JPH0577133U - チップ状回路部品供給装置 - Google Patents

チップ状回路部品供給装置

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JPH0577133U
JPH0577133U JP2716192U JP2716192U JPH0577133U JP H0577133 U JPH0577133 U JP H0577133U JP 2716192 U JP2716192 U JP 2716192U JP 2716192 U JP2716192 U JP 2716192U JP H0577133 U JPH0577133 U JP H0577133U
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JP
Japan
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chip
hopper
shaped circuit
component
discharge pipe
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Application number
JP2716192U
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English (en)
Inventor
肇 小山
智史 土屋
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な機構で、チップ状回路部品を強く攪乱
せずにホッパーから部品排出パイプへ一列に送り出す。 【構成】 磁石39がホッパー1の外壁面に沿って回転
し、下から上へと円弧軌道を描くときに、ホッパー1に
収納された磁性体電極を有するチップ状回路部品aが磁
石39に吸着され、ホッパー1の下側から上側へと持ち
上げられる。さらにガイドシュート42に案内され、下
側の部品排出パイプ49の上端へと導かれる。磁石39
に吸着されたが、ガイドシュート42や部品排出パイプ
49から脱落したチップ状回路部品aは、ホッパー1の
底部に戻る。部品排出パイプ49に並んだチップ状回路
部品aは、その下端からエスケープメント機構により、
一列に並んだチップ状回路部品aが1つずつ先に送り出
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ホッパーにバルク状に収納されたチップ状回路部品を一列に取り出 して供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるこの種の部品供給装置としては、例えば、実開平3−11002 0号公報で示されたような、いわゆる突き上げホッパー型のものや、実開昭56 −29039号公報に示されたような、エアによるチップ状回路部品の強制攪拌 作用を利用したエア吹き出し型のもの等が使用されている。 図3は、前者の突き上げホッパー型のチップ状回路部品供給装置である。この 種の装置は、同図に示されたように、ベース部材38とそこから起立した筒体4 1とでホッパー1が形成されると共に、ベース部材38の底面に漏斗状の勾配が 形成され、この底部中央に開設された貫通孔から部品排出パイプ49の上端部が 上下にスライド自在に挿入されている。この部品排出パイプ49の上端は、斜に 開口している。前記ベース部材38の底から突設されたスライド部材37がフレ ーム35に固定されたガイド部材36の凹部にスライド自在に嵌合し、これによ り、ホッパー1が上下にスライド自在に案内され、この状態で駆動機構(図示せ ず)により上下に往復動される。
【0003】 このように、ホッパー1が上下に駆動されることにより、部品排出パイプ49 の上端がホッパー1の中で相対的に上下に往復運動する。そして、部品排出パイ プ49の上端がベース部材38の底から上がったところでホッパー1の中の部品 a、a…が突き崩され、部品排出パイプ49の上端が上下することによりその開 口部からチップ状回路部品aが一つずつ部品排出パイプ49の中に入る。このよ うにして、部品排出パイプ49の中に入ったチップ状回路部品aは、一列に並ん で下方へ順次送られる。 この部品排出パイプ49の下端には、パイプ状の部品搬送路10、10…へチ ップ状回路部品aを1つずつ逃がすエスケープメント機構が設けられている。図 示のエスケープメント機構は、部品収納孔55を有するスライド板54を、矢印 で示すように往復させ、前記部品収納孔55が部品搬送路10の上に位置したと ころで、同収納孔55の中のチップ状回路部品aを部品搬送路10へ送り出すも のである。
【0004】 また、図示されてないが、エア吹き出し式のものは、ホッパーの中にエアノズ ルを設け、ここから断続的にエアを吹き出して、ホッパーの中のチップ状回路部 品を遊動させ、ホッパ内部でのチップ状回路部品の停滞を防止して、部品排出パ イプへとチップ状回路部品を導くものである。
【0005】
【考案が解決しようとしている課題】
しかしながら、前者のチップ状回路部品供給装置においては、部品排出パイプ 49に対して容器1を上下に往復する動力やその動力を容器1に伝達する機構が 必要であり、装置の構成が全体として複雑となる。また、装置の制御系も複雑で あり、運転操作が面倒であるため、装置の製作に費用がかかり、運転も複雑にな るという課題があった。 また、後者のチップ状回路部品供給装置においては、チップ状回路部品が絶え ずエアで吹き飛ばされるため、チップ状回路部品が破損しやすく、また、ホッパ ー内に静電気が帯電し、放電によりチップ状回路部品が絶縁破壊することがあっ た。 本考案は、従来におけるこのような課題を解消し、簡単な機構で、チップ状回 路部品を強く攪乱せずに部品排出パイプへ送り出すことができるチップ状回路部 品供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、前記目的を達成するため本考案では、チップ状回路部品aがバルク 状に収納されたホッパー1と、 該ホッパー1の底から同ホッパー1の中に挿入 された部品排出パイプ49と、該部品排出パイプ49の下端側に設けられたエス ケープメント機構とを有するチップ状回路部品供給装置において、磁性体電極を 有するチップ状回路部品aがバルク状に収納された前記ホッパー1の1つの外壁 面に当り、同壁面に沿って下から上へと円弧軌道を描く磁石39と、該磁石39 が当てられた壁の内面に設けられ、前記磁石39の円弧軌道の上側位置からその 下側の前記部品排出パイプ49の上端へとチップ状回路部品aを案内するガイド シュート42とを備えることを特徴とするチップ状回路部品供給装置を提供する 。
【0007】
【作用】
前記本考案によるチップ状回路部品供給装置では、磁石39がホッパー1の外 壁面に沿って下から上へと円弧軌道を描くときに、ホッパー1に収納された磁性 体電極を有するチップ状回路部品aが磁石39に吸着され、ホッパー1の下側か ら上側へと持ち上げられる。そして、チップ状回路部品aが上に上がったところ でガイドシュート42に案内され、下側の部品排出パイプ49の上端へと導かれ る。また、このようにして磁石39に吸着されたがガイドシュート42に案内さ れなかったチップ状回路部品aや、ガイドシュート42に載ったが、部品排出パ イプ49の上端からその中に入り込まなかったチップ状回路部品aは、ホッパー 1の底部に落下し、また再び磁石39で持ち上げられる。これを繰り返すことに より、チップ状回路部品aが順次部品排出パイプ49へ一列に並んで送り出され る。さらに、部品排出パイプ49の下端からエスケープメント機構により、一列 に並んだチップ状回路部品aが1つずつ先に送り出される。
【0008】
【実施例】
次に、図面を参照しながら、本考案の実施例について詳細に説明する。 図1及び図2で示すように、部品供給装置は、既に述べた従来のものと同様に 、ベース部材38から筒体41が起立してホッパー1が構成されているが、従来 のチップ状回路部品供給装置のホッパーに比べて薄く幅が広くなっている。ベー ス部材38の底面には、漏斗状の勾配が形成され、この底部中央の通孔から部品 排出パイプ49が挿入されている。この部品排出パイプ49の上端は、通常ホッ パー1に収納されるチップ状回路部品aより上に達する高さに設定される。
【0009】 ホッパー1の背面側の外壁面に円板36の主面が当てられており、この円板3 6の主面に磁石39が埋設されている。図2に示されたように、この円板36は 、その中心に設けた軸にプーリー43が取り付けられ、このプーリー43とモー ター45のプーリー46とに巻き掛けされたベルト44を介してモーター45に より前記円板36が回転される。これにより磁石39は、図1に矢印で示すよう に、ホッパー1の背面側の外壁面に沿って回転し、ホッパー1の下から上へ移動 し、さらに、ホッパー1の外壁面から側方に離れた状態で上から下へと移動し、 またホッパー1の底部に戻るという円状の軌跡に沿って運動を繰り返す。 なお図2では、一つのモーター45で一つの円板36を回転しているように図 示されているが、実際は一つのモーター45で配列した複数のホッパーの円板3 6を同時に回転させる。
【0010】 前記ホッパー1の背面側には、その内壁面に沿ってガイドシュート42が設け られており、このガイドシュート42は、前記磁石39がその軌跡上の最上部を やや越えた位置で同軌跡を切るよう斜めに設けられている。さらに、このガイド シュート42の下端は、部品排出パイプ49の上端に達し、そこでほぼ垂直に起 立するよう、勾配が変化している。
【0011】 部品排出パイプ49の下端側には、パイプ状の部品搬送路10、10…へチッ プ状回路部品aを1つずつ逃がすエスケープメント機構が設けられている。すな わち、前記部品排出パイプ49の下端と部品搬送路10の上端との中心軸が横に ずれて配置されている。そして、この間で、スライダー54が図1において前後 にスライドし、これに設けられた部品収納孔55が前記部品排出パイプ49の下 端と部品搬送路10の上端との間を往復する。これによって、部品排出パイプ4 9の中で一列に並んだチップ状回路部品aが、部品搬送路10へ1つずつ送り出 され、搬送される。
【0012】 このチップ状回路部品供給装置では、図2に示すモーター45で円板36が回 転されることにより、図1に矢印で示すように、磁石39がホッパー1の外壁面 に沿って下から上へと円弧軌道を描く。このとき、ホッパー1に収納されたニッ ケル等の磁性体電極を有するチップ状回路部品aが磁石39に吸着され、ホッパ ー1の下側から上側へと持ち上げられる。そして、チップ状回路部品aが上に上 がったところでガイドシュート42に当り、同シュートに受け渡され、さらにそ れに沿って案内される。ガイドシュート42は、その部分で斜めになっていると 共に、下端側でほぼ垂直になり、部品排出パイプ49の上端に達しているため、 ガイドシュート42に受け渡されたチップ状回路部品aは、部品排出パイプ49 の上端へと導かれる。
【0013】 一方、このようにして磁石39に吸着されたが、ガイドシュート42に受け渡 されなかったチップ状回路部品aや、ガイドシュート42に載ったが、部品排出 パイプ49の上端からその中に入り込まなかったチップ状回路部品aは、図2に 矢印で示すように、ホッパー1の底部に落下し、また再び磁石39で持ち上げら れる。これを繰り返すことにより、チップ状回路部品aが順次部品排出パイプ4 9へ一列に並んで送り出される。さらに、部品排出パイプ49の下端からスダイ ダー54を有するエスケープメント機構により、一列に並んだチップ状回路部品 aが1つずつ先に送り出される。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案では、簡単な機構で、チップ状回路部品を強く攪乱 せずに部品排出パイプへ送り出すことができるチップ状回路部品供給装置を提供 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例である部品供給装置の縦
断正面図である。
【図2】同実施例であるチップ状回路部品供給装置の断
面斜視図である。
【図3】従来例である部品供給装置の断面斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ホッパー 39 磁石 42 ガイドシュート 49 部品排出パイプ 54 エスケープメント機構を構成するスライダー a チップ状回路部品

Claims (1)

    【整理番号】 0030959−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状回路部品(a)がバルク状に収
    納されたホッパー(1)と、 該ホッパー(1)の底か
    ら同ホッパー(1)の中に挿入された部品排出パイプ
    (49)と、該部品排出パイプ(49)の下端側に設け
    られたエスケープメント機構とを有するチップ状回路部
    品供給装置において、 磁性体電極を有するチップ状回路部品(a)がバルク状
    に収納された前記ホッパー(1)の1つの外壁面に当
    り、同壁面に沿って下から上へと円弧軌道を描く磁石
    (39)と、該磁石(39)が当てられた壁の内面に設
    けられ、前記磁石(39)の円弧軌道の上側位置からそ
    の下側の前記部品排出パイプ(49)の上端へとチップ
    状回路部品(a)を案内するガイドシュート(42)と
    を備えることを特徴とするチップ状回路部品供給装置。
JP2716192U 1992-03-31 1992-03-31 チップ状回路部品供給装置 Pending JPH0577133U (ja)

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JPH0577133U true JPH0577133U (ja) 1993-10-19

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JP2716192U Pending JPH0577133U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 チップ状回路部品供給装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263963A (ja) * 2001-03-14 2002-09-17 Kanto Auto Works Ltd 部品定量取り出し機
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971014