JP2727311B2 - パンの製造方法及び冷凍パン並びに冷凍パン生地 - Google Patents

パンの製造方法及び冷凍パン並びに冷凍パン生地

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パンの製造方法、冷凍
パン、冷凍パン生地に関するもので、特に冷凍保存に適
し、また米の有効利用を図ることができ、更に発酵時間
の短縮に寄与することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パンの製造手段は、その使用材料並びに
製法によって種々多様である。特に食パンや菓子パンと
称される小麦粉パンが製パン工業の主流となつており、
この種のパンの製造方法として、全原料を一度に捏ねて
発酵させる直捏法と、小麦粉の一部(標準的には小麦粉
総量の70%程度)とイーストだけで中種を作り、十分
発酵させた後に残りの全原料を加えて再度混捏してパン
生地を製出する中種法が知られている。直捏法は、適正
に製出された場合には、風味豊かな高品質のパンをえる
ことができるが、製出品の品質が一定しない欠点があ
り、一方中種法は、直捏法の最適品に対して風味の点で
多少劣るが、一定品質のパンを製出できる利点があり、
商業的製パン工業においては中種法が主流である。
【0003】またパンの製造に際して米を利用する手段
は多々知られている。例えば特公昭56−43209号
公報には、所定の方法の生成した自然種生地に米粉を添
加混合してパン生地とする手段が開示されており、特公
昭56−29488号公報には、米粉入りパン生地に天
然蛋白質分解物(ポリペプチド)を添加混合して、パン
生地の凝集性の増加をさせる手段が開示されている。
【0004】またパン生地を冷凍保存しておき、解凍焼
成することでパンを製造したり、製出したパンを冷凍保
存し、喫食時に解凍加熱を施しても、その風味が変わら
なければ、パン製造工業の大幅な合理化が実現できる。
そこで従来のパン生地の冷凍技術としては、通常のパン
酵母では冷凍障害を起こすので、農林水産省食品総合研
究所で見いだされた冷凍耐性酵母を使用したり、特公平
7−53077号公報に示されているように、小麦粉を
主成分とした食塩及び水を含む培地で乳酸生産菌を培養
し、この培養液をパン生地製造時に混入して製出した冷
凍パン生地が知られている。更にパン焼成品の冷凍保存
に於いても、電子レンジで解凍加温するパンについて
は、その食味の改善手段としてパン原料の一部(2〜1
0%)をα化デンプンに置き換えたり(特開昭62−1
04536号)、パン生地の配合に際し、原料粉対して
添加油脂量を10〜60重量%として生地を調製し、パ
ンに焼成したものを冷凍する手段(特公平7−4085
6号)等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第一に中種法に基づく
製パンに際して、中種法は、製造工程に融通性があり、
品質を一定にすることができると言う利点を備えている
が、通常の配合の場合で、中種の発酵時間(発酵倍率
3.8倍)に4〜4.5時間を必要とし、且つ風味の点
で直捏法によって製出された最適品に劣るという問題を
有している。
【0006】第二に従来の冷凍パン生地に於いては、冷
凍時のパン酵母並びにパンの風味向上に貢献している乳
酸菌等の死滅による減少によって、冷凍保存した生地を
使用して製出したパンは風味に欠ける嫌いがある。勿論
小麦粉に食塩及び水を加えて乳酸生産菌を培養した培養
物を添加しても、無添加物より優位性は認められるが、
冷凍時の乳酸生産菌の死滅が著しく、商業的使用には耐
えられない。
【0007】第三に、パンへの米の利用を、従前のよう
に単に小麦粉の代わりに米粉を用いたとしても、その風
味の改善には至らず、必ずしも広く普及しているとは言
い難い。
【0008】第四に焼成パンの冷凍保存後のマイクロ波
による解凍は、何等かの改善手段がないと、風味の低下
は免れなく、前記したα化デンプンの置き換えでは、生
地発酵が不充分と認められるし、油脂量の多量添加は、
食パンなどには適しない。そこで本発明は、米の乳酸発
酵物を添加使用することで前記各課題を解決することを
提案したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパンの製造
方法は、生米を乳酸発酵させて粉砕して調製した乳酸菌
を多量に含有した機能性デンプン液を、パン生地の中種
混捏時に加水の一部代替えとして添加してし発酵させた
中種を生成した後に、常法通り、生地本練り、発酵、整
形、焼成等の各工程により製造することを特徴とするも
のである。
【0010】また本発明に係る冷凍パン生地は、前記機
能性デンプン液を使用して中種を調製し、更に残余原料
を添加して生地混捏を行い、分割成形した後に冷凍した
り、若しくは前記機能性デンプン液を、直捏法によるパ
ン生地に加水の一部代替えとして添加混捏し、混捏後に
ノータイム発酵で分割、成型を行った後に、急速冷凍さ
せて製出したことを特徴とするものである。
【0011】また本発明に係る冷凍パンは、前記の機能
性デンプン液を混合した中種法で製出したパン、若しく
は前記機能性デンプン液を混合して製出した冷凍パン生
地を、解凍後焼成して製出したパンを冷凍したことを特
徴とするものである。
【0012】
【作用】生米を乳酸発酵させて粉砕して調製した機能性
デンプン液は、乳酸発酵によって複粒体のデンプン構造
が破壊され、多量の乳酸菌体が微粒子状態の米デンプン
に付着した状態であり、多量の乳酸菌(1ml当り10
8 以上)を保持しているので、この機能性デンプン液を
パン生地中種調製時に加水の代替えとして10〜30%
を使用すると、米デンプンが乳酸菌の保護支持体として
作用し、乳酸菌の熟成効果が安定して得られ旨味のある
パンを得られる。而も中種発酵に要する時間は、3〜
3.5時間で、通常製造より1時間短縮できる。更に必
然的にパン重量の2.5〜7.5%程度の米が使用され
ることになる。
【0013】パン生地の冷凍に際しては、乳酸菌が微粒
子状態の米デンプンに吸着されているので、デンプンの
凍結保護効果によって、菌数の減少が少なく、解凍後の
熟成進行が可能であり、パン生地の冷凍流通が可能とな
る。尚小麦デンプンは重量比で93%程度が20〜35
μの大粒子であり、菌に対する温度の急激な変化への防
護能力について劣るが、米デンプンは数μであり、温度
の急激な変化に対して、緻密状態で保護することにな
る。
【0014】また製出されたパンを冷凍保存しておき、
電子レンジ等でのマイクロ波加熱で解凍加温する場合、
米デンプンの添加によって過剰な電磁波エネルギーを吸
収し、食感の低下を防止している。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。 <第一実施例>第一実施例は、本発明の特徴である生米
を乳酸菌発酵させ粉砕した液体(機能性デンプン液)を
使用して、バターロールパンを中種法で製造した例であ
る。
【0016】機能性デンプン液は、雑菌を排除した生米
に乳酸菌を植え付けて嫌気状態として適宜な温度を維持
して乳酸菌発酵を進行させ、適当な発酵状態に至った
後、ミキサー等で全体を懸濁液としたもので、この機能
性デンプン液を予め調製しておく。そして最初に通常の
中種法と同様に、小麦粉全原料を100とした場合の重
量比で各原料割合を示すと、小麦粉70、酵母2〜3、
機能性デンプン液10、水40の割合で混合して練り、
混合物の中種発酵(24℃,210分)を行い、中種を
調製した。次に前記発酵中種に小麦粉30、砂糖8、食
塩2、油脂10、卵5、脱脂粉乳3、水6〜10の割合
で添加混合して練り、発酵は27℃、湿度75%でフロ
アータイム20分を実施した。その後40gの大きさに
分割し、27℃湿度75%でベンチタイム(中間発酵)
18分をとり、バターロール形状に整形して整形生地と
した後、38℃湿度85%で50分の最終発酵を行い、
パン用平型オーブンで、上火210℃、下火200℃で
8分の焼成を行いパンを製出した。
【0017】前記パンは充分な風味を備えてなり、米を
含有しているが、米の含有に基づく風味低下は認められ
なかったばかりではなく、機能性デンプン液無添加のパ
ンに比較して、外観(焼色、艶、ソフト性)に優れ、食
感も口に溶け易く優れており、更にイースト臭や酸臭が
無く良好であることが認められた。
【0018】尚前記実施例に於いて、中種調製時の機能
性デンプン液の混合割合は1〜30で良いが、機能性デ
ンプン液を増加させる場合には、機能性デンプン液の含
水率に対応して加水量の加減を行うことは言うまでもな
い。
【0019】<第二実施例>第二実施例は、食パンを中
種法で製造した例である。機能性デンプン液は、前記第
一実施例と同様のものであり、中種は第一実施例と同様
に製出した。即ち小麦粉全原料を100とした場合の重
量比で各原料割合を示すと、小麦粉70、酵母(生イー
スト)2、機能性デンプン液10、水35の割合で混合
して練り、混合物の中種発酵(24〜25℃,3〜3.
5時間,終点温度29〜30℃))を行い、中種を調製
した。尚発酵については後述する。
【0020】次に前記発酵中種に小麦粉30、砂糖5、
食塩2、油脂5、乳製品3、水22の割合の残余原料を
添加して本練り(生地混捏:パン生地混捏用ミキサーを
使用で低速回転3分、高速回転5分の後に油脂の投入、
そして低速2分高速4分の混捏を実施,練り上がり温度
27〜28℃)を行い、更にフロアータイム20分、分
割重量460g、ベンチタイム15〜18分、ホイロ4
5〜50分(37℃、85%)、焼成35分(210〜
220℃)の条件で製出した。
【0021】この第二実施例とを比較するために、中種
の原料を小麦粉70、生イースト2、水40とし、十分
発酵させた中種を使用して、同一の原料比で本練り焼成
を行って比較例を製出した。第二実施例で製出した機能
性デンプン液添加の中種法による食パンと、前記した従
前の中種法による食パン(比較例)との品質を比較する
と表1の通りである。
【0022】
【表1】
【0023】次に前記本発明の実施例における中種の発
酵について見てみると、500ccのメスシリンダーに
中種生地120gを丸めて投入し、メスシリンダー上部
に濡れた布を被せ、室温27℃、湿度75%の条件下
で、生地の発酵倍率の経時変化を測定すると、表2のグ
ラフの結果を得た。即ち前記グラフから4時間経過する
と容積が減少し、種落ち現象が現れる。従って中種発酵
時間は3〜3.5時間と認められ、従前の機能性デンプ
ン液無添加の中種法による中種発酵時間4〜4.5時間
に比較して約1時間の短縮が実現し、而も前記の品質評
価の通り、直捏法で製出した最適品と同等の風味を得る
ことができるものである。
【0024】
【表2】
【0025】<第三実施例>第三実施例は、中種法で製
出したパン生地の冷凍保存の実施例で、前記第一実施例
と同様な手段及び配合で調製した整形生地を、−18〜
25℃で一週間冷凍貯蔵した後に、解凍並びに前記第一
実施例と同様に最終発酵を行い、焼成をしてパンを製出
した。
【0026】前記パンは、第一実施例に基づいて製造し
たパンと全く同様の性状並びに風味を備えており、生地
の冷凍保存に於いて、乳酸菌の減少が著しく少ないこと
が確認された。従って冷凍生地の市場流通が容易に実現
でき、製パン工業の合理化に貢献できることになる。
【0027】<第四実施例>第四実施例は、直捏法によ
るパン生地(バターロール)の冷凍保存に関するもので
ある。この実施例の原料構成は表3の通りで、比較例と
して通常の冷凍生地に原料配分も示した。
【0028】
【表3】
【0029】尚表3に示した従来例(比較例)の品質改
良製剤は、ショ糖脂肪酸エステル20%、グリセリン脂
肪酸エステル12%、大豆リン脂質5%、Lアスコルビ
ン酸0.5%、αアミラーゼ1.5%、プロテアーゼ
0.8%、食品素材(小麦粉)60.2%からなるもの
であり、また乳化剤はグリセリン脂肪酸エステル80
%、カゼインナトリウム4%を主成分とするものであ
る。
【0030】而して表3に示した原料によるパン生地の
製出は、従前の直捏法の通り油脂分を除いた全原料をミ
キサーに投入して低速攪拌3分高速攪拌3分の後油脂分
を添加し、更に低速2分高速3分の攪拌混捏を実施す
る。尚捏上温度22〜24℃である。次にフロアータイ
ム30分をおいた後40g毎に分割し、ベンチタイム1
0分をおいてバターロール形状に成形したものである。
更に前記生地を冷凍するもので、冷凍は、−40℃の雰
囲気で30分放置して行った。比較例も同様に製出し
た。
【0031】前記の本発明実施例並びに比較例の冷凍パ
ン生地は、ビニール袋に収納して7日間−18℃以下で
保存して観察したところ表4の通りであった。
【0032】また前記生地を解凍(25℃、60分)
し、ホイロ工程(36℃、50分)、焼成工程(200
℃、8分)を経てパン(バターロール)を製出し、その
品質を比較したところ表4の結果を得た。
【0033】
【表4】
【0034】即ち機能性デンプン液を添加した直捏法に
よる冷凍パン生地は、従前の直捏法による冷凍パン生地
に比較して、冷凍障害の発生が押さえられ、また同生地
を使用して焼成製出したパン製品においても、乳化剤や
品質改良剤の添加を必要としないので、風味豊かな製品
を得ることができた。
【0035】<第五実施例>第五実施例は、第一実施例
に基づいて製造したパンを冷凍保存し、一週間後、自然
解凍し、電子レンジによるマイクロ波加熱(400〜6
00W,20〜30秒)を施して製出したものである。
【0036】第一実施例に於いて機能性デンプン液を添
加せずに同様の条件で製出したパンを、一週間冷凍保存
して、前記第五実施例と同様な解凍加熱を行って可食状
態としたパン(比較例)と、前記第五実施例とを比較す
ると表5の通りとなる。
【0037】
【表5】
【0038】従って機能性デンプン液を使用して製出し
たパンは、冷凍保存並びに流通になんら支障がなく対応
でき、冷凍生地ばかりではなく冷凍製出パンの市場流通
が容易に実現できるものである。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、生米を乳酸発酵
させて粉砕した機能性デンプン液を、パン生地に加水の
一部代替えとして添加してパンの製出を行うもので、製
出されたパンは中種法を採用しても、直捏法による最適
品同様の風味の良いパンを得ることができると共に、発
酵時間も短縮でき、更に米の有効利用が実現したもので
ある。而も中種法や直捏法による冷凍生地に於いては、
冷凍障害の発生を押さえることができ、而も乳化剤や品
質改良剤の添加を必要とせず、而も機能性デンプン液中
米デンプンが乳酸菌の保護支持体として作用し、生地冷
凍解凍後の熟成進行が可能となるもので、冷凍生地とし
て優れたものを提供でき、更にパン製出後に冷凍したパ
ンを、マイクロ波加熱で解凍加熱しても、米デンプンの
添加によって過剰な電磁波エネルギーが吸収されて食感
の低下を防止しているものである。
【0040】従ってパン並びにパン生地の製出に際し
て、生米を乳酸発酵させた機能性デンプン液を使用する
ことで、パンの風味の改善のみならず、冷凍流通に適応
する製品供給ができたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 誠助 東京都中央区銀座4丁目5番7号 株式 会社木村屋総本店内 (72)発明者 長谷川 伸夫 東京都中央区銀座4丁目5番7号 株式 会社木村屋総本店内

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生米を乳酸発酵させて粉砕して調製した
    乳酸菌を多量に含有した機能性デンプン液を、パン生地
    の中種混捏時に加水の一部代替えとして添加して発酵さ
    せて中種を生成した後に、常法通り、生地本練り、発
    酵、整形、焼成等の各工程により製造することを特徴と
    するパンの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパンの製造方法におい
    て、中種混捏時の機能性デンプン液を小麦粉比率10〜
    30%としたことを特徴とするパンの製造方法。
  3. 【請求項3】 生米を乳酸発酵させて粉砕して調製した
    乳酸菌を多量に含有する機能性デンプン液を、パン生地
    の中種混捏時に加水の一部代替えとして添加して発酵さ
    せ、更に前記発酵中種に残余原料を添加して生地混捏を
    行い、しかる後分割成形して冷凍したことを特徴とする
    冷凍パン生地。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の冷凍パン生地において、
    中種混捏時の機能性デンプン液を小麦粉比率10〜30
    %としたことを特徴とする冷凍パン生地。
  5. 【請求項5】 生米を乳酸発酵させて粉砕して調製した
    乳酸菌を多量に含有する機能性デンプン液を、直捏法に
    よるパン生地に加水の一部代替えとして添加混捏し、混
    捏後にノータイム発酵で分割、成型後に急速冷凍したこ
    とを特徴とする冷凍パン生地。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の何れかの方法で製
    造したパンを、冷凍したことを特徴とする冷凍パン。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至5記載の何れかの冷凍パン
    生地を解凍し、常法通り焼成して製造したパンを冷凍し
    たことを特徴とする冷凍パン。
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JP5430895B2 (ja) * 2008-08-05 2014-03-05 三洋電機株式会社 加熱調理食品生地製造方法
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