JPH087676Y2 - チップ状回路部品供給装置 - Google Patents
チップ状回路部品供給装置Info
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- JPH087676Y2 JPH087676Y2 JP1991040308U JP4030891U JPH087676Y2 JP H087676 Y2 JPH087676 Y2 JP H087676Y2 JP 1991040308 U JP1991040308 U JP 1991040308U JP 4030891 U JP4030891 U JP 4030891U JP H087676 Y2 JPH087676 Y2 JP H087676Y2
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- Japan
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- chip
- discharge pipe
- slider
- shaped circuit
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホッパにバルク状に収
納されたチップ状回路部品を一列に取り出して供給する
装置に関する。
納されたチップ状回路部品を一列に取り出して供給する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の部品供給装置は、
図4に示されたように、ベース部材38とそこから起立
した筒体41とでホッパ1が形成されると共に、ベース
部材38の底面に漏斗状の勾配が形成され、この底部中
央に開設された貫通孔から部品排出パイプ49の上端部
が上下にスライド自在に挿入されている。この部品排出
パイプ49の上端は、斜に開口している。前記ベース部
材38の底から突設されたスライド部材37がフレーム
35に固定されたガイド部材36の凹部にスライド自在
に嵌合し、これにより、ホッパ1が上下にスライド自在
に案内され、この状態で駆動機構(図示せず)により上
下に往復動される。
図4に示されたように、ベース部材38とそこから起立
した筒体41とでホッパ1が形成されると共に、ベース
部材38の底面に漏斗状の勾配が形成され、この底部中
央に開設された貫通孔から部品排出パイプ49の上端部
が上下にスライド自在に挿入されている。この部品排出
パイプ49の上端は、斜に開口している。前記ベース部
材38の底から突設されたスライド部材37がフレーム
35に固定されたガイド部材36の凹部にスライド自在
に嵌合し、これにより、ホッパ1が上下にスライド自在
に案内され、この状態で駆動機構(図示せず)により上
下に往復動される。
【0003】このように、ホッパ1が上下に駆動される
ことにより、部品排出パイプ49の上端がホッパ1の中
で相対的に上下に往復運動する。そして、部品排出パイ
プ49の上端がベース部材38の底から上がったところ
でホッパ1の中の部品a、a…が突き崩され、部品排出
パイプ49の上端が上下することによりその開口部から
チップ状回路部品aが一つず部品排出パイプ49の中に
入る。このようにして、部品排出パイプ49の中に入っ
たチップ状回路部品aは、一列に並んで下方へ順次送ら
れる。この部品排出パイプ49の下端には、パイプ状の
部品搬送路10、10…へチップ状回路部品aを1つず
つ逃がす部品収納孔55を有するスライダ54が設けら
れている。これが矢印で示すように往復し、前記通孔が
部品搬送路10の上に位置したところで、通孔55の中
のチップ状回路部品aが、部品搬送路10へ送り出さ
れ、搬送される。
ことにより、部品排出パイプ49の上端がホッパ1の中
で相対的に上下に往復運動する。そして、部品排出パイ
プ49の上端がベース部材38の底から上がったところ
でホッパ1の中の部品a、a…が突き崩され、部品排出
パイプ49の上端が上下することによりその開口部から
チップ状回路部品aが一つず部品排出パイプ49の中に
入る。このようにして、部品排出パイプ49の中に入っ
たチップ状回路部品aは、一列に並んで下方へ順次送ら
れる。この部品排出パイプ49の下端には、パイプ状の
部品搬送路10、10…へチップ状回路部品aを1つず
つ逃がす部品収納孔55を有するスライダ54が設けら
れている。これが矢印で示すように往復し、前記通孔が
部品搬送路10の上に位置したところで、通孔55の中
のチップ状回路部品aが、部品搬送路10へ送り出さ
れ、搬送される。
【0004】
【考案が解決しようとしている課題】このような従来の
チップ状回路部品供給装置においては、スライダ54の
通孔55が2つの部品搬送路10、10の上端と部品排
出パイプ49の下端との間を移動しながら、部品搬送路
10、10にチップ状回路部品aを供給する。しかしこ
のとき、図5に示すように、部品排出パイプ49の最も
下にあるチップ状回路部品aがスライダ54のスライド
に伴って摩擦を受け、傾くことがある。例えば図5は、
部品収納孔55のチップ状回路部品aが部品搬送路10
に送り出された後、空の部品収納孔55が部品排出パイ
プ49の真下に戻って次のチップ状回路部品aを受け入
れるため、スライダ54が矢印の方向にスライドする状
態を示している。このとき、図示のように部品排出パイ
プ49の下端のチップ状回路部品aが傾くと、部品収納
孔55が部品排出パイプ49の真下に戻っても、チップ
状回路部品aの下端が部品収納孔55の開口部からずれ
て、それが部品収納孔55の中に入り込まないという事
態が生じる。そうすると、チップ状回路部品aが破損し
たり、その供給がなされず、回路基板に搭載すべき一部
のチップ状回路部品aが欠品となってしまうという課題
があった。
チップ状回路部品供給装置においては、スライダ54の
通孔55が2つの部品搬送路10、10の上端と部品排
出パイプ49の下端との間を移動しながら、部品搬送路
10、10にチップ状回路部品aを供給する。しかしこ
のとき、図5に示すように、部品排出パイプ49の最も
下にあるチップ状回路部品aがスライダ54のスライド
に伴って摩擦を受け、傾くことがある。例えば図5は、
部品収納孔55のチップ状回路部品aが部品搬送路10
に送り出された後、空の部品収納孔55が部品排出パイ
プ49の真下に戻って次のチップ状回路部品aを受け入
れるため、スライダ54が矢印の方向にスライドする状
態を示している。このとき、図示のように部品排出パイ
プ49の下端のチップ状回路部品aが傾くと、部品収納
孔55が部品排出パイプ49の真下に戻っても、チップ
状回路部品aの下端が部品収納孔55の開口部からずれ
て、それが部品収納孔55の中に入り込まないという事
態が生じる。そうすると、チップ状回路部品aが破損し
たり、その供給がなされず、回路基板に搭載すべき一部
のチップ状回路部品aが欠品となってしまうという課題
があった。
【0005】本考案の目的は、前記従来の問題を解消
し、部品排出パイプの下端のチップ状回路部品がスライ
ダの部品収納孔に確実に収納され、チップ状回路部品が
円滑に供給することができる部品供給装置を提供するこ
とにある。
し、部品排出パイプの下端のチップ状回路部品がスライ
ダの部品収納孔に確実に収納され、チップ状回路部品が
円滑に供給することができる部品供給装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本考案は、前記
目的を達成するため、チップ状回路部品aがバルク状に
収納され、上下動自在に設けられたホッパ1と、該ホッ
パ1の底から同ホッパ1の中に挿入された部品排出パイ
プ49と、該部品排出パイプ49の下側にあって、同パ
イプ49の下端からずれて配置された部品搬送路10
と、該部品搬送路10と部品排出パイプ49との間にあ
って、それらの下端と上端との間を移動する部品収納孔
55が開設されたスライダ54とを有するチップ状回路
部品供給装置において、前記部品排出パイプ49とスラ
イダ54との間に配置され、スライダ54の部品収納孔
55が部品排出パイプ49の真下にあるとき、部品排出
パイプ49とスライダ54との間にあるチップ状回路部
品aの両側に対向させた一対のガイドピン48、48を
備えることを特徴とするチップ状回路部品供給装置を提
供する。
目的を達成するため、チップ状回路部品aがバルク状に
収納され、上下動自在に設けられたホッパ1と、該ホッ
パ1の底から同ホッパ1の中に挿入された部品排出パイ
プ49と、該部品排出パイプ49の下側にあって、同パ
イプ49の下端からずれて配置された部品搬送路10
と、該部品搬送路10と部品排出パイプ49との間にあ
って、それらの下端と上端との間を移動する部品収納孔
55が開設されたスライダ54とを有するチップ状回路
部品供給装置において、前記部品排出パイプ49とスラ
イダ54との間に配置され、スライダ54の部品収納孔
55が部品排出パイプ49の真下にあるとき、部品排出
パイプ49とスライダ54との間にあるチップ状回路部
品aの両側に対向させた一対のガイドピン48、48を
備えることを特徴とするチップ状回路部品供給装置を提
供する。
【0007】
【作用】前記本考案によるチップ状回路部品供給装置で
は、スライダ54の部品収納孔55が部品排出パイプ4
9の真下にあるとき、一対のガイドピン48、48が部
品排出パイプ49とスライダ54との間にあるチップ状
回路部品aの両側に対向して配置されるため、このガイ
ドピン48、48が部品排出パイプ49の下端からスラ
イダ54の部品収納孔55に落し込まれるチップ状回路
部品aを案内する。このため、部品排出パイプ49の下
端とスライダ54の上面との間に多少の間隔があって
も、チップ状回路部品aが確実に部品収納孔55に落し
込まれる。 そして、スライダ54の部品収納孔55に収
納されたチップ状回路部品aを部品搬送路10に送り出
すため、スライダ54が往復しても、スライダ54の部
品収納孔55が部品排出パイプ49の真下に戻ると、一
対のガイドピン48、48が部品排出パイプ49とスラ
イダ54との間にあるチップ状回路部品aの両側に対向
して配置される。このため、スライダ54の移動による
チップ状回路部品aの下端の傾きが修正され、前述のよ
うなガイドピン48、48のガイドにより、部品排出パ
イプ49の下端からスライダ54の部品収納孔55にチ
ップ状回路部品aが確実に落し込まれる。
は、スライダ54の部品収納孔55が部品排出パイプ4
9の真下にあるとき、一対のガイドピン48、48が部
品排出パイプ49とスライダ54との間にあるチップ状
回路部品aの両側に対向して配置されるため、このガイ
ドピン48、48が部品排出パイプ49の下端からスラ
イダ54の部品収納孔55に落し込まれるチップ状回路
部品aを案内する。このため、部品排出パイプ49の下
端とスライダ54の上面との間に多少の間隔があって
も、チップ状回路部品aが確実に部品収納孔55に落し
込まれる。 そして、スライダ54の部品収納孔55に収
納されたチップ状回路部品aを部品搬送路10に送り出
すため、スライダ54が往復しても、スライダ54の部
品収納孔55が部品排出パイプ49の真下に戻ると、一
対のガイドピン48、48が部品排出パイプ49とスラ
イダ54との間にあるチップ状回路部品aの両側に対向
して配置される。このため、スライダ54の移動による
チップ状回路部品aの下端の傾きが修正され、前述のよ
うなガイドピン48、48のガイドにより、部品排出パ
イプ49の下端からスライダ54の部品収納孔55にチ
ップ状回路部品aが確実に落し込まれる。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本考案の実施例
について詳細に説明する。図1で示すように、図示の実
施例の部品供給装置は、既に述べた従来のものと同様
に、ベース部材38から筒体41が起立してホッパ1が
構成されている。ベース部材38の底面には、漏斗状の
勾配が形成され、この底部中央の通孔から部品排出パイ
プ49の上端部が上下にスライド自在に挿入されてい
る。この部品排出パイプ49の上端は、斜に開口してい
る。
について詳細に説明する。図1で示すように、図示の実
施例の部品供給装置は、既に述べた従来のものと同様
に、ベース部材38から筒体41が起立してホッパ1が
構成されている。ベース部材38の底面には、漏斗状の
勾配が形成され、この底部中央の通孔から部品排出パイ
プ49の上端部が上下にスライド自在に挿入されてい
る。この部品排出パイプ49の上端は、斜に開口してい
る。
【0009】前記ベース部材38の底から突設されたス
ライド部材37がフレーム35に固定されたガイド部材
36の凹部にスライド自在に嵌合し、これにより、ホッ
パ1が上下にスライド自在に案内され、この状態で駆動
機構(図示せず)により上下に往復動される。このホッ
パ1の上下動により、部品排出パイプ49の上端がホッ
パ1に対して相対的に上下に往復運動する。部品排出パ
イプ49の上端がホッパ1の底から上がったときに、そ
の中のチップ状回路部品aが突き崩され、さらに下がっ
たときに、部品排出パイプ49の上端からその中にチッ
プ状回路部品aが入り込む。これを繰り返すことで、部
品排出パイプ49の中にチップ状回路部品aが一列に整
列して排出される。
ライド部材37がフレーム35に固定されたガイド部材
36の凹部にスライド自在に嵌合し、これにより、ホッ
パ1が上下にスライド自在に案内され、この状態で駆動
機構(図示せず)により上下に往復動される。このホッ
パ1の上下動により、部品排出パイプ49の上端がホッ
パ1に対して相対的に上下に往復運動する。部品排出パ
イプ49の上端がホッパ1の底から上がったときに、そ
の中のチップ状回路部品aが突き崩され、さらに下がっ
たときに、部品排出パイプ49の上端からその中にチッ
プ状回路部品aが入り込む。これを繰り返すことで、部
品排出パイプ49の中にチップ状回路部品aが一列に整
列して排出される。
【0010】部品排出パイプ49の下端側には、パイプ
状の部品搬送路10、10…へチップ状回路部品aを1
つずつ逃がすエスケープメント機構が設けられている。
すなわち、前記部品排出パイプ49の下端と部品搬送路
10の上端との中心軸が横にずれて配置されている。そ
して、この間で、スライダ54が図1において前後にス
ライドし、これに設けられた部品収納孔55が前記部品
排出パイプ49の下端と部品搬送路10の上端との間を
往復する。これによって、部品排出パイプ49の中で一
列に列んだチップ状回路部品aが、部品搬送路10へ1
つずつ送り出され、搬送される。
状の部品搬送路10、10…へチップ状回路部品aを1
つずつ逃がすエスケープメント機構が設けられている。
すなわち、前記部品排出パイプ49の下端と部品搬送路
10の上端との中心軸が横にずれて配置されている。そ
して、この間で、スライダ54が図1において前後にス
ライドし、これに設けられた部品収納孔55が前記部品
排出パイプ49の下端と部品搬送路10の上端との間を
往復する。これによって、部品排出パイプ49の中で一
列に列んだチップ状回路部品aが、部品搬送路10へ1
つずつ送り出され、搬送される。
【0011】図2と図3に示すように、前記部品排出パ
イプ49の下端とスライダ54との間には、或る程度の
間隙があり、この間に一対のガイドピン48、48が設
けられている。図2(a)、(b)で示すように、部品
収納孔55が部品排出パイプ49の真下にあるとき、こ
のガイドピン48、48が部品収納孔55の開口部の両
側に対向して対称に配置されるよう、これらガイドピン
48、48の一端側が支点44、44で回転自在に枢着
されている。 さらに、これらガイドピン48、48を停
止及び揺動させるピン駆動機構が備えられており、この
ピン駆動機構は、ガイドピン48、48に係装されたバ
ネ45と、これらガイドピン48、48の間に配置され
たストッパ46及び駆動ピン47とからなる。バネ45
は、ガイドピン48、48の支点44、44と反対側の
自由端側を近接させる方向に弾力が付勢されている。ま
た、ストッパ46は、前記バネ45の弾力に抗して、ガ
イドピン48、48の自由端側を所要の間隔で対向配置
させるものである。すなわち、このストッパ46によ
り、ガイドピン48、48の自由端側は、部品排出パイ
プ49の下端から突出し、同パイプ49とスライダ54
との間にあるチップ状回路部品aの両側に対向するよう
停止される。また、駆動ピン47は、 前記スライダ5
4の上にあってそれと共に移動し、同スライダ54の移
動に伴い、同スライダ54が移動した側にある一方のガ
イドピン48の自由端側のみを、前記バネ45の弾力に
抗して同スライダ54が移動した方向に揺動させるもの
である。
イプ49の下端とスライダ54との間には、或る程度の
間隙があり、この間に一対のガイドピン48、48が設
けられている。図2(a)、(b)で示すように、部品
収納孔55が部品排出パイプ49の真下にあるとき、こ
のガイドピン48、48が部品収納孔55の開口部の両
側に対向して対称に配置されるよう、これらガイドピン
48、48の一端側が支点44、44で回転自在に枢着
されている。 さらに、これらガイドピン48、48を停
止及び揺動させるピン駆動機構が備えられており、この
ピン駆動機構は、ガイドピン48、48に係装されたバ
ネ45と、これらガイドピン48、48の間に配置され
たストッパ46及び駆動ピン47とからなる。バネ45
は、ガイドピン48、48の支点44、44と反対側の
自由端側を近接させる方向に弾力が付勢されている。ま
た、ストッパ46は、前記バネ45の弾力に抗して、ガ
イドピン48、48の自由端側を所要の間隔で対向配置
させるものである。すなわち、このストッパ46によ
り、ガイドピン48、48の自由端側は、部品排出パイ
プ49の下端から突出し、同パイプ49とスライダ54
との間にあるチップ状回路部品aの両側に対向するよう
停止される。また、駆動ピン47は、 前記スライダ5
4の上にあってそれと共に移動し、同スライダ54の移
動に伴い、同スライダ54が移動した側にある一方のガ
イドピン48の自由端側のみを、前記バネ45の弾力に
抗して同スライダ54が移動した方向に揺動させるもの
である。
【0012】既に述べた通り、部品収納孔55が部品排
出パイプ49の真下にある図2(a)、(b)で示す状
態では、ガイドピン48、48は、ストッパ46により
その自由端の位置が規制され、部品収納孔55の開口部
の両側に所定の間隔で対向する。この位置では、図2
(a)で示すように、ガイドピン48、48が部品排出
パイプ49から部品収納孔55の中にチップ状回路部品
aが収納されるときのガイドとなり、チップ状回路部品
aが部品排出パイプ49から部品収納孔55の中に確実
に収納される。
出パイプ49の真下にある図2(a)、(b)で示す状
態では、ガイドピン48、48は、ストッパ46により
その自由端の位置が規制され、部品収納孔55の開口部
の両側に所定の間隔で対向する。この位置では、図2
(a)で示すように、ガイドピン48、48が部品排出
パイプ49から部品収納孔55の中にチップ状回路部品
aが収納されるときのガイドとなり、チップ状回路部品
aが部品排出パイプ49から部品収納孔55の中に確実
に収納される。
【0013】この位置から、部品収納孔55の中に収納
されたチップ状回路部品aを部品搬送路10(図1参
照)に分配するため、例えば、スライダ54が右方向に
移動したとき、このスライダ54と共に駆動ピン47も
移動する。このため、図3(a)、(b)で示すよう
に、右側のガイドピン48がバネ45の弾力に抗して右
方向へ押され、支点44を中心に揺動される。そして、
前記部品収納孔55が一方の部品搬送路10の上に移動
し、その中のチップ状回路部品aが部品搬送路10に落
し込まれる。その後スライダ54は、その部品収納孔5
5に次のチップ状回路部品aを受け入れるため、図3
(a)、(b)において矢印で示すようにスライドして
元の位置に戻る。このとき、スライダ54から受ける摩
擦により、チップ状回路部品aの下端が図3(a)にお
いて左方向に傾こうとするが、チップ状回路部品aの下
端は、ガイドピン48に停止され、その傾きが阻止され
る。
されたチップ状回路部品aを部品搬送路10(図1参
照)に分配するため、例えば、スライダ54が右方向に
移動したとき、このスライダ54と共に駆動ピン47も
移動する。このため、図3(a)、(b)で示すよう
に、右側のガイドピン48がバネ45の弾力に抗して右
方向へ押され、支点44を中心に揺動される。そして、
前記部品収納孔55が一方の部品搬送路10の上に移動
し、その中のチップ状回路部品aが部品搬送路10に落
し込まれる。その後スライダ54は、その部品収納孔5
5に次のチップ状回路部品aを受け入れるため、図3
(a)、(b)において矢印で示すようにスライドして
元の位置に戻る。このとき、スライダ54から受ける摩
擦により、チップ状回路部品aの下端が図3(a)にお
いて左方向に傾こうとするが、チップ状回路部品aの下
端は、ガイドピン48に停止され、その傾きが阻止され
る。
【0014】その後、部品収納孔55が部品排出パイプ
49の真下に戻ると、ガイドピン48、48の自由端側
が、図2(a)、(b)で示すように再び部品収納孔5
5の開口部の両側に所定の間隔で対向するので、チップ
状回路部品aの傾きが修正される。さらに、前述と同様
にしてガイドピン48、48の案内により、図2(a)
で示すように、部品排出パイプ49から部品収納孔55
の中に次のチップ状回路部品aが収納される。次いで、
スライダ54が図3(a)、(b)とは反対方向に移動
するが、この時の動作は、前述の動作と同じである。こ
のようにして、スライダ54がスライドすることによ
り、部品排出パイプ49に並んだチップ状回路部品aが
部品搬送路10、10…に順次分配される。
49の真下に戻ると、ガイドピン48、48の自由端側
が、図2(a)、(b)で示すように再び部品収納孔5
5の開口部の両側に所定の間隔で対向するので、チップ
状回路部品aの傾きが修正される。さらに、前述と同様
にしてガイドピン48、48の案内により、図2(a)
で示すように、部品排出パイプ49から部品収納孔55
の中に次のチップ状回路部品aが収納される。次いで、
スライダ54が図3(a)、(b)とは反対方向に移動
するが、この時の動作は、前述の動作と同じである。こ
のようにして、スライダ54がスライドすることによ
り、部品排出パイプ49に並んだチップ状回路部品aが
部品搬送路10、10…に順次分配される。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案では、ガイ
ドピンにより部品排出パイプの下端でのチップ状回路部
品の傾きが修正されると共に、ガイドピンのガイドによ
りチップ状回路部品が部品排出パイプから部品収納孔の
中に確実に収納される。従って、誤動作の発生する確率
の小さな部品供給装置が提供できる。
ドピンにより部品排出パイプの下端でのチップ状回路部
品の傾きが修正されると共に、ガイドピンのガイドによ
りチップ状回路部品が部品排出パイプから部品収納孔の
中に確実に収納される。従って、誤動作の発生する確率
の小さな部品供給装置が提供できる。
【図1】本考案の第一の実施例である部品供給装置の縦
断正面図である。
断正面図である。
【図2】同実施例であるチップ状回路部品供給装置の部
品排出パイプの下端部分を示す要部縦断側面図(a)と
要部平面図(b)である。
品排出パイプの下端部分を示す要部縦断側面図(a)と
要部平面図(b)である。
【図3】同実施例であるチップ状回路部品供給装置の部
品排出パイプの下端部分を示す要部縦断側面図(a)と
要部平面図(b)である。
品排出パイプの下端部分を示す要部縦断側面図(a)と
要部平面図(b)である。
【図4】従来例である部品供給装置の半断面斜視図であ
る。
る。
【図5】同従来例であるチップ状回路部品供給装置の部
品排出パイプの下端部分を示す要部断面図である。
品排出パイプの下端部分を示す要部断面図である。
1 ホッパ 47 駆動ピン 48 ガイドピン 49 部品排出パイプ 54 スライダ 55 部品収納孔 a チップ状回路部品
Claims (1)
- 【請求項1】 チップ状回路部品(a)がバルク状に収
納され、上下動自在に設けられたホッパ(1)と、 該
ホッパ(1)の底から同ホッパ(1)の中に挿入された
部品排出パイプ(49)と、該部品排出パイプ(49)
の下側にあって、同パイプ(49)の下端からずれて配
置された部品搬送路(10)と、該部品搬送路(10)
と部品排出パイプ(49)との間にあって、それらの下
端と上端との間を移動する部品収納孔(55)が開設さ
れたスライダ(54)とを有するチップ状回路部品供給
装置において、 前記部品排出パイプ(49)とスライダ(54)との間
に配置され、スライダ(54)の部品収納孔(55)が
部品排出パイプ(49)の真下にあるとき、部品排出パ
イプ(49)とスライダ(54)との間にあるチップ状
回路部品(a)の両側に対向させた一対のガイドピン
(48)、(48)を備えることを特徴とするチップ状
回路部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991040308U JPH087676Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | チップ状回路部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991040308U JPH087676Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | チップ状回路部品供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04125499U JPH04125499U (ja) | 1992-11-16 |
JPH087676Y2 true JPH087676Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31921401
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1991040308U Expired - Lifetime JPH087676Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | チップ状回路部品供給装置 |
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JP (1) | JPH087676Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0770860B2 (ja) * | 1988-04-23 | 1995-07-31 | 太陽誘電株式会社 | チップ状電子部品マウント方法及びその装置 |
JPH0767969B2 (ja) * | 1988-06-03 | 1995-07-26 | 三菱電機株式会社 | ワーク供給装置 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP1991040308U patent/JPH087676Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH04125499U (ja) | 1992-11-16 |
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