JPH11259484A - 簡易ファイリングシステム - Google Patents

簡易ファイリングシステム

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JPH11259484A
JPH11259484A JP10053957A JP5395798A JPH11259484A JP H11259484 A JPH11259484 A JP H11259484A JP 10053957 A JP10053957 A JP 10053957A JP 5395798 A JP5395798 A JP 5395798A JP H11259484 A JPH11259484 A JP H11259484A
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JP10053957A
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English (en)
Inventor
Akito Umebayashi
明人 梅林
Takehito Yamaguchi
岳人 山口
Kazuyuki Murata
和行 村田
Hideyuki Kuwano
秀之 桑野
Yuji Okada
雄治 岡田
Naoki Takahashi
直樹 高橋
Kenji Hisatomi
健治 久富
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の簡易ファイリング装置をネットワ
ークを介して、相互に利用できる簡易ファイリングシス
テムに関するものである。 【解決手段】 画像データの登録時に指定された簡易フ
ァイリング装置が他の簡易ファイリング装置(ファイリ
ング先装置200)である場合に、装置IDに基づいた
アドレス解決要求を上記サーバ10に対して行う画像管
理手段103を上記操作装置100に備え、該操作装置
100よりのアドレス解決要求に基づいて上記装置ID
に対応するネットワークアドレスを特定するアドレス管
理手段13を上記サーバ10に備える。よって、各簡易
ファイリング装置のネットワークアドレスを上記サーバ
で一元的に管理するので、アドレス情報の変更が生じた
場合でも上記サーバ10が保持するアドレス情報だけ変
更させればよく、アドレス情報の管理が簡単に行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡易ファイリング
装置に関し、特に、複数の簡易ファイリング装置をネッ
トワークを介して、相互に利用できる簡易ファイリング
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル技術の発達により、画像デー
タは紙へコピーとして記録するだけでなく、磁気ディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク等へファイルとして画
像データを記憶することができるようになった。
【0003】そして、スキャナ等で取り込んだ画像デー
タを内蔵の磁気ディスク等へファイルとして記憶し、こ
のように記憶されたファイルをプリンタを利用して再び
取り出す電子ファイリングシステムが、例えば特開昭6
2−219769号公報に開示されている。
【0004】上記のような従来の電子ファイリングシス
テムは、画像データを読み込み、内蔵の磁気ディスク装
置等へ画像ファイルとして記憶し、該画像ファイルに画
像IDを割り当てその画像IDを電子的に判別できるよ
うにバーコード等にコード化する。そして、記憶した画
像データの第1ページ目または特徴的な画像を持つペー
ジの所定位置に上記バーコードを合成してユーザがその
画像データの内容を把握するための登録シートを作成
し、その登録シートをプリントする。
【0005】次に、記憶された画像データを取り出す場
合には、上記登録シートのバーコードをバーコードリー
ダで読み取り、この登録シートのバーコードを画像ID
に変換し、その画像IDに基づいて上記画像ファイルを
特定することによって、所望の画像データを容易に取り
出せるようにしている。
【0006】従来、上記のようなファイリング機能は、
専用のファイリング装置に組み込まれてきたが、近年、
ディジタル複写機をベースにファクスやプリンタ等のデ
ィジタル画像機器を統合して、省スペース化を実現しよ
うとするディジタル複合機が登場し、更に画像データを
保存するファイリング機能を組み込んだディジタル複合
機が出現してきた。
【0007】また、特開平5−308450号公報に
は、画像データ、及び複写条件等の画像データに関わる
属性情報を集中記憶装置(サーバ)で管理し、ディジタ
ル複写装置(クライアント)に設けられた表示パネルよ
り、サーバに対して画像データの転送を指示入力し、転
送されてきた画像データを印刷できるネットワーク型デ
ィジタル複写システムが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディジタル複合機は、複写機、ファクス、プリンタを機
能的に束ねた構成に終始しており、登録した画像データ
の再利用についてはあまり考慮されていないのが実状で
ある。
【0009】また、上記ネットワーク型ディジタル複写
システムには、任意のディジタル複写装置から登録、或
いは登録した画像データの取り出しができるというメリ
ットがある反面、画像データの登録、取り出しの度にネ
ットワーク上に巨大な画像トラフィックが生じるため、
サーバには高い能力が要求され実用的ではないという問
題がある。
【0010】ところで、上記のようにネットワークを介
して接続された簡易ファイリング装置間においてデータ
転送等を行うには、接続する際に参照するネットワーク
上のアドレス情報を互いに知っておく必要がある。
【0011】これらのアドレス情報の管理方式として、
各簡易ファイリング装置にアドレス情報をデータベース
として持たせ、変更があった場合に各々のデータベース
をその都度変更する方式が考えられる。
【0012】しかしながら、上記の方法では、上記簡易
ファイリング装置のアドレスが追加されたり変更された
りすると、全ての上記簡易ファイリング装置のアドレス
情報データベースに反映させる必要があるので、台数が
増えると非常に手間がかかることとなる。
【0013】また、上記簡易ファイリング装置は、通
常、マルチユーザで使用される場合が多いので、蓄積さ
れているファイルの機密性を保証することが重要であ
る。この機密性の保持は、画像データの取出し時に、画
像ファイルが蓄積されている上記簡易ファイリング装置
が読み込みアクセス制御を行なうことでなされる。
【0014】また、上記簡易ファイリング装置の画像蓄
積能力には限界があるので、画像データの登録において
も、ユーザ別により画像蓄積権の制御をする必要があ
る。これは、画像ファイルを蓄積する装置の書き込みア
クセス制御を行なうことでなされる。
【0015】ここで、上記した読み込みアクセス制御お
よび書き込みアクセス制御を行う際には、アクセス対象
となる画像ファイルにアクセスしようとしているユーザ
の特定がまず必要である。このユーザ特定には、ユーザ
IDやパスワードよりなるユーザ認証情報が必要である
が、ネットワーク経由で連携して上記画像ファイルのア
クセスを行なう場合には上記ユーザ認証情報をネットワ
ークで接続されるいずれかの装置に保持することにな
る。
【0016】ここで、上記ユーザ認証情報を各簡易ファ
イリング装置に持たせることが考えられるが、この方法
では、ユーザの追加や削除および変更が生じた場合に
は、各簡易ファイリング装置のユーザ認証情報を変更す
ることになり、ユーザ数が増えるに従い非常に手間がか
かることとなる。
【0017】本発明は上記の事情に鑑みて提案されたも
のであって、接続される台数が増えてもアドレス情報、
またはユーザ認証情報の管理が簡単に行え、またサーバ
の性能が低くても、ネットワークを介して接続された各
簡易ファイリング装置において連携したファイリングが
可能な簡易ファイリングシステムを提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の手段を採用している。まず本発明は、
入力された画像データを画像記憶手段に該画像データを
特定する画像IDを付して格納する簡易ファイリング装
置が、ネットワークを介して複数台接続された簡易ファ
イリングシステムを前提としている。
【0019】上記システムにおいて、ユーザによって入
力されたユーザ情報を上記ネットワークに接続したサー
バに対して通知しユーザ認証を依頼するユーザが操作し
ている上記簡易ファイリング装置(以下、操作装置10
0という)に備えた、ユーザ認証確認手段113と、上
記操作装置100よりのユーザ認証依頼に基づいてユー
ザ認証を行う上記サーバ10に備えた、ユーザ認証手段
14とを備えるという構成を採用している。
【0020】よって、各簡易ファイリング装置に登録さ
れたユーザのユーザ情報を、上記サーバ10で管理し、
ユーザ認証を上記サーバで行うので、ユーザ情報に変更
が生じた場合に上記サーバ10が保持するユーザ情報だ
け変更させればよいので、上記簡易ファイリング装置の
台数が増加しても簡単にユーザ情報の変更を行うことが
できる。
【0021】また、上記システムにおいて、画像データ
の登録時に該画像データの格納先としてユーザにより入
力された装置IDで指定された簡易ファイリング装置が
自機であるか他機であるかを判別し、該指定された簡易
ファイリング装置が他の簡易ファイリング装置(以下、
ファイリング先装置200という)である場合に、上記
装置IDに基づいたアドレス解決要求を上記サーバ10
に対して行う画像管理手段103を上記操作装置100
に備え、該操作装置100よりのアドレス解決要求に基
づいて上記装置IDに対応するネットワークアドレスを
特定するアドレス管理手段13を上記サーバ10に備え
る。更に、上記操作装置100より上記ファイリング先
装置200へ上記登録対象の画像データを転送指示する
通信処理手段を、上記サーバ10、上記操作装置10
0、上記ファイリング先装置200のいずれかに備える
構成としている。
【0022】よって、上記画像データの格納先が上記ネ
ットワークで接続された上記ファイリング先装置200
であっても、まず、上記簡易ファイリング装置のネット
ワークアドレスを一元管理する上記サーバ10によりア
ドレス解決を行って、上記ファイリング先装置200に
上記画像データの転送する。
【0023】したがって、各簡易ファイリング装置のネ
ットワークアドレスを上記サーバで一元的に管理し、ネ
ットワークアドレス解決を上記サーバ10で一元的に行
なわせることにより、アドレス情報の変更が生じた場合
でも上記サーバ10が保持するアドレス情報だけ変更さ
せればよく、上記簡易ファイリング装置の台数が増加し
ても、アドレス情報の管理が簡単に行うことができる。
【0024】また、上記システムにおいて、画像データ
の読み出し時に目的とする画像データに対応する上記画
像IDで指定された簡易ファイリング装置が自機である
か他機であるかを判別し、該指定された簡易ファイリン
グ装置が他の簡易ファイリング装置(以下、指定装置2
00という)である場合に、上記画像IDに含まれる装
置IDに基づいたアドレス解決要求を上記ネットワーク
に接続したサーバに対して行う画像管理手段103を上
記操作装置100に備え、上記操作装置100よりのア
ドレス解決要求に基づいて上記装置IDに対応するネッ
トワークアドレスを特定するアドレス管理手段13を上
記サーバ10に備える。更に、上記指定装置200より
上記操作装置100へ上記読み出し対象の画像データを
転送指示する通信処理手段を、上記サーバ10、上記操
作装置100、上記指定装置200のいずれかに備える
構成としている。
【0025】よって、読み出し対象の画像データが上記
ネットワークで接続された上記指定装置200に記憶さ
れている場合であっても、まず、上記簡易ファイリング
装置のネットワークアドレスを一元管理する上記サーバ
10によりアドレス解決を行って、上記指定装置200
より上記画像データの転送を行う。
【0026】したがって、各簡易ファイリング装置のネ
ットワークアドレスを上記サーバで一元的に管理し、ネ
ットワークアドレス解決を上記サーバ10で一元的に行
なわせることにより、アドレス情報の変更が生じた場合
でも上記サーバ10が保持するアドレス情報だけ変更さ
せればよく、上記簡易ファイリング装置の台数が増加し
ても、アドレス情報の管理が簡単に行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は本発明の簡易
ファイリングシステムの一実施例における簡易ファイリ
ング装置の構成を示すブロック図であり、図2は本発明
の簡易ファイリングシステムが適用されるシステム構成
図であり、この簡易ファイリングシステムにおける画像
データのファイリング(蓄積)について、以下図に基づ
いて構成とともに動作を説明する。図3はこの動作手順
を示すフローチャートであり、図4は転送形態を示す説
明図である。
【0028】図2に示すように、簡易ファイリング10
0、200、300は、それぞれ、伝送線A、及びトラ
ンシーバ等の接続器Bを介してイーサネット等の基幹線
Cに接続されており、上記基幹線Cには、サーバ10が
接続されている。ここでは、LANを用いた構成を例示
したが、これに限定されるものではなく、公衆電話回線
やISDNのような公衆高速ディジタル回線、或いは無
線回線であってもよい。尚、本実施例では図2に示すシ
ステム構成図における一簡易ファイリング装置100
(以下、操作装置100という)を操作するものとして
説明する。
【0029】まず、ユーザが操作装置100のタッチパ
ネル付きLCDパネルおよびテンキーなどの複数のキー
を備えた操作手段101の操作パネル101aを用い
て、ファイリング先とする簡易ファイリング装置の例え
ば4桁の数字等からなる装置IDを入力して画像データ
のファイリングを指示した時、この装置IDおよび指示
情報は上記操作手段101のパネル制御部101bに保
持され、該パネル制御部101bは上記操作パネル10
1aのスタートボタンが押下されると、例えばデジタル
スキャナ等の画像データ入力手段102に対して原稿の
読み込みの指示を与え、また画像管理手段103に対し
て上記ファイリング先装置IDの通知および上記画像デ
ータのファイリングの指示を与える(図3、ステップS
1)。
【0030】上記指示を受けた上記画像データ入力手段
102は原稿を読み込み、デジタル変換して画像データ
としてバッファ104に格納する(ステップS2)。同
時に、上記画像データのファイリングの指示を受けた上
記画像管理手段103は、通知された上記ファイリング
先装置IDが自装置の装置IDと一致するか否かを判断
する(ステップS3)。
【0031】この判断の結果、上記ファイリング先装置
IDが自装置の装置IDと一致する場合、自装置にファ
イリングを行うので、これからファイリングする画像デ
ータに対応する例えば8桁の数字等からなる装置内ID
および上記自装置の装置IDより構成される図7に示す
ような画像IDを生成する(ステップS4)。
【0032】次に、登録転送手段112が、上記画像管
理手段103より受けた上記画像IDに基づいたファイ
ル名を付して、上記バッファ104に格納された上記画
像データを例えばハードディスク等の画像記憶手段10
5に蓄積する(ステップS5)。
【0033】次に、上記画像管理手段103により生成
された上記画像IDは画像IDエンコード手段107に
よって、例えば2次元バーコードの画像パターン等の画
像IDマークにエンコードされる。エンコードされた該
画像IDマークは、パターン合成手段108のビットマ
ップメモリに記憶される(ステップS6)。
【0034】上記のように読み込まれた上記画像データ
のうち後述する画像IDマーク付き画像に用いる画像デ
ータは、上記読み込み時における上記バッファ104へ
の格納、あるいは上記画像記憶手段105に蓄積した後
再び上記画像記憶手段105から読み出して上記バッフ
ァ104へ格納される。
【0035】次に、上記パターン合成手段108は、上
記ビットマップメモリに記憶された画像IDマークとバ
ッファ104に保持された画像データを画像IDマーク
付き画像として合成する(ステップS7)。この合成さ
れた画像IDマーク付き画像は、例えば電子写真方式の
プリンタ等の画像形成手段109により、図8に示すよ
うな上記画像データおよび上記画像IDマークが所定位
置に合成された形式で、印刷用紙上にトナーやインク等
を使用して印刷される(ステップS8)。上記画像デー
タが複数ページからなる場合には特定の例えば1ページ
目の画像データ等を合成に使用することができる。
【0036】これに対して、上記判断の結果、上記ファ
イリング先装置IDが自装置の装置IDと一致しない場
合、すなわち、上記画像データのファイリング先が他の
簡易ファイリング装置(本実施例では簡易ファイリング
装置200とし、以下ファイリング先装置200とい
う)である場合は、上記画像管理手段103は、通信処
理手段110に対して上記ファイリング先装置IDを通
知する(ステップS9)。該通信処理手段110は、該
ファイリング先装置IDをネットワークを介して、複数
台の上記簡易ファイリング装置のネットワークアドレス
を管理するサーバ10に送信し、アドレス解決要求を行
う。すなわち、当該装置IDに対応する上記ファイリン
グ先装置200のネットワークアドレスを送信するよう
要求を出す(ステップS10、および図4の処理)。
【0037】一方、上記サーバ10の記憶手段12には
複数台の上記簡易ファイリング装置のネットワークアド
レスを上記装置IDに対応付けて管理する図9に示すよ
うなアドレス管理情報テーブル12aを備えている。そ
こで、上記のようにアドレス解決要求を受けた上記サー
バ10の通信処理手段11は、上記ファイリング先装置
IDをアドレス管理手段13に通知する。該アドレス管
理手段13は、上記アドレス管理情報テーブル12aを
アクセスすることにより、上記ファイリング先装置ID
に対応するネットワークアドレスを特定して(図4、処
理)、上記アドレス解決要求を行った上記操作装置1
00に上記通信処理手段11によって返送する(ステッ
プS11、および図4の処理)。
【0038】次に、上記ネットワークアドレスを受け取
った上記通信処理手段110は、該ネットワークアドレ
スに基づいて当該操作装置100と、上記ファイリング
先装置200とをネットワークを介して接続し、該ファ
イリング先装置200に対して上記画像データの転送を
行う(ステップS12、および図4の処理)。
【0039】上記画像データの転送を受けた上記ファイ
リング先装置200は、これからファイリングする画像
データに対応する上記装置内IDおよび自装置(ファイ
リング先装置200)の装置IDより構成される画像I
Dを生成し、ファイリングを実行する(図4、処理
)。一方、上記のように生成された画像IDは、上記
操作装置100に対しても送信される(ステップS1
3、および図4の処理)。
【0040】このようにして上記操作装置100で受信
された上記画像IDは、上記画像IDエンコード手段1
07によって上記画像IDマークにエンコードされ、以
降の処理も上記自装置にファイリングを行う場合と同様
に行われ、上記画像IDマーク付き画像が印刷される
(ステップS6→S7→S8)。
【0041】上記画像IDマーク付き画像は、上記のよ
うにして上記自装置または他の簡易ファイリング装置に
蓄積された画像データを取り出すために、以下で述べる
ように使用する。
【0042】更に、上記ファイリング処理時において、
上記画像データのファイリング先が他の簡易ファイリン
グ装置である場合の上記画像データの転送について、上
記転送形態(第1の転送形態)に代えて以下に示す2形
態での転送が可能である。
【0043】まず、上記ファイリング処理時における第
2の転送形態について、上記説明における上記ファイリ
ング先装置IDが自装置の装置IDと一致するか否かの
判断処理(ステップS3)により上記ファイリング先装
置IDが自装置の装置IDと一致しないと判断された以
降の処理について、以下図5に基づいて説明する。
【0044】上記画像管理手段103は、上記通信処理
手段110に対して上記ファイリング先装置IDを通知
する。該通信処理手段110は、該ファイリング先装置
IDおよび当該装置IDに対応するファイリング先装置
200に対するファイリング要求をネットワークを介し
て上記サーバ10に送信する(図5、処理)。該ファ
イリング要求を受けた上記サーバ10の上記通信処理手
段11は、上記ファイリング先装置IDをアドレス管理
手段13に通知する。該アドレス管理手段13は、上記
アドレス管理情報テーブル12aをアクセスすることに
より、上記ファイリング先装置IDに対応するネットワ
ークアドレスを特定する(図5、処理)。次いで、該
ネットワークアドレスに基づいて上記通信処理手段11
は、上記ファイリング先装置200に上記操作装置10
0のネットワークアドレスを送信し、ファイリング要求
がなされていることを通知する(図5、処理)。
【0045】該ファイリング先装置200の通信処理手
段210は、送信された上記操作装置100のネットワ
ークアドレスに基づいて、ネットワークを介して上記操
作装置100と接続を行い、上記画像データの転送要求
を行う(図5、処理)。
【0046】次に、該転送要求を受け取った上記操作装
置100の上記通信処理手段110は、上記ファイリン
グ先装置200に対して上記画像データの転送を行う
(図5、処理)。
【0047】上記画像データの転送を受けた上記ファイ
リング先装置200は、これからファイリングする画像
データに対応する上記装置内IDおよび自装置(ファイ
リング先装置200)の装置IDより構成される画像I
Dを生成し、ファイリングを実行する(図5、処理
)。一方、上記のように生成された画像IDは、上記
操作装置100に対しても送信される(図5、処理
)。以降の処理については、上記実施例と同様であ
る。
【0048】次に、上記ファイリング処理時における第
3の転送形態について、上記第2の転送形態と同様にし
て、以下図6に基づいて説明する。上記画像管理手段1
03は、上記通信処理手段110に対して上記ファイリ
ング先装置IDを通知する。該通信処理手段110は、
該ファイリング先装置IDおよび上記画像データをネッ
トワークを介して上記サーバ10に送信し、当該装置I
Dに対応するファイリング先装置200のネットワーク
アドレスを送信するようにアドレス解決要求およびデー
タ転送要求を行う(図6、処理)。
【0049】該アドレス解決要求およびデータ転送要求
を受けた上記サーバ10の上記通信処理手段11は、上
記ファイリング先装置IDをアドレス管理手段13に通
知する。該アドレス管理手段13は、上記アドレス管理
情報テーブル12aをアクセスすることにより、上記フ
ァイリング先装置IDに対応するネットワークアドレス
を特定する(図6、処理)。次いで、該ネットワーク
アドレスに基づいて上記通信処理手段11は、上記ファ
イリング先装置200に上記ネットワークを介して接続
を行い、上記画像データの転送を行う(図6、処理
)。
【0050】上記画像データの転送を受けた上記ファイ
リング先装置200は、これからファイリングする画像
データに対応する上記装置内IDおよび自装置(ファイ
リング先装置200)の装置IDより構成される画像I
Dを生成し、ファイリングを実行する(図6、処理
)。一方、上記のように生成された画像IDは、上記
操作装置100に対しても、上記サーバ10を介して送
信される(図6、処理、)。以降の処理について
は、上記実施例と同様である。
【0051】以上のように、上記簡易ファイリングシス
テムでは、例えば最終的に上記画像データを蓄積したい
簡易ファイリング装置が他の利用者により利用されてい
る場合、もしくは遠く離れた場所に置かれている場合で
あっても、ファイリング先の簡易ファイリング装置の装
置IDを指定すれば、まず、上記簡易ファイリング装置
のネットワークアドレスを一元管理する上記サーバ10
によりアドレス解決を行ってから、上記ネットワークを
介して上記画像データ転送を行うことで任意の簡易ファ
イリング装置に上記画像データをファイリングすること
ができる。
【0052】(実施例2)次に、上記構成の簡易ファイ
リングシステムにおいて、上記画像IDマーク付き画像
を使用して画像データを指定し、該画像データを取り出
す動作を以下説明する。図10はこの動作を示すフロー
チャートであり、図11は転送形態を示す説明図であ
る。尚、上記画像データの指定において、本実施例では
上記画像IDマーク付き画像を使用しているが、これに
限られるものではなく、直接画像IDを入力する方法等
も可能である。
【0053】まず、ユーザが上記操作装置100の上記
操作パネル101aを用いて、上記画像IDマーク付き
画像を使用した画像データの取り出しを指示すれば、こ
の指示情報は上記パネル制御部101bに保持され、該
パネル制御部101bは上記操作パネル101aのスタ
ートボタンが押下されると上記画像データ入力手段10
2に対して上記画像IDマーク付き画像の読み込みの指
示を与える(図10、ステップS21)。
【0054】上記指示を受けた上記画像データ入力手段
102は上記画像IDマーク付き画像を読み込み、デジ
タル化して画像データとして上記バッファ104に格納
する(ステップS22)。次に、画像IDデコード手段
111がバッファ104に格納された画像データから、
画像IDマークの存在する位置の画像データを切出し、
該画像IDマークをデコードし(ステップS23)、上
記画像IDマーク付き表紙原稿の画像IDを得て、上記
画像管理手段103に通知する(ステップS24)。
【0055】上記画像管理手段103は、通知された上
記画像IDに含まれる装置IDが自装置の装置IDと一
致するか否かを判断する(ステップS25)。この判断
の結果、上記装置IDが自装置の装置IDと一致する場
合、すなわち、上記目的とする画像データが上記操作装
置100にファイリングされている場合は、上記画像管
理手段103は上記画像IDに対応する画像ファイルの
読み出しを登録転送手段112に指示する(ステップS
26)。該指示により、該登録転送手段112は上記画
像ファイルの画像データを上記画像記憶手段105より
上記バッファ104へ読み出し、更にこのように読み出
された上記画像データは上記画像形成手段109によっ
て印刷用紙に印刷される(ステップS27)。
【0056】これに対して、上記判断の結果、上記装置
IDが自装置の装置IDと一致しない場合は、すなわ
ち、上記目的とする画像データが他の簡易ファイリング
装置(本実施例では簡易ファイリング装置200とし、
以下指定装置200という)にファイリングされている
場合は、上記画像管理手段103は、上記通信処理手段
110に対して上記装置IDを通知する(ステップS2
8)。
【0057】該通信処理手段110は、該装置IDをネ
ットワークを介して上記サーバ10に送信し、当該装置
IDに対応する上記指定装置200のネットワークアド
レスを送信するようにアドレス解決要求を行う(ステッ
プS29、および図11の処理)。
【0058】該アドレス解決要求を受けた上記サーバ1
0の上記通信処理手段11は、上記装置IDをアドレス
管理手段13に通知する。該アドレス管理手段13は、
上記アドレス管理情報テーブル12aをアクセスするこ
とにより、上記装置IDに対応するネットワークアドレ
スを特定して(図11、処理)、上記操作装置100
に返送する(ステップS30、および図11の処理
)。
【0059】次に、上記ネットワークアドレスを受け取
った上記操作装置100の上記通信処理手段110は、
該ネットワークアドレスに基づいてネットワークを介し
て読み出す画像データがファイリングされた上記指定装
置200と接続を行い、該指定装置200に対して上記
画像IDを送信して上記画像データを転送するように要
求を行う(ステップS31、および図11の処理)。
【0060】上記画像データの転送要求を受けた上記指
定装置200は、上記画像IDに対応する画像ファイル
の画像データを読み出し(図11、処理)、上記操作
装置100に対してこの画像データを送信する(ステッ
プS32、および図11の処理)。このようにして受
信された上記画像データは、上記自装置よりの読み出し
と同様にして上記画像形成手段109によって印刷用紙
に印刷される(ステップS27)。
【0061】更に、上記ファイリング処理時と同様に画
像データの取り出し動作時においても、目的とする画像
データが他の簡易ファイリング装置にファイリングされ
ている場合の上記画像データの転送について、上記転送
形態(第1の転送形態)に代えて以下に示す2形態での
転送が可能である。
【0062】まず、上記画像データの取り出し動作時に
おける第2の転送形態について、上記説明における上記
ファイリング先装置IDが自装置の装置IDと一致する
か否かの判断処理(ステップS25)により、上記ファ
イリング先装置IDが自装置の装置IDと一致しないと
判断された以降について、以下図12に基づいて説明す
る。
【0063】上記画像管理手段103は、上記通信処理
手段110に対して上記画像IDを通知する。該通信処
理手段110は、該画像IDをネットワークを介して上
記サーバ10に送信し、当該画像IDに対応する画像デ
ータの転送要求を行う(図12、処理)。
【0064】該転送要求を受けた上記サーバ10の上記
通信処理手段11は、上記画像IDをアドレス管理手段
13に通知する。該アドレス管理手段13は、上記アド
レス管理情報テーブル12aをアクセスすることによ
り、上記画像IDに含まれる装置IDに対応するネット
ワークアドレスを特定する(図12、処理)。次い
で、該ネットワークアドレスに基づいて上記通信処理手
段11は、上記指定装置200に対して、上記操作装置
100のネットワークアドレスおよび上記画像IDを送
信し、転送要求が出ていることを通知する(図12、処
理)。
【0065】該画像IDが送信された上記指定装置20
0は、送信された該画像IDに対応する画像ファイルの
画像データを読み出し(図12、処理)、上記操作装
置100に対してこの画像データを送信する(図12、
処理)。以降の処理は上記同様になされ、上記画像形
成手段109によって印刷用紙に印刷される。
【0066】次に、上記上記画像データの取り出し動作
時における第3の転送形態について、上記第2の転送形
態と同様にして、以下図13に基づいて説明する。上記
画像管理手段103は、上記通信処理手段110に対し
て上記画像IDを通知する。該通信処理手段110は、
該画像IDをネットワークを介して上記サーバ10に送
信し、当該画像IDに対応する画像データの転送要求を
行う(図13、処理)。
【0067】該転送要求を受けた上記サーバ10の上記
通信処理手段11は、上記画像IDをアドレス管理手段
13に通知する。該アドレス管理手段13は、上記アド
レス管理情報テーブル12aをアクセスすることによ
り、上記画像IDに含まれる装置IDに対応するネット
ワークアドレスを特定する(図13、処理)。次い
で、該ネットワークアドレスに基づいて上記通信処理手
段11は、上記指定装置200に対して、上記画像ID
を送信し、当該画像IDに対応する画像データの転送要
求を行う(図13、処理)。
【0068】該画像IDが送信された上記指定装置20
0は、送信された該画像IDに対応する画像ファイルの
画像データを読み出し(図13、処理)、上記サーバ
10に対してこの画像データを送信する(図13、処理
)。上記サーバ10は、この送信された画像データを
上記操作装置100に対して転送する(図13、処理
)。以降の処理は上記同様になされ、上記画像形成手
段109によって印刷用紙に印刷される。
【0069】以上のように、上記簡易ファイリングシス
テムでは、読み出そうとする画像データが上記ネットワ
ークで接続された他の簡易ファイリング装置に記憶され
ている場合であっても、まず、上記簡易ファイリング装
置のネットワークアドレスを一元管理する上記サーバ1
0によりアドレス解決を行って、上記他の簡易ファイリ
ング装置より上記画像データの転送を行わせることがで
きる。
【0070】さて、ここで上記実施例1、2に示す構成
の上記簡易ファイリング装置のネットワークアドレスが
変更された場合、上記サーバ10において上記アドレス
管理情報テーブル12aの上記変更された簡易ファイリ
ング装置の装置IDに対応するネットワークアドレスフ
ィールドを、新たなネットワークアドレスで書き換えれ
ばよい。この際、上記変更された簡易ファイリング装置
においては、何ら設定の変更を行う必要はない。
【0071】したがって、ネットワークに多数の簡易フ
ァイリング装置が接続されていて、それらのネットワー
クアドレスに変更が生じても、上記サーバ10の上記ア
ドレス管理情報テーブルのみを変更すればよい。よっ
て、各簡易ファイリング装置に、上記アドレス管理情報
テーブル12aに相当するテーブルを持たせるのに比べ
て、アドレス変更時における工数を大幅に削減すること
ができ、アドレス管理を容易に行うことができる。
【0072】(実施例3)図14は本発明の簡易ファイ
リングシステムの他の実施例における簡易ファイリング
装置の構成を示すブロック図であり、この簡易ファイリ
ング装置における画像データのファイリング(蓄積)に
ついて、以下図に基づいて構成とともに動作を説明す
る。図15はこの動作手順を示すフローチャートであ
る。尚、システム構成は、図2に示す上記実施例1のシ
ステム構成と同じであり、また簡易ファイリング装置1
00を操作するものとする。上記実施例1と同様の構成
については、同じ符号を用い説明を省略する。
【0073】まず、ユーザが上記操作パネル101aを
用いて、あらかじめ自分がユーザ登録されている装置I
Dと、ユーザIDおよびパスワードより構成される図1
6に示すようなユーザ情報を入力することによりユーザ
認証を行う(図15、ステップS41)。このユーザ認
証は、上記装置ID、上記ユーザIDおよびパスワード
があらかじめ書き込まれた磁気カードを上記操作パネル
101aに接続した磁気カードリーダに読ませることに
よっても行うことができる。
【0074】上記入力されたユーザ情報は、上記操作手
段101のパネル制御部101bに保持され、該パネル
制御部101bは上記操作パネル101aのスタートボ
タンが押下されると、ユーザ認証確認手段113に対し
て上記ユーザ情報が通知される(ステップS42)。該
ユーザ認証確認手段113は、上記ユーザ情報を上記通
信処理手段110および上記ネットワークを介して上記
サーバ10に送信し、ユーザ認証を行うように要求する
(ステップS43)。
【0075】一方、上記サーバ10の記憶手段12には
複数台の上記簡易ファイリング装置に登録されているユ
ーザの情報を管理する図17に示すようなユーザ管理情
報テーブル12bを備えている。そこで、上記のように
ユーザ認証要求を受けた上記サーバ10の通信処理手段
11は、上記ユーザ情報をユーザ認証手段14に通知す
る。該ユーザ認証手段14が、上記ユーザ管理情報テー
ブル12bをアクセスし、上記ユーザ情報に一致するレ
コードが上記ユーザ管理情報テーブル12bに存在する
かチェックしてユーザ認証を行い、その結果を上記操作
装置100に送信する(ステップS44)。
【0076】上記ユーザ認証が失敗した場合は、例えば
上記操作パネル101aに「ユーザ認証失敗」等の表示
を行うことによって、ユーザに通知される(ステップS
45)。
【0077】一方、上記ユーザ認証が成功した場合は、
ユーザにより動作指示、すなわち、ここでは画像データ
のファイリングの指示が行われる。この指示情報は上記
操作手段101のパネル制御部101bに保持され、該
パネル制御部101bは上記操作パネル101aのスタ
ートボタンが押下されると上記画像データ入力手段10
2に対して原稿の読み込みの指示を与え、また画像管理
手段103に対して上記ユーザ情報に含まれる装置ID
の通知および上記画像データのファイリングの指示を与
える(ステップS46)。
【0078】上記指示を受けた上記画像データ入力手段
102は原稿を読み込み、デジタル変換して画像データ
としてバッファ104に格納する(ステップS47)。
同時に、上記画像データのファイリングの指示を受けた
上記画像管理手段103は、通知された上記ユーザ情報
に含まれる装置IDが自装置の装置IDと一致するか否
かを判断する(ステップS48)。
【0079】この判断の結果、上記ファイリング先装置
IDが自装置の装置IDと一致する場合は、自装置にフ
ァイリングを行うので、これからファイリングする画像
データに対応する装置内IDおよび上記自装置の装置I
Dより構成される画像IDを生成する(ステップS4
9)。次に、登録転送手段112が、上記画像管理手段
103より受けた上記画像IDに基づいたファイル名を
付して、上記バッファ104に格納された上記画像デー
タを例えばハードディスク等の画像記憶手段105に蓄
積する(ステップS50)。
【0080】尚、上記蓄積した画像データに対応した
「登録年月日」、「アクセス権」等の属性情報を上記画
像管理手段103により属性記憶手段106の属性テー
ブルに記憶することができ、上記アクセス権の設定は上
記動作指示時等に上記操作パネル101aより行うこと
ができる。
【0081】次に、上記画像管理手段103により生成
された上記画像IDは画像IDエンコード手段107に
よって、上記画像IDマークにエンコードされる。エン
コードされた該画像IDマークは、パターン合成手段1
08のビットマップメモリに記憶される(ステップS5
1)。
【0082】上記のように読み込まれた上記画像データ
のうち上記画像IDマーク付き画像に用いる画像データ
は、上記読み込み時における上記バッファ104への格
納、あるいは上記画像記憶手段105に蓄積した後再び
上記画像記憶手段105から読み出して上記バッファ1
04へ格納される。
【0083】次に、上記パターン合成手段108は、上
記ビットマップメモリに記憶された画像IDマークとバ
ッファ104に保持された画像データを画像IDマーク
付き画像として合成する(ステップS52)。この合成
された画像IDマーク付き画像は、上記画像形成手段1
09により、図8に示すような上記画像データおよび上
記画像IDマークが所定位置に合成された形式で、印刷
用紙上にトナーやインク等を使用して印刷される(ステ
ップS53)。上記画像データが複数ページからなる場
合には特定の例えば1ページ目の画像データ等を合成に
使用することができる。
【0084】これに対して、上記判断の結果、上記ユー
ザID情報に含まれる装置IDが自装置の装置IDと一
致しない場合は、読み込まれた上記画像データを、上記
ユーザID情報に含まれる装置IDで指定される簡易フ
ァイリング装置(本実施例においても簡易ファイリング
装置200とし、以下ファイリング先装置200とい
う)に蓄積することになる。ここで、上記画像管理手段
103は、上記通信処理手段110に対して上記ユーザ
ID情報に含まれる装置IDを通知する(ステップS5
4)。該通信処理手段110は、該装置IDをネットワ
ークを介して上記サーバ10に送信し、当該装置IDに
対応する簡易ファイリング装置のネットワークアドレス
を送信するようにアドレス解決要求を行う(ステップS
55)。
【0085】該アドレス解決要求を受けた上記サーバ1
0の通信処理手段11は、上記装置IDをアドレス管理
手段13に通知する。該アドレス管理手段13は、上記
アドレス管理情報テーブル12aをアクセスすることに
より、上記装置IDに対応する上記ファイリング先装置
200のネットワークアドレスを特定して、上記アドレ
ス解決要求を行った上記操作装置100に上記通信処理
手段11によって返送する(ステップS56)。
【0086】次に、上記ネットワークアドレスを受け取
った上記通信処理手段110は、該ネットワークアドレ
スに基づいて当該操作装置100と、上記ファイリング
先装置200とをネットワークを介して接続し、該ファ
イリング先装置200に対して上記画像データの転送を
行う(ステップS57)。
【0087】上記画像データの転送を受けた上記ファイ
リング先装置200は、これからファイリングする画像
データに対応する上記装置内IDおよび自装置(ファイ
リング先装置200)の装置IDより構成される画像I
Dを生成し、ファイリングを実行する。一方、上記のよ
うに生成された画像IDは、上記操作装置100に対し
ても送信される(ステップS58)。
【0088】このようにして上記操作装置100で受信
された上記画像IDは、上記画像IDエンコード手段1
07によって上記画像IDマークにエンコードされ、以
降の処理も上記自装置にファイリングを行う場合と同様
に行われ、上記画像IDマーク付き画像が印刷される
(ステップS51→S52→S53)。
【0089】尚、本実施例では、上記簡易ファイリング
装置のネットワークアドレスを一元管理する上記サーバ
10によりアドレス解決を行っているが、これに代えて
各簡易ファイリング装置にアドレス情報管理テーブルを
持たせて各簡易ファイリング装置でアドレス解決を行う
構成とすることも可能である。
【0090】(実施例4)次に、上記構成の簡易ファイ
リングシステムにおいて、上記画像IDマーク付き画像
を使用して画像データを指定し、該画像データを取り出
す動作を以下説明する。図18はこの動作を示すフロー
チャートである。尚、上記画像データの指定において、
本実施例でも上記実施例2と同様に、上記画像IDマー
ク付き画像を使用しているが、これに限られるものでは
なく、直接画像IDを入力する方法等も可能である。
【0091】まず、ユーザが上記操作パネル101aを
用いて、上記ユーザ情報を入力することによりユーザ認
証を行う。このユーザ認証は、上記ファイリング動作と
同じであるので説明を省略し、上記ユーザ認証が成功し
た以降について以下説明する。
【0092】上記ユーザ認証が成功した場合は、ユーザ
により動作指示、すなわち、ここでは上記画像IDマー
ク付き画像を使用した画像データの取り出し指示が行わ
れる。この指示情報は上記パネル制御部101bに保持
され、該パネル制御部101bは上記操作パネル101
aのスタートボタンが押下されると上記画像データ入力
手段102に対して上記画像IDマーク付き画像の読み
込みの指示を与える(図18、ステップS61)。
【0093】上記指示を受けた上記画像データ入力手段
102は上記画像IDマーク付き画像を読み込み、デジ
タル化して画像データとしてバッファ104に格納する
(ステップS62)。次に、画像IDデコード手段11
1がバッファ104に格納された画像データから、画像
IDマークの存在する位置の画像データを切出し、該画
像IDマークをデコードし(ステップS63)、上記画
像IDマーク付き表紙原稿の画像IDを得て、上記画像
管理手段103に通知する(ステップS64)。
【0094】上記画像管理手段103は、通知された上
記画像IDに含まれる装置IDが自装置の装置IDと一
致するか否かを判断する(ステップS65)。この判断
の結果、上記装置IDが自装置の装置IDと一致する場
合、すなわち、上記目的とする画像データが上記操作装
置100にファイリングされている場合は、上記画像管
理手段103は、上記画像IDに基づいて属性記憶手段
106の属性情報テーブルをアクセスして、上記画像I
Dに対応する画像データの読み出しが上記ユーザに対し
て許可されているか否かを判断する(ステップS6
6)。ここで、読み出しが許可されていなければ、その
旨を例えば上記操作パネル101aへの表示等によって
上記ユーザに対して通知する(ステップS67)。一方
読み出しが許可されているならば、上記画像管理手段1
03は上記画像IDに対応する画像ファイルの読み出し
を登録転送手段112に指示する(ステップS68)。
該指示により、該登録転送手段112は上記画像ファイ
ルの画像データを上記画像記憶手段105より上記バッ
ファ104へ読み出し、更にこのように読み出された上
記画像データは上記画像形成手段109によって印刷用
紙に印刷される(ステップS69)。
【0095】これに対して、上記判断の結果、上記装置
IDが自装置の装置IDと一致しない場合、すなわち、
上記目的とする画像データが他の簡易ファイリング装置
(本実施例では簡易ファイリング装置200とし、以下
指定装置200という)にファイリングされている場合
は、上記画像管理手段103は、上記通信処理手段11
0に対して上記装置IDを通知する(ステップS7
0)。該通信処理手段110は、該装置IDをネットワ
ークを介して上記サーバ10に送信し、当該装置IDに
対応する上記指定装置200のネットワークアドレスを
送信するようにアドレス解決要求を行う(ステップS7
1)。
【0096】該アドレス解決要求を受けた上記サーバ1
0の上記通信処理手段11は、上記装置IDをアドレス
管理手段13に通知する。該アドレス管理手段13は、
上記アドレス管理情報テーブル12aをアクセスするこ
とにより、上記装置IDに対応するネットワークアドレ
スを特定して、上記操作装置100に返送する(ステッ
プS72)。
【0097】次に、上記ネットワークアドレスを受け取
った上記操作装置100の上記通信処理手段110は、
該ネットワークアドレスに基づいてネットワークを介し
て読み出す画像データがファイリングされた上記指定装
置200と接続を行い、該指定装置200に対して上記
画像IDを送信して上記画像データを転送するように要
求を行う(ステップS73)。
【0098】上記画像データの転送要求を受けた上記指
定装置200の画像管理手段203は、送信された上記
画像IDに基づいて属性記憶手段206の属性情報テー
ブルをアクセスして、上記画像IDに対応する画像デー
タの読み出しが上記ユーザに対して許可されているか否
かを判断する(ステップS74)。ここで、読み出しが
許可されていなければ、その旨が上記操作装置100に
対して送信され、上記ユーザに対して通知される(ステ
ップS75)。
【0099】一方読み出しが許可されているならば、上
記画像管理手段203は上記画像IDに対応する画像フ
ァイルの画像データを読み出し、上記操作装置100に
対してこの画像データを送信する(ステップS76)。
このようにして受信された上記画像データは、上記自装
置よりの読み出しと同様にして上記画像形成手段109
によって印刷用紙に印刷される(ステップS69)。
【0100】さて、ここで上記実施例3、4に示す構成
の上記簡易ファイリング装置に登録されているユーザの
追加・削除、またはパスワードの変更があった場合、上
記サーバ10において上記ユーザ管理情報テーブル12
bの各フィールドの変更箇所を書き換えればよい。この
際、上記変更された簡易ファイリング装置においては、
何ら設定の変更を行う必要はない。
【0101】したがって、ネットワークに多数の簡易フ
ァイリング装置が接続されていて、それらのユーザ情報
に変更が生じても、上記サーバ10の上記ユーザ管理情
報テーブル12bのみを変更すればよい。よって、各簡
易ファイリング装置に、上記ユーザ管理情報テーブル1
2bに相当するテーブルを持たせるのに比べて、ユーザ
情報変更時における工数を大幅に削減することができ、
ユーザ管理を容易に行うことができる。
【0102】以上のように、上記簡易ファイリングシス
テムでは、読み出そうとする画像データが上記ネットワ
ークで接続された他の簡易ファイリング装置に記憶され
ている場合であっても、ユーザ情報を一元管理する上記
サーバ10によりユーザ認証を一元的に行なわせ、その
結果に基づき読み出しアクセス制御をかけるで、機密性
を保ったネットワーク経由の画像ファイルの取出しが可
能である。
【0103】(実施例5)図19は本発明の簡易ファイ
リングシステムの他の実施例における簡易ファイリング
装置の構成を示すブロック図であり、この簡易ファイリ
ング装置における画像データのファイリング(蓄積)に
ついて、以下図に基づいて構成とともに動作を説明す
る。図20はこの時の転送処理手順を示す説明図であ
る。尚、システム構成は図2に示す上記各実施例のシス
テム構成と同じであり、またユーザは簡易ファイリング
装置100(以下、操作装置100という)を操作する
ものとする。上記各実施例と同様の構成については、同
じ符号を用い説明を省略する。
【0104】上記画像データのファイリング先が他の簡
易ファイリング装置(ファイリング先装置200)であ
る場合について、上記実施例1、3では上記画像IDの
生成を上記ファイリング先装置200で行ったのに対し
て、本実施例では上記操作装置100で行っている。
【0105】まず、ユーザが上記操作パネル101aを
用いて、上記ユーザ情報を入力することによりユーザ認
証を行う。このユーザ認証処理、および上記画像データ
を自装置にファイリングを行う処理については、上記実
施例3と同じであるので説明を省略し、上記ユーザ情報
に含まれる装置IDが自装置の装置IDと一致するか否
かの判断処理(上記実施例3ではステップS48)以
降、上記画像データのファイリング先が他の簡易ファイ
リング装置(ファイリング先装置200)である場合に
ついて以下説明する。
【0106】上記判断の結果、上記ユーザ情報に含まれ
る装置IDが自装置の装置IDと一致しない場合は、読
み込まれた上記画像データを、上記ユーザ情報に含まれ
る装置IDで指定される上記ファイリング先装置200
に蓄積することになる。ここで、上記画像管理手段10
3は、自装置にファイリングを行う場合と同様に、これ
からファイリングする画像データに対応する装置内ID
および上記自装置の装置IDより構成される画像IDを
生成し、上記蓄積する画像データに対応した上記「画像
ID」、「ユーザ情報」、および「登録年月日」等の属
性データを上記属性記憶手段106の属性テーブルに記
憶する。更に、上記画像管理手段103は、上記通信処
理手段110に対して上記属性データを通知する。
【0107】該通信処理手段110は、上記属性データ
をネットワークを介して上記サーバ10に送信し、上記
ユーザ情報に含まれる装置IDに対応する上記ファイリ
ング先装置200のネットワークアドレスを送信するよ
うにアドレス解決要求を行う(図20、処理)。
【0108】一方、上記サーバ10の記憶手段12に
は、複数台の上記簡易ファイリング装置にファイリング
された画像データに対応した上記属性データを管理する
図21(a)に示すような属性管理テーブル12cを更
に備えている。そこで、上記のようにアドレス解決要求
を受けた上記サーバ10の通信処理手段11は、上記属
性データに含まれる上記装置IDをアドレス管理手段1
3に通知する。該アドレス管理手段13は、上記アドレ
ス管理情報テーブル12aをアクセスすることにより、
上記装置IDに対応する上記ファイリング先装置200
のネットワークアドレスを特定する(図20、処理
)。
【0109】また、上記サーバ10の属性情報管理手段
15は、上記装置IDに基づいて上記属性管理テーブル
12cを参照して上記ファイリング先装置200で発行
済の画像IDを確認し、上記属性データに含まれる画像
IDを上記ファイリング先装置200で未発行の画像I
Dに書き換える処理を実行する(図20、処理)。こ
の書き換え処理が完了した後、上記属性データは上記属
性管理テーブル12cに格納される(図20、処理
)。
【0110】上記書き換え処理が実行された属性デー
タ、および上記ファイリング先装置200のネットワー
クアドレスは、上記サーバ10の通信処理手段11によ
り、上記操作装置100に返送される(図20、処理
)。
【0111】次に、上記ネットワークアドレスおよび上
記属性データを受け取った上記操作装置100の通信処
理手段110は、該ネットワークアドレスに基づいて当
該操作装置100と、上記ファイリング先装置200と
をネットワークを介して接続し、該ファイリング先装置
200に対して上記画像データおよび上記属性データの
転送を行う(図20、処理)。更に、上記通信処理手
段110は、上記属性データを上記画像管理手段103
に通知する。
【0112】上記画像データおよび上記属性データの転
送を受けた上記ファイリング先装置200は、該属性デ
ータに含まれる上記画像IDに対応付けて上記画像デー
タおよび該属性データのファイリングを実行する(図2
0、処理)。
【0113】一方、上記操作装置100において、上記
画像管理手段103に通知された上記属性データに含ま
れる上記画像IDは、上記画像IDエンコード手段10
7によって上記画像IDマークにエンコードされ、以降
の処理も上記自装置にファイリングを行う場合と同様に
行われ、上記画像IDマーク付き画像が印刷される。
【0114】尚、上記属性データの書き換え処理は上記
サーバ10で行わずに上記ファイリング先装置200の
画像管理手段103が行い、書き換えた属性データを上
記サーバ10に転送するようにしても良い。
【0115】本実施例の構成における簡易ファイリング
システムでの画像データの取り出し動作については、上
記実施例2、4と同様に行うことができるので説明を省
略する。
【0116】(実施例6)上記実施例5に示す構成の簡
易ファイリング装置において、上記画像データのファイ
リング時の転送処理では上記属性データの書き換え処理
を行わないで、上記画像データをファイリングする場合
について、以下図に基づいて構成とともに動作を説明す
る。図22はこの時の転送処理手順を示す説明図であ
る。
【0117】尚、上記実施例5と同様である上記画像管
理手段103による上記画像IDを生成、および上記属
性データの上記属性記憶手段106の属性テーブルへの
記憶、更に、上記通信処理手段110に対する上記属性
データの通知までの処理に関しては説明を省略し、以降
の処理について説明する。
【0118】上記属性データの通知を受けた上記通信処
理手段110は、上記属性データをネットワークを介し
て上記サーバ10に送信し、上記ユーザ情報に含まれる
装置IDに対応する上記ファイリング先装置200のネ
ットワークアドレスを送信するようにアドレス解決要求
を行う(図22、処理)。
【0119】該アドレス解決要求を受けた上記サーバ1
0の通信処理手段11は、上記属性データに含まれる上
記装置IDをアドレス管理手段13に通知する。該アド
レス管理手段13は、上記アドレス管理情報テーブル1
2aをアクセスすることにより、上記装置IDに対応す
る上記ファイリング先装置200のネットワークアドレ
スを特定して(図22、処理)、上記アドレス解決要
求を行った上記操作装置100に上記通信処理手段11
によって返送する(図22、処理)。
【0120】また、上記サーバ10の上記属性管理テー
ブル12cは、図21(b)に示すようにファイリング
される上記画像データが転送ファイリングされている旨
を示す履歴情報の項目が設定されている。そこで、上記
サーバ10の属性情報管理手段15は、上記属性管理テ
ーブル12cに上記履歴情報(本実施例では上記ファイ
リング先装置200の上記装置ID)を上記属性データ
とともに格納する(図22、処理)。
【0121】次に、上記ネットワークアドレスを受け取
った上記通信処理手段110は、該ネットワークアドレ
スに基づいて当該操作装置100と、上記ファイリング
先装置200とをネットワークを介して接続し、該ファ
イリング先装置200に対して上記画像データおよび上
記属性データの転送を行う(図22、処理)。
【0122】上記画像データおよび上記属性データの転
送を受けた上記ファイリング先装置200は、該属性デ
ータに含まれる上記画像IDに対応付けて上記画像デー
タおよび該属性データのファイリングを実行する(図2
2、処理)。
【0123】一方、上記操作装置100において、上記
画像管理手段103において生成した上記画像IDは、
上記画像IDエンコード手段107によって上記画像I
Dマークにエンコードされ、以降の処理も上記自装置に
ファイリングを行う場合と同様に行われ、上記画像ID
マーク付き画像が印刷される。
【0124】以上のように、上記画像データのファイリ
ング時の転送処理では上記属性データの書き換え処理を
行っていないが、上記サーバ10の上記属性管理テーブ
ル12cに上記履歴情報を格納をおこなっている。この
ことによって、以下のように上記画像データの読み出し
を行うことができる。
【0125】(実施例7)上記実施例6に示す構成の簡
易ファイリング装置において、上記のようにファイリン
グされた画像データを取り出す動作を以下説明する。図
23はこの時の転送処理手順を示す説明図である。尚、
上記画像IDマーク付き画像を読み込み、および当該画
像IDの獲得までの処理は、上記実施例4と同様である
ので説明を省略し、以降の処理について説明する。
【0126】上記画像管理手段103は、上記属性管理
テーブル12cをアクセスすることによって、通知され
た上記画像IDに対応する画像データが自装置(操作装
置100)に存在するか否かを判断する。
【0127】この判断の結果、上記目的とする画像デー
タが自装置にファイリングされている場合は、上記実施
例2、4と同様にして上記画像データ読み出しおよび出
力が行われる。
【0128】これに対して、上記画像データが自装置に
ファイリングされていない場合は、上記画像管理手段1
03は、上記通信処理手段110に対して上記画像ID
を通知する。該通信処理手段110は、該画像IDをネ
ットワークを介して上記サーバ10に送信し、当該画像
IDに対応する上記画像データが存在する他の簡易ファ
イリング装置(本実施例では簡易ファイリング装置20
0とし、以下指定装置200という)のネットワークア
ドレスを送信するようにアドレス解決要求を行う(図2
3、処理)。
【0129】該アドレス解決要求を受けた上記サーバ1
0の上記通信処理手段11は、上記画像IDを上記属性
情報管理手段15に通知する。該属性情報管理手段15
は、上記属性管理テーブル12cをアクセスして、上記
履歴情報が設定されているか否かを確認する。上記履歴
情報が設定されている場合には、この履歴情報、すなわ
ち上記指定装置200の装置IDを獲得し、上記アドレ
ス管理手段13に通知する。また、上記履歴情報が設定
されていない場合には、上記画像IDに含まれる装置I
Dを上記アドレス管理手段13に通知する(図23、処
理)。
【0130】該アドレス管理手段13は、通知された上
記装置IDに基づいて上記アドレス管理情報テーブル1
2aをアクセスすることにより、上記装置IDに対応す
るネットワークアドレスを特定して(図23、処理
)、上記操作装置100に返送する(図23、処理
)。
【0131】次に、上記ネットワークアドレスを受け取
った上記操作装置100の上記通信処理手段110は、
該ネットワークアドレスに基づいてネットワークを介し
て読み出す画像データがファイリングされた上記指定装
置200と接続を行い、該指定装置200に対して上記
画像IDを送信して上記画像データを転送するように要
求を行う(図23、処理)。
【0132】上記画像データの転送要求を受けた上記指
定装置200の画像管理手段203は、送信された上記
画像IDに対応する画像ファイルの画像データを読み出
し(図23、処理)、上記操作装置100に対してこ
の画像データを送信する(図23、処理)。このよう
にして受信された上記画像データは、上記自装置よりの
読み出しと同様にして上記画像形成手段109によって
印刷用紙に印刷される。
【0133】以上のように、上記画像データのファイリ
ング時の転送処理では上記属性データの書き換え処理を
行わなくても、上記属性管理テーブル12cの上記履歴
情報を参照することによって、上記画像データの読み出
しを行うことができる。
【0134】本実施例では、アクセス許可に関する処理
を行っていないが、これに限られるものではなく上記実
施例4と同様に行うことは可能である。更に、上記画像
データのファイリング時の転送処理では上記属性データ
の書き換え処理を行わない形態として、上記履歴情報を
参照する方法以外に、上記画像データの取り出し動作時
における上記サーバ10での目的とする画像データがフ
ァイリングされている簡易ファイリング装置を特定する
処理を、上記属性管理テーブル12cに設定されている
上記ユーザ情報に基づいて行うことが可能である。すな
わち、まず、上記サーバ10の属性情報管理手段15
は、上記操作装置100より受信した上記画像IDに基
づいて上記属性管理テーブル12cを参照して該画像I
Dに対応する属性データを特定し、該属性データに含ま
れる上記ユーザIDを得る。このユーザIDは、上記目
的とする画像データのファイリング処理を行ったユーザ
のユーザIDであることから、上記サーバ10のユーザ
管理手段16が上記ユーザIDに基づいて上記ユーザ管
理情報テーブル12bをアクセスすることにより、上記
ファイリング処理を行ったユーザの登録されている簡易
ファイリング装置、すなわち上記画像データがファイリ
ングされている簡易ファイリング装置の装置IDを特定
することができる。
【0135】また、上記実施例3〜実施例7の上記ファ
イリング処理時および上記画像データの取り出し動作時
における上記画像データの転送についても、上記実施例
1、2と同様に上記実施例3〜実施例7の上記転送形態
に加えて上記2形態での転送が可能である。
【0136】上記簡易ファイリング装置に、自装置で登
録されているユーザの情報を管理するユーザ管理情報テ
ーブルを備えることで自装置におけるユーザ認証を行う
構成とすることが可能である。この場合、上記ユーザ認
証において自装置で登録されているユーザでないと判断
された場合に、上記サーバ10に対してユーザ認証を依
頼することになる。
【0137】(実施例8)次に、ネットワーク障害等の
障害発生時の対策について、図17に基づいて以下説明
する。
【0138】上記画像データのファイリングまたは読み
出しのために、他の簡易ファイリング装置のアドレス解
決が必要な場合に、ネットワーク障害等により上記サー
バ10と接続ができないことある。このために、各簡易
ファイリング装置に障害対策用アドレス管理テーブルを
備える構成とし、通常時に上記サーバ10によりアドレ
ス解決された装置IDに対応するネットワークアドレス
に基づいて上記障害対策用アドレス管理テーブルを作成
することが可能である。
【0139】しかしながら、上記障害には上記ネットワ
ークアドレスを特定することができても、目的とする他
の簡易ファイリング装置と接続することができないこと
もある。このような場合は、ネットワークエラーが発生
したとして、処理を無効とするか、あるいはアドレス解
決要求およびデータ転送要求を上記操作装置100の待
ち行列に入れ、上記障害が解決するまで上記処理を中断
する。待ち行列に入った要求は、上記障害が復旧すれば
実行される。
【0140】次に、上記各実施例において、上記画像デ
ータのファイリング先が他の簡易ファイリング装置(フ
ァイリング先装置200)である場合において、該ファ
イリング先装置200の故障、あるいはネットワーク障
害等により、目的とする上記ファイリング先装置200
に上記画像データを転送することができない場合で、か
つ上記サーバ10への接続が可能である場合、一時的に
該サーバ10に上記画像データを蓄積することが可能で
ある。このような場合の処理の一例を、上記実施例6に
基づいて以下説明する。
【0141】例えば、上記図22、処理において上記
ファイリング先装置200にデータを転送できない場
合、上記通信処理手段110は上記サーバ10に対して
上記画像IDおよび上記画像データの転送を行う。
【0142】上記画像IDおよび上記画像データの転送
を受けた上記サーバ10では、画像管理手段18が上記
画像IDに対応付けて上記画像データを画像記憶手段1
6に一時的に格納する。次に上記属性情報管理手段15
が、上記のように上記属性管理テーブル12cに記憶し
た上記履歴情報(実施例6では上記ファイリング先装置
200の装置ID)の変更を行う。すなわち、上記履歴
情報を上記ファイリング先装置200の装置IDから上
記サーバ10に格納されている旨の情報、または上記サ
ーバ10上における上記画像データのアドレス等に変更
する。以降の処理は上記実施例6と同様である。
【0143】また、上記サーバ10の障害復旧検知手段
17が上記障害の復旧を検知すると、上記画像管理手段
18に通知する。該画像管理手段18は、上記のように
一時的に上記サーバ10に格納された上記画像データを
目的とする上記ファイリング先装置200に転送するよ
うに指示し、該画像データは通信処理手段11により転
送される。この時、上記属性情報管理手段15は、上記
のように変更した上記属性管理テーブル12cの上記履
歴情報を再び変更して、上記ファイリング先装置200
の装置IDとする。尚、上記障害復旧検知手段17にお
ける上記障害が復旧したか否かの検知は、従来から行わ
れている方法等により簡単に行うことができる。
【0144】上記のように上記画像データが上記サーバ
10に格納された状態であっても、ユーザは上記実施例
7で記載したように上記画像データを取り出すことがで
きる。この場合、アドレス解決要求を受けた上記サーバ
10の上記属性情報管理手段15は、上記属性管理テー
ブル12cをアクセスして、上記履歴情報を参照するこ
とにより、上記サーバ10に格納されていることが確認
できる。以降の取り出し処理については、上記実施例7
と上記画像データが格納されている場所が上記指定装置
200か上記サーバ10かの違いだけであるので、説明
を省略する。
【0145】また、上記実施例5のような形態では、上
記のように障害時に上記画像データを一時的に上記サー
バ10に格納する場合、上記サーバ10の上記属性情報
管理手段15は、送信された上記属性データに含まれる
画像IDを目的とする上記ファイリング先装置200で
未発行の画像IDに書き換えるのではなく、仮の画像I
Dに書き換える。そして、上記障害の復旧後に目的とす
る上記ファイリング先装置200に転送された後に、上
記ファイリング先装置200で未発行の画像IDに書き
換えられ、該画像IDが上記サーバ10および上記操作
装置100に通知される。その上で、上記サーバ10の
上記属性情報管理手段15により、上記属性管理テーブ
ル12cも仮の画像IDから通知された正規の画像ID
に書き換えられる。
【0146】しかしながら、上記のように上記画像デー
タの取り出し動作時の上記サーバ10における、目的と
する画像データがファイリングされている簡易ファイリ
ング装置を特定する処理を、上記属性管理テーブル12
cに設定されている上記ユーザ情報に基づいて行う形態
では、上記のように障害時に上記画像データを一時的に
上記サーバ10に格納した場合、上記画像データが上記
サーバ10に格納されていることを特定することはでき
ない。
【0147】以上のように、ネットワーク障害時等にお
いても、まず上記操作装置100内においては上記画像
データの取り出しおよびファイリングを行うことができ
る。また、上記サーバ10に接続できる場合は、一時的
に該サーバ10に上記画像データを格納し、上記障害の
復旧後に目的とする上記ファイリング先装置200に転
送することができる。
【0148】
【発明の効果】本発明に係る簡易ファイリングシステム
において、各簡易ファイリング装置のネットワークアド
レスを上記サーバで一元的に管理し、ネットワークアド
レス解決を上記サーバで一元的に行なわせることによ
り、アドレス変更時における工数を大幅に削減すること
ができ、アドレス管理を容易に行うことができる。
【0149】また、各簡易ファイリング装置に登録され
たユーザのユーザ情報を、上記サーバで一元的に管理
し、ユーザ認証を上記サーバで一元的に行なわせること
により、ユーザ情報変更時における工数を大幅に削減す
ることができ、ユーザ管理を容易に行うことができる。
【0150】また、ユーザは目的とする画像データがど
の簡易ファイリング装置にファイリングされているかを
関知することなく、上記画像ID等を指定するだけで目
的とする画像データを入手することができる。
【0151】また、スイッチングハブ等のネットワーク
機器を利用するとともに、本発明の転送形態を採用し、
負荷は軽いが頻繁に行われる処理については上記サーバ
が実行し、画像データの転送は上記サーバ以外の相互転
送へと処理を分散することによって、ネットワークのス
ループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の簡易ファイリングシステムの一実施例
の構成を示すシステム構成図である。
【図3】本発明の一実施例における画像データのファイ
リング時の動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例における画像データのファイ
リング時の第1の転送形態を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例における画像データのファイ
リング時の第2の転送形態を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施例における画像データのファイ
リング時の第3の転送形態を示す説明図である。
【図7】画像IDの論理構成図である。
【図8】印刷用紙に印刷された画像IDマーク付き画像
の一例である。
【図9】アドレス管理情報テーブルの構成を示す構成図
である。
【図10】本発明の一実施例における画像データの読み
出し時の動作手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例における画像データの読み
出し時の第1の転送形態を示す説明図である。
【図12】本発明の一実施例における画像データの読み
出し時の第2の転送形態を示す説明図である。
【図13】本発明の一実施例における画像データの読み
出し時の第3の転送形態を示す説明図である。
【図14】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図15】本発明の他の実施例における画像データのフ
ァイリング時の動作手順を示すフローチャートである。
【図16】ユーザ情報の論理構成図である。
【図17】ユーザ管理情報テーブルの構成を示す構成図
である。
【図18】本発明の他の実施例における画像データの読
み出し時の動作手順を示すフローチャートである。
【図19】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図20】本発明の他の実施例における画像データのフ
ァイリング時の転送処理手順を示す説明図である。
【図21】属性管理テーブルの構成を示す構成図であ
る。
【図22】本発明の他の実施例における画像データのフ
ァイリング時の転送処理手順を示す説明図である。
【図23】本発明の他の実施例における画像データの読
み出し時の転送処理手順を示す説明図である。
【図24】本発明の他の実施例における機能ブロック図
である。
【符号の説明】
10 サーバ 11 通信処理手段 12 記憶手段 13 アドレス管理手段 14 ユーザ認証手段 15 属性情報管理手段 16 画像記憶手段 17 障害復旧検知手段 18 画像管理手段 100 操作装置 102 画像データ入力手段 103 画像管理手段 105 画像記憶手段 106 属性記憶手段 107 画像IDエンコード手段 108 パターン合成手段 110 通信処理手段 111 画像IDデコード手段 112 登録転送手段 113 ユーザ認証確認手段 200 指定装置あるいはファイリング先装置 203 画像管理手段 210 通信処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/62 330A (72)発明者 桑野 秀之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡田 雄治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久富 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを画像記憶手段に
    該画像データを特定する画像IDを付して格納する簡易
    ファイリング装置が、ネットワークを介して複数台接続
    された簡易ファイリングシステムにおいて、 ユーザによって入力されたユーザ情報を上記ネットワー
    クに接続したサーバに対して通知しユーザ認証を依頼す
    るユーザが操作している上記簡易ファイリング装置(以
    下、操作装置という)に備えた、ユーザ認証確認手段
    と、 上記操作装置よりのユーザ認証依頼に基づいてユーザ認
    証を行う上記サーバに備えた、ユーザ認証手段とを備え
    たことを特徴とする簡易ファイリングシステム。
  2. 【請求項2】 上記ユーザ認証確認手段が、当該操作装
    置に登録されているユーザを確認できる請求項1に記載
    の簡易ファイリングシステム。
  3. 【請求項3】 上記操作装置に、 画像データの登録時に該画像データの格納先として指定
    される上記ユーザ情報に含まれる装置IDの簡易ファイ
    リング装置が自機であるか他機であるかを判別する画像
    管理手段と、 上記指定された簡易ファイリング装置が他の簡易ファイ
    リング装置(以下、ファイリング先装置という)である
    場合に、上記装置IDに基づいて当該装置IDに対応す
    る上記ファイリング先装置のネットワークアドレスを特
    定するアドレス管理手段と、 該ネットワークアドレスおよび上記画像IDに基づいて
    上記登録対象の画像データの転送を行う通信処理手段と
    を備えた請求項1または請求項2に記載の簡易ファイリ
    ングシステム。
  4. 【請求項4】 上記操作装置に、 画像データの読み出し時に目的とする画像データに対応
    する上記画像IDで指定される簡易ファイリング装置が
    自機であるか他機であるかを判別する画像管理手段と、 上記指定された簡易ファイリング装置が他の簡易ファイ
    リング装置(以下、指定装置という)である場合に、上
    記画像IDに含まれる装置IDに基づいて当該装置ID
    に対応する上記指定装置のネットワークアドレスを特定
    するアドレス管理手段と、 該ネットワークアドレスおよび上記画像IDに基づいて
    上記読み出し対象の画像データの転送要求を行う通信処
    理手段とを備えた請求項1または請求項2に記載の簡易
    ファイリングシステム。
  5. 【請求項5】 入力された画像データを画像記憶手段に
    該画像データを特定する画像IDを付して格納する簡易
    ファイリング装置が、ネットワークを介して複数台接続
    された簡易ファイリングシステムにおいて、 画像データの登録時に該画像データの格納先としてユー
    ザにより入力された装置IDで指定された簡易ファイリ
    ング装置が自機であるか他機であるかを判別し、該指定
    された簡易ファイリング装置がファイリング先装置であ
    る場合に、上記装置IDに基づいたアドレス解決要求を
    上記サーバに対して行う操作装置に備えた、画像管理手
    段と、 上記操作装置よりのアドレス解決要求に基づいて上記装
    置IDに対応するネットワークアドレスを特定する上記
    サーバに備えた、アドレス管理手段と、 上記操作装置より上記ファイリング先装置へ上記登録対
    象の画像データを転送指示する通信処理手段とを備えた
    ことを特徴とする簡易ファイリングシステム。
  6. 【請求項6】 ユーザによって入力されたユーザ情報を
    上記サーバに対して通知しユーザ認証を依頼する上記操
    作装置に備えた、ユーザ認証確認手段と、 上記操作装置よりのユーザ認証依頼に基づいてユーザ認
    証を行う上記サーバに備えた、ユーザ認証手段とを備え
    た請求項5に記載の簡易ファイリングシステム。
  7. 【請求項7】 上記ユーザ認証確認手段が、当該操作装
    置に登録されているユーザを確認できる請求項6に記載
    の簡易ファイリングシステム。
  8. 【請求項8】 上記画像管理手段が、上記ユーザ情報に
    含まれる装置IDの簡易ファイリング装置を上記画像デ
    ータの格納先として指定する請求項6または請求項7に
    記載の簡易ファイリングシステム。
  9. 【請求項9】 上記ファイリング先装置に、上記画像デ
    ータが上記操作装置より上記ファイリング先装置に転送
    格納される時、該画像データを特定する画像IDを付し
    て格納するとともに、該画像IDを上記操作装置へ転送
    指示する画像管理手段を備えた請求項5〜請求項8のい
    ずれかに記載の簡易ファイリングシステム。
  10. 【請求項10】 更に、上記操作装置の上記画像管理手
    段が、上記格納された画像データに、上記ファイリング
    先装置より転送された上記画像IDに対応する画像ID
    マークを合成して、画像IDマーク付き画像を印刷する
    ように指示を行う請求項9に記載の簡易ファイリングシ
    ステム。
  11. 【請求項11】 上記操作装置の上記画像管理手段が、
    上記画像データを上記ファイリング先装置に転送格納す
    るに先立って、上記画像データを特定する画像IDを付
    す請求項5〜請求項8のいずれかにに記載の簡易ファイ
    リングシステム。
  12. 【請求項12】 上記操作装置の上記画像管理手段が、
    上記画像データに対応する属性データを上記サーバに転
    送指示し、 上記サーバに、上記属性データに含まれる上記画像ID
    を上記ファイリング先装置に対応した画像IDに変更す
    る属性情報管理手段を備えた請求項11に記載の簡易フ
    ァイリングシステム。
  13. 【請求項13】 上記操作装置の上記画像管理手段が、
    上記画像データに対応する属性データを上記サーバに転
    送指示し、 上記サーバに、上記画像データが上記ファイリング先装
    置に登録されるまでの経過を表す履歴情報を上記画像I
    Dに加えて属性データに含ませて管理する属性情報管理
    手段を備えた請求項11に記載の簡易ファイリングシス
    テム。
  14. 【請求項14】 上記操作装置の上記画像管理手段が、
    上記画像データに対応する属性データを上記サーバに転
    送指示し、 上記サーバに、上記画像データに対応するユーザを特定
    するユーザIDを上記画像IDに加えて属性データに含
    ませて管理する属性情報管理手段を備えた請求項11に
    記載の簡易ファイリングシステム。
  15. 【請求項15】 上記通信処理手段が、上記サーバ側に
    備えられ、上記画像データを上記操作装置から当該サー
    バを介して上記ファイリング先装置に転送する請求項5
    〜請求項14のいずれかに記載の簡易ファイリングシス
    テム。
  16. 【請求項16】 上記通信処理手段が、上記ファイリン
    グ先装置側に備えられ、上記画像データを直接上記操作
    装置より上記ファイリング先装置に転送する請求項5〜
    請求項14のいずれかに記載の簡易ファイリングシステ
    ム。
  17. 【請求項17】 上記通信処理手段が、上記操作装置側
    に備えられ、上記画像データを直接上記ファイリング先
    装置に転送する請求項5〜請求項14のいずれかに記載
    の簡易ファイリングシステム。
  18. 【請求項18】 入力された画像データを画像記憶手段
    に該画像データを特定する画像IDを付して格納する簡
    易ファイリング装置が、ネットワークを介して複数台接
    続された簡易ファイリングシステムにおいて、 画像データの読み出し時に目的とする画像データに対応
    する上記画像IDで指定された簡易ファイリング装置が
    自機であるか他機であるかを判別し、該指定された簡易
    ファイリング装置が指定装置である場合に、上記画像I
    Dに含まれる装置IDに基づいたアドレス解決要求を上
    記ネットワークに接続したサーバに対して行う操作装置
    に備えた、画像管理手段と、 上記操作装置よりのアドレス解決要求に基づいて上記装
    置IDに対応するネットワークアドレスを特定する上記
    サーバに備えた、アドレス管理手段と、 上記指定装置より上記操作装置へ上記読み出し対象の画
    像データを転送指示する通信処理手段とを備えたことを
    特徴とする簡易ファイリングシステム。
  19. 【請求項19】 ユーザによって入力されたユーザ情報
    を上記サーバに対して通知しユーザ認証を依頼する上記
    操作装置に備えた、ユーザ認証確認手段と、 上記操作装置よりのユーザ認証依頼に基づいてユーザ認
    証を行う上記サーバに備えた、ユーザ認証手段とを備え
    た請求項18に記載の簡易ファイリングシステム。
  20. 【請求項20】 上記ユーザ認証確認手段が、当該操作
    装置に登録されているユーザを確認できる請求項19に
    記載の簡易ファイリングシステム。
  21. 【請求項21】 上記操作装置の上記画像管理手段が、
    画像データの読み出し時に目的とする画像データに対応
    する上記画像IDにより該画像データが自機に存在する
    か他機に存在するかを判別し、該画像データが指定装置
    に存在する場合に、上記画像IDに基づいて当該画像デ
    ータの転送要求を上記サーバに対して行い、 上記サーバの上記属性情報管理手段が、上記操作装置よ
    り得られる上記画像IDと上記履歴情報基づいて上記指
    定装置の装置IDを特定して上記アドレス管理手段に通
    知してネットワークアドレスを得、 上記通信処理手段によって、上記指定装置より上記操作
    装置へ上記読み出し対象の画像データを転送指示する請
    求項13に記載の簡易ファイリングシステム。
  22. 【請求項22】 画像データの読み出し時に目的とする
    画像データに対応する上記画像IDにより該画像データ
    が自機に存在するか他機に存在するかを判別し、該画像
    データが指定装置に存在する場合に、上記画像IDに基
    づいて当該画像データの転送要求を上記サーバに対して
    行う上記操作装置の上記画像管理手段と、 上記操作装置より得られる上記画像IDに基づいて上記
    ユーザIDを特定する上記サーバの上記属性情報管理手
    段と、 上記属性管理手段より得た上記ユーザIDに基づいて、
    上記指定装置の装置IDを特定して上記アドレス管理手
    段に通知する上記サーバに備えた、ユーザ管理手段と、 上記指定装置より上記操作装置へ上記読み出し対象の画
    像データを転送指示する上記通信処理手段とを備えた請
    求項14に記載の簡易ファイリングシステム。
  23. 【請求項23】 上記通信処理手段が、上記サーバ側に
    備えられ、上記目的とする画像データを上記指定装置か
    ら当該サーバを介して上記操作装置に転送する請求項1
    7〜請求項22のいずれかに記載の簡易ファイリングシ
    ステム。
  24. 【請求項24】 上記通信処理手段が、上記指定装置側
    に備えられ、上記目的とする画像データを直接上記操作
    装置に転送する請求項17〜請求項22のいずれかに記
    載の簡易ファイリングシステム。
  25. 【請求項25】 上記通信処理手段が、上記操作装置側
    に備えられ、上記目的とする画像データを直接上記指定
    装置より上記操作装置に転送する請求項17〜請求項2
    2のいずれかに記載の簡易ファイリングシステム。
  26. 【請求項26】 障害発生により上記画像データを上記
    ファイリング先装置に転送できない場合、上記操作装置
    の上記画像管理手段が、上記画像データを上記サーバに
    転送指示するとともに、該画像データが一時的に上記サ
    ーバに格納された場合、上記属性情報管理手段は、上記
    画像データが上記サーバに格納されていることを表す履
    歴情報を作成する請求項13に記載の簡易ファイリング
    システム。
  27. 【請求項27】 上記サーバが、上記障害の復旧を検知
    した場合に、上記一時的に当該サーバに格納された画像
    データを目的とする上記ファイリング先装置に転送指示
    するとともに、上記属性情報管理手段は、上記画像デー
    タが上記ファイリング先装置に格納されていることを表
    す履歴情報を作成する請求項26に記載の簡易ファイリ
    ングシステム。
JP10053957A 1997-03-07 1998-03-05 簡易ファイリングシステム Pending JPH11259484A (ja)

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JP10053957A JPH11259484A (ja) 1997-03-07 1998-03-05 簡易ファイリングシステム

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JP72598 1998-01-06
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