JP2003208883A - 電 池 - Google Patents

電 池

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JP2003208883A
JP2003208883A JP2002004867A JP2002004867A JP2003208883A JP 2003208883 A JP2003208883 A JP 2003208883A JP 2002004867 A JP2002004867 A JP 2002004867A JP 2002004867 A JP2002004867 A JP 2002004867A JP 2003208883 A JP2003208883 A JP 2003208883A
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electrode group
auxiliary
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JP2002004867A
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Teruhito Nagae
輝人 長江
Katsuya Kono
勝也 河野
Seiji Wada
聖司 和田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の温度が異常に上昇してセパレータの一
部が溶融しても、ガス通路が確保できるようにして安全
性を確保できるアルカリ蓄電池を提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明のアルカリ蓄電池は、ポリオレフ
ィン系樹脂繊維あるいはポリアミド系樹脂繊維からなる
主セパレータ13,14と、軟化点を有しない繊維材料
あるいは軟化点を有しない高分子が付与された繊維から
なる補助セパレータ15とでセパレータが形成されてい
る。そして、補助セパレータ15は少なくとも渦巻状電
極群の中心部に配置されていて、主セパレータ13,1
4が溶融しても、補助セパレータ15の軟化点を有しな
い繊維材料あるいは軟化点を有しない高分子によりガス
通路が確保できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニッケル−水素蓄
電池、ニッケル−カドミウム蓄電池などのアルカリ蓄電
池あるいはリチウムイオン電池などの非水電解質電池に
係り、特に、正極板と負極板との間にセパレータを介在
させて渦巻状に巻回した渦巻状電極群と電解液とを外装
缶内に備えた電池に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ニッケル−水素蓄電池、ニッケ
ル−カドミウム蓄電池などのアルカリ蓄電池あるいはリ
チウムイオン電池などの非水電解質電池は、正極と負極
の間にセパレータを介在させ、これらを渦巻状に巻回し
て電極群を形成し、この電極群の上下端に集電体を接続
して電極体を形成する。この電極体を円筒状の金属製外
装缶(電池缶)に収納し、正極用集電体より延出する集
電リード板を封口体下面に溶接し、電解液を注入した
後、外装缶の開口部に絶縁ガスケットを介在させて封口
体を装着することにより密閉して構成されている。
【0003】このような電池に用いられるセパレータに
おいては、耐酸化性に優れ、かつ電解液に対する耐性に
優れるとともに、充分な量の電解液を保持でき、電解液
を保持した状態で充分なガス透過性を有することが要望
されている。このようなセパレータに用いられる材質と
しては、ナイロンなどのポリアミド系繊維や、ポリプロ
ピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂繊維
が使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ポリアミド
系樹脂繊維やポリオレフィン系樹脂繊維は80〜120
℃付近に軟化点を有している。このため、過充電時やハ
イレートの放電時、あるいは誤使用等によって、電池内
部の温度がこの軟化点を超える温度まで上昇すると、ポ
リアミド系樹脂繊維やポリオレフィン系樹脂繊維からな
るセパレータの軟化が始まる。セパレータが軟化した
後、冷えて固化すると、固化した部分の開孔は閉塞され
ることとなる。すると、電池内でガスが発生すると、発
生したガスの通路が閉塞されて、電池膨れが生じるとい
う問題を生じた。
【0005】また、セパレータが軟化し、さらに電池内
部温度が上昇して、セパレータの融点まで上昇すると、
溶融した樹脂が電池内の空間部に沿って、即ち、渦巻状
に巻回された電極群の中心部(電池内で空間部が形成さ
れている部分)に沿って這い上がるようになる。する
と、外装缶の開口部を封止する封口体に設けられたガス
の排気口を溶融した樹脂が塞ぐ事態も生じて、電池の内
部圧力が異常に上昇し、電池缶の膨れ等の電池の変形も
生じるようになる。
【0006】そこで、本発明は上記問題点を解消するた
めになされたものであって、電池の温度が異常に上昇し
てセパレータの一部が溶融しても、ガス通路が確保でき
るようにして安全性を確保できる電池を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するため、本発明の電池は、ポリオレフィ
ン系樹脂繊維あるいはポリアミド系樹脂繊維からなる主
セパレータと、軟化点を有しない繊維材料あるいは軟化
点を有しない高分子が付与された繊維を含有する補助セ
パレータとでセパレータが形成されているとともに、補
助セパレータは少なくとも渦巻状電極群の中心部に配置
されていて、主セパレータが溶融しても補助セパレータ
の軟化点を有しない繊維材料あるいは軟化点を有しない
高分子によりガス通路が確保できるようにしたことを特
徴とする。
【0008】このように、軟化点を有しない繊維材料あ
るいは軟化点を有しない高分子が付与された繊維を含有
する補助セパレータが渦巻状電極群の中心部に配置され
ていると、電池内部の温度が上昇して、ポリアミド系樹
脂繊維やポリオレフィン系樹脂繊維からなる主セパレー
タの軟化が始まっても、補助セパレータの軟化点を有し
ない繊維材料あるいは軟化点を有しない高分子が付与さ
れた繊維は軟化しないため、電池内で発生したガスが集
中しやすい渦巻状電極群の中心部にガス通路を確保する
ことが可能となる。これにより、安全性を確保できる電
池を提供することが可能となる。
【0009】この場合、正極板の巻き始め部の外周部に
補助セパレータを配置するようにすると、正・負極板間
の短絡を抑制する効果が向上するので望ましい。また、
主セパレータと補助セパレータとは超音波溶着あるいは
熱溶着により接合することができる。さらに、正極板の
巻き終わり部の外周部にも補助セパレータを配置するよ
うにすると、さらに短絡抑制効果が向上する。なお、補
助セパレータの質量割合を全セパレータの質量に対して
10wt%以上で17wt%未満に規制すると、高率放
電特性、サイクル寿命が向上するので望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をニッケル−水素
蓄電池に適用した場合の実施の形態を図に基づいて説明
する。なお、図1は本発明により製造される電極群a,
b,d,e,fを模式的に示す図であり、図1(a)は
正・負極板間にセパレータを介在させた渦巻状電極群を
作製する状態を模式的に示す斜視図であり、図1(b)
は渦巻状電極群を外装缶内に収容した状態の断面を模式
的に示す断面図である。また、図2は本発明により製造
される電極群cを模式的に示す図であり、図2(a)は
正・負極板間にセパレータを介在させた渦巻状電極群を
作製する状態を模式的に示す斜視図であり、図2(b)
は渦巻状電極群を外装缶内に収容した状態の断面を模式
的に示す断面図である。
【0011】また、図3は本発明により製造される電極
群gを模式的に示す図であり、図3(a)は正・負極板
間にセパレータを介在させた渦巻状電極群を作製する状
態を模式的に示す斜視図であり、図3(b)は渦巻状電
極群を外装缶内に収容した状態の断面を模式的に示す断
面図である。さらに、図4は従来例の電極群hを模式的
に示す図であり、図4(a)は正・負極板間にセパレー
タを介在させた渦巻状電極群を作製する状態を模式的に
示す斜視図であり、図4(b)は渦巻状電極群を外装缶
内に収容した状態の断面を模式的に示す断面図である。
【0012】1.ニッケル正極の作製 水酸化ニッケルを主成分とする正極活物質粉末100質
量部と、0.2質量%のヒドロキシプロピルセルロース
を溶解させた水溶液50質量部とを混合して正極活物質
スラリーを調製した。この正極活物質スラリーを多孔度
95%の発泡ニッケルに充填し、乾燥させた後、これを
圧延してニッケル正極11を作製した。なお、電池の公
称容量が1500mAhになるように正極活物質スラリ
ーを発泡ニッケルに充填した。
【0013】2.水素吸蔵合金負極の作製 高周波溶解炉を用いて作製した水素吸蔵合金粉末にポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)などの結着剤と、
適量の水とを加えて混合し、水素吸蔵合金ペーストを調
製した。ついで、この水素吸蔵合金ペーストをパンチン
グメタルからなる負極基板の両面に塗布し、乾燥した
後、所定の厚みとなるようにプレスして水素吸蔵合金負
極12を作製した。なお、電極容量が2250mAhに
なるように水素吸蔵合金ペーストをパンチングメタルに
充填した。
【0014】3.ニッケル−水素蓄電池の作製 (1)セパレータの準備 まず、ナイロン製の第1主セパレータ13と第2主セパ
レータ14とを準備する。また、ポリオレフィン系繊維
に軟化点を有しないポリフェニレンサルファイド(PP
S)繊維を20質量%含有させた第1補助セパレータ1
5と、ポリオレフィン系繊維に軟化点を有しないアクリ
ル酸をグラフト重合(重合率15%)した繊維を添加し
た第2補助セパレータ16と、ポリオレフィン系繊維に
軟化点を有しないポリフェニレンサルファイド(PP
S)繊維を5質量%含有させた第3補助セパレータ17
とを準備した。
【0015】(2)電極群の作製 a.渦巻状電極群a ついで、図1(a)に示すように、ナイロン製の第1主
セパレータ13の端部の上に第1補助セパレータ15を
超音波溶着によりに貼り付け、これをニッケル正極11
の上に配置した。このとき、第1補助セパレータ15は
巻き始め部(渦巻の中心部に配置される部分で、正、負
極板が対向しない部分)に配置されるように、30mm
(全セパレータの質量に対して10質量%に相当する)
の長さになるように調製されている。また、第1主セパ
レータ13と第1補助セパレータ15との溶着部がニッ
ケル正極11の一端部上に配置されるようにした。
【0016】一方、巻き始め部の長さが45mm(渦巻
の中心部に配置される部分で、全セパレータの質量に対
して15質量%に相当する)になるように調製した第2
主セパレータ14を用意し、この第2主セパレータ14
の上に水素吸蔵合金負極12を配置した。ついで、巻芯
Cを用意し、この巻芯Cの表面に両巻き始め部14,1
5を接触させるとともに、この巻芯Cを回転させて渦巻
状電極群aを作製した。
【0017】b.渦巻状電極群b また、図1(a)に示すように、ナイロン製の第1主セ
パレータ13の端部の上に第2補助セパレータ16を超
音波溶着によりに貼り付け、これをニッケル正極11の
上に配置した。このとき、第2補助セパレータ16は巻
き始め部(渦巻の中心部に配置される部分で、正、負極
板が対向しない部分)に配置されるように、30mm
(全セパレータの質量に対して10質量%に相当する)
の長さになるように調製されている。また、第1主セパ
レータ13と第2補助セパレータ16との溶着部がニッ
ケル正極11の一端部上に配置されるようにした。
【0018】一方、巻き始め部の長さが45mm(渦巻
の中心部に配置される部分で、全セパレータの質量に対
して15質量%に相当する)になるように調製した第2
主セパレータ14を用意し、この第2主セパレータ14
の上に水素吸蔵合金負極12を配置した。ついで、巻芯
Cを用意し、この巻芯Cの表面に両巻き始め部14,1
6を接触させるとともに、この巻芯Cを回転させて渦巻
状電極群bを作製した。
【0019】c.渦巻状電極群c また、図2(a)に示すように、ナイロン製の第1主セ
パレータ13の両端部上に第2補助セパレータ15,1
5を超音波溶着によりに貼り付け、これをニッケル正極
11の上に配置した。このとき、巻き始め部側に配置さ
れる第2補助セパレータ15の長さが30mm(全セパ
レータの質量に対して10質量%に相当する)になるよ
うに調製されているとともに、巻終わり部側に配置され
る第2補助セパレータ15の長さが12mm(全セパレ
ータの質量に対して4質量%に相当する)になるように
調製されている。また、第1主セパレータ13と第2補
助セパレータ15,15との溶着部がニッケル正極11
の端部上に配置されるようにした。
【0020】一方、巻き始め部の長さが45mm(渦巻
の中心部に配置される部分で、全セパレータの質量に対
して15質量%に相当する)になるように調製した第2
主セパレータ14を用意し、この第2主セパレータ14
の上に水素吸蔵合金負極12を配置した。ついで、巻芯
Cを用意し、この巻芯Cの表面に両巻き始め部14,1
5を接触させるとともに、この巻芯Cを回転させて渦巻
状電極群cを作製した。
【0021】d.渦巻状電極群d また、図1(a)に示すように、ナイロン製の第1主セ
パレータ13の端部の上に第1補助セパレータ15aを
超音波溶着によりに貼り付け、これをニッケル正極11
の上に配置した。このとき、第1補助セパレータ15a
は巻き始め部(渦巻の中心部に配置される部分で、正、
負極板が対向しない部分)に配置されるように、18m
m(全セパレータの質量に対して6質量%に相当する)
の長さになるように調製されている。また、第1主セパ
レータ13と第1補助セパレータ15aとの溶着部がニ
ッケル正極11の一端部上に配置されるようにした。
【0022】一方、巻き始め部の長さが27mm(渦巻
の中心部に配置される部分で、全セパレータの質量に対
して9質量%に相当する)になるように調製した第2主
セパレータ14を用意し、この第2主セパレータ14の
上に水素吸蔵合金負極12を配置した。ついで、巻芯C
を用意し、この巻芯Cの表面に両巻き始め部14,15
aを接触させるとともに、この巻芯Cを回転させて渦巻
状電極群dを作製した。
【0023】e.渦巻状電極群e また、図1(a)に示すように、ナイロン製の第1主セ
パレータ13の端部の上に第3補助セパレータ17(P
PSの含有量が5質量%のもの)を超音波溶着によりに
貼り付け、これをニッケル正極11の上に配置した。こ
のとき、第3補助セパレータ17は巻き始め部(渦巻の
中心部に配置される部分で、正、負極板が対向しない部
分)に配置されるように、30mm(全セパレータの質
量に対して10質量%に相当する)の長さになるように
調製されている。また、第1主セパレータ13と第2補
助セパレータ17との溶着部がニッケル正極11の一端
部上に配置されるようにした。
【0024】一方、巻き始め部の長さが45mm(渦巻
の中心部に配置される部分で、全セパレータの質量に対
して15質量%に相当する)になるように調製した第2
主セパレータ14を用意し、この第2主セパレータ14
の上に水素吸蔵合金負極12を配置した。ついで、巻芯
Cを用意し、この巻芯Cの表面に両巻き始め部14,1
7を接触させるとともに、この巻芯Cを回転させて渦巻
状電極群eを作製した。
【0025】f.渦巻状電極群f また、図1(a)に示すように、ナイロン製の第1主セ
パレータ13の端部の上に第1補助セパレータ15bを
超音波溶着によりに貼り付け、これをニッケル正極11
の上に配置した。このとき、第1補助セパレータ15b
は巻き始め部(渦巻の中心部に配置される部分で、正、
負極板が対向しない部分)に配置されるように、51m
m(全セパレータの質量に対して17質量%に相当す
る)の長さになるように調製されている。また、第1主
セパレータ13と第1補助セパレータ15bとの溶着部
がニッケル正極11の一端部上に配置されるようにし
た。
【0026】一方、巻き始め部の長さが24mm(渦巻
の中心部に配置される部分で、全セパレータの質量に対
して8質量%に相当する)になるように調製した第2主
セパレータ14を用意し、この第2主セパレータ14の
上に水素吸蔵合金負極12を配置した。ついで、巻芯C
を用意し、この巻芯Cの表面に両巻き始め部14,15
bを接触させるとともに、この巻芯Cを回転させて渦巻
状電極群fを作製した。
【0027】g.渦巻状電極群g まず、図3(a)に示すように、第1補助セパレータ1
5をニッケル正極11の上に配置した。このとき、第1
補助セパレータ15の巻き始め部(渦巻の中心部に配置
される部分で、正、負極板が対向しない部分)の長さが
30mm(全セパレータの質量に対して10質量%に相
当する)になるように調製されている。一方、巻き始め
部の長さが45mm(渦巻の中心部に配置される部分
で、全セパレータの質量に対して15質量%に相当す
る)になるように調製した第2主セパレータ14を用意
し、この第2主セパレータ14の上に水素吸蔵合金負極
12を配置した。ついで、巻芯Cを用意し、この巻芯C
の表面に両巻き始め部14,15を接触させるととも
に、この巻芯Cを回転させて渦巻状電極群gを作製し
た。
【0028】h.渦巻状電極群h まず、図4(a)に示すように、ナイロン製の第1主セ
パレータ13をニッケル正極11の上に配置した。この
とき、第1主セパレータ13の巻き始め部(渦巻の中心
部に配置される部分で、正、負極板が対向しない部分)
の長さが30mm(全セパレータの質量に対して10質
量%に相当する)になるように調製されている。一方、
巻き始め部の長さが45mm(渦巻の中心部に配置され
る部分で、全セパレータの質量に対して15質量%に相
当する)になるように調製した第2主セパレータ14を
用意し、この第2主セパレータ14の上に水素吸蔵合金
負極12を配置した。ついで、巻芯Cを用意し、この巻
芯Cの表面に両巻き始め部13,14を接触させるとと
もに、この巻芯Cを回転させて渦巻状電極群hを作製し
た。
【0029】ついで、これらの電極群a〜hの上端部に
正極集電体(図示せず)を溶接し、下端部に負極集電体
(図示せず)を溶接した後、これらを有底筒状の外装缶
20内にそれぞれ挿入した。ついで、負極集電体を外装
缶20の内底面に溶接するとともに、正極集電体から延
出する集電リード板の先端部を安全弁を内蔵する封口体
(図示せず)の底面に溶接し、外装缶20内に所定量の
電解液(水酸化カリウム(KOH)と水酸化リチウム
(LiOH)と水酸化ナトリウム(NaOH)の混合水
溶液)を注入した。この後、封口体を外装缶20の開口
部に絶縁ガスケットを介して載置し、外装缶20の開口
部の端部を内方にかしめることによって電池を密閉し
て、公称容量1500mAhのAAサイズの各ニッケル
−水素蓄電池A,B,C,D,E,F,G,Hを作製し
た。
【0030】なお、電極群aを用いたものを電池Aと
し、電極群bを用いたものを電池Bとし、電極群cを用
いたものを電池Cとし、電極群dを用いたものを電池D
とし、電極群eを用いたものを電池Eとし、電極群fを
用いたものを電池Fとし、電極群gを用いたものを電池
Gとし、電極群hを用いたものを電池Hとした。この場
合、これらの各電極群a〜hを外装缶20内に挿入した
後、外装缶20内に挿入された状態の各電極群a〜hの
長径と短径とを測定し、これらの比を真円度として求め
ると、下記の表1に示すような結果となった。
【0031】4.実験結果 (1)短絡試験 ついで、上述のようにして作製した各ニッケル−水素蓄
電池A〜Hの正・負極間絶縁抵抗値を測定し、抵抗値が
1.5kΩ以下のものを短絡と判定する短絡試験を行っ
た。試験後、短絡を生じていた電池を解体して短絡が生
じていた場所を目視により確認するとともに、短絡が発
生した電池の個数を求めて短絡発生率を算出すると、下
記の表1に示すような結果となった。
【0032】
【表1】
【0033】上記表1の結果から明らかなように、補助
セパレータを貼り付けなかったセパレータ13を用いた
電極群hの短絡発生率が大きいのに対して、補助セパレ
ータ15(16,15a,17,15b)を貼り付けた
セパレータ13を用いた電極群a〜gの短絡発生率が小
さいことが分かる。特に、電極群の巻き始め部(巻始
部)と巻き終わり部(巻終部)に補助セパレータ15,
15を貼り付けたセパレータ13を用いた電極群cの短
絡発生率が小さいことが分かる。これは、補助セパレー
タ15(16,15a,17,15b)を貼り付けたセ
パレータ13を用いると、補助セパレータ15(16,
15a,17,15b)の貼付部が正極板11の巻始め
部に当接して、該部の強度が補強されて巻回時の巻始部
あるいは巻終部での短絡が低減したためと考えられる。
【0034】なお、電極群の巻始部に補助セパレータ1
5を貼り付ける場合に、電極群fの補助セパレータ15
bのように、全セパレータの質量に対する補助セパレー
タの質量割合が17wt%になると、電極群の真円度が
低下して外装缶への挿入性が低下して工程品質が低下す
る。このため、全セパレータの質量に対する補助セパレ
ータの質量割合が17wt%未満になるように調製する
のが望ましい。
【0035】(2)安全性試験(加熱による封口体外
れ) ついで、上述のようにして作製した各ニッケル−水素蓄
電池A〜Hを用いて、これらの各電池A〜Hを、25℃
の温度雰囲気で充電電流150mA(0.1It)で1
6時間充電した後、1時間休止し、放電電流300mA
(0.2It)で放電終止電圧が1.0Vになるまで放
電した後、1時間休止する。この充放電を3回繰り返し
て各電池A〜Hを活性化した。この後、上述のようにし
て活性化した各電池A〜Hを、25℃の温度雰囲気で1
500mA(1It)の充電電流で充電を行い、満充電
に達した後、電池電圧が10mV低下(−ΔV=10m
V)した時点で充電を1時間休止させた。この後、ガス
バーナーを燃焼させ、電池温度を250℃に上昇させ
て、封口体が外れた電池の個数の割合(封口体外れ発生
率)を求めると、下記の表2に示すような結果となっ
た。
【0036】
【表2】
【0037】上記表2の結果から明らかなように、電池
A,B,CおよびGにおいては、封口体が外れなかった
が、電池D,E,Fにおいては封口体外れが発生し、特
に、電池Hにおいては、15%という大きな割合で封口
体外れが発生したことが分かる。これは、電池Hにおい
ては、電極群の巻始部に補助セパレータを設けていない
ために、電池温度が250℃という高温において、セパ
レータ13,14の一部が溶融して、外装缶20の開口
部を封止する封口体に設けられたガスの排気口を溶融し
た樹脂が塞ぐ事態が生じ、電池の内部圧力が異常に上昇
して、封口体外れが発生したと考えられる。
【0038】これに対して、電池A,B,CおよびGに
おいては、セパレータ13,14の一部が溶融しても、
電極群の巻始部に設けられた軟化点を有しない繊維材料
が添加された第1補助セパレータ15、あるいは軟化点
を有しない高分子が付与された繊維からなる第2補助セ
パレータ16により、電極群の中心部にガス通路を確保
することが可能となったためと考えられる。
【0039】しかしながら、電極群の巻始部に補助セパ
レータを設けた電池D,E,Fにおいては、封口体外れ
がそれぞれ3%、8%、2%だけ発生していることが分
かる。これは、電池Dにおいては、電極群の巻始部に存
在するセパレータの全セパレータに対する質量割合が1
5wt%と少なく、かつ補助セパレータ15aの全セパ
レータに対する質量割合が6wt%と少ないために、電
極群の中心部に充分なガス通路を確保することができな
かったためと考えられる。
【0040】また、電池Eにおいては、軟化点を有しな
い繊維材料(PPS繊維)の添加量が5wt%と少ない
第3補助セパレータ17を設けているため、電極群の中
心部に充分なガス通路を確保することができなかったた
めと考えられる。さらに、電池Fにおいては、全セパレ
ータの質量に対する補助セパレータの質量割合が17w
t%と多くなって、上述したように電極群の真円度が低
下するため、外装缶への挿入性が低下して工程品質が低
下し、封口体の装着不良も発生して、封口体外れが発生
したと考えられる。
【0041】(3)高率放電特性 また、上述のようにして活性化した各電池A〜Hを、2
5℃の温度雰囲気で1500mA(1It)の充電電流
で充電を行い、満充電に達した後、電池電圧が10mV
低下(−ΔV=10mV)した時点で充電を1時間休止
させた後、6000mA(4It)の放電電流で電池電
圧が0.8Vになるまで放電させて、放電時間から放電
容量(高率放電容量)を求めた。ついで、求めた電池A
の放電容量を100とし、他の電池をそれとの比率とし
て高率放電特性として算出すると、下記の表3に示すよ
うな結果となった。
【0042】
【表3】
【0043】上記表3の結果から明らかなように、正極
板の上面に第1補助セパレータ15を配置して渦巻状に
巻回した電極群gを用いた電池Gの高率放電特性が低下
していることが分かる。これは、第1補助セパレータ1
5は主セパレータ13あるいは14よりも保液性が低下
している。このため、この第1補助セパレータ15が正
極板11と負極板12とが対向する部分に配置されてい
ると、正極板11と負極板12との電池反応が低下し
て、高率放電特性が低下したと考えられる。
【0044】(4)サイクル寿命 さらに、上述のようにして活性化した各電池A〜Hを、
25℃の温度雰囲気で1500mA(1It)の充電電
流で充電し、満充電に達した後、電池電圧が10mV低
下(−ΔV=10mV)した時点で充電を1時間休止さ
せる。ついで、1500mA(1It)の放電電流で電
池電圧が1.0Vになるまで放電させるという充放電サ
イクルを繰り返して行い、初期容量との比率が60%に
達したサイクル(回)をサイクル寿命として求めると、
下記の表4に示すような結果となった。
【0045】
【表4】
【0046】上記表4の結果から明らかなように、電池
D,F,Gにおいては、サイクル寿命が低下しているこ
とが分かる。これは、電池Dにおいては、電極群の巻始
部に存在するセパレータの全セパレータに対する質量割
合が15wt%と少ないために、電解液の保液性が低下
してサイクル寿命が低下したと考えられる。また、電池
Fにおいては、全セパレータの質量に対する第1補助セ
パレータ15の質量割合が17wt%と多くなって、電
解液の保液性が低下してサイクル寿命が低下したと考え
られる。さらに、電池Gにおいては、第1補助セパレー
タ15が正極板11と負極板12とが対向する部分にも
配置されているため、正極板11と負極板12との電池
反応が低下して、サイクル寿命が低下したと考えられ
る。
【0047】以上の表1、表2、表3および表4の結果
を総合すると、以下のように規定するのが望ましいとい
うことができる。即ち、電池内の電解液の保液性を低下
させないためには、電極群の巻始部に存在するセパレー
タの全セパレータに対する質量割合が15wt%よりも
多くなるようにするのが望ましい。また、補助セパレー
タに関しては、主セパレータが溶融した際にガス通路を
確保できるだけの質量割合、即ち、補助セパレータの全
セパレータに対する質量割合は10wt%以上にするの
が望ましい。
【0048】また、補助セパレータの質量割合が増加す
ると電解液の保液性が低下するため、補助セパレータの
全セパレータに対する質量割合は17wt%未満にする
のが望ましい。さらに、補助セパレータが含有するPP
S繊維の含有量が低下すると、主セパレータが溶融した
際にガス通路を確保することが困難になるため、PPS
繊維の含有量は10wt%以上にするのが望ましい。
【0049】なお、上述した実施形態においては、軟化
点を有しない繊維材料としてポリフェニレンサルファイ
ド(PPS)繊維を用いる例について説明したが、PP
S繊維に代えてアラミド繊維を用いたり、あるいはこれ
らの混合繊維を用いるようにしてもよい。また、上述し
た実施形態においては、軟化点を有しない高分子として
アクリル酸をグラフト重合(重合率15%)した高分子
を用いる例について説明したが、アクリル酸をグラフト
重合した高分子に代えてメタクリル酸をグラフト重合し
た高分子を用いるようにしてもよい。また、上述した実
施形態においては、主セパレータと補助セパレータを超
音波溶着により接合する例について説明したが、超音波
溶着に代えて熱溶着により接合するようにしてもよい。
この場合、主セパレータの上に補助セパレータを重ね合
わせて接合するようにしてもよい。
【0050】また、上述した実施形態においては、本発
明をニッケル−水素蓄電池に適用する例について説明し
たが、本発明はニッケル−水素蓄電池に限らず、ニッケ
ル−カドミウム蓄電池などの他のアルカリ蓄電池、ある
いはリチウムイオン電池などの非水電解質電池に適用で
きることは明らかである。さらに、上述した実施形態に
おいては、本発明を円筒型の蓄電池に適用した例につい
て説明したが、本発明はこれに限らず、角形等の各種の
形状の蓄電池に本発明を適用できることもいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により製造される電極群a,b,d,
e,fを模式的に示す図であり、図1(a)は正・負極
板間にセパレータを介在させた渦巻状電極群を作製する
状態を模式的に示す斜視図であり、図1(b)は渦巻状
電極群を外装缶内に収容した状態の断面を模式的に示す
断面図である。
【図2】 本発明により製造される電極群cを模式的に
示す図であり、図2(a)は正・負極板間にセパレータ
を介在させた渦巻状電極群を作製する状態を模式的に示
す斜視図であり、図2(b)は渦巻状電極群を外装缶内
に収容した状態の断面を模式的に示す断面図である。
【図3】 本発明により製造される電極群gを模式的に
示す図であり、図3(a)は正・負極板間にセパレータ
を介在させた渦巻状電極群を作製する状態を模式的に示
す斜視図であり、図3(b)は渦巻状電極群を外装缶内
に収容した状態の断面を模式的に示す断面図である。
【図4】 従来例の電極群hを模式的に示す図であり、
図4(a)は正・負極板間にセパレータを介在させた渦
巻状電極群を作製する状態を模式的に示す斜視図であ
り、図4(b)は渦巻状電極群を外装缶内に収容した状
態の断面を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
10…、11…正極板、12…負極板、13…第1主セ
パレータ、14…第2主セパレータ、15…第1補助セ
パレータ、16…第2補助セパレータ、17…第3補助
セパレータ、20…外装缶(電池缶)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 聖司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H021 CC01 CC02 CC05 CC17 EE04 EE07 HH01 HH10 5H028 AA05 CC12 EE06 HH01 5H029 AJ12 BJ02 BJ14 CJ07 DJ04 EJ12 HJ01 HJ12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極と負極との間にセパレータを介在さ
    せて渦巻状に巻回した渦巻状電極群と電解液とを外装缶
    内に備えた電池であって、 前記セパレータは、ポリオレフィン系樹脂繊維あるいは
    ポリアミド系樹脂繊維からなる主セパレータと、軟化点
    を有しない繊維材料あるいは軟化点を有しない高分子が
    付与された繊維を含有する補助セパレータとで形成され
    ているとともに、 前記補助セパレータは少なくとも前記渦巻状電極群の中
    心部に配置されていて、前記主セパレータが溶融しても
    前記補助セパレータの軟化点を有しない繊維材料あるい
    は軟化点を有しない高分子によりガス通路が確保できる
    ようにしたことを特徴とする電池。
  2. 【請求項2】 前記正極板の巻き始め部の外周部に前記
    補助セパレータが配置されるようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電池。
  3. 【請求項3】 前記正極板の巻き終わり部の外周部にも
    前記補助セパレータが配置されるようにしたことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の電池。
  4. 【請求項4】 前記補助セパレータの質量割合は全セパ
    レータの質量に対して10wt%以上で17wt%未満
    であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の電池。
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