JPH09107869A - 製パン改良剤およびその製造方法 - Google Patents

製パン改良剤およびその製造方法

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JPH09107869A
JPH09107869A JP29377295A JP29377295A JPH09107869A JP H09107869 A JPH09107869 A JP H09107869A JP 29377295 A JP29377295 A JP 29377295A JP 29377295 A JP29377295 A JP 29377295A JP H09107869 A JPH09107869 A JP H09107869A
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Kaoru Emoto
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NIPPON SHIZENSHIYOKU KENKYUSHO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観、触感、食感、風味に優れ、しかも耐老
化性に優れる高品質のパン類を製造することのできる、
天然の原料をベースとする製パン改良剤を提供するこ
と。 【解決手段】 リンゴ、オレンジ、パイナップル、パパ
イヤ、ブドウ、レモン、梅などの果物の果汁の熟成物、
カルシウム塩、麹発酵物および乳酸発酵物を用いて製パ
ン改良剤を調製することによって、上記した優れた特性
を有する製パン改良剤が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製パン改良剤、その
製造方法および該製パン改良剤を用いてパン類を製造す
る方法に関する。より詳細には、本発明は、天然の原料
をベースとする製パン改良剤およびその製造方法、並び
に該製パン改良剤を用いるパン類の製造方法に関するも
のであり、本発明の天然の原料をベースとする製パン改
良剤を用いた場合には、外観、触感、食感および風味に
優れる高品質のパン類を製造することができ、しかも化
学合成による製パン改良剤を用いる従来法に比べて、得
られるパン類の耐老化性が良好で、日にちが経っても前
記した良好な特性が低下することなく保たれる。
【0002】
【従来の技術】製パン時の加工性の改善、パン体積の増
大、パン類の外観、触感、内相、食感、風味の向上、老
化防止などを目的として、従来から製パン改良剤が用い
られており、その代表的なものとしてはL−アスコルビ
ン酸、臭素酸カリウム等の酸化剤を挙げることができ
る。また、L−アスコルビン酸などの酸化剤以外に、乳
化剤等も製パン改良剤として作用することが知られてい
る。ところで、パン類の品質に対する消費者の要求が近
年ますます強まる傾向にあり、それに伴って、高い効果
を発揮する製パン改良剤が求められているが、L−アス
コルビン酸などの酸化剤や乳化剤などの従来の製パン改
良剤では、その改善効果が充分に満足のゆくものではな
く、一層優れた製パン改良効果を有する製パン改良剤が
求められている。特に、上記した従来の製パン改良剤を
用いた場合は、焼成直後のパン類の品質は一応良好では
あるが、日が経つと急速に老化して、硬くなり、その柔
軟性や、食感、風味が失われるという欠点があり、従来
よりも一層耐老化性の改善を達成することのできる製パ
ン改良剤の開発が強く求められている。
【0003】また、自然食品に対する消費者の志向が近
年より強くなっており、そのために食品添加剤の分野で
も化学合成品などによらずに天然物を原料とするものの
開発が強く求められており、かかる点から、製パン改良
剤においてもL−アスコルビン酸などの酸化剤や乳化剤
などの化学合成品ではなく、天然原料をベースとするも
のの開発が必要になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、パン類の外観、触感、食感および風味を向上さ
せることができ、しかもパン類の耐老化性を改善するこ
とのできる、天然原料をベースとする製パン改良剤およ
びその製造方法を提供することである。そして、本発明
の目的は、そのような天然原料をベースとする製パン改
良剤を用いて高品質のパン類を製造する方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべく
本発明者は色々検討を重ねてきた。その結果、果汁熟成
物、カルシウム塩、麹発酵物および乳酸発酵物を用いて
調製した製パン改良剤が、パン類の外観、触感、食感、
風味の向上、パン類の耐老化性の改善に極めて有効であ
ることを見出して、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、果汁熟成物、カルシ
ウム塩、麹発酵物および乳酸発酵物を含有することを特
徴とする製パン改良剤である。
【0007】そして、本発明は、(1)(i) 2種類
以上の果汁を混合し、その糖度を60〜80度に調整し
て温度20〜30℃で50〜70日間熟成させて、pH
4.5〜7.0の果汁熟成物を調製する工程; (ii) 有機酸および/または有機酸含有果汁の糖度を
20〜40度に調整して温度20〜35℃で20〜40
日間熟成させた後、これに焼成骨粉を加えて溶解させ
て、pH4.0〜6.8のカルシウム塩を含有する果汁
熟成物を調製する工程; (iii) ブドウ果汁の糖度を40〜50度に調整し
て、温度20〜30℃で20〜40日間熟成させて、ブ
ドウ果汁熟成物を調製する工程; (iv) α化穀類に麹を加えて温度20〜35℃で10
〜20日間発酵させ、その発酵物の糖度を40〜60度
に調整して麹発酵物を調製する工程; (v) 梅にワインを加えて糖度を20〜40度に調整
して、温度20〜30℃で50〜70日間熟成させ、こ
れに焼成骨粉を加えて溶解させて、カルシウム塩を含有
する梅果汁熟成物を調製する工程;および(vi) 飲用
乳に乳酸菌を加えて、温度25〜30℃で20〜40日
間発酵させ、これに焼成骨粉を加えて溶解させて、カル
シウム塩を含有するpH4.0〜6.8の乳酸発酵物を
調製する工程;をそれぞれ個別に行い;そして、 (2) 上記の工程(i)〜(vi)で得られるそれぞれ
の生成物を混合し、その混合物を温度15〜25℃に4
0〜60日間保った後、その糖度を60〜70度に調整
して温度15〜30℃で10〜20日間熟成させること
を特徴とする、製パン改良剤の製造方法である。そし
て、本発明は、上記の製造方法で得られる製パン改良剤
を包含する。
【0008】更に、本発明は、上記いずれかの製パン改
良剤を穀粉類またはパン類生地に添加して常法によりパ
ン類を製造する方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明の製パン改良剤は、果汁熟成物、カルシウ
ム塩、麹発酵物および乳酸発酵物を含有していることが
必要である。本発明の製パン改良剤では、製パン改良剤
の全重量に基づいて、乾物換算で、果汁熟成物を40〜
60重量%、カルシウム塩を10〜30重量%、麹発酵
物を10〜30重量%および乳酸発酵物を1〜3重量%
の割合で含有しているのが好ましい。
【0010】本発明の製パン改良剤で用いる果汁熟成物
は有機酸を含む果汁の熟成物であるのが好ましく、代表
例としては、リンゴ、オレンジ、レモン、夏ミカン、ネ
ーブル、パイナップル、パパイヤ、ブドウ、梅、スモ
モ、アンズなどの果物の果汁の熟成物を挙げることがで
きる。ここで、本発明でいう“果汁熟成物”は、果物を
絞って得られる果汁を熟成させたもの、または果物から
果汁を絞らずに果肉をつけたままの状態で熟成させた後
に不溶物を除いて回収した果汁熟成物のいずれであって
もよく、果肉をつけたまま熟成を行う場合はワインなど
の酒類やアルコールを加えて熟成を行うと熟成を円滑に
行うことができる。
【0011】本発明の製パン改良剤における果汁熟成物
は、1種類の果汁の熟成物であっても、または2種類以
上の果汁の熟成物であってもよく、2種以上の果汁の熟
成物であるのが好ましい。特に、本発明の製パン改良剤
は、リンゴ果汁、オレンジ果汁、パイナップル果汁、パ
パイヤ果汁、ブドウ果汁、レモン果汁および梅果汁のう
ちの2種類以上の果汁の熟成物を含んでいるのが、製パ
ン改良効果の点から好ましく、前記した果汁の熟成のす
べてを含んでいるのが一層好ましい。
【0012】そして、本発明の製パン改良剤が、2種以
上の果汁の熟成物を含むものである場合は、各果汁をそ
れぞれ単独で熟成させてその各々を本発明の製パン改良
剤の製造時に他の成分と混合しても、全部の果汁を予め
混合して果汁混合物を調製しそれを熟成させて得られる
熟成物を本発明の製パン改良剤の製造時に他の成分と混
合しても、または複数の果汁をいくつかの組にわけてそ
れぞれの組ごとに熟成を行いその各々の組の果汁熟成物
を本発明の製パン改良剤の製造時に他の成分と混合して
もよい。特に、本発明の製パン改良剤が、リンゴ果汁、
オレンジ果汁、パイナップル果汁、パパイヤ果汁、ブド
ウ果汁、レモン果汁および梅果汁の熟成物を含むもので
ある場合は、ブドウ果汁の一部と梅果汁を除く、残りの
果汁を予め混合して果汁混合物にしてそれを熟成させて
熟成物を調製し、一方ブドウ果汁の一部と梅果汁はそれ
ぞれ別々に熟成させ、前記で得られる果汁熟成物を本発
明の製パン改良剤の製造時に他の成分と混合するように
するのが好ましい。
【0013】本発明の製パン改良剤で用いる果汁熟成物
の熟成方法は特に制限されず、果汁の熟成が円滑に行わ
れる熟成方法であればいずれも採用できる。そして、使
用する果汁の種類などに応じて、熟成時の糖度、熟成温
度、熟成日数などを適当な範囲を選んで採用するとよ
い。
【0014】本発明の製パン改良剤で用いるカルシウム
塩は、食品で使用し得るカルシウム塩であればいずれで
もよいが、焼成骨粉を食品に用い得る有機酸と反応させ
て得られるカルシウム塩が好ましく用いられる。その場
合のカルシウム塩は、焼成骨粉に有機酸をそのまま反応
させてカルシウム塩を調製してそれを本発明の製パン改
良剤の製造時に他の成分と混合しても、または本発明で
用いる果汁熟成物が有機酸を含む果汁の熟成物である場
合は、該果汁熟成物中に有機酸が元々含まれているので
果汁熟成物またはその一部に焼成骨粉を添加してカルシ
ウム塩を含む果汁熟成物をつくり、それを本発明の製パ
ン改良剤の製造に用いてもよい。特に、果汁熟成物がレ
モン果汁や梅果汁などの熟成物である場合には、果汁熟
成物中にそれらの果汁に由来する多量の有機酸が含まれ
ているので、それらの果汁熟成物に焼成骨粉を添加して
果汁熟成物中でカルシウム塩を形成させ、カルシウム塩
を含有するそれらの果汁熟成物をそのまま本発明の製パ
ン改良剤の製造に用いるのが好ましい。そしてこのよう
な方法を採用した場合には、カルシウム塩を製造するた
めの有機酸を別途準備する必要がなくなり、しかも果汁
熟成物中に含まれる有機酸をそのままカルシウム塩の形
成に利用することができるので、原料面や工程的に便利
であり、しかも高品質の製パン改良剤が得られるので好
ましい。
【0015】また、後述する乳酸発酵物中には多量の乳
酸が含まれているので、乳酸発酵物に焼成骨粉を加えて
カルシウム塩を形成させ、それにより得られるカルシウ
ム塩を含有する乳酸発酵物を本発明の製パン改良剤の製
造に用いてもよい。そして、この場合にも、カルシウム
塩を製造するための有機酸を別途準備する必要がなく乳
酸発酵物中に含まれる乳酸をそのままカルシウム塩の製
造に利用することができるので、原料面や工程的に便利
であり、しかも高品質の製パン改良剤が得られるので好
ましい。
【0016】また、本発明で用いる焼成骨粉は、必要に
応じて特定の処理を施した動物の粉砕焼成骨粉、例えば
牛、豚、羊などの家畜類の粉砕焼成骨粉、或いは鶏、ア
ヒルなどの家禽類の粉砕焼成骨粉などを用いればよく、
市販の骨焼成カルシウムでもよい。
【0017】また、本発明の製パン改良剤で用いる麹発
酵物は、α化穀類に麹を加えて発酵させて得られる発酵
物であればいずれでもよく、例えば米麹発酵物、豆麹発
酵物などを用いることができるが、米麹発酵物が、良好
な製パン改良剤が得られる点から好ましく用いられる。
その場合の米麹発酵物の調製法などは特に制限されず、
発酵が良好に行われている米麹発酵物であればいずれで
もよいが、米飯に米麹を加えて、20〜35℃の温度で
10〜20日間発酵させ、これに糖類を加えて糖度を4
0〜60度の調整した米麹発酵物が特に好ましく用いら
れる。
【0018】また、本発明の製パン改良剤で用いる乳酸
発酵物は、牛乳などの生乳や全脂粉乳などの加工乳を水
に溶いたものなどの飲用乳に乳酸菌を加えて発酵させて
得られる乳酸発酵物であればいずれでもよく、特に制限
されないが、そのうちでも生乳に乳酸菌を加えて発酵さ
せて得られる乳酸発酵物が好ましく用いられる。その場
合の乳酸発酵物の調製法は特に制限されず、乳酸発酵が
円滑に行われる方法であればいずれでもよいが、生乳に
乳酸菌を加えて温度25〜30℃で20〜40日間発酵
させて得られる乳酸発酵物が特に好ましく用いられる。
この場合に、上記したように、乳酸発酵させて得られた
乳酸発酵物中には多量の乳酸が含まれているので、この
乳酸発酵物に上記した焼成骨粉を加えてカルシウム塩を
形成させて、それにより得られるカルシウム塩を含有す
る乳酸発酵物をつくり、それを本発明の製パン改良剤の
製造に用いてもよい。
【0019】本発明の製パン改良剤は、製パン改良剤の
全重量(乾燥重量)に基づいて、乾物換算で、上記した
果汁熟成物を40〜60重量%、カルシウム塩を10〜
30重量%、麹発酵物を10〜30重量%および乳酸発
酵物を1〜3重量%の割合で含有しているのが、製パン
改良効果が高くなり好ましい。
【0020】また、本発明の製パン改良剤は、液状であ
っても、ペースト状であっても、または乾燥固体状であ
ってもよいが、乾燥して粉末状にしておくと、長期保存
が可能になり、しかも取り扱い性が良好になるので好ま
しい。粉末状の製パン改良剤にする場合は、その粉末化
方法は特に制限されず、食品の粉末化に通常用いられて
いる粉末化方法のいずれもが使用できる。そのうちで
も、果汁熟成物、カルシウム塩、麹発酵物および乳酸発
酵物を含有する液状の製パン改良剤に分散剤を添加して
乾燥・粉末化すると、分散性に優れる粉末状の製パン改
良剤を円滑に得ることができるので好ましく、その場合
の分散剤としては澱粉および/または乳糖が好ましく用
いられる。分散剤の添加量は、液状の製パン改良剤の全
重量に基づいて約50〜65重量%程度であるのが好ま
しい。この分散剤を添加混合した後、製パン改良剤に含
有される有効成分が変性を受けないような低温で乾燥
し、粉末化する。凍結乾燥が特に好ましい。
【0021】本発明の製パン改良剤の製造方法は特に制
限されず、上記した果汁熟成物、カルシウム塩、麹発酵
物および乳酸発酵物を含んで製造し得る方法であればい
ずれでもよいが、下記の方法を採用すると、製パン改良
効果の極めて高い製パン改良剤を円滑に得ることがで
き、好ましい。
【0022】すなわち、(1)(i) 2種類以上の果
汁を混合し、その糖度を60〜80度に調整して温度2
0〜30℃で50〜70日間熟成させて、pH4.5〜
7.0、好ましくは5.0〜5.5の果汁熟成物を調製
する工程; (ii)有機酸および/または有機酸含有果汁の糖度を2
0〜40度に調整して温度20〜35℃、好ましくは2
5〜30℃で20〜40日間熟成させた後、これに焼成
骨粉を加えて溶解させて、pH4.0〜6.8、好まし
くは5.0〜6.0のカルシウム塩を含有する果汁熟成
物を調製する工程; (iii)ブドウ果汁の糖度を40〜50度に調整して、
温度20〜30℃で20〜40日間熟成させて、ブドウ
果汁熟成物を調製する工程; (iv)α化穀類に麹を加えて温度20〜35℃で10〜
20日間発酵させ、その発酵物の糖度を40〜60度に
調整して麹発酵物を調製する工程; (v)梅、好ましくは青梅にワイン、好ましくは白ワイ
ンを加えて糖度を20〜40度に調整して、温度20〜
30℃で50〜70日間熟成させ、これに焼成骨粉を加
えて溶解させて、カルシウム塩を含有する梅果汁熟成物
を調製する工程;および(vi)飲用乳に乳酸菌を加え
て、温度25〜30℃で20〜40日間発酵させ、これ
に焼成骨粉を加えて溶解させて、カルシウム塩を含有す
るpH4.0〜6.8、好ましくは5.0〜5.5の乳
酸発酵物を調製する工程;をそれぞれ個別に行い;そし
て、 (2) 前記(i)〜(vi)の調製工程で得られた、果
汁熟成物、カルシウム塩を含有する果汁熟成物、ブドウ
果汁熟成物、カルシウム塩を含有する青梅果汁熟成物、
およびカルシウム塩を含有する乳酸発酵物を混合し、そ
の混合物を温度15〜25℃に40〜60日間保った
後、その糖度を60〜70度に調整して温度15〜30
℃で10〜20日間熟成させる方法;を採用して本発明
の製パン改良剤を製造するのが好ましく、このような方
法を行うことによって、製パン改良効果の極めて高い本
発明の製パン改良剤を得ることができる。
【0023】そして、上記(1)の(i)〜(vi)の工
程を行うに当たっては、熟成に長い期間を要する(i)
および(v)の工程が終了するときに、他の工程(i
i)、(iii)、(iv)および(vi)もほぼ同時に終了す
るようにして、それぞれの工程の開始時期などを調整し
て同時進行の形で各工程を行うと、上記(2)の混合お
よびその後の熟成工程に時間の無駄などを生ずることな
く、しかも上記(1)におけるそれぞれの工程で生成さ
れた熟成物や発酵物などの変質を防止しながら上記
(2)の工程を速やかに行うことができるので、目的と
する高品質の製パン改良剤を円滑に製造することができ
る。上記(1)の(i)〜(vi)の工程および(2)の
工程を経て得られる本発明の製パン改良剤は通常液状を
呈しており、液状のままで製パン改良剤として用いるこ
とができるが、上記したように乾燥して粉末状にする
と、保存性や取り扱い性に優れる製パン改良剤を得るこ
とができ好ましい。
【0024】また、本発明の製パン改良剤に、更に動植
物性蛋白質、焼成骨粉、乳糖などの1種または2種以上
を添加してもよく、それらの成分を本発明の製パン改良
剤に添加した場合には、製パン改良剤の分散性、流動
性、製パン改良効果などが一層良好になる。その場合の
動植物性蛋白質としては、卵白粉、大豆粉、グルテン粉
末などを用いることができる。製パン改良剤における、
動植物性蛋白質、焼成骨粉および/または乳糖の添加量
は、それらの添加剤と製パン改良剤の合計重量に基づい
て、乾物換算で約1〜20重量%、特に5〜15重量%
であるのが好ましい。
【0025】本発明の製パン改良剤は、従来の製パン改
良剤と同様にしてパン類の製造時に用いることができ、
その場合の本発明の製パン改良剤の製パン時の使用量
は、製パン法、製パンに用いる原料の種類、パン類の種
類などに応じて異なり得るが、一般に、小麦粉などの穀
粉類100重量部に対して、乾物換算で、0.01〜3
重量部であるのが好ましく、0.1〜2重量部であるの
がより好ましい。
【0026】本発明の製パン改良剤を用いてパン類を製
造するに当たっては、製パン原料の種類、製パン配合、
製パン方法、製造するパン類の種類などは特に制限され
ない。例えば、小麦粉、全粒粉、大麦粉、ライ麦粉、そ
の他の穀粉類に、本発明の製パン改良剤と共に、パン類
の製造において通常用いられているイースト、食塩、油
脂類、糖類、乳製品、栄養強化剤、ビタミン類、ミネラ
ル類、その他の添加剤のうちの1種以上を必要に応じて
添加して、中種法、ストレート法、液種法、その他の方
法を用いて常法によって、食パン、フランスパン、ペス
トリー類、バターロール等のロールパン、各種菓子パン
類、油揚げパン類、蒸しパン類などを製造することがで
きる。また、本発明の製パン改良剤は、冷凍生地法およ
び冷蔵生地法による製パン法においても使用することが
できる。
【0027】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はそれにより制限されない。なお、以下
の実施例における糖度は屈折糖度計を用いて測定した。
【0028】《実施例 1》[製パン改良剤の製造] (1) リンゴ果汁20kg、オレンジ果汁11kg、
パイナップル果汁25kg、パパイヤ果汁0.1kg、
ブドウ果汁10kgおよびレモン果汁2kgをタンクに
入れて混合し、それに糖度が77度になるように糖類
(果糖および蔗糖)を加えて溶解させた後、温度25℃
で60日間熟成させて、pHが5.0〜5.5の果汁熟
成物を調製した。 (2) 上記(1)とは別に、レモン果汁5kgを別の
タンクに入れ、それにその糖度が30度になるように糖
類(果糖および蔗糖)を加えて溶解させ、温度27℃で
30日間熟成させた後、焼成骨粉5kgを加えて溶解さ
せ、不溶物を除去してpHが6.0のカルシウム塩を含
有するレモン果汁熟成物を調製した。 (3) 上記(1)および(2)とは別に、ブドウ果汁
7kgを別のタンクに入れ、それにその糖度が45度に
なるように糖類(果糖および蔗糖)を加え、温度25℃
で30日間熟成させて、ブドウ果汁熟成物を調製した。
【0029】(4) 上記(1)〜(3)とは別に、米
飯10kgと米麹2kgを別のタンクに入れて混合し、
温度25℃で15日間発酵させ、これに糖類(果糖およ
び蔗糖)を加えて糖度を50度に調整して麹発酵物を得
た。 (5) 上記(1)〜(4)とは別に、青梅7kgと白
ワイン15kgを別のタンクに入れて混合し、それにそ
の糖度が25度になるように糖類(果糖および蔗糖)を
加え、温度25℃で60日間熟成した後、これに焼成骨
粉2kgを加えて溶解させ、不溶物を除去してカルシウ
ム塩を含有する梅果汁熟成物を調製した。 (6) 上記(1)〜(5)とは別に、生乳2kgと乳
酸菌混合物(ラクトバチルス・代田株、ラクトバチル・
ブルガリカス、ラクトバチルス・スポロゲネス、エンテ
ロコッカス・フェカーリスおよびビフィドバクテリウム
属菌)250gを別のタンクに入れて混合し、温度28
℃で30日間発酵させた後、これに焼成骨粉500gを
加えて溶解させ、不溶物を除去してpHが5.0〜5.
5のカルシウム塩を含有する乳酸発酵物を調製した。
【0030】(7) 上記(1)〜(6)で得られた熟
成物および発酵物を上記とは別の一つのタンクに入れて
混合し、この混合物を温度20℃で50日間放置し、次
にその糖度が65度になるように糖類(グルコース、果
糖および蔗糖)を加えた後、温度25℃で60日間熟成
させた。そして、前記の熟成後にその上澄液を回収し
て、液状の製パン改良剤Aを得た。この液状の製パン改
良剤Aは琥珀色の透明な液体であった。 (8) 上記(7)で得られた液状の製パン改良剤Aの
100kgに、乳糖25kgおよび澱粉(精製馬澱)2
5kgを加えて均一に混合し、これを凍結乾燥した後粉
砕して、粉末状の製パン改良剤Bを製造した。 (9) 上記(8)で得られた製パン改良剤Bの100
kgに、焼成骨粉0.5kg、乳糖3kg、動植物性蛋
白質ミックス(卵白粉15重量部、小麦粉65重量部お
よび大豆粉20重量部の混合物)2kgを加えて均一に
混合して、分散性の良好な粉末状の製パン改良剤Cを製
造した。
【0031】《実施例 2》[パンの製造] 上記の実施例1で得られた製パン改良剤Aを用いて、下
記の表1に示す食パンの製パン配合を採用して、下記の
表2に示すストレート法による製パン工程に従って、食
パンを製造した。
【0032】《比較例 1》[パンの製造] 上記の実施例1で得られた製パン改良剤を用いずに、下
記の表1に示す食パンの製パン配合を採用して、下記の
表2に示すストレート法による製パン工程に従って、食
パンを製造した。
【0033】
【表1】 [ストレート法食パン配合] 実施例2: 強力小麦粉 100重量部 砂 糖 6重量部 イースト 3重量部 ショートニング 6重量部 製パン改良剤A 3重量部 脱脂粉乳 2重量部 食 塩 2重量部 水 65重量部 比較例1: 強力小麦粉 100重量部 砂 糖 6重量部 イースト 3重量部 ショートニング 6重量部 イーストフード 0.1重量部 脱脂粉乳 2重量部 乳化剤1) 0.2重量部 水 65重量部 食 塩 2重量部 1) モノグリ
【0034】
【表2】 工 程 : 内 容 ミキシング:上記の表1のショートニング以外の材料を混合して低速で2分間、 中高速で5分間混捏後に、ショートニングを加えて低速で2分間、 中高速で8分間混捏(混捏温度27℃) 発 酵 :60分パンチを行い27℃で30分間 分割重量 :240g×2(1斤山型食パン) 成 形 :ロール間隙2mm(モルダーを使用) ホ イ ロ :50分間(38℃) 焼 成 :温度210℃で40分間
【0035】《実施例 3》[パンの製造] 上記の実施例1で得られた製パン改良剤Aを用いて、下
記の表3に示す食パンの製パン配合を採用して、下記の
表4に示す中種法による製パン工程に従って、食パンを
製造した。
【0036】
【表3】 [中種法食パン配合] 中種生地配合: 強力小麦粉 70重量部 イースト 2重量部 製パン改良剤A 3重量部 水 37重量部 ○本捏生地配合: 強力小麦粉 30重量部 食 塩 2重量部 砂 糖 6重量部 ショートニング 6重量部 脱脂粉乳 2重量部 水 25重量部
【0037】
【表4】 工 程 : 内 容 中種ミキシング:上記の表3の中種生地配合を用いて低速で2分間、中高速で 5分間混捏(混捏温度27℃) 発 酵 :27℃で4時間 本捏ミキシング:上記の表3の本捏生地配合のショートニングを除く材料を加 えて低速で2分間、中高速で4分間混捏後、ショートニング を加えて、低速で2分間、そして中高速で5分間混捏(混捏 温度27℃) フロアータイム:30分間 分 割 重 量:240g×2(1斤山型食パン) 成 形 :ロール間隙2mm(モルダーを使用) ホ イ ロ :50分間(38℃) 焼 成 :温度210℃で40分間
【0038】《実施例 4》[パンの製造] 上記の実施例1で得られた製パン改良剤Bを用いて、下
記の表5に示す食パンの製パン配合を採用して、上記の
表4に示す中種法による製パン工程に準じて食パンを製
造した(中種ミキシングを低速で2分間、次いで中高速
で2分間とした以外は、上記の表4と同じ製パン工程を
採用)。
【0039】
【表5】 [中種法食パン配合] 中種生地配合: 強力小麦粉 70重量部 イースト 2重量部 製パン改良剤B 0.2重量部 水 40重量部 ○本捏生地配合: 強力小麦粉 30重量部 食 塩 2重量部 砂 糖 6重量部 ショートニング 6重量部 脱脂粉乳 2重量部 水 25重量部
【0040】《実施例 5》[パンの製造] 上記の実施例1で得られた製パン改良剤Cを用いて、下
記の表6に示す食パンの製パン配合を採用して、実施例
4と同じ中種法による製パン工程に従って食パンを製造
した。
【0041】
【表6】 [中種法食パン配合] 中種生地配合: 強力小麦粉 70重量部 イースト 2重量部 製パン改良剤C 0.21重量部 水 40重量部 ○本捏生地配合: 強力小麦粉 30重量部 食 塩 2重量部 砂 糖 6重量部 ショートニング 6重量部 脱脂粉乳 2重量部 水 25重量部
【0042】《比較例 2》[パンの製造] 実施例1で得られた製パン改良剤を用いずに、下記の表
7に示す食パンの製パン配合を採用して、実施例4と同
じ中種法による製パン工程に従って食パンを製造した。
【0043】
【表7】 [中種法食パン配合] 中種生地配合: 強力小麦粉 70重量部 イースト 2重量部 イーストフード 0.1重量部 乳化剤1) 0.2重量部 水 40重量部 ○本捏生地配合: 強力小麦粉 30重量部 食 塩 2重量部 砂 糖 6重量部 ショートニング 6重量部 脱脂粉乳 2重量部 水 25重量部 1) モノグリ
【0044】上記の実施例2〜5および比較例1〜2で
得られた食パンについて、食パンの製造直後のパン体積
およびパン品質、並びに製造後5日間室温に放置した後
のパン体積およびパン品質を調べた。パン品質について
は下記の表8に示す評価基準にしたがって10名のパネ
ラーに点数評価してもらってその平均値を採った。その
結果は下記の表9に示すとおりであった。
【0045】
【表8】
【0046】
【表9】
【0047】上記の表9の結果から、実施例1で得られ
る本発明の製パン改良剤A〜Cを用いて食パンを製造し
ている実施例2〜5による場合は、外観、触感および食
感において優れ、特に風味に優れるパンが得られるこ
と、そしてその良好な品質が5日経っても殆ど変わら
ず、特に製造直後と同じように柔らかく保たれて、食感
の低下が殆どないことがわかる。それに対して、実施例
1で得られる製パン改良剤を用いずに、化学合成の酸化
剤および乳化剤を用いて従来の方法によって食パンを製
造した比較例1および比較例2の場合は、製造直後はパ
ンの品質はほぼ良好であるが、5日経過後には硬くなっ
てその触感および食感が著しく低下することがわかる。
【0048】
【発明の効果】本発明の製パン改良剤は、天然原料をベ
ースとしていて安全性が高く、しかも本発明の製パン改
良剤を用いてパン類を製造した場合には、外観、触感、
食感に優れ、老化の極めて遅いパン類を得ることができ
る。そして、本発明の製パン改良剤を用いて得られるパ
ン類は、焼成後室温に放置した場合に、夏場で約7日以
上、冬場でも5日以上も製造直後とほぼ同じ柔らかさを
保つことができ、また焼成後に冷蔵庫で保管した場合に
は約10日経ってもトーストした場合に焼成直後と殆ど
変わらない美味しい食感を有する。特に、本発明の製パ
ン改良剤を用いて得られるパン類は、通常の方法によっ
て得られるパン類に比べて、極めて良好な風味を有して
いる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果汁熟成物、カルシウム塩、麹発酵物お
    よび乳酸発酵物を含有することを特徴とする製パン改良
    剤。
  2. 【請求項2】 製パン改良剤の全重量に基づいて、乾物
    換算で、果汁熟成物を40〜60重量%、カルシウム塩
    を10〜30重量%、麹発酵物を10〜30重量%およ
    び乳酸発酵物を1〜3重量%の割合で含有する請求項1
    の製パン改良剤。
  3. 【請求項3】 果汁熟成物が、リンゴ、オレンジ、パイ
    ナップル、パパイヤ、ブドウ、レモンおよび梅から選ば
    れる1種以上の果物の果汁の熟成物である請求項1また
    は2の製パン改良剤。
  4. 【請求項4】 カルシウム塩が、焼成骨粉を有機酸、
    有機酸含有果汁発酵物および/または乳酸発酵物に溶解
    させて得られるカルシウム塩である請求項1〜3のいず
    れか1項の製パン改良剤。
  5. 【請求項5】(1)(i)2種類以上の果汁を混合し、
    その糖度を60〜80度に調整して温度20〜30℃で
    50〜70日間熟成させて、pH4.5〜7.0の果汁
    熟成物を調製する工程; (ii) 有機酸および/または有機酸含有果汁の糖度を
    20〜40度に調整して温度20〜35℃で20〜40
    日間熟成させた後、これに焼成骨粉を加えて溶解させ
    て、pH4.0〜6.8のカルシウム塩を含有する果汁
    熟成物を調製する工程; (iii) ブドウ果汁の糖度を40〜50度に調整し
    て、温度20〜30℃で20〜40日間熟成させて、ブ
    ドウ果汁熟成物を調製する工程; (iv) α化穀類に麹を加えて温度20〜35℃で10
    〜20日間発酵させ、その発酵物の糖度を40〜60度
    に調整して麹発酵物を調製する工程; (v) 梅にワインを加えて糖度を20〜40度に調整
    して、温度20〜30℃で50〜70日間熟成させ、こ
    れに焼成骨粉を加えて溶解させて、カルシウム塩を含有
    する梅果汁熟成物を調製する工程;および(vi) 飲用
    乳に乳酸菌を加えて、温度25〜30℃で20〜40日
    間発酵させ、これに焼成骨粉を加えて溶解させて、カル
    シウム塩を含有するpH4.0〜6.8の乳酸発酵物を
    調製する工程;をそれぞれ個別に行い;そして、 (2) 上記の工程(i)〜(vi)で得られるそれぞれ
    の生成物を混合し、その混合物を温度15〜25℃に4
    0〜60日間保った後、その糖度を60〜70度に調整
    して温度15〜30℃で10〜20日間熟成させること
    を特徴とする、製パン改良剤の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の方法により得られる製パン改
    良剤に分散剤を添加して乾燥し、粉末化することからな
    る粉末状製パン改良剤の製造方法。
  7. 【請求項7】 分散剤が、澱粉および/または乳糖であ
    る請求項6の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれか1項の方法で得
    られる製パン改良剤。
  9. 【請求項9】 動植物性蛋白質を更に含有する請求項1
    〜4および請求項8のいずれか1項の製パン改良剤。
  10. 【請求項10】 請求項1〜4および請求項8〜9のい
    ずれか1項の製パン改良剤を穀粉類またはパン類生地に
    添加して常法によりパン類を製造する方法。
  11. 【請求項11】 穀粉類100重量部に対して請求項1
    〜4および請求項8〜9のいずれか1項の製パン改良剤
    を0.01〜3重量部の割合で添加する請求項10の方
    法。
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