JPH0896029A - 自動車査定システム - Google Patents

自動車査定システム

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JPH0896029A
JPH0896029A JP25907894A JP25907894A JPH0896029A JP H0896029 A JPH0896029 A JP H0896029A JP 25907894 A JP25907894 A JP 25907894A JP 25907894 A JP25907894 A JP 25907894A JP H0896029 A JPH0896029 A JP H0896029A
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JP
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automobile
input
vehicle
item
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JP25907894A
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English (en)
Inventor
Atsushi Miyagawa
敦 宮川
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示装置にタブレットが重ねて配設さ
れ、タブレットペンによる位置指定で入力操作が行える
入出力装置と、データ処理装置とを備え、タブレットペ
ンの入力操作により自動車の査定を簡易に行える自動車
査定システムを提供する。 【構成】 査定を行う自動車の各部位を展開図により表
示するデータを格納する画像メモリと、自動車の各部位
における査定基準点を格納する査定基準点データベース
と、タブレットペンの入力操作を受け付け、表示画面上
の自動車の展開図の各部位の位置を判定し、判定した位
置の部位に応じて、自動車の査定項目を表示し、選択さ
れた査定項目の入力を受け付け、受け付けた査定項目の
査定基準点データベースの査定基準点により自動車評価
の点数計算を行い、査定の部位にマーク表示する自動車
査定処理部と、自動車の評価点数の査定情報を格納する
査定データメモリとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タブレットペンによる
入力操作により、複雑な下取り自動車の査定のための入
力操作を容易に行い、客観的な下取り自動車の査定を効
率よく行える自動車査定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車販売店においては、下取り自動車
の現状の自動車残存価値を定める基礎データを得るた
め、自動車の年式,モデル,使用状態,傷の状態,劣化
の状態などの査定が行われる。このような自動車の査定
をしようとする場合、できるだけ客観的な査定データを
得るため、査定チェックシートを用いて行われる。この
査定チェックシートは、日本査定協会が定めた書式を基
にして作成されており、A4サイズ程度の用紙に各々に
評価する査定項目が印刷されており、印刷された各々の
査定項目に従って、自動車の各々部位の状態を書き移
し、これを基にして各々の査定の点数を計算する。
【0003】なお、この種の公知技術としては、例え
ば、特開昭59−221761号公報に記載されている
「自動車事故見積書作成機」の技術や、特開昭63−8
7289号公報に記載されている「車両事故用見積装
置」の技術や、また、特開平1−217558号公報に
記載の「損傷車両の板金工賃見積装置」の技術などが挙
げられる。これらの技術はいずれも、以前は手作業によ
り簡易見積表など見て見積りを行っていた作業を、プロ
グラムされた計算機を利用して、入力案内に従ったキー
ボード入力を行うことにより、見積り書の作成を行うも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、査定チェックシートを用いて、利用者が自動車の査
定を行おうとすると、次のような問題点が発生する。す
なわち、 1.査定を実施する人のスキルがバラバラであり、正確
な査定ができる人と、できない人では、査定価格の信憑
性に大きな開きがある。 2.自動車の傷や損傷の図形情報は電子化できないた
め、情報の蓄積や分析がしずらい。 3.査定チェックシートに記述された査定情報をコンピ
ュータに登録するためには、人手を介す必要があり、2
度手間および転記ミスの可能性がある。 4.自動者の査定を行った場合の価格は、査定チェック
シートを基にして手計算で行っているため、計算ミスが
発生する可能性がある。
【0005】本発明は、上述のような各問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、タブレ
ットペンによる入力操作により、複雑な下取り自動車の
査定のための入力操作を容易に行い、客観的な下取り自
動車の査定を効率よく行える自動車査定システムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明の自動車査定システムは、液晶表示装
置(14)の上にタブレット(15)が重ねて配設さ
れ、表示画面上におけるタブレットペン(16)による
位置指定で入力操作が行える入出力装置と、データ処理
装置(11,12,13)とを備え、タブレットペンに
よる入力操作により、自動車の査定の点数計算を行う自
動車査定システムであって、査定を行う自動車の各部位
を展開図により表示するデータを格納する画像メモリ
(1)と、自動車の各部位における査定基準点を格納す
る査定基準点データベース(2)と、タブレットペンの
入力操作を受け付け、表示画面上の自動車の展開図の各
部位の位置を判定し、判定した位置の部位に応じて、自
動車の査定項目を表示し、選択された査定項目の入力を
受け付け、受け付けた査定項目の査定基準点データベー
スの査定基準点により自動車評価の点数計算を行い、査
定の部位にマーク表示する自動車査定処理部(3)と、
自動車の評価点数の査定情報を格納する査定データメモ
リ(4)とを備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の自動車査定システムにおいては、ハー
ドウェア装置として、液晶表示装置の上にタブレットが
重ねて配設され、表示画面上におけるタブレットペンに
よる位置指定で入力操作が行える入出力装置とデータ処
理装置が備えられる。そして、ソフトウェア機構とし
て、タブレットペンによる入力操作により、自動車の査
定の点数計算を行う処理機構が備えられる。
【0008】ここで、ソフトウェア機構により、自動車
の評価の点数計算を行う自動車の査定を行う場合、画像
メモリ(1)が、査定を行う自動車の各部位を展開図に
より表示するデータを格納しており、査定基準点データ
ベース(2)は、自動車の各部位における査定基準点を
格納している。自動車査定処理部(3)は、タブレット
ペンの入力操作を受け付け、表示画面上の自動車の展開
図の各部位の位置を判定し、判定した位置の部位に応じ
て、自動車の査定項目を表示し、選択された査定項目の
入力を受け付け、受け付けた査定項目の査定基準点デー
タベースの査定基準点により自動車評価の点数計算を行
い、査定の部位にマーク表示する。そして、査定データ
メモリ(4)は、計算された自動車の評価点数の査定情
報を格納する。
【0009】このように、本発明の自動車査定システム
においては、自動車の各部位の展開図の画像データが表
示され、表示された自動車の各部位の展開図において、
各部位の査定項目のデータを的確に入力できる。また、
展開図の自動車の各部位において、車両の傷の位置と、
その状態を的確に入力でき、査定基準点データベースを
用いることによって、傷の状態およびその位置から査定
の点数を的確に入力でき、客観的に評価点数の査定情報
を計算することができる。これにより、操作者が自動車
の査定の作業に習熟していなくても、自動車の査定を客
観的に効率よく行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて具体的
に説明する。図1は、本発明の一実施例にかかる自動車
査定システムの要部の構成を示すブロック図である。図
1に示すブロック図においては、自動車査定システムの
ハードウェア装置の構成と共に、そのソフウェア機構の
要部の構成が併せて示されている。図1において、1は
画像データメモリ、2は査定基準点データベース、3は
自動車査定処理モジュール、4は査定データメモリであ
る。また、9はオペレーティングシステム、10は自動
車査定処理プログラム、11はマイクロプロセッサで構
成されるデータ処理装置、12はプログラムメモリのR
OM、13はワークメモリのRAM、14は液晶ディス
プレイ、15はタブレット、16はタブレットペンであ
る。
【0011】ここでのハードウェア装置の入出力装置
は、液晶ディスプレイ14とタブレット15から構成さ
れており、液晶ディスプレイ14の上に重ねてタブレッ
ト15が配設される。この液晶ディスプレイ14の表示
画面上において、タブレットペン16による位置指定で
入力操作を行う。このタブレットペン16による入力操
作は、液晶ディスプレイ14の表示画面上に表示された
コマンドボタン,自動車の各部位の展開図において、査
定を行うの部位などの表示位置を、タブレットペン16
により接触または押圧して入力する。
【0012】また、自動車査定処理を行うためのデータ
処理装置の処理要素として、マイクロプロセッサ11,
プログラムメモリ12,およびワークメモリ13が備え
られている。そして、ソフトウェア機構として、グラフ
ィカルユーザインタフェース環境を提供するオペレーテ
ィングシステム9による入出力処理の中で、タブレット
ペン16による入力操作を受け付け、自動車査定処理プ
ログラム10の処理によって、自動車の評価の点数計算
を行う。
【0013】ここでのソフトウェア機構において、自動
車査定処理プログラム10の処理によって、自動車査定
の評価の点数計算を行うために、画像データメモリ1に
は、自動車の各部位を展開図により表示する画像データ
が格納されており、また、査定基準点データベース2に
は、車両の傷の位置とその状態に応じて査定基準点が格
納されている。これらのデータを用いて、自動車査定処
理モジュール3は、タブレットペン16の入力操作を受
け付け、表示画面上の自動車の展開図の各部位の位置を
判定し、判定した位置の部位に応じて、自動車の査定項
目を表示する。そして、選択された査定項目の入力を受
け付け、受け付けた査定項目の査定基準点データベース
の査定基準点により自動車評価の点数計算を行い、査定
の部位にマーク表示する。ここで計算された自動車の査
定情報の計算結果は、査定データメモリ4に格納され
る。そして、希望により、自動車の査定結果をプリンタ
により印刷出力を行う。また、ホストコンピュータへの
データ転送を行う。
【0014】図2は、自動車査定処理モジュールによる
自動車査定処理の処理フローの要部を示すフローチャー
トである。図2を参照して、ここでの自動車査定処理を
説明する。処理を開始すると、ステップ21において、
タブレットぺンの指示する座標位置から入力データを判
定し、次に、ステップ22において、入力データが査定
部位の指示か否かを判定する。入力データが査定部位で
なれけば、他の入力データであるので、図示しない他の
入データの判定の処理ヘと進む。
【0015】一方、ステップ22の判定において、入力
データが査定部位の指示であることが判定できると、次
に、ステップ23に進み、指定された査定部位は、何処
の部位であるかを判定し、判定した結果に応じて、その
部位に対応する査定の処理ステップに進む。例えば、判
定された査定部位が「ボンネット」であれば、ステップ
24において、ボンネット査定情報の入力エリア(査定
項目)の表示処理を行い、また、判定された査定部位が
「フロントガラス」であれば、ステップ25において、
フロントガラス査定情報の入力エリア(査定項目)を表
示する処理を行う。
【0016】これにより、タブレットペンで指定した自
動車の各々の部位における査定情報の入力エリア(査定
項目)が表示されるので、次のステップ26において、
表示された入力エリアにおける査定情報ボタンを選択す
る。そして、査定情報ボタンが選択されると、次に、ス
テップ27において、選択された査定情報ボタンの指示
に従って、所定の計算アルゴリズムに従い、指定された
自動車の部位およびその状態に応じて、査定基準点デー
タベースを参照して、査定の点数を計算する処理を行
い、その計算結果を表示する。なお、この査定点数の計
算処理を終了した部位には、その査定の部位にマーク表
示がなされるが、この処理は、査定の部位が判定された
時点で行われる。
【0017】このようにして、1つの自動車の部位の査
定の計算処理が終了すると、次の自動車の部位の査定の
計算処理を行うため、ステップ21に戻り、ステップ2
1からの処理を繰り返す。そして、全ての部位におい
て、査定のマーク表示がなされていることを確認する
と、ここでの自動車の査定の点数の計算の処理を終了と
するので、「終了」コマンドを入力する。「終了」コマン
ドを入力すると、図示しない「終了」コマンドの入力デ
ータの判定(他の入力データの判定の処理)によって、
一連の処理を終了する。
【0018】図3は、査定基準点データベースにおける
データ構造の一例を説明する図である。図3に示すよう
に、査定基準点データベース30には、査定部位フィー
ルド31と査定項目フィールド32が設けられており、
査定部位フィールド31の各々の自動車の各々の部位に
応じて、その査定項目フィールド32には、各々の査定
項目の各状態に対応して、その査定の評価点が格納され
ている。このように構成されている査定基準点データベ
ース30が、前述したような自動車査定処理の中で参照
され、査定する自動車の各々の部位および状態に応じて
(部位および状態を指定して)、それぞれの査定の評価
点が読み出される。
【0019】図4〜図6は、上述したような処理によっ
て実行される自動車査定処理における一連の入力操作例
を説明する説明図である。図4〜図6の各図には、液晶
ディスプレイに表示される表示画面の変化と、それに対
応して利用者が操作を行うタブレットペンによる操作位
置が示されている。図4〜図6を参照して説明する。
【0020】図4〜図6において、14は液晶ディスプ
レイの表示画面、15は表示画面に重ねて配置された透
明電極から構成されているタブレットである。また、4
1は自動車の部位の指定領域、42は査定情報表示領
域、43は査定項目指定入力領域、44はアイコン表示
によるコマンド入力領域である。
【0021】図4〜図6に示すように、自動車の部位の
指定領域41には、画像データメモリに格納された画像
データによって、自動車の各部位が展開図により表示さ
れており、この展開図の画面上において、査定を行う自
動車の各部位を指定し、更にその状態を入力するための
査定情報を入力する。つまり、ここでの自動車の部位の
指定領域41は、操作者が自動車の査定の作業を進める
上でのホームポジションとなっており、査定場所の自動
車の各部位を指定し、査定項目の傷,凹み,修理痕など
の状態をタブレットペンによって入力するための位置指
定の入力エリアとなっている。また、ある部位の査定を
行った場合、その部位にマーク表示がなされるので、査
定済みの部位が容易に確認できる。
【0022】ここでは、査定場所の自動車の各部位の位
置が指定された後は、査定項目の査定情報の入力は、後
述するように、査定項目指定入力領域43において、査
定項目の査定情報ボタンの選択により入力するようにし
ているが、この自動車の部位の指定領域41において、
査定場所の自動車の各部位の位置を指定すると共に、そ
の位置において、例えば、指定の部位での傷を表わすよ
うな線分、凹みを表わすような○印などを書込む操作に
より、実際の感覚に近い状態の入力操作で、更に、その
査定項目の査定情報が入力されるような構成にしても良
い。
【0023】査定情報表示領域42は、それまでに入力
された査定項目および状態の情報により判定された査定
情報を表示するため表示領域となっており、また、査定
項目指定入力領域43は、操作者が自動車の査定の作業
を進める上での査定項目の指定を行うための入力領域と
なっている。ここでは自動車の部位の指定領域41によ
り、指定された自動車の部位に応じて、それぞれの査定
項目が査定情報ボタンとして表示されるので、適宜に査
定項目の査定情報ボタンをタブレットペンにより選択し
て入力する。
【0024】また、コマンド入力領域44は、通常の場
合の画面入力ユーザインタフェースと同様に、当該自動
車査定プログラムの処理の実行の段階に応じて有効とな
っている各種のコマンドがアイコン表示として表示され
るので、操作者が当該自動車査定プログラムに対して、
自動車査定処理の作業の操作を進める上で、その他の処
理上の各種の指示を入力する。
【0025】次に、自動車の査定の入力作業の操作例を
具体的に説明する。例えば、図4の上部側に示すよう
に、当該自動車査定プログラムを起動させた後の初期状
態においては、自動車の部位の指定領域41に、査定を
行う自動車の各部位が展開図により表示される。その他
の領域には、特に何も表示されていない。このような初
期状態において、自動車の査定の入力作業(入力操作)
を開始する。まず、ボンネット部分を査定する場合、例
えば、自動車の部位の展開図の表示から、そのボンネッ
ト部分をタブレットペンで押圧すると、その位置入力に
応じて、ボンネット部分の指定が判定され、画面表示内
容は、図4の下部側に示すような状態に切り換わる。
【0026】つまり、自動車の部位の指定領域41にお
いて、自動車の部位の展開図として表示されているボン
ネット部分に、そのタブレットペンで押圧した場所に×
マークが表示され、査定の部位の入力が完了したことを
表示し、更に、次の査定項目の査定情報(状態)の入力
のため、査定項目指定入力領域43に査定項目の査定情
報ボタンが表示される。
【0027】このため、次に、図4の下部側に示すよう
に、例えば、査定項目「傷」の査定情報ボタンを押圧
し、その状態を入力する。この場合、自動車の部位の指
定領域41において、傷,凹み,修理痕などの状態をタ
ブレットペンの操作により入力するようにしても良い。
例えば、指定の部位(ボッネット部分)で、傷を表わす
線分を書込む操作によって、査定項目「傷」の査定情報
ボタンを押圧したことと同様な入力操作としても良く。
また、○印を書き込む操作により査定項目「凹」の査定
情報ボタンを押圧した操作と、同様な入力操作としても
良い。
【0028】これにより、画面表示は、図5の上部側に
示すような状態に切り替わる。つまり、査定情報表示領
域42に、入力された自動車の部位とその査定項目(状
態)の査定情報が表示され、査定項目指定入力領域43
における査定項目の査定情報ボタンの表示は消去され
る。これと同時に、査定情報表示領域42には、その査
定項目に対応する評価点が表示され、その時点における
査定の集計結果の点数も表示される。なお、ここでの×
マークは、査定項目の査定情報の入力が完了しても消去
されず、ここでの部位の査定のマーク表示となるが、そ
の部位の査定済みを明確に表示するため、査定項目の査
定情報ボタンの表示が消去される時点において、×マー
クの表示の形態を変えて表示するようにしても良い。
【0029】更に、続いて自動車の査定の作業を続行す
る。このため、図5の上部側に示すような状態におい
て、例えば、フロントガラス部分を査定する。この場
合、自動車の部位の展開図の表示から、そのフロントガ
ラス部分をタブレットペンで押圧する。その位置がタブ
レットペンにより押圧されると、その位置入力に応じ
て、画面表示の内容は、前述の場合と同様に変化し、図
5の下部側に示すような状態に切り替わる。つまり、自
動車の部位の指定領域41において、自動車の部位の展
開図のフロントガラス部分のタブレットペンが押圧した
場所に×マークが表示され、査定の部位の入力が完了し
たことが表示される。更に、査定項目の査定情報の入力
のため、査定項目指定入力領域43には、その部位に応
じての査定項目の査定情報ボタンが表示される。
【0030】この場合においても、前述の場合と同様
に、図5の下部側に示すように、例えば、査定項目「飛
び石」の査定情報ボタンをタブレットペンにより押圧
し、その状態を入力する。これより、ここでのフロント
ガラス部分の査定項目「飛び石」の査定情報の入力操作
が完了する。この入力操作が完了すると、画面の表示内
容は、図6に示すような状態に切り替わる。つまり、査
定情報表示領域42には、更に入力された自動車の部位
とその査定項目(状態)の査定情報が追加して表示さ
れ、入力が終ると、査定項目指定入力領域43の査定項
目の査定情報ボタンの表示は消去される。これと同時
に、査定情報表示領域42には、その追加の査定項目に
対応する査定の評価点が表示され、その時点における査
定の集計結果の点数も表示される。そして、この場合に
おいても、前述の場合と同様に、×マークがここでの部
位の査定のマーク表示となる。
【0031】このようにして、自動車の各部位における
位置の指定とその査定項目の査定情報の選択の操作によ
り、自動車査定の作業(入力操作)を行い、×マークの
各々の部位の査定のマーク表示を確認して、この作業を
終了する。作業を終了すると、その時点における査定の
集計結果の点数が、査定の評価点となる。すなわち、こ
こでの自動車査定の作業を終了する場合の操作は、表示
画面の上部側に設けられている(表示されている)コマ
ンド入力領域44の「終了」コマンドをタブレットペン
で押圧して「終了」を指示し、一連の操作を終了する。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の自動車
査定システムによれば、表示装置とタブレットとが一体
になった入出力装置における表示画面上に、自動車の各
部位の展開図の画像データを表示し、表示された自動車
の各部位の展開図において、タブレットペンにより、各
部位の査定項目のデータを的確に入力できる。また、展
開図の自動車の各部位において、車両の傷の位置と、そ
の状態を的確に入力できるので、その査定情報により査
定基準点データベースを参照して、傷の状態および位置
から査定の点数を的確に入力できる。これにより、客観
的に評価点数の査定情報を計算することができ、操作者
が自動車の査定の作業に習熟していなくても、自動車の
査定を客観的に効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例にかかる自動車査定シ
ステムの要部の構成を示すブロック図、
【図2】図2は自動車査定処理モジュールによる自動車
査定処理の処理フローの要部を示すフローチャート、
【図3】図3は査定基準点データベースにおけるデータ
構造の一例を説明する図、
【図4】図4は自動車査定処理における一連の入力操作
例を説明する第1の説明図、
【図5】図5は自動車査定処理における一連の入力操作
例を説明する第1の説明図に続く第2の説明図、
【図6】図6は自動車査定処理における一連の入力操作
例を説明する第2の説明図に続く第3の説明図である。
【符号の説明】
1…画像データメモリ、 2…査定基準点データベース、 3…自動車査定処理モジュール、 4…査定データメモリ、 9…オペレーティングシステム、 10…自動車査定処理プログラム、 11…データ処理装置、 12…プログラムメモリのROM、 13…ワークメモリのRAM、 14…液晶ディスプレイ、 15…タブレット、 16…タブレットペン、 30…査定基準点データベース、 31…査定部位フィールド、 32…査定項目フィールド、 41…自動車の部位の指定領域、 42…査定情報表示領域、 43…査定項目指定入力領域、 44…コマンド入力領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示装置の上にタブレットが重ねて
    配設され、表示画面上におけるタブレットペンによる位
    置指定で入力操作が行える入出力装置と、データ処理装
    置とを備え、タブレットペンによる入力操作により、自
    動車の査定の点数計算を行う自動車査定システムであっ
    て、 査定を行う自動車の各部位を展開図により表示するデー
    タを格納する画像メモリと、 自動車の各部位における査定基準点を格納する査定基準
    点データベースと、 タブレットペンの入力操作を受け付け、表示画面上の自
    動車の展開図の各部位の位置を判定し、判定した位置の
    部位に応じて、自動車の査定項目を表示し、選択された
    査定項目の入力を受け付け、受け付けた査定項目の査定
    基準点データベースの査定基準点により自動車評価の点
    数計算を行い、査定の部位にマーク表示する自動車査定
    処理部と、 自動車の評価点数の査定情報を格納する査定データメモ
    リとを備えることを特徴とする自動車査定システム。
JP25907894A 1994-09-29 1994-09-29 自動車査定システム Pending JPH0896029A (ja)

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