JP2006273579A - ワーク供給方法およびワーク供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの吸着固定およびその解除の動作を速やかに行わせることが可能で、複雑な構造を必要とせずにワークの高速供給に対応することが可能なワーク供給方法およびワーク供給装置を提供する。
【解決手段】ワーク1を連続して供給する第1供給機構部2と、第1供給機構部2から供給されたワークが搬送されるワーク搬送路14と、第1供給機構部2から供給され、列をなして搬送されるワーク1のうちの任意のワーク1(1b)を、静電吸着ヘッド3により吸着固定して、吸着固定されたワーク1(1b)以降のワーク1を堰き止める分離供給機構部4と、分離供給機構部4で吸着固定された位置より先にあるワーク1(1a)のみを取り込んで次工程に供給する第2供給機構部5とを備えた構成とする。
また、静電吸着ヘッドを分離供給機構部のワーク搬送路の上方に配置する。
【選択図】図1

Description

本願発明はワーク供給方法およびワーク供給装置に関し、詳しくは、複数個のワークを連続して供給する場合において、先頭側の1つまたは任意の複数のワークを、他のワークとは所定の間隔をおいて順次供給するためのワーク供給方法およびワーク供給装置に関する。
図8(a)は従来のワーク自動分離搬送装置の構成を示す平面図、図8(b)は要部を示す図である。
このワーク自動分離搬送装置は、連続して搬送されるワーク(チップ)から、任意のチップを分離して搬送するための搬送装置であって、図8(a),(b)に示すように、ボールフィーダ50と、ボールフィーダ50から複数個のワーク51を連続して供給する供給手段(フィーダ)52と、複数個のワーク収納凹部53が所定の間隔をおいて上面周縁に形成された回転可能な搬送テーブル54と、供給手段52と搬送テーブル54との間に設けられた分離供給機構55(図8(b))と、ワーク51の先頭検出用のセンサ61とを備えており、搬送テーブル54には、ワーク51を供給手段52から、搬送テーブル54のワーク収納凹部53に取り込むための吸気口62が設置されている(特許文献1参照)。
そして、このワーク自動分離搬送装置によれば、図8(b)に示すように、分離供給機構55が、センサ61による先頭ワーク検出信号にしたがい、供給手段52から一列供給されるワーク51のうちの先頭から2番目のワーク51(51b)を、噴気孔63から供給される噴気(圧空)による押圧力によって固定し、固定されたワーク51(51b)より先にある1個のワーク51(51a)を後続のワーク51から分離し、搬送テーブル54にワーク51を供給することが可能になる。
また、特に図示しないが、特許文献1には、圧空による押圧力によってワークを固定するかわりに、真空吸引による吸着力によってワークを固定するようにした構成の搬送装置や、ピンによりワークを固定するようにした構成の搬送装置も示されている。
しかしながら、上記従来のワーク自動分離搬送装置においては、圧空による押圧力(あるいはや真空吸引による吸着力やピンによる押圧力)を利用してワークを分離するようにしているため、吸着固定およびその解除の電気的な指示(ON/OFF信号)に対し、実際の吸着固定動作および解除動作(エアーの噴出/吸引およびその中止、あるいはピンの上下動作)までにタイムラグが生じ、ワークの高速搬送が制約されるという問題点がある。
また、圧空による押圧力、あるいはピンを使用してワークを分離する場合には、ワークを固定するため、また、ワークがばらけないようにするために、搬送路をトンネル状にすることが必要になり、構造の複雑化、設備コストの増大を招くという問題点がある。
また、搬送路にエアー噴気孔やエアー吸引孔、あるいはピン収納孔を設けることが必要になるためワーク搬送の障害になり、安定した搬送が妨げられるという問題点がある。
また、エアー噴気孔やエアー吸引孔が異物で閉塞するおそれがあり、ワーク供給の信頼性が必ずしも十分ではないという問題点がある。
また、ピンを使用してワークを分離する場合には、機械的な動作機構となるため、高速・高頻度搬送においては部品の消耗が大きく、メンテナンスコストがかかるばかりでなく、ピンとの接触によりワークを損傷するおそれがあるという問題点がある。
特開平7−157071号公報
本願発明は、上記課題を解決するものであり、ワークの吸着固定およびその解除の指示(例えば電気的なON/OFF信号)に対し、ワークの吸着固定およびその解除の動作までのタイムラグがほとんどなく、複雑な構造を必要とせずにワークの高速供給に対応することが可能で、しかもワークの供給信頼性が高く、経済性に優れたワーク供給方法およびワーク供給装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1のワーク供給方法は、
搬送方向に平行に、列をなして連続的に搬送されてくるワークに対し、任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定することにより、吸着固定位置以降のワークは堰き止め、
吸着固定位置より先にあるワークのみを次工程に供給するように構成されていること
を特徴としている。
また、請求項2のワーク供給装置は、
ワークを連続して供給する第1供給機構部と、
前記第1供給機構部から供給されたワークが搬送されるワーク搬送路と、前記ワーク搬送路上を、列をなして連続的に搬送されてくるワークのうちの任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定する静電吸着ヘッドとを有し、前記静電吸着ヘッドにより、任意の位置のワークを吸着固定して、吸着固定されたワーク以降のワークを堰き止める分離供給機構部と、
前記分離供給機構部で吸着固定された位置より先にあるワークのみを取り込んで次工程に供給する第2供給機構部と
を具備することを特徴としている。
また、請求項3のワーク供給装置は、請求項2記載の発明の構成において、前記静電吸着ヘッドが、前記分離供給機構部のワーク搬送路の上方に配置されていることを特徴としている。
また、請求項4のワーク供給装置は、請求項2または3記載の発明の構成において、前記静電吸着ヘッドへの電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段を備えていることを特徴としている。
また、請求項5のワーク供給装置は、請求項2〜4のいずれかに記載の構成において、
(a)前記分離供給機構部には、前記第1供給機構部から連続供給されてくるワークの先頭検出用のセンサが設置されており、前記センサによる先頭ワーク検出信号にしたがい、先頭のワークを含まず、該先頭から2番目のワークを含む1または2以上のワークを前記静電吸着ヘッドにより吸着固定して、先頭のワークのみを、前記第2供給機構部への取り込みが可能な状態とし、
(b)前記静電吸着ヘッドに吸着固定されるワークが1つである場合には、前記先頭のワークが前記第2供給機構部に取り込まれた後、前記静電吸着ヘッドによる吸着固定を解除して、前記静電吸着ヘッドに吸着固定されていたワークを前記第2供給機構部への取り込みが可能な状態とするとともに、前記吸着固定されていたワークの次のワークを前記静電吸着ヘッドにより吸着固定し、先に吸着固定が解除されたワークを、前記第2供給機構部に取り込み、その後、吸着固定の解除、次のワークの吸着固定、吸着固定の解除されたワークの前記第2供給機構部への取り込み、を繰り返すことにより、ワークが1つずつ所定の間隔をおいて供給されるように構成され、
前記静電吸着ヘッドに吸着固定されるワークが複数である場合には、前記先頭のワークが前記第2供給機構部に取り込まれた後、前記静電吸着ヘッドによる吸着固定を解除し、解除後のワークのうち先頭から2番目のワークを含むが該先頭のワークを含まない複数のワークを前記静電吸着ヘッドにより吸着固定して、先頭のワークを前記第2供給機構部への取り込みが可能な状態とし、先に吸着固定が解除されたワークのうちの先頭のワークを、前記第2供給機構部に取り込み、その後、吸着固定の解除、次のワークの吸着固定、および吸着固定されていないワークの前記第2供給機構部への取り込み、を繰り返すことにより、ワークが1つずつ所定の間隔をおいて供給されるように構成されていること
を特徴としている。
また、請求項6のワーク供給装置は、請求項2〜5のいずれかに記載の発明において、前記第2供給機構部に取り込まれるべきワークの取り込みが、前記第2供給機構部または、前記第2供給機構部の周辺に配設された吸引手段の吸引力により行われるように構成されていることことを特徴としている。
また、請求項7のワーク供給装置は、
ワークを連続して供給する供給機構部と、
前記供給機構部から供給されたワークが搬送されるワーク搬送路と、前記ワーク搬送路上を、列をなして連続的に搬送されてくるワークのうちの任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定する静電吸着ヘッドとを有し、前記静電吸着ヘッドにより、任意の位置のワークを吸着固定して、吸着固定されたワーク以降のワークを堰き止める分離供給機構部と
を具備することを持徴としている。
また、請求項8のワーク供給装置は、請求項7の発明の構成において、前記分離供給機構部により分離されたワークをケースに収納するためのケース収納機構部を備えていることを特徴としている。
また、請求項9のワーク供給装置は、請求項7または8の発明の構成において、 前記分離供給機構部は、前記供給機構部から連続供給されてくるワークの数を数えるカウント用センサを具備していることを特徴としている。
また、請求項10のワーク供給装置は、請求項9に記載の発明の構成において、前記カウント用センサが、前記供給機構部から連続供給されてくるワークの先頭を検出するセンサを兼ねていることを特徴としている。
また、請求項11のワーク供給装置は、請求項7〜10のいずれかに記載の発明の構成において、前記静電吸着ヘッドが、前記分離供給機構部のワーク搬送路の上方に配置されていることを特徴としている。
また、請求項12のワーク供給装置は、請求項7〜11のいずれかに記載の発明の構成において、前記静電吸着ヘッドへの電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段を備えていることを特徴としている。
請求項1のワーク供給方法は、搬送方向に平行に、列をなして連続的に搬送されてくるワークに対し、任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定することにより、吸着固定位置以降のワークは堰き止め、吸着固定位置より先にあるワークのみを次工程に供給するようにしているので、複雑な構造を必要とせずに、ワークの吸着固定およびその解除の電気的な指示(例えばON/OFF信号)から実際の吸着固定動作および固定解除動作までのタイムラグを極めて小さくすることが可能になり、ワークの供給信頼性を確保しつつ、高速供給に対応することが可能になる。
すなわち、本願発明においては、供給装置から、列をなして搬送されてくるワークに対し、任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定するようにしているので、ワークの吸着固定と解放を速やかに行うことが可能になるとともに、ワークに損傷を与えることなくワークの吸着固定を行うことが可能になり、高い供給信頼性を実現することができる。
また、ワーク吸着面に凸凹がある場合にも安定した吸着固定が可能になる。なお、真空吸引による固定の方法では、ワーク吸着面に凸凹があると、真空がリークするため吸着が不安定になる。
また、請求項2のワーク供給装置は、ワークを連続して供給する第1供給機構部と、第1供給機構部から供給されたワークが搬送されるワーク搬送路と、ワーク搬送路上を、列をなして連続的に搬送されてくるワークのうちの任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定する静電吸着ヘッドとを有し、静電吸着ヘッドにより、任意の位置のワークを吸着固定して、吸着固定されたワーク以降のワークを堰き止める分離供給機構部と、分離供給機構部で吸着固定された位置より先にあるワークのみを取り込んで次工程に供給する第2供給機構部とを具備しているので、本願請求項1のワーク供給方法を確実に実施して、ワークを高速で、安定して、しかも経済的に供給することが可能になる。
なお、静電吸着ヘッドは、搬送路に埋設された状態となるように配設することが可能であることから、ワークの搬送を妨げるおそれがなく、高い搬送安定性を実現することが可能になる。また、静電吸着ヘッドは機構がシンプルであることから、設備の省スペース化、小型化を実現することができる。
また、請求項3のワーク供給装置のように、静電吸着ヘッドを、分離供給機構部のワーク搬送路の上方に配置するようにした場合、ワークの自重が働くため、静電吸着をOFFにしたときのワーク離れ性を向上させることが可能になり、高速搬送(分離)により確実に対応することが可能になる。
また、請求項4のワーク供給装置のように、静電吸着ヘッドへの電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段を備えた構成とした場合、ワークの吸着固定の強度や時間を、ワーク供給条件などに応じて調整することが可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることが可能になる。すなわち、静電吸着ヘッドへの電気入力に応じ、吸着固定力を調整することが可能になることから、供給の対象となるワークの重量や吸着面状態が変化しても同一機構で対応することが可能になる。
また、請求項5のワーク供給装置は、請求項2〜4のいずれかに記載の構成において、(a)分離供給機構部に、ワークの先頭検出用のセンサを設置し、先頭ワーク検出信号にしたがって、先頭のワークを含まず、該先頭から2番目のワークを含む1または2以上のワークを静電吸着ヘッドにより吸着固定し、先頭のワークのみを、前記第2供給機構部への取り込みが可能な状態とし、(b)静電吸着ヘッドに吸着固定されるワークが1つである場合には、先頭のワークが第2供給機構部に取り込まれた後、静電吸着ヘッドによる吸着固定を解除して、静電吸着ヘッドに吸着固定されていたワークを第2供給機構部への取り込みが可能な状態とするとともに、吸着固定されていたワークの次のワークを静電吸着ヘッドにより吸着固定し、先に吸着固定が解除されたワークを、第2供給機構部に取り込み、その後、吸着固定の解除、次のワークの吸着固定、吸着固定の解除されたワークの第2供給機構部への取り込み、を繰り返すことにより、ワークが1つずつ所定の間隔をおいて供給されるようにし、静電吸着ヘッドに吸着固定されるワークが複数である場合には、先頭のワークが第2供給機構部に取り込まれた後、静電吸着ヘッドによる吸着固定を解除し、解除後のワークのうち先頭から2番目のワークを含むが該先頭のワークを含まない複数のワークを静電吸着ヘッドにより吸着固定して、先頭のワークを第2供給機構部への取り込みが可能な状態とし、先に吸着固定が解除されたワークのうちの先頭のワークを、第2供給機構部に取り込み、その後、吸着固定の解除、次のワークの吸着固定、および吸着固定されていないワークの第2供給機構部への取り込み、を繰り返すことにより、ワークが1つずつ所定の間隔をおいて供給されるようにしているので、第1供給機構部から連続供給されてくるワークを1つずつ第2供給機構部に供給することが可能になり、信頼性の高い供給を行うことが可能になる。
また、請求項6のワーク供給装置は、請求項2〜5のいずれかに記載の発明において、第2供給機構部に取り込まれるべきワークの取り込みが、第2供給機構部または、第2供給機構部の周辺に配設された吸引手段の吸引力により行われるように構成されているので、分離供給機構部で第2供給機構部に取り込まれるべきワークを確実に第2供給機構部に取り込むこと(移行させること)が可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることができる。
請求項7のワーク供給装置は、ワークを連続して供給する供給機構部と、供給機構部から供給されたワークが搬送されるワーク搬送路と、ワーク搬送路上を、列をなして連続的に搬送されてくるワークのうちの任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定する静電吸着ヘッドとを有し、静電吸着ヘッドにより、任意の位置のワークを吸着固定して、吸着固定されたワーク以降のワークを堰き止める分離供給機構部とを備えており、任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定することにより、吸着固定位置以降のワークは堰き止め、吸着固定位置より先にあるワークのみを、所定の用途や工程に供給することができるように構成されているので、複雑な構造を必要とせずに、所定のワークを分離して、一つずつ、あるいは所定個数ずつ、所定の量になるまでワークを袋や容器などに収納したりするような工程などに広く適用することが可能になる。
また、静電気力による吸着を利用してワークの分離を行うようにしているので、ワークに対し損傷を与えることがなく有意義である。
すなわち、従来技術のようにピンを用いた分離機構によりワークにダメージを与えた場合、テーピング部品であれば、テープ挿入時やテープ挿入後に外観選別をすることにより、不良品を出荷してしまうことを防止することができるが、ワークをまとめて袋に詰めるようなバルク詰め機に、従来技術のようにピンを用いた分離機構を適用した場合、ダメージが検出されることなくバルク詰めされて出荷されることになる。そのような場合に、バルク詰めのような外観選別しにくい用途に、請求項7のような静電吸着力を用いた分離機構を適用することにより、ワークに与えるダメージを極力小さくして、不良品の流出を防ぐことができる。
また、請求項7のワーク供給装置においても、ワークの吸着固定およびその解除の電気的な指示(例えばON/OFF信号)から実際の吸着固定動作および固定解除動作までのタイムラグを極めて小さくすることが可能になり、ワークの供給信頼性を確保しつつ、高速供給に対応することが可能になる。
また、請求項8のワーク供給装置のように、請求項7の発明の構成において、分離供給機構部により分離されたワークをケースに収納するためのケース収納機構部を備えた構成とした場合、ケースに収容されて出荷されるようなワークを、効率よく搬送して、ケースに詰めることが可能になる。
なお、ケースの態様や構成材料などに特別の制約はなく、柔軟性を有する材料からなる袋や、剛性を有する材料(例えば、樹脂材料や紙系材料など)からなる箱状やスティック状のケースなどが例示される。
また、請求項9のワーク供給装置のように、請求項7または8の発明の構成において、分離供給機構部が、供給機構部から連続供給されてくるワークの数を数えるカウント用センサを具備する構成とした場合、例えば、ケースに詰めて出荷されるバルク電子部品などを所定の個数だけ確実にケースに詰めることが可能になり、有意義である。
また、請求項10のワーク供給装置のように、請求項9に記載の発明の構成において、カウント用センサが、供給機構部から連続供給されてくるワークの先頭を検出するセンサを兼ねるようにした場合、少ない部品点数で、ワークの先頭の検出と、ワークの数を数えることが可能なワーク供給装置を構成することが可能になり、本願発明をより実効あらしめることができる。
また、請求項11のワーク供給装置のように、請求項7〜10のいずれかに記載の発明の構成において、静電吸着ヘッドを、分離供給機構部のワーク搬送路の上方に配置するようにした場合、ワークの自重が働くため、静電吸着をOFFにしたときのワーク離れ性を向上させることが可能になり、高速搬送(分離)により確実に対応することが可能になる。
また、請求項12のワーク供給装置のように、請求項7〜11のいずれかに記載の発明の構成において、静電吸着ヘッドへの電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段を備えた構成とした場合、ワークの吸着固定の強度や時間を、ワーク供給条件などに応じて調整することが可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることが可能になる。すなわち、静電吸着ヘッドへの電気入力に応じ、吸着固定力を調整することが可能になることから、供給の対象となるワークの重量や吸着面状態が変化しても同一機構で対応することが可能になる。
以下に本願発明の実施例を示して、本願発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1は本願発明の一実施例にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。
このワーク供給装置は、ワーク(例えば、積層セラミックコンデンサなどの電子部品)1を連続して供給する第1供給機構部2と、第1供給機構部2から供給され、一列に搬送されてくるワーク1に対し、任意の位置のワーク1(この実施例では先頭から2番目のワーク1(1b))を、静電吸着力を利用した静電吸着ヘッド3により吸着固定して、吸着固定されたワーク1(1b)以降のワーク1を堰き止める分離供給機構部4と、分離供給機構部4で吸着固定された位置より先にあるワーク1(1a)のみを取り込み、次工程に供給する第2供給機構部(搬送テーブル)5とを具備している。
なお、第1供給機構部2としては、振動式のパーツフィーダなどの種々の構成のものを用いることが可能である。
また、この実施例のワーク供給装置においては、第2供給機構部5は、円盤状で、主面が略水平なテーブル状の構造を有し、外周部近傍に配設された凹部(ワーク収納凹部)7がワーク1を保持するワーク保持部となるように構成されている。
ただし、第2供給機構部5としては、以下の実施例2〜4に示すように、円盤状で、主面が略垂直になるように配設され、その外周面がワーク保持面となるように構成されたものを用いることも可能である。
また、第2供給機構部(搬送テーブル)5には、ワーク1を、分離供給機構部4から、第2供給機構部(搬送テーブル)5のワーク収納凹部7に取り込むための吸気孔(吸引手段)8が設置されている。
さらに、この実施例のワーク供給装置は、静電吸着ヘッド3への電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段(図示せず)を備えている。
また、分離供給機構部4には、第1供給機構部2から連続供給されてくるワーク1のうちの先頭のワーク1(1a)を検出するためのセンサ9が設置されており、センサ9が先頭のワーク1(1a)を検出した時点で発せられる先頭ワーク検出信号にしたがい、2番目のワーク1(1b)を静電吸着ヘッド3により吸着固定して、先頭のワーク1(1a)のみを、第2供給機構部5への取り込みが可能な状態とすることができるように構成されている。
なお、上記の先頭のワーク1(1a)を検出するためのセンサ9が、第1供給機構部2から連続供給されてくるワーク1の数を数えるカウント用センサとしても機能するように構成することも可能である。
さらに、先頭のワーク1(1a)が第2供給機構部5に取り込まれた後、静電吸着ヘッド3による吸着固定を解除し、静電吸着ヘッド3に吸着固定されていたワーク1(1b)を、ワーク搬送路14を搬送して、第2供給機構部5に取り込むことが可能な状態とするとともに、吸着固定されていたワーク1(1b)の次のワーク1(1c)を静電吸着ヘッド3により吸着固定する。これにより、先に吸着固定が解除されたワーク1(1b)が、分離供給機構部4のワーク搬送路14上を搬送され、第2供給機構部5に取り込まれることになる。
そして、その後に、上述のワーク1(1c)の吸着固定の解除、次のワーク1(1d)の吸着固定、吸着固定の解除されたワーク1(1c)の第2供給機構部5への取り込み、を繰り返すことにより、ワーク1が1つずつ所定の間隔をおいて供給されることになる。
なお、分離供給機構部4のワーク搬送路14はワーク1がばらけないように、上蓋15を備えており、ワーク1がほぼトンネル状のワーク搬送路14を通過するように構成されている。
上述のように構成されたこの実施例1のワーク供給装置は、ワーク1の先頭検出用のセンサ9を備えており、先頭ワーク検出信号にしたがって、先頭から2番目の位置のワーク1(1b)を、静電吸着ヘッド3の静電力を利用して吸着固定して、吸着固定位置以降のワーク1(2番目のワーク1(1b)以降のワーク1)は堰き止め、吸着固定位置より先にあるワーク1(1a)のみを次工程に供給するとともに、上述のワーク1の吸着固定の解除、次のワーク1の吸着固定、吸着固定の解除されたワーク1の第2供給機構部5への取り込みを繰り返すようにしているので、ワーク1の吸着固定およびその解除の電気的な指示(ON/OFF信号)に対し、実際の吸着固定動作および解除動作を速やかに行うことが可能になる。したがって、所定のワークの固定までのタイムラグがほとんどなく、複雑な構造を必要とせずにワークの高速供給に対応することが可能になる。
また、静電吸着ヘッド3の静電吸着力を利用してワーク1を吸着固定するようにしているので、ワーク1の吸着固定と解放を速やかに行うことが可能になるとともに、ワーク1を損傷することなくワーク1の吸着固定を行うことが可能になり、高い供給信頼性を実現することができる。
また、静電吸着ヘッド3への電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段を備えているので、ワーク1の吸着固定の強度や時間をワーク供給条件などに対応して調整することができるとともに、重量や吸着面状態が異なるワーク1に対しても同一機構で対応することができる。
また、第2供給機構部5に取り込まれるべきワーク1の取り込みが、第2供給機構部5に配設された吸気孔(吸引手段)8からの吸引力により行われるように構成されているので、分離供給機構部4で第2供給機構部5に取り込まれることが許容されたワーク1を確実に第2供給機構部5に取り込むこと(移行させること)が可能で、ワーク1を効率よく供給することが可能になる。
図2は本願発明の他の実施例(実施例2)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。なお、図2において、図1と同一符号を付した部分は、同一または相当部分を示している。
この実施例2のワーク供給装置は、図2に示すように、
(a)分離供給機構部4がそのワーク搬送路14を覆う部材(実施例1のワーク供給装置における上蓋15(図1参照))を備えていないこと、
(b)第2供給機構部5が、円盤状で主面が略垂直になるように配設され、回転可能で、外周面17にワーク1を吸着保持することができるように所定の間隔をおいて複数の吸引孔16が配設された構造を有するものであること
を除いて、上記実施例1のワーク供給装置と同様の構成を備えている。
この実施例2のワーク供給装置においては、静電吸着ヘッド3がワーク搬送路14に埋設され、ワーク1の下側から吸着固定を行うように構成されているため、分離供給機構部4の分離作用を果たす部分に上蓋がなくてもワーク1を静電吸着により固定して分離することができる。そして、上蓋が設けられていないことから、静電吸着した状態でワーク1を上方から外観検査手段18により、外観検査などを行ったりすることが可能になり、さらに効率のよい供給を行うことが可能になる。
なお、この実施例2では、第2供給機構部5として、円盤状で主面が略垂直になるように配設され、回転可能で、外周面17にワーク1を吸着保持することができるように所定の間隔をおいて複数の吸引孔16が配設された構造のものが用いられているが、第2供給機構部5としては、実施例1で用いられているような、円盤状で、主面が略水平なテーブル状の構造を有し、外周部近傍に配設された凹部(ワーク収納凹部)7がワーク1を保持するワーク保持部となるような構成のものを用いることも可能である。
図3は本願発明の他の実施例(実施例3)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。なお、図3において、図1および図2と同一符号を付した部分は、同一または相当部分を示している。
この実施例3のワーク供給装置は、図3に示すように、
(a)静電吸着ヘッド3が、分離供給機構部4のワーク搬送路14の上方に配置されており、かつ、先頭のワーク1(1a)に続く、2番目と3番目の2つのワーク1(1b,1c)が静電吸着ヘッド3により吸着固定されるように構成されていること、
(b)分離供給機構部4が、ワーク搬送路14を覆う部材(実施例1のワーク供給装置における上蓋15)(図1参照)を備えていないこと、
(c)第2供給機構部5が、円盤状で主面が略垂直になるように配設され、回転可能で、外周面17にワーク1を吸着保持することができるように所定の間隔をおいて複数の吸引孔16が配設された構造を有するものであること
を除いて、上記実施例1のワーク供給装置と同様の構成を備えている。
この実施例3のワーク供給装置においては、静電吸着ヘッド3が分離供給機構部4のワーク搬送路14の上方に配置されており、静電吸着ヘッド3により静電吸着されたワーク1に自重が働く。その結果、静電吸着を解除したとき(すなわち、電気入力(静電吸着)をOFFにしたとき)の、ワーク1の静電吸着ヘッド3からの離れやすさ(ワーク離れ性)を向上させることが可能になり、高速搬送により効率よく対応することが可能になる。
なお、この実施例3では、先頭のワーク1(1a)に続く、2番目と3番目の2つのワーク1(1b,1c)が静電吸着ヘッド3により同時に吸着固定されるように構成されているが、この構成の場合にも、順次、先頭のワーク1(1a)を第2供給機構部5に取り込むことにより、第1供給機構部2から連続供給されてくるワーク1を、所定の間隔をおいて1つずつ第2供給機構部5に供給することができる。
なお、この実施例3のような構成とすることにより、ワークが小型化しても、それに対応して小型の静電吸着ヘッドを用意することを必要とせずに、連続供給されてくるワークを、所定の間隔をおいて1つずつ供給することが可能になり、有意義である。
ただし、この実施例3の場合にも、ワークの寸法に対応した寸法の(小型の)静電吸着ヘッドを用いて、2番目のワーク1(1b)のみを吸着固定するように構成することも可能である。
また、この実施例3では、分離供給機構部4のワーク搬送路14には上蓋が配設されていないが、例えば、静電吸着ヘッドを上蓋に埋め込むことにより一体化した上蓋を備えた構成とすることも可能である。
また、静電吸着ヘッドが上蓋を兼ねるような構成とすることも可能である。
なお、この実施例3では、第2供給機構部5として、円盤状で主面が略垂直になるように配設され、回転可能で、外周面17にワーク1を吸着保持することができるように所定の間隔をおいて複数の吸引孔16が配設された構造のものが用いられているが、第2供給機構部5としては、実施例1で用いられているような、円盤状で、主面が略水平なテーブル状の構造を有し、外周部近傍に配設された凹部(ワーク収納凹部)7がワーク1を保持するワーク保持部となるような構成のものを用いることも可能である。
図4は、本願発明の他の実施例(実施例4)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。なお、図4において、図1と同一符号を付した部分は、同一または相当部分を示している。
この実施例4のワーク供給装置においては、図4に示すように、第2供給機構部5として、円盤状で主面が略垂直になるように配設されており、軸Xを回転軸として、矢印Yの方向に回転可能に構成され、外周面27にワーク1を吸着保持することができるように所定の間隔をおいて複数の吸引孔26が配設された構造を有するものが用いられている。
また、この実施例4のワーク供給装置においては、図4に示すように、第2供給機構部5に取り込まれるべきワーク1の取り込みが、第2供給機構部5の近傍に配設された吸引手段(吸引機構部)28の吸引力により行われるように構成されている。
すなわち、分離供給機構部4において分離された先頭のワーク1が、円盤状の第2供給機構部5を介して、分離供給機構部4と隣り合うように配設された吸引手段(吸引機構部)28に配設された吸引孔29からの真空吸引により、円盤状の第2供給機構部5の、外周面27の上面側の位置に取り込まれ、第2供給機構部5の吸引孔26からの吸引により、ワーク1が第2供給機構部5の外周面27上に保持されるように構成されている。
また、図5は、図4の実施例4のワーク供給装置の変形例を示す図である。図4のワーク供給装置においては、第2供給機構部5の、外周面27の上面側の位置にワーク1が取り込まれるように構成されているが、この図5のワーク供給装置においては、第2供給機構部5の、外周面27の下面側の位置にワーク1が取り込まれ、第2供給機構部5の吸引孔26からの吸引により、ワーク1が第2供給機構部5の外周面27上に保持されるように構成されている。
図4,図5に示すように、この実施例4のワーク供給装置においては、第2供給機構部5に取り込まれるべきワーク1の取り込みが、第2供給機構部5の近傍に配設された吸引手段(吸引機構部)28に配設された吸引孔29からの真空吸引により行われるように構成されているので、分離供給機構部4で第2供給機構部5に取り込まれることが許容されたワーク1(1a)を確実に第2供給機構部に取り込むこと(移行させること)が可能になるとともに、分離供給機構部4および第2供給機構部5の配設態様の自由度を向上させることが可能になり、本願発明の有用性をさらに向上させることができる。
なお、第1供給機構部2、分離供給機構部4、および第2供給機構部5の組み合わせ態様や、第1供給機構部2、分離供給機構部4、および第2供給機構部5の具体的な構成に特別の制約はなく、本願発明の効果を損なわない範囲において、種々の構成のものを、ワークの供給条件などに応じて、任意に組み合わせて用いることが可能である。
図6は、本願発明の他の実施例(実施例5)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。なお、図6において、図1と同一符号を付した部分は、同一または相当部分を示している。
このワーク供給装置は、ワーク(例えば、積層セラミックコンデンサなどの電子部品)1を連続して供給する供給機構部(振動式のパーツフィーダなど)30と、供給機構部30から供給され、一列に搬送されてくるワーク1に対し、任意の位置のワーク1(この実施例では先頭から2番目のワーク1(1b)、3番目のワーク1(1c)および4番目のワーク1(1d))を、静電吸着力を利用した静電吸着ヘッド3により吸着固定して、吸着固定されたワーク1(1b、1c、1d)以降のワーク1を堰き止める分離供給機構部4と、分離供給機構部4で吸着固定された位置より先にあるワーク1(1a)のみを取り込み、ケース31に収納するためのケース収納機構部32とを具備している。
そして、この実施例のワーク供給装置においては、分離供給機構部4により分離されたワークを収納するケース31として、バルクケースが用いられている。
また、静電吸着ヘッド3は、分離供給機構部4のワーク搬送路14の下側に配置されている。
さらに、この実施例のワーク供給装置は、静電吸着ヘッド3への電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段(図示せず)を備えている。
なお、分離供給機構部4に具備されているセンサ9aは、供給機構部30から連続供給されてくるワークの数を数えるカウント用センサとなっている。また、センサ9aは、供給機構部30から連続供給されてくるワーク1のうちの先頭のワーク1(1a)を検出するためのセンサを兼ねており、センサ9aが先頭のワーク1(1a)を検出した時点で発せられる先頭ワーク検出信号にしたがい、2〜4番目のワーク1(1b〜1d)を静電吸着ヘッド3により吸着固定して、先頭のワーク1(1a)のみを、ケース31に収納することが可能な状態とすることができるように構成されている。
なお、実施例5においては、カウント用センサが、供給機構部から連続供給されてくるワークのうちの先頭のワークを検出するためのセンサを兼ねた構成となっているが、カウント用センサと、先頭検出用センサとを別々に設置することも可能である。
さらに、先頭のワーク1(1a)がケース31に収納された後、静電吸着ヘッド3による吸着固定を解除し、静電吸着ヘッド3に吸着固定されていたワーク1(1b、1c、1d)の内での先頭側のワーク1(1b)を、ワーク搬送路14を搬送して、ケース31に収納することが可能な状態とするとともに、静電吸着ヘッド3に吸着固定されていたワーク1(1b、1c、1d)の内での先頭側にない2つのワーク1(1c、1d)を、吸着固定されていたワーク1(1b〜1d)の次のワーク1(1e)とともに静電吸着ヘッド3により吸着固定する。これにより、先に吸着固定が解除されたワーク1(1b〜1d)の内での先頭側のワーク1(1b)が、分離供給機構部4のワーク搬送路14上を搬送され、ケース31に収納されることになる。
そして、その後に、上述のワーク1(1c、1d、1e)の吸着固定の解除、次のワーク1(1d、1e、1f)の吸着固定、吸着固定の解除されたワーク1(1c)のケース31への収納、を繰り返すことにより、ワーク1が1つずつ所定の間隔をおいてケース31へ供給されることになる。
なお、この実施例5においては、静電吸着ヘッド3により吸着固定されるワークは3つずつ、ケース31へ収納されるワークは1つずつになるように構成されているが、実施例1と同様に、静電吸着ヘッド3により1つずつのワークが吸着固定されるように構成することも可能である。
また、この実施例5では、ワークが一つずつケース31に収納されるように構成されているが、複数のワークが一度にケース31へ収納されるように構成することも可能である。
なお、分離供給機構部4のワーク搬送路14はワーク1がばらけないように、上蓋15を備えており、ワーク1がほぼトンネル状のワーク搬送路14を通過するように構成されているが、上蓋15を具備しない構成とすることも可能である。
上述のように構成されたこの実施例5のワーク供給装置は、静電吸着ヘッド3の静電力を利用して、吸着固定位置以降のワーク1(5番目のワーク1(1e)以降のワーク1)は堰き止め、吸着固定位置より先にあるワーク1(1a)のみをケース31に収納するとともに、上述のワーク1の吸着固定の解除、次のワーク1の吸着固定、吸着固定の解除されたワーク1のケース31への収納、を繰り返すようにしているので、ワーク1の吸着固定およびその解除の電気的な指示(ON/OFF信号)に対し、実際の吸着固定動作および解除動作を速やかに行うことが可能になる。したがって、所定のワークの固定までのタイムラグがほとんどなく、複雑な構造を必要とせずに、所定の量になるまでワークを効率よくケースに収納することが可能になる。
また、バルク詰めのような外観選別しにくい用途にも、静電吸着力を用いた分離機構を適用することにより、ワーク1に与えるダメージを極力小さくして、不良品の流出を防ぐことができ、ケース31に収容されて出荷されるようなワーク1を、効率よく搬送して、所定の個数だけ確実にケース31に詰めることが可能になる。
また、カウント用のセンサ9aが、供給機構部30から連続供給されてくるワーク1の先頭を検出するセンサを兼ねるようにした場合、少ない部品点数で、ワークの先頭の検出と、ワークの数を数えることが可能なワーク供給装置を構成することが可能になる。
また、静電吸着ヘッド3の静電吸着力を利用してワーク1を吸着固定するようにしているので、ワーク1の吸着固定と解放を速やかに行うことが可能になるとともに、ワーク1を損傷することなくワーク1の吸着固定を行うことが可能になり、高い供給信頼性を実現することができる。
さらに、静電吸着ヘッド3への電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段を備えているので、ワーク1の吸着固定の強度や時間をワーク供給条件などに対応して調整することができるとともに、重量や吸着面状態が異なるワーク1に対しても同一機構で対応することができるため、汎用性にも優れている。
図7は、本願発明の他の実施例(実施例6)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。なお、図7において、図1と同一符号を付した部分は、同一または相当部分を示している。
このワーク供給装置は、ワーク(例えば、積層セラミックコンデンサなどの電子部品)1を連続して供給する供給機構部(振動式のパーツフィーダなど)30と、供給機構部30から供給され、一列に搬送されてくるワーク1に対し、任意の位置のワーク1(この実施例では先頭から2番目のワーク1(1b)、3番目のワーク1(1c)および4番目のワーク1(1d))を、静電吸着力を利用した静電吸着ヘッド3により吸着固定して、吸着固定されたワーク1(1b、1c、1d)以降のワーク1を堰き止める分離供給機構部4と、分離供給機構部4で吸着固定された位置より先にあるワーク1(1a)のみを取り込み、ケース31aに吸引するためのケース収納機構部32とを具備している。
そして、この実施例6のワーク供給装置においては、分離供給機構部4により分離されたワークを収納するケースとして、スティック状のケース31aが用いられている。このスティック状のケース31aは、吸引によりワークを引き込む構造となっている。
なお、この実施例6のワーク供給装置は、上述のようにワークを収納するケースとして、スティック状のケース31aが用いられており、分離供給機構部4で分離され、供給されるワーク(図7では1(1a))が吸引によりスティック状のケース31aに引き込まれるように構成されており、その他の構成は、上記実施例5のワーク供給装置の場合と同様である。
そして、この実施例6のワーク供給装置においても、分離供給機構部4に具備されているセンサ9aは、供給機構部30から連続供給されてくるワークの数を数えるカウント用センサと、供給機構部30から連続供給されてくるワーク1のうちの先頭のワーク1(1a)を検出するためのセンサを兼ねており、センサ9aが先頭のワーク1(1a)を検出した時点で発せられる先頭ワーク検出信号にしたがい、2〜4番目のワーク1(1b〜1d)を静電吸着ヘッド3により吸着固定して、先頭のワーク1(1a)のみを、ケース31aにより吸引することが可能な状態とすることができる。
さらに、先頭のワーク1(1a)がケース31aにより吸引された後、静電吸着ヘッド3による吸着固定を解除し、静電吸着ヘッド3に吸着固定されていたワーク1(1b、1c、1d)の内での先頭側のワーク1(1b)を、ワーク搬送路14を搬送して、ケース31aにより吸引することが可能な状態とするとともに、静電吸着ヘッド3に吸着固定されていたワーク1(1b、1c、1d)の内での先頭側にない2つのワーク1(1c、1d)を、吸着固定されていたワーク1(1b〜1d)の次のワーク1(1e)とともに静電吸着ヘッド3により吸着固定する。これにより、先に吸着固定が解除されたワーク1(1b〜1d)の内での先頭側のワーク1(1b)が、分離供給機構部4のワーク搬送路14上を搬送され、ケース31aにより吸引されることになる。
そして、その後に、上述のワーク1(1c、1d、1e)の吸着固定の解除、次のワーク1(1d、1e、1f)の吸着固定、吸着固定の解除されたワーク1(1c)のケース31aによる吸引、を繰り返すことにより、ワーク1が1つずつ所定の間隔をおいてケース31aへ供給されることになる。
上述のように構成されたこの実施例6のワーク供給装置を用いることにより、複雑な構造を必要とせずに、所定の量になるまでワークを効率よくスティック状のケースに収納することが可能になる。
なお、この実施例6のワーク供給装置によれば、その他の点においても、上記実施例5において得られる効果と同様の効果を得ることが可能である。
また、装置構成の細部の変形に関しても、上記実施例5の場合と同様の変形を加えることが可能である。
本願発明は、さらにその他の点においても上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
上述のように、本願発明のワーク供給方法およびワーク供給装置は、ワークを、静電吸着力(静電吸着ヘッド)を利用して吸着固定するようにしているので、ワークの吸着固定およびその解除の動作を速やかに行わせることが可能になり、複雑な構造を必要とせずにワークの高速供給に対応することができる。
したがって、本願発明は、電子部品の製造工程や実装工程で、ワーク(電子部品素子や電子部品など)を供給する場合に広く適用することができる。
本願発明の一実施例(実施例1)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。 本願発明の他の実施例(実施例2)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。 本願発明のさらに他の実施例(実施例3)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。 本願発明のさらに他の実施例(実施例4)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。 本願発明のさらに他の実施例(実施例4)にかかるワーク供給装置の変形例を示す図である。 本願発明のさらに他の実施例(実施例5)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。 本願発明のさらに他の実施例(実施例6)にかかるワーク供給装置の構成を示す図である。 (a)は従来のワーク自動分離搬送装置の構成を示す平面図、(b)は要部を示す図である。
符号の説明
1 ワーク
1(1a) 先頭のワーク
1(1b) 先頭から2番目のワーク
1(1c) 先頭から3番目のワーク
1(1d) 先頭から4番目のワーク
1(1e) 先頭から5番目のワーク
1(1f) 先頭から6番目のワーク
2 第1供給機構部
3 静電吸着ヘッド
4 分離供給機構部
5 第2供給機構部(搬送テーブル)
7 外周部近傍に配設された凹部(ワーク収納凹部)
8 吸気孔(吸引手段)
9、9a センサ
14 ワーク搬送路
15 上蓋
16 吸引孔
17 外周面
18 外観検査手段
26 吸引孔
27 外周面
28 吸引手段(吸引機構部)
29 吸引孔
30 供給機構部
31 ケース(バルクケース)
31a ケース(スティック状のケース)
32 ケース収納機構部

Claims (12)

  1. 搬送方向に平行に、列をなして連続的に搬送されてくるワークに対し、任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定することにより、吸着固定位置以降のワークは堰き止め、
    吸着固定位置より先にあるワークのみを次工程に供給するように構成されていること
    を特徴とするワーク供給方法。
  2. ワークを連続して供給する第1供給機構部と、
    前記第1供給機構部から供給されたワークが搬送されるワーク搬送路と、前記ワーク搬送路上を、列をなして連続的に搬送されてくるワークのうちの任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定する静電吸着ヘッドとを有し、前記静電吸着ヘッドにより、任意の位置のワークを吸着固定して、吸着固定されたワーク以降のワークを堰き止める分離供給機構部と、
    前記分離供給機構部で吸着固定された位置より先にあるワークのみを取り込んで次工程に供給する第2供給機構部と
    を具備することを特徴とするワーク供給装置。
  3. 前記静電吸着ヘッドが、前記分離供給機構部のワーク搬送路の上方に配置されていることを特徴とする請求項2記載のワーク供給装置。
  4. 前記静電吸着ヘッドへの電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段を備えていることを特徴とする請求項2または3記載のワーク供給装置。
  5. (a)前記分離供給機構部には、前記第1供給機構部から連続供給されてくるワークの先頭検出用のセンサが設置されており、前記センサによる先頭ワーク検出信号にしたがい、先頭のワークを含まず、該先頭から2番目のワークを含む1または2以上のワークを前記静電吸着ヘッドにより吸着固定して、先頭のワークのみを、前記第2供給機構部への取り込みが可能な状態とし、
    (b)前記静電吸着ヘッドに吸着固定されるワークが1つである場合には、前記先頭のワークが前記第2供給機構部に取り込まれた後、前記静電吸着ヘッドによる吸着固定を解除して、前記静電吸着ヘッドに吸着固定されていたワークを前記第2供給機構部への取り込みが可能な状態とするとともに、前記吸着固定されていたワークの次のワークを前記静電吸着ヘッドにより吸着固定し、先に吸着固定が解除されたワークを、前記第2供給機構部に取り込み、その後、吸着固定の解除、次のワークの吸着固定、吸着固定の解除されたワークの前記第2供給機構部への取り込み、を繰り返すことにより、ワークが1つずつ所定の間隔をおいて供給されるように構成され、
    前記静電吸着ヘッドに吸着固定されるワークが複数である場合には、前記先頭のワークが前記第2供給機構部に取り込まれた後、前記静電吸着ヘッドによる吸着固定を解除し、解除後のワークのうち先頭から2番目のワークを含むが該先頭のワークを含まない複数のワークを前記静電吸着ヘッドにより吸着固定して、先頭のワークを前記第2供給機構部への取り込みが可能な状態とし、先に吸着固定が解除されたワークのうちの先頭のワークを、前記第2供給機構部に取り込み、その後、吸着固定の解除、次のワークの吸着固定、および吸着固定されていないワークの前記第2供給機構部への取り込み、を繰り返すことにより、ワークが1つずつ所定の間隔をおいて供給されるように構成されていること
    を特徴とする2〜4のいずれかに記載のワーク供給装置。
  6. 前記第2供給機構部に取り込まれるべきワークの取り込みが、前記第2供給機構部または、前記第2供給機構部の周辺に配設された吸引手段の吸引力により行われるように構成されていることことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のワーク供給装置。
  7. ワークを連続して供給する供給機構部と、
    前記供給機構部から供給されたワークが搬送されるワーク搬送路と、前記ワーク搬送路上を、列をなして連続的に搬送されてくるワークのうちの任意の位置のワークを、静電吸着力を利用して吸着固定する静電吸着ヘッドとを有し、前記静電吸着ヘッドにより、任意の位置のワークを吸着固定して、吸着固定されたワーク以降のワークを堰き止める分離供給機構部と
    を具備することを持徴とするワーク供給装置。
  8. 前記分離供給機構部により分離されたワークをケースに収納するためのケース収納機構部を備えていることを特徴とする請求項7記載のワーク供給装置。
  9. 前記分離供給機構部は、前記供給機構部から連続供給されてくるワークの数を数えるカウント用センサを具備していることを特徴とする請求項7または8記載のワーク供給装置。
  10. 前記カウント用センサが、前記供給機構部から連続供給されてくるワークの先頭を検出するセンサを兼ねていることを特徴とする請求項9に記載のワーク供給装置。
  11. 前記静電吸着ヘッドが、前記分離供給機構部のワーク搬送路の上方に配置されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載のワーク供給装置。
  12. 前記静電吸着ヘッドへの電気入力の強さおよび時間を制御する制御手段を備えていることを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載のワーク供給装置。
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