JPH09124795A - ポリ(ジオルガノシロキサン)/ポリカーボネートブロツクコポリマーの製造方法 - Google Patents

ポリ(ジオルガノシロキサン)/ポリカーボネートブロツクコポリマーの製造方法

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JPH09124795A
JPH09124795A JP8297821A JP29782196A JPH09124795A JP H09124795 A JPH09124795 A JP H09124795A JP 8297821 A JP8297821 A JP 8297821A JP 29782196 A JP29782196 A JP 29782196A JP H09124795 A JPH09124795 A JP H09124795A
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diorganosiloxane
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JP8297821A
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Annett Dr Koenig
アネツト・ケーニヒ
Steffen Dipl Chem Dr Kuehling
シユテフエン・キユーリング
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Bayer AG
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/445Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyester sequences
    • C08G77/448Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyester sequences containing polycarbonate sequences
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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    • C08G64/18Block or graft polymers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より良い離型特性及び流動、より低い温度に
転置されるゴム/ガラス転移及び改善されたESC挙動
を有するポリジオルガノシロキサン/ポリカーボネート
ブロックコポリマーを提供する。 【解決手段】 特定のエステル交換触媒を使用して、溶
融液中で、ポリ(ジオルガノシロキサン)/ポリカーボ
ネートブロックコポリマーを製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、触媒の存在下で80℃〜320
℃の温度及び1000mbar〜0.01mbarの圧
力で、芳香族のSiを含まないジフェノール、炭酸ジア
リールエステル及びポリジオルガノシロキサンから、1
8000〜60000の、好ましくは19000〜40
000の平均分子量Mw(重量平均、ゲルクロマトグラ
フィーによって測定して)を有する熱可塑性ポリ(ジオ
ルガノシロキサン)/ポリカーボネートブロックコポリ
マーを製造する方法であって、使用する触媒が、1モル
のSiを含まないジフェノールに対して10-1〜10-8
モルの量の、式(I)及び/又は(II)
【0002】
【化2】
【0003】[式中、R1-4は、同一の又は異なるC1
30−アルキル、C6〜C10−アリール又はC5〜C6
シクロアルキルであり、ここでR1-4の少なくとも一つ
の残基は、C8〜C30−アルキル、好ましくはC12〜C
20−であり、そしてX-は、その中で対応する酸/塩基
の対H++X-⇔HXが1〜11のpKBを有するアニオ
ンである]の第四級アンモニウム化合物及び/又は第四
級ホスホニウム化合物であり、そして使用するポリジオ
ルガノシロキサン成分が、Siを含まないジフェノール
及びポリジオルガノシロキサンの総重量に対して30重
量%〜0.5重量%の、好ましくは7重量%〜1重量%
の重量のα,ω−ビスヒドロキシアリール−、α,ω−
ビスヒドロキシアルキル−、α,ω−ビスアシル−、又
はα,ω−ビスヒドロキシアシル−ポリジオルガノシロ
キサンを含んで成ることを特徴とする方法を提供する。
【0004】本発明のポリジオルガノシロキサンは、5
〜100、好ましくは5〜80そして特に10〜50の
それらのジオルガノシロキサン構造単位“n”の重合度
を有する。
【0005】本発明の目的のためには、Siを含まない
ジフェノールは、化学的に結合したシリコン原子を含ま
ないジフェノールである。(I)及び(II)のX-
ニオンは、例えば、テトラフェニルヒドリドボレート及
びフッ化物である。
【0006】本発明に従って得ることができるポリジオ
ルガノシロキサン/ポリカーボネートブロックコポリマ
ーは、各々の場合においてポリジオルガノシロキサン;
ポリカーボネートブロックコポリマーの総重量に対し
て、30重量%〜0.5重量%の、好ましくは7重量%
〜1重量%のジオルガノシロキサン構造単位含量を有す
る。
【0007】本発明による方法を使用して製造されたポ
リジオルガノシロキサン/ポリカーボネートブロックコ
ポリマーは、より良い離型特性及び流動、より低い温度
に転置されるゴム/ガラス転移及び改善されたESC挙
動を有する。それらはまた溶媒を含まない形で製造され
る。
【0008】溶融エステル交換法を使用する芳香族オリ
ゴ/ポリカーボネートの製造は、文献から知られてい
て、そして、例えば、ポリカーボネートの化学及び物
理、Polymer Reviews、H.Schne
ll、9巻、John Wiley & Sons I
nc.(1964)中で述べられてきた。
【0009】相界面法によるポリジオルガノシロキサン
/ポリカーボネートブロックコポリマーの製造は、文献
から知られていて、そして、例えば、US−PS 3,
189,662、US−PS 3,419,634、D
E−OS 334,782(LeA 22,594)、
EP 0,122,535(LeA 22,594−E
P)中で述べられてきた。
【0010】US 5,227,449は、ビスフェノ
ール、炭酸ジアリール及びシラノール末端停止ポリシロ
キサンからの触媒を使用するポリジオルガノシロキサン
/ポリカーボネートブロックコポリマーの製造を述べて
いるが、これらは光伝導性層中の電荷運搬分子のための
バインダーとして使用される。この文書においては、使
用されるシロキサン化合物は、シラノール末端基を有す
るポリジフェニル−又はポリジメチルシロキサンテロマ
ーである。
【0011】慣用的なエステル交換触媒と比較して(比
較例1c参照)、少なくとも一個のC8〜C30−アルキ
ル残基を窒素又はリン原子の上に有する一般式(I)又
は(II)の触媒によるエステル交換法を経由してポリ
ジオルガノシロキサン/ポリカーボネートブロックコポ
リマーを合成することは一層容易に可能であることが、
今回、見い出された。
【0012】式(I)及び(II)の触媒は、他のポリ
カーボネートの、例えばビスフェノールAポリカーボネ
ートの製造のために既に使用されてきた。N又はP原子
の上に少なくとも一つのC8〜C30−アルキル残基を有
する一般式(I)又は(II)の触媒をこの目的のため
に使用する時には、他のアンモニウム又はホスホニウム
触媒と比較して特別な効果が見いだされない(比較例1
a及び1b参照)。
【0013】本発明に従って使用されるべきα,ω−ビ
スヒドロキシアリールポリジオルガノシロキサンは、例
えば、US−PS 3,419,634から知られてい
る。
【0014】本発明に従って使用されるべきα,ω−ビ
スヒドロキシアリールポリジオルガノシロキサンは、知
られていてそして例えばTh.Goldschmidt
社,Essenから商業的に入手できる。
【0015】本発明に従って使用されるべきα,ω−ビ
スアシルポリジオルガノシロキサンは、例えば、DE−
OS 33,34,782(LeA 22,594)か
ら知られている。
【0016】本発明に従って使用されるべきα,ω−ビ
スヒドロキシアシルポリジオルガノシロキサンは、知ら
れていてそして例えばTh.Goldschmidt
社,Essenから商業的に入手できる。
【0017】本発明に従って使用されるべきポリジオル
ガノシロキサンは、好ましくは、ヒドロキシアリールオ
キシ、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロキシアシルオキ
シ、ω−ヒドロキシカプロラクトン又はアセトキシ末端
基を有する。
【0018】好ましくは使用されるべきポリジオルガノ
シロキサンは、特に、式(III)、(IV)又は
(V)
【0019】
【化3】
【0020】のものである。
【0021】これらの式において、Rは、6〜30個の
炭素原子好ましくは6個の炭素原子を有する単環又は多
環アリーレン残基、又は1〜30個の炭素原子若しくは
3〜30個の炭素原子、好ましくは3〜10個の炭素原
子を有する線状の又は分岐したアルキレン残基である。
【0022】好ましい残基Rは、式(VIa)
【0023】
【化4】
【0024】[式中、−X−は、C1〜C12−アルキリ
デン、C7〜C12−アラルキリデン、C5〜C15−シクロ
アルキリデン、−S−、−SO2−、−O−、
【0025】
【化5】
【0026】又は単結合、特に好ましくは
【0027】
【化6】
【0028】である]のものである。
【0029】R1及びR2は、同一又は異なっていて、そ
して線状の、必要に応じてハロゲン化されたアルキル、
分岐した、必要に応じてハロゲン化されたアルキル、ア
リール又はハロゲン化されたアリール、好ましくはメチ
ルである。
【0030】R3は、線状の必要に応じてハロゲン化さ
れたアルキレン、分岐した必要に応じてハロゲン化され
たアルキレン又はアリーレン、好ましくは線状の又は分
岐したC1〜C16−アルキレン、特に好ましくは線状プ
ロピレン、線状ブチレン、線状ペンチレン及び線状ヘキ
シレンである。
【0031】ジオルガノシロキサン単位“n”の数は、
式(III)に関しては“o+p+q”から、式(I
V)に関しては“n”から、そして式(V)に関しては
“o+p”から得られる。各々の場合において、それ
は、5〜100、好ましくは20〜80そして特に25
〜50である。指数“m”は、1〜30、好ましくは5
〜15である。
【0032】残基Rの例は、
【0033】
【化7】
【0034】
【化8】
【0035】
【化9】
【0036】である。
【0037】残基R1−の例は、メチル、エチル、プロ
ピル、ブチル及びフェニルである。
【0038】残基R2−の例はまた、メチル、エチル、
プロピル、ブチル及びフェニルである。
【0039】残基−R3−の例は、メチレン、エチレ
ン、i,n−プロピレン、i,n−ブチレン、i,n−
ペンチレン及びi,n−ヘキシレンである。
【0040】式(III)、(IV)及び(V)の化合
物の例は、
【0041】
【化10】
【0042】である。
【0043】本発明による方法のために適切なSiを含
まないジフェノールは、式(VI)
【0044】
【化11】
【0045】[式中、Xは、C1〜C12−アルキリデン
又はC5〜C15−シクロアルキリデン、C7〜C12−アラ
ルキリデン、−SO2−、
【0046】
【化12】
【0047】S又は単結合であり、そしてRは、C
3、Cl又はBrであり、そしてnは、0、1又は2
である]のものである。
【0048】好ましいジフェノールは、例えば、4,
4’−ジヒドロキシジフェニル、4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルスルフィド、2,2−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−
ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン、及び1−フェニル−2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンである。
【0049】上で述べたものの中でも特に好ましいジフ
ェノールは、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン及び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンであ
る。
【0050】Siを含まないジフェノールの代わりに、
これらのジフェノールから製造されたOH基を含むオリ
ゴカーボネートを本発明による方法のために使用するこ
ともまた可能である。
【0051】本発明の目的のためには、炭酸ジエステル
は、ジ−C6〜C20−アリールエステル、好ましくはフ
ェノール又はアルキル置換フェノールのジエステル、か
くして炭酸ジフェニル又は、例えば、炭酸ジクレジルで
ある。Siを含まないジフェノール及びポリジオルガノ
シロキサンの和の1モルに対して、炭酸ジエステルは、
1.01〜1.30モルの猫の1.02〜1.15モル
の[量]で使用される。
【0052】本発明のポリカーボネートブロックコポリ
マーは、小量の分岐剤を使用することによってわざとそ
して制御して分岐させることができる。幾つかの適切な
分岐剤は、フロログルシノール、4,6−ジメチル−
2,4,5−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプ
ト−2−エン、4,6−ジメチル−2,4,5−トリ−
(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン、1,3,5−ト
リ−(4−ヒドロキシフェニル)ベンゼン、1,1,1
−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)エタン、トリ−
(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2−
ビス−[4,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シ
クロヘキシル]プロパン、2,4−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニルイソプロピル)フェノール、2,6−ビス
−(2−ヒドロキシ−5’−メチルベンジル)−4−メ
チルフェノール、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2
−(2,4−ジヒドロキシフェニル)プロパン、ヘキサ
−(4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)フェ
ニル−オルト−テレフタル酸エステル、テトラ−(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、テトラ−(4−(4−ヒ
ドロキシフェニルイソプロピル)フェノキシ)メタン、
1,4−ビス−((4’,4”−ジヒドロキシトリフェ
ニル)メチル)ベンゼン、そして特にα,α’,α”−
トリス−(4−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−ト
リイソプロピルベンゼンである。
【0053】更なる可能な分岐剤は、2,4−ジヒドロ
キシ安息香酸、それのフェニル又はクレジルエステル、
トリメシン酸、それのフェニル又はクレジルエステル、
塩化シアヌル、及び3,3−ビス−(3−メチル−4−
ヒドロキシフェニル)−オキソ−2,3−ジヒドロイン
ドールである。
【0054】使用されるSiを含まないジフェノールに
対して0.05〜0.3モル%の量で必要に応じて使用
されるべき分岐剤は、Siを含まないジフェノールと一
緒に使用することができる。
【0055】分子量は、一般に、炭酸ジアリールエステ
ルの量によってそして反応条件によって限定される。モ
ノフェノール、例えばフェノール又はアルキルフェノー
ルを、更にまた、連鎖停止剤として付加的に添加するこ
とができる(例えば、EP360,598参照)。
【0056】反応成分、即ちSiを含まないジフェノー
ル、炭酸ジアリールエステル及びポリジオルガノシロキ
サンがアルカリ金属及びアルカリ土類金属イオンを含ま
ないことを確実にするために注意を払わねばならない
が、0.1ppm未満の量のアルカリ金属及びアルカリ
土類金属イオンは我慢することができるであろう。この
ような純粋な炭酸ジアリールエステル、ポリジオルガノ
シロキサン又はSiを含まないジフェノールは、炭酸ジ
アリールエステル、ポリジオルガノシロキサン又はSi
を含まないジフェノールを再結晶し、洗浄し又は蒸留す
ることによって得ることができる。本発明による方法に
おいては、アルカリ金属及びアルカリ土類金属イオンの
含量は、Siを含まないジフェノール、ポリジオルガノ
シロキサン中で、そして炭酸ジエステル中で<0.1p
pmでなければならない。
【0057】本発明による方法の目的のためには、触媒
の例は、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムテトラフ
ェニルヒドリドボレート、ヘキサデシルトリブチルホス
ホニウムテトラフェニルヒドリドボレート、ヘキサデシ
ルトリメチルアンモニウムフルオリド、ヘキサデシルト
リブチルホスホニウムフルオリドである。
【0058】式(I)及び(II)の触媒は文献から知
られている(E.V.Dehmlov,S.S.Deh
mlov、相移動触媒、第二版、Verlag Che
mie,1983;Houben Weyl,Meth
oden der organischen Chem
ie、第四版、XI/2巻、1958、591頁以降、
XII/1巻、1963、79頁以降、XIII/3b
巻、1983、763頁以降、並びにCharles
M.Starks及びCharles Ciotta、
相移動触媒作用、Academic Press、19
78)か、又は文献(上で引用したものを参照)から知
られた方法を使用して製造することができる。
【0059】これらの触媒は、好ましくは、1モルのS
iを含まないジフェノールに対して10-2〜10-8モル
の量で使用される。これらの触媒は、単独で又はお互い
に(2以上)組み合わせて又はポリカーボネート製造の
ために知られた他のエステル交換触媒と組み合わせて使
用することができる。他の既知のエステル交換触媒は、
例えば、US−PS 3,272,601によるアルカ
リ金属又はアルカリ土類金属化合物、US−PS 3,
442,864、JA 14742/72及びUS−P
S 5,399、659による他のアンモニウム又はホ
スホニウム化合物、並びにUS−PS 5,319,0
66によるグアニジンシムである。
【0060】他の既知のエステル交換触媒の例は、アル
カリ金属水酸化物、アルカリ金属フェノラート、アルカ
リ金属ジフェノラート、水酸化テトラメチルアンモニウ
ム、及びテトラメチルアンモニウムテトラフェニルヒド
リドボレートである。
【0061】本発明による方法は単一の段階で実施する
ことができる。この場合には、以下の手順を使用する:
Siを含まないジヒドロキシ化合物、ポリジオルガノシ
ロキサン及び炭酸ジエステルを、80〜250℃の、好
ましくは100〜230℃の、特に好ましくは120〜
190℃の温度で標準的な圧力下で0〜5時間、好まし
くは0.25〜3時間で溶融させる。触媒は、これらの
成分が溶融される前に又は溶融された成分に添加しても
良い。次に、真空を施し、温度を上げそして蒸留によっ
てモノフェノールを除去することによってオリゴカーボ
ネートを製造する。次に、更に温度を240〜400℃
に上げそして圧力を0.01mbarまで下に下げるこ
とによって、重縮合反応においてポリカーボネートを製
造する。その代わりに、ポリジオルガノシロキサンはま
た、他の溶融された成分に触媒と一緒に添加しても良
い。
【0062】しかしながら、本発明による方法を二つの
別々の段階で実施することも可能であり、ここでは、第
一段階においては、触媒(I)及び/又は(II)を使
用してオリゴカーボネートを製造しそして、第二段階に
おいては、オリゴカーボネートからポリカーボネートを
製造する。ここでは、アルカリ金属又はアルカリ土類金
属触媒を必要に応じて付加的に使用することができ、そ
して混合物を<3時間〜10分の、好ましくは<1時間
〜20分の、特に好ましくは<30〜20分の短い期間
にわたって、250〜320℃の、好ましくは280℃
〜290℃の温度及び<100mbar〜0.01mb
arの圧力で維持する。
【0063】この場合に中間体として製造されるポリジ
オルガノシロキサン/オリゴカーボネートは、60:4
0〜5:95の、好ましくは45:55〜10:90の
範囲のOH/アリールカーボネート末端基比を有し、こ
れはTiCl4によるOH末端基の光学測定によって測
定することができる。
【0064】オリゴカーボネートのOH末端基は、 xモル%=100(OH末端基の数)/(末端基の総数) として定義される。
【0065】本発明による方法は、撹拌タンク反応器、
膜蒸発器、落下膜蒸発器、直列の撹拌タンク反応器、押
出機、ニーダー、簡単なディスク反応器及び高粘度ディ
スク反応器中で連続的に又は不連続的に実施することが
できる。
【0066】本発明による方法の芳香族ポリカーボネー
トブロックコポリマーは、光散乱によって検量された、
ジクロロメタン中の又はフェノール/o−ジクロロベン
ゼンの重量によって等しい量の混合物中の相対溶液粘度
を測定することによって測定して、18000〜600
00の、好ましくは19000〜40000の重量平均
分子量Mwを持たねばならない。
【0067】本発明に従って製造されたポリカーボネー
トブロックコポリマーは、光固有色を有し、好ましくは
<1200ppmの低いOH末端基含量を有し、そして
加水分解及び熱に耐える。
【0068】充填剤及び強化剤を、本発明に従って製造
されたポリカーボネートブロックコポリマーに添加し
て、それらの特性を改善することができる。なかんずく
考慮することができるこのような物質は、安定剤(例え
ばUV、熱、γ放射線安定剤)、静電防止剤、流動補助
剤、離型剤、防炎剤、顔料、微粉物質、繊維例えばアル
キル及びアリールホスファイト、ホスフェート、ホスフ
ァン、低分子量カルボン酸エステル、ハロゲン化合物、
塩、チョーク、シリカ粉、ガラス及び炭素繊維である。
他のポリマー、例えばポリオレフィン、ポリウレタン又
はポリスチレンも更にまた、本発明に従って製造された
ポリカーボネートブロックコポリマーに添加することが
できる。
【0069】これらの物質は、好ましくは、慣用的装置
中で最終ポリカーボネートに添加するが、必要な場合に
は、本発明による方法の別の段階で添加を行うこともで
きる。
【0070】本発明に従って製造されたポリ(ジオルガ
ノシロキサン)/ポリカーボネートブロックコポリマー
は、既知の芳香族ポリカーボネートがこれまで使用され
てきた、そして改善された離型特性及び低温での上昇し
た強度と組み合わせられた良好な流動が付加的に必要と
される任意の応用例えば大きな外部自動車部品、屋外使
用のためのスイッチボックス及び保護ヘルメットにおい
て使用することができる。
【0071】本発明は従ってまた、大きな外部自動車部
品、屋外使用のためのスイッチボックス及び保護ヘルメ
ットの製造のための、本発明に従って得られるポリ(ジ
オルガノシロキサン)/ポリカーボネートブロックコポ
リマーの使用を提供する。
【0072】
【実施例】比較例1a 114.15g(0.500モル)のビスフェノールA
及び113.54g(0.530モル)の炭酸ジフェニ
ルを、撹拌機、内部温度計及びブリッジ片を有するVi
greux塔(30cm、写された(mirrore
d))を有する500mlの三ッ口フラスコ中に量り込
む。真空を施しそして窒素でパージ(3回)することに
よって装置から大気中の酸素を排除し、そして混合物を
150℃に加熱する。次に、0.13gのセチルトリメ
チルアンモニウムテトラフェニルヒドリドボレート(C
3(CH215N(CH33(B(C654)(ビス
フェノールAに対して0.05モル%)を添加し、生成
するフェノールを100mbarで留去する。同時に温
度を250℃まで上げる。次に、真空を段階的に1mb
arまで改善し、そして温度を260℃まで上げる。次
に、温度を280℃まで上げ、そして混合物を0.1m
barで1.5時間撹拌する。
【0073】1.234(ジクロロメタン、25℃、5
g/l)の相対溶液粘度を有する、溶媒を含まないポリ
カーボネートが得られる。このポリカーボネートのフェ
ノール性OH価は340ppmである。
【0074】比較例1b 比較例1a)を繰り返すが、セチルトリメチルアンモニ
ウムテトラフェニルヒドリドボレートの代わりに触媒と
してテトラフェニルホスホニウムテトラフェニルヒドリ
ドボレートを使用する。1.254(ジクロロメタン、
25℃、5g/l)の相対溶液粘度を有する、薄い色の
溶媒を含まないポリカーボネートがこの場合にも得られ
る。このポリカーボネートのフェノール性OH価は36
0ppmである。
【0075】実施例1 102.7g(0.45モル)のビスフェノールA、1
00g(0.467モル)の炭酸ジフェニル、及び平均
重合度Pn=31の5.4gのα,ω−ビスアセトキシ
ジメチルポリシロキサン(ビスフェノールAに対して5
重量%)を、撹拌機、内部温度計及びブリッジ片を有す
るVigreux塔(30cm、写された(mirro
red))を有する500mlの三ッ口フラスコ中に量
り込む。真空を施しそして窒素でパージ(3回)するこ
とによって装置から大気中の酸素を排除し、そして混合
物を150℃に加熱する。次に、0.13gのセチルト
リメチルアンモニウムテトラフェニルヒドリドボレート
(CH3(CH215N(CH33B(C654、(ビ
スフェノールA及び炭酸ジフェニルに対して0.05モ
ル%)を添加し、そして生成するフェノールを100m
barで留去する。同時に温度を約50分以内に180
〜190℃に上げ、そして次に更に2時間でゆっくりと
250℃まで上げる。次に、真空を段階的に1mbar
まで改善し、そして温度を280℃まで上げる。主な量
のフェノールが除去されるのはまさにこの点においてで
ある。280℃及び0.1mbarで1.5時間更に加
熱することによって、比較的小さなそして均一に分布さ
れたシロキサンドメインを有する(図1参照)、薄い色
の溶媒を含まないポリカーボネートが得られる。相対溶
液粘度は1,280(ジクロロメタン、25℃、5g/
l)である。ブロックコポリマーのフェノール性OH価
は200ppmである。
【0076】図1は、実施例1の未処理の極めて薄い切
片のTEM顕微鏡写真を示す。シロキサンドメインの径
は約15nm〜>2μmの範囲であり、分布は比較的均
一である(HAAN177)。
【0077】比較例1c 102.7g(0.45モル)のビスフェノールA、1
00g(0.467モル)の炭酸ジフェニル、及び平均
重合度Pn=31の5.4gのα,ω−ビスアセトキシ
ジメチルポリシロキサン(ビスフェノールAに対して5
重量%)を、撹拌機、内部温度計及びブリッジ片を有す
るVigreux塔(30cm、写された)を有する5
00mlの三ッ口フラスコ中に量り込む。真空を施しそ
して窒素でパージ(3回)することによって装置から大
気中の酸素を排除し、そして混合物を150℃に加熱す
る。次に、炭酸ジフェニル中のテトラフェニルホスホニ
ウムテトラフェニルヒドリドボレート、P(C654
B(C654の1%のマスターバッチの0.3gを添
加し、そして生成するフェノールを100mbarで留
去する。同時に温度を250℃に上げる。1時間後に真
空を10mbarまで改善する。真空を0.5mbar
まで下げそして温度を280℃まで上げることによって
重縮合を達成する。
【0078】比較的大きなシロキサンドメインを有す
る、薄い色の溶媒を含まないポリカーボネートが得られ
る、図2を参照せよ。相対溶液粘度は1,280(ジク
ロロメタン、25℃、5g/l)である。ポリカーボネ
ートのフェノール性OH価は200ppmである。
【0079】図2は、比較実施例1cの未処理の極めて
薄い切片のTEM顕微鏡写真を示す。シロキサンドメイ
ンは、約0.02〜>2μmの範囲の径を有する黒い粒
子として見ることができる(HAAN059)。
【0080】実施例2 102.7g(0.45モル)のビスフェノールA、1
00g(0.467モル)の炭酸ジフェニル、及び5.
4gのビスフェノールA末端停止ポリジメチルシロキサ
ンを、撹拌機、内部温度計及びブリッジ片を有するVi
greux塔(30cm、写された)を有する500m
lの三ッ口フラスコ中に量り込む。
【0081】真空を施しそして窒素でパージ(3回)す
ることによって装置から大気中の酸素を排除し、そして
混合物を150℃に加熱する。
【0082】次に、0.13gのセチルトリメチルアン
モニウムテトラフェニルヒドリドボレート(CH3(C
215N(CH33)B(C654、(ビスフェノー
ルA及び炭酸ジフェニルに対して0.05モル%)を添
加し、そして生成するフェノールを100mbarで留
去する。同時に温度を約50分以内に180〜190℃
に上げ、そして次に更に2時間でゆっくりと250℃ま
で上げる。次に、真空を段階的に1mbarまで改善
し、そして温度を280℃まで上げる。主な量のフェノ
ールが除去されるのはまさにこの点においてである。2
80℃及び0.1mbarで1.5時間更に加熱するこ
とによって、1,287(ジクロロメタン、25℃、5
g/l)の相対溶液粘度を有する、薄い色の溶媒を含ま
ないポリカーボネートが得られる。
【0083】図3は、実施例2の未処理の極めて薄い切
片のTEM顕微鏡写真を示す。シロキサンドメインの径
は約0.02〜0.72μmの範囲である。シロキサン
ドメインの分布は非常に均一である(HAAN114/
2)。
【0084】実施例3 102.7g(0.45モル)のビスフェノールA、1
00g(0.467モル)の炭酸ジフェニル、及びn=
2.4、m=6及び810の分子量を有する式(III
a)
【0085】
【化13】
【0086】5.4gのシロキサン[これの製造は、U
llmanns Encyklopaedie der
technischen Chemie、15巻、1
964、第三版、769頁以降中に述べられていて、そ
してTegomer H−Si2111としてTh.G
oldschmidtから商業的に入手できる]を、撹
拌機、内部温度計及びブリッジ片を有するVigreu
x塔(30cm、写された)を有する500mlの三ッ
口フラスコ中に量り込む。
【0087】真空を施しそして窒素でパージ(3回)す
ることによって装置から大気中の酸素を排除し、そして
混合物を150℃に加熱する。次に、0.13gのセチ
ルトリメチルアンモニウムテトラフェニルヒドリドボレ
ート(CH3(CH215N(CH33)B(C
654、(ビスフェノールAに対して0.05モル
%)を添加し、そして生成するフェノールを100mb
arで留去する。同時に温度を約50分以内に180〜
190℃に上げ、そして次に更に2時間でゆっくりと2
50℃まで上げる。次に、真空を段階的に1mbarま
で改善し、そして温度を280℃まで上げる。主な量の
フェノールが除去されるのはまさにこの点においてであ
る。280℃及び0.1mbarで1.5時間更に加熱
することによって、1,268(ジクロロメタン、25
℃、5g/l)の相対溶液粘度を有する、薄い色の溶媒
を含まないポリカーボネートが得られる。
【0088】実施例4 100gのオリゴカーボネート(相対溶液粘度:1.1
47、フェノール性末端基43%、約0.025モルの
OH)、117.8g(0.55モル)の炭酸ジフェニ
ル、及びPn=31の平均重合度Pnを有する5.0gの
α,ω−ビスアセトキシジメチルポリシロキサン(ビス
フェノールAに対して5重量%)を、撹拌機、内部温度
計及びブリッジ片を有するVigreux塔(30c
m、写された(mirrored))を有する500m
lの三ッ口フラスコ中に量り込む。真空を施しそして窒
素でパージ(3回)することによって装置から大気中の
酸素を排除し、そして混合物を250℃の温度に加熱す
る。次に、0.008gのセチルトリメチルアンモニウ
ムテトラフェニルヒドリドボレート(CH3(CH215
N(CH33B(C654、(オリゴフェノールのフ
ェノール性末端基に対して0.05モル%)を添加し、
そして生成するフェノールを100mbarで留去す
る。約60分にわたって段階的に真空を10mbarま
でそして次に更に10分にわたって0.1mbarまで
改善し、そして温度を280℃まで上げる。主な量のフ
ェノールが除去されるのはまさにこの点においてであ
る。280℃及び0.1mbarで1.5時間更に加熱
しそして引き続いて2時間の間0.1mbarで300
℃に加熱することによって、>50ppmのブロックコ
ポリカーボネートのフェノール性末端基の値を有する
1.404(ジクロロメタン、25℃、5g/l)の相
対溶液粘度を有する、薄い色の溶媒を含まないポリカー
ボネートが得られる。
【0089】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0090】1. 触媒の存在下で80℃〜320℃の
温度及び1000mbar〜0.01mbarの圧力
で、芳香族のSiを含まないジフェノール、炭酸ジアリ
ールエステル及びポリジオルガノシロキサンから、18
000〜60000の平均分子量Mw(重量平均、ゲル
クロマトグラフィーによって測定して)を有する熱可塑
性ポリ(ジオルガノシロキサン)/ポリカーボネートブ
ロックコポリマーを製造する方法であって、使用する触
媒が、1モルのSiを含まないジフェノールに対して1
-1〜10-8モルの量の、式(I)及び/又は(II)
【0091】
【化14】
【0092】[式中、R1-4は、同一の又は異なるC1
30−アルキル、C6〜C10−アリール又はC5〜C6
シクロアルキルであり、ここでR1-4の少なくとも一つ
の残基は、C8〜C30−アルキルであり、そしてX-は、
その中で対応する酸/塩基の対H++X-⇔HXが1〜1
1のpKBを有するアニオンである]の第四級アンモニ
ウム化合物及び/又は第四級ホスホニウム化合物であ
り、そして使用するポリジオルガノシロキサン成分が、
Siを含まないジフェノール及びポリジオルガノシロキ
サンの総重量に対して30重量%〜0.5重量%の、好
ましくは7重量%〜1重量%の重量のα,ω−ビスヒド
ロキシアリール−、α,ω−ビスヒドロキシアルキル
−、α,ω−ビスアシル−、又はα,ω−ビスヒドロキ
シアシル−ポリジオルガノシロキサンを含んで成ること
を特徴とする方法。
【0093】2. R1-4の少なくとも一つの残基がC
12〜C20−アルキルであることを特徴とする、上記1記
載の方法。
【0094】3. α,ω−ビスヒドロキシアリールオ
キシ−、α,ω−ビスヒドロキシアルコキシ−、α,ω
−(ビスヒドロキシカプロラクトン)−又はα,ω−ビ
スアセトキシポリジオルガノシロキサンを、ポリジオル
ガノシロキサン成分として使用することを特徴とする、
上記1記載の方法。
【0095】4. 使用するポリジオルガノシロキサン
成分が、式(III)
【0096】
【化15】
【0097】[式中、Rは、6〜30個の炭素原子を有
する単環又は多環アリーレン残基、又は1〜30個の炭
素原子若しくは3〜30個の炭素原子を有する線状の又
は分岐したアルキレン残基であり、R1及びR2は、同一
又は異なっていてそして線状アルキル、分岐したアルキ
ル、ハロゲン化された線状アルキル、ハロゲン化された
分岐したアルキル、アリール又はハロゲン化アリールで
あり、そしてジオルガノシロキサン単位の和、即ち
“n”=o+p+qは、5〜100である]のものであ
ることを特徴とする上記1記載の方法。
【0098】5. 使用するポリジオルガノシロキサン
成分が、式(IV)
【0099】
【化16】
【0100】[式中、R1及びR2は、上記4において式
(III)のために述べた意味を有し、R3は、線状ア
ルキレン、分岐したアルキレン、ハロゲン化された線状
アルキレン、ハロゲン化された分岐したアルキレン又は
アリーレンであり、そして“n”は、5〜100であ
り、そして“m”は、1〜10である]のものであるこ
とを特徴とする上記1記載の方法。
【0101】6. 使用するポリジオルガノシロキサン
成分が、式(V)
【0102】
【化17】
【0103】[式中、R1及びR2は、上記4において式
(III)のために述べた意味を有し、そしてジオルガ
ノシロキサン単位の和、即ち“n”=o+pは、5〜1
00である]のものであることを特徴とする上記1記載
の方法。
【0104】7. 大きな外部自動車部品、屋外で使用
する配電箱及び保護ヘルメットの製造のための、上記1
から6のいずれか一つに記載に従って得られるポリ(ジ
オルガノシロキサン)/ポリカーボネートブロックコポ
リマーの使用。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の未処理の極めて薄い切片のTEM顕
微鏡写真を示す。
【図2】比較実施例1cの未処理の極めて薄い切片のT
EM顕微鏡写真を示す。
【図3】実施例2の未処理の極めて薄い切片のTEM顕
微鏡写真を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒の存在下で80℃〜320℃の温度
    及び1000mbar〜0.01mbarの圧力で、芳
    香族のSiを含まないジフェノール、炭酸ジアリールエ
    ステル及びポリジオルガノシロキサンから、18000
    〜60000の平均分子量Mw(重量平均、ゲルクロマ
    トグラフィーによって測定して)を有する熱可塑性ポリ
    (ジオルガノシロキサン)/ポリカーボネートブロック
    コポリマーを製造する方法であって、 使用する触媒が、1モルのSiを含まないジフェノール
    に対して10-1〜10-8モルの量の、式(I)及び/又
    は(II) 【化1】 [式中、 R1-4は、同一の又は異なるC1〜C30−アルキル、C6
    〜C10−アリール又はC5〜C6−シクロアルキルであ
    り、ここでR1-4の少なくとも一つの残基は、C8〜C30
    −アルキルであり、そしてX-は、その中で対応する酸
    /塩基の対H++X-⇔HXが1〜11のpKBを有する
    アニオンである]の第四級アンモニウム化合物及び/又
    は第四級ホスホニウム化合物であり、そして使用するポ
    リジオルガノシロキサン成分が、Siを含まないジフェ
    ノール及びポリジオルガノシロキサンの総重量に対して
    30重量%〜0.5重量%の、好ましくは7重量%〜1
    重量%の重量のα,ω−ビスヒドロキシアリール−、
    α,ω−ビスヒドロキシアルキル−、α,ω−ビスアシ
    ル−、又はα,ω−ビスヒドロキシアシル−ポリジオル
    ガノシロキサンを含んで成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 大きな外部自動車部品、屋外で使用する
    ための配電箱及び保護ヘルメットの製造のための、請求
    項1の記載に従って得られるポリ(ジオルガノシロキサ
    ン)/ポリカーボネートブロックコポリマーの使用。
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