
有無の確認時に変更があることを通知するようにする。
【0185】通知すべき変更データが無かったと判断し
た場合、ステップ808において“CHG−flag”
に“0”をリセットし、FAXサーバー118からの変
更の有無確認時に変更が無いことを通知するようにす
る。
【0186】図10は、ファクシミリ装置120上の登
録データの変更発生をファクシミリ装置120からFA
Xサーバー118に通知するかどうか判断する動作の流
れを示すフローチャートである。
【0187】以下にファクシミリ装置120上の設定デ
ータの変更発生をファクシミリ装置120からFAXサ
ーバー118に通知するかどうかの判断を詳細に説明す
る。
【0188】これは、ファクシミリ装置120のほうか
ら自主的にFAXサーバー118に変更を通知するか判
断するルーチンである。
【0189】まずステップ902において、図9のよう
に書き換えられる“CHG−flag”のセット/リセ
ットをチェックする。
【0190】ステップ902において“CHG−fla
g”がセット状態(FAXサーバー118へ転送する更
新データであり)ならば、ステップ903においてファ
クシミリ装置120の内部処理の優先順位(例としてデ
ータ転送よりもファクシミリの交信の実行を優先する)
やFAXサーバー118への通知の間隔(FAXサーバ
ー118とのI/Fを常にBUSYにしないように通知
の間隔をとるようにする)などを判断してFAXサーバ
ー118に更新データがあることを通知するかどうか決
定する。
【0191】ステップ903において通知をすると判断
した場合、ステップ904でFAXサーバー118に変
更の発生を通知すると決定する。
【0192】ステップ903において通知をしないと判
断した場合、ステップ906でFAXサーバー118に
変更の発生を通知しないと決定する。
【0193】ステップ902において“CHG−fla
g”がリセット状態ならばステップ906においてFA
Xサーバー118に通知しないと決定する。
【0194】図12は、ファクシミリ装置120からF
AXサーバー118へのデータ転送を行う場合のFAX
サーバー118における処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0195】以下にFAXサーバー118におけるファ
クシミリ装置120からのデータ転送を受け取る処理の
流れの詳細な説明を行う。
【0196】まずステップ1002においてサーバー1
18がファクシミリ装置120のデータを必要としてい
るかどうかのチェックを行う。
【0197】ここでのチェックは、変更/未変更に関係
無く、データを必要としているかをチェックする。
【0198】未変更でも必要とする場合は、FAXサー
バー118上のデータが破壊された場合やデータの確認
する場合などである。
【0199】ファクシミリ装置120上のデータが必要
な場合、ステップ1012においてファクシミリ装置1
20に対しファクシミリ装置120内のデータを指定し
てデータ転送命令を通知する。
【0200】ここで転送を要求するデータは、すべての
登録データやレポートのデータなどでもよい。
【0201】ステップ1012において転送要求をファ
クシミリ装置120に通知後、ステップ1008以降の
データ転送を受け取る処理を実行する。
【0202】ステップ1002においてファクシミリ装
置120上のデータが必要無いと判断した場合、ステッ
プ1003においてファクシミリ装置120に対し変更
の有無確認するかどうかの条件を判断する。
【0203】確認するタイミングは、規定時間毎に定期
的に変更の有無を確認したり、ファクシミリメッセージ
転送などのイベントの開始前や終了後など状態が変わる
前後に行ったりなどである。
【0204】また、ファクシミリ装置120上のデータ
変更がFAXサーバー118側の動作に影響する場合も
変更の確認を行う。
【0205】ステップ1003において変更の確認を必
要とする場合、ステップ1004においてFAXサーバ
ー118上でデータ転送の受信処理が可能かどうか判断
する。
【0206】ステップ1004においてデータ転送の受
信処理が不可能な場合、再度データの確認が必要かどう
か判断するためステップ1002に戻る。
【0207】ステップ1004においてデータ転送の受
信処理が可能な場合、ステップ1005においてファク
シミリ装置120でデータの変更が発生しているかどう
かの確認を行う。
【0208】ここで確認するデータは、その時点で変更
の確認を必要とするデータに限定しても、すべてのデー
タに対して確認するようにしてもよい。
【0209】ステップ1005において確認を行った
後、ステップ1006においてファクシミリ装置120
からの返答を確認する。
【0210】ファクシミリ装置120から“変更無し”
の返答を受け取った場合、つまり、FAXサーバー11
8でデータを変更する必要がない場合はステップ100
2に戻り、再度データ変更の確認を行う。
【0211】ステップ1006においてファクシミリ装
置120から“変更有り”の返答を受け取った場合、つ
まりFAXサーバー118でデータを更新する必要があ
る場合はステップ1007においてファクシミリ装置1
20に対してデータの転送を命じる。
【0212】ここで転送を命じるデータの種類は、変更
の発生した部分だけでも、確認したデータ全体でも、フ
ァクシミリ装置120の持つデータ全体でもよいものと
する。
【0213】ステップ1007においてデータ転送をフ
ァクシミリ装置120に命じた後、ステップ1008で
ファクシミリ装置120からのデータの転送を受ける。
【0214】ファクシミリ装置120からのデータ転送
を受けた後、ステップ1009において転送されたデー
タのチェックとFAXサーバー118上のデータの更新
を行い、更新後、履歴を残す。
【0215】データチェックと更新終了後、ステップ1
010において更新結果の良否をファクシミリ装置12
0に通知する。ファクシミリ装置120に通知後、ステ
ップ1011において更新結果を必要とするイベントの
管理プログラムに通知し、またFAXサーバー118の
管理者、使用者に通知すべくFAXサーバー118の表
示部に表示する。
【0216】そして、ステップ1002に戻り、再度デ
ータ変更の確認を行う。
【0217】またステップ1003においてFAXサー
バー118がファクシミリ装置120に対して変更確認
を必要としないと判断した場合、ステップ1013にお
いて、ファクシミリ装置120からの自主的変更の通知
があったかどうかチェックする。
【0218】ファクシミリ装置120はFAXサーバー
118にすぐにデータの変更を通知する必要が有る場
合、ファクシミリ装置120側からFAXサーバー11
8に変更の発生を通知する。(ファクシミリ装置120
のソフトSWの設定ですべての変更に対してファクシミ
リ装置120が自主的に通知させることができる)FA
Xサーバー118にすぐにデータの変更を通知するの
は、ユーザSWの設定変更などの場合である。
【0219】ファクシミリ装置120からの自主的変更
の通知が無い場合、ステップ1002に戻り、再度デー
タ変更の確認を行う。
【0220】ファクシミリ装置120からの自主的変更
の通知があった場合、ステップ1014においてFAX
サーバー118でデータ転送の受信処理が可能かどうか
判断する。
【0221】ステップ1014においてデータ転送の主
審処理が不可能な場合、ステップ1016においてファ
クシミリ装置120にFAXサーバー118がデータ転
送の受信処理ができない“BUSY”を返答し、再度デ
ータの確認が必要かどうか判断するためステップ100
2に戻る。
【0222】ステップ1014においてデータ転送の受
信処理が可能な場合、ステップ1015においてファク
シミリ装置120にデータの変更が発生しているかどう
かの確認を行う。
【0223】ここで確認するデータは、その時点で変更
の確認を必要とするデータに限定しても、すべてのデー
タに対して確認してもよいものとする。
【0224】その後、ステップ1008以降の転送デー
タの受け取り処理を行う。
【0225】図13は、ファクシミリ装置120からF
AXサーバー118へのデータ転送プロトコルを示した
図である。
【0226】以下にFAXサーバー118(図中サー
バ)とファクシミリ装置120(図中FAX)間のデー
タ転送の手順を示す。
【0227】図13(a)は、通常の手順でFAXサー
バー118からファクシミリ装置120へのデータ転送
手順を示す(通常のポーリング手順を示す)。
【0228】1101において、FAXサーバー118
からファクシミリ装置120に“変更チェック命令”を
送り、ファクシミリ装置120上でデータ変更(FAX
サーバー118側に変更データを転送する必要がある変
更)が発生したかどうか確認する。
【0229】この時、チェックするデータの種類をFA
Xサーバー118側から指定してもよい。
【0230】1101の“変更チェック命令”に対して
ファクシミリ装置120でデータ変更があった場合、1
102において“変更あり”の応答を返す。
【0231】FAXサーバー118が1102の“変更
あり”を確認すると、“変更データ転送命令”をファク
シミリ装置120に送る。
【0232】この時、データ転送するデータの種類をF
AXサーバー118側から指定しても構わない。
【0233】ファクシミリ装置120は“変更データ転
送命令”を確認後、1104においてFAXサーバー1
18に変更データを転送する。
【0234】この時、転送するデータの種類をFAXサ
ーバー118側から指定してもよい。
【0235】または、ファクシミリ装置120側で送信
データを選別、加工してもよい。
【0236】FAXサーバー118はデータ転送の終了
を確認後、内部のデータベースをファクシミリ装置12
0から送られてきたデータで書き換える。
【0237】内部のデータベースの書き換えが正常終了
した後、FAXサーバー118は、1105においてフ
ァクシミリ装置120に“更新正常終了命令”を送り、
データ転送が正常終了したことを通知する。
【0238】その後、1106において変更データの転
送手順の“終了命令”をFAXサーバー118は、ファ
クシミリ装置120に送る。
【0239】ただし、この命令を1105の“更新正常
終了命令”で代行してもよい。
【0240】図13(b)は、ファクシミリ装置120
にデータ変更の無い場合の手順を示す。
【0241】この手順は、更新チェック命令を定期的に
ファクシミリ装置120に送るFAXサーバー118に
おけるものである。1107において、FAXサーバー
118からファクシミリ装置120に“変更チェック命
令”を送り、ファクシミリ装置120上でデータ変更
(FAXサーバー118側に変更データを転送する必要
のある変更)が発生したかどうか確認する。
【0242】1107の“変更チェック命令”に対して
ファクシミリ装置120にデータ変更がなかった場合、
1108において“変更なし”の応答を返す。
【0243】FAXサーバー118は、次の“変更チェ
ック命令”のために一定時間の間隔をおき、I/Fやフ
ァクシミリ装置120が常に“BUSY”状態にならな
いようにする。
【0244】ただし、命令の間隔は、一定の時間でなく
てもよく、不特定でもよいし、イベント(FAXサーバ
ー118からの指示によるファクシミリの送受信の実
行)の前後でも構わない。
【0245】その後、1109において再度FAXサー
バー118からファクシミリ装置120に“変更チェッ
ク命令”を送り、ファクシミリ装置120上でデータ変
更(FAXサーバー118側に変更データを転送する必
要のある変更)が発生したかどうか確認する。
【0246】1109の“変更チェック命令”に対して
ファクシミリ装置120にデータ変更がなかった場合、
1110において“変更なし”の応答を返す。
【0247】これにより、常にFAXサーバー118と
ファクシミリ装置120は、共通のデータを持つことが
できる。
【0248】図13(c)は、ファクシミリ装置120
がFAXサーバー118に対してデータ転送できない場
合を示す。
【0249】例えば、ファクシミリ受信中にFAXサー
バー118からの通知があった場合などでファクシミリ
装置120側のデータ転送を行う処理が間に合わない場
合,“BUSY”を返答するプロトコルを示している。
【0250】1111において、FAXサーバー118
からファクシミリ装置120に“変更チェック命令”を
送り、ファクシミリ装置120上でデータ変更(FAX
サーバー118側に変更データを転送する必要のある変
更)が発生したかどうか確認する。
【0251】1111の“変更チェック命令”に対して
ファクシミリ装置120がデータ転送できない場合(フ
ァクシミリ送受信を実行中やデータを変更中など)、1
112において“BUSY”の応答を返す。
【0252】1112の“BUSY”をFAXサーバー
118が確認すると一定間隔を開けたり、または連続し
て、1113において再度“変更チェック命令”をファ
クシミリ装置120に送る。
【0253】1113の“変更チェック命令”の後まだ
処理ができない場合、1114において“BUSY”の
応答と返す。
【0254】1114の“BUSY”をFAXサーバー
118が確認すると一定間隔を開けたり、または連続し
て、1115において再度“変更チェック命令”をファ
クシミリ装置120に送る。
【0255】1115の“変更チェック命令”に対して
ファクシミリ装置120がデータ転送処理可能になり
(ファクシミリ送受信の終了後)、ファクシミリ装置1
20にデータ変更があった場合、1116において“変
更あり”の応答を返す。
【0256】その後図13(a)と同様にデータ転送を
行う。
【0257】図13(d)は、ファクシミリ装置120
からFAXサーバー118に自主的にデータ転送を行う
場合の手順を示す。
【0258】これは、ファクシミリ装置120上でのデ
ータ変更をできるだけ早く優先的にFAXサーバー11
8に知らせる必要がある場合の手順である。
【0259】ファクシミリ装置120に重要なデータ変
更が発生すると、1117においてファクシミリ装置1
20からFAXサーバー118に“データ変更発生”命
令が送られる。
【0260】“データ変更発生”命令を受け取ったFA
Xサーバー118は、すぐにデータ転送手順を始める。
【0261】図13(d)における1118、111
9、1120、1121は図13(a)の1103、1
104、1105、1106と同様なデータ転送手順で
ある。
【0262】図11は、FAXサーバー118からファ
クシミリ装置120へのデータ転送のファクシミリ装置
120における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0263】以下にファクシミリ装置120によるデー
タ転送を詳細に説明する。
【0264】データ転送のプログラムは、図7のメイン
ルーチン720とその後ろで駆動するI/Fルーチン7
50である。
【0265】ここではFAXサーバー118からファク
シミリ装置120への登録データのデータ転送を詳細に
示す。(実際は、必要によりFAXサーバー118とフ
ァクシミリ装置120の間では、受信及び送信メッセー
ジ等のデータ転送が行われている)。
【0266】I/Fルーチン750において、まずステ
ップ751でFAXサーバー118からの設定変更等の
データ転送確認命令(FAXサーバー118からのデー
タ転送が可能か)をファクシミリ装置120が受け取っ
たかどうかをチェックする。
【0267】ステップ751でFAXサーバー118か
らの変更の確認を受け取ると、ステップ752において
ファクシミリ装置120がFAXサーバー118からの
転送データを現在受け取ることが可能かどうかをチェッ
クする。このチェックは、ファクシミリ装置120がフ
ァクシミリ交信中等でBUSY状態の時や登録モードの
変更中などでFAXサーバー118からのデータ転送を
受けることのできない状態かどうかを判断する。
【0268】ステップ752におけるデータ転送の可/
不可のチェックで不可ならば、ステップ760において
FAXサーバー118にBUSYを返答し、再度FAX
サーバー118からの転送確認の有無を確認するため、
ステップ751に戻る。
【0269】ステップ752にてFAXサーバー118
への返答の判断が可能ならば、ステップ753において
FAXサーバー118に転送データを受け取ることが可
能であることを応答する。
【0270】ステップ754においてFAXサーバー1
18からのデータ転送開始命令を受け取ると、ステップ
755においてファクシミリ装置120はFAXサーバ
ー118からのデータ転送を受ける。
【0271】ステップ754において、規定時間以内に
命令を受け取れなかったり(タイムアウト)、FAXサ
ーバー118から転送中断命令を受け取るとデータ転送
を中断し再度FAXサーバー118からの転送確認の有
無の確認をするため、ステップ751に戻る。
【0272】ステップ755において、FAXサーバー
118からの転送データを受け取り終わると、ステップ
756において、受け取ったデータの解析及びRAM1
03への蓄積をおこなう。
【0273】なおステップ755のデータ受け取りとス
テップ756のデータ解析、蓄積は同時におこなっても
よい。
【0274】そして、ステップ757において、正常に
データを受け取り蓄積できたかどうかを判断し、正常に
更新できたと判断すればステップ758において、FA
Xサーバー118に正常更新の終了を通知し、正常に更
新できなかったり、輸送データが異常であった場合、ス
テップ761において、更新異常をFAXサーバー11
8に通知する。
【0275】そしてステップ759において、ファクシ
ミリ装置120の操作部105に設けられた表示部等で
使用者に通知を行い、この結果を履歴としてRAM10
3に記憶しておく。
【0276】ステップ751でFAXサーバー118か
らの変更の確認の受け取りができないと、ステップ76
2においてファクシミリ装置120からFAXサーバー
118にデータ転送を要請するかどうかをチェックす
る。
【0277】要請する場合としては、例えば、ファクシ
ミリ装置120上で電話番号等の登録データに異常が発
生し再登録が必要な場合や定期的に登録データを更新す
る場合などである。
【0278】ステップ763において、FAXサーバー
118にデータ転送を要請する場合、ステップ764に
おいてFAXサーバー118にデータ転送要請命令を通
知する。
【0279】そしてステップ765においてFAXサー
バー118からの転送可能の通知を受け取るとステップ
754に進み、転送データをFAXサーバー118から
受け取る。
【0280】ステップ765において、規定時間以内に
命令を受け取れなかったり、FAXサーバー118から
でータ転送不可能の通知を受け取ると、転送要求を中断
してステップ751へ戻る。
【0281】図14は、ファクシミリ装置120からF
AXサーバー118へデータ転送要求命令を通知するか
否か判断する際の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0282】これは、ファクシミリ装置120のほうか
ら自主的にデータ転送の要求を通知するかファクシミリ
装置120において判断するルーチンである。
【0283】まず、ステップ952において、FAXサ
ーバー118からデータ転送を受けることができるかど
うかをチェックする。
【0284】ここでのチェック内容としては、例えば現
時点でのファクシミリ装置120の内部処理能力が印字
等の並列処理で転送データを受け取るために十分である
かどうかのチェックや、定期的な転送要求をFAXサー
バー118に通知する設定をされていた場合の時間等の
要求条件通知間隔のチェックなどがある。
【0285】ステップ952でデータ転送が可能と判断
した場合、現時点でファクシミリ装置120が自主的に
転送要求をFAXサーバー118に通知する必要性をチ
ェックする。
【0286】これは、不必要な要求によるデータ転送の
ために、ファクシミリ装置120やFAXサーバー11
8の処理速度を落し他の処理に影響しないようにするた
めである。
【0287】ここで必要と判断された場合、ステップ9
54において、FAXサーバー118へのデータ転送要
求の通知を決定する。
【0288】ステップ952においてファクシミリ装置
120がデータ転送を受けることができない状態と判断
された場合やステップ953において通知の必要性が無
いと判断した場合、ステップ956において現時点での
通知を断念する決定を行う。
【0289】図15は、FAXサーバー118からファ
クシミリ装置120へのデータ転送のFAXサーバー1
18における処理の流れを示すフローチャートである。
【0290】まず、ステップ1051においてFAXサ
ーバー118がファクシミリ装置120へのデータ転送
を必要としているかどうかのチェックを行う。
【0291】ここでのチェックは、FAXサーバー11
8上のデータの変更/未変更に関係無く、データ転送を
必要とするかをチェックする。
【0292】ここで、FAXサーバー118のデータが
変更されている場合は、ファクシミリ装置120とFA
Xサーバー118が共通のデータを持つ必要性からファ
クシミリ装置120にデータを転送する。
【0293】また、未変更でも転送が必要な場合として
は、ほかのファクシミリ装置121、122からFAX
サーバー118へのデータ転送があり、そのデータをフ
ァクシミリ装置120に通知する必要がある場合や、定
期的なファクシミリ装置120上のデータの更新の場合
などがある。
【0294】ステップ1051でファクシミリ装置12
0へのデータ転送が必要と判断した場合、ステップ10
52においてファクシミリ装置120にファクシミリ装
置120上のデータを指定してデータ転送を行うことを
通知する。
【0295】データ転送を行うことをファクシミリ装置
120に通知後、ステップ1053において、ファクシ
ミリ装置120からの転送許可の受け取りを確認する。
【0296】これは、ファクシミリ装置120がFAX
サーバー118からのデータ転送を受けることができる
かどうかのチェックである。
【0297】この転送許可を表す情報内にファクシミリ
装置120からの転送を要求するデータリストが含まれ
ており、ファクシミリ装置120が転送を要求するデー
タは、すべての登録データやレポートのデータなどでも
ある。
【0298】ステップ1053で転送許可通知を受け取
ると、ステップ1054において、FAXサーバー11
8内のデータを確認し、データ転送可能であることを確
認する。
【0299】FAXサーバー118がデータ転送可能な
場合、ステップ1055においてファクシミリ装置12
0に対してデータ転送の開始を行うことを通知する。
【0300】そして、ステップ1056において、FA
Xサーバー118上で変更されたデータやファクシミリ
装置120から要求されたデータなどをファクシミリ装
置120に転送する。
【0301】次に、ステップ1057において、ファク
シミリ装置120からデータ転送やデータ更新を正常に
終了したことを示す通知を受け取る。
【0302】ここで正常終了の通知を受け取ると、FA
Xサーバー118は、ステップ1058において、デー
タ転送が正常に終了したと判断する。
【0303】ファクシミリ装置120から異常終了の通
知を受け取ったり規定時間内に通知がファクシミリ装置
120から来ない場合、ステップ1060において、異
常終了したと判断する。
【0304】そして、ステップ1059において、表示
等により使用者にデータ転送の結果を通知し、ファクシ
ミリ装置120に処理の終了を通知する。
【0305】ファクシミリ装置120からのデータ変更
を他のファクシミリ装置121、122に通知した場
合、通知結果を元のファクシミリ装置120に通知する
ようにする。
【0306】その後、ステップ1051に戻り、次のデ
ータ転送の必要性を判断する。
【0307】ステップ1051において、FAXサーバ
ー118からファクシミリ装置120へのデータ転送の
通知が必要ないと判断した場合、ステップ1061にお
いて、ファクシミリ装置120からのデータ転送要求が
あるかどうかをチェックする。
【0308】ここで転送要求が確認できない場合、ステ
ップ1051へ戻り、次のデータ転送の必要性を判断す
る。
【0309】また、ファクシミリ装置120から転送要
求を確認した場合、ステップ1062において、FAX
サーバー118がデータ転送処理を実行できるかどうか
をチェックする。
【0310】ここでデータを転送可能な条件は、例えば
FAXサーバー118内のデータの変更が終了している
こと、内部処理能力にデータ転送する余裕があること、
要求先元のファクシミリ装置120がFAXサーバー1
18に登録されていることである。
【0311】そしてデータ転送を行うと判断した場合、
ステップ1063において、ファクシミリ装置120に
データ転送可能であることを通知し、ステップ1055
へ進み、データ転送を開始する。
【0312】またデータ転送を行わないと判断した場
合、ステップ1064において、“BUSY”応答をし
て、データ転送を拒否し、ステップ1051に戻り、次
のデータ転送の必要性を判断する。
【0313】ステップ1064でのファクシミリ装置1
20へのデータ転送中断の命令は、中断条件により他の
命令でもよい。
【0314】図16は、FAXサーバー118からファ
クシミリ装置120へのデータ転送プロトコルを示した
図である。
【0315】以下にFAXサーバー118(図中サー
バ)とファクシミリ装置120(図中FAX)間のデー
タ転送の手順を示す。
【0316】図16(a)は、通常の手順によるFAX
サーバー118からファクシミリ装置120へのデータ
転送手順を示す。
【0317】まず1150において、FAXサーバー1
18からファクシミリ装置120に“データ転送命令”
を送り、FAXサーバー118からファクシミリ装置1
20へのデータ転送が可能かどうかを確認する。
【0318】この時、データ転送するデータの種類をF
AXサーバー118側から指定してもよい。
【0319】1150の“データ転送命令”に対してフ
ァクシミリ装置120がデータ転送を受けることが可能
な場合、1151において“転送許可命令”の応答を返
す。
【0320】この時、データ転送するデータの種類をフ
ァクシミリ装置120側から指定してもよい。
【0321】FAXサーバー118が1151の“転送
許可命令”を確認すると、1152において“データ転
送開始命令”をファクシミリ装置120に送る。
【0322】FAXサーバー118は“データ転送開始
命令”を通知後、1153においてファクシミリ装置1
20に変更データを転送する。
【0323】この時、転送するデータの種類をFAXサ
ーバー118側から指定してもよい。
【0324】ファクシミリ装置120は、データ転送の
終了を確認後、内部のデータベース(メイルボックスの
内容等)をファクシミリ装置120から送られてきたデ
ータにより書き換える。
【0325】内部のデータベースの書き換えが正常終了
した後、ファクシミリ装置120は、1154において
FAXサーバー118に“更新正常終了命令”を送り、
データ転送が正常終了したことを通知する。
【0326】その後、1155において変更データの転
送手順の“終了命令”をFAXサーバー118は、ファ
クシミリ装置120に送る。
【0327】図16(b)は、ファクシミリ装置120
がデータ変更を受け取ることができない場合の手順を示
す。
【0328】この手順は、データ転送命令をFAXサー
バー118が定期的にファクシミリ装置120に送る場
合を例にとったものである。
【0329】1162において、FAXサーバー118
からファクシミリ装置120に“データ転送命令”を送
り、FAXサーバー118からファクシミリ装置120
へのデータ転送が可能かどうかを確認する。
【0330】1162の“データ転送命令”に対してフ
ァクシミリ装置120が変更データを受け取ることがで
きない場合、1163において“BUSY”の応答を返
す。
【0331】“BUSY”応答はファクシミリ装置12
0が受信送信等を行っており、データ転送を受けること
ができない場合の応答であり、他の条件でデータ転送を
受けることができない場合は、他の応答を返すようにし
てもよい。
【0332】FAXサーバー118は、次の“データ転
送命令”のために一定時間の間隔をおき、I/Fやファ
クシミリ装置120が常に“BUSY”状態にならない
ようにする。
【0333】ただし、命令の間隔は、一定の時間でなく
ても、不特定でも、イベント(FAXサーバー118か
らの指示によるファクシミリの送受信の実行)の前後で
もよい。
【0334】その後、1164において再度FAXサー
バー118からファクシミリ装置120に“データ転送
命令”を送り、FAXサーバー118からファクシミリ
装置120へのデータ転送が可能かどうかを確認する。
【0335】1164の“データ転送命令”に対してフ
ァクシミリ装置120が変更データを受け取ることがで
きない場合、1165において“BUSY”の応答を返
す。
【0336】その後、1166において再度FAXサー
バー118からファクシミリ装置に“データ転送命令”
を送り、FAXサーバー118からファクシミリ装置1
20へのデータ転送が可能かどうかを確認する。
【0337】1166の“データ転送命令”に対してフ
ァクシミリ装置120が変更データを受け取ることがで
きる場合、1167において“転送許可命令”の応答を
返し、図16(a)と同じようにデータ転送を行う。
【0338】図16(c)は、ファクシミリ装置120
からFAXサーバー118に対してデータ転送要求を行
うことによりデータ転送を行う場合を示す。
【0339】例えば、ファクシミリ装置120上の登録
データに異常が発生し、再登録をする場合である。
【0340】1156において、ファクシミリ装置12
0は、FAXサーバー118にデータ“転送要求命令”
を通知する。
【0341】この時、データ転送するデータの種類をフ
ァクシミリ装置120側から指定してもよい。
【0342】“データ転送要求命令”を受け取ったFA
Xサーバー118は、データ転送が可能な場合、115
7において、ファクシミリ装置120に“データ転送可
能命令”を返し、データ転送手順を開始する。
【0343】データ転送手順は、最初に1158におい
てファクシミリ装置120に“データ転送開始命令”を
通知し、次に1159において、変更データの転送を行
う。
【0344】この時、転送するデータの種類をFAXサ
ーバー118側から指定してもよい。
【0345】ファクシミリ装置120は、データ転送の
終了を確認後、内部のデータベース(メイルボックスの
内容等)をFAXサーバー118から送られてきたデー
タで書き換える。
【0346】内部のデータベースの書き換えが正常終了
した後、ファクシミリ装置120は1160においてF
AXサーバー118に“更新正常終了命令”を送り、デ
ータ転送が正常終了したことを通知する。
【0347】その後、1161において変更データの転
送手順の“終了命令”をFAXサーバー118は、ファ
クシミリ装置120に送る。
【0348】図16(d)は、ファクシミリ装置120
からFAXサーバー118に対してデータ転送要求を行
うが、FAXサーバー118上でデータ転送が行えない
場合を示す。
【0349】例えば、ファクシミリ装置120から要求
されたときにFAXサーバー118上で他の作業を行っ
ており、データ転送が行えない場合等である。
【0350】まず1168において、ファクシミリ装置
120は、FAXサーバー118に“データ転送要求命
令”を通知する。
【0351】“データ転送要求命令”を受け取ったFA
Xサーバー118は、データ転送が不可能な場合、11
69において、ファクシミリ装置120に“データ転送
不可能命令”を返す。
【0352】ファクシミリ装置120は、次の“データ
転送要求命令”のために一定時間の間隔をおき、I/F
やFAXサーバー118が常に“BUSY”状態になら
ないようにする。
【0353】ただし、命令の間隔は、一定の時間でなく
てもよく、不特定でも、イベント(FAXサーバー11
8からの指示によるファクシミリ送受信の実行)の前後
でもよい。
【0354】1170において、再度ファクシミリ装置
120は、FAXサーバー118に“データ転送要求命
令”を通知する。
【0355】“データ転送要求命令”を受け取ったFA
Xサーバー118は、データ転送要求が変更データだけ
に限定されている場合、変更データが無いと判断すると
1171において、ファクシミリ装置120に“変更デ
ータ無し命令”を返す。
【0356】図7は、ファクシミリ装置がLANに直接
接続された場合のデータ転送の流れを示した図である。
【0357】ファクシミリ1203は、LANのクライ
アントとしてLAN1204に直接接続されている。
【0358】LAN1204には、他のクライアントと
して、1201、1202のコンピュータと1205が
FAXサーバとし接続されている。
【0359】また、ファクシミリ装置1206、120
7がLANのクライアントとしてLAN1204に接続
されている。
【0360】FAXサーバ1205は、それ自体にモデ
ムを搭載しており、外部電話回線を介してファクシミリ
送受信を行う。
【0361】コンピュータ1201、1202はFAX
サーバ1205に対して、ファクシミリの送信の依頼や
FAXサーバ1205、ファクシミリ1203、120
6、1207に蓄えられた受信メッセージの転送を依頼
する。
【0362】ファクシミリ1203は、原稿画像を読み
取ったメッセージ(イメージ)直接外部電話回線を介し
て送信したり、コンピュータ1201、1205のよう
にFAXサーバ1205に送信を依頼する。
【0363】また、ファクシミリ1203は、LAN1
204を通じてFAXサーバ1205上の受信データを
転送させ、ファクシミリ1203で記録出力させる。
【0364】ファクシミリ1203とFAXサーバー1
205は、LAN1204を通じてデータを共有化し、
効率的な送信や受信メッセージの蓄積を行える。
【0365】これは、送信の実行をFAXサーバー12
05とファクシミリ1203、1206、1207で分
割させたり、同じ宛先のメッセージを結合して送信した
り、受信メッセージの管理をFAXサーバー1205に
任せ、ファクシミリ1203で受信したメッセージをF
AXサーバー1205に転送、データベース化したりす
るものである。
【0366】また、各登録データはLAN1204を通
じて、FAXサーバー1205、ファクシミリ120
3、1206、1207、コンピュータ1201、12
02間で必要により、共通化される。
【0367】ファクシミリ1206、1207は、ファ
クシミリ1203と同じ機能を持ってもよいし、またあ
るファクシミリが持っていないが他のファクシミリが持
っている機能(例えば、同報送信機能など)を利用しあ
うようにしてもよい。
【0368】次に、ファクシミリ装置側でデータ変更が
発生し、FAXサーバーへ登録データ変更を通知する場
合と通知しない場合の処理について説明する。
【0369】FAXサーバーに通知する場合の例とし
て、ダイヤルリスト上の登録されている人物、会社が移
転などでダイヤル番号を変更した場合、FAXサーバー
118に通知し、FAXサーバー118上に登録されて
いる同じ人物、会社のダイヤル番号を全て変更し、ファ
クシミリ装置120とFAXサーバー118が同じデー
タを持つ場合を示す。
【0370】また、FAXサーバーに通知しない場合の
例として、ファクシミリ装置120における、読み取り
センサーのスレッシュホールド値の変更を示す。
【0371】図18は、ファクシミリ装置120におい
て、“タナカ”で登録されているダイヤル番号“234
−3455”が“345−6789”に変更された場合
のデータの流れを示した図である。
【0372】ファクシミリ装置120のRAM103の
所定エリア1801において、使用者によりダイヤルリ
スト1802の名称タナカなる人物のダイヤル番号が
“234−3455”から“345−6789”に変更
されると同時にファクシミリ装置201のCPU101
は、ダイヤル番号の変更処理によりタナカのダイヤル番
号の変更通知1806をFAXサーバー118に対し行
う。
【0373】タナカのダイヤル番号の変更通知1806
は、I/F制御部115を介して通知される。
【0374】FAXサーバー118は、タナカのダイヤ
ル番号の変更通知1806があると、タナカの名称で登
録されているデータリストを検出する。
【0375】図18では、全体ダイヤルリスト1804
のD02番目と指定送信リスト1805のD01番目に
タナカが登録されている。
【0376】FAXサーバー118は、タナカが登録さ
れているリストである全体ダイヤルリスト1804と指
定送信リスト1805を検出し、全体ダイヤルリスト1
804のD02番目と指定送信リスト1805のD01
番目にタナカのダイヤル番号を“345−6789”に
変更する。
【0377】図19は、ダイヤル番号の変更にともなう
FAXサーバー118への変更通知を行うまでのファク
シミリ装置120の処理の流れを示したフローチャート
である。
【0378】ステップ1901において、使用者はタナ
カの名称で登録されているダイヤル番号を操作部105
を介して、“345−6789”に変更する。
【0379】ステップ1902において変更された内容
が、FAXサーバー118に転送する必要があるかどう
かを判断し、必要がないと判断した場合(ファクシミリ
装置120固有のダイヤル情報などの場合)、終了す
る。
【0380】転送が必要と判断した場合(FAXサーバ
ー118や同じシステム内のファクシミリ装置121、
122などに転送する必要がある場合)、ステップ19
03において、ファクシミリ装置120が変更内容を自
主的に転送するか/要求された場合に転送するかどうか
を判断する。
【0381】ステップ1903においてファクシミリ装
置120が変更内容を自主的に転送すると判断した場
合、ステップ1904において、タナカのダイヤル番号
の変更通知(変更データを含み)をFAXサーバー11
8に転送する。
【0382】ステップ1903においてファクシミリ装
置120が変更内容をサーバからの要求時に転送すると
判断した場合、ステップ1905において、FAXサー
バー118からの要求を待つ。
【0383】FAXサーバー118からの要求確認後、
ステップ1906において、タナカのダイヤル番号の変
更通知(変更データを含む)をFAXサーバー118に
転送する。
【0384】ステップ1904、1906の変更通知の
転送手順、データ形式等は、転送先が変更通知を正常に
解析できれば、十分であり、上記とは別のものでもよ
い。
【0385】上記の登録内容の転送において、名称に対
するダイヤル番号の変更を記したが、名称の変更や登録
番号等の変更でもかまわず、変更通知の転送先が変更内
容を把握でき、通知に従い登録内容を変更できれば十分
であり、通知内容、手段は別のものであってもよい。
【0386】図20は、ダイヤル番号の変更にともなう
ファクシミリ装置120からの変更通知を受け取ってか
ら、登録内容の変更までのFAXサーバー118の処理
の流れを示したフローチャートである。
【0387】ステップ2001において、FAXサーバ
ー118は、ファクシミリ装置120からの変更通知か
ら、ダイヤル登録内容を確認する。
【0388】変更通知は、ファクシミリ装置120が自
主的に転送してきた場合でも、FAXサーバー118か
らの転送要求により転送されてきた場合でもかまわな
い。
【0389】変更通知確認後、ステップ2002におい
て、FAXサーバー118上の登録を変更すべきかどう
かを判断する。
【0390】そして、変更通知から変更した内容や変更
した使用者を特定し、FAXサーバー118の登録内容
の変更を行っても問題がなければ、変更処理に移る。
【0391】変更した使用者が、FAXサーバー118
へのアクセスを許可されていない人物だった場合等で、
登録内容の変更に適さなかった場合、登録内容の変更を
行わず終了する。このとき、その旨のメッセージを出力
する。
【0392】登録内容を変更する場合、ステップ200
3において、FAXサーバー118上に変更内容に該当
するデータを含んだ登録リストが存在するかどうかをチ
ェックする。
【0393】つまり、登録変更内容が“タナカ”で登録
されているダイヤル番号“345−6789”の場合、
このダイヤル番号登録が存在するかどうかをチェックす
る。
【0394】該当するデータを含んだリストがない場
合、登録変更を終了する。
【0395】該当するデータを含んだリストを検出した
場合、ステップ2004において、リスト内にタナカと
いう名称で登録されているダイヤル番号があるかどうか
判断する。
【0396】このダイヤル番号があった場合、ステップ
2005において、変更可能かどうかを判断し、可能な
らば、ステップ2006において、タナカという名称に
対応したダイヤル番号を“345−6789”に変更
し、次の登録内容をステップ2004において参照し、
登録変更を続ける。
【0397】変更不可能ならば、次の登録名称を参照
し、変更を続ける。
【0398】リスト上の登録名称を全てチェックし終わ
れば、ステップ2003において次の登録リストをチェ
ックする。
【0399】全ての該当するリストをチェックし終われ
ば、登録内容の変更を終了する。
【0400】名称等で検索した場合、複数の登録内容変
更すべき候補があがる場合があるので、必要により複数
の検索項目を用意するようにしてもよい。
【0401】また、必要ならば、同じ名称を持つ複数の
ダイヤル番号に対して登録変更をしてもよい。
【0402】図21は、ファクシミリ装置固有の設定値
である原稿の画像を読み取る読み取りセンサーのスレッ
シュホールド値の変更と登録までのファクシミリ装置1
20の処理の流れを示したフローチャートである。
【0403】読み取りセンサーのスレッシュホールド値
は、センサーの読み取りデータのA/D変換をする際の
閾値であり、装置のメカ的、電気的特性によって左右さ
れ、装置個々で設定されるべきものであり、登録ファン
クションモードで変更する。
【0404】例として、閾値のレベルを〈レベル2〉か
ら〈レベル4〉へ変更する手順を示す。
【0405】ステップ2101において、ファクシミリ
装置120内のRAM103からスレッシュホールド値
の設定〈レベル2〉を読み込む。
【0406】ステップ2102において、スレッシュホ
ールド値を〈レベル2〉から〈レベル4〉に変更する。
【0407】ステップ2103において、変更結果であ
る〈レベル4〉をファクシミリ装置120のRAM10
3に登録する。
【0408】ステップ2104において、変更すべきデ
ータが装置固有のものであり、FAXサーバー118に
転送する必要がないことを確認し、スレッシュホールド
の登録を終了する。
【0409】次に、FAXサーバー側でデータ変更が発
生し接続されたファクシミリ装置やLANで接続された
他の端末への登録データ変更を通知する場合と通知しな
い場合を説明する。
【0410】以下の例では、転送先を接続したファクシ
ミリ装置として、例をあげるが、変更データの通知先
は、ファクシミリ装置に限ったものではない。
【0411】ファクシミリ装置に通知する場合の例とし
て、ダイヤルリスト上の登録されている人物、会社が移
転などでダイヤル番号を変更した場合、必要によりファ
クシミリ装置120、121、122(以下の記述では
120のみ)に通知し、ファクシミリ装置120、12
1、122上の同じ人物、会社のダイヤル番号を全て変
更し、FAXサーバー118とファクシミリ装置12
0、121、122が同じデータを持つ場合を示す。
【0412】また、ファクシミリ装置に通知しない場合
の例として、FAXサーバー118において、システム
全体の通信管理レポートのイニシャルを示す。
【0413】図22は、FAXサーバー118におい
て、“タナカ”で登録されているダイヤル番号“234
−3455”が“345−6789”に変更された場合
のデータの流れを示した図である。
【0414】FAXサーバー118において、使用者に
より登録データの入っている記憶領域2201の全体ダ
イヤルリスト2202の名称タナカなる人物に対応した
ダイヤル番号が“234−3455”から“345−6
789”に変更されると同時に記憶領域2201の全体
ダイヤルリストを書き換える。
【0415】図22では、全体ダイヤルリスト2202
のD02番目と指定送信リスト2203のD01番目に
タナカが登録されている。
【0416】FAXサーバー118は、タナカが登録さ
れているリストである全体ダイヤルリスト2202と指
定送信リスト2203を検出し、全体ダイヤルリスト2
202のD02番目と指定送信リスト2203のD01
番目にタナカに対応したダイヤル番号を“345−67
89”に変更する。
【0417】FAXサーバー118は、ダイヤル番号の
変更処理によりタナカのダイヤル番号の変更通知220
6をファクシミリ装置2204に通知する。
【0418】タナカのダイヤル番号の変更通知2206
は、ファクシミリ装置のI/F制御部115を介して通
知される。
【0419】ファクシミリ装置は、タナカのダイヤル番
号の変更通知2206が通知されると、タナカの名称で
登録されているデータリストを検出する。
【0420】ファクシミリ装置において、RAM103
内のダイヤルリスト2205の名称タナカなる人物のダ
イヤル番号が“234−3455”から“345−67
89”に変更されるとRAM103のダイヤルリストを
書き換える。
【0421】図23は、ダイヤル番号の変更にともなう
ファクシミリ装置120、121、122への変更通知
を行うまでのFAXサーバー118の処理の流れを示し
たフローチャートである。
【0422】ステップ2301において、使用者は、タ
ナカの名称で登録されているダイヤル番号を“345−
6789”に変更する。
【0423】ステップ2302において、FAXサーバ
ー118上の他のリストに登録データの変更、即ちダイ
ヤル番号の変更が影響するかどうかを判断し、影響する
場合は、自動的に登録データの変更内容が反映されるよ
うにリストの内容を変更する。
【0424】ステップ2303において、変更内容を通
知すべき相手先(FAXサーバー118に接続されてい
るファクシミリ装置120、121、122)を必要に
より選択する。
【0425】ステップ2304において、変更内容を通
知する先が選択されたかどうかを判断する。
【0426】通知先が選択されなかった場合、登録変更
処理を終了する。
【0427】通知先が選択された場合、順次選択先に変
更内容を通知する通知処理に移行する。
【0428】ステップ2305において、FAXサーバ
ー118が変更内容を自主的に転送するか/要求された
場合に転送するかどうかを判断する。
【0429】ステップ2305においてFAXサーバー
118が変更内容を自主的に転送すると判断した場合、
ステップ2306において、タナカのダイヤル番号の変
更通知(変更データを含み)を選択された送信先(例え
ばファクシミリ装置120)に転送する。
【0430】ステップ2307において、他の未転送先
(例えばファクシミリ装置121、222)があれば、
再度ステップ2305に戻り転送条件をチェックし、転
送を続ける。
【0431】未転送先が無ければ、転送処理を終了す
る。
【0432】ステップ2305においてFAXサーバー
118が変更内容をファクシミリ装置からの要求時に転
送すると判断した場合、ステップ2308においてファ
クシミリ装置からの要求を待つ。
【0433】ファクシミリ装置120からの要求確認
後、ステップ2309において、ステップ2303で選
択された転送先かどうか(許可されているか)をチェッ
クし選択されていなければ、ステップ2311におい
て、要求先に転送できないことを通知し、再度ステップ
2308で要求を待つ。
【0434】ステップ2309において転送可能と判断
すると、ステップ2310において、タナカのダイヤル
番号の変更通知(変更データを含む)をファクシミリ装
置120に転送する。
【0435】変更通知の転送後、ステップ2307にお
いて、転送処理を続けるかどうかを判断する。
【0436】ステップ2306、2309の変更通知の
転送手順、データ形式等は、転送先が変更通知を正常に
解析できれば十分であり、他のものでよい。
【0437】上記の登録内容の転送において、名称に対
するダイヤル番号の変更を記したが、名称の変更や登録
番号等の変更でもかまわず、変更通知の転送先が変更内
容を把握でき、通知に従い登録内容を変更できればよ
く、通知内容、手段は他のものでもよい。
【0438】図24は、ダイヤル番号の変更にもとなう
FAXサーバー118からの変更通知を受け取ってか
ら、登録内容の変更までのファクシミリ装置120の処
理の流れを示した図である。
【0439】ファクシミリ装置121、122等でも、
送られてきた変更通知に従って以下の処理と同じように
登録内容変更処理を行う。
【0440】ステップ2401において、ファクシミリ
装置120は、FAXサーバー118からの変更通知に
応じてダイヤル登録内容を確認する。
【0441】変更通知は、FAXサーバー118が自主
的に転送してきた場合でも、ファクシミリ装置120か
らの転送要求により転送されてきた場合でもよい。
【0442】変更通知確認後、ステップ2402におい
て、ファクシミリ装置120上の登録を変更すべきかど
うかを判断する。
【0443】つまり、変更通知から変更した内容や変更
した使用者を特定し、ファクシミリ装置120の登録内
容の変更を行っても問題がなければ、変更作業に移る。
【0444】変更した使用者が、ファクシミリ装置12
0へのアクセスを許可されていない人物だった場合等
で、登録内容の変更に適さなかった場合、登録内容の変
更を行わず終了する。
【0445】登録内容を変更する場合、2403におい
て、ファクシミリ装置120上に変更内容に該当するデ
ータを含んだ登録リストに存在するかどうかをチェック
する。
【0446】つまり、登録変更内容が“タナカ”で登録
されているダイヤル番号“345−6789”の場合、
ダイヤル番号登録が存在するかどうかをチェックする。
【0447】該当するデータを含んだリストがない場
合、登録変更を終了する。
【0448】該当するデータを含んだリストを検出した
場合、ステップ2404において、リスト内にタナカと
いう名称で登録されているダイヤル番号があるかどうか
判断する。
【0449】ダイヤル番号があった場合、ステップ24
05において、変更可能かどうかを判断し、可能なら
ば、ステップ2406において、タナカという名称のダ
イヤル番号を“345−6789”に変更し、次の登録
内容をステップ2404において参照し、登録変更を続
ける。
【0450】変更不可能ならば、次の登録名称を参照
し、変更を続ける。
【0451】リスト上の登録名称をチェックし終われ
ば、ステップ2403において次の登録リストをチェッ
クする。
【0452】全ての該当するリストをチェックし終われ
ば、登録内容の変更を終了する。
【0453】名称等で検索した場合、登録内容を変更す
べき候補が複数あがる場合があるので、必要により複数
の検索項目を用意してもよい。
【0454】また、必要ならば、同じ名称を持つ複数の
ダイヤル番号に対して登録変更をしてもよい。
【0455】図25は、FAXサーバー118固有の設
定値である接続されているファクシミリ装置120、1
21、122の処理の優先順位の変更の処理の流れを示
したフローチャートである。
【0456】処理の優先順は、例えばファクシミリ装置
の交信の能力の差により使用者が設定する。
【0457】つまり、送信速度の速いファクシミリ装置
を同報送信時に優先して使用するように変更する。
【0458】ステップ2501において、FAXサーバ
ー118上の登録領域から優先順を示すデータ(1:1
20、2:121、3:122)を読み出す。
【0459】ステップ2502において、優先順を
(1:120、2:121、3:122)から(1:1
21、2:122、3:120)に変更する。
【0460】ステップ2503において、FAXサーバ
ー118上の登録領域に変更した優先順位(1:12
1、2:122、3:120)を登録する。
【0461】ステップ2504において、この変更内容
が他の装置への転送が不要であることを確認し、登録変
更処理を終了する。
【0462】上記の登録内容の転送において、名称に対
するダイヤル番号の変更を記したが、名称の変更や登録
番号等の変更でもかまわず、変更通知の転送先が変更内
容を把握でき、通知に従い登録内容を変更できればよ
く、通知内容、手段は他のものであってもよい。
【0463】以上説明したように、登録データ変更機能
を有するファクシミリとコンピュータによる通信システ
ムでのファクシミリからの登録変更データの転送によ
り、コンピュータ上の登録データの更新されることで、
データ変更の操作性が向上される。
【0464】また、複数のファクシミリと接続されたコ
ンピュータによる通信システムにおいて、一台のファク
シミリからの登録変更データの転送により、コンピュー
タ上の登録データが更新され、さらに変更データを他の
ファクシミリに転送することで、複数のファクシミリに
及ぶデータ変更の操作性が向上する。
【0465】また、複数のファクシミリ間での共通化す
べきデータを1台のファクシミリまたはコンピュータの
データ変更により変更の必要なすべてのファクシミリ装
置のデータを変更することでデータの信頼性を高めるこ
とができる。
【0466】ファクシミリ上のデータ変更は、従来のフ
ァクシミリの単体での登録データの変更と同じ操作で、
行うことができる。
【0467】コンピュータやネットワーク上の端末以外
にファクシミリからファクシミリを通して外部の情報端
末からコンピュータ上の登録データの更新が可能にな
り、1台で操作できる機器が増えることにつながる。
【0468】コンピュータやファクシミリサーバのシス
テムダウン中でも、コンピュータとファクシミリで共通
のデータをそれぞれ持つことで、ファクシミリ側で持つ
登録データへの登録変更とファクシミリ交信データの蓄
積で通信を保証し、システムが再起動された後に変更デ
ータと通信データを転送することができる。
【0469】また、変更を行ったデータを他の装置に通
知すべきか否かをデータの種類に応じて選択することに
より更に操作性が向上する。
【0470】なお、本実施形態で示した処理の流れはフ
ァクシミリ装置側はROM102に格納されたプログラ
ムに基づき、CPU101が行うものであり、FAXサ
ーバー側は該サーバーに備えられたメモリ(不図示)に
インストールされたプログラムに基づきCPU(不図
示)が行うものに従ったものである。
【0471】本発明は複数の機器(例えばホストコンピ
ュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)か
ら構成されるシステムに適用しても一つの機器(例えば
複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用しても
よい。
【0472】また前述した実施形態の機能を実現すべく
各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続
された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記
実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログラ
ムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピ
ュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラ
ムに従って前記各種デバイスを動作させることによって
実施したものも本発明の範疇に含まれる。
【0473】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログ
ラムコードをコンピュータに供給するための手段、例え
ばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
を構成する。
【0474】また、この記憶媒体を着脱可能とすること
で、この記憶媒体に記憶されたデータを適用可能な他の
装置で容易に本発明の動作を実現可能とできる。
【0475】かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いるこ
とが出来る。
【0476】またコンピュータが供給されたプログラム
コードを実行することにより、前述の実施形態の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と
共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0477】更に供給されたプログラムコードが、コン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプ
ログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや
機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言う
までもない。
【0478】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
つの装置で登録データが変更された場合に他の装置に知
らせることができ、データの変更に伴う矛盾、誤操作等
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例であるファクシミリ
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したファクシミリ装置をLANに接続
した場合のネットワーク構成例を示す図である。
【図3】ファクシミリ装置120で変更されたメイルボ
ックスの設定内容に関する登録データの流れを示す図で
ある。
【図4】ファクシミリ装置120が受信したメッセージ
をFAXサーバー118へ転送し、FAXサーバー11
8のメイルボックスに格納することを示す図である。
【図5】ファクシミリ装置120固有の登録データが変
更された場合のデータの流れを示す図である。
【図6】ファクシミリ装置120固有の登録データをF
AXサーバー118により再セットする場合のデータの
流れを示す図である。
【図7】ファクシミリ装置120からFAXサーバー1
18へのデータ転送のファクシミリ装置120における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】ファクシミリ装置120からFAXサーバー1
18へのデータ転送のファクシミリ装置120における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】ファクシミリ装置120における登録データの
変更に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】ファクシミリ装置120における登録データ
の変更発生をFAXサーバー118に通知するかどうか
を判断する処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】FAXサーバー118からファクシミリ装置
120へのデータ転送のファクシミリ装置120におけ
る処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】ファクシミリ装置120からFAXサーバー
118へのデータ転送のFAXサーバー118における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】ファクシミリ装置120からFAXサーバー
118へのデータ転送プロトコルを示す図である。
【図14】ファクシミリ装置120からFAXサーバー
118へデータ転送要求命令を通知するか否か判断する
際の処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】FAXサーバー118からファクシミリ装置
120へのデータ転送のFAXサーバー118における
処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】FAXサーバー118からファクシミリ装置
120へのデータ転送プロトコルを示す図である。
【図17】ファクシミリ装置がLANに直接接続された
場合のデータ転送の流れを示す図である。
【図18】ファクシミリ装置で変更したダイヤル番号を
FAXサーバー118に送信する場合のデータの流れを
示す図である。
【図19】ファクシミリ装置でのダイヤル番号の変更に
伴い、FAXサーバー118へ該変更の通知を行うファ
クシミリ装置側の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図20】ファクシミリ装置でのダイヤル番号の変更に
伴い、該ファクシミリ装置から登録データが変更された
ことを通知され、登録内容を変更するFAXサーバー1
18の処理の流れを示すフローチャートである。
【図21】固有のファクシミリ装置のみに登録すべきデ
ータの変更に伴う該ファクシミリ装置の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図22】FAXサーバー118で変更したダイヤル番
号を該当するファクシミリ装置に送信する場合のデータ
の流れを示す図である。
【図23】FAXサーバー118でのダイヤル番号の変
更に伴い、該当するファクシミリ装置へ該変更の通知を
行うFAXサーバー118側の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図24】FAXサーバー118でのダイヤル番号に伴
い該FAXサーバーから登録データが変更されたことを
通知され、登録内容を変更する該当ファクシミリ装置の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図25】FAXサーバー118で固有に登録すべきデ
ータの変更に伴う該FAXサーバーの処理の流れを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 画像メモリ 105 操作部 106 解像度変換処理部 107 読取制御部 108 画像処理制御部 109 通信制御部 110 NCU 111 通信用符号復号化処理部 112 読取記録用符号復号化処理部 113 I/F用符号復号化 114 記録制御部 115 I/F制御部 116 通信回線(PSTN) 117 システムバス 118 情報処理端末(FAXサーバー) 119 LAN 120 ファクシミリ装置 121 ファクシミリ装置 122 ファクシミリ装置 123 ケーブル
フロントページの続き (72)発明者 大石 和臣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 山室 聡一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 猿渡 賢 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 外山 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 江尻 征志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理端末と接続する接続手段と、 所定の登録データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている登録データが変更された
    ことを検知する検知手段と、 前記検知手段で登録データが変更されたことを検知した
    場合に前記接続手段で接続された情報処理端末の登録デ
    ータを変更すべく登録データを転送する転送手段とを有
    することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段で記憶する登録データはメ
    イルボックスの設定内容に関する登録データであること
    を特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 前記メイルボックスは複数設けられてお
    り、送信側からの指定に応じたメイルボックスにより受
    信メッセージを固有に管理することを特徴とする請求項
    2に記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記接続手段は当該データ通信装置の動
    作を制御可能な情報処理端末を接続することを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 他の装置と接続する接続手段と、 送信側から送られてくるメッセージを受信する受信手段
    と、 前記受信手段で受信したメッセージを管理する管理手段
    と、 前記管理手段の設定内容が変更された場合に前記接続手
    段で接続された他の装置も同様に変更させる手段とを有
    することを特徴とするデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 前記接続手段は当該データ通信装置の動
    作を制御可能な情報処理端末を接続することを特徴とす
    る請求項5に記載のデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記管理手段は複数設けられており、前
    記送信側からの指定に応じた管理手段により前記受信手
    段で受信したメッセージを管理することを特徴とする請
    求項5または6に記載のデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも2つの装置間におけるデータ
    通信方法であって、 1つの装置で登録されているデータが変更されたことを
    検知する検知工程と、 前記検知工程でデータが変更されたことを別の装置へ通
    知する通知工程と、 前記通知工程での通知を行うか否か判断する判断工程
    と、 前記判断工程で通知を行うと判断した場合に前記検知工
    程で変更されたと検知されたデータを前記別の装置へ送
    信する送信工程とを有することを特徴とするデータ通信
    方法。
  9. 【請求項9】 更に、前記検知工程でデータが変更され
    たことを検知した場合に、データの変更が必要な装置を
    識別する識別工程を有し、 前記通知工程では前記識別工程で識別した装置に通知す
    ることを特徴とする請求項8に記載のデータ通信方法。
  10. 【請求項10】 前記検知工程で変更されたことを検知
    したデータが装置固有のものである場合、前記判断工程
    では前記通知工程で通知を行わないと判断することを特
    徴とする請求項8または9に記載のデータ通信方法。
  11. 【請求項11】 前記検知工程で変更されたことを検知
    したデータが他の装置と共有すべきデータである場合、
    前記判断工程では前記通知工程で通知を行うと判断する
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の
    データ通信方法。
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