JPH08500006U - 歯科用フィルムレスx線撮影装置の受入れ検査及び安定性検査のための方法及び装置 - Google Patents

歯科用フィルムレスx線撮影装置の受入れ検査及び安定性検査のための方法及び装置

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JPH08500006U JP1995600005U JP60000595U JPH08500006U JP H08500006 U JPH08500006 U JP H08500006U JP 1995600005 U JP1995600005 U JP 1995600005U JP 60000595 U JP60000595 U JP 60000595U JP H08500006 U JPH08500006 U JP H08500006U
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Abstract

(57)【要約】 本考案は、放射線検出センサ(3,21)から所定の短い間隔をおいて種々異なる吸収度の複数の吸収素子(14)を備えた検査測定体(2,20)がX線ビームのビーム経路に配設されている、歯科用フィルムレスX線撮影装置の受入れ検査及び安定性検査のための方法及び装置に関する。センサから得られた電気信号は、計算ユニット(4)に供給される。この計算ユニット(4)は当該の信号を画像値信号に処理する。この画像値信号は直接表示ユニット(8,10)に供給されるかまたはまず所定の目標画像値と比較され、偏差が生じている場合に表示ユニットに供給される。前記検査測定体(2,20)は有利には患者の口腔内に適用可能なセンサ(3)の再現可能な保持のための手段(13,15)を含んでいる。

Description

【考案の詳細な説明】 歯科用フィルムレスX線撮影装置の受入れ検査及び安定性検査のための方法及 び装置 本考案は、歯科用フィルムレスX線撮影装置の受入れ検査及び安定性検査のた めの方法及び装置に関する。
例えばCCDセンサ等のセンサを用いてX線画像を形成する歯科用フィルムレ スX線撮影装置においては、今日のX線フィルム技術上、センサを1度は装置の 撮影の際にそしてその後では一定の間隔で検査することが不可欠である。
規則的な間隔をおいて行うべき(安定性)検査(これは通常X線撮影装置の操 作者によって行われる)の際には、画像を生成する系が設定された限界偏差内に 安定的に保持されているかどうかが判断され得る。
請求の範囲第1項に記載の本考案の課題はそのような歯科用フィルムレスX線 撮影装置に適した検査方法を提供することである。
本考案の特徴は計算機支援による測定結果の分析にある。これにより視覚に頼 った主観的な判断に対する支援ないし補足が可能になる。
本考案による方法は、口腔内に配置可能なセンサを備えた歯科用X線撮影装置 に対しても、パノラマ断層撮影ないし遠隔X線撮影の可能な歯科用X線撮影装置 に対しても適用可能である。それにより検査測定体は有利には、口腔内に適用可 能なセンサの再現可能な保持に対しても、パノラマ断層撮影装置の二次絞りにお ける保持に対しても適するように構成され得る。
口腔内に適用可能なセンサを備えた装置への適用の場合には有利には、センサ 保持部を備えた検査測定体が次のように構成される。すなわちセンサが管縁部か ら所定の短い間隔、例えば数ミリメータの間隔で保持され、有利には所定の角度 ステップで管軸線を中心に回転できるように構成される。センサはセンサ保持部 により回転の中心点に対して所定の間隔で保持される。
本考案の別の有利な実施例及び改善例は従属請求項に記載される。
図面 図1は本考案の方法を説明するためのブロック回路図である。
図2は、口腔内に適用可能なセンサを備えたX線撮影装置のもとで使用される 本考案による装置を示した図である(これは図3による装置のII−II線に沿 った断面図でもある)。
図3は、図2による装置の正面図である。
図4は図3による装置を45°だけ回転させて示した図である。
図5及び図6はパノラマX線撮影装置のもとでの本考案による装置を示した図 である。
図7及び図8は、図2〜図4による装置に用いられている検査測定体の平面図 及び側面図である。
図9〜図11は検査測定体の別の有利な変化実施例を示した図である。
実施例の説明 次にまず図1に基づいて本考案による方法を詳細に説明する。
全般に亘って符号1で示されているX線ビーム源は以下でその他の図面に基づ いて詳細に説明される検査測定体2を透過しセンサ3を照射する。このセンサ3 はX線ビームを電気信号に変換する。この電気信号は計算機4に供給され、A/ D変換器5を用いてデジタル信号に変換される。このデジタル信号は、プロセッ サ6において画像信号か画像値に処理される。これらの画像信号ないし画像値は 引続きD/A変換器7を介してモニターの形の表示ユニット8に直接供給される かあるいは一旦、デジタルメモリ9に記憶された目標画像値と比較され、偏差が ある場合に表示ユニット8に供給される。モニタに対しては選択的に又は付加的 にプリンターの形で別の表示ユニット10を設けてもよい。
図2には、患者の口腔内に適用可能なセンサの受入れ検査及び安定性検査のた めの検査測定体2の実施例の断面図が示されている。前記センサは口腔外に配設 されたX線ビーム源から照射される。このような歯科 用X線撮影装置ではX線照射器は通常円筒状の管端部を有している。図2におい て符号11で示されているこの管端部には検査測定体2が差し込まれている。
検査測定体2は2つのケーシング部分12及び13からなる。一方のケーシン グ部分12は管端部11に嵌着可能な固定的ケーシング部で、もう一方のケーシ ング部分13は前記固定的ケーシング部分12に対して回転可能なケーシング部 である。前記ケーシング部分12には複数の吸収素子14が収容されており、前 記ケーシング部分13には患者の口腔内に適用可能なセンサ3が再現可能に保持 されている。複数の吸収素子14(これは以下で詳細に説明する)は、あらゆる パララックスエラーを回避するためにセンサの前でできるだけ密に配設すべきで ある。
検査測定体2の正面図が示されている図3との関連からわかることは、センサ 3ないしは点線で示されているその活性面3aは管部出力側で中心に配設されて いることである。図示の配置位置では中心ビームはセンサ活性面の中心を通って 面とは直角にそして面の方線とは平行して透過する。角度的な配向は符号15で 示されている案内部によって設定される。
センサ3の固定されているケーシング部分13は、図中の簡略的な矢印で示さ れているように45°のステップで回転可能であり、それぞれの位置において係 止させることができる。調整のためにケーシング部分 13の下方にはグリップ16が設けられている。しかしながらケーシング部分1 3の回転は、センサ3が案内部15に沿って、すなわち半径方向で図3に示され ている基準位置から図4に示されている位置へ移動されている場合にのみ可能と なる。この位置ではセンサ3は図4中符号17で示されている位置固定されたケ ーシング部分12に設けられている側方の案内部分の外側にくる。センサ3の活 性面3aが符号18で示されたビーム領域縁部を覆っている、この第2の位置で はビーム領域縁部が測定可能である。センサはこの位置でも再現可能なように案 内部15内に保持される。センサ活性面3aは一部だけ有効ビームを遮蔽する。
これにより領域縁部の範囲が分析され、計算機(例えばパソコン)を介して測定 され得る。
縁部全体を測定するためには、センサを複数のステップ(ここでの実施例では 45°のステップ)で縁部上を移動させる必要がある。計算ユニット4内に含ま れている検査ソフトウエアは測定分析に重要な全ての座標が含まれている。回転 中心点とセンサ活性縁部までの間隔は検査ソフトウエアによって問合せされ得る 。これによって計算のための系に幾何学的な特性が既知となる。各角度設定毎に 一度だけ撮影が実施可能である。この撮影はデジタル系によって測定され、表示 されて評価される。その際回転中心点とビーム領域縁部との間の間隔が自動的に 測定され目標値と比較される。
前記したようなモニター8への直接の表示の場合では有利には視覚的な検査の支 援のために目標領域縁部ゾーンが円形区間の形で付加的に検査撮影中のモニタ上 に絞られる。求められた半径の偏差からはセンタリングが判定可能である。
ビーム領域縁部の詳細な評価を得るために角度ステップも小さく選定されても よい。
検査測定体2に含まれている吸収素子14の配置構成は図7及び図8に示され ている。これらは以下で詳細に説明する。
図5及び図6には、パノラマ断層撮影の実施のための歯科用フィルムレスX線撮 影装置のもとでの受入れ検査及び安定性検査をスロット方式で実施し得る実施例 が示されている。ここにおいて使用されている検査測定体20は前述の検査測定 体2に類似の構造を有している。ただし検査測定体の、X線撮影装置への保持部 と鉛条線パターンの配列構成に関することのみが異なっている。
検査すべきセンサ21は、有利にはCCDである。これは2次絞り22に密に 隣接して配設され、そのスリットを覆っている。そのようなCCDでは信号は生 ぜしめられた電荷の結合によって形成される。この場合この電荷はパノラマ断層 撮影機の2次絞りのスリットに対する横方向の移動経過に相応してクロック制御 される。
検査測定体20が図7及び図8に示されているように、段階付けされた吸収素 子14の下方で相互に90°ずらされて配設されている2つの鉛線条パターン( 30,31)を有していたとしても(図7)、パノラマX線撮影装置の受入れ検 査及び安定性検査の場合有利には、スリット絞りに対して横方向に延在する格子 を有する唯1つの鉛線条パターンが設けられる。これは以下に述べることに基づ いている。
すなわちパノラマ断層撮影装置では伝送コントラストの測定に有利には、相互 に垂直に格子が配設されている鉛線条パタンが用いられることに基づいている。
この鉛線上パターンは同時にそして重畳されることなくビーム経路内に密に検出 器活性面前方に配設されるか相前後して置かれる。
2次絞りスリットに対して横方向でのコントラスト伝送の検出に対してはX線 照射強度が適切な手段、例えば発生器の電子制御か又は回転式セクタ遮蔽部(こ れは開放セクタと鉛による遮蔽セクタを交互に備えている)等によって時間的に 変調される。この場合の周期期間は、2次絞りスリットに対して横方向のパノラ マ断層撮影装置の移動経過における、2次絞りスリットに沿って配設された格子 の1周期分の画素の移動に対する時間に相応する。これにより伝送コントラスト に相応する変調変化を有する変調センサ信号が得られる。
2次絞りスリットに沿った伝送コントラストの検出に対しては単にセンサが2 次絞りスリットに対して横方向に配設された格子を介してX線ビームで照射され る。実際の使用に際して生じる問題、すなわちパノラマ断層撮影装置の運動方向 に対して格子が非常に正確に調整されなければならないこと、は以下のような手 法によって解決される。
すなわち運動の経過が停止した場合には同じようにセンサ制御クロックも停止 させるようにして測定を行うか、又はセンサを単一のX線パルスで照射するよう にして測定を行う。このパルスの持続時間は、1つの画素が2次絞りスリット上 を横切って移動する時間よりも短い。
鉛線条パターン(このライン間隔は分解能を決定する個々の検出素子の広がり よりも小さい)を使用する場合は伝送コントラストはパターンのラインと検出素 子との間の位相関係に依存する。ここにおいて例えば有利には測定すべき方向に 対して僅かな角度だけ、例えば5°だけ鉛線条パターンを回転させた場合、セン サの広がり具合に関して最も異なる位相関係が生じる。この関係からは計算機を 用いた分析によって例えば最大の伝送コントラストを求めることが可能である。
図6に示された実施例では検査測定体20は2次絞り22のスリットに沿って 調節可能である。これに対しては検査測定体20の回転不動なケーシング部分2 3がX線撮影装置に固定されたガイドバー24に沿って移動可能で、さらに固定 ねじ25によって異なる位置で固定可能である。これにより吸収素子14と鉛線 条パターン31はセンサ21に対して相対的に種々異なる位置にもたらされる。
ここでは図示されていない係止装置(例えばラチェット式係止装置)を用いれば 回転可能なケーシング部分26を45°の間隔ステップでも90°の間隔ステッ プでも係止させることのできる回転移動が可能である。これによりTDI方向に 対して平行な方向でも垂直な方向でも測定を行うことが可能となる。それ以外に 鉛線条パターン31を前記したような伝送コントラストの検出のための測定に適 した位置にもたらすために微調整部が設けられる。この微調整部は、鉛線条パタ ーンの格子とセンサマトリックスとの間で異なった位相関係を設定するために鉛 線条パターンを約5°だけ移動調節させることができる。この微調整は例えば調 整ねじ27を用いて行うことが可能である。この調整ねじは前述のラチェット係 止装置に作用し、これを前記5°の角度だけ移動せしめる。また選択的にはす歯 形の微調整ねじ等を設けてもよい。
既に前述したように選択的に2つの鉛線条パターンを設けて検査測定体20を 固定的に、つまり2次絞りのスリットに沿わせずに配設することも可能である。
これは適当な手法で例えば回転不動なケーシング部分 23に固定フック28(図5中破線で示されている)を設けることによって行う ことが可能である。この固定フックは2次絞りスリットを通って係合し検査体を センサから所定の間隔で固定する。
吸収素子14は、試験撮影の経過中に反対側に重畳しないように配設される。
これに対して素子は集積装置に対して垂直方向に配設しなければならない。
図7と図8にはそれぞれ正面図と側面図で、口腔内に適用可能なセンサを有す る装置へ使用する場合の検査測定体の吸収素子の配列構成が示されている。吸収 素子14は測定領域構成部29を形成する。この構成部においては上から順に領 域A,B及び減衰体を備えたCが設けられている。これらはその吸収特性に対し てX線フィルム方式に依存して次のように段階付けられている。すなわちフィル ム露光の際に濃度段階が1:1.25:1.5US(=フォグ)の比になるよう に段階付けられている。この段階付けは線量とデジタル測定信号との間の関数を 求めるのに用いられる。A段階領域における結像の偏差に基づいて信号ノイズや 基準値からの偏差も検出することができる。2つの領域A及びDを用いればコン トラストに関する基準値からの偏差を検出することができる。領域Eを用いれば (これは既に前述したように2つの鉛線条パターンを含んでおり、それらの格子 は相互に垂直に配設されている)所定の空間的吸収変調のもとでの伝送コントラ ストを 求めることができる。
図9〜図11には検査測定体の別の有利な実施例が示されている。これらの変 化実施例中の検査測定体33はケーシング部分35を有している。このケーシン グ部分35は前述した実施例とは反対に位置固定されてなく、複数の段階で、有 利には45°ずつのステップ段階で管部11に対して回転可能にそして個々の位 置で係止可能に配設されている。これに対しては図9の符号36で示されている 適当な係止装置、例えばラチェット式係止部の形の係止装置を設けてもよい。ケ ーシング部分35には図10では側面図でそして図11では正面図で示されてい る第2のケーシング部分37が差し込まれる。これは使用されるセンサの支持体 である。種々異なる輪郭のセンサに対しても検査体を挿入できるようにするため にケーシング部分37は複数の異なる構成の切欠き部38,39を有している。
この切欠き部へセンサが選択的に挿入可能である。この切欠き部38,39は次 のように配設される。すなわち挿入されるセンサの活性面が一方では吸収素子に 対応して対向するように、そして他方ではビーム領域縁部を覆うように配設され る。ケーシング部分35の前述したような回転のもとでの複数の測定によってビ ーム領域縁部はその全体の中で測定され、場合によっては設定された基準からの 許容できない偏差が検出される。
ケーシング部分37はケーシング部分35への固定ないし支持のために4つの 孔部40を有している。この孔部40には相応に構成されたケーシング部分35 のピン41が係合する。ケーシング部分37は2つの180°だけ回転された位 置においてケーシング部分35に固定され得る。この場合ケーシング部分35に 設けられた突起42が次のようなことを阻止する。すなわち検査のために設けら れたセンサが誤った切欠き部へ(この場合は切欠き部39)間違って案内される ことを阻止する。ケーシング部分37が180°回転されて差し込まれる場合に は、突起42が切欠き部38内へ係合し、これによってセンサが間違ってこの切 欠き部へ案内されることが避けられる。この実施例のその他の異なる特徴はケー シング部分35がさらに横方向スリット43を備えている点である。このスリッ ト43は次のように構成され配設されている。すなわち通常使用されるX線フィ ルム(典型的には2×3cm〜3×4cmのサイズ)が挿入可能で吸収素子に対 して位置決めできるように構成され配設されている。これにより安定性検査はフ ィルムレスタイプの歯科用X線撮影装置に対してのみでなく、現在汎用のX線フ ィルムを備えた装置に対しても実施可能となる。
【手続補正書】実用新案法第48条の13第1項で準用する特許法第184条の 8
【提出日】
【補正内容】 X線フィルムと結び付けられて作動される歯科用X線撮影装置の安定性検査に 対しては例えばドイツ連邦共和国特許出願第364265号明細書に記載の装置 が公知である。この装置は複数の吸収度の異なる素子からなる放射線吸収段状部 を備えた検査体を有している。この検査体の中にはX線フィルムが挿入され得る 溝が設けられている。この検査装置はX線撮影装置の管部へ差込可能で、この目 的のために適当なセンタリング部を持っている。 さらに米国特許第4352020号明細書からは、次のようなコンピュータト モグラフィ装置が公知である。すなわち検出器特有の特性の安定性検査のために X線ビームのビーム経路に種々異なる吸収度の多数のいわゆるファントム素子が 設けられているコンピュータトモグラフィ装置が公知である。この装置では検出 器の偏差を検出するためにこれらに一回はビーム経路に設けられたファントム素 子を伴わずにそしてその後ではファントム素子を伴ってビームが照射されている 。このようにして得られた比較値は計算ユニットにおいて評価されディスプレイ に表示される。 請求の範囲 1. 放射線検出センサ(3,21)から所定の狭い間隔をおいて配設された複 数の異なる吸収度の吸収素子(14)を備えた検査測定体(2,20)がX線ビ ームのビーム経路に配設されている歯科用フィルムレスX線撮影装置の受入れ検 査及び安定性検査のための方法において、 前記センサから得られた電気信号を計算ユニット(4)に供給し、 前記計算ユニット(4)によって当該信号を画像値信号に処理し、 前記画像値信号を直接表示ユニット(8,10)に供給するか、またはま ず所定の目標画像値と比較して偏差が生じている場合に表示ユニットに供給する ことを特徴とする、歯科用フィルムレスX線撮影装置の受入れ検査及び安定性検 査のための方法 2. 患者の口腔内に使用される放射線検出素子(3,21)の使用下で口腔内 X線撮影実施のための歯科用X線撮影装置の受入れ検査及び安定性検査を行うた めの、請求の範囲第1項による方法を実施するための装置において 検査測定体(2,20,33)がX線撮影装置の管部にて位置決めされる ように構成されており、前記検査測定体(2,20,33)は、センサ(3, 21)から所定の短い間隔をおいて配設された複数の異なる吸収度の吸収素子( 14)を備えており、さらに前記検査測定体は、センサ(3,21)の再現可能 な保持のための手段(13,15,38,39)を有している ことを特徴とする 装置。 3. 患者の口腔外で使用される放射線検出素子(3,21)の使用下でパノラ マX線撮影実施のための歯科用X線撮影装置の受入れ検査及び安定性検査を行う ための、請求の範囲第1項による方法を実施するための装置において パノラマX線撮影装置の2次絞り(22)に検査測定体(2,20,33 )が設けられており、前記検査測定体は、センサ(3,21)から所定の短い間 隔をおいて配設された複数の異なる吸収度の吸収素子(14)を備えており、さ らに前記検査測定体はセンサ(3,21)の再現可能な保持のための手段(24 〜26;28)を有している ことを特徴とする装置。 4. 前記保持手段(13,15,38,39)はセンサ(3)が、吸収素子( 14)によって形成された測定領域装置(29)に対して中心的な配置構成の第 1の位置から前記測定領域装置に分散的な配置構成の第2の位置に移動可能なよ うに構成されており、前記第2の位置ではセンサ(3)の活性面(3a)がビー ム出射面のビーム領域縁部を検出する、請求 の範囲第2項記載の装置。 5. 前記センサ(3)に対する保持手段は半径方向に延在する案内部(15) を含んでいる、請求の範囲第4項記載の装置。 6. 前記吸収素子(14)はX線撮影装置の管端部(11)に保持されるべき 第1のケーシング部分(12,35)に配設され、前記センサ(3)に対する保 持手段(15)は第1のケーシング部分に対して回転可能な第2のケーシング部 分(13,37)に配設されている、請求の範囲第4項又は5項記載の装置。 7. 前記回転角度は360°であり、角度領域は複数の係止可能な区分(セク タ)に分割されている、請求の範囲第6項記載の装置。 8. 前記保持手段は1つのケーシング部分(37)を含んでおり、該ケーシン グ部分(37)は異なった輪郭の複数のセンサ(3)を交互に収容するための複 数の切欠き部(38,39)を有しており、前記ケーシング部分(37)は位置 決め手段(40,41)によって、管部に挿入可能なケーシング部分(35)に 対し様々な位置で吸収素子(14)に対応するように装着可能であり、さらに吸 収素子(14)に対応していない対向側切欠き部(39)へセンサが案内される のを阻止する閉鎖手段(42)が設けられている、請求の範囲第2項〜7項いず れか 1項記載の装置。 9. 管部に挿入可能なケーシング部分(35)は管部に対して回転可能に配設 されている、請求の範囲第8項記載の装置。 10.回転位置がマーキングか又は係止位置(36)によって再現可能に設定さ れている、請求の範囲第9項記載の装置。 11.管部(11)に挿入可能なケーシング部分(35)は従来の口腔内レント ゲンフィルムの挿入のためのスリット(43)を有している、請求の範囲第8項 〜10項いずれか1項記載の装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1. 放射線検出センサ(3,21)から所定の狭い間隔をおいて配設された複 数の異なる吸収度の吸収素子(14)を備えた検査測定体(2,20)がX線ビ ームのビーム経路に配設されている歯科用フィルムレスX線撮影装置の受入れ検 査及び安定性検査のための方法において、 前記センサから得られた電気信号を計算ユニット(4)に供給し、 前記計算ユニット(4)によって当該信号を画像値信号に処理し、 前記画像値信号を直接表示ユニット(8,10)に供給するか、またはま ず所定の目標画像値と比較して偏差が生じている場合に表示ユニットに供給する ことを特徴とする、歯科用フィルムレスX線撮影装置の受入れ検査及び安定性検 査のための方法 2. 前記検査測定体(2)は、患者の口腔内に適用可能なセンサ(3)の再現 可能な保持のための手段(13,15,38,39)を有していることを特徴と する、請求の範囲第1項による方法を実施するための装置。 3. 前記検査測定体(20)は、パノラマX線撮影装置の2次絞り(22)に 再現可能な保持のための手段(24〜26;28)を有していることを特徴と する、請求の範囲第1項による方法を実施するための装置。 4. 前記保持手段(13,15,38,39)はセンサ(3)が、吸収素子( 14)によって形成された測定領域装置(29)に対して中心的な配置構成の第 1の位置から前記測定領域装置に分散的な配置構成の第2の位置に移動可能なよ うに構成されており、前記第2の位置ではセンサ(3)の活性面(3a)がビー ム出射面のビーム領域縁部を検出する、請求の範囲第2項記載の装置。 5. 前記センサ(3)に対する保持手段は半径方向に延在する案内部(15) を含んでいる、請求の範囲第4項記載の装置。 6. 前記吸収素子(14)はX線撮影装置の管端部(11)に保持されるべき 第1のケーシング部分(12,35)に配設され、前記センサ(3)に対する保 持手段(15)は第1のケーシング部分に対して回転可能な第2のケーシング部 分(13,37)に配設されている、請求の範囲第4項又は5項記載の装置。 7. 前記回転角度は360°であり、角度領域は複数の係止可能な区分(セク タ)に分割されている、請求の範囲第6項記載の装置。 8. 前記保持手段は1つのケーシング部分(37)を含んでおり、該ケーシン グ部分(37)は異なった 輪郭の複数のセンサ(3)を交互に収容するための複数の切欠き部(38,39 )を有しており、前記ケーシング部分(37)は位置決め手段(40,41)に よって、管部に挿入可能なケーシング部分(35)に対し様々な位置で吸収素子 (14)に対応するように装着可能であり、さらに吸収素子(14)に対応して いない対向側切欠き部(39)へセンサが案内されるのを阻止する閉鎖手段(4 2)が設けられている、請求の範囲第2項〜7項いずれか1項記載の装置。 9. 管部に挿入可能なケーシング部分(35)は管部に対して回転可能に配設 されている、請求の範囲第8項記載の装置。 10.回転位置がマーキングか又は係止位置(36)によって再現可能に設定さ れている、請求の範囲第9項記載の装置。 11.管部(11)に挿入可能なケーシング部分(35)は従来の口腔内レント ゲンフィルムの挿入のためのスリットを有している、請求の範囲第8項〜10項 いずれか1項記載の装置。
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