JPH0853589A - 発泡性スチレン重合体、その製造法、弾性フォームおよび弾性フォーム成形品の製造法 - Google Patents

発泡性スチレン重合体、その製造法、弾性フォームおよび弾性フォーム成形品の製造法

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JPH0853589A
JPH0853589A JP7110465A JP11046595A JPH0853589A JP H0853589 A JPH0853589 A JP H0853589A JP 7110465 A JP7110465 A JP 7110465A JP 11046595 A JP11046595 A JP 11046595A JP H0853589 A JPH0853589 A JP H0853589A
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Rolf Dr Henn
ロルフ、ヘン
Klaus Dr Hahn
クラウス、ハーン
Andreas Dr Deckers
アンドレアス、デカース
Wolfgang Loth
ヴォルフガング、ロト
Uwe Blumenstein
ウヴェ、ブルーメンシュタイン
Hans-Dieter Schwaben
ハンス−ディーター、シュヴァーベン
Erich Klement
エーリッヒ、クレーメント
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/16Making expandable particles
    • C08J9/18Making expandable particles by impregnating polymer particles with the blowing agent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L25/00Compositions of, homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L25/02Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
    • C08L25/04Homopolymers or copolymers of styrene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2351/00Characterised by the use of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers
    • C08J2351/06Characterised by the use of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers grafted on to homopolymers or copolymers of aliphatic hydrocarbons containing only one carbon-to-carbon double bond

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾性フォームの製造に適当であり、長い貯蔵
後であっても発泡剤の損失を有しないかまたは僅かに損
失を有するにすぎず、かつ再循環可能である発泡性スチ
レン重合体を得ること。 【構成】 重合導入されたポリスチレン少なくとも50
%を有するポリスチレンおよび/またはスチレン共重合
体、スチレン可溶性エラストマー、スチレンを1つの成
分として有するブロック共重合体、低沸点発泡剤、なら
びに場合によっては有効量の常用の添加剤を含有し、こ
の場合発泡されてないポリスチレンビーズ中には、可溶
性エラストマーがセル粒子の形で存在し、かつブロック
共重合体が平均粒径0.2〜2μmの粒子の形でポリス
チレン相に存在するようにすること。 【効果】 得られたフォームは、5〜70g/cm3
密度、DIN 53777により測定した4回の圧縮の
際に90%までのレジリエンス、ならびに同じ密度の常
用のポリスチレンよりも10%まで良好な断熱能力を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性フォームの製造に
適当な発泡性スチレン重合体に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡性ポリスチレン粒子を基礎とするフ
ォームは、断熱材料および包装材料として著しい工業的
重要性を達成した。このフォームは、まず発泡剤の存在
でのスチレンの懸濁重合によって発泡性スチレン重合体
を製造し、この重合体を加熱によって膨張させてフォー
ム粒子を生じさせ、かつ引続きこの粒子を金型内で融着
させて成形品に変えることによって工業的規模で製造さ
れている。
【0003】ポリスチレンフォームは、硬質フォームで
ある。このポリスチレンフォームの低い弾性率は、多く
の用途、例えば包装分野において欠点とされている。そ
れというのも、包装品の衝撃応力および打撃応力からの
保護は、不十分な程度でのみ可能であり、包装材料とし
て使用されるフォーム成形品は、僅かな変形の場合でさ
え破壊されてしまうからである。
【0004】従って、過去において既に、ポリスチレン
フォームの弾性率を増大させる試みが行なわれた。
【0005】欧州特許出願公開第561216号明細書
には、ポリスチレンからのフォームを弾性化する1つの
方法が記載されている。この場合密度8〜12kg/m
3 のフォームスラブは、1つの方向で寸法の約1/3に
圧縮され、かつその後に再び放圧される。こうして処理
されたスラブから切断された板は、高められた弾性率を
有し、かつ例えば衝撃音の遮音(Trittschalldaemmung
)に使用される。
【0006】しかし、この作業形式を成形品に転用する
ことは、処理に制約されて殆ど実現不可能であり、した
がって実施されていない。
【0007】米国特許第4424285号明細書および
米国特許第4409338号明細書には、スチレン中の
スチレン−ブタジエンブロック共重合体もしくはスチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体0.5〜
4.0重量%の溶液を重合させることによって製造され
かつ短い金型冷却時間を有する発泡性ポリスチレン重合
体が記載されている。
【0008】しかし、この場合には、フォームの弾性率
は、添加された少量のゴムに基づき僅かな程度増大され
るにすぎない。
【0009】米国特許第4307134号明細書および
米国特許第4333970号明細書の記載によれば、ポ
リスチレン−ポリブタジエン共重合体からのシェルは、
部分的なグラフト化によりポリスチレンビーズ上に重合
され、こうして得られたビーズは、発泡剤で含浸され、
引続き発泡される。しかし、こうして得られたフォーム
は、不規則なセル構造および不満足な機械的性質を有し
ている。
【0010】英国特許第1220611号明細書には、
ポリスチレン−ポリアクリロニトリル共重合体およびポ
リブタジエンエラストマーからなる高められた耐油性を
有する発泡性重合体組成物が記載されており、この場合
ポリスチレン−ポリアクリロニトリル共重合体は、エラ
ストマー中に分散され、発泡剤は、膨潤および部分的溶
解を伴ないながらエラストマー相中に吸収される。しか
し、このようなフォームは、不満足すぎる機械的性質を
有している。
【0011】米国特許第4423160号明細書には、
スチレン2〜50重量%および共役ジエン50〜98重
量%からなるブロック共重合体0.5〜4.0重量%を
スチレンに溶解し、この溶液を懸濁重合させ、かつ発泡
剤で含浸した粒子を発泡させることによって製造され
る、短い冷却時間を有する発泡性で非塊状の膨張可能な
スチレン重合体が記載されている。
【0012】このスチレン重合体の利点は、弾性化を僅
かなままに留める短縮された冷却時間にある。
【0013】記載された全ての公知技術水準の方法は、
発泡剤がビーズから極めて迅速に拡散することで共通し
ている。既に2、3日後に、発泡剤の損失は、ビーズの
発泡によりもはや使用不可能なフォームを生じるような
程度に大きくなりうる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、弾性
フォームの製造に適当であり、長い貯蔵後であっても発
泡剤の損失を有しないかまたは僅かに損失を有するにす
ぎず、かつ再循環可能である発泡性スチレン重合体を提
供することであった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、 a)ポリスチレンおよび/または重合導入されたポリス
チレン少なくとも50%を有するスチレン共重合体50
〜90重量%、 b)スチレン可溶性エラストマー5〜30重量%、 c)スチレンを1つの成分として有する少なくとも1つ
のブロック共重合体5〜20重量%、 d)低沸点発泡剤、a)、b)およびc)の総和に対し
て1〜15重量%、ならびに場合によっては e)有効量の常用の添加剤 を含有し、この場合発泡されてないポリスチレンビーズ
中には、成分b)がセル粒子の形で存在し、かつ成分
c)が平均粒径0.2〜2μmの粒子の形でポリスチレ
ン相に存在する、弾性ポリスチレンフォームのための発
泡性スチレン重合体によって解決される。
【0016】従って、本発明の対象は、 a)ポリスチレンおよび/または重合導入されたポリス
チレン少なくとも50%を有するスチレン共重合体50
〜90重量%、 b)スチレン可溶性エラストマー5〜30重量%、 c)スチレンを1つの成分として有する少なくとも1つ
のブロック共重合体5〜20重量%、 d)低沸点発泡剤、a)、b)およびc)の総和に対し
て1〜15重量%、ならびに場合によっては e)有効量の常用の添加剤 を含有し、この場合発泡されてないポリスチレンビーズ
中には、成分b)がセル粒子の形で存在し、かつ成分
c)が平均粒径0.2〜2μmの粒子の形でポリスチレ
ン相に存在する、弾性ポリスチレンフォームのための発
泡性スチレン重合体である。
【0017】更に、本発明の対象は、 a)ポリスチレンおよび/または重合導入されたポリス
チレン少なくとも50%を有するスチレン共重合体50
〜90重量%、 b)スチレン可溶性エラストマー5〜30重量%、 c)スチレンを1つの成分として有する少なくとも1つ
のブロック共重合体5〜20重量%、ならびに場合によ
っては d)有効量の常用の添加剤 を含有する密度15〜70g/cm3 の弾性フォーム、
スチレン重合体の製造法および弾性フォームから得られ
た成形体である。
【0018】発泡性スチレン重合体は、ポリスチレンお
よび/または重合導入されたポリスチレン少なくとも5
0重量%、有利に少なくとも80重量%を有するスチレ
ン共重合体75〜98重量%、有利に85〜93重量%
を成分a)として含有する。コモノマーとしては、例え
ばα−メチルスチレン、核ハロゲン化スチレン、核アル
キル化スチレン、アクリロニトリル、アクリル酸または
メタクリル酸と1〜8個の炭素原子を有するアルコール
とのエステル、N−ビニルカルバゾールおよびマレイン
酸(無水物)がこれに該当する。好ましくは、ポリスチ
レンは、微少量の重合導入された架橋剤、即ち1個より
多い、有利に2個の二重結合を有する化合物、例えばジ
ビニルベンゼン、ブタジエンまたはブタンジオールジア
クリレートを含有する。架橋剤は、一般にスチレンに対
して0.005〜0.05モル%の量で使用される。
【0019】特に高い発泡性を達成するために、スチレ
ン重合体が100000〜200000、殊に1300
00〜180000のGPC法で測定された平均分子量
W(重量平均)を有することは、有利である。このフ
ォームは、GPC法で測定された分子量分布曲線の高分
子量の側面が、平均値間の差(MZ+1 −MZ )が150
000未満であるように急勾配である場合には、改善さ
れた加工性の性質を有している。GPC法は、グレック
ラー(G. Gloeckler)著、ポリマーカラクテリズィール
ング,クロマトグラフィッシェ メトーデン(Polymerch
arakterisierung, Chromatographische Methoden )、
第17巻、フューティッヒ社(Huethig-Verlag, ハイデ
ルベルク在)刊、1982年、に記載されている。前記
の平均値は、エリアス(H.G. Elias)著、マクロモレキ
ューレ(Makromolekuele)、フューティッヒ社(Huethi
g-Verlag, ハイデルベルク在)刊、1971年、第52
〜64頁に記載されている。
【0020】上記の平均分子量を有するスチレン重合体
は、重合の際に調整剤を共用することによって得ること
ができる。調整剤としては、有利に0.1〜50の連鎖
移動定数Kを有する臭素不含有機化合物0.01〜1.
5重量%、有利に0.01〜0.5重量%が使用され
る。好ましくは、調整剤は、分子量分布曲線の急勾配の
高分子量側面を達成するために、重合の間に20〜90
%の変換率が達成されて初めて添加される。
【0021】また、有利に高い膨張能力は、成分a)が
500〜5000の平均分子量(重量平均)を有するス
チレン重合体0.1〜10重量%、有利に0.5〜10
重量%を含有することによって達成することもできる。
【0022】更に、発泡性スチレン重合体の製造の際の
分子量の調整についての詳細は、欧州特許第10612
9号明細書に記載されている。
【0023】重合導入されたアクリロニトリル0.1〜
2重量%、有利に0.15〜1.5重量%を含有するス
チレン重合体は、収縮の実質的な不在によって区別され
るフォームを生じる。また、ポリスチレン95〜99.
5重量%とスチレン可溶性スチレン−アクリロニトリル
共重合体0.5〜5重量%との混合物は、該混合物中の
アクリロニトリルの全含量が0.1〜2重量%、有利に
0.15〜2重量%である場合に前記の性質を示す。
【0024】重合導入されたアクリロニトリル3〜20
重量%、有利に5〜15重量%を含有するスチレン重合
体は、高い耐油性を有するフォームを生じる。また、ポ
リスチレン50〜85重量%とスチレン可溶性スチレン
−アクリロニトリル共重合体15〜50重量%との混合
物は、該混合物中のアクリロニトリルの全含量が3〜2
0重量%、有利に5〜15重量%である場合に前記の有
利な性質を示す。この種の混合物は、簡単な方法で、重
合前に提案された量のスチレン−アクリロニトリル共重
合体をスチレンに溶解することによって製造される。
【0025】コモノマーとしてのマレイン酸(無水物)
2〜15重量%、殊に3〜12重量%を含有するスチレ
ン重合体は、高い耐熱変形性によって区別されるフォー
ムを生じる。この場合、ポリスチレンと、15〜49重
量%の無水マレイン酸含量を有する商業的に入手可能な
スチレン−無水マレイン酸共重合体との混合物から出発
することは、有利であり、この場合この混合物は、該共
重合体をスチレンに溶解し、かつ引続き重合することに
よって容易に製造することができる。
【0026】成分b)としては、殊に20℃以下、有利
に−10℃以下、殊に−20℃以下のガラス転移温度を
有するスチレン可溶性エラストマーが使用される。
【0027】エラストマーは、一般に本質的に未架橋で
あり、場合によってはスチレン中での可溶性が損なわれ
ない程度にのみ架橋されている。
【0028】特に、本発明によるスチレン重合体には、
ポリブタジエン−ゴム、殊に200000〜30000
0の分子量(MW )を有しかつ1,4−シス構造<50
%および1,2−ビニル構造(中程度のシス構造)5〜
20%または1,4−シス構造>50〜99%および
1,2−ビニル構造(高度のシス構造)<5%を含有す
るものが使用される。
【0029】成分c)としては、少なくとも1つの他の
オレフィン系不飽和単量体を有するスチレンからの常用
のブロック共重合体が使用され、この場合ブロック共重
合体のスチレン含量は、単量体の総和に対して有利に少
なくとも20重量%である。
【0030】他のオレフィン系不飽和単量体としては、
殊に1または2個のオレフィン系二重結合を有するも
の、殊にブタジエン、イソプレンまたはこれらの混合物
が使用される。
【0031】ブロック共重合体は、殊に2ブロック構造
および/または3ブロック構造を有する。この場合、ブ
ロック間の重合体鎖には、明確な転移部を与えることが
できるが、しかし、所謂塗り潰されたような転移部をブ
ロック間に導入することも可能である。この構造の場合
には、ブロック間の重合体鎖中には、単量体がランダム
に配置されているような領域が存在する。
【0032】ブロック共重合体の重合体鎖は、線状、分
子鎖状または樹枝状であることができる。
【0033】更に、また重合後に残存する二重結合が部
分的または完全に水素化されているようなブロック共重
合体を使用することもできる。
【0034】更に、使用されるブロック共重合体および
その製造についての記載は、例えば米国特許第3281
383号明細書に存在する。
【0035】発泡性スチレン重合体は、低沸点の発泡剤
2〜15重量%、有利に3〜10重量%を成分c)とし
て均一な分布で含有する。発泡剤は、ポリスチレンを溶
解しないが、しかし、ポリスチレンに可溶である。沸点
は、ポリスチレンの軟化点以下である。適当な発泡剤
は、例えばプロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、シ
クロペンタン、シクロヘキサン、オクタン、ジクロロジ
フルオロメタン、トリフルオロクロロメタンおよび1,
1,1−ジフルオロクロロエタンである。特に、ペンタ
ンが使用される。
【0036】更に、発泡性スチレン重合体は、常用の添
加剤、例えば染料、充填剤、安定剤、防炎剤、相乗剤、
核剤、滑剤、静電防止剤、発泡の間に非粘着作用を有す
る物質および発泡時に成形品の取出し時間を短縮させる
薬剤を有効量で含有する。
【0037】また、添加剤としては、ポリ(2,6−ジ
メチル)−1,4−フェニレンエーテルおよびポリ−
1,4−フェニレンスルフィドも適当である。この添加
剤は、成分a)に対して1〜20重量%の量でフォーム
の耐熱変形性の向上を生じさせる。
【0038】発泡性スチレン重合体は、一般に粒子の
形、即ちビーズ形またはグラニュール形で存在し、かつ
好ましくは、0.1〜6mm、殊に0.4〜3mmの平
均直径を有する。
【0039】本発明による発泡性スチレン重合体の場合
には、未発泡のポリスチレンビーズ中に成分b)はセル
粒子の形で存在し、かつ成分c)は平均直径0.2〜2
μmの粒子の形でポリスチレン相に存在する。この場
合、セル粒子は、0.1〜10μm、殊に0.5〜5μ
mの直径を有する。
【0040】より大きい直径を有するかまたは発泡性ス
チレン重合体中で成分b)の別の形態学的構造を有する
セル粒子は、発泡剤の損失ならびに得られたフォームの
不均一な構造をまねく。
【0041】エラストマー変性されたスチレン重合体の
形態については、次のものに記載されている:エヒテ,
ラバー−タフンドスチレンポリマーズ(Echte, Rubber-
Toughened Styrene Polymers),アドバンスィーズ イ
ン ケミストリー(Advances in Chemistry )シリーズ
No.222、1989。
【0042】本発明によるスチレン重合体は、例えば成
分a)、b)、c)および場合によってはd)を溶融液
で、多くの場合に押出機中で混合することによって製造
することができ、この場合d)を添加した場合には、ス
トランドは、圧縮後に、発泡が起こらないように急速に
冷却されなければならない。引続き、得られたスチレン
重合体は、多くの場合に粗砕によって粉砕される。
【0043】更に、成分b)およびc)をスチレンに溶
解し、この溶液を重合させることは、可能である。
【0044】この場合には、成分b)およびc)は、ス
チレンに溶解され、この溶液は、自体公知の方法で、多
くの場合に、フリーラジカル開始剤を添加しながら重合
されるかまたは熱を供給することによって重合される。
【0045】また、この場合には、塊状重合を約30%
の変換率になるまで実施し、こうして得られたプレポリ
マーを公知方法で懸濁させ、かつ懸濁重合を完結させる
ことも可能である。この場合、懸濁重合の間に重合体を
発泡剤で含浸することは、好ましい。こうして、後処理
なしにフォームに加工することができるビーズ形の重合
体が得られる。
【0046】特に有利な結果は、スチレン中の成分b)
の溶液を重合させ、かつこの重合体を成分c)と、殊に
溶融液で混合することによってスチレン重合体を得る場
合に達成される。
【0047】a)およびb)からの重合体と成分c)と
の混合は、殊に押出によって行なうことができる。
【0048】引続き、スチレン重合体は、発泡剤d)で
含浸されなければならない。
【0049】このことは、例えば押出の際に発泡剤を溶
融した重合体中に添加することによって行なうことがで
き、この場合には、発泡も回避されなければならない。
【0050】しかし、好ましくは、発泡剤の添加は、含
浸法により行なわれる。
【0051】そのために、こうして得られた重合体は、
特に0.1〜6mm、殊に0.4〜3mmの粒度にもた
らされなければならない。このことは、有利に押出によ
る粗砕によって行なわれる。
【0052】粒子は、粗砕の種類に応じて、多くの場合
にビーズ形またはグラニュール形で存在する。
【0053】含浸のために、グラニュールは、液体中、
多くの場合に水中で常用の助剤および添加剤の存在下に
加圧容器中で懸濁され、この加圧容器は、不活性にさ
れ、かつ重合体の軟化点よりも高いが、しかし融点より
も低い温度にもたらされる。発泡剤は、この温度で押し
付けられる。冷却および減圧の後、含浸されたグラニュ
ールは、分離され、精製されるか、または例えば空気流
中で約50℃にまで容易に高められた温度にもたらされ
る。
【0054】この方法は、例えば欧州特許出願公開第3
43473号明細書に記載されている。
【0055】更に、常用の製造法についての詳細は、例
えばクンストシュトッフハントブーフ(Kunststoffhand
buch)、第5巻、ポリスチロール(Polystyrol)、フィ
ーヴェーク(R. Vieweg )およびダウミラー(G. Daumi
ller)編、カール−ハンザー社(Carl-Hanser-Verlag,
ミュンヘン在)刊、1969年に記載されている。
【0056】フォームの製造のためには、発泡性スチレ
ン重合体は、公知方法で、例えば熱風を用いてかまたは
有利に蒸気を用いて上記の軟化点よりも高い温度に加熱
することによって発泡される。更に、得られたフォーム
粒子は、冷却後および場合によっては中間貯蔵後に再加
熱することによって発泡させることができる。その後
に、このフォーム粒子は、公知方法で気密に閉じられて
いない金型内で融着させて成形品に変えることができ
る。
【0057】得られたフォームは、5〜70g/cm
3 、殊に10〜35g/cm3 の密度を有する。
【0058】本発明によるスチレン重合体から得られた
フォームは、高い弾性率で区別される。従って、このフ
ォームは、DIN 53777により測定した4回の圧
縮の際に90%までのレジリエンス(Rueckstellvermoe
gen )を有する。従って、このフォームは、常用のポリ
スチレン重合体よりも明らかに卓越している。
【0059】未発泡のビーズからの発泡剤の損失は、極
めて僅かである。数週間の貯蔵後であっても、発泡は、
問題なしになお可能である。
【0060】このことは、ますます驚異的なことにな
る。それというのも、ブロック共重合体をスチレン共重
合体への溶解およびこの溶液の重合、所謂共重合によっ
て重合体中に合一にさせるような比較可能な組成のスチ
レン重合体の場合には、発泡剤の損失は、既に極めて短
時間に、発泡がもはや不可能であるような程度に著しい
ものであったからである。
【0061】予備発泡ビーズは、均一なセル構造を有
し、かつボイドの形成なしに成形過程の際に融着され
る。こうして得られた成形体は、卓越した耐熱変形性を
有する。
【0062】その上、本発明によるフォームは、意外な
ことに、同じ密度の常用のポリスチレンよりも10%ま
で良好な断熱能力を有する。このフォームおよび成形体
は、問題なしに再循環させることができる。
【0063】本発明は、以下の実施例に関連してさらに
詳細に説明される:
【0064】
【実施例】
実施例1 250000の分子量(MW )および30.4%の1,
4−シス構造の含量を有するポリブタジエン8重量部を
スチレン92重量部に溶解し、かつ公知方法によりラジ
カル重合させる。
【0065】生成された重合体は、70cm/gの粘度
数、93℃の軟化温度(ビカー)および200℃で3.
7cm3 /10minのメルトインデックスを有してい
た。
【0066】ポリブタジエン相は、0.5〜2.5μm
の直径を有するセル粒子の形でポリスチレン相中に分布
されていた。
【0067】この重合体100重量部を、30重量%の
スチレン含量、92000の分子量(Mw )および20
0℃および5kp(Shell AG 社の Cariflex (登録商
標)TR 1101 )で<1cm/10minのメルトフロー
インデックスを有する陰イオン重合により得られた線状
スチレン/ブタジエン/スチレン−ブロック共重合体1
8重量部と、180℃でヴェルナー(Werner)およびプ
フライデラー(Pfleiderer)社の二軸押出機中で混合
し、かつ直径1mmの孔を有するノズル板を通して押し
出した。このストランドを水浴中で凝固させ、かつ引続
き回転型ナイフ装置を用いて2×2×2の粒度に粗砕し
た。
【0068】こうして得られた配合物中で、ポリブタジ
エンは、直径1〜5μmの粒度を有するセル粒子の形で
存在し、かつスチレン/ブタジエン/スチレン−ブロッ
ク共重合体は、0.1〜1.5μmの直径の迷路の構造
(maze-Struktur )を有する粒子の形で存在した。
【0069】この配合物6000gを脱イオン水213
00g、ピロ燐酸ナトリウム76g、硫酸マグネシウム
七水和物155gおよびアルキルベンゼンスルホン酸塩
(Mersolat(登録商標)K 30, Bayer AG 社)の40%
の溶液50gと一緒に容積50リットルの撹拌釜中に装
入した。この撹拌釜を閉じ、2回窒素1atmでフラッ
シし、かつ250rpmで撹拌しながら120℃に加熱
した。この温度に達した後に、n−ペンタン80重量%
とイソペンタン20重量%との混合物600gを15分
間に亘って釜中に圧し出し、この混合物をさらに10時
間120℃で撹拌した。
【0070】冷却および減圧の後、釜の内容物を排出さ
せ、かつビーズを捕集した。このビーズを2回脱イオン
水で洗浄し、かつ吸引濾過装置中で23℃を有する周囲
空気を吸引することによって乾燥した。
【0071】ビーズは、4.7重量%の発泡剤含量およ
び1.0重量%の含水量を有していた。
【0072】1日間の開放貯蔵の後、7分間の1回の予
備発泡により、23.8g/lの嵩密度が達成された。
【0073】3日間の開放貯蔵の後、同じ予備発泡条件
下で24.7g/lの嵩密度が達成された。
【0074】これら双方の場合、フォームは、均質な微
細セル構造を有していた。
【0075】この予備発泡ビーズから、上方および下方
より蒸気処理可能な成形機中で23g/lの密度を有す
る成形体を得た。
【0076】この成形体は、70%での4回の圧縮の際
に88%のレジリエンス(DIN53577により測定
した)を示した。ポエンスゲン(Poensgen)による熱伝
導率(DIN 52616)は、同じ密度の標準ポリス
チレンのスチロポル(Styropor(登録商標))F 14
(BASF AG )に対して同じ条件下で測定された相応する
値よりも6%低かった。
【0077】実施例2 250000の分子量(MW )および90%の1,4−
シス構造の含量を有するポリブタジエン9重量部および
スチレン91重量部から実施例1の記載と同様にして8
0cm/gの粘度数、95℃の軟化温度(ビカー)およ
び200℃および10kgで3.4cm3 /10min
のメルトインデックスを有する重合体を得た。ポリブタ
ジエン相は、0.5〜2.5μmの直径を有するセル粒
子の形でポリスチレン相中に分布されていた。
【0078】この生成物85重量部を、20重量%のス
チレン含量および170℃および10kp(Kuraray 社
の Hybrar (登録商標)VS-1)で16cm/19min
のメルトフローインデックスを有する陰イオン重合によ
り得られたスチレン−ブタジエン−ブロック共重合体1
5重量部と、実施例1に記載の条件下で押出機中で混合
し、かつ粒度2×2×2mmのグラニュールに加工し
た。
【0079】このグラニュールを実施例1に記載の条件
下でn−ペンタン80重量%とイソペンタン20重量%
との混合物750gおよびn−ヘプタン150gで含浸
し、この場合には、実施例1とは異なり温度は、150
℃であった。
【0080】後処理後、ビーズの発泡剤含量は7.6重
量%であり、かつ含水量は1.1重量%であった。
【0081】1日間の開放貯蔵の後、10分間の1回の
予備発泡により、22.4g/lの嵩密度が達成され
た。3日間の開放貯蔵の後、嵩密度は25.1g/lで
あった。 これら双方の場合、フォームは、均質な微細
セル構造を有していた。
【0082】この予備発泡ビーズを2回2分間発泡させ
て19.8g/lの嵩密度に変え、かつ実施例1の記載
と同様に21g/lの密度を有する成形体に加工した。
【0083】この成形体は、50%での4回の圧縮の際
に86%のレジリエンスを示した(DIN 5357
7)。ポエンスゲン(Poensgen)による熱伝導率(DI
N 52616)は、同じ密度の標準ポリスチレンのス
チロポル(Styropor(登録商標))F 14(BASF AG
)に対して測定された相応する値よりも6%低かっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 53:00) (72)発明者 アンドレアス、デカース ドイツ、55234、フロムボルン、シュール シュトラー、11 (72)発明者 ヴォルフガング、ロト ドイツ、67098、バート、デュルクハイム、 ヴァインシュトラーセ、ズュート、58 (72)発明者 ウヴェ、ブルーメンシュタイン ドイツ、55288、ショルンスハイム、アム、 メンヒスプファート、18アー (72)発明者 ハンス−ディーター、シュヴァーベン ドイツ、67361、フライスバッハ、リンデ ンシュトラーセ、6アー (72)発明者 エーリッヒ、クレーメント ドイツ、64668、リムバッハ、ペスタロツ ィシュトラーセ、7

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性ポリスチレンフォームのための発泡
    性スチレン重合体において、 a)ポリスチレンおよび/または重合導入されたポリス
    チレン少なくとも50%を有するスチレン共重合体50
    〜90重量%、 b)少なくとも1つのスチレン可溶性エラストマー5〜
    30重量%、 c)スチレンを1つの成分として有する少なくとも1つ
    のブロック共重合体5〜20重量%、 d)低沸点発泡剤、a)、b)およびc)の総和に対し
    て1〜15重量%、ならびに場合によっては e)有効量の常用の添加剤 を含有し、この場合発泡されてないポリスチレンビーズ
    中には、成分b)がセル粒子の形で存在し、かつ成分
    c)が平均粒径0.2〜2μmの粒子の形でポリスチレ
    ン相に存在することを特徴とする、発泡性スチレン重合
    体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発泡性スチレン重合体を
    製造する方法において、成分b)をスチレンに溶解し、
    この溶液を変換率が約30%になるまで重合させ、水お
    よび懸濁助剤の添加によって懸濁させ、水性懸濁液中で
    十分に重合させ、重合体を自体公知の方法で後処理し、
    成分c)を配合し、かつ自体公知の方法で発泡剤を含浸
    させることを特徴とする、請求項1記載の発泡性スチレ
    ン重合体の製造法。
  3. 【請求項3】 密度15〜70g/cm3 の弾性フォー
    ムにおいて、 a)ポリスチレンおよび/または重合導入されたポリス
    チレン少なくとも50%を有するスチレン共重合体50
    〜90重量%、 b)少なくとも1つのスチレン可溶性エラストマー5〜
    30重量%、 c)スチレンを1つの成分として有する少なくとも1つ
    のブロック共重合体5〜20重量%、ならびに場合によ
    っては d)有効量の常用の添加剤 を含有することを特徴とする、弾性フォーム。
  4. 【請求項4】 弾性フォーム成形品を製造する方法にお
    いて、請求項1記載の発泡性スチレン重合体を粒子の形
    で軟化点を上廻る温度での加熱によって発泡させ、こう
    して得られたフォーム粒子を気密に閉じられていない金
    型内で加熱によって互いに融着させることを特徴とす
    る、弾性フォーム成形品の製造法。
JP7110465A 1994-05-13 1995-05-09 発泡性スチレン重合体、その製造法、弾性フォームおよび弾性フォーム成形品の製造法 Withdrawn JPH0853589A (ja)

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