JPH0832157B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents
Dc−dcコンバータInfo
- Publication number
- JPH0832157B2 JPH0832157B2 JP62252036A JP25203687A JPH0832157B2 JP H0832157 B2 JPH0832157 B2 JP H0832157B2 JP 62252036 A JP62252036 A JP 62252036A JP 25203687 A JP25203687 A JP 25203687A JP H0832157 B2 JPH0832157 B2 JP H0832157B2
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- JP
- Japan
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- output
- circuit
- output voltage
- voltage
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、昇圧回路を使用したDC−DCコンバータに関
する。
する。
従来のコイルまたはコンデンサを使用したスイッチン
グ制御方式のDC−DCコンバータは、第4図に示す如く、
昇圧用クロック発生回路4と、基準電圧発生回路5と比
較器6と、コイルまたはコンデンサを使用した昇圧回路
7及び出力電圧端子3と負電源端子2の間に接続された
抵抗8と抵抗9により構成されていた。
グ制御方式のDC−DCコンバータは、第4図に示す如く、
昇圧用クロック発生回路4と、基準電圧発生回路5と比
較器6と、コイルまたはコンデンサを使用した昇圧回路
7及び出力電圧端子3と負電源端子2の間に接続された
抵抗8と抵抗9により構成されていた。
しかし、従来の回路構成のDC−DCコンバータの出力電
圧温度特性は、基準電圧発生回路5と、抵抗8と抵抗9
の比により決まり、基準電圧発生回路5と、抵抗8と抵
抗9の比の温度特性はともに温度に対してほとんど依存
性のない平坦な特性を示す。従って、液晶パネル駆動用
電源として使用する場合に要求される液晶パネルの温度
特性に整合した出力電圧温度特性を実現することができ
ないという問題点を有していた。
圧温度特性は、基準電圧発生回路5と、抵抗8と抵抗9
の比により決まり、基準電圧発生回路5と、抵抗8と抵
抗9の比の温度特性はともに温度に対してほとんど依存
性のない平坦な特性を示す。従って、液晶パネル駆動用
電源として使用する場合に要求される液晶パネルの温度
特性に整合した出力電圧温度特性を実現することができ
ないという問題点を有していた。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは、液晶パネル駆動用電源に要求
される液晶パネルの温度特性に整合した出力電圧温度特
性を、使用する液晶パネルの温度特性に応じて任意の温
度特性を実現することができるDC−DCコンバータを提供
するところにある。
その目的とするところは、液晶パネル駆動用電源に要求
される液晶パネルの温度特性に整合した出力電圧温度特
性を、使用する液晶パネルの温度特性に応じて任意の温
度特性を実現することができるDC−DCコンバータを提供
するところにある。
本発明のDC−DCコンバータは、クロックを発生するク
ロック発生回路と、出力端子と、前記出力端子と電源端
子との間に直列接続された複数の抵抗及び前記複数の抵
抗とは温度特性の異なるダイオードから成る温度勾配を
有する出力電圧検出回路と、基準電圧を出力し、前記出
力電圧検出回路の有する温度勾配よりも小さな温度勾配
を有する基準電圧発生回路と、前記出力電圧検出回路の
前記抵抗により分圧された電位と前記基準電圧とを入力
する比較器と、前記比較器からの出力と前記クロック発
生回路からの前記クロックに基づき、前記出力端子へ出
力する出力電圧が制限される昇圧回路とを有し、前記出
力電圧検出回路の有する温度勾配に基づく温度特性を有
する出力電圧を出力する作用をなすことを特徴とする。
ロック発生回路と、出力端子と、前記出力端子と電源端
子との間に直列接続された複数の抵抗及び前記複数の抵
抗とは温度特性の異なるダイオードから成る温度勾配を
有する出力電圧検出回路と、基準電圧を出力し、前記出
力電圧検出回路の有する温度勾配よりも小さな温度勾配
を有する基準電圧発生回路と、前記出力電圧検出回路の
前記抵抗により分圧された電位と前記基準電圧とを入力
する比較器と、前記比較器からの出力と前記クロック発
生回路からの前記クロックに基づき、前記出力端子へ出
力する出力電圧が制限される昇圧回路とを有し、前記出
力電圧検出回路の有する温度勾配に基づく温度特性を有
する出力電圧を出力する作用をなすことを特徴とする。
また、前記昇圧回路からの前記出力電圧を液晶パネル
の駆動用電源電圧として用いることを特徴とする。
の駆動用電源電圧として用いることを特徴とする。
本発明のDC−DCコンバータによれば、抵抗とダイオー
ドとの温度特性が異なるので、比較器に帰還する出力電
圧の分圧が温度特性を有することになる。従って、出力
電圧が温度特性を持つことになる。
ドとの温度特性が異なるので、比較器に帰還する出力電
圧の分圧が温度特性を有することになる。従って、出力
電圧が温度特性を持つことになる。
〔実施例1〕 以下、本発明について、実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図は、本発明の負電位基準のDC−DCコンバー
タの一実施例を示す回路図である。1は、正電源端子
(以下、VIN端子という)、2は、負電源端子(以下、G
ND端子という)、3は出力電圧端子(以下、VOUT端子と
いう)、4は昇圧用クロック発生回路、5は基準電圧発
生回路、6は比較器、7は昇圧回路で、第2図に昇圧回
路の具体的な一実施例であるコイルを使用した昇圧回路
を示す。8、9は抵抗、10はダイオードである。
する。第1図は、本発明の負電位基準のDC−DCコンバー
タの一実施例を示す回路図である。1は、正電源端子
(以下、VIN端子という)、2は、負電源端子(以下、G
ND端子という)、3は出力電圧端子(以下、VOUT端子と
いう)、4は昇圧用クロック発生回路、5は基準電圧発
生回路、6は比較器、7は昇圧回路で、第2図に昇圧回
路の具体的な一実施例であるコイルを使用した昇圧回路
を示す。8、9は抵抗、10はダイオードである。
次に第1図の実施例における動作を説明する。第1図
の実施例における昇圧回路7の出力電圧VOは、下記の式
により表わされる電圧で安定状態になる。
の実施例における昇圧回路7の出力電圧VOは、下記の式
により表わされる電圧で安定状態になる。
VR 基準電圧発生回路5で発生する基準電圧 R8 抵抗8の抵抗値 R9 抵抗9の抵抗値 VF ダイオード10の1個についての電圧降下 n 接続されているダイオードの個数 (1)式の第1項は、抵抗9の両端の電圧、第2項は、
抵抗8の両端の電圧、第3項は、ダイオードでの電圧降
下分である。つまり、第1図のA点の電位と基準電圧RR
が等しくなる状態が、第1図のDC−DCコンバータの平衡
状態であり、VOUT端子3と、GND端子2の間に接続され
ているダイオード10、抵抗8、9を流れる電流I1は、 I1=VR/R9 (2) で表わされる。(比較器6の入力インピーダンスはMO
Sトランジスタを前提として無限大とする。) 次に、温度が変化して抵抗9の値がK%変化すると電
流I1は、 となる。ところが、抵抗8と抵抗9を同一集積回路内
に同一製造工程で作り込めば、抵抗8と抵抗9の温度特
性は同一になり、抵抗8の値もK%変化する。ゆえに抵
抗8での電圧降下は、 となり、(1)式の第2項と同一になり、抵抗8での電
圧降下は温度が変化しても変わらないことになる。つま
り温度が変化しても第1図B点の電位は変位しない。
(基準電圧VRは温度変化に対して一定とする。)従っ
て、出力電圧温度特性は、第3図に示す如くダイオード
10の温度特性による変化分ΔVFと、抵抗9の温度特性に
よる電流I1の変化に対するシフト分ΔV1の和となる。た
とえば、ΔVF=−2mV/℃、ΔV1=−1mV/℃、ダイオード
2個直列接続すると、温度計数Kt(mV/℃)は、 Kt={(−2mV/℃)+(−1mV/℃)}×2 =−6mV/℃ となり、−6mV/℃の出力電圧温度特性を有するDC−DCコ
ンバータが実現できる。
抵抗8の両端の電圧、第3項は、ダイオードでの電圧降
下分である。つまり、第1図のA点の電位と基準電圧RR
が等しくなる状態が、第1図のDC−DCコンバータの平衡
状態であり、VOUT端子3と、GND端子2の間に接続され
ているダイオード10、抵抗8、9を流れる電流I1は、 I1=VR/R9 (2) で表わされる。(比較器6の入力インピーダンスはMO
Sトランジスタを前提として無限大とする。) 次に、温度が変化して抵抗9の値がK%変化すると電
流I1は、 となる。ところが、抵抗8と抵抗9を同一集積回路内
に同一製造工程で作り込めば、抵抗8と抵抗9の温度特
性は同一になり、抵抗8の値もK%変化する。ゆえに抵
抗8での電圧降下は、 となり、(1)式の第2項と同一になり、抵抗8での電
圧降下は温度が変化しても変わらないことになる。つま
り温度が変化しても第1図B点の電位は変位しない。
(基準電圧VRは温度変化に対して一定とする。)従っ
て、出力電圧温度特性は、第3図に示す如くダイオード
10の温度特性による変化分ΔVFと、抵抗9の温度特性に
よる電流I1の変化に対するシフト分ΔV1の和となる。た
とえば、ΔVF=−2mV/℃、ΔV1=−1mV/℃、ダイオード
2個直列接続すると、温度計数Kt(mV/℃)は、 Kt={(−2mV/℃)+(−1mV/℃)}×2 =−6mV/℃ となり、−6mV/℃の出力電圧温度特性を有するDC−DCコ
ンバータが実現できる。
従って、使用する液晶パネルの温度特性を整合するよ
うにダイオードの個数、及び抵抗値を設定すれば、所望
の温度特性を有するDC−DCコンバータが得られることに
なる。第1図の上記実施例は、負電位基準のDC−DCコン
バータの場合であるが、正電位基準のDC−DCコンバータ
の場合でも実施は可能である。
うにダイオードの個数、及び抵抗値を設定すれば、所望
の温度特性を有するDC−DCコンバータが得られることに
なる。第1図の上記実施例は、負電位基準のDC−DCコン
バータの場合であるが、正電位基準のDC−DCコンバータ
の場合でも実施は可能である。
以上述べたように、本発明によれば、出力電圧温度特
性を持つDC−DCコンバータを提供することができる。
性を持つDC−DCコンバータを提供することができる。
また、DC−DCコンバータを液晶パネルの駆動用電源電
圧として用いることにより、液晶パネルの温度特性に整
合する出力昇圧電圧を出力することが可能となる。
圧として用いることにより、液晶パネルの温度特性に整
合する出力昇圧電圧を出力することが可能となる。
第1図は、本発明の負電位基準のDC−DCコンバータの一
実施例を示す回路図。 第2図は、昇圧回路の具体的な一実施例であるコイルを
使用した昇圧回路図。 第3図は、ダイオード特性図。 第4図は、従来の負電位基準のDC−DCコンバータの回路
図。 1…VIN端子 2…GND端子 3…VOUT端子 4…昇圧用クロック発生回路 5…基準電圧発生回路 6…比較器 7…昇圧回路 8…抵抗 9…抵抗 10…ダイオード
実施例を示す回路図。 第2図は、昇圧回路の具体的な一実施例であるコイルを
使用した昇圧回路図。 第3図は、ダイオード特性図。 第4図は、従来の負電位基準のDC−DCコンバータの回路
図。 1…VIN端子 2…GND端子 3…VOUT端子 4…昇圧用クロック発生回路 5…基準電圧発生回路 6…比較器 7…昇圧回路 8…抵抗 9…抵抗 10…ダイオード
Claims (2)
- 【請求項1】クロックを発生するクロック発生回路と、 出力端子と、 前記出力端子と電源端子との間に直列接続された複数の
抵抗及び前記複数の抵抗とは温度特性の異なるダイオー
ドから成る温度勾配を有する出力電圧検出回路と、 基準電圧を出力し、前記出力電圧検出回路の有する温度
勾配よりも小さな温度勾配を有する基準電圧発生回路
と、 前記出力電圧検出回路の前記抵抗により分圧された電位
と前記基準電圧とを入力する比較器と、 前記比較器からの出力と前記クロック発生回路からの前
記クロックに基づき、前記出力端子へ出力する出力電圧
が制限される昇圧回路とを有し、 前記出力電圧検出回路の有する温度勾配に基づく温度特
性を有する出力電圧を出力する作用をなすことを特徴と
するDC−DCコンバータ。 - 【請求項2】前記昇圧回路からの前記出力電圧を液晶パ
ネルの駆動用電源電圧として用いることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載のDC−DCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62252036A JPH0832157B2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | Dc−dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62252036A JPH0832157B2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | Dc−dcコンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0197168A JPH0197168A (ja) | 1989-04-14 |
JPH0832157B2 true JPH0832157B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=17231684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62252036A Expired - Lifetime JPH0832157B2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | Dc−dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0832157B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314025A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Sony Corp | 撮像装置と撮像装置用の電源供給方法 |
WO2023026757A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 昇圧回路及びセンサ装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS595907B2 (ja) * | 1975-06-06 | 1984-02-07 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 表示装置 |
JPS5312060A (en) * | 1976-07-20 | 1978-02-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Stabilized power apparatus |
JPS5689791A (en) * | 1979-12-24 | 1981-07-21 | Suwa Seikosha Kk | Regulated power supply for liquiddcrystal displayyunit |
JPS59226656A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-19 | Fuji Xerox Co Ltd | スイツチング電源装置 |
-
1987
- 1987-10-06 JP JP62252036A patent/JPH0832157B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0197168A (ja) | 1989-04-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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