JPH07319567A - ツェナーダイオードによる基準電圧を有するレギュレータ回路 - Google Patents

ツェナーダイオードによる基準電圧を有するレギュレータ回路

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JPH07319567A
JPH07319567A JP7139852A JP13985295A JPH07319567A JP H07319567 A JPH07319567 A JP H07319567A JP 7139852 A JP7139852 A JP 7139852A JP 13985295 A JP13985295 A JP 13985295A JP H07319567 A JPH07319567 A JP H07319567A
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Sylvie Drouot
ドルオ シルヴィー
Gerard D Silvestre
シルベストル ドゥ フェロン ジェラール
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SGS THOMSON MICROELECTRONICS
STMicroelectronics SA
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SGS THOMSON MICROELECTRONICS
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/24Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
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    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • G11C5/147Voltage reference generators, voltage or current regulators; Internally lowered supply levels; Compensation for voltage drops

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電源電圧より高い電圧を、同じく電源電圧より
高い基準電圧よりも低い値に制限するために使用される
電圧調整回路を提供する。 【構成】電圧レギュレータ回路2が、制限すべき電圧を
受ける1つの入力を備えており、この入力は制限トラン
ジスタを介してグランドに接続されている。このトラン
ジスタを制御するために、比較器15と左右対称の差動
ステージ19が使用される。差動ステージ19は制限す
べき電圧とツェナーダイオード13によって発生された
基準電圧とを受け、入力された電圧よりも低い電圧を比
較器15に供給する。比較器15の出力は制限トランジ
スタの制御ゲートに接続される。このレギュレータ回路
2は、電気的にプログラム可能なメモリ内の昇圧器によ
って発生された電圧を調整するために有利に利用され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定な基準電圧を発生
するためのツェナーダイオード、電源電圧をこの基準電
圧と比較するための比較手段、および、比較結果に従っ
て電源電圧を制限するための制御手段を利用した電圧レ
ギュレータ回路に関するものである。この回路は、例え
ば、プログラム可能な電気的メモリ中のボルテージマル
チプライア回路、すなわち昇圧回路の出力電圧値を制限
するために適用可能である。
【0002】
【従来の技術】多くの実用電子機器において、その用途
における適正な動作を行うのに適したアナログ電源電圧
を発生するための回路を使用することが必要になってい
る。従って、バッテリまたは商用電源である基本的な電
源から始めて、使用可能な基本電源電圧を下げたり、あ
るいは上げたりするのに使用する回路を開発することが
必要である。例えば、商用電源に接続されたコンピュー
タのマイクロプロセッサが直接220 Vの給電を受けれ
ば、このマイクロプロセッサは破壊されてしまう。反対
に、バッテリー電源の高インピーダンス測定機器を作製
しようとするならば、十分な測定電流を使用可能とする
ためにスイッチングレギュレータを開発することが必要
となるだろう。それぞれ適正な電源電圧を必要とする各
種のモジュールによって1つの回路が構成されているこ
ともある。例えば、1個以上のマイクロプロセッサと1
個の読み出し専用メモリによって構成されるマイクロコ
ントローラに電源を供給しようとする場合、マイクロプ
ロセッサとメモリについて異なる値の電源電圧を作り出
すことが必要となろう。
【0003】実際、MOSトランジスタで形成されたセ
ルがマトリクス状に構成されたMOS型のメモリを考え
ると、このメモリ内に、これらのトランジスタの制御ゲ
ートをバイアスするための特定の電圧を作り出す電源回
路を備える必要がある。一般的には、昇圧器によって、
回路の定格電圧(3〜5Vのオーダー)よりも大きい電
源電圧が作られる。
【0004】従来、昇圧回路(チャージポンプとも呼ば
れる)は、1個以上のコンデンサを連続的に充電または
放電することによって、入力された電源電圧よりも大き
い出力電圧を発生させるのに使用される。出力電圧は除
々に上昇して、一般的には入力された電源電圧の倍数に
等しい漸近値に達する。例えば、入力された電圧の2倍
に等しい出力電圧を作るには、「シェンケルダブラー
(schenkel doubler) 」と呼ばれる回路を使用すること
ができる。この種の回路の1つの欠点は、電圧の上昇が
時間と供に次第に緩慢になるということである。従っ
て、所望の出力電圧に達するのに必要な時間を短縮する
ため、昇圧器を普通より大きくして、それを出力で制限
することが必要となる。例えば入力された電圧を2倍に
する回路を使用する代わりに、3倍にする回路を使用し
て、3倍の値とした後で、出力電圧を入力された電圧の
2倍に制限する。
【0005】つまり、出力電圧の値を制限するために、
一般には並列レギュレータを使用することができる。こ
のレギュレータは3つの基本要素を内蔵する。つまり、
精密基準電圧、エラー増幅器および電力制御要素であ
る。レギュレータの各サブユニットは、出力電圧が制御
されて一定に保たれるように負のフィードバックループ
式に接続されている。最も簡単なレギュレータは、出力
電圧によって給電される負荷に並列接続されたツェナー
ダイオードで構成されている。「負荷」という言葉は、
例えば、メモリのMOSトランジスタの一組の制御ゲー
トに等しいキャパシタンスを意味するものと理解され
る。この種のレギュレータの1つの欠点は、出力電圧
が、ツェナーダイオードの逆電圧、またはこの逆電圧の
倍数(直列接続された数個のダイオードの場合)と等し
い値に設定されることである。つまり、電圧をツェナー
ダイオードの逆電圧の値よりも低く制限することができ
ない。実際、この基準値を得るためには、ダイオードに
はこの逆電圧よりも高い電圧が供給されなければならな
い。現在、3V程度の低い電源電圧で動作する製品の開
発が求められている。例えば4.5 Vの電圧を発生させる
場合、現在の技術では、逆電圧値が5.5 Vのダイオード
に給電することは不可能である。
【0006】従来、所望の出力電圧が基準ツェナーダイ
オードの逆電圧よりも大きい場合には、比較器の出力に
よって制御されるトランジスタが負荷に並列接続された
タイプのレギュレータも知られている。この比較器の入
力で、逆電圧が、分圧ブリッジによって取り込まれた出
力電圧の一部と比較される。このように基準電圧を分割
することによってこのシステムを適応させる構成が考え
られる。しかしこの方法は受入れられるものではない。
なぜなら、これは、容量性負荷と平行に抵抗チェーンを
設置することを意味し、従って出力電圧の立ち上がり時
間を短縮することを意味するからである(正確に容量性
回路に給電するためだけに動作する昇圧回路を想定して
いる)。
【0007】逆電圧と制限すべき電圧を直接比較するこ
とも不可能である。第1に、もしこの出力電圧が逆電圧
の値よりも低い値に制限される場合には、直接比較は不
可能である。第2に、その逆の場合、この比較器に供給
可能な電源電圧が比較する電圧よりも低い場合には比較
器の動作上の問題がおこる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の点を考慮して、
本発明の目的は、電源電圧より高い電圧をやはり電源電
圧より高い基準電圧よりも低い値に制限するために使用
される電圧調整回路を提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、電源回路によって作られた内部電源電圧を制限
するための電圧レギュレータ回路によって達成されるも
ので、このレギュレータ回路は、基準電圧を発生するた
めのツェナーダイオードと制限手段を制御して内部電源
電圧を調整するための2つの入力を備えた比較器とを備
え、上記回路が2つの入力と2つの出力を備えた左右対
称の差動ステージを備えており、差動ステージの −第1の入力が、電源電圧を受ける電源入力端子と基準
電圧を受ける基準端子との間で第1の抵抗器と直列に接
続された第1のトランジスタの制御ゲートに接続されて
おり、 −第2の入力が、電源入力端子と基準端子との間で第2
の抵抗器と直列接続された第2のトランジスタの制御ゲ
ートに接続されており、 −第1の出力が第1のトランジスタと抵抗器の中間点に
よって形成され、 −第2の出力が第2のトランジスタと抵抗器の中間点に
よって形成されており、第1および第2の出力が比較器
の入力に接続されている。
【0010】1つの好ましい実施例では、 −回路は、1つの出力にツェナーダイオードに給電する
ための昇圧回路を有すし、 −制限手段が、制限トランジスタと直列に接続された抵
抗器を有し、 −制限トランジスタの制御ゲートが比較器の出力に接続
され、 −制限手段が第2の制限トランジスタを有し、この第2
の制限トランジスタの制御ゲートが昇圧回路の出力に接
続され、 −制限を制御する2進信号が第1の状態である時に電圧
調整回路を禁止する制御手段を有する一方の出力に、ツ
ェナーダイオードに給電を行うための昇圧回路を有す
る。
【0011】このように、ツェナーダイオードの給電の
問題は解決される。なぜならば、ツェナーダイオードは
内部電圧を発生するための回路によって給電されなくな
るからである。さらに、内部電圧および基準電圧がトラ
ンジスタの制御ゲートに印加されるために、低い比較電
圧を発生するために、容量性負荷(もしあれば)からの
電流の取り出しはなくなる。内部電圧の最大値を固定す
るには、それに応じて差動ステージの抵抗値を決定する
だけでよい。従って基準電圧よりも低い値に最大値を固
定することができる。以下、好ましい実施例の詳細な説
明によって、本発明がより明らかに理解され、その他の
特徴および利点が明らかとなろう。以下の記載は単に例
として挙げるものであって、何ら本発明を限定するもの
ではない。
【0012】
【実施例】図1は電圧レギュレータ回路2を備えた集積
回路1を示している。昇圧回路と電圧レギュレータ回路
を備えた集積回路を参照しながら説明が行われることに
注意されたい。本発明は電気的にプログラム可能なタイ
プのメモリにおいて有利に使用される。しかしながら、
本発明の範囲を逸脱することなく、電圧レギュレータ回
路が独立の集積回路内に設置された構成、さらにはこの
回路をディスクリート部品によって作製する構成でさえ
可能である。
【0013】この回路1は、電源電圧Vccを受けるため
の電源入力端子3と、基準電圧GNDを受けるための基
準入力端子4とを備えている。実際には、入力端子4は
グランドである。1つの実施例では、Vccは3Vであ
る。回路1はさらに、第1の昇圧回路5と昇圧回路5に
よって給電される容量回路6を備えている。昇圧回路5
は、電源電圧Vccによって給電される発振器7と、クロ
ック信号CKを出力するグランドを有する。クロック信
号CKはコンデンサ8の第1の端子に印加され、その第
2の端子はダイオード9を介して電源端子3に接続さ
れ、さらに分離ダイオード10を介して出力端子11に接続
されている。
【0014】容量回路6は出力端子11とグランド4の間
に接続されたコンデンサ12bによって構成される。この
構成は、従って、電源電圧Vccを2倍にするシェンケル
昇圧回路の使用を想定させるものである。出力端子11に
存在する電圧は内部電圧VBSと呼ばれる。このVBS
が制限されるべき電圧である。一例では、VBSは4.5
Vに制限される。つまり電源電圧Vccからシェンケルダ
ブラによって成し得る最大値までの範囲に含まれる最大
値に制限される。
【0015】コンデンサ12bは、例えば、電気的にプロ
グラム可能な読み出し専用メモリの記憶セル内の電界効
果トランジスタの一組の制御ゲートを構成している。レ
ギュレータ回路2は、内部電圧VBSを受けるための入
力12aと、基準電圧VREFを発生するための基準手段
13、14および29〜31と、制限手段16〜18を制御して内部
電圧VBSの値を最大値VBSMに制限するための2つ
の入力を有する比較器15と、内部電圧VBSと基準電圧
VREFとを受ける差動ステージ19とを備えている。
【0016】基準手段はツェナーダイオード13を備えて
おり、このツェナーダイオードのアノードはグランド4
に接続されており、そのカソードは、トランジスタ31
(ダイオードとして配置されている)とコンデンサ29と
を介して第2の昇圧回路14の出力60に接続されている。
一例では、ツェナーダイオードの逆電圧は5.5 Vであ
る、つまり、内部電圧VBSの最大値と電源電圧Vccの
いずれよりも大きいと仮定される。図2に示されている
昇圧回路14は、一方の端子でクロック信号CKを受け取
るコンデンサ20を有する。一例では、このクロック信号
は第1の昇圧回路5の発振器によって出力されたクロッ
ク信号と同一である。回路14は異なるクロック信号を出
力する発振器を備えていてもよい。コンデンサ20の第2
の端子は、N型トランジスタ22を介して電源端子3に接
続されている。このトランジスタ22の制御ゲートがイン
バータ21を介してクロック信号CKを受ける。つまり、
この第2の端子は、交互に、クロック信号が低い状態
(グランド電位)にある時には電位Vccとなり、この信
号CKが高い状態(Vcc電位)にある時には2×Vccと
なる。
【0017】昇圧器14はさらに、切り換えスイッチ32を
有する。一方の入力34で、このスイッチ32はクロック信
号CKを受ける。このクロック信号CKは、電源端子3
とグランド4との間に直列接続されたそれぞれPMOS
型トランジスタとNMOS型トランジスタである2個の
トランジスタ27と28によって構成されたインバータの入
力に印加される。従ってこのインバータはその出力でク
ロック信号CKを出力する。切り換えスイッチ32はさら
に、入力33とグランド4との間に直列接続されたそれぞ
れPMOS型トランジスタとNMOS型トランジスタで
ある2個のトランジスタによって構成された2本のアー
ムを有する。入力33はコンデンサ20の第2の端子に接続
されている。
【0018】第1のアームのNMOS型トランジスタ25
の制御ゲートはインバータの入力に接続されている。第
2のアームのNMOS型トランジスタ26の制御ゲートは
この同じインバータの出力に接続されている。第1のア
ームのPMOS型トランジスタ23の制御ゲートは、第2
のアームのトランジスタ24と26の中間点に接続されてい
る。第2のアームのPMOS型トランジスタ24の制御ゲ
ートは第1のアームのトランジスタ23と25の中間点に接
続されている。最後に、スイッチは昇圧回路14の出力60
に対応する出力を備えている。この出力はスイッチの第
2のアームのトランジスタ24と26の中間点に接続されて
いる。
【0019】従って、昇圧回路14の出力60は、クロック
信号CKが低いか高いかによって、グランド電位または
2×Vccのいずれかである。このように、電源電圧Vcc
からツェナーダイオード13に給電する方法が存在する。
例えば寄生容量による損失があった場合にこれを補償す
るために、回路14の出力60をコンデンサ29の第1の端子
に接続することによって昇圧ステージを追加することが
考えられる。このコンデンサ29の第2の端子は、ダイオ
ードとして設置されたNMOS型のトランジスタ30を介
して電源端子3に接続される。ツェナーダイオード13の
カソードは、ダイオードとして設置されたNMOS型ト
ランジスタ31を介してこのコンデンサ29の第2の端子に
接続されている。こうして、ツェナーダイオード13には
最大3×Vccの電圧が供給される。ツェナーダイオード
13を通過する逆電流を制限するために、ゲート幅のゲー
ト長に対する比率を、NMOS型トランジスタ31が抵抗
性になるように選択する(例えばこの比率を2/5とす
ることによって行う、寸法はミクロン表示)ように注意
する。最後の昇圧ステージが使用されないならば、その
場合、ツェナーダイオード13を流れる逆電流の値は、ス
イッチ32のPMOS型トランジスタ24に依存する。
【0020】制限回路2の差動ステージ19は2つの入力
と2つの出力を有する。ステージ19の第1の入力は、電
源端子3とグランド4との間で抵抗36と直列接続された
NMOS型トランジスタ35の制御ゲートに接続されてい
る。ステージ19の第2の入力は、電源端子3とグランド
4との間で抵抗38と直列接続されたNMOS型トランジ
スタ37の制御ゲートに接続されている。このステージ19
の第1の出力はトランジスタ35と抵抗36との中間点によ
って形成されている。このステージ19の第2の出力はト
ランジスタ37と抵抗38との中間点によって形成されてい
る。
【0021】R1は抵抗36の値を示し、I1はこの抵抗
36とトランジスタ35とによって構成されるアームを流れ
る電流を示し、V1は第1の出力に存在する電圧を示
す。R0は抵抗38の値を示し、I0はこの抵抗38とトラ
ンジスタ37とによって構成されるアームを流れる電流を
示し、V0は第2の出力に存在する電圧を示す。差動ス
テージはその第1の入力でVBSを受けて、第2の入力
でVREFを受ける。V1=Vcc−R×I1およびV0
=Vcc−R0×I0である。
【0022】同一のトランジスタ35と37を考慮するなら
ば、電圧V1とV0は、抵抗器の値R1およびR0と入
力電圧VBSおよびVREFの関数である。標準的な方
法で、比較器15は2本のアームを有し、それぞれのアー
ムが、電源端子3とグランド4の間に設置されたそれぞ
れPMOS型トランジスタとNMOS型トランジスタで
ある2個のトランジスタで構成されている。第1のアー
ムと第2のアームのPMOS型トランジスタ39および40
が電流源を構成している。両者の制御ゲートは接続され
ており、第2のアームのトランジスタ40の制御ゲートは
自らのドレインに接続されている。
【0023】第1のアームのNMOS型トランジスタ41
は、その制御ゲート(比較器の−入力)でV0を受け、
第2のアームのNMOS型トランジスタ42は、その制御
ゲート(比較器の+入力)でV1を受ける。従って、V
BS<R1/R0×VREFならば、V1>V0であっ
て、VBS≧R1/R0×VREFならば、V1≦V0
である。ここで取り上げる例では、R1/R0は約0.8
である。さらに、R1とR0の値は、電圧V0とV1が
Vccよりも低く、比較器が適切に動作するように固定さ
れる。
【0024】比較器15の出力は、この比較器の第1のア
ームのトランジスタの中間点によって構成される。比較
器の出力信号をCONTROLと称する。V1>V0な
らば、CONTROLは論理0である(グランド電
位)。V1≦V0ならば、CONTROLは論理1であ
る(Vcc電位)。電圧レギュレータ回路2の制限手段
は、ダイオード接続されて直列接続されたNMOS型電
流制限トランジスタ16および17と、トランジスタ16およ
び17と直列接続された第1のNMOS型電圧制限トラン
ジスタ43と、第1のトランジスタ43と直列接続されてソ
ースがグランド4に接続された第2のNMOS型電圧制
限トランジスタ18とを備えている。
【0025】第1の制限トランジスタ43の制御ゲート
は、昇圧回路14の出力60に接続されている。第2の制限
トランジスタ18の制御ゲートはインバータ50の出力に接
続されており、このインバータ50の入力は比較器15の出
力に接続されている。従って、トランジスタ18の制御ゲ
ートは信号/CONTROLを受ける。トランジスタ16
および17は制限手段内を流れる電流を制限するために使
用される。このようにして、等価コンデンサ12bが制限
トランジスタを介してグランドに接続された時にこのコ
ンデンサの過度に急速な放電が防止される。
【0026】制限トランジスタ17は、内部電圧VBS
を、ツェナーダイオードの逆電圧に等しい基準電圧VR
EFが実際に存在するような程度にのみ制限するために
使用される。これは、クロック信号CKが2個の昇圧回
路6および14に共通である故に不都合ではない。このト
ランジスタがなければ、これは不都合となろう。なぜな
らば、クロック信号CKが低い状態にある時はいつでも
出力電圧VBSが制限され、その場合電流はもはや差動
ステージ19のアーム内で比較できるものではないからで
ある。さらに、昇圧回路によって得られた電圧を制限し
ようとするので、この回路の出力に負荷がない場合に制
限がなくなることを考慮すれば、制限がなくなることに
よる損失はない。実際、コンデンサ12bの端子に存在す
る電圧は、その場合一定または減少するものであって、
決して増加することはない。
【0027】図3は、電圧制限の禁止が望まれるレギュ
レータ回路2の一部を示している。レギュレータ回路2
は、2進制御信号CLAMPを受けるための入力44を有
する。比較器15に関しては、第1のアームのPMOS型
トランジスタ39と平行にPMOS型トランジスタ45が追
加される。さらに、同じく第1のアームのNMOS型ト
ランジスタ41の制御ゲートは、NMOS型トランジスタ
47のドレインに接続され、このトランジスタ47のソース
がグランド4に接続される。このトランジスタ47の制御
ゲートはインバータ48の出力に接続されて、このインバ
ータ48の入力が入力44に接続される。従って、トランジ
スタ47の制御ゲートは信号/CLAMP(CLAMPの
反転信号)を受ける。さらに、制御ゲートで信号CLA
MPを受けるNMOS型トランジスタ46が、比較器のN
MOS型トランジスタ41および42のソースとグランド4
との間に直列接続されてもよい。
【0028】差動ステージ19に関しては、抵抗36および
38は、その制御ゲートで信号/CLAMPを受けるP型
トランジスタによって構成され、NMOS型トランジス
タ49は抵抗38と並列接続され、このトランジスタ49の制
御ゲートが信号/CLAMPを受ける。従って、CLA
MP=0であれば、V1=Vcc、V0=0、CONTR
OL=1および/CONTROL=0である。CLAM
P=1であれば、V0とV1のそれぞれの値に応じて、
CONTROL=0または1となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って作製された回路を示す。
【図2】放電信号を作り出すために使用される昇圧回路
を示す。
【図3】制限回路を不活性化するための選択手段を備え
た本発明による回路の変形例を示す。
【符号の説明】
1 集積回路 2 電圧レギュレータ回路 3 電源入力端子 4 基準入力端子 5、14 電圧倍率器 6 容量性回路 7 発振器 8、12b、20 コンデンサ 9 ダイオード 10 絶縁ダイオード 11 出力端子 13 ツェナーダイオード 15 比較器 19 差動ステージ 21、48、50 インバータ 23、24、27、39、40、45 PMOS型トランジスタ 16、17、18、22、25、26、28、30、31、35、37 41、4
2、43、46、47、49 N MOS型トランジスタ 29 コンデンサ 31 ダイオード 32 切り換えスイッチ 33、34、44 入力 CK クロック信号 VBS 内部電圧 VBSM 内部電圧最大値 CONTROL 比較器の出力信号 CLAMP 制御信号 Vcc 電源電圧
フロントページの続き (72)発明者 ジェラール シルベストル ドゥ フェロ ン フランス国 13710 フボー シェマン ドゥ リバ レ クルト(番地なし)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路によって発生された内部電源
    電圧を制限するための電圧レギュレータ回路であって、
    このレギュレータ回路が、基準電圧を発生するためのツ
    ェナーダイオードと 制限手段を制御して内部電源電圧を調整するための2つ
    の入力を備えた比較器とを備え、 上記回路が2つの入力と2つの出力を備えた左右対称の
    差動ステージを備えており、差動ステージの −第1の入力が、電源電圧を受ける電源入力端子と基準
    電圧を受ける基準端子との間で第1の抵抗器と直列に接
    続された第1のトランジスタの制御ゲートに接続されて
    おり、 −第2の入力が、電源入力端子と基準端子との間で第2
    の抵抗器と直列接続された第2のトランジスタの制御ゲ
    ートに接続されており、 −第1の出力が第1のトランジスタと抵抗器の中間点に
    よって形成され、 −第2の出力が第2のトランジスタと抵抗器の中間点に
    よって形成されており、 第1および第2の出力が比較器の入力に接続されている
    ことを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 1つの出力にツェナーダイオードに給電
    するための昇圧回路を有することを特徴とする請求項1
    に記載の回路。
  3. 【請求項3】 制限手段が、制限トランジスタと直列に
    接続された抵抗器を有することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の回路。
  4. 【請求項4】 制限トランジスタの制御ゲートが比較器
    の出力に接続されていることを特徴とする請求項3に記
    載の回路。
  5. 【請求項5】 制限手段が第2の制限トランジスタを有
    し、この第2の制限トランジスタの制御ゲートが昇圧回
    路の出力に接続されていることを特徴とする請求項2に
    記載の回路。
  6. 【請求項6】 制限を制御する2進信号が第1の状態で
    ある時に電圧調整回路を禁止する制御手段を有すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の回
    路。
  7. 【請求項7】 内部電源電圧を発生するための電源回路
    および請求項1〜6のいずれか一項に記載の電圧レギュ
    レータ回路を備えた集積回路。
  8. 【請求項8】 電源回路が昇圧回路であって、内部電源
    電圧が電源電圧よりも高いことを特徴とする請求項7に
    記載の回路。
  9. 【請求項9】 回路が電気的にプログラム可能なメモリ
    であることを特徴とする請求項7または8に記載の回
    路。
JP7139852A 1994-04-21 1995-04-21 ツェナーダイオードによる基準電圧を有するレギュレータ回路 Withdrawn JPH07319567A (ja)

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