JP3417899B2 - チップ部品供給装置 - Google Patents

チップ部品供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ部品をプリ
ント基板に装着するためのチップ部品装着機等において
使用するチップ部品供給装置に係り、とくにバルク状の
(ばら部品の)極小チップ部品を供給するのに適したチ
ップ部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バルク状のチップ部品を収容する
ホッパーと、ホッパーに連通しチップ部品を1個ずつ分
離整列して取り出す分離整列パイプと、一端が分離整列
パイプに接続し他端が部品ピックアップ位置に至る上下
方向から横方向へと連続した部品搬送路を備えたチップ
部品供給装置がある。
【0003】この種のチップ部品供給装置において、従
来、角チップの整列方法として、特願平5−34631
8号(特開平7−176893号公報)で提示した例が
ある。この場合、チップ部品の分離整列パイプの貫通孔
又は角溝の上端側開口入り口をテーパー形状とし、それ
に続く貫通孔又は角溝の寸法を一定とし、パイプ内孔で
チップ部品の分離整列を行っている。そして、分離整列
パイプに接続された部品搬送路の搬送空間の寸法(搬送
溝寸法)も一定にして、部品ピックアップ位置側を真空
吸引することでチップ部品を整列、搬送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、極小の角チッ
プ部品(0603,1005サイズ)を分離整列及び搬
送する場合には、上述した従来装置では、下記(1),(2)
の問題が発生する。
【0005】但し、図6の角チップで長さ寸法L、幅寸
法W、厚さ寸法Tとしたとき、0603サイズ:0.6
(長さ寸法L)×0.3(幅寸法W)×0.3(厚さ寸法T)m
m、1005サイズ:1.0(長さ寸法L)×0.5(幅寸法
W)×0.5(厚さ寸法T)mmである。チップコンデンサの
場合は部品表裏、両端面電極の上下左右の区別が不要で
あり、本発明はかかる種類のチップ部品を対象としてい
る。
【0006】(1) 従来装置では、0603又は100
5サイズ角チップ部品の部品搬送路の搬送空間(搬送
溝)の断面形状を図7のように角形にし、搬送空間内の
縦寸法T2と横寸法W2を一定値に規制した構造とし、
部品ピックアップ位置側にて真空吸引して搬送すると、
チップ部品は上下方向から横方向へと連続した搬送空間
の中で回転して引っ掛かり搬送できなくなる現象が発生
する。この回転中心軸方向はチップ部品搬送方向に平行
で、チップ部品は回転中心軸に対し時計回り又は反時計
回りに回転しようとする。極小チップ部品は質量が小さ
く、チップ部品の幅寸法W×厚さ寸法Tが等しくて正方
形状であるため、搬送空間の空気流により搬送時に回転
力が起こる。
【0007】(2) 上下方向に配置された分離整列パイ
プにおいては、垂直方向の自由落下搬送空間の断面形状
は角形で、チップ部品の幅寸法W×厚さ寸法Tを整列し
通過させる様に、図8のパイプ内孔の搬送空間の縦寸法
T1と横寸法W1を一定に規制している。極小チップ部
品を自重落下させると静電気によりパイプ内面に貼りつ
いてチップ部品が詰まり、搬送できなくなる現象が発生
する。極小チップ部品の質量が小さい為である。
【0008】なお、上記分離整列パイプ及び部品搬送路
内のW1,W2寸法及びT1,T2寸法は、チップ部品
のW,T寸法より0.10乃至0.20mm大きくして、部
品通過のクリアランスとしている。
【0009】本発明は、上記の点に鑑み、極小チップ部
品の部品搬送路内での引っ掛かりや分離整列パイプ内面
への貼り付き等の現象を解消し、チップ部品の円滑、安
定な供給を可能にし、信頼性の向上を図ったチップ部品
供給装置を提供することを目的とする。
【0010】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一端が分離整列パイプに接続し他端が部
品ピックアップ位置に至る上下方向から横方向へと連続
した部品搬送路を備えるチップ部品供給装置において、
前記部品搬送路のうち上下方向から横方向に変換させる
傾斜又は湾曲した搬送路部分では断面方形の搬送空間の
横方向寸法を一定とし、かつ縦方向寸法をテーパー状に
徐々に狭めてチップ部品の厚み方向を規制して整列さ
せ、前記傾斜又は湾曲した搬送路部分に続く前記部品搬
送路の横方向の搬送路部分では、前記搬送空間の狭めた
後の前記縦方向寸法を一定とし、かつ横方向寸法をテー
パー状に徐々に狭めてチップ部品の幅方向を規制して整
列させることを特徴としている。
【0012】前記チップ部品供給装置において、前記分
離整列パイプは上下方向に配置されていて、前記分離整
列パイプのチップ部品が通過する貫通内孔を丸穴で構成
するとよい。
【0013】前記部品搬送路の横方向の搬送路部分で
は、部品ピックアップ位置へ向けた噴気又は部品ピック
アップ位置側からの真空吸引による空気流でチップ部品
搬送を行う構成にするとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るチップ部品供
給装置の実施の形態を図面に従って説明する。
【0015】図1乃至図2は本発明に係るチップ部品供
給装置の実施の形態の要部構成を示し、図3及び図4は
全体構成を示す。
【0016】まず、チップ部品供給装置の全体構成につ
いて説明する。全体構成を示す図3及び図4において、
仮想線1で示すのは、チップ部品装着機の供給部ベース
であり、該供給部ベース1上にチップ部品供給装置の本
体フレーム10が載置されるようになっている。
【0017】本体フレーム10の右端には、ホッパーベ
ース11が上下方向に摺動自在に取り付けられ、該ホッ
パーベース11にホッパー(貯留室)12が設けられる
とともに、バルク状のチップ部品20を多数収容したチ
ップ部品供給ケース13が着脱自在に配設されている。
チップ部品供給ケース13内部とホッパー12内部とは
連通していて、ホッパー12内にチップ部品供給ケース
13から逐次チップ部品20が補充されるようになって
いる。前記ホッパーベース11は本体フレーム10の右
端下側のホッパー昇降用モーター14及びカム機構15
によって往復上下運動を行う。なお、本実施の形態では
チップ部品20が直方体状の角チップ部品である場合を
例にとって説明する。
【0018】本体フレーム10の上辺部には部品ガイド
部30及び部品搬送部40が固定配置されている。
【0019】前記部品ガイド部30の上部には前記ホッ
パー12内のチップ部品20が1個毎に落下する上下方
向の分離整列パイプ31が固定されており、部品ガイド
部30の内部には、分離整列パイプ31に連通する上向
き状態から湾曲して傾斜部分となりさらに湾曲して下端
部は水平方向に向いた部品搬送路32が設けられてい
る。この部品搬送路32は搬送溝に蓋をして搬送空間を
構成したものである。
【0020】前記部品搬送部40は、上向き状態から円
弧状に湾曲して下端部は水平方向に向いた前記部品搬送
路32に接続(連通)した横方向(水平方向)の部品搬
送路41を有し、前記部品搬送路32と部品搬送路41
とにより、全体として一端が分離整列パイプ31に接続
し他端が部品ピックアップ位置Pに至る上下方向から横
方向へと連続した部品搬送路が構成されている。ここ
で、部品搬送路41は整列シュート42に形成された搬
送溝43を透明樹脂カバー44で覆って搬送空間を形成
したものである(カバー44は整列シュート42にビス
で固定)。前記部品搬送路41の他端(先端側)はシャ
ッター部60に至り、装着機本体側の吸着ノズルによる
チップ部品の吸着点である部品ピックアップ位置Pに到
達している。
【0021】図1及び図2に示すように、前記部品ガイ
ド部30の上部に垂直に固定の分離整列パイプ31は、
チップ部品20が通過する搬送空間として丸穴の貫通内
孔31a(図2中実線で示す)又は角穴の貫通内孔31
b(図2中点線で示す)を有している。分離整列パイプ
の貫通内孔としては丸穴の場合その円径寸法はチップ部
品のW寸法、T寸法の1.5倍、角穴の場合、横寸法W
3、縦寸法T3は チップ部品のW寸法、T寸法のそれ
ぞれ1.5〜1.8倍とする。但し、丸穴使用がより望ま
しく、特に、丸穴の場合には貫通内孔とチップ部品の接
触部分は線又は点となり、角穴の様に面接触部分が無く
なり、静電気の影響が少なくなる。
【0022】また、部品ガイド部30が有する部品搬送
路32の上端開口は前記貫通内孔31aに一致した断面
でこれに連通しており、該部品搬送路32の上下方向部
分の搬送空間(搬送溝)32aは上端開口と同じ断面積
で続いている。該上下方向部分に続く部品搬送路32の
傾斜部分Qの搬送空間(搬送溝)32bは断面方形の横
寸法W4を一定とし、かつ縦寸法T4をテーパー状に徐
々に狭めてチップ部品20の厚み方向を規制して整列さ
せるようにしている。部品搬送路32の出口開口は、縦
方向寸法が規制されているため、縦寸法T4はチップ部
品のW寸法、T寸法の1.1倍程度にまで狭められてい
る。なお、横寸法W4は規制されていないため、チップ
部品のW寸法、T寸法の1.5〜1.8倍のままである。
【0023】このように、部品搬送路32において、チ
ップ部品20の自重落下速度が遅くなる傾斜部分Q、換
言すればチップ部品重量により搬送路下面(底面)に安
定しようとする位置で縦方向の寸法を先に規制、整列す
る。
【0024】また、横方向の部品搬送路41は部品搬送
路32の下端開口と同じ断面積で接続しており、部品ピ
ックアップ位置Pに至るまでの中間部分Rにおいて搬送
空間(搬送溝)41aの縦寸法T5を一定(部品搬送路
32出口開口での縦寸法に一致)とし、かつ横寸法W5
をテーパー状に徐々に狭めてチップ部品20の幅方向を
規制して整列させている。搬送空間41aの横寸法W5
は、チップ部品のW寸法、T寸法の1.1倍程度にまで
狭められている。この結果、部品ピックアップ位置Pに
至る部品搬送路41の先端側搬送溝では縦横寸法とも所
要の規制寸法(つまり、縦横寸法共にチップ部品のW寸
法、T寸法の1.1倍程度の整列寸法)となる。
【0025】図3及び図4において、前記シャッター部
60は前記部品ピックアップ位置Pに設けられた部品取
り出し用開口61を開閉するシャッター62を開閉自在
に有している。また、部品搬送路41は部品ピックアッ
プ位置P側から本体フレーム10に設けられた負圧源と
しての真空発生器(真空エジェクタ)70で真空吸引さ
れるようになっている。
【0026】従って、真空発生器作動時は、部品ピック
アップ位置Pに向かう空気流が横方向の部品搬送路41
内に発生され、これによりチップ部品20の長手方向が
部品搬送路41に平行な姿勢となって前記部品ピックア
ップ位置Pに向けて搬送される。
【0027】前記シャッター62は、チップ部品装着機
側の吸着ノズルが前記部品ピックアップ位置Pにてチッ
プ部品20を吸着する動作時に、操作力Fが操作レバー
71に加わってこれを回動させ、これがリンク機構72
等を介して伝達されることで開くようになっている。シ
ャッター62が開いたときのみ部品取り出し用開口61
からチップ部品20を吸着ノズルでピックアップでき
る。シャッター62が閉じているときは、真空発生器7
0の真空吸引動作が実行され、部品ピックアップ位置P
に向かう空気流が部品搬送路41内に発生され、チップ
部品20を前記部品ピックアップ位置Pに向けて搬送す
る。
【0028】前記本体フレーム10の下辺にはフィーダ
ーロックレバー80及びこれで作動されるロック爪81
が取り付けられており、ロック爪81によりチップ部品
供給装置の本体フレーム10がチップ部品装着機の供給
部ベース1に固定されるようになっている。
【0029】次に、この実施の形態の全体的動作説明を
行う。
【0030】ホッパー12内のチップ部品20はホッパ
ーベース11の上下運動に伴いホッパー下部から上下方
向の分離整列パイプ31を1個毎に分離されて落下す
る。このとき、分離整列パイプ31の貫通内孔を図2実
線の丸穴31aとすることで貫通内孔とチップ部品の接
触部分は線又は点となり、面接触部分が無くなること
で、静電気によるチップ部品の貼り付き現象を無くすこ
とができる。あるいは前記貫通内孔をチップ部品のW,
T寸法に比して十分大きくすることでも静電気の影響を
少なくできる。
【0031】前記分離整列パイプ31を落下したチップ
部品20は部品ガイド部30が有する部品搬送路32に
入り、徐々に横向きに向きを変えられて水平部分の左端
に達する。このとき、図1及び図2に示すように部品搬
送路32の傾斜部分Qでの搬送空間32bで断面方形の
横寸法W4を狭めないで一定とし、かつ縦寸法T4をテ
ーパー状に徐々に狭めてチップ部品20の厚み方向を規
制して整列させるようにしている。
【0032】前記部品ガイド部30が有する部品搬送路
32を出たチップ部品20は横方向の部品搬送路41に
入り、図1及び図2に示すようにこの部品搬送路41の
中間部分Rで規制後の縦寸法はそのまま維持して搬送空
間41aの横寸法W5を徐々に狭めてチップ部品の幅方
向を規制して整列させる。このとき、水平部分では重力
によるチップ部品給送作用は無くなるため、部品搬送路
41先端側の部品ピックアップ位置Pの部品取り出し用
開口61をシャッター62で密閉し、搬送路41に連通
している分離整列パイプ31の上側のみが実質的に開口
している状態とし、真空発生器70により部品搬送路4
1の部品ピックアップ位置P側において真空吸引する。
この結果、部品ピックアップ位置Pに向かう空気流が横
方向の部品搬送路41内に発生されることになり、最先
端のチップ部品20は部品取り出し用開口61の部品ピ
ックアップ位置Pに縦横方向とも規制されて位置決め停
止され、吸着ノズルによるピックアップを待機する状態
となる。
【0033】その後、チップ部品装着機側の吸着ノズル
を下降させるとともに、図3の操作レバー71に操作力
Fを加えてシャッター62を左方向にスライドさせて開
き、開口61を開き吸着ノズルに対するチップ部品20
の供給を実行する。
【0034】この実施の形態によれば、次の通りの効果
を得ることができる。
【0035】(1) チップ部品20の流れ方向を垂直方
向から水平方向に変換させる部品ガイド部30が有する
部品搬送路32の傾斜部分において、重力を利用してチ
ップ部品の搬送空間(搬送溝)32bの縦寸法T4を徐
々に狭めてチップ部品の厚さ方向を規制し整列させてい
る。更に水平方向での部品搬送路41にて、その搬送空
間(搬送溝)の横幅つまり横寸法W5を徐々に狭めてチ
ップ部品の幅方向を規制し整列させている。このように
整列動作を2段階に分割することにより、極小チップ部
品であってもチップ部品の回転を防止し確実に整列させ
て搬送させることができる。
【0036】(2) 分離整列パイプ31の貫通内孔(丸
もしくは角)は、チップ部品20の厚さと幅方向を規制
しないで(チップ部品と貫通内孔とに十分大きなクリア
ランスを設けて)流れる寸法にしている。そうすること
によりチップ部品の自重落下(垂直方向)部分での静電
気によるチップ部品の貫通内孔への貼り付きは解消され
る。
【0037】なお、上記実施の形態において、部品ガイ
ド部30は傾斜した搬送路部分を有する構成としたが、
図5のように部品ガイド部30が有する上下方向から横
方向に変換させる部品搬送路32が、円弧状に湾曲した
搬送路部分90を有し、この搬送路部分90における搬
送空間内にて、チップ部品の自重落下速度が遅くなる部
分、換言すればチップ部品重量により搬送路下面(底
面)に安定しようとする位置で縦方向の寸法を規制する
ようにしても差し支えない。
【0038】また、上記実施の形態において、部品搬送
路のうち横方向の搬送路部分では、部品ピックアップ位
置側からの真空吸引による空気流でチップ部品搬送を行
ったが、部品ピックアップ位置へ向けた噴気による空気
流でチップ部品搬送を行ってもよい。
【0039】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るチッ
プ部品供給装置によれば、上下方向から横方向へと連続
した部品搬送路の中でチップ部品が回転して引っ掛かり
搬送できなくなる現象が解消され、極小のチップ部品
(0603,1005サイズ)の詰まり現象が改善さ
れ、極小のチップ部品(0603,1005サイズ)に
ついての部品供給率を向上させることができる。また、
上下方向に配置された分離整列パイプのチップ部品が通
過する貫通内孔を丸穴とする場合、静電気によるチップ
部品の貼り付き現象を解消でき、極小のチップ部品(0
603,1005サイズ)の部品供給率向上に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップ部品供給装置の実施の形態
であって、要部構成の正断面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】チップ部品供給装置の全体構成を示す正面図で
ある。
【図4】同平面図である。
【図5】部品ガイド部が有する上下方向から横方向に変
換させる部品搬送路の他の例を示す正断面図である。
【図6】チップ部品の1例を示す斜視図である。
【図7】従来装置における部品搬送路の搬送空間(搬送
溝)の断面図である。
【図8】従来装置における分離整列パイプの搬送空間
(搬送溝)の断面図である。
【符号の説明】
1 供給部ベース 10 本体フレーム 11 ホッパーベース 12 ホッパー 13 チップ部品供給ケース 14 ホッパー昇降用モーター 15 カム機構 20 チップ部品 30 部品ガイド部 31 分離整列パイプ 31a 貫通内孔 32,41 部品搬送路 32a,32b,41a 搬送空間 40 部品搬送部 42 整列シュート 43 部品搬送溝 60 シャッター部 61 部品取り出し用開口 62 シャッター 70 真空発生器 71 操作レバー 72 リンク機構 80 フィーダーロックレバー 81 ロック爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−192106(JP,A) 特開2001−151336(JP,A) 特開 平10−235525(JP,A) 特開 平7−176893(JP,A) 特開 平1−183200(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 11/00 H05K 13/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が分離整列パイプに接続し他端が部
    品ピックアップ位置に至る上下方向から横方向へと連続
    した部品搬送路を備えるチップ部品供給装置において、 前記部品搬送路のうち上下方向から横方向に変換させる
    傾斜又は湾曲した搬送路部分では断面方形の搬送空間の
    横方向寸法を一定とし、かつ縦方向寸法をテーパー状に
    徐々に狭めてチップ部品の厚み方向を規制して整列さ
    せ、前記傾斜又は湾曲した搬送路部分に続く前記部品搬
    送路の横方向の搬送路部分では、前記搬送空間の狭めた
    後の前記縦方向寸法を一定とし、かつ横方向寸法をテー
    パー状に徐々に狭めてチップ部品の幅方向を規制して整
    列させることを特徴とするチップ部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記分離整列パイプは上下方向に配置さ
    れていて、前記分離整列パイプのチップ部品が通過する
    貫通内孔を丸穴とした請求項1記載のチップ部品供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記部品搬送路の横方向の搬送路部分で
    は、部品ピックアップ位置へ向けた噴気又は部品ピック
    アップ位置側からの真空吸引による空気流でチップ部品
    搬送を行う請求項1又は2記載のチップ部品供給装置。
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