JPH04135516U - 回路部品供給装置 - Google Patents
回路部品供給装置Info
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- JPH04135516U JPH04135516U JP5163791U JP5163791U JPH04135516U JP H04135516 U JPH04135516 U JP H04135516U JP 5163791 U JP5163791 U JP 5163791U JP 5163791 U JP5163791 U JP 5163791U JP H04135516 U JPH04135516 U JP H04135516U
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- Japan
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- slide plate
- discharge pipe
- component
- parts
- ball
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- 238000003860 storage Methods 0.000 claims abstract description 23
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スライド板を往復させる機構の精度によら
ず、スライド板をそれ自身に設けられた位置決機構によ
り、直接位置決めし、正確な位置で停止させる。 【構成】 スライド板54と摺動自在に接するガイド部
材36の下面に縦穴31が設けられ、この中にバネ32
が挿入され、さらにこのバネ32の弾力で押し出される
ボール33が設けられている。スライド板54の上面に
は、前記バネ32に押されたボール33が嵌合すべき凹
部57が設けられている。スライド板54の部品収納孔
55が部品排出パイプ49の下端の真下に位置したと
き、前記ボール33がバネ32の弾力に押されて凹部5
7の中に入り込み、スライド板54が停止される。
ず、スライド板をそれ自身に設けられた位置決機構によ
り、直接位置決めし、正確な位置で停止させる。 【構成】 スライド板54と摺動自在に接するガイド部
材36の下面に縦穴31が設けられ、この中にバネ32
が挿入され、さらにこのバネ32の弾力で押し出される
ボール33が設けられている。スライド板54の上面に
は、前記バネ32に押されたボール33が嵌合すべき凹
部57が設けられている。スライド板54の部品収納孔
55が部品排出パイプ49の下端の真下に位置したと
き、前記ボール33がバネ32の弾力に押されて凹部5
7の中に入り込み、スライド板54が停止される。
Description
【0001】
本考案は、ホッパにバルク状に収納された回路部品を一列に取り出して供給す
る装置に関する。
【0002】
従来におけるこの種の部品供給装置は、図4に示されたように、ベース部材3
8とそこから起立した筒体41とでホッパ1が形成されると共に、ベース部材3
8の底面に漏斗状の勾配が形成され、この底部中央に開設された貫通孔から部品
排出パイプ49の上端部が上下にスライド自在に挿入されている。この部品排出
パイプ49の上端は、斜に開口している。前記ベース部材38の底から突設され
たスライド部材37がフレーム35に固定されたガイド部材36の凹部にスライ
ド自在に嵌合し、これにより、ホッパ1が上下にスライド自在に案内され、この
状態で駆動機構(図示せず)により上下に往復動される。
【0003】
このように、ホッパ1が上下に駆動されることにより、部品排出パイプ49の
上端がホッパ1の中で相対的に上下に往復運動する。そして、部品排出パイプ4
9の上端がベース部材38の底から上がったところでホッパ1の中の部品a、a
…が突き崩され、部品排出パイプ49の上端が上下することによりその開口部か
ら回路部品aが一つず部品排出パイプ49の中に入る。このようにして、部品排
出パイプ49の中に入った回路部品aは、一列に並んで下方へ順次送られる。
この部品排出パイプ49の下端には、パイプ状の部品搬送路10、10…へ回
路部品aを1つずつ逃がす部品収納孔55を有するスライド板54が設けられて
いる。これが矢印で示すように往復し、前記部品収納孔55が部品搬送路10の
上に位置したところで、同収納孔55の中の回路部品aが、部品搬送路10へ送
り出され、搬送される。
【0004】
【考案が解決しようとしている課題】
このような従来の回路部品供給装置においては、スライド板54が図4におい
て矢印で示す方向にスライドすることにより、その部品収納孔55が2つの部品
搬送路10、10の上端と部品排出パイプ49の下端との間を移動しながら、部
品搬送路10、10にチップ状回路部品aを供給する。このスライド板54のス
ライドは、図示されてない往復機構により、例えばスライド板54の両端を交互
に両側から押すことにより行なわれる。この場合に、スライド板54がそのスト
ロークの両端に位置するところで、丁度部品収納孔55が部品搬送路10、10
の上端位置にあるようにすれば、部品収納孔55と部品搬送路10、10との位
置決めを行なうことが可能である。
【0005】
他方、部品排出パイプ49の下端の位置で部品収納孔55を停止させるときは
、スライド板54のストローク中の中間での位置決めが必要となる。このとき部
品排出パイプ49の中心軸と部品収納孔55の中心軸とが正確に位置合わせされ
ないと、部品排出パイプ49から部品収納孔55へ確実に部品を送ることができ
ず、部品の停滞等のトラブルの原因となる。そのため、往復機構に高い精度がが
要求され、またその調整に手数がかかる等の理由により、製品の製造や保守管理
がコスト高になるという課題があった。
本考案は、従来におけるこのような課題を解消し、往復機構の精度によらず、
スライド板をそれ自身に設けられた位置決機構により、直接位置決めし、正確な
位置で停止させることができるチップ状回路部品供給装置を提供することを目的
とする。
【0006】
すなわち本考案は、前記目的を達成するため、回路部品aがバルク状に収納さ
れ、フレームに上下動自在に設けられたホッパ1と、該ホッパ1の底から同ホッ
パ1の中に挿入された部品排出パイプ49と、該部品排出パイプ49の下側にあ
って、同パイプ49の下端からずれて配置された部品搬送路10と、該部品搬送
路10と部品排出パイプ49との間にあって、それらの下端と上端との間を移動
する部品収納孔55が開設されたスライド板54とを有する回路部品供給装置に
おいて、前記スライド板54とこれに摺動自在に接する固定された部材との間に
、部品排出パイプ49の下端と部品収納孔55との位置が上下に対応する位置で
スライド板54を停止させる位置決め機構が設けられていることを特徴とする回
路部品供給装置を提供する。
なおこの場合において、位置決め機構は、バネ32で突出されるボール33と
該ボール33が嵌合する凹部57とを、スライド板54とこれに摺動自在に接す
る固定された部材とに各々設けて構成することができる。
【0007】
前記本考案による回路部品供給装置では、スライド板54とこれに摺動自在に
接する固定された部材との間に位置決め機能を設けたことにより、部品排出パイ
プ49の下端と部品収納孔55とが上下に対応する位置で、スライド板54が自
ら位置決めされ、停止される。従って、スライド板54を押してそれをスライド
させる機構に特に高い精度がなくても、スライド板54が所定の位置で正確に位
置決めされて停止されるため、部品排出パイプ49からスライド板54の部品収
納孔55に正確に回路部品aを送ることができる。
【0008】
次に、図面を参照しながら、本考案の実施例について詳細に説明する。
図1で示すように、部品供給装置は、既に述べた従来のものと同様に、ベース
部材38から筒体41が起立してホッパ1が構成されている。ベース部材38の
底面には、漏斗状の勾配が形成され、この底部中央の通孔から部品排出パイプ4
9の上端部が上下にスライド自在に挿入されている。この部品排出パイプ49の
上端は、斜に開口している。
【0009】
前記ベース部材38の底から突設されたスライド部材37がフレーム35に固
定されたガイド部材36の凹部にスライド自在に嵌合し、これにより、ホッパ1
が上下にスライド自在に案内され、この状態で駆動機構(図示せず)により上下
に往復動される。このホッパ1の上下動により、部品排出パイプ49の上端がホ
ッパ1に対して相対的に上下に往復運動する。
【0010】
部品排出パイプ49の下端側には、パイプ状の部品搬送路10、10…へ回路
部品aを1つずつ逃がすエスケープメント機構が設けられている。すなわち、前
記部品排出パイプ49の下端と部品搬送路10の上端との中心軸が横にずれて配
置されている。そして、この間で、スライダ54が図1において前後にスライド
し、これに設けられた部品収納孔55が前記部品排出パイプ49の下端と部品搬
送路10の上端との間を往復する。これによって、部品排出パイプ49の中で一
列に列んだ回路部品aが、部品搬送路10へ1つずつ送り出され、搬送される。
【0011】
本考案では、このスライド板54の部品収納孔55が前記部品排出パイプ49
の真下に位置する所でスライド板54を停止させる位置決機構が設けられており
、この位置決機構は、スライド板54とこれにスライド自在に摺動する固定され
た部材との間に構成されている。
例えば、図2で示す実施例では、スライド板54と摺動自在に接するガイド部
材36の下面に縦穴31が設けられ、この中にバネ32が挿入され、さらにこの
バネ32の弾力で押し出されるボール33が設けられている。他方、このガイド
部材36の下面と摺動自在に接するスライド板54の上面には、前記バネ32に
押されたボール33が嵌合すべき凹部57が設けられている。
【0012】
このボール33と凹部57とは、図2(a)で示すように、部品排出パイプ4
9の下端と部品収納孔55との位置がずれているとき、互いにずれた位置にあっ
て嵌合しない。例えば図2(a)で示すスライド板54の位置は、その部品収納
孔55が部品搬送路10の上に位置したところであり、ここで矢印で示すように
、部品収納孔55の中の回路部品aが部品排出パイプ55に送り出される。
【0013】
また、スライド板54が図2(a)において矢印で示すようにスライドし、同
図(b)で示すように、部品収納孔55が部品排出パイプ49の下端の真下に位
置したとき、前記ボール33と凹部57との位置が合い、ボール33がバネ32
の弾力に押されて凹部57の中に入り込み、スライド板54が停止される。そし
てここで、部品排出パイプ49から部品収納孔55の中に回路部品aが受け入れ
られる。
さらにこの位置から、スライド板54が図2(b)において左方向に移動する
とき、バネ32の弾力に抗してボール33が押し上げられるため、ボール33が
凹部57から外れ、スライド板54の移動が可能である。
【0014】
次に、図3で示す実施例について説明すると、この実施例では、前記のような
位置決機構と共に、スライド板54と、その下面に接するフレーム35とに同様
の位置決機構を設けたものである。すなわち、スライド板54と摺動自在に接す
るフレーム35の上面に縦穴31’が設けられ、この中にバネ32’が挿入され
、さらにこのバネ32’の弾力で押し出されるボール33’が設けられている。
他方、このガイド部材36の上面と摺動自在に接するスライド板54の下面に前
記バネ32’に押されたボール33’が嵌合すべき凹部57’が設けられている
。ボール33’とバネ32’との位置関係は、実質的に前記図2の実施例と同様
であり、その動作も同様である。
【0015】
以上説明したように本考案では、スライド板の停止位置が、スライド板と摺動
自在に接する固定された部材との位置関係で直接決定されるため、簡単な機構で
正確な位置決めが可能となる。
【図1】本考案の第一の実施例である部品供給装置の縦
断正面図である。
断正面図である。
【図2】同実施例である回路部品供給装置の部品排出パ
イプの下端部分を示す要部断面図である。
イプの下端部分を示す要部断面図である。
【図3】第二の実施例の回路部品供給装置の部品排出パ
イプの下端部分を示す要部断面図である。
イプの下端部分を示す要部断面図である。
【図4】従来例である部品供給装置の半断面斜視図であ
る。
る。
1 ホッパ
32 ばね
33 ボール
49 部品排出パイプ
54 スライド板
55 部品収納孔
57 凹部
a 回路部品
Claims (2)
- 【請求項1】 回路部品(a)がバルク状に収納され、
フレームに上下動自在に設けられたホッパ(1)と、
該ホッパ(1)の底から同ホッパ(1)の中に挿入され
た部品排出パイプ(49)と、該部品排出パイプ(4
9)の下側にあって、同パイプ(49)の下端からずれ
て配置された部品搬送路(10)と、該部品搬送路(1
0)と部品排出パイプ(49)との間にあって、それら
の下端と上端との間を移動する部品収納孔(55)が開
設されたスライド板(54)とを有する回路部品供給装
置において、前記スライド板(54)とこれに摺動自在
に接する固定された部材との間に、前記部品排出パイプ
(49)の下端と部品収納孔(55)との位置が上下に
対応する位置でスライド板(54)を停止させる位置決
め機構が設けられていることを特徴とする回路部品供給
装置。 - 【請求項2】 前記請求項1において、位置決め機構
が、スライド板(54)とこれに摺動自在に接する固定
された部材とに各々設けられたバネ32で突出されるボ
ール(33)と該ボール(33)が嵌合する凹部(5
7)とかるなることを特徴とする回路部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5163791U JPH04135516U (ja) | 1991-06-08 | 1991-06-08 | 回路部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5163791U JPH04135516U (ja) | 1991-06-08 | 1991-06-08 | 回路部品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135516U true JPH04135516U (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=31928497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5163791U Pending JPH04135516U (ja) | 1991-06-08 | 1991-06-08 | 回路部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04135516U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100748579B1 (ko) * | 2006-06-23 | 2007-08-13 | 동해전장 주식회사 | 정션박스의 미니퓨즈 이송장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256521B2 (ja) * | 1982-10-27 | 1987-11-26 | Fuji Electric Co Ltd | |
JPS63178594A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-22 | 松下電器産業株式会社 | 電子部品供給装置 |
-
1991
- 1991-06-08 JP JP5163791U patent/JPH04135516U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256521B2 (ja) * | 1982-10-27 | 1987-11-26 | Fuji Electric Co Ltd | |
JPS63178594A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-22 | 松下電器産業株式会社 | 電子部品供給装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100748579B1 (ko) * | 2006-06-23 | 2007-08-13 | 동해전장 주식회사 | 정션박스의 미니퓨즈 이송장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19951212 |