JP2524940Y2 - 回路部品供給装置 - Google Patents

回路部品供給装置

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JP2524940Y2
JP2524940Y2 JP1991028693U JP2869391U JP2524940Y2 JP 2524940 Y2 JP2524940 Y2 JP 2524940Y2 JP 1991028693 U JP1991028693 U JP 1991028693U JP 2869391 U JP2869391 U JP 2869391U JP 2524940 Y2 JP2524940 Y2 JP 2524940Y2
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JP
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component
hopper
discharge pipe
chip
circuit components
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JPH04117838U (ja
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智史 土屋
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホッパにバルク状に収
納された回路部品を一列に取り出して供給する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の部品供給装置は、
図4に示されたように、ベース部材38とそこから起立
した筒体41とでホッパ1が形成されると共に、ベース
部材38の底面に漏斗状の勾配が形成され、この底面の
最も低い中央部分に開設された貫通孔から部品排出パイ
プ49の上端部が上下にスライド自在に挿入されてい
る。この部品排出パイプ49の上端は、斜に開口してい
る。前記ベース部材38の底から突設されたスライド部
材37がフレーム35に固定されたガイド部材36の凹
部にスライド自在に嵌合し、これにより、ホッパ1が上
下にスライド自在に案内され、この状態で駆動機構(図
示せず)により上下に往復動される。
【0003】このように、ホッパ1が上下に駆動される
ことにより、部品排出パイプ49の上端がホッパ1の中
で相対的に上下に往復運動する。そして、部品排出パイ
プ49の上端がベース部材38の底から上がったところ
でホッパ1の中の部品aが突き崩され、部品排出パイプ
49の上端が上下することによりその開口部から回路部
品aが一つず部品排出パイプ49の中に入る。このよう
にして、部品排出パイプ49の中に入った回路部品a
は、一列に並んで下方へ順次送られる。この部品排出パ
イプ49の下端には、パイプ状の部品搬送路10、10
…へ回路部品aを1つずつ逃がす通孔64を有するスラ
イド板54が設けられている。これが矢印で示すように
往復し、前記通孔が部品搬送路10の上に位置したとこ
ろで、通孔64の中の回路部品aが、部品搬送路10へ
送り出され、搬送される。
【0004】
【考案が解決しようとしている課題】このような従来の
回路部品供給装置において、ホッパ1内のチップ状回路
部品aが或る程度多いときに、部品排出パイプ49への
チップ状回路部品aの排出効率を高く維持するために
は、部品排出パイプ49の肉厚を厚くし、斜めになった
部品排出パイプ49の上端面を或る程度広くするのがよ
い。しかし、そうするとホッパ1の中のチップ状回路部
品aの数が少なくなったとき、ホッパ1の傾斜する底面
にあるチップ状回路部品aが排出パイプ49の中に入り
込み難く、最後まで排出仕切れないチップ状回路部品a
がホッパ1の中に残る。このため、最後にホッパ1の中
に残るチップ状回路部品aの数が多くなり、チップ状回
路部品aの無駄を生じるという課題があった。
【0005】本考案の目的は、前記従来の問題を解消
し、ホッパの中のチップ状回路部品の数が多いときのチ
ップ状回路部品の排出効率が高く、しかもホッパの中の
チップ状回路部品の数が少なくなったときに、チップ状
回路部品を確実に排出することが可能な回路部品供給装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本考案は、前記
目的を達成するため、底面に漏斗状の勾配が形成され、
回路部品aがバルク状に収納されるホッパ1と、該ホッ
パ1の底の最も低い位置から同ホッパ1の中に挿入さ
れ、同ホッパ1に対して相対的に上下動する部品排出パ
イプ49とを有する回路部品供給装置において、前記部
品排出パイプ49の上端が斜めになっており、同パイプ
49内の部品通路48の開口部の中心が前記上端の傾斜
の低い方に偏って開口していることを特徴とする回路
部品供給装置を提供する。
【0007】
【作用】前記本考案によるチップ状回路部品供給装置で
は、部品排出パイプ49の上端が斜めになっており、同
パイプ49内の部品通路48の開口部の中心が前記上端
の傾斜面の低い方に偏って開口しているため、同パイプ
49の上端の傾斜面の部品通路48の開口部の上側に広
い傾斜面が確保できる。このため、ホッパ1の中のチッ
プ状回路部品aの数が比較的多く、部品排出パイプ49
の上端がホッパ1の中のチップ状回路部品aを突き上げ
ながら排出しているときは、一部のチップ状回路部品a
が部品排出パイプ49の先端面に乗り、そこから部品通
路48側へ滑り落ちる。
【0008】さらに、部品排出パイプ49の部品通路4
8の開口部の中心が前記上端の傾斜面の低い方に偏って
開口しているので、部品排出パイプ49の部品通路48
の開口部の縁は、部品排出パイプ49の上端の傾斜面の
低い方で高い方より狭くなる。このため、ホッパ1の中
のチップ状回路部品aの数が残り少なく、ホッパ1の底
にのみチップ状回路部品aがあるときは、部品排出パイ
プ49の上端の傾斜面がホッパ1の底面より下になった
ところで、その狭い縁からチップ状回路部品aが部品排
出パイプ49の部品通路48側へと落ち込む。これによ
って、ホッパ1の中のチップ状回路部品aの数が少なく
なった場合でも、円滑にチップ状回路部品aの排出が行
えるようになる。
【0009】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本考案の実施例
について詳細に説明する。本考案による部品供給装置の
基本的な構成は、図4により既に述べた従来のものと基
本的に同じであり、その全体構成の説明は省略する。図
1は、部品排出パイプ49がホッパ1の底に挿入された
状態を示しており、部品排出パイプ49の上端面は、斜
めに勾配が形成されている。そして、部品排出パイプ4
9の中に形成された部品通路48は、部品排出パイプ4
9全体の中心に対して前記上端面の勾配が低い側に偏っ
て形成されている。従って、部品排出パイプ49の上端
面では、部品通路48の開口部の上側が広く、下側が狭
くなっている。
【0010】図2は、このような部品排出パイプ49の
上端の各種形状の例を示すものである。同図(a)は、
円筒形の部品排出パイプ49に円形の部品通路48を設
けたものである。同図(b)は、角筒形の部品排出パイ
プ49に円形の部品通路48を設けたものである。これ
らは、何れも円筒チップ形のチップ状回路部品aを排出
するのに適している。
【0011】また、同図(c)は、円筒形の部品排出パ
イプ49に角形の部品通路48を設けたものである。同
図(b)は、角筒形の部品排出パイプ49に角形の部品
通路48を設けたものである。これらは、何れも角形チ
ップ形のチップ状回路部品aを排出するのに適してい
る。前記部品排出パイプ49の部品通路48は、何れの
ものも、上端面の勾配が低い側に偏って形成されてい
る。
【0012】図3は、ホッパ1の底において、部品排出
パイプ49の上端から、その部品通路48の中にチップ
状回路部品aが排出される様子を示しており、同図
(a)がホッパ1の中のチップ状回路部品aの数が比較
的多い状態、同図(b)がホッパ1の中のチップ状回路
部品aの数が比較的少ない状態で排出する様子を各々表
わしている。
【0013】前者の場合、部品排出パイプ49の上端で
ホッパ1の中のチップ状回路部品aを突き崩すとき、一
部のチップ状回路部品aが同パイプ49の上端面に乗
り、そこから同上端面の勾配に沿って滑り、部品通路4
8の中に落ちる。他方、後者の場合は、部品排出パイプ
49の上端がホッパ1の底より僅かに下がったところ
で、漏斗状の傾斜をなすホッパ1の底にあるチップ状回
路部品aが、部品排出パイプ49の薄い縁側から部品通
路48の中に落ち込む。このようにして、何れの場合
も、チップ状回路部品aが円滑に部品排出パイプ49の
部品通路48の中に排出される。
【0014】なお前記実施例では、何れも部品通路48
の全体が部品排出パイプ49の中心に対して偏っている
場合を示してしるが、本考案では、部品通路48の開口
部のみが部品排出パイプ49の上端面の傾斜の低い方に
偏って開口していればよい。例えば、部品通路48を斜
めに形成したり、或は部品排出パイプ49の上端部分の
一部を肉薄にしたり肉厚にすることで、部品通路48の
開口部を部品排出パイプ49の上端面の傾斜の低い方に
偏らせることもできる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案では、ホッ
パの中のチップ状回路部品の数が多いときも、少ないと
きも、チップ状回路部品を確実に排出することが可能な
回路部品供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である部品供給装置の要部縦断
正面図である。
【図2】同実施例の回路部品供給装置に用いられる部品
排出パイプ例を示す先端部分の斜視図である。
【図3】同実施例においてチップ状回路部品が部品排出
パイプに排出される様子を示す部品供給装置の要部縦断
正面図である。
【図4】従来例である部品供給装置の半断面斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ホッパ 48 部品通路 49 部品排出パイプ a 回路部品

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に漏斗状の勾配が形成され、回路部
    品(a)、(a)…がバルク状に収納されるホッパ
    (1)と、 該ホッパ(1)の底の最も低い位置から同
    ホッパ(1)の中に挿入され、同ホッパ(1)に対して
    相対的に上下動する部品排出パイプ(49)とを有する
    回路部品供給装置において、 前記部品排出パイプ(49)の上端が斜めになってお
    り、同パイプ(49)内の部品通路(48)の開口部
    中心が前記上端の傾斜面の低い方に偏って開口している
    ことを特徴とする回路部品供給装置。
JP1991028693U 1991-03-30 1991-03-30 回路部品供給装置 Expired - Lifetime JP2524940Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04117838U JPH04117838U (ja) 1992-10-21
JP2524940Y2 true JP2524940Y2 (ja) 1997-02-05

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