JP2001212132A - 検査方法および装置、放射線断層撮影装置並びに記録媒体 - Google Patents

検査方法および装置、放射線断層撮影装置並びに記録媒体

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JP2001212132A
JP2001212132A JP2000026940A JP2000026940A JP2001212132A JP 2001212132 A JP2001212132 A JP 2001212132A JP 2000026940 A JP2000026940 A JP 2000026940A JP 2000026940 A JP2000026940 A JP 2000026940A JP 2001212132 A JP2001212132 A JP 2001212132A
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Japan
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radiation
irradiation
ratio
changing
detector
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JP2000026940A
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English (en)
Inventor
Fumihiko Fukunaga
文彦 福永
Masaya Kumazaki
昌也 熊崎
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線検出器の感度分布の変化を簡便に検査
する検査方法および装置、そのような検査装置を備えた
放射線断層撮影装置、並びに、そのような検査機能をコ
ンピュータに実現させるプログラムを記録した記録媒体
を実現する。 【解決手段】 放射線源から放射線検出器24に、受光
面における照射領域を変えてそれぞれ放射線400照射
し、放射線検出信号の比に基づいて放射線検出器24の
性能を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査方法および装
置、放射線断層撮影装置並びに記録媒体に関し、特に、
放射線検出器の性能を検査する方法および装置、そのよ
うな検査装置を備えた放射線断層撮影装置、並びに、そ
のような検査機能をコンピュータに実現させるプログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】X線を用いた放射線断層撮影装置すなわ
ちX線CT(computerized tomogr
aphy)装置では、X線照射・検出装置を用いて撮影
対象について透過X線信号を獲得し、この透過X線信号
に基づいて撮影対象の断層像を生成(再構成)する。
【0003】X線照射装置は、撮影断面を包含する広が
り(幅)を持ちそれに垂直な方向に厚みを持つX線ビー
ム(beam)を照射し、X線検出装置は、複数のX線
検出素子をアレイ(array)状に配置した多チャン
ネル(channel)のX線検出器でX線ビームを検
出する。
【0004】X線検出素子のアレイは2次元マトリクス
(matrix)としたものが多い。マトリクスサイズ
(matrix size)は、X線ビームの幅の方向
で例えば数百程度、X線ビームの厚みの方向で例えば1
個ないし十数程度である。X線検出素子としては、通
常、シンチレータ(scintillator)とフォ
トダイオード(photodiode)の組み合わせか
らなる固体X線検出器が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】固体X線検出器はX線
ビームの厚みの方向において感度分布を持つ。この感度
分布の経時変化がX線検出信号に経時変化を生じさせる
ので、早期に発見してX線検出器の修理や交換等、適切
な対策をとる必要がある。
【0006】そこで、本発明の課題は、放射線検出器の
感度分布の変化を簡便に検査する検査方法および装置、
そのような検査装置を備えた放射線断層撮影装置、並び
に、そのような検査機能をコンピュータに実現させるプ
ログラムを記録した記録媒体を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
するための1つの観点での発明は、放射線源から放射線
検出器に受光面における照射領域を変えてそれぞれ放射
線を照射し、前記それぞれ照射した放射線に対応する放
射線検出信号をそれぞれ測定し、前記それぞれ測定した
放射線検出信号の比を求め、前記比に基づいて前記放射
線検出器の性能を判定することを特徴とする検査方法で
ある。
【0008】この観点での発明では、受光面における照
射領域が異なる放射線検出信号をそれぞれ測定し、それ
らの比に基づいて放射線検出器の性能を判定するので、
放射線検出器の感度分布の変化を簡便に検査することが
できる。
【0009】(2)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、前記放射線の照射範囲を変化させること
により前記照射領域を変化させることを特徴とする
(1)に記載の検査方法である。
【0010】この観点での発明では、受光面における照
射範囲が異なる放射線検出信号をそれぞれ測定し、それ
らの比に基づいて放射線検出器の性能を判定するので、
放射線検出器の感度分布の変化を簡便に検査することが
できる。
【0011】(3)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、前記放射線の照射位置を変化させること
により前記照射領域を変化させることを特徴とする
(1)に記載の検査方法である。
【0012】この観点での発明では、受光面における照
射位置が異なる放射線検出信号をそれぞれ測定し、それ
らの比に基づいて放射線検出器の性能を判定するので、
放射線検出器の感度分布の変化を簡便に検査することが
できる。
【0013】(4)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、放射線源から放射線検出器に受光面にお
ける照射領域を変えてそれぞれ放射線を照射する放射線
照射手段と、前記それぞれ照射した放射線に対応する放
射線検出信号をそれぞれ測定する測定手段と、前記それ
ぞれ測定した放射線検出信号の比を求める比算出手段
と、前記比に基づいて前記放射線検出器の性能を判定す
る判定手段とを具備することを特徴とする検査装置であ
る。
【0014】この観点での発明では、測定手段で受光面
における照射領域が異なる放射線検出信号をそれぞれ測
定し、判定手段でそれらの比に基づいて放射線検出器の
性能を判定するので、放射線検出器の感度分布の変化を
簡便に検査することができる。
【0015】(5)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、前記放射線照射手段は前記放射線の照射
範囲を変化させることにより前記照射領域を変化させる
ことを特徴とする(4)に記載の検査装置である。
【0016】この観点での発明では、測定手段で受光面
における照射範囲が異なる放射線検出信号をそれぞれ測
定し、判定手段でそれらの比に基づいて放射線検出器の
性能を判定するので、放射線検出器の感度分布の変化を
簡便に検査することができる。
【0017】(6)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、前記放射線の照射位置を変化させること
により前記照射領域を変化させることを特徴とする
(4)に記載の検査装置である。
【0018】この観点での発明では、測定手段で受光面
における照射位置が異なる放射線検出信号をそれぞれ測
定し、判定手段でそれらの比に基づいて放射線検出器の
性能を判定するので、放射線検出器の感度分布の変化を
簡便に検査することができる。
【0019】(7)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、放射線源および放射線検出器を用いて撮
影対象に関する透過放射線信号を獲得する信号獲得手段
と、前記獲得した透過放射線信号に基づいて画像を生成
する画像生成手段と、前記放射線源から前記放射線検出
器に受光面における照射領域を変えてそれぞれ放射線を
照射する放射線照射手段と、前記それぞれ照射した放射
線に対応する放射線検出信号をそれぞれ測定する測定手
段と、前記それぞれ測定した放射線検出信号の比を求め
る比算出手段と、前記比に基づいて前記放射線検出器の
性能を判定する判定手段とを具備することを特徴とする
放射線断層撮影装置である。
【0020】この観点での発明では、測定手段で受光面
における照射領域が異なる放射線検出信号をそれぞれ測
定し、判定手段でそれらの比に基づいて放射線検出器の
性能を判定するので、放射線検出器の感度分布の変化を
簡便に検査することができる。また、検査によって性能
が確認された放射線検出器による断層撮影を行うことが
できる。
【0021】(8)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、放射線源から放射線検出器に受光面にお
ける照射領域を変えてそれぞれ放射線を照射する放射線
照射機能と、前記それぞれ照射した放射線に対応する放
射線検出信号をそれぞれ測定する測定機能と、前記それ
ぞれ測定した放射線検出信号の比を求める比算出機能
と、前記比に基づいて前記放射線検出器の性能を判定す
る判定機能とをコンピュータに実現させるプログラムを
コンピュータで読み取り可能なように記録したことを特
徴とする記録媒体である。
【0022】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、測定機能で受光面における照射領域
が異なる放射線検出信号をそれぞれ測定し、判定機能で
それらの比に基づいて放射線検出器の性能を判定するの
で、放射線検出器の感度分布の変化を簡便に検査するこ
とができる。
【0023】(9)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、放射線源および放射線検出器を用いて撮
影対象に関する透過放射線信号を獲得する信号獲得機能
と、前記獲得した透過放射線信号に基づいて画像を生成
する画像生成機能と、前記放射線源から前記放射線検出
器に受光面における照射領域を変えてそれぞれ放射線を
照射する放射線照射機能と、前記それぞれ照射した放射
線に対応する放射線検出信号をそれぞれ測定する測定機
能と、前記それぞれ測定した放射線検出信号の比を求め
る比算出機能と、前記比に基づいて前記放射線検出器の
性能を判定する判定機能とをコンピュータに実現させる
プログラムをコンピュータで読み取り可能なように記録
したことを特徴とする記録媒体である。
【0024】この観点での発明では、記録媒体に記録さ
れたプログラムが、測定機能で受光面における照射領域
が異なる放射線検出信号をそれぞれ測定し、判定機能で
それらの比に基づいて放射線検出器の性能を判定するの
で、放射線検出器の感度分布の変化を簡便に検査するこ
とができる。また、検査によって性能が確認された放射
線検出器による断層撮影を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1にX線CT装置のブロ
ック(block)図を示す。本装置は本発明の実施の
形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装
置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作
によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示
される。
【0026】図1に示すように、本装置は、走査ガント
リ(gantry)2、撮影テーブル(table)4
および操作コンソール(console)6を備えてい
る。走査ガントリ2はX線管20を有する。X線管20
は、本発明における放射線源の実施の形態の一例であ
る。X線管20から放射された図示しないX線は、コリ
メータ22により例えば扇状のX線ビームすなわちファ
ンビーム(fan beam)となるように成形され、
検出器アレイ24に照射される。X線管20およびコリ
メータ22からなる部分は、本発明における放射線照射
手段の実施の形態の一例である。
【0027】検出器アレイ24は、扇状のX線ビームの
幅の方向にアレイ状に配列された複数のX線検出素子を
有する。検出器アレイ24は、本発明における放射線検
出器の実施の形態の一例である。検出器アレイ24の構
成については後にあらためて説明する。
【0028】X線管20、コリメータ22および検出器
アレイ24は、X線照射・検出装置を構成する。X線照
射・検出装置については、後にあらためて説明する。検
出器アレイ24にはデータ収集部26が接続されてい
る。データ収集部26は検出器アレイ24の個々のX線
検出素子の検出データを収集する。データ収集部26は
本発明における測定手段の実施の形態の一例である。
【0029】X線管20からのX線の照射は、X線コン
トローラ(controller)28によって制御さ
れる。なお、X線管20とX線コントローラ28との接
続関係については図示を省略する。コリメータ22は、
コリメータコントローラ30によって制御される。な
お、コリメータ22とコリメータコントローラ30との
接続関係については図示を省略する。
【0030】以上のX線管20からコリメータコントロ
ーラ30までのものが、走査ガントリ2の回転部34に
搭載されている。回転部34の回転は、回転コントロー
ラ36によって制御される。なお、回転部34と回転コ
ントローラ36との接続関係については図示を省略す
る。以上のような、X線管20ないし回転コントローラ
36を備えた走査ガントリ2は、本発明における信号獲
得手段の実施の形態の一例である。
【0031】撮影テーブル4は、図示しない撮影対象を
走査ガントリ2のX線照射空間に搬入および搬出するよ
うになっている。撮影対象とX線照射空間との関係につ
いては後にあらためて説明する。
【0032】操作コンソール6は中央処理装置60を有
する。中央処理装置60は、例えばコンピュータ(co
mputer)等によって構成される。中央処理装置6
0には、制御インタフェース(interface)6
2が接続されている。制御インタフェース62には、走
査ガントリ2と撮影テーブル4が接続されている。中央
処理装置60は制御インタフェース62を通じて走査ガ
ントリ2および撮影テーブル4を制御する。
【0033】走査ガントリ2内のデータ収集部26、X
線コントローラ28、コリメータコントローラ30およ
び回転コントローラ36が制御インタフェース62を通
じて制御される。なお、それら各部と制御インタフェー
ス62との個別の接続については図示を省略する。
【0034】中央処理装置60には、また、データ収集
バッファ64が接続されている。データ収集バッファ6
4には、走査ガントリ2のデータ収集部26が接続され
ている。データ収集部26で収集されたデータがデータ
収集バッファ64を通じて中央処理装置60に入力され
る。
【0035】中央処理装置60は、データ収集バッファ
64を通じて収集した複数ビューのプロジェクションデ
ータを用いて画像再構成を行う。画像再構成には、例え
ばフィルタード・バックプロジェクション(filte
red back projection)法等が用い
られる。中央処理装置60は、本発明における画像生成
手段の実施の形態の一例である。
【0036】中央処理装置60には、また、記憶装置6
6が接続されている。記憶装置66は、各種のデータや
再構成画像および本装置の機能を実現するためのプログ
ラム(program)等を記憶する。中央処理装置6
0には、また、表示装置68と操作装置70がそれぞれ
接続されている。表示装置68は、中央処理装置60か
ら出力される再構成画像やその他の情報を表示する。操
作装置70は、操作者によって操作され、各種の指示や
情報等を中央処理装置60に入力する。
【0037】図2に、検出器アレイ24の模式的構成を
示す。同図に示すように、検出器アレイ24は、複数の
X線検出素子24(ik)をアレイ状に配列した、多チ
ャンネルのX線検出器となっている。X線検出素子24
(ik)は、本発明における放射線検出素子の実施の形
態の一例である。
【0038】複数のX線検出素子24(ik)は、全体
として、円筒凹面状に湾曲したX線入射面を形成する。
iはチャンネル番号であり例えばi=1〜1000であ
る。kは列番号であり例えばk=1,2である。X線検
出素子24(ik)は、列番号kが同一なもの同士でそ
れぞれ検出素子列を構成する。なお、検出器アレイ24
は2列に限るものではなく3列以上の多列であって良
い。また、1列のアレイであって良いのはもちろんであ
る。以下、検出器アレイ24が2列の例で説明するが、
1列あるいは3列以上の多列の場合も同様になる。
【0039】X線検出素子24(ik)は、例えばシン
チレータとフォトダイオードの組み合わせによって構成
される。なお、これに限るものではなく、例えばカドミ
ウム・テルル(CdTe)等を利用した半導体X線検出
素子であって良い。
【0040】図3に、X線照射・検出装置におけるX線
管20とコリメータ22と検出器アレイ24の相互関係
を示す。なお、図3の(a)は走査ガントリ2の正面か
ら見た状態を示す図、(b)は側面から見た状態を示す
図である。同図に示すように、X線管20から放射され
たX線は、コリメータ22により扇状のX線ビーム40
0となるように成形され、検出器アレイ24に照射され
るようになっている。
【0041】図3の(a)では、扇状のX線ビーム40
0の広がりすなわちX線ビーム400の幅を示す。X線
ビーム400の幅方向は、検出器アレイ24におけるチ
ャンネルの配列方向に一致する。(b)ではX線ビーム
400の厚みを示す。X線ビーム400の厚み方向は、
検出器アレイ24における列の並設方向(k方向)に一
致する。
【0042】このようなX線ビーム400の扇面に体軸
を交差させて、例えば図4に示すように、撮影テーブル
4に載置された撮影対象8がX線照射空間に搬入され
る。走査ガントリ2は、内部にX線照射・検出装置を包
含する筒状の構造になっている。
【0043】X線照射空間は、走査ガントリ2の筒状構
造の内側空間に形成される。X線ビーム400によって
スライスされた撮影対象8の像が検出器アレイ24に投
影される。検出器アレイ24によって、撮影対象8を透
過したX線が検出される。撮影対象8に照射するX線ビ
ーム400の厚みthは、コリメータ22のアパーチャ
(aperture)の開度により調節される。このよ
うなX線照射・検出装置を撮影対象8の体軸の周りで回
転させ、複数のビュー方向での透過X線信号をそれぞれ
収集する。
【0044】検出器アレイ24に対するX線ビーム40
0の照射状態のさらに詳細な模式図を図5および図6に
示す。同図において、iはチャンネル方向、kは列の並
びの方向、yはX線ビーム400が到来する方向であ
る。以下同様である。
【0045】図5に示すように、コリメータ22におけ
るコリメータ片220,222をアパーチャを狭める方
向に変位させることにより、X線検出素子242,24
4における投影像のスライス厚thを薄くする。また、
図6に示すようにコリメータ片220,222をアパー
チャを広げる方向に動かすことにより、投影像のスライ
ス厚thを厚くする。スライス厚の変更に応じて、X線
検出素子242,244の受光面における照射領域が変
化する。すなわち照射範囲の変化に伴って照射領域が変
化する。
【0046】次に、検出器アレイ24の性能検査につい
て説明する。検出器アレイ24の性能検査には、撮影対
象8が無い状態で収集したX線検出データが用いられ
る。そのようなデータとしては、例えば、本装置の使用
開始前に行うウォームアップ・スキャン(warm−u
p scan)、すなわち、X線管20を所定の温度ま
で立ち上げるための予備的なスキャンを行う間に収集し
たデータが用いられる。
【0047】この場合のデータ収集は、図5に示したよ
うな薄い(例えばth=1mm)スライス、および、図
6に示したような厚い(例えばth=5mm)スライス
でそれぞれ行われる。
【0048】図7に、検出器アレイ24の性能を検査す
る観点での中央処理装置60のブロック図を示す。同図
に示すように、中央処理装置60は、除算ユニット60
2および判定ユニット604を有する。除算ユニット6
02および判定ユニット604は、いずれも、例えばコ
ンピュータプログラム等により実現される。除算ユニッ
ト602は、本発明における比算出手段の実施の形態の
一例である。判定ユニット604は、本発明における判
定手段の実施の形態の一例である。
【0049】除算ユニット602は、メモリ606,6
06’から読み出した2つのデータの比を求める。メモ
リ606には、薄いスライスによるX線検出データが記
憶され、メモリ606’には厚いスライスによるX線検
出データが記憶されている。なお、データは検出器アレ
イ24の各列ごとに記憶される。
【0050】除算ユニット602は、それらX線検出デ
ータにつき、各列ごとにチャンネルが同一なもの同士で
比を求める。チャンネルごとの比算出値rは判定ユニッ
ト604に入力される。判定ユニットは比算出値rに基
づいて検出器アレイ24の性能の劣化の有無を判定す
る。判定には所定の上限値R1および下限値R2が用い
られ、比算出値rが上下限値R1,R2の間にある状態
を正常とし、上下限値R1,R2を逸脱したことをもっ
て性能劣化とする。
【0051】一般に、X線検出素子242,244はk
方向に感度分布を有するが、本装置では、上記のよう
に、薄いスライスと厚いスライスのX線検出データの比
を利用するので、感度分布の経時的な変化をも含めた性
能劣化を検出することができる。このため、予め性能劣
化がない状態でX線検出データを求め、それを判定の基
準値として保存する必要がない。
【0052】判定結果は表示装置68に表示される。こ
れによって性能が劣化したチャンネルのチャンネル番号
が表示される。表示にあたっては、検出器アレイ24の
略図をも表示し、劣化したチャンネルの位置を略図上で
表示するのが、劣化箇所の直感的な把握を容易にする点
で好ましい。
【0053】その際、正常なチャンネルを例えばグリー
ン(green)で表示し、正常範囲にはあるが劣化し
かかっているチャンネルは、イエロー(yellow)
で表示し、劣化したチャンネルはレッド(red)で表
示する等、色分けにして表示するのが認識性を良くする
点で好ましい。
【0054】また、毎回のウォームアップ・スキャン時
の比算出値を保存しておき、その変化のトレンド(tr
end)から性能劣化を予測し、検出器アレイ24の交
換や修理等が必要になる時期を事前に報知するようにし
ても良い。これにより、検出器アレイ24の故障による
稼働停止を未然に回避することができる。
【0055】ところで、ウォームアップ・スキャン中に
は、温度上昇に伴うX線管20の熱膨張によりX線焦点
がk方向に移動する。これによって、例えば、ウォーム
アップ・スキャンの開始時点で図8に示すように検出器
アレイ24の図における右寄りに照射していたX線ビー
ム400が、ウォームアップ・スキャンの終了間際で
は、図9に示すように図における左寄りに照射する状態
になる。すなわち、照射位置の変化に伴ってX線の照射
領域が変化する。
【0056】通常は、オートコリメータ(auto c
ollimator)と呼ばれる照射位置自動調節機能
により、照射位置は検出器アレイ24上のk方向の中央
となるように調節されるが、オートコリメータを無効に
してウォームアップ・スキャンすることにより、図8に
示す状態から図9に示す状態までX線ビーム400の照
射位置が変化させることができる。
【0057】そこで、図8の状態で収集したX線検出デ
ータと図9の状態で収集したX線検出データ比に基づい
て判定ユニット604により性能劣化の有無を判定する
ようにしても良い。すなわち、図8の状態で収集したX
線検出データをメモリ606に記憶し、図9の状態で収
集したX線検出データをメモリ606’に記憶し、除算
ユニット602両者の比を求め、比算出値に基づいて判
定ユニット604により性能劣化の有無を判定する。そ
の際、判定の基準値はこのような照射状態に適合したも
のを用いることはいうまでもない。なお、図8および図
9の状態は、X線管20の熱膨張によるX線焦点移動を
利用する代わりに、コリメータ22の意図的な調節によ
り実現するようにしても良い。
【0058】このように、別々な照射位置でのX線検出
データの比を利用するので、感度分布の経時的な変化を
も含めた性能劣化を検出することができる。したがっ
て、予め性能劣化がない状態でX線検出データを求め
て、それを判定の基準値として保存する必要がない。
【0059】以上のような本装置の機能を中央処理装置
60(コンピュータ)に実現させるためのプログラム
が、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され
る。コンピュータで読み取り記録媒体は、磁気的な記録
媒体、光学的な記録媒体、磁気的光学的な記録媒体およ
び半導体を用いた記憶媒体のいずれであっても良い。な
お、本書では記録媒体は記憶媒体と同義である。
【0060】以上、放射線としてX線を用いた例で説明
したが、放射線はX線に限るものではなく、例えばγ線
等の他の種類の放射線であっても良い。ただし、現時点
では、X線がその発生、検出および制御等に関し実用的
な手段が最も充実している点で好ましい。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、放射線検出器の感度分布の変化を簡便に検査する
検査方法および装置、そのような検査装置を備えた放射
線断層撮影装置、並びに、そのような検査機能をコンピ
ュータに実現させるプログラムを記録した記録媒体を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】図1に示した装置における検出器アレイの模式
図である。
【図3】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置
の模式図である。
【図4】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置
の模式図である。
【図5】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置
の模式図である。
【図6】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置
の模式図である。
【図7】性能検査の観点での中央処理装置のブロック図
である。
【図8】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置
の模式図である。
【図9】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置
の模式図である。
【符号の説明】
2 走査ガントリ 20 X線管 22 コリメータ 24 検出器アレイ 26 データ収集部 28 X線コントローラ 30 コリメータコントローラ 34 回転部 36 回転コントローラ 4 撮影テーブル 6 操作コンソール 60 データ処理装置 62 制御インタフェース 64 データ収集バッファ 66 記憶装置 68 表示装置 70 操作装置 8 撮影対象 400 X線ビーム 602 除算ユニット 604 判定ユニット 606,606’ メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G088 EE02 FF02 FF14 GG19 JJ05 JJ11 JJ36 KK24 LL26 MM04 4C093 CA41 CA50 EA14 EB12 EB13 EB17 FA16 FD09 FD11 GA05

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線源から放射線検出器に受光面にお
    ける照射領域を変えてそれぞれ放射線を照射し、 前記それぞれ照射した放射線に対応する放射線検出信号
    をそれぞれ測定し、 前記それぞれ測定した放射線検出信号の比を求め、 前記比に基づいて前記放射線検出器の性能を判定する、 ことを特徴とする検査方法。
  2. 【請求項2】 前記放射線の照射範囲を変化させること
    により前記照射領域を変化させる、ことを特徴とする請
    求項1に記載の検査方法。
  3. 【請求項3】 前記放射線の照射位置を変化させること
    により前記照射領域を変化させる、ことを特徴とする請
    求項1記載の検査方法。
  4. 【請求項4】 前記放射線は照射方向に垂直でかつ互い
    に垂直な2方向においてそれぞれ幅および厚みを有し、 前記放射線検出器は前記放射線の幅の方向に1次元的に
    配列された複数の放射線検出素子を有する、ことを特徴
    とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに
    記載の検査方法。
  5. 【請求項5】 前記放射線は照射方向に垂直でかつ互い
    に垂直な2方向においてそれぞれ幅および厚みを有し、 前記放射線検出器は前記放射線の幅および厚みの方向に
    2次元的に配列された複数の放射線検出素子を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいず
    れか1つに記載の検査方法。
  6. 【請求項6】 前記放射線はX線である、ことを特徴と
    する請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記
    載の検査方法。
  7. 【請求項7】 放射線源から放射線検出器に受光面にお
    ける照射領域を変えてそれぞれ放射線を照射する放射線
    照射手段と、 前記それぞれ照射した放射線に対応する放射線検出信号
    をそれぞれ測定する測定手段と、 前記それぞれ測定した放射線検出信号の比を求める比算
    出手段と、 前記比に基づいて前記放射線検出器の性能を判定する判
    定手段と、 を具備することを特徴とする検査装置。
  8. 【請求項8】 前記放射線照射手段は前記放射線の照射
    範囲を変化させることにより前記照射領域を変化させ
    る、ことを特徴とする請求項7に記載の検査装置。
  9. 【請求項9】 前記放射線の照射位置を変化させること
    により前記照射領域を変化させる、ことを特徴とする請
    求項7に記載の検査装置。
  10. 【請求項10】 前記放射線は照射方向に垂直でかつ互
    いに垂直な2方向においてそれぞれ幅および厚みを有
    し、 前記放射線検出器は前記放射線の幅の方向に1次元的に
    配列された複数の放射線検出素子を有する、ことを特徴
    とする請求項7ないし請求項9のうちのいずれか1つに
    記載の検査装置。
  11. 【請求項11】 前記放射線は照射方向に垂直でかつ互
    いに垂直な2方向においてそれぞれ幅および厚みを有
    し、 前記放射線検出器は前記放射線の幅および厚みの方向に
    2次元的に配列された複数の放射線検出素子を有する、
    ことを特徴とする請求項7ないし請求項9のうちのいず
    れか1つに記載の検査装置。
  12. 【請求項12】 前記放射線はX線である、 ことを特徴とする請求項7ないし請求項11のうちのい
    ずれか1つに記載の検査装置。
  13. 【請求項13】 放射線源および放射線検出器を用いて
    撮影対象に関する透過放射線信号を獲得する信号獲得手
    段と、 前記獲得した透過放射線信号に基づいて画像を生成する
    画像生成手段と、 前記放射線源から前記放射線検出器に受光面における照
    射領域を変えてそれぞれ放射線を照射する放射線照射手
    段と、 前記それぞれ照射した放射線に対応する放射線検出信号
    をそれぞれ測定する測定手段と、 前記それぞれ測定した放射線検出信号の比を求める比算
    出手段と、 前記比に基づいて前記放射線検出器の性能を判定する判
    定手段と、を具備することを特徴とする放射線断層撮影
    装置。
  14. 【請求項14】 前記放射線照射手段は前記放射線の照
    射範囲を変化させることにより前記照射領域を変化させ
    る、ことを特徴とする請求項13に記載の放射線断層撮
    影装置。
  15. 【請求項15】 前記放射線の照射位置を変化させるこ
    とにより前記照射領域を変化させる、ことを特徴とする
    請求項13に記載の放射線断層撮影装置。
  16. 【請求項16】 前記放射線は照射方向に垂直でかつ互
    いに垂直な2方向においてそれぞれ幅および厚みを有
    し、 前記放射線検出器は前記放射線の幅の方向に1次元的に
    配列された複数の放射線検出素子を有する、ことを特徴
    とする請求項13ないし請求項15のうちのいずれか1
    つに記載の放射線断層撮影装置。
  17. 【請求項17】 前記放射線は照射方向に垂直でかつ互
    いに垂直な2方向においてそれぞれ幅および厚みを有
    し、 前記放射線検出器は前記放射線の幅および厚みの方向に
    2次元的に配列された複数の放射線検出素子を有する、
    ことを特徴とする請求項13ないし請求項15のうちの
    いずれか1つに記載の放射線断層撮影装置。
  18. 【請求項18】 前記放射線はX線である、 ことを特徴とする請求項13ないし請求項15のうちの
    いずれか1つに記載の放射線断層撮影装置。
  19. 【請求項19】 放射線源から放射線検出器に受光面に
    おける照射領域を変えてそれぞれ放射線を照射する放射
    線照射機能と、 前記それぞれ照射した放射線に対応する放射線検出信号
    をそれぞれ測定する測定機能と、 前記それぞれ測定した放射線検出信号の比を求める比算
    出機能と、 前記比に基づいて前記放射線検出器の性能を判定する判
    定機能と、 をコンピュータに実現させるプログラムをコンピュータ
    で読み取り可能なように記録したことを特徴とする記録
    媒体。
  20. 【請求項20】 前記放射線照射機能は前記放射線の照
    射範囲を変化させることにより前記照射領域を変化させ
    る、ことを特徴とする請求項19に記載の記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記放射線の照射位置を変化させるこ
    とにより前記照射領域を変化させる、ことを特徴とする
    請求項19に記載の記録媒体。
  22. 【請求項22】 放射線源および放射線検出器を用いて
    撮影対象に関する透過放射線信号を獲得する信号獲得機
    能と、 前記獲得した透過放射線信号に基づいて画像を生成する
    画像生成機能と、 前記放射線源から前記放射線検出器に受光面における照
    射領域を変えてそれぞれ放射線を照射する放射線照射機
    能と、 前記それぞれ照射した放射線に対応する放射線検出信号
    をそれぞれ測定する測定機能と、 前記それぞれ測定した放射線検出信号の比を求める比算
    出機能と、 前記比に基づいて前記放射線検出器の性能を判定する判
    定機能と、をコンピュータに実現させるプログラムをコ
    ンピュータで読み取り可能なように記録したことを特徴
    とする記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記放射線照射機能は前記放射線の照
    射範囲を変化させることにより前記照射領域を変化させ
    る、 ことを特徴とする請求項22に記載の記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記放射線の照射位置を変化させるこ
    とにより前記照射領域を変化させる、ことを特徴とする
    請求項22に記載の記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005028114A (ja) * 2003-06-18 2005-02-03 Canon Inc 放射線撮影装置及び放射線撮影方法
CN100443053C (zh) * 2005-04-29 2008-12-17 Ge医疗系统环球技术有限公司 信号处理方法与装置以及x射线ct装置
JP2011214905A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Fujifilm Corp 放射線画像検出装置
JP2012045333A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Fujifilm Corp 管理装置、放射線画像撮影システム、管理プログラム、及び放射線検出手段の管理方法

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