JP3461629B2 - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JP3461629B2
JP3461629B2 JP21208895A JP21208895A JP3461629B2 JP 3461629 B2 JP3461629 B2 JP 3461629B2 JP 21208895 A JP21208895 A JP 21208895A JP 21208895 A JP21208895 A JP 21208895A JP 3461629 B2 JP3461629 B2 JP 3461629B2
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司 谷原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品供給装置に関し、例
えば、電子回路基板に実装される微細な電子部品等の各
種の部品を、エアーにて攪乱させながら部品給送路へ送
り出しこれを整列状態にしながら部品の取り出しが行わ
れる所定位置にエアーにて供給し、電子回路基板に実装
すると云った各種用途に利用されるようにする部品供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を電子回路基板に実装するよう
な場合、多数の電子部品を高速で供給することが要求さ
れている。
【0003】このため従来、電子部品、特に微細な電子
部品多数を高速度で供給する一方法として、一方向に配
列されかつ一面側に開放された多数の部品収納部内に部
品を収納した収納テープに、被覆テープを貼り合わせた
いわゆるテーピング部品として微細な部品を取扱い、こ
のテープを一定ピッチずつ送り出しながら、被覆テープ
を剥がして各部品収納部を部品供給位置で開放し、部品
が吸着ノズル等によって取出され使用されるようにして
いる。
【0004】一方、これに代わる簡易な方法として、
微細な電子部品等の各種の部品を、エアーにて攪乱させ
ながら部品給送路へ送り出しこれを一列状態にしながら
エアーにて所定位置に供給し、使用されるようにする部
品の部品供給装置も用いられている。
【0005】図8はこの部品の部品供給装置Bを用いた
実装機Aを示している。この実装機Aはプリント基板1
01に電子部品102を実装するもので、部品供給装置
Bは、実装機Aの横設けられた部品供給テーブル103
の上に、実装機Aで必要とする電子部品102の種類数
だけ装備され、その時々に必要な種類の電子部品102
を保持している部品供給装置Bが実装機Aと対向する位
置に移動される。
【0006】実装機Aは部品装着ヘッド104に有する
吸着ノズル105によって、部品供給装置Bから供給さ
れる電子部品102を吸着してプリント基板101に実
装する。プリント基板101は互いに直角なXY2方向
に移動できるXYテーブル106上に置かれ、XY2方
向の移動制御を受けることにより吸着ノズル105に吸
着されて装着位置にまで運ばれてきた電子部品102の
実装を、プリント基板101上の所定位置に受ける。
【0007】部品供給装置Bは、攪乱室111内にこれ
に着脱できるように接続されたバルクカセット112か
ら部品102の補給を受けながら、エアーの供給によっ
て攪乱室111内の部品を攪乱させて、攪乱室111に
続く部品給送路113に送り出し、部品給送路113で
これを整列状態にしながらエアーにて部品供給位置11
4にまで送り着け、使用されるようにする。
【0008】部品給送路113は部品供給位置で上方に
開放されて所定位置に送り着けた部品102の取出しが
できるようにしてある。この開放部にはシャッタ115
が設けられ、実装機Aは部品102を吸着ノズル105
等によりピックアップするのに際し、プッシャー116
によって部品供給装置Bのレバー117を押し下げるこ
とによりシャッタ115を開き、部品供給位置に送り着
けられている部品102を吸着ノズル105等によりピ
ックアップできるようにする。
【0009】ところで、部品102を広い攪乱室111
にてエアーで攪乱し一定の向きの部品102をこれを一
列状態に整列させられる狭い部品給送路113に送り出
すので、部品102の部品給送路113への送り出し確
率は低い。この確率が低いと、さらなる高速化が要求さ
れている近時の実装機Aに対応できない。
【0010】そこで従来、攪乱室111ではこれの底部
の前後複数の箇所からエアーにて部品102をやや斜め
後方に向けて吹き上げることにより、部品102の攪乱
を旺盛にして、部品102の詰まりを防止しながら、部
品102が所定の向きとなって部品給送路113に送出
される確率を向上するようにしている。
【0011】また、部品給送路113では底部の複数の
位置から斜め前方に向けてエアーを吹出し、部品給送路
113に送り出された部品102を一列状態にて部品供
給位置114にまでトラブルなく送り着けられるように
工夫している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、狭い給送路1
13は広い攪乱室111の前壁の下部に開口していて、
開口の上部に攪乱室111が広がり、この部分に攪乱室
111内への吹き上げエアーが及び難く部品102の溜
りが生じてしまい、部品102の部品給送路113への
送り出しを妨げたり、送り出し不良も手伝って部品10
2が詰まってしまうこともときとしてある。
【0013】また、部品給送路113での部品102の
エアーによる部品供給位置115への送り着けも、部品
給送路113が湾曲していたり、部品102との間の通
路の余裕の程度が関係したりして、必ずしも十分な速度
および確度で部品102を送り着けられるとは限らず、
部品の高速供給ではときとして送り着けが不十分であっ
たり、不良であったりする。
【0014】さらに、部品を部品供給位置まで確実に送
り着けたとしても、この位置では部品給送路が上方に開
放されているので、エアーによる送り着けのために姿勢
や位置が一定せず吸着ノズルによって首尾よく吸着され
なかったり、詰まりの原因になったりする。また、吸着
ノズルによる吸着が後続の部品102にまで及んでダブ
ル吸着が生じたり、後続部品102の整列状態を乱した
りする。
【0015】これらのことは部品を安定して迅速に供給
するのに問題となり、部品実装のさらなる高速化に対応
し切れない。
【0016】本発明は、このような従来の問題を解消す
ることを課題とし、部品を安定して迅速に供給できる部
品供給装置を提供することを主たる目的とするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記のような主たる目的
を達成するために、請求項1〜3、5の発明は、部品を
エアーにて攪乱させる攪乱室と、攪乱室の前方へ繋がり
攪乱される部品の所定の向きのものを送り込まれてこれ
を整列状態にしながら部品の取り出しが行われる所定の
部品供給位置までエアーにて送り着ける部品給送路と、
攪乱室および部品給送路にエアーを供給するエアー供給
手段とを備え、請求項1の発明は特に、部品供給位置に
送り付けた部品が取り出される時点の前後でエアーの供
給を行うようにエアー供給手段を制御する制御手段を備
えたことを特徴とするものである。
【0018】また、請求項2の発明は特に、攪乱室への
エアー通路は、底面に開口するもののほか、攪乱室の部
品給送路が開口している前壁部分における前記開口の上
に後方に向け開口した補助通路を有したことを特徴と
する。
【0019】また、請求項3の発明は特に、部品給送路
の上方に開放される部品供給位置の底面を、部品供給位
置に送り着けた部品と部品給送方向の下流側に続く部品
との段差を与える傾斜面を有した段差を持って、部品給
送方向の下流側の底面よりも高くしたことを特徴とす
る。
【0020】
【0021】また、請求項の発明は特に、部品給送路
の上方に開放される部品供給位置の底部に磁性部品を磁
気吸着するマグネットを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0022】請求項の発明は、請求項1〜の発明の
いずれか1つにおいてさらに、部品供給位置への部品の
送り着け機能を向上することを目的として、部品給送路
の底面および天面のうちの少なくとも一方の幅方向中央
位置に、部品給送路の通路幅よりも小さな幅のエアー溝
が部品供給位置まで形成されている。
【0023】請求項の発明は、請求項1〜の発明の
いずれか1つにおいてさらに、各部へのエアー吹出しの
ためのエアー供給構造を簡略化することを目的として、
エアー供給手段は、共通した基本通路から攪乱室にエア
ーを供給する攪乱室側通路と、部品給送路にエアーを供
給する部品給送路側通路とに装置本体内で分岐して、攪
乱室および部品給送路にエアーを供給する。
【0024】請求項の発明は、請求項の発明におい
てさらに、エアーの分岐供給が各部に適応したものとし
やすくすることを目的として、基本通路から攪乱室側通
路および部品給送路側通路双方へのエアーの分岐量を調
節する調節手段を備える。
【0025】請求項の発明は、請求項1〜の発明の
いずれか1つにおいてさらに、部品供給位置での部品の
不用意な飛びだしや姿勢、位置の変化がないようにする
ことを目的として、部品給送路の部品供給位置の上方開
放部を開閉するシャッタを有し、このシャッタは部品取
出し時期を除く少なくともエアー供給時には閉じられ
る。
【0026】請求項の発明は、請求項1〜の発明の
いずれか1つにおいてさらに、迅速で安定した部品の供
給が長期に亘って保証できるようにすることを目的とし
て、攪乱室および部品給送路が装置本体に着脱できるよ
うにしたセラミックス部材によって形成されている。
【0027】請求項10の発明は、請求項の発明にお
いてさらに、セラミックス部材採用上の製作コストおよ
びランニングコストを低減することを目的として、セラ
ミックス部材は複数部材に分かれている。
【0028】他の目的および特徴は以下の説明および図
面によって明らかにされる。
【0029】
【作用】請求項1〜3、5の発明の上記構成では、攪乱
室内にて部品をエアーにて攪乱させながら、所定の向き
の部品を部品給送路に送出し、これを部品給送路にて一
列状態にしながらエアーにて所定の部品供給位置まで送
り着け、吸着ノズルによるピックアップ等に供して使用
されるようにするが、請求項1の発明の上記構成では特
に、制御手段の働きによって、部品供給位置に送り付け
た部品が吸着ノズル等によって取り出される時点の前後
でエアーの供給を行うように制御するので、部品取出し
時の部品にエアー供給の影響がなく吸着ノズル等によっ
て確実に取り出されるようにしながら、エアーの供給回
数を多くして部品の攪乱による部品の部品給送路への送
出し確率と、部品給送路に送り出された部品の部品供給
位置への送り着けの確度とを高めるのに併せ、部品取出
し時の部品をこれの取り出し直前のエアー供給によって
部品給送路の部品を部品供給位置に確実かつ正確に送り
着けて保持しているその状態で即時に吸着ノズル等によ
って適正な向きおよび位置のままで取り出されるように
するので、部品を従来よりも迅速に安定して供給するこ
とができる。
【0030】また、請求項2の発明の上記構成では特
に、攪乱室内の部品は底面に開口するエアー通路からの
斜め後方への吹き上げエアーによって従来通りに攪乱さ
れるのに加え、この吹き上げエアーが従来及ばなかった
攪乱室の部品給送路が開口している前壁部分の上部空間
に、この空間の前壁部に後方に向け開口した補助通路か
らのエアー吹出しを行って、この空間部分に滞留しよう
とする部品を十分に攪乱して拡散させるので、部品が所
定の向きとなって部品給送路に送り出される確率を増大
させるとともに、この空間部分に部品が滞留して部品給
送路への部品の送り出しを妨げたり、詰まりを起こして
しまうようなことを回避し、部品を従来よりも迅速に安
定して供給することができる。
【0031】また、請求項3の発明の上記構成では特
に、部品給送路の上方に開放される部品供給位置の底面
が、部品給送方向の下流側の底面よりも高く、部品供給
位置に送り着けた部品を下流側のものよりも高く支持
し、下流側に続く後続部品との段差による区別で、部品
供給位置にある部品だけが吸着ノズル等にて取り出され
やすくし、また、取り出しの動きや吸引が後続部品に影
響しないようにすることができ、多数の部品を部品供給
位置に順次迅速かつ確実に取り出されやすい状態で送り
着けて安定して供給することができる。
【0032】しかも、部品供給位置の底面が下流側の底
面より高くても、双方間の斜面にて、部品給送路の部品
供給位置手前の低い底面から部品供給位置の高い底面へ
の部品の移行をスムーズに行わせ、段差によって却って
トラブルが生じるようなことを防止することができる。
【0033】また、請求項の発明の上記構成では特
に、部品給送路の上方に開放される部品供給位置の底部
に設けたマグネットが、部品供給位置に送り着けられた
磁性部品を磁気吸着して位置保持するので、部品供給位
置に送り着けられた部品が、エアーの供給や振動、先の
部品の取り出しの動作や吸引の影響等で適正な位置や姿
勢に狂いが生じないようにすることができ、部品を迅速
に安定して供給するのに役立つ。
【0034】請求項の発明の上記構成では、請求項1
の発明のいずれか1つにおいてさらに、部品給送路
の底面および天面のうちの少なくとも一方の幅方向中央
位置に、部品供給位置まで達するようにした部品給送路
の通路幅よりも小さな幅で部品が入り込みようのないエ
アー溝があり、この溝内を部品給送路に吹き出されて部
品を部品供給位置にまで送り着けるエアーが部品供給位
置まで通り抜けながら、部品給送路内を部品供給位置ま
で送り着けられようとする部品と接してこれを随伴させ
ようとすることにより、部品給送路内の部品の部品供給
位置への移動をさらにスムーズにし、かつ部品供給位置
への送り着けを正確に達成することができ、部品を迅速
に安定して供給するのに役立つ。
【0035】請求項の発明の上記の構成では、請求項
1〜の発明のいずれか1つにおいてさらに、エアー供
給手段が、共通した基本通路から攪乱室にエアーを供給
する攪乱室側通路と、部品給送路にエアーを供給する部
品給送路側通路とに装置本体内で分岐して、攪乱室およ
び部品給送路にエアーを供給するので、複数各部にエア
ーを供給するにもそのための必要な配管構造が、装置本
体の各部に穿孔や刻設等して形成した孔や溝を利用して
簡易に形成でき、コストの低減を図れる。
【0036】請求項の発明は、請求項の発明におい
てさらに、基本通路から攪乱室側通路および部品給送路
側通路双方へのエアーの分岐量を調節手段によって調節
することができ、分岐構造での各部へのエアーの供給が
それぞれに最適な状態で達成される。
【0037】請求項の発明の上記構成では、請求項1
の発明のいずれか1つにおいてさらに、部品供給位
置に設けられたシャッタが部品給送路の部品供給位置に
ある上方開放部を閉じることによって、部品取り出し時
点以外の部品の飛びだし等を防止するものであるが、特
にシャッタが部品取出し時期を除く少なくともエアー供
給時に閉じられることによって、エアー供給時にシャッ
タが開いていて部品供給位置に送り着けた部品を供給エ
アーによって飛び出させたり、姿勢や位置が変化したり
するようなことを防止することができ、特に吹出しエア
ーの部品への影響が強くなる請求項の構成の場合に有
効であり、部品を迅速に安定して供給するのに役立つ。
【0038】請求項の発明は、請求項1〜の発明の
いずれか1つにおいてさらに、攪乱室および部品給送路
がセラミックス部材によって形成され、部品との頻繁な
接触によっても摩耗しにくく、部品の迅速で安定した供
給を長期に亘って保証することができる。また、セラミ
ックス部材が本体に着脱できるので、必要部分のみをセ
ラミックス化して取付け、また交換できるようにして、
コストが徒に上昇しないようにすることができる。
【0039】請求項10の発明は、請求項の発明にお
いてさらに、セラミックス部材が複数部材に分かれてい
るので、攪乱室や部品給送路が複雑な形状でも、また大
きくても、部分的に容易かつ安価に形成することができ
るし、万一欠損等が生じて部品を交換するにも、部分的
に行えるのでその分だけランニングコストも低減するこ
とができる。
【0040】
【実施例】以下本発明の一実施例としての部品供給装置
につき、図1〜図7を参照しながら説明する。
【0041】本実施例の部品供給装置Bは、図1の
(a)、図2の(a)に示すように部品102をエアー
1aにて攪乱させる攪乱室111と、攪乱室111の前
方へ繋がり攪乱される部品102の所定の向きのものを
送り込まれてこれを整列状態にしながらエアー1bにて
所定の部品供給位置114まで送り着ける部品給送路1
13と、攪乱室111および部品給送路113にエアー
1a、1bを吹き出させるエアー供給手段4とを備えて
いる。
【0042】これによって、攪乱室111内にて部品1
02をエアー1aにて攪乱させながら、所定の向きの部
品102を部品給送路113に送出し、これを部品給送
路113にて一列状態にしながらエアー1bにて所定の
部品供給位置114まで送り着け、吸着ノズル105に
よるピックアップに供して使用されるようにすることが
できる。攪乱室111にはバルクカセット112が着脱
できるように接続され部品102の補給を受ける。
【0043】バルクカセット112は図1の(a)、図
2の(c)に示すように口部112aが、装置本体11
8の攪乱室111の後部に形成しているアリ溝部119
に上方から着脱できるように嵌め付けられて攪乱室11
1に図2の(c)に示すように通じ、このときの自身の
傾斜姿勢によって収容している部品102を攪乱室11
1内に自然に流入させて補給する。
【0044】攪乱室111はどのような形状とすること
もできるが、バルクカセット112が接続される後部側
から部品給送路113が繋がる前方側に向け大きさが順
次に数段回に小さくなるように形成され、攪乱される部
品102を、大きな後部攪乱室111aから小さな攪乱
室111cへと捌きながら部品数を少量化してゆき、最
小の攪乱室111cから部品給送路113へスムーズに
送り出されるようにしている。
【0045】エアー供給手段4はメインコンプレッサ6
からレギュレータ7、電磁弁8、およびエアー量調整器
(電空ハイレグ:SMC社製)9を介して各部品供給装
置Bにこれの装置本体118に備える1つの基本通路1
21を通じてエアーを供給する。電磁弁8はエアー1
a、1bの吹出しタイミングを決定し、エアー量調整器
9はエアー1a、1b吹出しのためのエアー供給量を設
定通りに安定させる。
【0046】このため、エアー量調整器9は図3に示す
ように電磁弁8から基本通路121へのエアー供給管路
の途中に位置する電磁弁9aと、電磁弁9を境にした一
次エアーと二次エアーとの二次エアーの圧力を検出する
センサ9bと、これら電磁弁9aおよび圧力センサ9b
とが接続された制御回路9cとを有し、制御回路9cは
制御装置122からの指令信号と、センサ9bからの検
出信号とを受け、センサ9bからの検出信号が実装機A
の動作制御用の制御装置122等からの指令信号に対し
大きいか、小さいかによって電磁弁9aを供給側と排気
側とに切換えることによって、一次側のエアー圧が変動
しても、二次側のエアー圧が一定となり、部品供給装置
Bへの供給エアーの圧力および量が常に一定になるよう
にしている。これにより、部品供給装置Bでは電磁弁8
の開閉によるエアーの供給、供給停止の制御だけで、設
定通りに部品102を安定して供給できるようになる。
【0047】また、図1の(a)に示すように実装機A
での部品実装動作と部品供給装置Bでの部品の供給動作
とが、図1の(b)に示すような0°〜360°を一周
期として互いに同期するように前記制御装置122で動
作制御する。制御装置122は電磁弁8をも同時に制御
する。
【0048】電磁弁8の制御は、図1の(b)に示すよ
うに、部品供給位置114に送り付けた部品102が吸
着ノズル105等によって吸着し取り出される時点の前
後でエアーの供給を行うように電磁弁8を開閉させるよ
うにする。
【0049】このように、制御装置122によって、部
品供給位置114に送り付けた部品102が吸着ノズル
114等によって取り出される時点、図1の(b)に示
す180°〜220°の範囲の前後で、例えば12se
cと5secずつエアー1a、1bの供給を行うように
制御すると、部品取出し時の部品102にエアー供給の
影響がなく吸着ノズル105等によって確実に取り出さ
れるようにしながら、エアー1a、1bの供給回数を多
くして部品102の攪乱による部品102の部品給送路
113への送出し確率と、部品給送路113に送り出さ
れた部品102の部品供給位置114への送り着けの確
度とを高めるのに併せ、部品取出し時の部品102をこ
れの取り出し直前のエアー供給によって部品給送路11
3の部品102を部品供給位置114に確実かつ正確に
送り着けた状態で即時に部品102が吸着ノズル105
等によって適正な向きおよび位置の関係で取り出される
ようにするので、部品102を従来よりも迅速に安定し
て供給することができる。
【0050】なお、従来は図1の(c)に示すように、
部品取り出し時点に対し本実施例の場合よりもさらに前
の時点となる140°〜170°の範囲のタイミングで
エアー1a、1bを一回だけ15sec程度供給するよ
うにしているので、本実施例の上記のような作用効果は
発揮できない。
【0051】通常、攪乱室111へのエアー通路121
aは、攪乱室111の各大きさの攪乱室111a〜11
1cに対応する底面にやや後ろ向きに斜め上方に向けエ
アー1aを吹き上げるように図1に示すように設けられ
るが、本実施例ではさらに、攪乱室111の部品給送路
113が開口している前壁部分111dの上部に後方に
向け開口した補助通路121cを形成してある。
【0052】これにより、攪乱室111内の部品102
は底面に開口するエアー通路121aからの斜め後方へ
の吹き上げエアーによって従来通りに攪乱されるのに加
え、この吹き上げエアーが従来及ばなかった攪乱室11
1の部品給送路113が開口している前壁部分111d
の上部に、前壁部分111dに後方に向け開口した補助
通路121cからのエアー1cの吹出しを行って、この
部分に滞留しようとする部品102を十分に攪乱して拡
散させるので、所定の向きとなって部品給送路113に
送り出される確率を増大させるとともに、この部分に部
品102が滞留して部品給送路113への部品102の
送り出しを妨げたり、詰まりを起こしてしまうようなこ
とを回避し、部品102を従来よりも迅速に安定して供
給することができる。
【0053】また本実施例では、部品給送路113の上
方に開放される部品供給位置114の底面113aを、
図4に示すように部品給送方向の下流側の底面113b
よりも段差Sだけ高くしてあり、部品供給位置114の
底面113aとそれよりも下流側の底面113bとの間
に傾斜面113cを設けてある。
【0054】このように、部品給送路113の上方に開
放される部品供給位置114の底面3aが、部品給送方
向の下流側の底面113bよりも高くすると、部品供給
位置114に送り着けた部品102を下流側のものより
も高く支持し、下流側に続く後続部品102との段差S
による区別で、部品供給位置114にある部品102だ
けが吸着ノズル105等にて単独に取り出されやすく、
また、取り出しの動きや吸引が後続部品102に影響し
ないようにすることができ、多数の部品102を部品供
給位置114に順次迅速かつ確実に送り着けて安定して
供給することができる。
【0055】しかも、部品供給位置114の底面113
aが下流側の底面113bより高くても、双方間の斜面
113cにて、部品給送路113の部品供給位置114
手前の低い底面113bから部品供給位置114の高い
底面113aへの部品102の移行をスムーズに行わ
せ、段差Sによって却ってトラブルが生じるようなこと
を防止することができる。
【0056】これに代えて、図7に変形例として示すよ
うに、部品給送路113の上方に開放される部品供給位
置114の底部3aにマグネット21を設けてある。こ
のようにするとマグネット21が、部品供給位置114
に送り着けられた磁性のある部品102を磁気吸着して
位置保持し、部品供給位置114に送り着けられた部品
102が、エアー1aの供給や振動、先の部品102の
取り出しの動作や吸引の影響等で適正な位置や姿勢に狂
いが生じないようにすることができ、部品102を迅速
に安定して供給するのに役立つ。しかし、図7のマグネ
ット21と図4の段差Sとを併用すると双方の作用効果
が同時に得られるのでより好適である。
【0057】また図2の(b)に示すように、部品給送
路113の底面113a〜113cおよび天面113d
のうちの少なくとも一方の幅方向中央位置に、図2に示
すような部品給送路113の通路幅よりも小さな幅のエ
アー溝113eを部品供給位置114まで形成してあ
る。
【0058】このように、部品給送路113の底面11
3a〜113cおよび天面113dのうちの少なくとも
一方の幅方向中央位置に、部品供給位置114まで達す
るようにした部品給送路113の通路幅よりも小さな幅
で部品102が入り込みようのないエアー溝113eが
あると、この溝113e内を部品給送路113に吹き出
されて部品102を部品供給位置114にまで送り着け
るエアー1bが部品供給位置114まで通り抜けなが
ら、部品給送路113内を部品供給位置114まで送り
着けられようとする部品102に接して随伴させようと
することにより、部品給送路113内の部品102の部
品供給位置114への移動をさらにスムーズにし、かつ
部品供給位置114への送り着けを正確に達成すること
ができ、部品102を迅速に安定して供給するのに役立
つ。底面113a〜113cおよび天面113dの双方
にエアー溝113eを形成するとより好都合である。
【0059】また、エアー供給手段4は、図1の(a)
に示すように装置本体118に設けた共通した基本通路
121から攪乱室111にエアー1a、1cを供給する
攪乱室側通路121aおよび補助通路121cと、部品
給送路113にエアー1bを供給する部品給送路側通路
121bとに装置本体118内で分岐して、攪乱室11
1および部品給送路113にエアーを供給するようにし
てあり、複数各部にエアー1a〜1cを供給するにもそ
のために必要な配管構造が、装置本体118に穿孔や刻
設等した孔や溝を利用して簡易に形成することができ、
コストの低減を図れる。溝を利用する場合はこれにシー
ル材を介して図5に示すような蓋51を施すことにより
閉鎖通路として利用できるようになる。
【0060】さらに、部品給送路113の部品供給位置
114にて上方に開放される部分には、図1の(a)、
図2の(a)、図6に示すような従来通りのシャッタ1
15が設けられ、前記上方開放部を開閉するようにして
いるが、このシャッタ115は特に部品取出し時期を除
く少なくともエアー供給時には閉じられるように、前記
制御装置122により制御する。
【0061】これによって、部品取り出し時以外の部品
102の不用意な飛びだしや姿勢および位置が変化する
のを防止するものであるが、特にエアー供給時にシャッ
タ115が開いていて部品供給位置114に送り着けた
部品102を供給エアーによって飛び出させたり、姿勢
や位置が変化したりするようなことを防止することがで
き、前記エアー溝113dを設けたことによりエアーの
部品102への影響が強くなることにも十分に対応する
ことができ、部品102を迅速に安定して供給するのに
役立つ。
【0062】また、攪乱室111および部品給送路11
3が図1の(a)、図6に示すように、装置本体118
にネジ33やカバー34によって着脱できるようにした
セラミックス部材32によって形成してあり、部品10
2との頻繁な接触によっても摩耗しにくく、部品102
の迅速で安定した供給を長期に亘って保証することがで
きる。しかも、セラミックス部材32が装置本体118
に着脱できるので、必要部部のみをセラミックス化して
取付け、また交換できるようにして、コストが徒に上昇
しないようにすることができる。
【0063】特に、セラミックス32は複数部材、具体
的には攪乱室部分32a、上流側シュート部分32b、
下流側シュート部分32cの3つに分割され螺子止めさ
れるようになっている。
【0064】このように、複雑な形状でも容易かつ安価
に形成することができるし、万一欠損等が生じて部品を
交換するにも、部分的に行えるのでその分だけランニン
グコストも低減することができる。
【0065】さらに、エアー供給手段4の装置本体11
8における基本通路121から、攪乱室側通路121a
および部品給送路側通路121bへの分岐部には、図5
に示すように攪乱室側通路121aおよび部品給送路側
通路121b双方へのエアーの分岐量をネジ41の進退
による分岐部121eに対する絞り操作によって調節す
る調節手段42を設けてある。このエアーの分岐量を調
節手段4にて調節することにより、分岐構造での各部へ
のエアーの供給がそれぞれに最適な状態で達成されるよ
うにすることができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1〜3、5の発明では、部品をエ
アーにて攪乱させながら所定の向きのものを送出し、こ
れを一列状態にしながらエアーにて所定の部品供給位置
まで送り着け、吸着ノズルによるピックアップ等に供し
て使用されるようにするが、請求項1の発明によれば特
に、部品供給位置に送り付けた部品が吸着ノズル等によ
って取り出される時点の前後でエアーの供給を行い、部
品取出し時の部品にエアー供給の影響がなく吸着ノズル
等によって確実に取り出されるようにしながら、エアー
の供給回数を多くして部品の攪乱による部品の部品給送
路への送出し確率と、部品給送路に送り出された部品の
部品供給位置への送り着けの確度とを高めるのに併せ、
部品取出し時の部品をこれの取り出し直前のエアー供給
によって部品給送路の部品を部品供給位置に確実かつ正
確に送り着けて保持しているその状態で即時に吸着ノズ
ル等によって適正な向きおよび位置のままで取り出され
るようにするので、部品を従来よりも迅速に安定して供
給することができる。
【0067】また、請求項2の発明によれば特に、攪乱
室内の部品は底部から斜め後方への吹き上げエアーによ
って従来通りに攪乱されるのに加え、この吹き上げエア
ーが従来及ばなかった攪乱室の部品給送路が開口してい
る前壁部分の上部空間にも補助通路から後方に向いたエ
アー吹出しを行い、この空間部分に滞留しようとする部
品を十分に攪乱して拡散させて、部品が所定の向きとな
って部品給送路に送り出される確率を増大させるととも
に、この空間部分に部品が滞留して部品給送路への部品
の送り出しを妨げたり、詰まりを起こしてしまうような
ことを回避し、部品を従来よりも迅速に安定して供給す
ることができる。
【0068】また、請求項3の発明によれば特に、部品
給送路の部品供給位置に送り着けた部品を下流側のもの
よりも高く支持して後続部品との段差による区別で、部
品供給位置にある部品だけが吸着ノズル等にて取り出さ
れやすくし、また、取り出しの動きや吸引が後続部品に
影響しないようにすることができ、多数の部品を部品供
給位置に順次迅速かつ確実に取り出されやすい状態で送
り着けて安定して供給することができる。
【0069】しかも、部品供給位置の底面と下流側の底
面との間の斜面にて、両底面の段差の影響なく部品の移
行をスムーズに行わせ、段差によって却ってトラブルが
生じるようなことを防止することができる。
【0070】また、請求項の発明によれば特に、部品
給送路の部品供給位置の底部に送り着けられた磁性部品
を底部のマグネットで磁気吸着して位置保持して、部品
供給位置に送り着けられた部品が、エアーの供給や振
動、先の部品の取り出しの動作や吸引の影響等で適正な
位置や姿勢に狂いが生じないようにすることができ、部
品を迅速に安定して供給するのに役立つ。
【0071】請求項の発明によれば、請求項1〜
発明のいずれか1つにおいてさらに、部品給送路の底面
および天面のうちの少なくとも一方の幅方向中央位置
に、部品供給位置まで達するようにした部品給送路の通
路幅よりも小さな幅で部品が入り込みようのないエアー
溝内を、部品送り着けのための部品給送路内エアーが通
り抜けながら、部品給送路内の部品と接してこれを随伴
させようとすることにより、部品の部品供給位置への移
動をさらにスムーズにし、かつ部品供給位置への送り着
けを正確に達成することができ、部品を迅速に安定して
供給するのに役立つ。
【0072】請求項の発明によれば、請求項1〜
発明のいずれか1つにおいてさらに、部品攪乱および給
送のためのエアー通路が、共通する基本通路から装置本
体内で分岐し、複数各部にエアーを供給するにもそのた
めの必要な配管構造が、装置本体の各部に穿孔や刻設等
して形成した孔や溝を利用して簡易に形成でき、コスト
の低減を図れる。
【0073】請求項の発明によれば、請求項の発明
においてさらに、基本通路から攪乱室側通路および部品
給送路側通路双方へのエアーの分岐量を調節することが
でき、分岐構造での各部へのエアーの供給がそれぞれに
最適な状態で達成される。
【0074】請求項の発明によれば、請求項1〜
発明のいずれか1つにおいてさらに、部品供給位置に設
けられたシャッタは特に、部品取出し時期を除く少なく
ともエアー供給時に閉じられ、エアー供給時にシャッタ
が開いていて部品供給位置に送り着けた部品を供給エア
ーによって飛び出させたり、姿勢や位置が変化したりす
るようなことを防止することができ、特に吹出しエアー
の部品への影響が強くなる請求項の構成の場合に有効
であり、部品を迅速に安定して供給するのに役立つ。
【0075】請求項の発明によれば、請求項1〜
発明のいずれか1つにおいてさらに、攪乱室および部品
給送路がセラミックス部材で部品との頻繁な接触によっ
ても摩耗しにくく、部品の迅速で安定した供給を長期に
亘って保証することができる。また、セラミックス部材
が本体に着脱できて必要部分のみをセラミックス化して
用いコストが徒に上昇しないようにすることができる。
【0076】請求項10の発明によれば、請求項の発
明においてさらに、セラミックス部材が複数部材に分か
れ、攪乱室や部品給送路が複雑な形状でも、また大きく
ても、部分的に容易かつ安価に形成することができる
し、万一欠損等が生じて部品を交換するにも、部分的に
行えるのでその分だけランニングコストも低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての部品供給装置の
正面図およびエアー供給タイミングの従来との比較タイ
ムチャートである。
【図2】図1の部品供給装置の部品供給位置部分を示す
平面図である。
【図3】図1の部品供給装置のエアー供給手段に用いら
れたエアー量調整器の概略構成図である。
【図4】図1の部品供給装置の部品給送路の部品供給位
置付近の断面図である。
【図5】図1の部品供給装置のエアー通路の分岐部の断
面図である。
【図6】図1の部品供給装置の分解斜視図である。
【図7】部品給送路の部品供給位置付近の変形例を示す
断面図である。
【図8】従来の部品を取り扱う部品供給装置と部品の供
給を受ける実装機との一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
B 部品供給装置 1a、1b、1c エアー 4 エアー供給手段 8 電磁弁 21 マグネット 32 セラミックス部材 32a 攪乱室側部分 32b 上流側シュート部分 32c 下流側シュート部分 33 ネジ 34 蓋 42 分岐エアー量調整手段 102 部品 105 吸着ノズル 111 攪乱室 111d 前壁部分 113 部品給送路 113a〜113c 底面 113d 天面 113e エアー溝 114 部品供給位置 115 シャッタ 116 プッシャー 117 レバー 118 装置本体 121 基本通路 121a 攪乱室側通路 121b 部品給送路側通路 121c 補助通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷原 司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山上 秋男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−275892(JP,A) 実開 平6−82896(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/02 B23P 19/00 B65G 47/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品をエアーにて攪乱させる攪乱室と、
    攪乱室の前方へ繋がり攪乱される部品の所定の向きのも
    のを送り込まれてこれを整列状態にしながら、部品の取
    り出しが行われる所定の部品供給位置までエアーにて
    り着ける部品給送路と、攪乱室および部品給送路にエア
    ーを供給するエアー供給手段と、部品供給位置に送り付
    けた部品が取り出される時点の前後でエアーの供給を行
    うようにエアー供給手段を制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 部品をエアーにて攪乱させる攪乱室と、
    攪乱室の前方へ繋がり攪乱される部品の所定の向きのも
    のを送り込まれてこれを整列状態にしながら、部品の取
    り出しが行われる所定の部品供給位置までエアーにて
    り着ける部品給送路と、攪乱室および部品給送路にエア
    ーを供給するエアー供給手段とを備え、攪乱室へのエア
    ー通路は、底面に開口するもののほか、攪乱室の部品給
    送路が開口している前壁部分における前記開口の上部
    後方に向け開口した補助通路を有している部品供給装
    置。
  3. 【請求項3】 部品をエアーにて攪乱させる攪乱室と、
    攪乱室の前方へ繋がり攪乱される部品の所定の向きのも
    のを送り込まれてこれを整列状態にしながら、部品の取
    り出しが行われる所定の部品供給位置までエアーにて
    り着ける部品給送路と、攪乱室および部品給送路にエア
    ーを供給するエアー供給手段とを備え、部品給送路の上
    方に開放される部品供給位置の底面を、部品供給位置に
    送り着けた部品と部品給送方向の下流側に続く部品との
    間に段差を与える傾斜面を有した段差を持って、部品給
    送方向下流側の底面よりも高くした部品供給装置。
  4. 【請求項4】 部品をエアーにて攪乱させる攪乱室と、
    攪乱室の前方へ繋がり攪乱される部品の所定の向きのも
    のを送り込まれてこれを整列状態にしながら、部品の取
    り出しが行われる所定の部品供給位置までエアーにて
    り着ける部品給送路と、攪乱室および部品給送路にエア
    ーを供給するエアー供給手段とを備え、部品給送路の上
    方に開放される部品供給位置の底部に磁性部品を磁気吸
    着するマグネットを設けたことを特徴とする部品供給装
    置。
  5. 【請求項5】 部品給送路の底面および天面のうちの少
    なくとも一方の幅方向中央位置に、部品給送路の通路幅
    よりも小さな幅のエアー溝が部品供給位置まで形成され
    ている請求項1〜のいずれか一項に記載の部品供給装
    置。
  6. 【請求項6】 エアー供給手段は、共通した基本通路か
    ら攪乱室にエアーを供給する攪乱室側通路と、部品給送
    路にエアーを供給する部品給送路側通路とに装置本体内
    で分岐して、攪乱室および部品給送路にエアーを供給す
    る請求項1〜のいずれか一項に記載の部品供給装置。
  7. 【請求項7】 基本通路から攪乱室側通路および部品給
    送路側通路双方へのエアーの分岐量を調節する調節手段
    を備える請求項に記載の部品供給装置。
  8. 【請求項8】 部品給送路の部品供給位置の上方開放部
    を開閉するシャッタを有し、このシャッタは部品取出し
    時期を除く少なくともエアー供給時には閉じられる請求
    項1〜のいずれか一項に記載の部品供給装置。
  9. 【請求項9】 攪乱室および部品給送路が装置本体に着
    脱できるようにしたセラミックス部材によって形成され
    ている請求項1〜のいずれか一項に記載の部品供給装
    置。
  10. 【請求項10】 セラミックス部材は複数部材に分かれ
    ている請求項に記載の部品供給装置。
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