JPH06127678A - ワークの供給装置 - Google Patents

ワークの供給装置

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JPH06127678A
JPH06127678A JP4276943A JP27694392A JPH06127678A JP H06127678 A JPH06127678 A JP H06127678A JP 4276943 A JP4276943 A JP 4276943A JP 27694392 A JP27694392 A JP 27694392A JP H06127678 A JPH06127678 A JP H06127678A
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work
stick
supply
stopper
chute
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JP4276943A
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Taku Konuma
卓 小沼
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワークが供給位置に位置決めされるときに、シ
ュート台から落下することを防止し、また、ワークを回
路基板に挿入するときの挿入ミスを発生しにくくするワ
ークの供給装置を提供する。 【構成】水平面に対して傾斜して配置されたシュート台
34上を、ワークWを自重により滑らせ、シュート台W
の下端に位置する供給位置P1 に供給するワークの供給
装置において、ワークWを、ワークWの供給位置P1
向への移動エネルギーを吸収しながら供給位置P1 に停
止させ位置決めする位置決め機構41を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平面に対して傾斜し
て配置されたシュート台上を、ワークを自重により滑ら
せ、前記シュート台の下端に位置する供給位置に供給す
るワークの供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水平面に対して傾斜されたシ
ュート台上を、ワークの自重により滑らせ、シュート台
の下端の供給位置に供給する電子部品の供給装置が知ら
れている。このような、電子部品の供給装置において
は、従来、図21(a),(b)に示されるように、図
示されない分離手段により分離されたワークWがシュー
ト台上を滑りおち、固定ストッパに衝突して供給位置に
位置決めされる様になされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の供給装置においては、分離手段により分離され
たワークWすなわち電子部品が、そのリードRがストッ
パに突き当たることにより停止し、供給位置に位置決め
される様になされていたため、次のような問題点があっ
た。 (1)ワークWがストッパに衝突した時、図21(c)
に示す様に、ワークWにA点まわりのモーメントMが作
用し、ワークWがシュート台上から落下する供給ミスが
おこる。 (2)ワークWがストッパに衝突するときにリードRに
曲がりが生じ、ワークを回路基板に挿入するときの挿入
ミスが発生する。
【0004】従って、本発明の第1の目的は、ワークが
供給位置に位置決めされるときに、シュート台から落下
することを防止し、また、ワークを回路基板に挿入する
ときの挿入ミスを発生しにくくするワークの供給装置を
提供することである。また、従来の電子部品の供給装置
においては、図22に示される様に、ワークWが搬送さ
れるシュート台上には、このシュート台に対して垂直な
方向に沿って、ワークの検出装置が配置されていた。そ
して、図22(b)に示す様にワークWが検出装置の光
路上に無い場合、ワークWがスティック内に無いと判断
され、この空であると判断されたスティックSがスティ
ック排出機構により取り出され、このスティックSの上
側に積み重ねられていたスティックS′が、ワークWを
供給する位置に下りてきて、新しいワークWがシュート
台上に供給される様になされていた。
【0005】しかしながら、この従来例においては、ワ
ークの検出装置が上記の様に配置されているため、ワー
クWの搬送経路の一点におけるワークの有無しか検出す
ることができなかった。そのため、以下の様な問題点が
あった。 (1)スティック内でワークWがつまっていることを検
出できない。 (2)シュート台とスティック間でワークWがつまって
いることを検出できない。
【0006】上記の(1)と(2)の問題があるため
に、スティック内にワークWが残っているにも拘らず、
スティック排出機構によりスティックを排出してしまう
場合がある。また、図22において、スティックは、紙
面に垂直な方向に複数列並べられており、これらは不図
示の移動手段により紙面に垂直な方向に走査され、所望
のスティックが、ワークWを供給する供給位置(すなわ
ち空スティックを排出する排出位置)に移動される様に
なされている。ところが、上記の様に空スティックSが
スティック排出機構により排出されるとき、ワークの検
出装置とスティック排出機構が紙面に垂直な方向に関し
て同一面上にあった場合には、それらが互いに干渉して
しまう。そのため、ワークの検出装置は、スティック排
出機構とは紙面に垂直な方向にずれた位置に配置されて
おり、所定のスティック内のワークWが無くなったこと
を検出して、スティック排出機構により空スティックを
排出する場合には、まず、目的のスティックを、紙面に
垂直な方向に走査して、ワークの検出装置が配置されて
いる位置まで移動させ、ワークWの有無を検出した後、
再び、そのスティックを紙面に垂直な方向に走査して、
スティック排出機構の位置まで戻し、その位置でスティ
ック排出をするという手順を踏まなければならなかっ
た。
【0007】そのため、スティックは、1個のワークW
を供給する毎に、ワークの検出装置が配置されている位
置と、ワークWを供給する位置との間を移動する必要が
あり、その移動のための時間がかかって、装置のタクト
タイムを長くするという問題点もあった。従って、本発
明の第2の目的は、スティックが空になったことを確実
に検出することを可能とすると共に、装置のタクトタイ
ムを短縮することを可能とするワークの供給装置を提供
することである。
【0008】また、上記の従来例においては、ワークW
の供給は、ワークWの自重による自由落下によって行わ
れていたため、ワークWがスティックの中でつまること
があるという問題点があった。また、スティックからシ
ュート台への乗り移り個所においても、ワークWがつま
ることがあるという問題点があった。従って、本発明の
第3の目的は、ワークがスティック内、及びスティック
からシュート台に乗り移る個所において、ワークがつま
ることを防止できる様なワークの供給装置を提供するこ
とである。
【0009】なお、上記の様なワークの供給装置におい
ては、シュート台の途中において、先頭のワークを次の
ワークと分離するために、ワークの分離機構が備えられ
ている。このワークの分離機構の従来例を示した図が図
23である。図23において、参照番号301は駆動
部、302はロッド303にネジ止め固定されるツメ駆
動部材、304はツメ駆動部材302の凹部に嵌入し、
且つシュート台305上の全ワーク306を押さえるシ
ーソーツメ、307はシーソーツメの回転中心となる回
動軸、308はシーソーツメ304に当接するワーク以
降のワークを押さえるためのワーク押さえ軸、309は
ワーク押さえ軸308がワークを押さえるときに、その
押さえ力を与えるためのバネ、310は分離されたワー
クをピック位置に位置決めするためのストッパを夫々示
している。このような構成により、ワークが1個ずつ分
離される様になされていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のワークの供給装置は、水
平面に対して傾斜して配置されたシュート台上を、ワー
クを自重により滑らせ、前記シュート台の下端に位置す
る供給位置に供給するワークの供給装置において、ワー
クを、ワークの前記供給位置方向への移動エネルギーを
吸収しながら前記供給位置に停止させ位置決めする位置
決め手段を具備することを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わるワークの供給装置
において、前記位置決め手段は、前記供給位置の直前の
一時停止位置でワークを一時停止させた後、前記供給位
置へ位置決めすることを特徴としている。また、この発
明に係わるワークの供給装置において、前記位置決め手
段は、ワークが前記供給位置に達する前にワークに当接
し、前記一時停止位置に一時停止させるための弾性を有
する防振ストッパと、該防振ストッパが固定された移動
部材であって、ワークを前記一時停止位置に停止させた
後に該一時停止位置付近から所定の退避位置へと退避可
能にされた移動部材と、該移動部材が前記退避位置へ退
避した後にワークに当接し、ワークを前記供給位置に位
置決めする固定ストッパと、前記移動部材を前記一時停
止位置付近と前記退避位置との間で移動させるための移
動手段とを備えることを特徴としている。
【0012】また、この発明に係わるワークの供給装置
において、前記移動手段は、前記移動部材を前記退避位
置に向かって付勢する付勢手段と、前記移動部材を前記
付勢手段の付勢力に抗して、前記一時停止位置付近に移
動させる駆動手段とを備えることを特徴としている。ま
た、この発明に係わるワークの供給装置において、前記
駆動手段は電磁石から成ることを特徴としている。
【0013】また、この発明に係わるワークの供給装置
において、前記防振ストッパは、導電ゴムからなること
を特徴としている。また、この発明に係わるワークの供
給装置において、前記移動部材の、前記一時停止位置か
ら前記退避位置への移動量を規制すると共に、前記移動
部材の移動時の横ぶれを規制するストッパを更に具備す
ることを特徴としている。
【0014】また、この発明に係わるワークの供給装置
において、前記位置決め手段は、ワークが前記供給位置
に達する前にワークに当接し、ワークの当接時の衝撃を
緩和する第1弾性部材であって、ワークの自重を支えき
れない程度の弾性係数を有する第1弾性部材と、ワーク
が前記第1弾性部材に当接した後にこのワークに当接
し、前記分離位置にワークを位置決めするストッパと、
該ストッパを弾性的に支えて、ワークと前記ストッパと
の衝突時の衝撃を吸収する第2弾性部材とを備えること
を特徴としている。
【0015】また、この発明に係わるワークの供給装置
において、前記第1弾性部材は板バネからなり、前記第
2弾性部材はコイルバネからなることを特徴としてい
る。また、本発明のワークの供給装置は、複数のスティ
ックを収納したカセットを有し、該カセット内の所定の
スティックから連続的に取り出されたワークを、水平面
に対して傾斜して配置されたシュート台上を、自重によ
り滑らせ、前記シュート台の下端に位置する供給位置に
供給するワークの供給装置において、前記所定のスティ
ックの長手方向の手前側と後側の内の一方側に配置され
た発光手段と、前記所定のスティックの長手方向の手前
側と後側の内の他方側に配置された受光手段とを具備
し、前記発光手段から発せられる光を前記受光手段によ
って受光することにより、前記所定のスティック内にワ
ークが無いことを検出することを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わるワークの供給装置
において、前記所定のスティック内にワークが無いこと
を検出したときに、前記カセットから前記所定のスティ
ックを、その長手方向に沿って抜き出すことにより該ス
ティックを前記カセットから排出する排出手段と、該排
出手段により前記所定のスティックを抜き出すときに、
該スティックと干渉しない様に前記発光手段と前記受光
手段の内の少なくとも一方を、前記所定のスティックの
長手方向と略直交する方向に退避させる退避手段とを更
に具備することを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わるワークの供給装置
において、前記退避手段は、前記所定のスティックの長
手方向と略直交する方向に延出する様に配置されたレー
ルと、該レールに沿って摺動自在に配置されたスライド
部材であって、前記発光手段と受光手段の少なくとも一
方を載置したスライド部材と、該スライド部材を前記レ
ールに沿って進退させるための駆動手段とを備えること
を特徴としている。
【0018】また、本発明のワークの供給装置は、複数
のスティックを備え、所定のスティックからワークを順
次供給するカセットと、前記所定のスティックから連続
的に取り出されたワークを先頭のワークの供給位置の手
前の位置で次のワークと分離する分離手段と、前記ステ
ィック内から前記分離手段までの間でのワークの詰まり
を防止するために、ワークを積極的に振動流出する振動
手段と、該振動手段を動作させるための駆動源であっ
て、前記分離手段が動作すると共に動作する駆動源とを
具備することを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わるワークの供給装置
において、前記所定のスティック内にワークが存在する
か否かを検出する検出手段を更に具備し、該検出手段が
ワークの有無を検出した後に、前記駆動源が動作するこ
とを特徴としている。
【0020】
【作用】以上の様に、この発明に係わるワークの供給装
置は構成されているので、位置決め手段により、ワーク
がシュート台上を滑るエネルギーを吸収しながら供給位
置に位置決めすることにより、ワークがシュート台上か
ら落下したり、ワークとしての電子部品のリード部分が
曲がったりすることを防止することができる。
【0021】また、スティックの長手方向の前後に発光
手段と受光手段を設けることにより、スティックの全長
に渡ってワークの有無を検出することができるので、ス
ティックが空になったことを確実に検出することが可能
となる。また、ワークの有無を検出する検出装置を構成
する発光手段と受光手段の内の一方が、スティックから
退避する様に構成されていることにより、ワークを供給
する位置と同じ位置に検出装置を配置することができる
ので、ワークを供給する位置と、ワークの有無を検出す
る位置の間でスティックを移動させる必要が無くなり、
装置のタクトタイムを短縮することが可能となる。
【0022】また、分離手段と共に動作する振動手段に
よってスティックを振動させることにより、スティック
内、及びスティックからシュート台にワークが乗り移る
個所において、ワークがつまることを防止することがで
きる。
【0023】
【実施例】以下に、この発明に係わるワークの供給装置
をターレット式実装機に適用した実施例について、添付
図面を参照して詳細に説明する。図1は、第1の実施例
のワークの供給装置を適用したターレット式実装機10
の全体構成を示した斜視図である。
【0024】ターレット式実装機10は、図1に示すよ
うに、大別して、例えば、10形状30部品の電子部品
(以下、単にワークと呼ぶ)Wを収納して供給する部品
収納・供給機構12と、この部品収納・供給機構12に
おける所望のワークWを、部品取り出し位置(ピックア
ップ位置)α1 、及び空スティック排出位置α3 まで矢
印Aで示す方向に沿って移動させる第1の移動機構14
と、ワークWが装着(実装)される回路基板16が固定
される支持台18と、この支持台18に接続され、この
支持台18上に固定された回路基板16の所望の被挿入
位置を、所定の挿入位置(インサート位置)α2 の直下
方に移動させる第2の移動機構20と、ピックアップ位
置α1 にある所望のワークWを取り出して、インサート
位置α2まで搬送し、支持台18上の回路基板16の被
挿入位置に装着させるターレットテーブル機構22と、
部品収納・供給機構12の後方に配置され、空になった
スティックを排出するための空スティック排出機構42
とを備えている。
【0025】上述した部品収納・供給機構12は、10
形状30部品のワークWを、所定個数毎にスティックS
に収納した状態で、各部品毎のスティックSを積み重ね
た状態で備えたワーク供給ユニット24を、夫々、矢印
Aで示す方向に沿って一列状に配列した状態で備えてお
り、第1の移動機構14は、各ワーク供給ユニット24
を、ピックアップ位置α1 及び空スティック排出位置α
3 を通り、上述したA方向に沿う直線上を往復動させる
ように構成されている。即ち、この部品収納・供給機構
12においては、この第1の移動機構14により、所望
の部品種類のワークWがピックアップ位置α1 に選択的
にもたらされることになる。
【0026】ここで、この実装機10における部品収納
・供給機構12について、図2乃至図7を参照して説明
する。部品収納・供給機構12は、図1、及び部品収納
・供給機構12を側面から見た断面図である図2及び図
3に示すように、水平面に対して所定角度だけ傾斜して
前後に配設され、各々が矢印Aで示す方向に沿って延出
するように取り付けられた架台26を、基台27上に固
定した状態で備えている。各架台26上には、矢印A方
向に沿って延出するガイドレール28が固定されてい
る。各ガイドレール28には、矢印Aで示す方向に沿っ
て摺動自在に、摺動部材30が矢印A方向に沿って延出
した状態で嵌合している。各摺動部材30上には、受台
32が固定され、この受台32上には、矢印A方向に沿
って所定間隔毎に、位置決め穴61a,61b、センサ
穴62及び数カ所のソレノイド用穴63が形成されてい
る。
【0027】一方、各ワーク供給ユニット24は、上述
した所定角度だけ傾斜するように矢印Bで示す方向に沿
って延出するシュート台34と、図4に示すように、こ
のシュート台34の下面に位置決めピン59a,59b
により位置決めされた状態で固定され、対応する受台3
2上の位置決め穴61a,61bに着脱自在に係止され
る取付台36とを備えている。
【0028】また、各ワーク供給ユニット24は、シュ
ート台34の略中央部に位置し、対応するスティックS
を複数段積み重ねた状態で備えたカセット38と、この
カセット38における最下段のスティックSから矢印B
で示す方向に沿って滑り落ち、シュート台34上に取り
出されたワークWを一個づつ分離(次に位置するワーク
と分離)するためのワーク分離機構40と、空になされ
たスティックを排出する空スティック排出機構42とを
備えている。
【0029】このような構成により、各ワーク供給ユニ
ット24は、これの取付台36を対応する受台32上の
位置決め穴61a,61bに対して着脱することによ
り、固定部材としての架台26に対して各々独立した状
態で着脱されることになる。ここで、上述したシュート
台34の中間部分には、1本のスティックSが挿通され
るに十分な大きさの開口35が形成されている。この開
口35は、ワークWをスムーズに分離機構へ送り出すた
め、組み合わされたシュート台34a,34bによって
形成される溝65と、スティックSとの幅方向及び上下
方向の位置合わせをする機能を果たしている。。
【0030】そして、この開口35の上方に位置した状
態で、上述したカセット38が取り付けられている。カ
セット38の幅方向の位置決めはスティック受け68に
固定される一対の規制板67a,67bによって行なわ
れるこのようにして、各ワーク供給ユニット24のカセ
ット38においては、最下段にもたらされたスティック
Sから、シュート台34の傾斜方向に落ちて取り出さ
れ、シュート台34の前端部に形成されたストッパ33
にワークWのリードRが当接することにより停止して、
その位置を保つように設定されている。尚、このストッ
パ33にワークWのリードRが当接した位置において、
ワークWの分離位置P1 が規定されている。
【0031】ここで、上述した前後各対の摺動部材30
の間には、第1の移動機構14を構成するボールねじ4
4が矢印A方向に沿って延出した状態で配設されてい
る。このボールねじ44には、各側方の摺動部材30が
受台32を介して螺合しており、このボールねじ44が
図示しない駆動モータにより回転駆動されることによ
り、これに螺合する摺動部材30(従つて、この摺動部
材30に受台32と取付台36との係合状態を介して取
り付けられたワーク供給ユニット24)は、ガイドレー
ル28上を矢印A方向に沿って移動することになる。
【0032】一方、このシュート台34上であって、カ
セット38よりも矢印B方向側には、上述したワーク分
離機構40が配設されている。このワーク分離機構40
は、ワークWの流れ方向である矢印Bに対して、垂直に
上下動を行なうソレノイド48a,48bを備えてい
る。これらのソレノイド48a,48bは、図示しない
回路基板により駆動されて上下動するロッド50a,5
0bを備えている。また、このロッド50a,50bに
は、それぞれ角柱部材49a,49bが取り付けられて
おり、この角柱部材49a,49bの夫々の下端部に
は、ワーク押えヅメ53a,53bが取り付けられてい
る。ソレノイド48a,48bのロッド50a,50b
の上下動にともない、角柱部材49a,49bは、嵌合
部材51に上下方向に沿って形成された嵌合穴52にな
らって、ロッド50a,50bの軸芯回りに回転ずれを
おこすことなく上下動する。
【0033】また、ソレノイド48aのロッド50a
は、図6(a)に示すように弾性部材54aにより、常
に下方に付勢され、ソレノイド48aの電源がONとな
ったときに、ロッド50aが上昇し、ワークW1 が、ピ
ックアップ位置α1 方向に移動可能となる。同様に、ソ
レノイド48bのロッド50bは、図6(b)に示すよ
うに弾性部材54bにより、常に上方に付勢され、ソレ
ノイド48bの電源がONとなったときにロッド50b
が下降し、ワークW2 以降のすべてのワークWを、押え
ツメ53bでおさえる。
【0034】さらに、シュート台34上でワークWがた
おれたり、浮き上がったりしないよう、図7に示すよう
にワークWの外形に略嵌合するブロック55a,55b
がシュート台34に固定されている。また、シュート台
34の先端に取り付けられているストッパ33には、分
離されたワークWがストッパ33に衝突したことにより
倒れることのないように、衝突力緩和のためのワーク位
置決め機構41が備えつけてある。
【0035】図4に示す状態で、ソレノイド48bの電
源がON状態にされると、ロッド50bが下降して、押
えツメ53bが係止位置P3 に位置するワークW2 を押
さえ、W2 の後方の全てのワークWを停止状態にさせ
る。この後、ソレノイド48aの電源がON状態にされ
ると、ロッド50aが上昇して、押えツメ53aが上昇
し、係止位置P2 に位置するワークW1 は分離位置P1
方向に滑りおちることになる(図5に示した状態)。
【0036】この動作後、ワーク分離機構40において
ソレノイド48aの電源がOFF状態にされると、弾性
部材54aの付勢力よりロッド50aが下降して、押え
ツメ53aが下降し、ワーク係止状態となる。その後、
ソレノイド48bの電源がOFFされると、ロッド50
bは弾性部材54bの付勢力により上昇して、押えツメ
53bが上昇する(図4に示した状態)。これにより、
係止位置P3 より後方に位置するワークWは、自重によ
りシュート34上をB方向にすべり落ち、押えツメ53
aに当接して、係止位置P2 の位置で停止状態となる。
一方、ソレノイド48bの電源OFFと同期して、ステ
ィックSの下方に配置されたソレノイド48cの電源が
ONされることにより、スティックSがロッド50cに
突き上げられ、ワークWがスティックSからシュート台
34上に乗り移り、待機位置P3にワークWが送り込ま
れる。
【0037】このようにして、分離位置P1 方向には、
一個のワークWのみが分離された状態で流出する。この
ワーク位置決め機構41は図4及び図5に示されるよう
に、ワークWに当接して一時停止させるための機構とし
て、弾性を有する防振ストッパ136と、この防振スト
ッパ136が固定されたところの、ワークWを一時停止
させる位置であるE1 とワークを位置決めする位置であ
るE2 との間で揺動する揺動板132と、この揺動板1
32をワーク一時停止位置E1 に揺動駆動させるための
電磁石130と、電磁石130を取付台36に固定する
ための固定部材134と、この揺動板132の後端と固
定部材134との間に掛け渡され、揺動板132をワー
ク位置決め位置E2 の方向に揺動付勢するためのバネ1
40と、揺動板132のワーク位置決め位置E2 の方向
への揺動量を規正し、かつ、矢印A方向(図4,5にお
ける紙面に垂直な方向)の位置を規正する揺動ストッパ
138とを備えている。
【0038】この様な構成をとることにより、以下のワ
ークWの分離位置P1 への位置決めが可能となる。図5
に示されるように、前述したワークWの分離がなされる
とき、電磁石130はソレノイド48aのONと同期し
てONとなり、揺動板132は電磁石130に引きつけ
られて一時停止位置E1 にもたらされる。そして、ワー
クWは、そのリードRがストッパ33に当接する前に、
ボディ部分が一旦防振ストッパ136に当接する。この
防振ストッパ136は導電ゴムから形成されており、ワ
ークWが分離位置に供給されたことを検出できる。次
に、図4に示される様にワークWの分離状態が解除され
ると、電磁石130はソレノイド48aとともにOFF
状態となり、揺動板132はバネ140の付勢力により
揺動ストッパ138に当接する位置まで揺動して、防振
ストッパ136はワークWから離反する。これにより、
ワークWのリードRがストッパ33に当接し、ワークW
の分離位置P1 への位置決めが完了する。
【0039】ここで、このように各ワーク供給ユニット
24において、分離位置P1 に1個のワークWが分離保
持された状態で、上述した第1の移動機構14により、
部品収納・供給機構12が、図1に矢印Aで示す方向に
沿って移動される。これにより、所望の部品種類のワー
クWを収納したワーク供給ユニット24において分離位
置P1 に保持されたワークWが、ピックアップ位置α1
にもたらされることになる。
【0040】また、部品収納・供給機構12のシュート
台34には、ワークWのつまりを防止するために、ステ
ィックSとシュート台34間のワークWの流れをスムー
ズにするためテーパ部56が形成されている。同様に、
ブロック55a,55bにもテーパ部57が形成されて
いる。さらに、アクティブなつまり防止機構としては、
シュート台34とスティックS間のつまりを防止するた
めに、スティックつつきソレノイド48cがシュート台
34とスティック受け68a,68bの間において取付
台36に固定されている。また、スティック内のワーク
Wのつまり防止機構として、スティック振動機構39
(複数ソレノイド群)がスティック受け68a,68b
間に配置されている。
【0041】なお、図2に示すように、シュート台34
の矢印B方向と垂直方向には、夫々、ワークWの存在を
検出するための検出機構106a,106b及び64
a,64bが配設されている。夫々の検出機構106,
64は、フォトカプラから構成され、発光素子106
a,64bと受光素子106b,64aとを備えてい
る。この検出機構106,64においては、受光素子1
06b,64aが、発光素子106a,64bからの光
を受光することにより、シュート台34上及びスティッ
クS内にワークWが存在しないことを検出し、受光しな
いことにより、ワークWの存在することを検出する。
【0042】ところで、このワークWの検出機構106
の受光素子106b側は、後述する空スティック排出機
構42によりカセット38から抜き取られる空スティッ
クSとの干渉をさけるため、可動となっている。この受
光素子106bを可動ならしめるセンサ移動機構43
は、図8,9,10に示すように、基台27に固定され
るベース板118と、このベース板118上に配置さ
れ、矢印A方向に延出するガイド110と、このガイド
110上を摺動する摺動部材108と、この摺動部材1
08の駆動源となるエアシリンダ122と、このエアシ
リンダ122のピストンロッド122aと摺動部材10
8とを連結するためのジョイント124とつなぎ部材1
12と、このつなぎ部材112に固定され、受光素子1
06bを固定する取付板120と、つなぎ部材112と
当接し、受光素子106bの位置決めを行なうストッパ
部材116と、このストッパ部材116とつなぎ部材1
12とをゆるやかに当接させるためのショックアブソー
バ114と、受光素子106bの受光量を規制するため
に長穴128が穿設されたカバー板126bとから構成
されている。
【0043】センサ移動機構43は、次のように動作す
る。まず、通常の状態においては、シリンダ122のピ
ストンロッド122aは、押し出された状態にあり、摺
動部材108は、図8に矢印F1 で示した方向に移動さ
れている。この状態においては、発光素子106aと受
光素子106bの光軸は一致しており、検出機構106
は、ワークのピック位置α1 (スティック排出位置α
3 )において、スティックS内及びシュート台34上の
ワークWを検出することができる。次に、前述したよう
に、検出機構106,64がワークWが存在しないこと
を検出すると、後述する空スティック排出の動作を可能
とするために、シリンダ122のピストンロッド122
aが矢印F2 方向に引き込み動作され、センサ106b
は、スティックSと干渉しない位置へ退避される。
【0044】次に、カセット38におけるスティックS
の支持構造と、スティック排出機構42の構造について
説明する。まず、スティックSの支持構造について図1
1及び図12を参照して説明する。スティックSは、カ
セット38の中に多段収納されているが、このカセット
38の先端及び後端には、スティックSの前後及び左右
方向を規制するためのスティック嵌合部材66a,66
bが配置されている。また、カセット38の左右方向を
規制するための規制板67a,67b,67c,67d
が、スティック受け68に固定された状態で取付台36
上に取り付けられている。また、カセット38の前後方
向を規制するための位置決め板69が、規制板67a,
67cの間に固定されている。この位置決め板69には
ネジ部材70が螺合しており、このネジ部材70を回転
させることによりカセット38の前後位置の微調整を行
うことができる。カセット38の最下段のスティックS
は、ワークWがシュート34につまらず流れるように、
上下左右方向の位置をスティック受け68により規制さ
れている。また、このスティック受け68の上面71に
は、スティックSが下方に落下しやすいよう面取りが施
されており、また、この上面71でカセット38の下方
向位置の規制を行なっている。また、スティック嵌合部
材66a,66bのスティック嵌合部と、スティック受
け68のスティック嵌合部の寸法は同一寸法に形成され
ている。
【0045】上記の構成により、スティックSは、カセ
ット38の収納時に前後左右方向に位置決めされ、最下
段のスティックSがカセット38からスティック受け6
8へ落下するときも、スティック嵌合部材66a,66
bと、スティック受け68のスティック嵌合部が同一寸
法のため、難なくスティックSは落下する。そして、シ
ュート台34に対して、スティックSはスティック受け
68により位置決めされ、ワークWはスティックS内か
らシュート台34上に乗り移る。
【0046】次にスティック排出機構42について、図
13乃至図16を参照して説明する。スティック排出機
構42には、スティックSをはさみ込んで抜き取るため
の1つの駆動ローラ72と2つの従動ローラ73とが配
設されており、駆動ローラ72はモータ74により回転
駆動される。モータ74及び駆動ローラ72は、駆動板
75に固定されており、従動ローラ73はベアリングを
介して従動板77に対して回転自在に支持されている。
この駆動板75と従動板77は、ローラ押付けシリンダ
81a,81bによってD1 ,D2 方向に移動駆動され
る一対の受け板83a,83bに、夫々取り付けられて
いる。また、駆動板75には、スティック検出センサ7
6が取付けられており、モータ74によってまき上げら
れた空スティックSの有無を検出できる様になされてい
る。
【0047】ところで、シリンダ81a,81bは、夫
々一対のシリンダ固定板90a,90bに固定されお
り、これら固定板90a,90bの間には、シリンダロ
ッド85a、85bの突出方向に対して平行にされた状
態で、摺動ガイド89a,89bが固定されている。こ
の摺動ガイド89a,89bには、一対の受け板83
a,83bに固定されたブッシュ87が夫々摺動自在に
嵌合しており、この構成により、一対の受け板83a,
83bが矢印D1 ,D2 方向に移動自在になされてい
る。すなわちシリンダ81a,81bにエアーが供給さ
れて、シリンダロッド85a,85bがシリンダ本体か
ら突出する方向に駆動されると、一対の受け板83a,
83bがD1 及びD2 方向に移動され、これに伴って、
駆動板75上の駆動ローラ72と従動板77上の従動ロ
ーラ73が互いに接近し、スティックSの高さ方向の略
中心位置をはさむことができる。
【0048】また、摺動ガイド89a,89bには、駆
動ローラ72と従動ローラ73が最も接近した状態にお
いても、これらのローラと干渉しない位置に揺動腕92
の一端部が固定されており、この揺動腕92の他端部は
軸94に固定されている。軸94は、カップリング10
2を介してハイロータ96の軸に連結されている。ハイ
ロータ96はその内部に弁を有しており、エアーが供給
されることにより、その軸が回転する様に構成されてい
る。通常スティック排出機構42は、図16に示すよう
に待機位置X1 に位置しており、スティックS内にワー
クWがないことを検出機構64,106が検出すると、
ハイロータ96にエアーが供給され、揺動腕92がスト
ッパ100に当接するスティック排出位置X2 まで揺動
する。
【0049】また、この空スティック排出機構42は、
揺動腕92が動作した場合に、カセット38と干渉しな
いように、且つスティック排出用の各ローラが、スティ
ックSの排出位置にセットされるように基台27に固定
されている。以上の構成により、空スティック排出機構
42は、次のように動作する。空スティック排出機構4
2は、通常、待機位置X1 に位置しており、ハイロータ
96にエアーが供給されると、カップリング102及び
軸94を介して、揺動腕92がストッパ100に当接す
る位置まで、すなわち空スティック排出位置X 2 まで矢
印C方向に揺動する。このとき、スティック検出センサ
76がスティックSが無いことを検出すると、図示しな
いモニタにカセット交換が必要であることが表示される
と共に、その旨を知らせる音声が発生される。また、ス
ティックSが有ることを検出すると、ローラ押付けシリ
ンダ81a,81bにエアーが供給され、シリンダロッ
ド85a,85bが一対の受け板83a,83bを互い
に接近する方向に移動させる。これにより、受け板83
a,83bに固定されている駆動板75及び従動板77
が、摺動ガイド89a,89bに沿ってD1 及びD 2
向に移動して、駆動板75上の駆動ローラ72と従動板
77上の従動ローラ73により、スティックSが挟み込
まれる。
【0050】この後、モータ74が回転し、駆動ローラ
72に回転が伝達され、空スティックSは、駆動ローラ
72と、従動ローラ73の回転摩擦力により、矢印Bの
逆方向に引き抜かれる。引き抜かれた空スティックS
が、スティック検出センサ76の位置を通りすぎ、セン
サ76がスティックSが無いことを検出したところで、
モータ74は回転を停止し、スティックSは、駆動ロー
ラ72と、従動ローラ73にはさみこまれた状態で停止
する。この状態で、ハイロータ96のエアー供給が断た
れ、空スティック排出機構42は空スティック排出位置
2 から待機位置X1 まで揺動する。その後、ローラ押
付けシリンダ81a,81bのエアー供給が断たれ、駆
動ローラ72と従動ローラ73は離れ、空スティックS
の排出動作が完了する。また、空スティック排出機構4
2が、空スティック排出位置X2 から待機位置X1 まで
揺動するときに、カセット38内の多段に積みかさなっ
ているスティックS′が自重により落下し、シュート3
4上にワークWが供給される。
【0051】次に、所定のワークWのピックアップ位置
α1 への移動動作における、ワーク分離機構40、ワー
ク位置決め機構41、スティック内センサ移動機構4
3、スティック振動機構39、空スティック排出機構4
2の実際の動作、換言すれば、検出機構106を利用し
た実際の動作の手順を、図17に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0052】まず、ステップS10において、第1の移
動機構14を起動して、ボールねじ44を回動駆動し
て、所望の種類のワークWが収納されたワーク供給ユニ
ット24を、矢印A方向に沿って移動し、ステップS1
2において、このワーク供給ユニット24における分離
位置P1 がピックアップ位置α1 に一致したことが検出
されると、ステップS14において、この移動を停止さ
せる。
【0053】次に、ステップS16において、検出機構
64,106を介して、シュート台34上及びスティッ
クS内のワークWの有無を判別する。このステップS1
6においてYESと判定された場合、即ち、検出機構1
06における受光素子106b,64aに発光素子10
6a,64bからの光が受光されずに、シュート上34
及びスティックS内にワークWが存在すると判別された
場合には、ワークのピックアップ動作に何等支障がない
ので、即ち、シュート34上にワークWが待機している
ので、ステップS17におけるワーク分離機構40、ワ
ーク位置決め機構41、スティックつつきソレノイド4
8c、スティック振動機構39の動作を行ない、ステッ
プS18においてピックアップ位置にワークWがあるか
確認する。ワークWがあればステップS19において、
通常通り、ターレットテーブル機構22の図示しないヘ
ッドにより、ピックアップ位置α1 (即ち、分離位置P
1)にもたらされたワークWのピックアップ動作を実行
して、リターンする。ワークWがなければ、ステップS
26において、スティック振動機構39によりスティッ
クSを高周波振動させ、ステップS17にもどる。
【0054】一方、ステップS16において、NOと判
別された場合、即ち、検出機構106,64における受
光素子106b,64aに発光素子106a,64bか
らの光が受光されており、シュート台34上及びスティ
ック内にワークWが存在しないと判別された場合には、
ステップS20において、最下段のスティックSが空に
なったと判断して、センサ移動機構43をスティック排
出位置α3 から退避させ、ステップS22において、そ
の空スティックSの排出動作と最下段へのスティック
S′の供給動作とを上述した通りに実行する。
【0055】このステップS22における空スティック
Sの排出動作と最下段へのスティックSの供給動作とが
終了すると、センサ移動機構43の退避を解除し、ステ
ップS24において、再び、検出機構106,64を介
して、シュート台34上及びスティックS内にワークW
が存在するか否かが判別される。このステップS24に
おいて、YESと判別された場合、即ち、シュート台3
4上及びスティックS内にワークWが存在すると判断さ
れる場合には、シュート台34上にワークWが待機して
いることとなるので、ステップS17を上述のように行
ない、ステップS18のピックアップ動作を行ない、リ
ターンする。
【0056】一方、ステップS24において、NOと判
別された場合、即ち、シュート台34上及びスティック
S内にワークWが存在しないと判断された場合は、カセ
ット38内のスティックSは、全て空になって排出され
たものと判断して、ステップS25において、カセット
交換の信号を出して、カセット38の交換を促し、制御
動作を終了する。
【0057】以上詳述したように、この第1の実施例の
ワークの供給装置においては、検出機構106,64を
シュート34上及びスティックS内におけるワークWの
存在の有無を検出すべく配設することにより、スティッ
クS内のワークWの空検出と、カセット38内の全ての
スティックSにおける排出(無し)検出とを行なうこと
ができる。 (第2の実施例)次に、第2の実施例のワークの供給装
置について説明する。この第2の実施例のワークの供給
装置は、多くの部分が第1の実施例と同一であるので、
第1の実施例と同一部分には、同一符号を付して、その
説明を省略する。
【0058】図18乃至図20は、第2の実施例のワー
クの供給装置の構成を示した図である。図18におい
て、シュート台34上には、ワーク分離機構200の基
台を構成する駆動部ベース203が固定されている。駆
動部ベース203上には、図18乃至図20に示すよう
に、駆動部取付台202が固定されており、この駆動部
取付台202の上端部の図18における手前側に延出し
た部分には、単動シリンダ201が、そのシリンダロッ
ド201aをシュート台34に直交する方向に沿わせた
状態で取り付けられている。この単動シリンダ201に
は、シリンダロッド201aを常に上方に付勢しておく
ためのバネが内蔵されている。シリンダロッド201a
の先端には、角柱状の第1摺動部材204がシュート台
34に直交する方向に延出した状態で取り付けられてい
る。この角柱部材204は、駆動部ベース203に形成
された四角状の嵌合穴203aにガイドされ、軸回りの
回転を制限された状態で、上下方向に摺動可能になされ
ている。第1摺動部材204の下端部には、シュート台
34上を滑ってきたワークWを押さえるためのカギ状の
第1押さえ爪208が取り付けられている。
【0059】一方、第1摺動部材204から図中左方向
に所定距離離間した駆動部ベース203上の位置には、
四角状の嵌合穴203bが形成されている。嵌合穴20
3bには、角柱状の第2摺動部材205が挿入されてお
り、この第2摺動部材205は、嵌合穴203bによ
り、その軸回りの回転を制限された状態で、上下方向に
摺動可能に保持されている。第2摺動部材205の下端
部には、ワークWを押さえるためのカギ状の第2押さえ
爪209が取り付けられている。
【0060】また、駆動部ベース203の中央部には、
揺動板207が、軸206により紙面内で回動自在に支
持されている。この揺動板207の両端部には、ピン2
10a,210bが紙面に垂直な方向に沿って突出して
おり、これらのピン210a,210bには、第1摺動
部材204に形成された長穴204aと、第2摺動部材
205に形成された長穴205aとが、夫々嵌合してい
る。従って、第1摺動部材204と第2摺動部材205
とは、揺動板207を介して互いに連結されており、第
1摺動部材204が、単動シリンダ201により上下方
向に駆動されると、第2摺動部材205は、第1摺動部
材204とは、逆方向に駆動されることとなる。
【0061】次に、シュート台34の先端部には、ワー
クWがシュート台34を滑り下りてきたときにワークW
を分離位置P1 に位置決めするためのワーク位置決め機
構241が配置されている。ワーク位置決め機構241
は、ワークWがカセット38から滑り落ちてきたとき
に、ワークWが当接することにより停止して位置決めさ
れるストッパ214と、このストッパ214の図中右側
に配置され、ストッパ214よりも先にワークWが当接
するようにされたストッパ部材218と、ワークWの衝
撃を吸収するための板バネ219と、同じくワークWの
衝撃を吸収するためのコイルバネ217とから概略構成
されている。
【0062】次に、上記の様に構成された電子部品の供
給装置の動作について説明する。まず、初期状態におい
ては、単動シリンダ201に内蔵されているバネによ
り、第1摺動部材204は、引き上げられており、これ
によって、第1押さえ爪208も上方に位置する。ま
た、揺動板207は第1摺動部材204が上方に位置す
ることにより、図18において、軸206を中心に反時
計回転方向に回動している。揺動板207が、このよう
に反時計回転方向に回動することにより、第2摺動部材
205は下方に引き下げられ、これに伴って、第2押さ
え爪209もワークWを押さえる位置に下がっている。
このときの第2摺動部材205と第2押さえ爪209の
下方位置、及び第1摺動部材204と第1押さえ爪の上
方位置は、単動シリンダ201のシリンダロッド201
aのストローク量により、規定されている。この状態
で、カセット38からワークWがシュート台34上を流
れてくると、先頭のワークWは第2押さえ爪209に突
き当たり、ワークWが係止位置P2 に位置決めされる。
なお、カセット38及びシュート台34は、水平面に対
して、ある角度だけ傾けた状態で配置されているので、
ワークWは自重により、図中左方向から右方向へと流れ
落ちる。
【0063】次に、単動シリンダ201がONされる
と、シリンダロッド201aが下方に移動し、これによ
り、第1摺動部材204及び第1押さえ爪208が下方
に移動する。これと同時に、揺動板207が、軸206
を中心に時計回転方向に回動し、第2摺動部材205及
び第2押さえ爪209が上方に移動する。この一連の動
作は、第1摺動部材204と第2摺動部材205と揺動
板207が構成するリンク機構により同時に行われる。
軸206からピン210aとピン210bの夫々までの
距離の比を1:1としているので、第1押さえ爪208
と第2押さえ爪209の上下方向のストローク量は同一
である。
【0064】これにより、ワークWの1個分離動作は、
図18乃至図19に示した様に実行される。まず、初期
状態において、第2押さえ爪209は、ワークWのボデ
ィを押さえ、第1番目のワークWより後方のワークW′
を全て流れない様に押さえている。単動シリンダ201
の電源がONされると、シリンダロッド201aが下方
に下がるにつれ、第1押さえ爪208は、そのストロー
ク量だけ下がり、第2押さえ爪209は、同じストロー
ク量だけ上がる。これにより、第1押さえ爪208は、
第1番目のワークWと次のワークW′の間に挿入され、
次のワークW′以降のワークを全て押さえる。また、同
時に、第2押さえ爪209は、ワークWの押さえを解除
するので、第1番目のワークWのみが分離される。分離
されたワークWは、自重により傾斜されたシュート台3
4上を図中右方向に向かって滑り落ち、図19に示すよ
うに第1ストッパ214にワークWのリードが当接する
前に、ワークWのボディが第2ストッパ218に当接
し、そのときの衝撃が板バネ219により吸収される。
このとき、板バネ219は、ワークWを支える程の剛性
を有していないので、ワークWは、衝撃を吸収された
後、更に滑り落ちてワークWのリードが第1ストッパ2
14に当接し、分離位置P1 に位置決めされる。ただ
し、このときのワークWと第1ストッパ214との衝突
の衝撃は、コイルバネ217により吸収される。
【0065】なお、本発明は、その主旨を逸脱しない範
囲で、上記実施例を修正または変形したものに適用可能
である。例えば、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のワークの供
給装置によれば、位置決め手段により、ワークがシュー
ト台上を滑るエネルギーを吸収しながら供給位置に位置
決めすることにより、ワークがシュート台上から落下し
たり、ワークとしての電子部品のリード部分が曲がった
りすることを防止することができる。
【0067】また、スティックの長手方向の前後に発光
手段と受光手段を設けることにより、スティックの全長
に渡ってワークの有無を検出することができるので、ス
ティックが空になったことを確実に検出することが可能
となる。また、ワークの有無を検出する検出装置を構成
する発光手段と受光手段の内の一方が、スティックから
退避する様に構成されていることにより、ワークを供給
する位置と同じ位置に検出装置を配置することができる
ので、ワークを供給する位置と、ワークの有無を検出す
る位置の間でスティックを移動させる必要が無くなり、
装置のタクトタイムを短縮することが可能となる。
【0068】また、分離手段と共に動作する振動手段に
よってスティックを振動させることにより、スティック
内、及びスティックからシュート台にワークが乗り移る
個所において、ワークがつまることを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のワークの供給装置を適用したタ
ーレット式実装器の構造を示す斜視図である。
【図2】第1の実施例のワークの供給装置の側断面図で
ある。
【図3】第1の実施例のワークの供給装置の側断面図で
ある。
【図4】ワークの供給装置の部品分離部を拡大して示し
た側断面図である。
【図5】ワークの供給装置のワーク分離部を拡大して示
した側断面図である。
【図6】ワーク分離機構の構造を示す部分拡大図であ
る。
【図7】シュート台の構造を示す断面図である。
【図8】検出機構の受光素子側を退避させる機構の平面
図である。
【図9】検出機構の受光素子側を退避させる機構の正面
図である。
【図10】検出機構の受光素子側を退避させる機構の側
面図である。
【図11】スティックを多段積層した状態で収納するカ
セットの断面図である。
【図12】スティックを多段積層した状態で収納するカ
セットの平面図である。
【図13】空スティックの排出機構の正面図である。
【図14】空スティックの排出機構の正面図である。
【図15】空スティックの排出機構の平面図である。
【図16】空スティックの排出機構の側面図である。
【図17】部品供給動作を示すフローチャートである。
【図18】第2の実施例のワークの供給装置の構造を示
す側面図である。
【図19】第2の実施例のワークの供給装置の構造を示
す側面図である。
【図20】第2の実施例のワークの供給装置の構造を示
す正面図である。
【図21】従来の部品供給装置の構造を示す側面図であ
る。
【図22】従来の部品供給装置の構造を示す側面図であ
る。
【図23】従来のワーク分離機構の構造を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
W ワーク R リード 10 ターレット式実装器 12 部品収納・供給機能 14 第1の移動機構 16 回路基板 18 支持台 20 第2の移動機構 22 ターレットテーブル機構 24 ワーク供給ユニット 26 架台 27 基台 28 ガイドレール 30 摺動部材 32 受台 34a,34b シュート台 35 開口 33 ストッパ 36 取付台 38 カセット 39 スティック振動機構 40 ワーク分離機構 41 ワーク位置決め機構 42 スティック排出機構 43 センサ移動機構 44 ボールネジ 48a ソレノイド 48b ソレノイド 48c スティックつつきソレノイド 49a,49b 角柱部材 50a,50b ロッド 53a,53b 押えツメ 51 嵌合部材 52 嵌合穴 54a,54b 弾性部材 55a,55b ブロック 56 テーパー部 57 テーパー部 58a,58b 位置決めピン 59a,59b 位置決めピン 60 位置決めピン 61 位置決め穴 62 センサ穴 63 ソレノイド用穴 64 検出機構 64a 発光素子 64b 受光素子 65 溝 66a,66b スティック嵌合部材 67a〜67d 規制板 68 スティック受け 69 位置決め板 70 ネジ部材 71 スティック受け上面 72 駆動ローラ 73 従動ローラ 74 モータ 75 駆動板 76 スティック検出用センサ 77 従動板 79 ベアリング 81a,81b ローラ押付けシリンダ 83a,83b 受け板 85a,85b シリンダロッド 87 ブシュ 89a,89b 摺動ガイド 90 シリンダ固定板 92 揺動腕 94 軸 96 ハイロータ 98 軸受 100 ストッパ 102 カップリング 104a,104b ピック確認センサ 106a,106b 検出機構 108 摺動部材 110 摺動ガイド 112 つなぎ部材 114 ショックアブソート 116 ストッパ部材 118 ベース板 120 センサ取付板 122 シリンダ 124 ジョイント 126a,126b センサカバー 128 長穴部 130 電磁石 132 揺動板 134 電磁石固定部材 136 防振ストッパ 138 揺動ストッパ 140 ばね

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面に対して傾斜して配置されたシュ
    ート台上を、ワークを自重により滑らせ、前記シュート
    台の下端に位置する供給位置に供給するワークの供給装
    置において、 ワークを、ワークの前記供給位置方向への移動エネルギ
    ーを吸収しながら前記供給位置に停止させ位置決めする
    位置決め手段を具備することを特徴とするワークの供給
    装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記供給位置の直
    前の一時停止位置でワークを一時停止させた後、前記供
    給位置へ位置決めすることを特徴とする請求項1に記載
    のワークの供給装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め手段は、ワークが前記供給
    位置に達する前にワークに当接し、前記一時停止位置に
    一時停止させるための弾性を有する防振ストッパと、該
    防振ストッパが固定された移動部材であって、ワークを
    前記一時停止位置に停止させた後に該一時停止位置付近
    から所定の退避位置へと退避可能にされた移動部材と、
    該移動部材が前記退避位置へ退避した後にワークに当接
    し、ワークを前記供給位置に位置決めする固定ストッパ
    と、前記移動部材を前記一時停止位置付近と前記退避位
    置との間で移動させるための移動手段とを備えることを
    特徴とする請求項2に記載のワークの供給装置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段は、前記移動部材を前記退
    避位置に向かって付勢する付勢手段と、前記移動部材を
    前記付勢手段の付勢力に抗して、前記一時停止位置付近
    に移動させる駆動手段とを備えることを特徴とする請求
    項3に記載のワークの供給装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段は電磁石から成ることを特
    徴とする請求項4に記載のワークの供給装置。
  6. 【請求項6】 前記防振ストッパは、導電ゴムからなる
    ことを特徴とする請求項3に記載のワークの供給装置。
  7. 【請求項7】 前記移動部材の、前記一時停止位置から
    前記退避位置への移動量を規制すると共に、前記移動部
    材の移動時の横ぶれを規制するストッパを更に具備する
    ことを特徴とする請求項3に記載のワークの供給装置。
  8. 【請求項8】 前記位置決め手段は、ワークが前記供給
    位置に達する前にワークに当接し、ワークの当接時の衝
    撃を緩和する第1弾性部材であって、ワークの自重を支
    えきれない程度の弾性係数を有する第1弾性部材と、ワ
    ークが前記第1弾性部材に当接した後にこのワークに当
    接し、前記分離位置にワークを位置決めするストッパ
    と、該ストッパを弾性的に支えて、ワークと前記ストッ
    パとの衝突時の衝撃を吸収する第2弾性部材とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のワークの供給装置。
  9. 【請求項9】 前記第1弾性部材は板バネからなり、前
    記第2弾性部材はコイルバネからなることを特徴とする
    請求項7に記載のワークの供給装置。
  10. 【請求項10】 複数のスティックを収納したカセット
    を有し、該カセット内の所定のスティックから連続的に
    取り出されたワークを、水平面に対して傾斜して配置さ
    れたシュート台上を、自重により滑らせ、前記シュート
    台の下端に位置する供給位置に供給するワークの供給装
    置において、 前記所定のスティックの長手方向の手前側と後側の内の
    一方側に配置された発光手段と、 前記所定のスティックの長手方向の手前側と後側の内の
    他方側に配置された受光手段とを具備し、 前記発光手段から発せられる光を前記受光手段によって
    受光することにより、前記所定のスティック内にワーク
    が無いことを検出することを特徴とするワークの供給装
    置。
  11. 【請求項11】 前記所定のスティック内にワークが無
    いことを検出したときに、前記カセットから前記所定の
    スティックを、その長手方向に沿って抜き出すことによ
    り該スティックを前記カセットから排出する排出手段
    と、該排出手段により前記所定のスティックを抜き出す
    ときに、該スティックと干渉しない様に前記発光手段と
    前記受光手段の内の少なくとも一方を、前記所定のステ
    ィックの長手方向と略直交する方向に退避させる退避手
    段とを更に具備することを特徴とする請求項10に記載
    のワークの供給装置。
  12. 【請求項12】 前記退避手段は、前記所定のスティッ
    クの長手方向と略直交する方向に延出する様に配置され
    たレールと、該レールに沿って摺動自在に配置されたス
    ライド部材であって、前記発光手段と受光手段の少なく
    とも一方を載置したスライド部材と、該スライド部材を
    前記レールに沿って進退させるための駆動手段とを備え
    ることを特徴とする請求項11に記載のワークの供給装
    置。
  13. 【請求項13】 複数のスティックを備え、所定のステ
    ィックからワークを順次供給するカセットと、 前記所定のスティックから連続的に取り出されたワーク
    を先頭のワークの供給位置の手前の位置で次のワークと
    分離する分離手段と、 前記スティック内から前記分離手段までの間でのワーク
    の詰まりを防止するために、ワークを積極的に振動流出
    する振動手段と、 該振動手段を動作させるための駆動源であって、前記分
    離手段が動作すると共に動作する駆動源とを具備するこ
    とを特徴とするワークの供給装置。
  14. 【請求項14】 前記所定のスティック内にワークが存
    在するか否かを検出する検出手段を更に具備し、該検出
    手段がワークの有無を検出した後に、前記駆動源が動作
    することを特徴とする請求項13に記載のワークの供給
    装置。
JP4276943A 1992-10-15 1992-10-15 ワークの供給装置 Withdrawn JPH06127678A (ja)

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Cited By (4)

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JP2010195562A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Ishii Seisakusho:Kk 育苗箱積重ね装置
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