JPH0864992A - チップ部品供給装置 - Google Patents
チップ部品供給装置Info
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- JPH0864992A JPH0864992A JP7003252A JP325295A JPH0864992A JP H0864992 A JPH0864992 A JP H0864992A JP 7003252 A JP7003252 A JP 7003252A JP 325295 A JP325295 A JP 325295A JP H0864992 A JPH0864992 A JP H0864992A
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Abstract
着装置に付随して使用されるチップ部品供給装置に関
し、安定したチップ部品の供給を行うことが可能なチッ
プ部品供給装置を提供することを目的とする。 【構成】 第2の収納箱2の下面に挿通した取り出しス
ライダー3をレバー4,17を介して上下に摺動するこ
とによりチップ部品1を内部に落とし込み、連通穴5a
を通してベルト7まで落とし込み、このチップ部品1は
ベルト7により間欠搬送され、ストッパー12により停
止し、停止状態でストッパー12が開放されて真空ノズ
ル55により取り出される構成とすることにより、チッ
プ部品1を確実に1個ずつ供給することが可能になる。
Description
子部品を装着する際に使用される電子部品装着装置に付
随して使用され、チップ部品を個々に順次供給するチッ
プ部品供給装置に関するものである。
チップ形の電子部品(以下、チップ部品と呼ぶ)1a〜
1c(以下、1とする)を、ばらばらの状態で電子部品
装着装置(図示せず)に整列供給する際に、図31のよ
うなチップ部品供給装置が使用されていた。この図31
に示すチップ部品供給装置では、チップ部品1が収納箱
47にばら状態で収納されており、部品取り出し管48
を収納箱47内に差し込み、部品取り出し管48を上下
に往復運動させることにより部品搬送管50内にチップ
部品1を落とし込んで整列させる。落とし込んだチップ
部品1は、部品搬送管50の終端の下部に配設されたベ
ルト52上に供給され、このベルト52の上面側に配設
されたカバー53でガイドされながら図中矢印B方向に
順次搬送される。ベルト52の先端部まで搬送されたチ
ップ部品1はストッパー57に当たり定位置に停止す
る。
装着装置により矢印A方向に駆動することによりレバー
49b,49cを介して部品取り出し管48が収納箱4
7内を上下に往復運動してチップ部品1を取り出すと共
に、連結片56aを介してラチェット55、ラチェット
ホイール51が間欠回転してベルト52を移送し、さら
に連結片56bを介してストッパー57を移動させるよ
うな関係に構成されており、上記の動作を1サイクルと
して順次チップ部品1を取り出すようにしていた。
な従来のチップ部品供給装置では、収納箱47内から部
品取り出し管48でチップ部品1を取り出す時、チップ
部品の断面が図30(a)の円形、同(c)の正方形の
チップ部品1に対しては、図32(a)、(c)で示す
ようにチップ部品1の方向性に影響を受けず360°回
転しても供給ができ、また部品搬送管50もチップ部品
1の断面形状の2倍まで径を大きくでき、整列供給量も
十分に確保できるが、チップ部品1の断面が図30
(b)の長方形のチップ部品1に対しては、部品搬送管
50を単純に径を大きくすると図32(b)で示すよう
にチップ部品1が2個入り、整列供給ができないという
課題を有していた。
ものであり、断面が長方形のチップ部品に対しても確実
に、かつ高速で整列供給量を十分に確保できるチップ部
品供給装置を提供しようとするものである。
に本発明のチップ部品供給装置は、ばら状態のチップ部
品を収納する収納部と、この収納部の下部に連通して設
けられ上記収納部内のチップ部品を搬送する矩形断面の
連通穴を備えた第1の搬送部と、一端が上記収納部内を
摺動することにより上記第1の搬送部に順次チップ部品
を落とし込むように第1の搬送部に摺動自在に取り付け
られた取り出しスライダーと、上記第1の搬送部の終端
に設けられ第1の搬送部から順次排出されるチップ部品
を搬送する第2の搬送部と、この第2の搬送部の終端に
設けられ順次搬送されるチップ部品を位置決めしてから
1個ずつ分離して取り出す取り出し部と、これらを同期
して駆動させるレバーからなる構成としたものである。
あっても第1の搬送部に設けた矩形断面の連通穴に順次
チップ部品を落とし込み、上記連通穴にチップ部品が詰
まることもなく効率良くチップ部品を供給することがで
きる。
を用いて説明する。
の構成を示す斜視図、図2はチップ部品を取り出す状態
を示した同要部正面図、図3は取り出しスライダー近傍
の斜視図、図4は収納部の下部に設けられた第1の搬送
部の近傍の要部斜視図、図5は取り出しスライダーの斜
視図、図6は、図1のD−D断面図である。
箱45にばら状態で収納されており、この第1の収納箱
45は第2の収納箱2上に結合されているが、シャッタ
ー(図示せず)を開くことにより第2の収納箱2に第1
の収納箱45のチップ部品1が落下し、ばら状態で収納
される。この第1の収納箱45と第2の収納箱2は、内
部がチップ部品1の長さの3倍以上の幅が確保されてい
る。取り出しスライダー3は第2の収納箱2内に下方よ
り差し込まれ、上下に往復する摺動運動をさせることに
より第1の搬送部5に設けた連通穴5aにチップ部品1
を落とし込むように構成されている。連通穴5aに落と
し込まれたチップ部品1は、この終端の下部に配設され
た第2の搬送部となるベルト7上に供給され、このベル
ト7上面側に配設されたカバー8でガイドされながら矢
印A方向に順次搬送される。カバー8でチップ部品1を
ガイドする際、チップ部品1の厚みの1/2以上もしく
は全部をガイドするのが望ましい。ベルト7の先端部ま
で搬送されたチップ部品1はストッパー12に当たり定
位置に停止する。
品供給装置について以下、その動作を説明する。レバー
4を電子部品装着装置(図示せず)で矢印B方向に駆動
することにより、レバー17を介して取り出しスライダ
ー3が上下に往復運動し、取り出しスライダー3に形成
された溝に入ったチップ部品1は連通穴5aに送られ
る。なお、この時取り出しスライダー3は設定された移
動区間の上端から下端へ下降し再び上端へ上昇するよう
に設定しているがレバー4とレバー17の係合関係を逆
にして、下端から上端に上昇し再び下端に下降するよう
に設定しても良い。
とにより、連結片11を介してラチェット10、ラチェ
ットホイール9が間欠回転してベルト7を移送し、チッ
プ部品1を矢印A方向へ順次搬送する。さらに連結片1
1、ラチェット10を介してストッパー12を矢印C方
向に移動させるような関係に構成されており、ストッパ
ー12とチップ部品1の間に隙間を形成し、電子部品装
着装置の真空ノズル55で1個ずつ分離して供給するよ
うになっている。上記の動作を1サイクルとして順次チ
ップ部品1を取り出すようにしている。
の搬送部5の連通穴5aの上端部に設けたすくい部であ
り、このすくい部6でチップ部品1を引っ掛けて連通穴
5aに落とし込むために一段高くした構成にしている。
13は本体、14はガイド板であり、このガイド板14
は本体13と一体構造で構成しても良い。
取り出す場合、図3では取り出しスライダー3と第2の
収納箱2の壁面を用いてチップ部品1を取り出すための
溝を形成しているが、図5に示すように取り出しスライ
ダー3のみに溝3aを形成してもよい。また、溝3aの
形状はチップ部品1の形状により、円形、半円形状等で
もよい。
内壁の端面にはアール部15(面取りでもよい)を設
け、チップ部品1がロックしないようになっている。
ために、図7に示すように取り出しスライダー3の溝を
形成した側とは反対側の角部に面取り部3b(アールで
もよい)を形成して取り出しスライダー3が上昇したと
き第2の収納箱2の最下面に位置しているチップ部品1
との噛み合いによるロックを防止するようにすることが
好ましい。
について図面を用いて説明する。
形状のみが上記実施例1と異なり、それ以外は実施例1
と同じであるため、異なる部分のみを図8、図9を用い
て説明する。
を示した斜視図であり、図8において16は先端部のチ
ップ部品1と当接する部分に傾斜面16aを設けた取り
出しスライダーである。図9はこの取り出しスライダー
16を中心とする要部正面図であり、図9においてこの
取り出しスライダー16以外は上記実施例1の図2と同
じであるため、同符号を付与して説明は省略する。
より取り出しスライダー16が上方に摺動すると、第2
の収納箱2内のチップ部品1が押し上げられる。次に、
取り出しスライダー16が下方に摺動すると、チップ部
品1は落下して取り出しスライダー16に形成された溝
に入るが、この際、取り出しスライダー16の先端形状
を図8に示すように傾斜面16aを設けることにより溝
の開口面積が大きくなることから溝に案内されるチップ
部品1の数が多くなり、このためチップ部品1の供給量
を増し、より高速供給を行うことが可能になるものであ
る。
について図面を用いて説明する。
状と第2の収納箱のみが上記実施例1と異なり、それ以
外は実施例1と同じであるため、異なる部分のみを図1
0、図11を用いて説明する。
図であり、取り出しスライダーが所定の移動間隔の最上
端に位置した状態を示している。図11は図10の取り
出しスライダーが所定の移動間隔の最下端に位置した状
態を示している。
ップ部品1と当接する部分の厚みを薄肉にして舌片状に
した取り出しスライダーであり、この取り出しスライダ
ー18の先端部の厚みはチップ部品1の厚みの2倍以下
に設定されている。また、取り出しスライダー18が摺
動し、一番下降した状態(図11)で取り出しスライダ
ー18の先端位置は第2の収納箱2aの最下面19より
下方にくるように設定され、かつ、取り出しスライダー
18の先端薄肉部は第2の収納箱2aの内壁と僅かの隙
間が形成されるように構成されている。
品供給装置について、以下、その動作を説明する。取り
出しスライダー18が上記実施例1で説明した動作で摺
動し、図10のようにチップ部品1は取り出しスライダ
ー18により押し出されて上昇した後、図11のように
落下してくるが、このとき取り出しスライダー18の先
端位置は図11に示すように第2の収納箱2aの最下面
19より下方にある。このため、多数落下してきたチッ
プ部品1のうち、立ったり、2個以上固まって落ちてき
たものは第2の収納箱2aの最下面19で引っ掛かり、
横になって落ちてきたものだけが取り出しスライダー1
8の溝から取り出されることになる。
ー18の溝に入りやすい状態のチップ部品1を選別でき
るので第2の収納箱2aの最下面19を通過するチップ
部品1は少なくなるが、姿勢を変えるための空間的自由
度が大きくなり、このために取り出しスライダー18の
先端部の厚みを薄肉にしない場合に比べ、特に長方形断
面のチップ部品1の供給量を増加させることができる。
9より取り出しスライダー18の先端位置が下方にある
ように設定した場合、チップ部品1が第2の収納箱2a
の内壁を傾斜、下降してきてこの隙間に噛み込むように
入り込んで詰まりが発生してしまうことが考えられる
が、このような場合には、取り出しスライダー18の先
端位置が図12に示すように第2の収納箱2aの最下面
19と面一になるように設定すればこのような詰まりを
防止することができ、詰まったチップ部品1を無理やり
取り出しスライダー18で突き上げてチップ部品1を破
損させることが無くなることになり、特にこの構成のも
のは円形や正方形のチップ部品1の供給に有効になるも
のである。
について図面を用いて説明する。
当接する第1の搬送部の形状のみが上記実施例1と異な
り、それ以外は実施例1と同じであるため、異なる部分
のみを図13、図14、図15、図16を用いて説明す
る。
送部近傍を示した要部断面正面図であり、図13は取り
出しスライダー18が摺動区間の最上端の位置にある状
態を示し、図14は取り出しスライダー18が摺動区間
の最下端の位置にある状態を示したものである。また、
図15、図16はそれぞれ上記図13、図14の矢印E
方向から見た状態の矢視図であり、取り出しスライダー
18は上記実施例3で説明した形状のもので説明する。
18は取り出しスライダーであり、1はチップ部品、2
aは第2の収納箱、20は第1の搬送部5Aの摺動面に
形成された突起であり、その先端は図16に示すように
取り出しスライダー18が最下点にある時、取り出しス
ライダー18の面取り部21より上方にくるように設定
されている。
説明した動きで摺動すると取り出しスライダー18の溝
にチップ部品1が順次落ち込むが、図15に示すように
極めて稀にではあるが取り出しスライダー18の面取り
部21内で詰まる場合がある。しかしながら本実施例に
よるチップ部品供給装置では、図14に示すように取り
出しスライダー18が下方に摺動すると、図16に示す
ように突起20にチップ部品1が引っ掛かり押し出され
る。また、突起20の上端が取り出しスライダー18の
面取り部21より上方に設定されているので、面取り部
21と突起20に引っ掛かったチップ部品1の間に隙間
ができ、取り出しスライダー18が再び上昇する時チッ
プ部品1は衝撃を受けロック状態は解除されることにな
る。
り、ロック状態の解除が早くなり、供給量を増大するこ
とができる。
aの下部の取り出しスライダー18の上部の溝に対応す
る位置にも突起20aを設けることによりさらにチップ
部品1の詰まりを無くすることができる。
により第2の収納箱2aの上部から下降してくるチップ
部品1がこの突起20aで方向性を制御され、取り出し
スライダー18の溝に着実に入り込む姿勢に矯正される
ことになり、上述の詰まりを防止できることになる。
について図面を用いて説明する。
代わりに取り出しスライダーユニットを用いることのみ
が上記実施例1と異なるため、異なる部分のみを図1
8、図19、図20を用いて説明する。
ーユニット22の斜視図である。図18、図19、図2
0において23は本体部、24はベース部、25は圧縮
バネである。
しスライダーユニット22が上方から下方に摺動すると
本体部23が移動間隔の最下点に達するまでにベース部
24が第1の搬送部5に当たり動きを止める。本体部2
3は圧縮バネ25を圧縮しながらさらに下降して、本体
部23とベース部24とで構成された隙間26が上方に
開放され、溝に落ち込まなかったチップ部品1は飛び出
して取り出しスライダーユニット22より排出されるこ
とになる。そして取り出しスライダーユニット22が下
方から上方に移動し停止している時にチップ部品1が落
下して取り出しスライダーユニット22内に形成された
溝に落ち込むことになる。
ット22を構成することにより、取り出しスライダーユ
ニット22内で詰まったチップ部品1を排出しやすくす
ることができ、供給量を増加することができる。
について図面を用いて説明する。
の上端部に設けたすくい部のみが上記実施例1と異なる
ため、異なる部分のみを図10、図21、図22、図2
3、図24を用いて説明する。
くい部27、上すくい部27aである。図22において
28は取り出しスライダーである。
上記実施例で説明した動きで摺動すると取り出しスライ
ダー18の溝にチップ部品1が順次落ち込むが、極めて
稀にではあるがチップ部品1がすくい部6で詰まる場合
がある。しかしながら本実施例によるチップ部品供給装
置では、図24に示すように取り出しスライダー28の
溝に落ち込んだチップ部品1を上すくい部27aに沿っ
て、保持しながらすくい部27に搬送し連通穴5aに導
くことにより、すくい部27でチップ部品1が詰まるこ
とがなくなる。このように上すくい部27aを設けるこ
とにより詰まりが無くなり供給量を増大することができ
る。
について図面を用いて説明する。
駆動するレバーのみが上記実施例1と異なるため、異な
る部分のみを図25を用いて説明する。
4はレバー、29a,29bは中間レバー、30aは中
間レバー29a,29b間に取り付けられた引張バネ、
31は中間レバー29bの最下点を決めるためのストッ
パー、32はピン、30bは中間レバー29bとピン3
2の間に取り付けられた引張バネ、33は中間レバー2
9bに取り付けられたピンであり、ストッパー31とピ
ン32はガイド板14(図示せず)に固定されている。
品供給装置について以下、その動作を説明する。取り出
しスライダー3を摺動させるために、電子部品装着装置
がレバー4を下方(図中矢印F1方向)へ駆動すると、
レバー4と連接している中間レバー29aと引張バネ3
0aによって中間レバー29bが駆動され、中間レバー
29bと係合している取り出しスライダー3を下降させ
る(図中矢印F2方向)。中間レバー29bはストッパ
ー31によってあらかじめ最下点が設定されており、そ
れ以上に中間レバー29bを下げようとする力が加わっ
ても引張バネ30aが伸びることで中間レバー29bへ
力を伝えないようになっている。そしてレバー4が上方
の元の位置に戻ろうとすると、引張バネ30bの復元力
によって中間レバー29aを下降させ、さらにピン33
で中間レバー29bを押すことで取り出しスライダー3
は元の位置まで戻る。
bによって取り出しスライダー3を摺動することによっ
て、取り出しスライダー3に余分な力が加わっても引張
バネ30a,30bが吸収し、チップ部品1を破損させ
ることなく駆動することができる。
について図面を用いて説明する。
設けられたチップ部品の取り出し部のみが上記実施例1
と異なるため、異なる部分のみを図26に用いて説明す
る。
ッター、35はこのシャッター34に設けたカム面、3
6はストッパー、37はこのストッパー36に取り付け
られたローラー、38は上記カバー8とストッパー36
に取り付けられた引張バネである。
シャッター34に設けたカム面35でストッパー36に
取り付けたローラー37を押してストッパー36を矢印
K2方向へ開き、チップ部品1を電子部品装着装置の真
空ノズル(図示せず)で吸着して取り出す。さらに、シ
ャッター34が矢印L1方向に動くとカバー8とストッ
パー36に取り付けられた引張バネ38の復元力でスト
ッパー36は矢印L2方向へ動いて元の位置にもどる。
により、カム面を変化させることでいろいろな種類のチ
ップ部品にも対応でき、しかも高速化をも実現すること
ができる。
について図面を用いて説明する。
けた本実施例によるチップ部品供給装置を電子部品装着
装置に搭載した場合の正面図、図28は図27の平面図
である。
供給装置、40はチップ部品供給装置の上部に設けた連
結片、45は第1の収納箱、41は電子部品装着装置の
部品供給テーブル、42は部品供給テーブル41に固定
されたプレートであり、これにバー43が固定されてい
る。また、バー43には上記チップ部品供給装置39に
設けた連結片40に嵌め合わされる複数の凹部44が設
けられている。
品供給装置について以下、その動作を説明する。部品供
給テーブル41上にはチップ部品供給装置39が複数個
(通常150個程度)搭載され、NC制御により部品供
給テーブル41が矢印J方向に移動し、使用すべきチッ
プ部品供給装置39を選択するようになっているが、部
品供給テーブル41の移動時の加減速によりチップ部品
供給装置39が揺れて第1の収納箱45の中のチップ部
品1が跳びはねて変色するという課題があったが、本実
施例ではチップ部品供給装置39の上部に設けられた連
結片40を、部品供給テーブル41にプレート42を介
して取り付けられたバー43の凹部44に嵌め合わすこ
とにより振動を止めるような構造にしているので、ばら
状態で第1の収納箱45内に収納されているチップ部品
の品質は確保され、信頼性の高いチップ部品供給装置を
実現することができるものである。
ブル41に搭載するチップ部品供給装置39に第1の収
納箱45を保持するホルダー46を設けることでその効
果をさらに増大させることができるものである。
給装置は、チップ部品の断面形状が長方形のチップ部品
に対しても、断面矩形状の連通穴を備えた第1の搬送部
により、確実でより高速にチップ部品を整列供給できる
ばかりでなく、断面形状が円形、正方形のチップ部品に
対してもより効率のよい供給を行うことができ、その効
果は大なるものである。
部と第1、第2の搬送部を1組として1台の同装置に組
み込んだ構成としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、上記第1、第2の収納部と第1、第2の搬送
部を1組としたものを2組分準備し、これを1台の同装
置に組み込むことも可能なものであることは言うまでも
ない。
置の構成を示す斜視図
ーの斜視図
位置の要部正面断面図
の最下面と面一とした要部正面断面図
位置の要部正面断面図
ットの斜視図
図
子部品装着装置に搭載した場合の正面図
供給装置の斜視図
図
関係を示す断面図
Claims (13)
- 【請求項1】 ばら状態のチップ部品を収納する収納部
と、この収納部の下部に連通して設けられ断面形状が矩
形の連通穴を備えて上記収納部内のチップ部品を搬送す
る第1の搬送部と、一端が上記収納部内を摺動すること
により上記第1の搬送部に順次チップ部品を落とし込む
ように第1の搬送部に摺動自在に取り付けられた取り出
しスライダーと、上記第1の搬送部の終端に設けられ第
1の搬送部から順次排出されるチップ部品を搬送する第
2の搬送部と、この第2の搬送部の終端に設けられ順次
搬送されるチップ部品を位置決めしてから1個ずつ分離
して取り出す取り出し部と、これらを同期して駆動させ
るレバー機構からなるチップ部品供給装置。 - 【請求項2】 第1の搬送部に摺動自在に取り付けられ
た取り出しスライダーのチップ部品と接触する先端部に
傾斜面を設けた請求項1記載のチップ部品供給装置。 - 【請求項3】 第1の搬送部に摺動自在に取り付けられ
た取り出しスライダーのチップ部品と接触する先端部を
他の部分よりも厚みを薄くし、舌片状とした請求項1ま
たは請求項2記載のチップ部品供給装置。 - 【請求項4】 第1の搬送部に摺動自在に取り付けられ
た取り出しスライダーが最下点まで摺動した際に、取り
出しスライダーの先端部と収納部内壁との間に所定の隙
間を設けるようにした請求項1〜請求項3いずれか記載
のチップ部品供給装置。 - 【請求項5】 第1の搬送部に摺動自在に取り付けられ
た取り出しスライダーが最下点まで摺動した際に、取り
出しスライダーの先端と収納部内壁の最下部とが面一に
なるように構成した請求項1〜請求項4いずれか記載の
チップ部品供給装置。 - 【請求項6】 第1の搬送部に摺動自在に取り付けられ
た取り出しスライダーの先端部の摺動位置に対応する第
1の搬送部または収納部の内壁にチップ部品のロックを
防止する突起または突条部を設けた請求項1〜請求項5
いずれか記載のチップ部品供給装置。 - 【請求項7】 取り出しスライダーのチップ部品を落と
し込む溝を設けた側と反対側の角部に面取りあるいはア
ールを設けた請求項1〜請求項6いずれか記載のチップ
部品供給装置。 - 【請求項8】 取り出しスライダーが第1の搬送部に取
り付けられて駆動するベース部と、このベース部に装着
されたバネにより一端に付勢された状態で上記ベース部
上を摺動する本体部により構成されたものである請求項
1〜請求項7いずれか記載のチップ部品供給装置。 - 【請求項9】 第1の搬送部の連通穴として、正方形に
近いチップ部品の対角線寸法より大きくし、この連通穴
をチップ部品が走行する際に接触する側にチップ部品の
一面に沿う平面部を形成した請求項1〜請求項8いずれ
か記載のチップ部品供給装置。 - 【請求項10】 第1の搬送部の連通穴の上端のすくい
部の先端の一部をさらに上方に突出させ、この一部の突
出部を取り出しスライダーのチップ部品を落とし込む溝
の一部に形成したさらに深いガイド溝内にはめ込んでな
る請求項1〜請求項9いずれか記載のチップ部品供給装
置。 - 【請求項11】 取り出しスライダーを摺動させるため
に、電子部品装着装置によって駆動されるレバーの一端
に第1の中間レバーを係合させ、この第1の中間レバー
にバネによって連動するように係合された第2の中間レ
バーの他端を取り出しスライダーに連結した請求項1〜
請求項10いずれか記載のチップ部品供給装置。 - 【請求項12】 第2の搬送部の終端に設けた取り出し
部として、チップ部品を保持するベルトとカバーからな
る第2の搬送部の終端にレバーによってシャッターを移
動させてストッパーによって位置決めされたベルト上の
チップ部品を表出させるに当たり、上記シャッターの移
動方向の面に傾斜部を設け、この傾斜部によりストッパ
ーに設けたローラーまたは突出部を押圧してストッパー
の先端をベルト上から逃がすように回動させるように構
成した請求項1〜請求項11いずれか記載のチップ部品
供給装置。 - 【請求項13】 部品供給テーブルに同装置を隣接して
配設した際に同装置どうしを連結するための連結片ある
いは凸部を本体部分の上部に設けた請求項1〜請求項1
2いずれか記載のチップ部品供給装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00325295A JP3663651B2 (ja) | 1994-06-15 | 1995-01-12 | チップ部品供給装置 |
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