JPH09120801A - 密閉形アルカリ蓄電池 - Google Patents

密閉形アルカリ蓄電池

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JPH09120801A JP7275332A JP27533295A JPH09120801A JP H09120801 A JPH09120801 A JP H09120801A JP 7275332 A JP7275332 A JP 7275332A JP 27533295 A JP27533295 A JP 27533295A JP H09120801 A JPH09120801 A JP H09120801A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車に使用される密閉形アルカリ蓄電
池の寿命特性を長期化する。 【解決手段】 電槽1および蓋12を形成する合成樹脂
としてポリフェニレンエーテル樹脂とポリオレフィン樹
脂を主体とするポリマーアロイを用い、水分の透過量を
5×10-11g・cm/cm2・sec・cmHG以下と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車等の移
動体駆動電源用角型中容量密閉形アルカリ蓄電池、特に
その電槽および蓋からなる電池容器を形成する合成樹脂
の材質に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球規模の環境問題の1つとして
自動車の排出ガスが取り上げられている。この問題に対
処するため、電気自動車の開発が急速に進められている
が、駆動用電源の開発が電気自動車の成否の鍵を握って
いる。
【0003】これらの駆動用電源として、鉛酸蓄電池の
改良が進められているが、従来の開放形鉛酸蓄電池で
は、1年ごとに補液を必要とするため、補液を必要とし
ない密閉構造の移動用電池の開発が望まれている。しか
し、現在、密閉形の鉛酸蓄電池では、寿命が1〜3年と
短く、エネルギー密度も低い。そのために、鉛酸蓄電池
より高出力、高エネルギー密度、長寿命である角型、高
容量のニッケル・カドミウム系または、負極に水素吸蔵
合金を用いるニッケル/水素系などのアルカリ蓄電池の
開発に注力されている。これらアルカリ蓄電池も鉛酸蓄
電池と同様、安全性の確保及び保守を容易にするために
も、電池内部で発生したガスを電池系外へ放出せず、補
液を必要としない密閉形蓄電池化が要求されている。
【0004】これら角型密閉形アルカリ蓄電池は、従
来、電槽および蓋にポリプロピレンを主体としたポリオ
レフィン樹脂もしくはポリフェニレンエーテル樹脂とポ
リスチレン樹脂とを主体とした合成樹脂を用いて射出成
型法により製作されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
[I]前記したポリオレフィン樹脂を主体とした合成樹
脂を電槽および蓋に用いた場合、つぎのような課題があ
る。 (1)密閉形アルカリ蓄電池において、充電の際の電池
内圧は、最高2〜4kg/cm2まで上昇する。また、
安全弁の作動圧は、電解液の減少を抑制し電池特性を維
持させるために、安全弁作動圧を6kg/cm2以上8
kg/cm2以下に設定している。また、駆動用電源と
して、屋外の高温環境下で長期間使用されることが想定
されるが、特に充電状態で使用もしくは放置された場
合、アルカリ蓄電池の電槽および蓋は、常時1〜5kg
/cm2程度の内圧を受ける。このような使用環境下で
は、クリープ変形により成型品が破損する危険性があ
り、長期安定性が十分に確保できない恐れがある。 (2)密閉形アルカリ蓄電池の充放電に伴う疲労によ
り、ポリオレフィン樹脂の機械的強度を考慮すると、電
槽および蓋の肉厚を厚くする必要がある。しかしなが
ら、肉厚を厚くすると、内容積が減少し、電池の高エネ
ルギー密度化が難しくなる。 (3)密閉形アルカリ蓄電池は、組み立て時に主に水酸
化ニッケルからなる正極板と水素吸蔵合金または主に水
酸化カドミウムからなる負極板とアルカリ電解液とから
構成されているが、ポリオレフィン樹脂は、金属イオン
によって樹脂の劣化が促進される欠点がある。そのため
に、十分な長期の信頼性の確保ができない。 [II]一方のポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン樹脂を主体とした合成樹脂を電槽および蓋に用いた場
合、以下の課題がある。 (1)ポリオレフィン樹脂より水分透過係数が大きく、
アルカリ電解液中の水分が樹脂を透過して電解液量が減
少し、電池重量が減少する。遂には液枯れ状態になり、
電池特性、特に、寿命特性が大きく低下する。 (2)ポリフェニレンエーテル樹脂の特性として、機械
油、有機溶媒等の薬品で劣化し、割れを生じる。駆動用
電源として、使用するに当り、耐薬品性を向上し、長期
安定性を確保する必要がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、適切な合成樹脂の材質を採用することにより
メンテナンスフリーで7〜10年の長期寿命を保証する
ことが可能な寿命特性に優れた密閉形アルカリ蓄電池を
提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために電気自動車用の駆動電源として利用するこ
とができる密閉形アルカリ蓄電池に用いる電槽および蓋
を形成する合成樹脂として、その表面から水分もしくは
ガスが透過する透過係数が5×10-11g・cm/cm2
・sec・cmHg以下であるポリフェニレンエーテル
樹脂とポリオレフィン樹脂を主体とするポリマーアロ
イ、もしくは、鱗片状カオリンを含有させたポリフェニ
レンエーテル樹脂を主体としたポリマーアロイを用いる
もので、80℃雰囲気下で内部のガス圧力が8kg/c
2以下の条件下において、肉厚2〜3mmの電槽およ
び蓋を用いても1000時間以上、クリープ変形により
破損することがなく電池特性、特に、長寿命で、長期信
頼性が高い密閉形アルカリ蓄電池を提供することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1および図2は電池用電槽の斜視図を示
し、電槽1は、幅広の側壁2と幅狭の側壁3および底壁
9から構成され、断面矩形状の筐体である。幅広の側壁
2の外表面には、単電池4同士を隣接して隙間なく突き
合わせるためのリブ5が所定の間隔をおいて縦方向に平
行に設けられている。隣接対抗する単電池4の両端に位
置するリブ5には、突き合わせる際の嵌合用突起6と嵌
合用凹部7をそれぞれ設けている。
【0010】幅狭の側壁3の外表面にはリブ24を設
け、図4に示すように単位組電池構成時の位置決めのた
めの上下2組の架橋体用凹部8を形成し、底壁9の外底
面には、中央に凹部10を設けている。
【0011】図3は単電池4の斜視図を示し、セパレー
タを介して複数枚の正極板と負極板とを交互に配した電
極群11およびアルカリ電解液を合成樹脂製の角型の電
槽1に収容し、電槽1の上部開口部には合成樹脂製の蓋
12が接着されている。なお、本実施の形態に用いた電
槽の寸法は、長さ35mm、幅120mm、高さ160
mmである。
【0012】蓋12は、幅広の側壁13の外表面に電槽
1のリブ5と同様にリブ14を有し、蓋12と電槽1と
は、加熱溶着によって接着している。接着部15の溶着
強度は母材強度の95%以上にした。また、溶着の際に
溶着代が溶融して外方へ突出するので、単電池同士を突
き合わすことができるように、突出した溶着部は研削に
よって除去している。
【0013】蓋12には、ニッケルめっき鋼製の正極端
子16、負極端子17および安全弁18が固定されてい
る。安全弁18の固定は、電槽1と同様蓋12と加熱溶
着によって接着され、接着部の溶着強度は母材強度の9
5%以上にしている。また、安全弁18の作動圧は、6
kg/cm2以上、8kg/cm2以下に設定されてい
る。
【0014】負極端子17には、その加担の垂下部(図
示せず)に負極板のリード片19を溶接によって接続
し、負極端子17の上部は蓋12に液密および気密に固
定されている。図4は単位組電池の斜視図を示し、単位
組電池20は、単電池4を5個直列に接続して構成して
いる。隣接する単電池4同士は、電槽1のリブ5を突き
合わせ、一方の単電池4のリブ5に設けた嵌合用の突起
6が隣接対向する他方の単電池4のリブ5に設けた嵌合
用凹部7と嵌合して相互の位置決めがなされる。また、
隣接する単電池の正極端子16と負極端子17は、接続
導体21によって直列に連結されている。
【0015】直列に5個の単電池を接続構成した蓄電池
は、両端の単電池外側面にアルミニウム製の端板22を
当接し、4本の角柱状の架橋体23で単電池4を緊縛固
定する。これにより、電極群11の膨張や電池内圧の上
昇によって隣接する単電池4同士が相互に離間しないよ
うにする。端板22および架橋体23の強度は、電極群
11の膨張力や電池内圧、単電池4の接続数によって設
定される。実施の形態で用いた端板22の厚さは薄い部
分が3mm、リブ27の部分が11mmであり、架橋体
23は断面7×8mmの角柱を採用した。
【0016】上記のように構成された単位組電池20に
は、隣接した単電池4同士のリブ5の間に空隙25が、
両端の単電池4と端板22との間には、リブ5の高さに
相当する空隙26が形成される。
【0017】水酸化ニッケル粉末を主体とする活物質を
発泡状ニッケル多孔体に充填し、所定の寸法に圧延、裁
断して極板1枚当たりの容量が8Ahの正極を作製す
る。また、MmNi3.6Co0.7Mn0.4Al0.4(Mm:
ミッシュメタル)の組成の水素吸蔵合金粉末を結着剤と
ともにパンチングメタルに塗着し、所定の寸法に圧延、
裁断して極板1枚当たりの容量が12Ahの水素吸蔵合
金負極を作製する。これら正、負極板をそれぞれ袋状の
ポリプロピレン製のセパレータで包み、正極板と負極板
を交互に複数枚積層し、電極群11を構成する。正、負
極板のリード片は、それぞれの極柱の端子16、17に
溶接により接続し、電槽1に挿入し、電槽1と蓋12と
を加熱溶着する。電解液には、40g/リットルの水酸
化リチウムを添加した濃度27%の水酸化カリウム水溶
液を用いた。単電池当たり電解液を170cm3注液し
て、密閉し、図3に示すような単電池4を構成した。電
解液量は、充放電サイクル特性、充電時の内圧を総合的
に検討した液量である。
【0018】上記単電池4を25℃雰囲気で10Aの電
流で15時間初充電を行い、20Aの電流で1.0Vま
で初放電を行った。この初充電と初放電とにより、電極
群11が膨張し、電槽1の幅広の側壁2と電極群11が
密接した状態となる。初放電の放電容量を標準容量とす
る。このようにして構成したアルカリ蓄電池は、正極に
よって容量が規制され、100Ahの容量を示した。以
下、電槽および蓋を構成する合成樹脂を変えることによ
る単位組電池の性能に与える影響について説明する。
【0019】A.水分透過係数に及ぼす影響 電槽1および蓋12を構成する合成樹脂として、1 ポ
リプロピレン樹脂、2ポリフェニレンエーテル樹脂とポ
リプロピレン樹脂を主体とするポリマーアロイ、3 ポ
リフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン樹脂を主体と
するポリマーアロイ、あるいは4 ポリフェニレンエー
テル樹脂とポリスチレン樹脂を主体とするポリマーアロ
イに鱗片状カオリンを3重量%、5 20重量%、もし
くは650重量%をそれぞれブレンドした樹脂を用い
て、射出成型法で試作した。ここで用いたポリマーアロ
イの配合比はポリフェニレンエーテル樹脂/ポリオレフ
ィン樹脂の場合は40/60、ポリフェニレンエーテル
樹脂/ポリスチレン樹脂の場合は40/60とした。ま
た、鱗片状カオリンは、陶土を精製したもので焼結状セ
ラミックである。なお、鱗片状カオリンはの成分は表1
に示した。
【0020】
【表1】
【0021】上記6種の合成樹脂で形成した電槽に、前
記したアルカリ電解液を400cm 3注入し、同種の樹
脂製の蓋により溶着法で密閉した。これら電槽および蓋
の肉厚は2mmとした。これらを45℃、80℃雰囲気
下で静置し、静置前後の重量差から電槽と蓋とからなる
電池容器を通して外部に透過した水分量を測定した。こ
の結果を表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】水分透過係数はポリプロピレン樹脂、ポリ
フェニレンエーテル樹脂とポリプロピレン樹脂を主体と
するポリマーアロイ、次いでポリフェニレンエーテル樹
脂とポリスチレン樹脂を主体とするポリマーアロイの順
に大きくなった。しかし、ポリフェニレンエーテル樹脂
はポリスチレン樹脂を主体とするポリマーアロイへの鱗
片状カオリンの添加率を高めるにつれて水分透過係数は
低くなる。
【0024】ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン樹脂を主体とするポリマーアロイへの鱗片状カオリン
の添加量の効果は、3重量%添加の場合は、ポリフェニ
レンエーテル樹脂とポリスチレン樹脂を主体とするポリ
マーアロイとほとんど水分透過量は変わらなかった。鱗
片状カオリンが5重量%以下では水分透過量を抑制する
ことができないと考えられる。また、鱗片状カオリンを
60重量%を越える程添加した場合は、衝撃に弱くな
り、電池内圧が急上昇し、電池内圧4kg/cm 2で電
槽が破裂した。したがって、鱗片状カオリンの添加率
は、5重量%以上50重量%以下が適切であると考えら
れる。
【0025】ポリフェニレンエーテル樹脂の含有量であ
るが、20重量%以下にするとポリプロピレン樹脂の特
徴である高温雰囲気でクリープ変形を起こしやすく、ま
た、ポリフェニレンエーテル樹脂の含有量が80重量%
以上であると、射出成型時の流動性が悪くなるので、成
形が困難になり、実用性がない。
【0026】このため、ポリフェニレンエーテル樹脂と
ポリオレフィン樹脂のポリマーアロイは、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂を20〜80重量%含有しているのが適
切である。
【0027】B.充放電サイクル特性に及ぼす影響 次に、1 ポリプロピレン樹脂、2 ポリフェニレンエ
ーテル樹脂とポリプロピレン樹脂を主体とするポリマー
アロイ、3 ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン樹脂を主体とするポリマーアロイ、および4 ポリフ
ェニレンエーテル樹脂とポリスチレン樹脂を主体とする
ポリマーアロイに鱗片状カオリンを20重量%含有した
合成樹脂により作製した電槽および蓋を用いて、前述と
同じ密閉形ニッケル/水素蓄電池の単電池を構成し、2
5℃、45℃雰囲気中で充放電サイクル寿命試験を行っ
た。ここで用いたポリマーアロイは、配合比はポリフェ
ニレンエーテル樹脂/ポリオレフィン樹脂の場合は40
/60、ポリフェニレンエーテル樹脂/ポリスチレン樹
脂の場合は40/60とした。
【0028】寿命試験は、初充放電を行った後、20A
の電流で初期の標準容量の105%充電するか安全弁1
8の作動しない領域で充電を行うために電池内圧が0.
15MPaとなるまで充電を行い、50Aの電流で1.
0Vまで放電を行った。この充放電サイクルを1サイク
ルとし、放電容量が標準容量の60%となった時点で、
寿命試験を終了した。25℃雰囲気中での充放電サイク
ルと放電容量の結果は図5に示す通りであり、45℃雰
囲気中での充放電サイクルと放電容量の結果は図6に示
す通りである。また、25℃と45℃との雰囲気中での
寿命試験途中に単電池の重量を測定した電池重量の変化
の結果は図7、8にそれぞれ示す通りである。
【0029】この結果より、従来のポリフェニレンエー
テル樹脂とポリスチレン樹脂を主体とするポリマーアロ
イ製の電槽と蓋を用いた電池の寿命が短いのは、電池内
の水分が電槽を通して外部に透過しているためと考えら
れる。このポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン
樹脂を主体とするポリマーアロイ製の電槽と蓋に鱗片状
カオリンを20重量%添加した合成樹脂を用いると、表
2、図7および図8に示すように、ポリフェニレンエー
テル樹脂とポリスチレン樹脂を主体とするポリマーアロ
イ製と比較して電池重量変化が小さく、ポリフェニレン
エーテル樹脂とポリプロピレン樹脂を主体とするポリマ
ーアロイ製と同様の電池寿命、電池重量変化を示す。
【0030】また、ポリプロピレン製の電槽を用いた単
位電池は、45℃雰囲気下での寿命途中に電槽に亀裂が
入り、充放電が不可能となった。これは、ポリプロピレ
ン製の電槽では、80℃雰囲気下では400時間以内に
蒸気圧によって、クリープ変形で破損することは前述し
たが、45℃雰囲気下での寿命試験においても、クリー
プ変形と充放電サイクルによる疲労により、電槽が破損
したものと考えられる。
【0031】C.機械的強度に及ぼす影響 蓄電池用電槽に必要な強度について述べる。ここでは、
高温での強度試験と電気自動車用としての電槽の強度試
験について述べる。
【0032】ポリプロピレン樹脂、ポリフェニレンエー
テル樹脂とポリプロピレン樹脂を主体とするポリマーア
ロイ、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン樹脂
を主体とするポリマーアロイおよび、ポリフェニレンエ
ーテル樹脂とポリスチレン樹脂を主体とするポリマーア
ロイに鱗片状カオリンを20重量%含有させた合成樹脂
を用いて、密閉形ニッケル/水素蓄電池の単電池を形成
し、10Aの電流で11時間放電をした。
【0033】高温での強度試験として、80℃雰囲気下
で単電池の保存試験を行った。完全充電状態では、電池
内圧は2kg/cm2程度である。つまり、80℃雰囲
気下で内部からのガス圧力が2kg/cm2の状態で、
各種樹脂による電槽を用いた単電池の保存を行い、クリ
ープ変形による破損日数を比較した。ここで用いたポリ
マーアロイは、前記と同様、配合比がポリフェニレンエ
ーテル樹脂/ポリオレフィン樹脂の場合は40/60、
ポリフェニレンエーテル樹脂/ポリスチレン樹脂の場合
は40/60である。
【0034】一般的に、ニッケル/水素蓄電池は高温で
保存すると、負極の水素吸蔵合金から一部の金属イオン
が溶出して、電池電圧が徐々に低下する。電池電圧が約
0Vまで低下した場合、正極と負極間が内部短絡し、電
池として使用できなくなる。これを、高温時の電池寿命
とする。80℃での保存試験により電槽が破損に至った
日数およびその時の電池電圧を表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】表3に示すように、ポリプロピレン樹脂製
電槽を用いた単位電池では、クリープ変形による破損が
200時間で起こった。このときの電池電圧は、1.2
Vであり、電池自体は寿命が尽きたとはいえない。
【0037】また、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリ
プロピレン樹脂を主体とするポリマーアロイ製の場合
は、1200時間でクリープ変形による破損に至った
が、このときの電池電圧は0.05Vまで低下してい
た。これは、ニッケル/水素蓄電池の正極と負極が短絡
し、電池として使用できない状態である。したがって、
ニッケル/水素蓄電池の方が時間的に早く寿命が尽きた
わけで、電池容器としての信頼性は確保されたことにな
る。同様に、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン樹脂を主体とするポリマーアロイの場合、およびポリ
フェニレンエーテル樹脂とポリスチレン樹脂を主体とす
るポリマーアロイに鱗片状カオリンを20重量%含有さ
せた場合は、5000時間以上経過しても破損まで至ら
ず、電池電圧は、完全に0Vまで低下していた。この結
果から、厳しい高温環境下においても、長期信頼性を確
保するためには、電槽強度は、ポリフェニレンエーテル
樹脂とポリプロピレン樹脂を主体とするポリマーアロイ
製の場合以上の強度を有する必要がある。
【0038】次に、電気自動車用としての電槽の強度試
験として、各種樹脂による電槽および蓋を用いた単位組
電池を10セットつまり50セルの単電池を実際に電気
自動車に搭載し、走行試験を行った。走行試験は、1ヵ
月間、100km/日、つまり延べ3000kmを走行
し、電槽の振動による破損発生率について検討を行っ
た。表4に延べ3000kmを走行した後の破損発生率
を示す。
【0039】
【表4】
【0040】表4に示したように、ポリフェニレンエー
テル樹脂とポリスチレン樹脂を主体とするポリマーアロ
イに鱗片状カオリンを60重量%含有させた電槽は、破
損発生率が高く、12%の単電池の電槽が破損してい
た。表5に電槽に用いた合成樹脂の機械的性質を示す。
【0041】
【表5】
【0042】また、表6に上記の蓄電池電槽に用いた合
成樹脂の熱的性質を示す。
【0043】
【表6】
【0044】表5、表6に示すように、蓄電池電槽の強
度として、ポリプロピレン樹脂は、機械的強度が劣り、
また、熱変形温度も低いので、80℃雰囲気下でのクリ
ープ変形による破損が起こったものと考えられる。
【0045】ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン樹脂を主体とするポリマーアロイに鱗片状カオリンを
60重量%含有させた合成樹脂の場合は、曲げ弾性率、
曲げ強度、引張強度には優れる。しかし、アイゾット衝
撃強度が低いため、実際の電気自動車に搭載した場合、
振動による衝撃で破損する可能性が高く、電気自動車用
電槽としては不適切である。合成樹脂の一般的性質とし
て、曲げ弾性率が高くなればアイゾット衝撃強度が低く
なる傾向がある。したがって、電槽の機械的強度とし
て、曲げ弾性率は、16000kg/cm2以上300
00kg/cm2以下が適切である。
【0046】この結果より、80℃雰囲気下での電池内
部のガス圧力が8kg/cm2以下の条件下において、
肉厚2〜3mmの電槽および蓋が1000時間以上、ク
リープ変形で破損しない樹脂特性としては、ASTM−
D790法(23℃ 50RH%)で曲げ弾性率160
00kg/cm2以上30000kg/cm2以下、曲げ
強度が500kg/cm2以上、ASTM−D638法
(23℃ 50RH%)で引張強度300kg/cm2
以上であり、ASTM−D648法(18.6kg/c
2)で熱変形温度が80℃以上であることが最適な樹
脂特性と結論される。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明は、密閉形アルカ
リ蓄電池に用いる電槽および蓋を形成する合成樹脂とし
て、水分透過係数が5×10-11g・cm/cm2・se
c・cmHg以下で、かつ80℃雰囲気下で、電池内部
のガス圧力8kg/cm2以下の条件下におけるクリー
プ変形強度が1000時間以上、クリープ変形で破損し
ないポリフェニレンエーテル樹脂とポリオレフィン樹脂
を主体とするポリマーアロイ、もしくは鱗片状カオリン
を5〜50%含有させたポリフェニレンエーテル樹脂を
主体とする合成樹脂を用いることにより、電槽および蓋
に用いる合成樹脂から透過する水分透過量を抑制するこ
とができ、電池特性、特に、寿命特性に優れた密閉形ア
ルカリ蓄電池を提供することができ、また、屋外の高温
環境下で長期間用いられる場合においてもクリープ変形
や力学的疲労による破損を防止し、長期信頼性を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における単電池用電槽の上
方斜視図
【図2】同単電池用電槽の下方斜視図
【図3】同単電池の一部欠載斜視図
【図4】同単電池を用いた単位組電池の斜視図
【図5】同単位組電池の25℃における充放電サイクル
による放電容量の変化線図
【図6】同単位組電池の45℃における充放電サイクル
による放電容量の変化線図
【図7】同単位組電池の25℃における充放電サイクル
による電池重量の変化線図
【図8】同単位組電池の45℃における充放電サイクル
による電池重量の変化線図
【符号の説明】
1 電槽 4 単電池 12 蓋

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池容器の水分透過量を5×10-11
    ・cm/cm2・sec・cmHg以下とした密閉形ア
    ルカリ蓄電池。
  2. 【請求項2】 セパレータを介して複数枚の正極板と負
    極板を交互に配した電極群および、アルカリ電解液を収
    容する合成樹脂製電池容器のクリープ変形強度が、80
    ℃雰囲気、電池内部ガス圧力8kg/cm2以下の条件
    下で1000時間以上である密閉形アルカリ蓄電池。
  3. 【請求項3】 電池容器を形成する合成樹脂の機械的性
    質が曲げ弾性率16000kg/cm2以上、3000
    0kg/cm2以下、曲げ強度が500kg/cm2
    上、引張強度が300kg/cm2以上である請求項1
    もしくは2記載の密閉形アルカリ蓄電池。
  4. 【請求項4】 電池容器を形成する合成樹脂の熱変形温
    度が少なくとも80℃である請求項1もしくは2記載の
    密閉形アルカリ蓄電池。
  5. 【請求項5】 電池容器を形成する合成樹脂が、ポリフ
    ェニレンエーテル樹脂とポリオレフィン樹脂を主体とす
    るポリマーアロイである請求項1もしくは2記載の密閉
    形アルカリ蓄電池。
  6. 【請求項6】 電池容器を形成する合成樹脂が、ポリフ
    ェニレンエーテル樹脂を20〜80重量%含有したポリ
    オレフィン樹脂とのポリマーアロイである請求項5記載
    の密閉形アルカリ蓄電池。
  7. 【請求項7】 電池容器を形成する合成樹脂が、ポリフ
    ェニレンエーテル樹脂を主体とするポリマーアロイに鱗
    片状カオリンを5〜50重量%含有する請求項1もしく
    は2記載の密閉形アルカリ蓄電池。
  8. 【請求項8】 鱗片状カオリンが、SiO2とAl23
    を主体とした無機化合物である請求項7記載の密閉形ア
    ルカリ蓄電池。
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