JPH0832909B2 - 脂肪製品 - Google Patents

脂肪製品

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JPH0832909B2
JPH0832909B2 JP62206192A JP20619287A JPH0832909B2 JP H0832909 B2 JPH0832909 B2 JP H0832909B2 JP 62206192 A JP62206192 A JP 62206192A JP 20619287 A JP20619287 A JP 20619287A JP H0832909 B2 JPH0832909 B2 JP H0832909B2
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    • A23DEDIBLE OILS OR FATS, e.g. MARGARINES, SHORTENINGS, COOKING OILS
    • A23D9/00Other edible oils or fats, e.g. shortenings, cooking oils
    • A23D9/007Other edible oils or fats, e.g. shortenings, cooking oils characterised by ingredients other than fatty acid triglycerides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11BPRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油炒め、油、ベーキング、フオンデユーの
調理、ローストなどのような長時間の加熱処理に適する
脂肪製品に関する。一般に120℃以上の温度で長時間加
熱した脂肪製品はこれらが不愉快なアロマおよび/又は
スモークを発生することで劣化する。
一般に、「アロマ」とは香りおよび味の双方を意味す
るが、本明細書では本発明による脂肪製品は使用時に生
ずる香り印象を強調する。しかし、香りに関し以下に行
なつた観察は脂肪製品の味(使用後)およびこのような
脂肪製品中で油又は油炒めした食品のフレーバに対し
ても一般に適用する。香り印象の評価では、香りの特性
および香りの強さの双方が関与している。
オランダ特許出願NL−A−6 616 686号(ユニリー
バ)から、脂肪製品に25〜1000ppmの精油を添加するこ
とにより油炒め又は油中不快な臭いの発生を防止する
ことが知られている。先行特許ではない公表されたヨー
ロツパ特許出願EP−A−86 200 102.1(ユニリーバ)は
不快な臭いの発生は脂肪製品に0.5〜50mgのリナロール
および/又はリナリルアセテート/kg製品を添加するこ
とにより防止できることを報告する。上記の製品を使用
することによる、例えば油又は油炒め中望ましくない
臭いの発生防止に関する問題は、数回の油又は油炒め
後マスキング成分の効果は著しく減少し、その後不快な
臭いは油および油炒め中再び認めうるようになること
である。
米国特許明細書US−A−2,634,213号(プロクター・
アンド・ギヤンブル)は酸化分解および変色は脂肪製品
に0.03〜0.5ppmのメチルシリコーンを添加することによ
り防止されることを報告する。
米国特許明細書2,998,319号(E.F.Drew)は分解温度
(煙点)を上げるために任意には水素添加植物油に1〜
25ppmのシリコーンの使用を開示する。
120℃およびそれより高温に脂肪製品を加熱中不快な
臭いおよび/又はスモークの発生は有効量のリナロール
および/又はリナリルアセテートおよび/又はクルクマ
成分およびシリコーンをこれらの製品に添加することに
より長時間防止できることが分かった。したがって、本
発明は、120℃以上の温度で長時間の加熱処理に適する
脂肪製品であって、(a)シリコーンと(b)リナロー
ル、リナリルアセテートおよびクルクマ成分から成る群
から選択した成分との組み合せから成る高温特性改良剤
の有効量を含む脂肪製品に関する。ここで、有効量とは
望ましくない臭いおよび/又はスモークの発生を著しく
防止する十分量であることを意味する。既知脂肪製品と
比較して、本発明による脂肪製品は一層長時間どんな不
快な臭いもほとんど発生しない。さらに、通常脂肪製品
を長時間加熱処理にかける場合観察される煙点の低下は
本発明による脂肪製品に対し実質的に減少する。
本発明による脂肪製品は120〜200℃の温度まで反復加
熱後でさえ不快な臭いをほとんど発生しない。さらに、
この脂肪製品の煙点は比較的長時間ほとんど一定に留ま
る。
一方ではリナロールおよび/又はリナリルアセテート
他方ではシリコーンの組み合わせによりリナロールおよ
び/又はリナリルアセテートの「マスキング効果」は実
質的に延長される。又、煙点の減少に対するシリコーン
の明確な効果はクルクマ成分との組み合せにより実質的
に増加する。
本発明による脂肪製品は実質量の望ましくない臭いが
高温における脂肪製品の広汎な使用後にのみ発生するの
で、例えばフライ料理における反復使用に対し適合す
る。さらにこのような広汎な使用後、煙点は実質的に一
定に留まる。従つて本発明による脂肪製品は寿命が延長
される。
ベーキング、油炒め、ロースト、油、フオンデユー
の製造などに適する脂肪製品の例はベーキング脂肪、油
炒め脂肪、油脂肪、ロースト脂肪、シヨートニング、
マーガリン、サラダ油などである。これらの脂肪製品は
しばしば次のタイプの脂肪又は油を含む:大豆油、トウ
モロコシ油、ヒマワリ油、ベニバナ油、オリーブ油、タ
ロー脂肪又は固体脂肪から成る可塑性脂肪、部分硬化油
およびエステル交換脂肪。「油」および「脂肪」とは本
明細書では交換使用でき、正確には同じ意味を有する。
油炒め、油、フオンデユーの製造などは120〜200
℃、通例140〜190℃の温度で脂肪製品に完全に又は一部
浸漬することによりフレンチフライ、魚、肉およびチー
ズデイツシユのような食品を製造する方法である。又例
えば本発明による脂肪製品を使用してベーキングおよび
ロースト中この製品はこのような高温に加熱できる。
一般に、本発明による脂肪製品は、脂肪製品の1kg当
たりリナロールおよび/又はリナリルアセテートを1〜
100mgの量で含有する。好ましくは、脂肪製品は脂肪製
品の1kg当たり4〜40mgのリナロールおよび/又はリナ
リルアセテートを含有する。
最良結果は本発明による脂肪製品にリナロールおよび
リナリルアセテートを2:1〜1:10、好ましくは1:1〜1:5
の重量比で含む場合得られる。
本発明による脂肪生成物に使用するクルクマ成分は好
ましくはCurcuma xanthorrhya、Curcuma aromatica、Cu
rcuma domestica、Curcuma zedoaria、Curcuma caesi
a、Curcuma amada又はCurcuma longa由来で、Curcuma l
onga由来が一層好ましい。
クルクマ成分はいくつかの方法でハーブそのものから
得ることができる。本発明の一面によればクルクマ成分
は水蒸気蒸留により得た精油であり、別の面によれば成
分はハーブを乾燥し、磨砕することにより得た乾燥生成
物である。
本発明の好ましい態様では脂肪製品はクルクマ成分と
して粉砕乾燥根茎を含む。本発明による脂肪製品に添加
するクルクマ成分は好ましくは少なくとも2重量%、さ
らに好ましくは少なくとも6重量%のツメロン(Tumero
ne)(分子式C15H22O)および/又はar−ツルメロン
(分子式C15H20O)を含む。後者の化合物はツルメロン
の芳香族化により形成する。このような芳香族化は空気
に暴露することにより促進される。
製品に含まれるクルクマ成分の濃度レベルは0.01〜20
mg、さらに好ましくは0.1〜10mgにあることが好まし
い。
本発明によれば、リナロール、リナリルアセテートお
よび/又はクルクマ成分の他に、比較的少量のシリコー
ンも脂肪製品に添加する。「シリコン」とは主として直
線構造を有するポリジメチルおよび/又はポリジエチル
シロキサンを意味する。しかし小モル量の分枝および環
状構造体もそこに含むことができる。ポリシロキサンに
は少なくとも約10個のモノマーユニツトがある。平均分
子量は約1000〜約2500に変化できる。本発明に従つて脂
肪製品に使用するシリコーン量は通常脂肪製品の1kg当
たり0.02〜200mg、好ましくは0.1〜100mgである。
本発明により使用するリナロールおよび/又はリナリ
ルアセテートは例えば精油又はそのフラクシヨンのよう
な天然起原のものであることが好ましい。このような精
油の例は:柑橘油、ベルガモツト油、タイム油、パース
リ油、ペパーミント油、ナツメグ油、シナモン油、クロ
ーブ油、アンジエリカ油、セージ油、マジヨラム油、ロ
ーズマリー油、セーバリ油、メース油、カルダモン油、
カシア油、アーモンド油、セロリ油、ウイキヨウ油、タ
マネギ油、ニンニク油、ニラネギ油、カラシ種実油、ス
ペアミント油、コリアンダー油、ヨモギ油およびアニス
種実油、である。「柑橘油」とは本明細書ではオレン
ジ、レモン、グレープフルーツおよびマンダリンのよう
な柑橘果実由来の油を意味する。ベルガモツト油および
柑橘油又はそのフラクシヨンの使用は好ましい。
本発明による脂肪製品はトリグリセリド油又は脂肪を
含むが、トリグリセリドに匹敵できる物理性を有する非
毒性物質も含むことができる。この物質は例えばホホバ
油、又はモノ−又はジ−サツカライドの脂肪酸エステル
又はこれらの混合物のような不消化性のものである。脂
肪相がこのような成分およびトリグリセリドの混合物か
ら成る食品も本発明による脂肪製品に好結果で使用でき
る。脂肪製品はそれ自体で使用できるが、例えばマーガ
リンなどのような食用の油中水型エマルジヨンの形でも
使用できる。
脂肪製品にリナロールおよび/又はリナリルアセテー
トおよびシリコーンのみを使用するのではなく、そこに
クルクマ成分も添加する場合、非常に好結果の得られる
ことが分つた。一般に脂肪製品の1kg当たり0.01〜20mg
の量である。その結果香りの性質の一層すぐれた安定化
が得られ、これは毎日の厨房の実際で特に価値がある。
脂肪製品に一方ではリナロールおよび/又はリナリル
アセテートおよびシリコーンと他方ではクルクマ成分の
組み合せは不快な臭いの一層良好な抑制に導くのみでな
く、数回高温に加熱後脂肪の比較的高い分解温度をもた
らす。
脂肪製品に各種成分の添加は最初にこの成分を多量含
有する濃厚体又は所謂マスターバツチを調製し、ついで
この濃厚体を油又はその類似物に稀釈し、それによりこ
の成分に脂肪製品の脂肪相に一層均一に分配することが
できる。
本発明は本発明による脂肪製品を使用して例えば油炒
め、油、ベーキング又はローストすることによる食品
の調理方法も包含する。脂肪製品の温度は大部分が120
℃を超え、好ましくは140〜200℃の温度に加熱する調理
を本発明による脂肪製品を使用して行なう。
本発明は次例により例示する。
例 I 比較試験で、油脂肪Aを油脂肪Bと比較した。脂
肪製品Bは脂肪製品と同じ組成を有したが、脂肪製品B
は2ppmのポリジメチルシロキサン、2ppmのクルクマ成分
〔McCormick(商標)から〕およびベルガモツト油、レ
モン油およびグレープフルーツ油を含有する120ppmの組
成物を含有することが異り、この組成物は総含量28ppm
のリナロールおよびリナリルアセテートを、リナリルア
セテート/リナロール比=1.38:1で有した。さらに、こ
れらの製品中でベークしたフレンチフライの味を評価し
た。
評価するため、製品AおよびBは同じ処理を行ない、
同一環境下で評価した。この試験の結果は下表に示す。
快適点数は1〜10に分け、高点数は製品が不快臭を有し
ないが低点数は製品が強い異臭を有することを示す。表
の数字は別別の主婦の出した点数の合計を主婦の数で除
して得た。
Nは点数を出した主婦の数である。
精油を含有する上記組成物の代りに等量のリナロール
およびリナリルアセテートを適用する場合、悪臭の発生
に対し同様の明確な効果を得る。
例 II 例I記載の油脂肪AおよびBは同一条件下で12回油
に対し使用後、5人の専門家から成るテストパネルが
これらの脂肪の香りを評価することにより相互に比較し
た。
専門家パネルは1〜10の数字により油脂肪の香りを
悪臭により評価した。12回油後油脂肪Aの香りは平
均3.8で、油脂肪Bの香りは平均7.2であることが分つ
た。
例 III 3グループの30人に油脂肪A,BおよびCのうちの1
種による油に関し彼らの印象を示すように求めた。油
脂肪BおよびCは油脂肪Aと次のように異つた:油
脂肪Bは2ppmのポリジメチルシロキサンを含有し、油
脂肪Cは2ppmのポリジメチルシロキサン、1ppmのクル
クマ成分、およびベンガモツト油、甘橘油およびグレー
プフルーツ油を含有する132ppmの組成物を含有した。こ
の組成物はリナリルアセテート/リナロール比=1.49:1
でリナロールおよびリナリルアセテートを29ppmの総含
量で有した。
製品Cを使用した人のうち、37%の人は油中および
油後この製品は不快臭の発生は少ないことを認めた
が、製品AおよびBの双方に対するこの%は僅かに20%
に過ぎなかつた。
例 IV 2種の油脂肪はテストパネルにより香りの強さおよ
び香りの特性に関し評価した。脂肪の評価はそれぞれ油
前および180℃で12および24時間の油操作後行なつ
た。双方の油脂肪は例I記載のベンガモツト油、レモ
ン油およびグレープフルーツ油を含む100ppmの組成物を
含有した。油脂肪Bは付加的に2ppmのポリジメチルシ
ロキサンを含有することで油脂肪は相互に異つた。
香りの強さおよび特性の評価は0〜10の点数で行なつ
た。強さに対する高い値は強さの高いことを表わし、特
性に対する低い値は不快臭の強いことを表わす。パネル
数により評価を除して次の結果を得た: 香りの強さおよび香りの特性の双方を考慮すると(香
り特性を香りの強さで除することにより)油の品質の評
価は次の結果を示す: 高い点数は製品が一層良いことを示す。
香りの評価の他に上記油脂肪は油前および24時間
180℃で油後分析を行なつた。同じ分析は油脂肪C
およびDに対して行ない、これら双方の脂肪は精油を含
有せず、脂肪Dは2ppmのポリジメチルシロキサンを含有
することで油脂肪Aと異つた。次の結果を得た: 例 V ポリジメチルシロキサンおよび例Iの精油含有組成物
も添加した2種の油脂肪を香りの強さおよび香りの特
性に関し専門家パネルが評価した。油脂肪はその1種
にクルクマ抽出物を添加したことのみが相互に異つた。
2種の脂肪は油前、180℃で12時間の油 後および2
4時間の油後専門家パネルが評価した。クルクマ抽出
物を含有する油脂肪は、12時間および24時間特に24時
間の油後、実質的に低い香りの強さおよび実質的に高
い香りの評価の双方により他の油脂肪より明らかに好
ましかつた。
油前および12回(24時間)油を行なつた後両脂肪
の分析により次の値を得た:

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】120℃以上の温度で長時間の加熱処理に適
    する脂肪製品であって、(a)シリコーンと(b)リナ
    ロール、リナリルアセテートおよびクルクマ成分から成
    る群から選択した成分との組み合せから成る高温特性改
    良剤の有効量を含む脂肪製品。
  2. 【請求項2】リナロールおよび/又はリナリルアセテー
    トの量は脂肪製品の1kg当たり1〜100mgである、特許請
    求の範囲第1項記載の脂肪製品。
  3. 【請求項3】脂肪製品は精油又はそのフラクションを含
    有する、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の脂肪製
    品。
  4. 【請求項4】クルクマ成分量は脂肪製品の1kg当たり0.0
    1〜20mgである、特許請求の範囲第1項乃至第3項のい
    ずれか1項に記載の脂肪製品。
  5. 【請求項5】シリコーン量は脂肪製品の1kg当たり0.02
    〜50mgである、特許請求の範囲第1項乃至第4項のいず
    れか1項に記載の脂肪製品。
  6. 【請求項6】油炒め、フライ、ロースト、及びベーキン
    グ処理から成る群から選択される加熱処理において食品
    を120乃至200℃の温度で加熱することを含む食品の加熱
    方法であって、加熱処理用油として、(a)シリコーン
    と(b)リナロール、リナリルアセテートおよびクルク
    マ成分から成る群から選択した成分との組み合せから成
    る高温特性改良剤の有効量を含む脂肪製品を使用するこ
    とを特徴とする、方法。
  7. 【請求項7】リナロールおよび/又はリナリルアセテー
    トの量は脂肪製品の1kg当たり1〜100mgである、特許請
    求の範囲第6項記載の加熱方法。
  8. 【請求項8】脂肪製品は精油又はそのフラクションを含
    有する、特許請求の範囲第6項又は第7項記載の加熱方
    法。
  9. 【請求項9】クルクマ成分量は脂肪製品の1kg当たり0.0
    1〜20mgである、特許請求の範囲第6項乃至第8項のい
    ずれか1項に記載の加熱方法。
  10. 【請求項10】シリコーン量は脂肪製品の1kg当たり0.0
    2〜50mgである、特許請求の範囲第6項乃至第9項のい
    ずれか1項に記載の加熱方法。
JP62206192A 1986-08-19 1987-08-19 脂肪製品 Expired - Lifetime JPH0832909B2 (ja)

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NL8602110 1986-08-19
NL8602110 1986-08-19

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JPS6371150A JPS6371150A (ja) 1988-03-31
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US (1) US4806374A (ja)
EP (1) EP0256607B1 (ja)
JP (1) JPH0832909B2 (ja)
AT (1) ATE69616T1 (ja)
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