JP5406682B2 - 電子部品供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品供給装置に係わり、特に、バラ積み状態で電子部品収納部に収納された電子部品を取出位置まで供給する電子部品供給装置に関する。
電子部品実装装置等に、直方体形状のコンデンサやレジスタ等のチップ型電子部品(以下「チップ部品」と言う)を供給する電子部品供給装置として、例えば、特許文献1に示すような、振動式電子部品供給装置(振動式パーツフィーダ)が知られている。
この振動式電子部品供給装置は、チップ部品を供給するための部品通路に対し、振動源から所定の加振周波数で振動を付与することにより、部品通路に一定方向の振動を生じさせ、この振動によりチップ部品を一定方向に供給するようにした部品供給装置である。
この振動式電子部品供給装置は、部品通路が加振されることによりチップ部品を供給するようにしているので、チップ部品が部品通路内で詰まらず、また、チップ部品を長い距離でも供給できるという利点がある。
また、特許文献1の振動式電子部品供給装置は、部品通路として、電子部品を取出位置へ搬送する部品供給用フィーダー及び電子部品を取出位置への搬送方向とは逆方向へ戻して回収する部品回収用フィーダーを有する双方向フィーダーを備え、この双方向フィーダーにより、部品循環路を形成し、電子部品の取出位置まで搬送されない電子部品を戻して再供給するようにしている。
この特許文献1の振動式電子部品供給装置においては、センサにより、双方向フィーダーの部品回収用フィーダー上にある電子部品の貯溜状況を検出し、この検出された部品の貯溜状況により、電子部品供給部から供給される電子部品の量が適量となるように調整されている。
特開平10−175724号公報
しかしながら、上述した振動式電子部品供給装置のように、センサを設け、このセンサにより、フィーダー上の電子部品の貯溜状況を検出して、供給される電子部品の量を調整するようにしているので、このセンサを設けた分、装置の小型化及び低コスト化が難しくなる。
さらに、種類が異なる電子部品を供給する場合には、その都度、センサ自身を調整する必要があり、この調整作業が面倒である。
センサを設けた場合には、上述した問題があるため、通常であれば、センサ自体を改良して、上述した問題を解決するのが普通であるが、本発明者らは、センサを設けなくても電子部品の供給量を適量に調整することが可能な機構を鋭意研究し、本発明を得るに至ったのである。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、センサ類を設けることなく、電子部品の供給量を適量に調整することが可能な電子部品供給装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、バラ積み状態で電子部品収納部に収納された電子部品を取出位置まで供給する電子部品供給装置であって、電子部品収納部から供給された電子部品を受け取る部品中継室と、この部品中継室から供給された電子部品を取出位置まで供給する部品供給レールと、この部品供給レールに沿って設けられ部品供給レールの途中から電子部品を部品供給方向と逆方向の回収方向へ電子部品を搬送する部品回収レールと、部品供給レールに振動を付与して電子部品を取出位置まで搬送すると共に部品回収レールに振動を付与して電子部品を回収方向へ搬送する加振機構と、部品中継室にエアーを間欠的に供給して部品中継室内の電子部品を部品供給レールまで移動させるエアー供給手段と、このエアー供給手段によるエアーの非供給時に、部品回収レール上の複数の電子部品の一部を部品中継室へ戻し、部品供給レールにより供給される電子部品の供給量を調整する電子部品供給量調整手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、電子部品収納部内でバラ積み状態の電子部品が部品中継室に落下し、エアー供給手段により供給されるエアーにより、部品中継室から部品供給レールまで移動し、この部品供給レールが加振機構により加振されることにより、電子部品が取出位置まで搬送される。次に、部品供給レールの途中から電子部品を部品供給方向と逆方向の回収方向へ電子部品を搬送し、一部の電子部品を部品供給レールへ移し、エアーの非供給時には、電子部品供給量調整手段により、部品回収レール上の複数の電子部品の一部を部品中継室へ戻し、部品供給レールにより供給される電子部品の供給量を、センサ類を設けなくても、調整することができる。
本発明において、好ましくは、部品回収レールの部品回収方向の下流側部が部品中継室と連通し、この部品回収レールの下流側部に電子部品供給量調整手段が設けられている。
このように構成された本発明においては、部品回収レールの下流側部に電子部品供給量調整手段が設けられているので、部品回収レール上にあるチップ部品をスムーズに部品中継室に回収することができる。
本発明において、好ましくは、電子部品供給量調整手段は、部品回収レールの下流側部に設けられた段部であり、電子部品がこの段部を乗り越えて部品中継室へ戻るように構成されている。
このように構成された本発明においては、電子部品供給量調整手段として、段部を形成したので、比較的簡易な構造により、効果的に、電子部品の供給量を調整することができる。
本発明において、好ましくは、電子部品供給量調整手段の段部は、部品供給レールの上流部に対向し、且つ、平面視で回収方向に対して斜めに設けられている。
このように構成された本発明においては、段部が、部品供給レールの上流部に対向し、且つ、平面視で回収方向に対して斜めに設けられているので、部品回収レールにより回収された電子部品を部品供給レールに移動させて、電子部品をスムーズに循環させることができる。
本発明において、好ましくは、電子部品供給量調整手段の段部の高さは、電子部品の長さ、幅、厚みの3辺の一番短い辺の寸法よりも小さな値に設定されている。
このように構成された本発明においては、段部の高さを比較的低い高さに設定することにより、簡易な構造で且つ効果的に、電子部品の供給量を調整することができる。
本発明において、好ましくは、エアー供給手段のエアーを間欠的に供給するタイミングは、上記取出位置での電子部品の取出しタイミングと同期している。
このように構成された本発明においては、エアー供給手段が、取出位置での電子部品の取出しタイミングと同期してエアーを間欠的に供給しているので、より正確に、電子部品の供給量を調整することができる。
本発明の電子部品供給装置によれば、センサ類を設けることなく、電子部品の供給量を適量に調整することができる。
本発明の一実施形態による電子部品供給装置を電子部品実装装置に取り付けた状態を示す全体図である。 本発明の一実施形態による電子部品供給装置を示す正面図(図2(a))、平面図(図2(b))、右側面図(図2(c))、左側面図(図2(d))である。 本発明の一実施形態による電子部品供給装置を示す部分断面正面図である。 本発明の一実施形態による電子部品供給装置の部品搬送レール(カバー無し)を示す平面図である。 本発明の一実施形態による電子部品供給装置の部品搬送レール(カバー有り)を示す平面図である。 図5のA−A線に沿って見た断面図である。 図5のB−B線に沿って見た断面図である。 図5のC−C線に沿って見た断面図である。 図5のD−D線に沿って見た断面図である。 図5のE−E線に沿って見た断面図である。 図5のF−F線に沿って見た断面図である。 本発明の一実施形態による電子部品供給装置の部品供給レール及び部品回収レールを示す概略部分平面図である。 本発明の一実施形態による電子部品供給装置の部品供給レール及び部品回収レールを示す概略部分正面図である。 本発明の一実施形態による電子部品供給装置の部品供給レール及び部品回収レールを示す部分斜視図である。
以下、添付図面により、本発明の実施形態による電子部品供給装置を説明する。
先ず、図1〜図3により、本発明の一実施形態による電子部品供給装置の基本構造を説明する。図1は本発明の一実施形態による電子部品供給装置を電子部品実装装置に取り付けた状態を示す全体図であり、図2は本発明の一実施形態による電子部品供給装置を示す正面図(図2(a))、平面図(図2(b))、右側面図(図2(c))、左側面図(図2(d))であり、図3は本発明の一実施形態による電子部品供給装置を示す部分断面正面図である。
図1に示すように、符号1は、電子部品供給装置であり、この電子部品供給装置1が、電子部品実装装置(マウンター)2のテーブル4に固定手段5により取り付け固定されている。この電子部品供給装置1は、直方体形状のコンデンサやレジスタ等のチップ型電子部品P(チップ部品P)を電子部品実装装置2に供給するようになっている。
電子部品実装装置2には、部品吸着ノズル6及びプリント基板8が設けられており、この部品吸着ノズル6が、電子部品供給装置1から供給されるチップ部品Pを取出位置Tで吸着して取り出し、チップ部品Pをプリント基板8上の所定位置に実装するようになっている。
なお、本実施形態による電子部品供給装置1は、電子部品実装装置2以外にも適用可能であり、測定された電気特性に基づき電子部品の良・不良を選別する電子部品特性選別機、撮像された画像に基づき電子部品の良・不良を選別する電子部品外観選別機、対象包装体の部品収納部に移乗・挿入する電子部品包装装置等に取り付けるようにしても良い。
次に、図2に示すように、電子部品供給装置1は、プラットフォーム10と部品供給用アタッチメント12とを備えている。この部品供給用アタッチメント12は、固定手段14により、プラットフォーム10に着脱自在に取り付けられている。
この部品供給用アタッチメント12は、チップ部品の種類毎に対応したものが準備され、共通であるプラットフォーム10に取り付けられるようになっている。
次に、図3に示すように、電子部品供給装置1の部品供給用アタッチメント12は、チップ部品Pをバラ積み状態で収納する部品収納ケース16と、この部品収納ケース16を振動させてチップ部品Pを落下させる加振装置18と、この部品収納ケース16から落下した電子部品Pを一時的に貯溜する部品中継室20と、この部品中継室20から供給されたチップ部品Pを取出位置Tまで供給する部品搬送レール22を備えている。
ここで、部品供給用アッタチメント12の部品搬送レール22には、チップ部品を取出位置Tまで供給する部品供給レール24と、この部品供給レール24の途中からチップ部品Pを部品供給方向(左方向)と逆方向の回収方向(右方向)へチップ部品を搬送する部品回収レール26を備えている(図2(b)、図4参照)。
次に、図3に示すように、電子部品供給装置1のプラットフォーム10には、部品供給用アッタチメント12の部品供給レール24と部品回収レール26を駆動するための加振装置28,30がそれぞれ設けられている。
部品供給レール24用の加振装置28は、ベースプレート32と、トッププレート34と、このベースプレート32に取り付けられた振動源である圧電素子36とこの圧電素子36で発生した振動をトッププレート34に伝達するための加振機構である板バネ38とを備えている。ここで、トッププレート34は、上述したように、固定手段14により、部品供給用アタッチメント12の部品搬送レール20の部品供給レール24に固定され、圧電素子36からの振動を板バネ38を介して伝達さるようになっている。ここで、板バネ38は、右方向に傾いて設けられており、この板バネ38が振動することにより、部品供給レール24上のチップ部品Pを部品供給方向(左方向)へ移動させるようになっている。
同様に、部品回収レール26用の加振装置30も、ベースプレート42と、トッププレート44と、このベースプレート42に取り付けられた振動源である圧電素子46とこの圧電素子46で発生した振動をトッププレート44に伝達するための加振機構である板バネ48とを備えている。ここで、トッププレート44も、固定手段14により、部品供給用アタッチメント12の部品搬送レール20の部品回収レール26に固定され、圧電素子46からの振動を板バネ48を介して伝達さるようになっている。ここで、板バネ48は、左方向に傾いて設けられており、この板バネ48が振動することにより、部品回収レール26上のチップ部品Pを部品回収方向(右方向)へ移動させるようになっている。
さらに、図3に示すように、電子部品供給装置1の部品供給用アタッチメント12の部品中継室20の下部には、エアー供給口50が設けられ、このエアー供給口50には、部品中継室20内にエアーを間欠的に供給するためのエアー供給装置52が接続して設けられている。このエアー供給装置52によるエアーを間欠的に供給するタイミングは、電子部品実装装置2の部品吸着ノズル6が取出位置Tにてチップ部品Pを取り出すタイミングと同期している。
次に、図4乃至図11により、電子部品供給装置1の部品搬送レール22の構造を詳細に説明する。図4は本発明の一実施形態による電子部品供給装置の部品搬送レール(カバー無し)を示す平面図であり、図5は本発明の一実施形態による電子部品供給装置の部品搬送レール(カバー有り)を示す平面図であり、図6は図5のA−A線に沿って見た断面図であり、図7は図5のB−B線に沿って見た断面図であり、図8は図5のC−C線に沿って見た断面図であり、図9は図5のD−D線に沿って見た断面図であり、図10は図5のE−E線に沿って見た断面図であり、図11は図5のF−F線に沿って見た断面図である。
電子部品供給装置1の部品搬送レール22は、チップ部品Pを取出位置Tまで供給する部品供給レール24と、この部品供給レール24に沿って設けられ、部品供給レール24の途中からチップ部品Pを部品供給方向(左方向)と逆方向の回収方向(右方向)へチップ部品を搬送する部品回収レール26を備えている。
部品回収レール26の部品回収方向(右方向)の下流側部26aには、部品中継室20と連通する連通口54が設けられ、部品中継室20内のチップ部品Pがこの連通口54を通って、部品回収レール26に供給される。
部品回収レール26の部品供給レール24の上流部24aに対向する位置には、詳細は後述する段部56が設けられている。この段部56は、部品供給レール24の上流部24aに向かって平面視で斜めに延びており、この段部56により、部品中継室20から供給されたチップ部品P及び部品回収レール26で回収されたチップ部品Pの両方のチップ部品Pが、部品供給レール24の上流部24aへ移動するようになっている。
部品供給レール24は、チップ部品Pを上流部24aからチップ部品Pの取出位置Tまで供給するように形成された部品整列溝24bと、この部品整列溝24bに隣接し且つチップ部品Pを上流部24aから途中の中間部24cまで供給するように形成された部品搬送面24dを備えている。ここで、部品供給レール24の部品整列溝24bと部品搬送面24dは、部品供給方向においてほぼ水平な状態となるように形成されている。また、幅方向において、部品搬送面24dの表面が部品整列溝24bに向けて若干の角度だけ下方に傾斜するように形成され(図10参照)、それにより、部品搬送面24dの表面上のチップ部品Pが部品整列溝24b内に移動し易くなっている。
ここで、チップ部品Pが長さL、幅W、厚みTの3辺を有し、L>W>T又はL>W=Tの関係がある場合、部品整列溝24bの幅は、3辺の一番短い寸法よりも若干広い寸法となっている。
このように、部品供給レール24は、上述した加振装置28により加振されることにより、部品整列溝24bによりチップ部品Pを上流部24aからチップ部品Pの取出位置Tまで供給すると共に、部品整列溝24bに収納できず溢れたチップ部品Pも上流部24aから途中の中間部24cまで供給するようになっている。
部品回収レール26は、上述した部品供給レール24の途中の中間部24cに対応する位置である上流側部26bから上述した下流側部26aまで延びて形成されている部品搬送面26cを備えている。この部品回収レール26の部品搬送面26cは、図6に示されているように、上流側部26bから下流側部26aの段部56の位置まで直線的に上昇するように形成されている。
本実施形態においては、このように部品回収レール26の部品搬送面26cを上流側部26bから下流側部26aの段部56の位置まで直線的に上昇するように形成しているので、部品供給レール24により供給方向(左方向)へ供給されるチップ部品Pと部品回収レール26により回収方向(右方向)へ回収されるチップ部品Pとが途中で接触したり衝突したりすることを防止し、チップ部品Pをスムーズに搬送することができる。
また、図5乃至図10に示されているように、部品供給レール24及び部品回収レール26の上方には、透明なカバー56が取り付けられ、上方から、チップ部品Pの状態が目視できるようになっている。
以上説明したように、部品搬送レール22は、部品供給レール24と部品回収レール26を備え、部品整列溝24bから溢れた部品供給レール24の部品搬送面24d上の部品は、上流部24aから途中の中間部24cまで搬送(供給)され、ここで、部品回収レール26の上流側部26aへ移り、次に、部品回収レール26の部品搬送面26c上を上流側部26bから下流側部26aの段部56の位置まで搬送される。ここで、段部56に当たったチップ部品Pは、この段部56にガイドされて部品供給レール24の上流部24aへ移る。このようにして、部品供給溝24bによりチップ部品Pの取出位置Tに到達しないチップ部品Pは、部品供給レール24と部品回収レール26において、循環するようになっている。
次に、図12乃至図14により、本実施形態による電子部品供給装置1の電子部品供給量調整手段である段部56の構造及び機能について詳細に説明する。図12は本発明の一実施形態による電子部品供給装置の部品供給レール及び部品回収レールを示す概略部分平面図であり、図13はその概略部分正面図であり、図14はその部分斜視図である。
先ず、部品回収レール26により回収されたチップ部品Pの一部は、段部56にガイドされて部品供給レール24の上流部24aへ移り、再び、部品供給レール24により、取出位置Tまで搬送(供給)される。
次に、エアー供給装置52からエアーが供給されているときには、このエアーにより、部品中継室20内にあるチップ部品Pが連通口54を経て、さらに、部品回収レール26の段差56を経て、部品供給レール24の上流部24aへ移り、部品供給レール24により、取出位置Tまで搬送(供給)される。
次に、エアー供給装置52からエアーが供給されていないときには、部品回収レール26により回収されたチップ部品Pの一部は、加振装置30の加振力により、段部56を乗り越えて、連通口54を経て、部品中継室20まで戻されるようになっている。
ここで、段差56の高さHを適当な値に設定することにより、部品回収レール26により回収されるチップ部品Pが多すぎる場合には、より多くのチップ部品Pが段部56を乗り越えて部品中継室20に戻され、一方、回収されるチップ部品Pが少ない場合には、より少ないチップ部品Pが段部56を乗り越えて部品中継室20に戻されるようになっている。このようにして、本実施形態においては、部品供給レール24上に貯溜されているチップ部品Pの量をセンサにより検出しなくても、適当な量のチップ部品Pが部品供給レール24上に常時貯溜させることができる。
この段差56の高さHは、チップ部品Pの3辺の長さL、幅W、厚みTの3辺の一番短い寸法よりも小さな値に設定される。例えば、L=0.4mm、W=T=0.2mmのチップ部品の場合には、H=0.02mmが好ましく、L=0.6mm、W=T=0.3mmのチップ部品の場合には、H=0.05mmが好ましく、L=1.0mm、W=T=0.5mmのチップ部品の場合には、H=0.12mmが好ましい。
次に、上述した本発明の実施形態による電子部品供給装置の動作を説明する。
先ず、加振装置18により部品収納ケース14が加振され、これにより、部品収納ケース14内にバラ積み状態で収納されたチップ部品Pは、部品中継室20内に落下する。次に、エアー供給装置52から部品中継室20内にエアーが間欠的に供給され、このエアーの上向きの流れにより、チップ部品Pは、連通口54を通り、部品回収レール26の下流側部26aの段部56を経て、部品供給レール24の上流部24aに到達する。
部品供給レール24の上流部24aに到達したチップ部品Pの一部は、部品整列溝24b内に入り、部品供給レール24が加振装置28により加振され、これにより、取出位置Tまで搬送される。部品整列溝24bから溢れて部品搬送面24d上にあるチップ部品Pは、部品供給レール24の途中の中間部24cまで搬送されて、この中間部24cで、部品回収レール26の上流側部26bの部品搬送面26c上へ移り、部品回収レール26が加振装置30により加振され、これにより、下流側部26aまで戻され、チップ部品Pの一部は、再び、部品供給レール24の上流部24aへ移り、循環する。
エアー供給装置52がエアーを供給しないときには、上述したように、部品回収レール26により回収されたチップ部品Pの一部は、加振装置30の加振力により、段部56を乗り越えて、連通口54を経て、部品中継室20まで戻される。さらに、適当な高さHに設定された段差56により、部品回収レール26により回収されるチップ部品Pが多すぎる場合には、より多くのチップ部品Pが段部56を乗り越えて部品中継室20に戻され、一方、回収されるチップ部品Pが少ない場合には、より少ないチップ部品Pが段部56を乗り越えて部品中継室20に戻される。この結果、本実施形態においては、部品供給レール24上に貯溜されているチップ部品Pの量をセンサにより検出しなくても、適当な量のチップ部品Pが部品供給レール24上に常時貯溜させることができる。
さらに、電子部品供給装置1の取出位置Tに到達した先頭のチップ部品Pは、電子部品実装装置2等の部品吸着ノズル6により吸着されて取り出され、プリント基板8の所定位置まで搬送され、プリント基板8に実装される。
1 電子部品供給装置
2 電子部品実装装置
6 部品吸着ノズル
10 プラットフォーム
12 部品供給用アタッチメント
16 部品収納ケース
18,28,30 加振装置
20 部品中継室
22 部品搬送レール
24 部品供給レール
24a 上流部
24b 部品整列溝
24c 中間部
24d 部品搬送面
26 部品回収レール
26a 下流側部
26b 上流側部
26c 部品搬送面
50 エアー供給口
52 エアー供給装置
54 連通口
56 段部
58 カバー
P チップ部品
T 取出位置

Claims (6)

  1. バラ積み状態で電子部品収納部に収納された電子部品を取出位置まで供給する電子部品供給装置であって、
    上記電子部品収納部から供給された電子部品を受け取る部品中継室と、
    この部品中継室から供給された電子部品を取出位置まで供給する部品供給レールと、
    この部品供給レールに沿って設けられ上記部品供給レールの途中から電子部品を部品供給方向と逆方向の回収方向へ電子部品を搬送する部品回収レールと、
    上記部品供給レールに振動を付与して電子部品を取出位置まで搬送すると共に上記部品回収レールに振動を付与して電子部品を回収方向へ搬送する加振機構と、
    上記部品中継室にエアーを間欠的に供給して部品中継室内の電子部品を上記部品供給レールまで移動させるエアー供給手段と、
    このエアー供給手段によるエアーの非供給時に、上記部品回収レール上の複数の電子部品の一部を上記部品中継室へ戻し、上記部品供給レールにより供給される電子部品の供給量を調整する電子部品供給量調整手段と、
    を有することを特徴とする電子部品供給装置。
  2. 上記部品回収レールの部品回収方向の下流側部が上記部品中継室と連通し、この部品回収レールの下流側部に上記電子部品供給量調整手段が設けられている請求項1に記載の電子部品供給装置。
  3. 上記電子部品供給量調整手段は、上記部品回収レールの下流側部に設けられた段部であり、電子部品がこの段部を乗り越えて上記部品中継室へ戻るように構成されている請求項2に記載の電子部品供給装置。
  4. 上記電子部品供給量調整手段の段部は、上記部品供給レールの上流部に対向し、且つ、平面視で回収方向に対して斜めに設けられている請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子部品供給装置。
  5. 上記電子部品供給量調整手段の段部の高さは、上記電子部品の長さ、幅、厚みの3辺の一番短い辺の寸法よりも小さな値に設定されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の電子部品供給装置。
  6. 上記エアー供給手段のエアーを間欠的に供給するタイミングは、上記取出位置での電子部品の取出しタイミングと同期している請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子部品供給装置。
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