JP2003099794A - 画像レイアウト装置 - Google Patents

画像レイアウト装置

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JP2003099794A
JP2003099794A JP2001287084A JP2001287084A JP2003099794A JP 2003099794 A JP2003099794 A JP 2003099794A JP 2001287084 A JP2001287084 A JP 2001287084A JP 2001287084 A JP2001287084 A JP 2001287084A JP 2003099794 A JP2003099794 A JP 2003099794A
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JP2001287084A
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Toyoji Hatano
豊治 波多野
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像データを容易に整然と配置するこ
とができ、容易に複数の画像データをバランスよく配置
にすることができる画像レイアウト装置を提供するこ
と。 【解決手段】 レイアウト処理装置5は、ユーザにより
指定された画像データを記憶装置1から読み出し、モニ
タ4に表示する際、読み出し画像データの表示領域境界
線に沿って延出した直線を基準線を併せて表示する。こ
れにより、ユーザは、表示された基準線を目安にマウス
3を用いて複数の画像データのレイアウトを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真やイラスト等
の画像を含むカタログまたは説明資料等の作成に用いて
好適な画像レイアウト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータを用いた画像レイア
ウト装置により、製品カタログ等の各ページ(紙面)に
おける製品の各部の写真や説明文等のレイアウトを行う
場合、例えば図10に示すように、ユーザは、まず、画
面上に表示するグリッドの間隔Sを設定した後、画像レ
イアウト装置にグリッド50をモニタに表示させてい
た。そして、各ページ(紙面)内に掲載する画像または
説明文等の画像データ(例えば同図中、画像データ5
1,52)をモニタへ表示させ、表示された画像データ
をマウス等を用いて移動し、移動させている画像データ
の表示領域境界線がグリッド50に一致するように配置
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな画像レイアウト装置においては、通常、ユーザによ
って設定されたグリッドの間隔と、配置する画像データ
領域の大きさと間には何等関連性がないため、図10に
示すように、各画像データ51,52をそれぞれグリッ
ド50に合わせて配置したとしても、大抵の場合、各画
像データ51,52の表示領域境界線のうち、グリッド
50に一致する辺A,Bと、一致しない辺A’,B’と
が生じてしまう。
【0004】この様な状況下において、図11に示すよ
うに、さらに新たな画像データ53を追加し、外見上、
均整のとれたレイアウトを行うには、図示するようにユ
ーザが別途、ガイドラインG1,G2を画面上に設定
し、これらを基準にして各画像データの配置を行うか、
もしくは、ユーザが各画像データの表示サイズを考慮し
て、グリッドの間隔を新たに設定し直す必要があった。
【0005】さらに、上述した画像レイアウト装置で
は、画像データの表示領域の境界線とグリッドとに基づ
いて画像データを配置していたため、例えば図12に示
すように、それぞれ家屋の正面外観と側面外観を表す画
像データ54,55を、グリッド50を基準にして配置
する(図12の場合、各画像データの表示領域境界線
〔図中点線で示す線〕の内、下辺をグリッド50に合わ
せている)と、それぞれの画像データ領域内における余
白の大きさが異なるため、各画像データ内に描画されて
いるグランドライン54a,55aが一致せず、見た目
上、バランスの悪いレイアウトになってしまう。
【0006】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たものであり、複数の画像データを容易に整然と配置す
ることができ、また、容易に複数の画像データをバラン
スよく配置にすることができる画像レイアウト装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の画像データを記憶した記憶装置から、使用者
によって指定された画像データを読み出してモニタに表
示し、表示した画像データを前記使用者の指示に基づい
て移動,配置することによって、紙面に印刷する画像の
レイアウトを行う画像レイアウト装置において、前記記
憶装置から画像データを読み出し、前記モニタに表示す
る際に、当該画像データの表示領域の境界線に沿って延
出する直線を、基準線として前記画像データと共に前記
モニタに表示する基準線表示手段と、前記モニタに表示
された画像データを前記使用者の指示に基づいて移動さ
せる際、該画像データの移動に追従して前記基準線を移
動させる基準線移動手段とを具備すること特徴としてい
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像レイアウト装置において、前記基準表示手段によ
って表示された基準線の位置を、前記使用者が指定する
位置に変更する基準線位置変更手段を具備することを特
徴としている。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像レイアウト装置において、前記基準表示
手段によって表示された基準線の幅を、前記使用者によ
って指定された幅に変更する基準線幅変更手段を具備す
ることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る画像レイアウト装置の一実施形態について説明する。
【0011】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
における画像レイアウト装置の構成を示すブロック図で
ある。この図において、1は例えば製品の各部写真、イ
ラスト、説明文等の画像データが記憶された記憶装置で
ある。2はキーボード、3はマウス、4はモニタであ
る。5はレイアウト処理部であり、画像データのレイア
ウト処理等を行うためのプログラムを記憶したROM
と、このプログラムに従って各種処理を行うCPUと、
CPUが処理を行う過程において生じる各種データを一
時的に記憶するRAM(いずれも図示略)等からなる。
また、6はレイアウト処理部5からの指示によりモニタ
4の画面に表示された内容を印刷するプリンタである。
【0012】次に、上記画像レイアウト装置の動作につ
いて図2および図3に示すフローチャートを参照して説
明する。まず、上記画像レイアウト装置を起動すると、
レイアウト処理装置5は、ステップS1へ進み、ユーザ
によって記憶装置1から読み出すべき画像データの指示
がなされたか否かを判断する。そして、読み出し指示が
なければ判断結果がNOとなってステップS2へ進み、
既にモニタ4に画像データが表示されているか否かを判
断する。
【0013】ここでは、起動直後であり、モニタには何
等画像データが表示されていないため、判断結果はNO
となり、以後、ユーザより画像データの読み出し指示が
あるまで、ステップS1とステップS2の処理を繰り返
す。そして、ステップS1において、ユーザから所望す
る画像データの読み出し指示があると、ステップS1に
おける判断結果がYESとなり、ステップS3へ進む。
【0014】次にステップS3(基準線表示手段)にお
いて、レイアウト処理装置5は、ユーザによって指定さ
れた画像データを記憶装置1から読み出し、読み出した
画像データと共に、当該画像データの境界線に沿って描
画された直線(以下、基準線という)をモニタ4に表示
する。この時のモニタ4の表示画面の状態を図4に示
す。この図において、4aはモニタ4の画面、10はユ
ーザに指定され、画面4aに表示された画像データ、2
0a〜20dは画像データ10を表示する際、レイアウ
ト処理装置5によって画像データ10の境界線(同図
中、太線で示す)沿って付加された基準線を示す。
【0015】そして、ステップS4へ進み、マウス3を
用いてユーザから指示される位置に基づいて、読み出し
た画像データ10をユーザが所望する位置に配置する、
レイアウト処理を行う。ここで、ステップS4における
処理内容の詳細について、図3を参照して説明する。ま
ず、レイアウト処理装置5は、図3のステップSa1に
おいて、マウス3でクリック操作が行われた否かを判断
する。そして、もしクリック操作されていないと判断し
た場合は、判断結果がNOとなり、レイアウト処理を終
了して、図2に示すステップS5へ進む。
【0016】一方、クリック操作が行われたと判断され
た場合は、判断結果がYESとなってステップSa2へ
進み、モニタ4の画面内のどこでクリックされたのか、
すなわち、クリックされた場所が、どの画像データの領
域内、または、どの基準線上、もしくは、そのどちらで
もない場所(以下、背景という)なのかを判断する。こ
こで、もしクリックされた場所が背景であった場合は、
直ちにレイアウト処理を終了して図2のステップS5へ
進む。
【0017】また、クリックされた場所がいずれかの画
像データ領域内であった場合は、その画像データをユー
ザの指示に基づいて移動させるためにステップSa3へ
進む。さらに、基準線上であった場合は、その基準線を
ユーザの指示に基づいて移動させるためにステップSa
9へ進む。ここでは、画像データ10の領域内がクリッ
クされたものとして説明を続ける(基準線がクリックさ
れた場合については後述する)。
【0018】ステップSa3へ進むと、レイアウト処理
装置5は、クリックされた画像データ(この場合画像デ
ータ10)がドラッグされているか否か、すなわちマウ
ス3のクリックボタンが押されたままマウス3が移動し
ているか否かを判断する。そして、マウス3がドラッグ
されていると判断した場合は、判断結果がYESとなっ
てステップSa4(基準線移動)へ進み、マウスの移動
方向および移動距離に応じて、画像データ10を移動さ
せる。また、この時、画像データに付加された基準線2
0a〜20dも、画像データ10の移動に追従して移動
させる。なお、この画像データの移動は、マウス3のク
リックボタンが離された時に、その位置で停止する。
【0019】次にステップSa5へ進み、ステップSa
1でクリックされた画像データの他に画像データが表示
されているか否かを判断する。ここでは、他に表示され
ている画像データがないため、判断結果がNOとなり、
ステップS4のレイアウト処理を終了して、図2のステ
ップS5へ移行する。
【0020】図2に戻り、ステップS5では、キーボー
ド2またはマウス3からプリントアウトの指示があった
か否かの判断を行う。そして、ユーザよりプリントアウ
トの指示があった場合は、判断結果がYESとなり、ス
テップS6へ進み、現在モニタ4の画面に表示されてい
る画像をプリンタ6から出力させる。なお、この時、基
準線20a〜20dを除いて画像データ10のみを印刷
するようにしても良いし、基準線20a〜20dも一緒
に印刷するか否かを、ユーザに選択させるようにしても
良い。
【0021】一方、ステップS5においてユーザより印
刷指示がない場合、もしくは、ステップS6の処理が終
了した場合は、ステップS7へ進む。ステップS7で
は、レユーザによりレイアウト作業の終了指示があった
か否かの判断を行う。ここでは、さらに別の画像データ
を読み込むために、レイアウト作業の終了指示がなかっ
たものとする。これにより、ステップS7における判断
がNOとなって、レイアウト処理装置5はステップS1
の処理に戻る。
【0022】ここで、ユーザがキーボード2またはマウ
ス3から何らの指示も与えなかった場合、ステップS1
における判断結果がNOとなってステップS2へ進み、
ステップS2では、既にモニタ4の画面に画像データ1
0を表示しているため、ステップS2における判定結果
がYESとなり、ステップS4へ進む。そして、さらに
ユーザから何らの指示もない場合、レイアウト処理装置
5は、以下、ステップS4(図3,Sa1)→S5→S
7→S1→S2→S4(図3,Sa1)→……の処理を
繰り返す。すなわち、レイアウト処理装置5は、ユーザ
による、新たな画像データの読み込み指示、既に読み出
している画像データに対するレイアウト処理の指示、印
刷指示、または、レイアウト作業終了指示の、いずれか
の指示待ち状態となる。
【0023】そして、ステップS1において、ユーザか
ら次にモニタに表示させる画像データの読み出し指示が
あると、レイアウト処理装置5はステップS3へ進み、
前述したように、ユーザによって指定された次なる画像
データを記憶装置1から読み出し、読み出した画像デー
タと、その画像データに対する基準線とをモニタ4に表
示する。この時、先に表示した画像データの基準線と、
新たに読み込んだ画像データの基準線とは、それぞれの
基準線がどの画像データに属するものであるかを判別す
るために、異なった色または線種(例えば、実線,点
線,一点鎖線等)で表示される。
【0024】この時のモニタ4の表示画面の内容を図5
に示す。なお、この図において、図4と同じ構成につい
ては同一の符号を付し、その説明を省略する。図5にお
いて11は2番目にユーザによって指定された画像デー
タ、21a〜21dは画像データ11の基準線を示す。
また、図5では、画像データ10が、ステップS4の処
理により図4の位置から移動されており、画像データ1
1の基準線21a〜21dは、基準線20a〜20dと
区別するため、点線で(ただし、画像データ11の境界
線に重なる部分は実線で)表されている。
【0025】次に、ステップS4へ進み、モニタ4の画
面に表示された画像データ10,11のレイアウト処理
を行う。ここで、ステップS4のレイアウト処理におい
ては、モニタ4に表示された画像データ自体の位置、お
よび、基準線の位置が変更可能であることについて既に
触れたが、以下では、図3を参照して、各々の場合に分
けて説明する。
【0026】<画像データの表示位置を変更する場合>以
下、画像データ11を移動させ、画像データ11の基準
線21aを画像データ10の基準線20aに一致させる
場合を例にして説明を行う。まず、レイアウト処理装置
5は、図3のステップSa1において、マウス3でクリ
ック操作が行われると、ステップSa2において、クリ
ックされた場所が画像データ(この場合画像データ1
1)の領域内であると判断され、ステップSa3へ移行
する。
【0027】次に、ステップSa3において、ここでは
画像データ11がドラッグされることになるので、判断
結果がYESとなってステップSa4へ進み、マウスの
移動方向および移動量に応じて、モニタ4の画面内で、
クリックされた画像データ11を移動させる。ここで
は、画像データ11が図6に示す位置ま移動させられた
ものとする。
【0028】次にステップSa5へ進み、ステップSa
1でクリックされた画像データの他に画像データが表示
されているか否かを判断する。この場合、クリックされ
た画像データ11の他に画像データ10が表示されてい
るので、判断結果がYESとなり、ステップSa6へ進
む。次にステップSa6において、移動後の画像データ
の基準線と、他の画像データの基準線との間の距離を測
定する。ここで、距離の測定については、モニタ4の画
面に対し、水平方向の基準線同士、および、垂直方向の
基準線同士が距離の測定対象となる。よって、例えば図
6に示す状態の場合、距離の測定対象となる基準線の組
み合わせは、次の8通りとなる。
【0029】基準線20a−21a間、基準線20
a−21b間、 基準線20b−21a間、基準線20b−21b
間、 基準線20c−21c間、基準線20c−21d
間、 基準線20d−21c間、基準線20d−21d
間。
【0030】そして、ステップSa7へ進み、上記〜
の、測定対象となった各基準線の組み合わせの内、基
準線間の距離が0(すなわち、既に基準線同士が一致し
ている状態)よりも大きく、かつ、所定値未満となる組
み合わせがあるか否かを判断する。ここで、基準線間の
距離が0より大きく、かつ、所定値未満となる組み合わ
せが1つもない場合は、判断結果がNOとなってレイア
ウト処理を終え、図2のステップS5へ移行する。ま
た、所定値未満の距離となる組み合わせがあった場合
は、判断結果がYESとなってステップSa8へ進む。
ここでは、基準線20a−21a間の距離のみが所定値
未満であったとして、ステップSa8へ進む。
【0031】ステップSa8では、所定値未満の距離と
判断された組み合わせを、モニタ4の画面水平方向に平
行な基準線に関する組み合わせ(上記〜の組み合わ
せがこれに該当する)のグループと、モニタ4の画面垂
直方向に平行な基準線に関する組み合わせ(上記〜
の組み合わせがこれに該当する)のグループとに分け、
各グループにおいて最も接近した基準線同士がそれぞれ
一致するまで、ステップSa4で移動された画像データ
を、画面水平または垂直方向へ移動させる。
【0032】例えば、図6の場合は、基準線20aと2
1aの組み合わせのみが所定値未満であるため、基準線
は20aと21aの位置が一致するまで、画像データ1
1が図中、上方へ垂直移動させられる。これにより、画
像データ11は図6中、一点鎖線で示される位置(イ)
まで移動することになる。また、仮に図6において、さ
らに基準線20d−21c間の距離も所定値未満であっ
た場合、画像データ11は、一点鎖線で示された位置か
らさらに図中、左方向へ水平移動し、画像データ10に
密着することになる。
【0033】そして、ステップSa8の処理が終了する
と、レイアウト処理を終え、以後、前述した図2のステ
ップS5以降の処理を行う。
【0034】<基準線の位置を変更する場合>次にステッ
プSa2において、クリックされた場所が基準線上であ
った場合の処理について説明する。まず、図3のステッ
プSa1においてマウス3でクリック操作があったと判
断され、ステップSa2において、クリックされた場所
が基準線上であると判断された場合、レイアウト処理装
置5は、ステップSa9へ進み、クリックされた基準線
がドラッグされているか否かを判断する。そして、ドラ
ッグされていないと判断された場合は、判断結果がNO
となってそのままレイアウト処理を終えて図2のステッ
プS5へ移行する。
【0035】一方、ステップSa9で、ドラッグされて
いると判断された場合は、ステップSa10(基準線位
置変更手段)へ進み、マウスの移動方向および移動量に
応じてクリックされた基準線を、モニタ画面水平方向に
平行な基準線については水平方向に、モニタ画面垂直方
向に平行な基準線については垂直方向に移動させる。そ
して、基準線の移動が終了すると、レイアウト処理を終
え、以後、前述した図2のステップS5以降の処理を行
う。
【0036】ここで、例えば、前述した図12で示した
画像データ54,55は、本実施形態では図7のよう
に、各画像データ54,55の領域境界線に沿って、そ
れぞれ基準線22a〜22dと23a〜23dが表示さ
れることになる。この時、例えば、ユーザが画像データ
54の基準線22bをクリックし、ドラッグすることに
より、上述したステップSa1→Sa2→Sa9→Sa
10の処理が行われ、基準線22bを同図中、基準線2
2b’の位置、すなわち、画像データ54内に描画され
たグランドラインの位置まで移動させることができる。
また、同様にして画像データ55の基準線23bについ
ても、基準線23b’の位置(画像データ55内に描画
されたグランドライン54a,55aの位置)まで移動
させることができる。
【0037】そして、この状態で、例えば画像データ5
5の領域内をクリックし、ドラッグすることにより、図
3のステップSa2〜Sa8の処理が行われ、基準線2
3b’が画像データ54の基準線22b’に接近するよ
うに移動させることにより、画像データ54,55内に
描写されている各グランドライン54a,55aが一致
させられる。
【0038】なお、基準線を移動させる機能を必要とし
ない場合は、図3のフローチャートにおいて、ステップ
Sa9,10の処理を省略し、ステップSa2におい
て、クリックされた場所が画像データの領域内であるか
否かのみ判断させるようにすればよい。すなわち、画像
データ領域以外の箇所がクリックされた場合は、全て図
2のステップS5へ移行するようにすればよい。また、
表示する各基準線の長さについては、適宜、所定の長さ
に定めても良いし、ユーザの設定によって基準線の長さ
を変更できるようにしても良い。
【0039】このように、本実施形態における画像レイ
アウト装置では、記憶装置1から読み出した画像データ
をモニタ4に表示する際、当該画像データの境界線に沿
った基準線を併せて表示し、モニタ4に表示した各画像
データを移動させる際、画像データの移動に追従して上
記基準線も移動するので、この基準線を目安に各画像デ
ータの配置を行うことにより、従来のように、グリッド
に影響されることなく、複数の画像データをバランスよ
く配置することが容易になる。
【0040】また、上記基準線の位置をユーザが所望す
る位置に移動することができるため、配置する画像デー
タ内の特定位置(例えば、図7の画像データ54,55
内に描画されているグランドライン54a,55a等)
を基準とした配置が可能となり、画像データ領域の境界
線に左右されず、外見的にバランスの良いレイアウトを
容易に行うことができる。
【0041】[第2の実施形態]第2の実施形態は、第
1の実施形態で示した画像レイアウト装置において、記
憶装置1から読み出した画像データをモニタに表示する
際に、併せて表示する基準線の幅をユーザによって設定
できるようにしたものであり、これにより、複数の画像
データ間を容易に一定間隔で配置することを可能にした
ものである。
【0042】すなわち、予めモニタ4の画面内に、基準
線の幅を設定するための数値入力フィールドを表示させ
ておき、キーボード2から数値入力フィールドに何らか
の数値が入力されると、図2のステップS3の処理を行
う際、読み出された画像データに付加する各基準線の幅
を、それぞれ上記入力された数値に応じた幅(例えば入
力された数値の単位をmmとする幅)で表示させる。よっ
て、上述した基準線幅設定用ウィンドウ、および、本実
施形態におけるステップS3の処理は、基準線幅変更手
段ということができる。
【0043】例えば、図8に示すように、をモニタ4の
画面4a内に表示された基準線幅設定用ウィンドウ30
内の数値入力フィールド31に、ユーザが“X”という
数値を入力した場合、画像データ10,11(図5参
照)を画面4aに表示する際、各画像データに、それぞ
れ幅がXmmの基準線20a’〜20d’,21a’〜2
1d’を付加するようにする。
【0044】そして、第1の実施形態で説明したよう
に、モニタ4に表示された各画像データをマウス3によ
って移動させ、図3に示すステップSa6〜Sa8の処
理により、モニタ4の画面水平方向に平行な基準線に関
する組み合わせのグループと、モニタ4の画面垂直方向
に平行な基準線に関する組み合わせのグループとの中
で、それぞれ最も接近した基準線同士が一致するまで画
像データが移動させられる。この結果、例えば、図9に
示すように、画像データ10,11、および、新たに追
加表示された画像データ12の配置間隔は、基準線の幅
によって決定されることになり、一定間隔で複数の画像
データを配置することが容易に可能となる。なお、図9
においては、図示を簡潔にするために各画像データに付
加した基準線に対する符号の表示を省略している。
【0045】なお、上述した例では、各画像データに付
加される基準線の幅を一律に設定していたが、例えばモ
ニタ画面の水平方向に平行な2本の基準線と、モニタ画
面の垂直方向に平行な2本の基準線との太さを、それぞ
れ個別に設定できるようにしても良い。
【0046】このように、本実施形態においては、ユー
ザによって指定された画像データを表示する際に、その
画像データに付加する基準線の幅を設定可能とし、この
基準線同士が一致するように複数の画像データが配置さ
れるので、各画像データの間隔を等間隔で配置すること
が極めて容易となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の画像データを記憶した記憶装置から、使用者によ
って指定された画像データを読み出してモニタに表示す
る際に、当該画像データの表示領域の境界線に沿って延
出する直線を、基準線として前記画像データと共に前記
モニタに表示し、表示された画像データを前記使用者の
指示に基づいて移動させる際、該画像データの移動に追
従して前記基準線を移動させるようにしたので、この基
準線を目安に各画像データの配置を行うことにより、従
来のように、グリッドに影響されることなく、容易に複
数の画像データをバランスよく配置することができると
いう効果を奏する。
【0048】また、上述した基準線の位置を、使用者が
指定する位置に変更するので、画像データ領域の境界線
に左右されず、配置する画像データ内に描画された特定
の位置を基準とした配置が可能となり、外見的にバラン
スの良いレイアウトを容易に行うことができるという効
果を奏する。
【0049】さらに、使用者によって指定された画像デ
ータを表示する際に、その画像データに付加する基準線
の幅を使用者によって設定された幅に変更するので、複
数の画像データの配置間隔を等間隔にすることが極めて
容易となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態の画像レイアウト装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同画像レイアウト装置における処理手順を示
すフローチャートである。
【図3】 同画像レイアウト装置の処理手順のうち、レ
イアウト処理についての処理手順を示すフローチャート
である。
【図4】 同画像レイアウト装置において、モニタに最
初の画像データが表示された時の状態を説明するための
説明図である。
【図5】 同画像レイアウト装置において、モニタに2
つ目の画像データが表示された時の状態を説明するため
の説明図である。
【図6】 同画像レイアウト装置において、レイアウト
作業中の状態を説明するための説明図である。
【図7】 同画像レイアウト装置において、表示した画
像データに付加された基準線を移動させた時の状態を説
明するための説明図である。
【図8】 同画像レイアウト装置において、表示した画
像データの基準線の幅を変化させた時の状態を説明する
ための説明図である。
【図9】 同画像レイアウト装置において、表示した画
像データの基準線の幅を変化させてレイアウトを行った
時の状態を説明するための説明図である。
【図10】 従来の画像レイアウト装置によるレイアウ
ト作業を説明するための説明図である。
【図11】 従来の画像レイアウト装置において、グリ
ッドを基準とせずに画像データの配置を行う場合につい
て説明するための説明図である。
【図12】 従来の画像レイアウト装置において、グリ
ッドと画像データの境界線を基準としてレイアウトを行
った場合に生じる問題点を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1 記憶装置 2 キーボード 3 マウス 4 モニタ 4a モニタ画面 5 レイアウト処理装置 6 プリンタ 10,11,12 画像データ 20a〜20d,21a〜21d,22a〜22d,2
3a〜23d,22b’,23b’ 基準線 30 基準線幅設定用ウィンドウ 31 数値入力フィールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/377 G09G 5/36 520L Fターム(参考) 5B009 NC01 NC06 NG03 NG05 5B050 AA10 BA06 BA15 CA07 EA12 EA19 EA20 FA02 FA03 FA08 FA15 5C082 AA32 BA12 BB15 BB42 BB44 CA52 CA55 CA62 CB05 DA22 DA73 DA86 MM09 MM10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データを記憶した記憶装置か
    ら、使用者によって指定された画像データを読み出して
    モニタに表示し、表示した画像データを前記使用者の指
    示に基づいて移動,配置することによって、紙面に印刷
    する画像のレイアウトを行う画像レイアウト装置におい
    て、 前記記憶装置から画像データを読み出し、前記モニタに
    表示する際に、当該画像データの表示領域の境界線に沿
    って延出する直線を、基準線として前記画像データと共
    に前記モニタに表示する基準線表示手段と、 前記モニタに表示された画像データを前記使用者の指示
    に基づいて移動させる際、該画像データの移動に追従し
    て前記基準線を移動させる基準線移動手段とを具備する
    こと特徴とする画像レイアウト装置。
  2. 【請求項2】 前記基準表示手段によって表示された基
    準線の位置を、前記使用者が指定する位置に変更する基
    準線位置変更手段を具備することを特徴とする請求項1
    に記載の画像レイアウト装置。
  3. 【請求項3】 前記基準表示手段によって表示された基
    準線の幅を、前記使用者によって指定された幅に変更す
    る基準線幅変更手段を具備することを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像レイアウト装置。
JP2001287084A 2001-09-20 2001-09-20 画像レイアウト装置 Pending JP2003099794A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11880919B2 (en) 2020-03-19 2024-01-23 Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd. Sticker processing method and apparatus

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