JPH05158566A - 基準電圧・電流源 - Google Patents

基準電圧・電流源

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JPH05158566A
JPH05158566A JP3320264A JP32026491A JPH05158566A JP H05158566 A JPH05158566 A JP H05158566A JP 3320264 A JP3320264 A JP 3320264A JP 32026491 A JP32026491 A JP 32026491A JP H05158566 A JPH05158566 A JP H05158566A
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JP3320264A
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Akinori Hashimoto
彰徳 橋本
Katsuya Ishikawa
勝哉 石川
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基準電圧・電流源に関し、構成の簡素化を目的
とする。 【構成】ダイオード又はダイオード接続されたトランジ
スタから成る回路素子と、相互に直列に接続されると共
に前記回路素子と直列に接続されて直列電流路を形成す
る複数の抵抗器から成り一方の端部が第一の出力端に接
続された抵抗器群と、前記直列電流路の電流を絶対温度
に実質的に比例する電流値に規定する電流規定手段と、
前記各抵抗器の夫々の一端の何れかを選択的に第二の出
力端に接続するスイッチ群とを備える電圧発生部を有
し、この電圧発生部が、第一及び第二の出力端において
相互に異なる温度勾配を有する電圧を出力するように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準電圧・電流源に関
し、更に詳しくは、ダイオード及び又はダイオード接続
された回路素子における順方向電圧の温度依存性を利用
し、相互に異なる二種類の温度勾配(温度勾配〇を含
む)の電圧を出力する電圧発生部を有する基準電圧・電
流源(二出力の基準電圧源、二出力の基準電流源、及び
基準電圧源・基準電流源)に関する。
【0002】一般に基準電圧源及び基準電流源は夫々、
温度に安定な基準電圧及び基準電流を供給することが望
まれるものであるが、場合によっては、温度に依存する
基準電圧又は基準電流を得たい場合がある。本発明は、
二出力の基準電圧の出力相互、二出力の基準電流の出力
相互、又は、基準電圧出力及び基準電流出力相互がいず
れも異なる温度勾配を有する基準電圧・電流源を得るも
のである。
【0003】
【従来の技術】従来の基準電圧・電流源の回路構成を図
7(a)及び(b)に示す。同図(a)において、この
基準電圧・電流源は、基準電圧と基準電流の双方を出力
するものであり、負荷手段を成す第一及び第二の電流源
CSA、CSBと夫々直列に電流路が配され出力端OR1
R2に夫々電圧VR1及びVR2を出力する第一及び第二の
電圧発生部VREFA、VREFBを備えている。第一の電圧発
生部VREFAの出力電圧V R1は絶対温度に対して直線的に
増大する電圧であり、第二の電圧発生部VREFBの出力電
圧VR2は温度に依存しない一定の基準電圧である。
【0004】第一の電圧発生部VREFAの出力電圧V
R1は、エミッタフォロアを成すバッファアンプBFを介
して固定抵抗REX及び出力側カレントミラー回路CMO
のレファレンス側トランジスタS1の直列回路に入力さ
れ、このカレントミラー回路CMOの出力側トランジス
タS2〜Snに流れる基準電流I2〜Inとして、絶対温度
に比例して増加する電流値が得られる。
【0005】双方の電圧発生部VREFA、VREFB内部の回
路は何れも、図7(b)に示した回路構成を有してい
る。同図において、第一のNPNトランジスタQ1は、
相互に直列に接続された抵抗R1及びR2から成るコレク
タ抵抗が接続されると共に、そのコレクタとベースとが
共通に接続されてダイオード接続されている。
【0006】第一のNPNトランジスタQ1は、図中×
1がこのトランジスタQ1に、また×nが第二のNPN
トランジスタQ5に付記されたように、第二のNPNト
ランジスタQ5のエミッタ接合面積の1/nのエミッタ
接合面積を有する。
【0007】第二のNPNトランジスタQ5の電流路と
相互に直列に接続された電流路を有する第一のPNPト
ランジスタQ4は、第二のPNPトランジスタQ3と共
に、電圧発生部において電流比が1:1の第二のカレン
トミラー回路CM1を構成している。
【0008】第二のPNPトランジスタQ3の電流路と
相互に直列に接続された電流路を有する第三のNPNト
ランジスタQ2は、エミッタ接合面積が前記第二のNP
NトランジスタQ5のエミッタ接合面積の1/nとし
て、また、その他の点ではこの第二のNPNトランジス
タQ5と全く同じ仕様として形成されている。
【0009】第三のNPNトランジスタQ2は、更に、
図示の如くそのベースが第一のNPNトランジスタQ1
のコレクタ抵抗R2の他端に接続され、また、エミッタ
が前記第二のNPNトランジスタQ5のエミッタと共通
に接続されている。
【0010】抵抗R2の端子間電圧(I・R2)は、図7
(b)から容易に理解できるように、第三のNPNトラ
ンジスタQ2のベース・エミッタ間電圧VBE2と第二のN
PNトランジスタQ5のベース・エミッタ間電圧VBE5
の差で表わされる。
【0011】また、これらベース・エミッタ間電圧V
BE5及びVBE2は、VT=kT/Q(Tは絶対温度、Qは
単位電荷量、kはボルツマン係数)とし、また、夫々の
逆飽和電流をIS5、IS2とすると、夫々VT・ln(IC5
/IS5)及びVT・ln(IC2/I S2)と表わされるもの
であるから、 I・R2=VT・ln(IC2/IS2)−VT・ln(IC5/I
S5) =VT・ln(IC2・IS5/IC5・IS2) (1) となる。
【0012】前記の如く、IC2=1C5であり、また、双
方のトランジスタQ2、Q5におけるエミッタ接合面積の
比が1:nであるから、IS5=nIS2の関係があり、従
って上式(1)は、I・R2=VT・lnnと表わされ
る。即ち、第一のNPNトランジスタQ1を流れる電流
Iは絶対温度Tに比例する電流である。
【0013】上記電流値Iから、図7(b)においてI
(R1+R2)+VBE1と表わされる電圧発生部の出力電
圧VRは、 VR={(R1+R2)/R2}VT・lnn+VBE1 (2) と求められる。
【0014】ここで、上式(2)の第2項の第一のNP
NトランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧VBE1は、
BE1=VT・ln(IC1/IS1)と表わされる。このV
BE1は図8に示した如く絶対温度Tの上昇に従って直線
的に低下する負の温度勾配を有し、また、上式(2)の
第1項は、絶対温度に比例する正の温度勾配を有するこ
とから、(2)式において、適当なR1を選定すること
により、所望の一定の温度勾配を有する出力電圧を得る
ことができ、例えば図8に示したごとき、温度に依存し
ない一定の出力電圧VRを得ることもできる。
【0015】図7(a)において、第一の電圧発生部V
REFAにおける抵抗R1を適当に選定して出力VR1が絶対
温度に対して直線的に増大する電圧を得、I2…Inが絶
対温度に比例する電流を得ると共に、第二の電圧発生部
REFBにおける抵抗R1をもっと小さな適当な値に選定
して、出力VR2が温度に依存しない一定の基準電圧を得
ることで、図示の回路を、温度に依存しない一定な基準
電圧と絶対温度に対して直線的に増大する基準電流とを
得る基準電圧・電流源とすることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の基準電圧・
電流源の場合には、出力電圧として要求される温度勾配
毎に適当な抵抗値の抵抗器R1を有する電圧発生部を、
電圧源及び電流源夫々のために設ける必要があるので、
基準電圧・電流源の構成がこの複数の電圧発生部のため
に複雑化するという問題がある。
【0017】本発明は、上記従来の基準電圧・電流源の
構成が複雑であるという問題に鑑み、簡素な構成を有す
る基準電圧・電流源を提供し、もって、基準電圧・電流
源の占有面積の縮小及びコストの低減を図ることを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
を成し、本発明の基準電圧・電流源における電圧発生部
の構成を例示する回路図である。同図において、1はダ
イオード又はダイオード接続された回路素子、2は電流
規定手段、RA10は抵抗器R11〜R14から成る抵抗器
群、S1〜S4はスイッチ群、OR1及びOR2は夫々第一及
び第二の出力端、CSは負荷手段である。
【0019】前記目的を達成するため、本発明の基準電
圧・電流源は、図1に例示したように、ダイオード又は
ダイオード接続されたトランジスタから成る回路素子
(1)と、相互に直列に接続されると共に前記回路素子
(1)と直列に接続されて直列電流路を形成する複数の
抵抗器(R11〜R14)から成り、一方の端部が第一の出
力端(OR1)に接続された抵抗器群(RA10)と、前記
直列電流路の電流を絶対温度に実質的に比例する電流値
に規定する電流規定手段(2)と、前記各抵抗器(R11
〜R14)の夫々の一端の何れかを選択的に第二の出力端
(OR2)に接続するスイッチ群(S1〜S4)とを備える
電圧発生部(VREF)を有し、前記電圧発生部(VREF
が、前記第一及び第二の出力端(OR1、OR2)において
相互に異なる温度勾配を有する電圧を出力することを特
徴とするものである。
【0020】
【作用】図1において、抵抗器群RA10の一方の端部を
第一の出力端OR1に接続し、抵抗器群RA10の各抵抗器
11〜R14の抵抗値を適当に選定すると共にこの抵抗器
群RA10の何れかの抵抗器の一端をスイッチ群S1〜S4
から選択される一のスイッチ(S2)によって第二の出
力端OR2に接続することにより、第一の出力端OR 1及び
第二の出力端OR2の温度勾配を独立に選択することがで
きるので、一の電圧発生部VREFによって二種類の温度
勾配の電圧VR1、VR2を得る基準電圧・電流源とするこ
とができる。
【0021】
【実施例】図面を参照して本発明を更に説明する。図2
は、本発明の一実施例の基準電圧・電流源の全体構成を
示す回路図である。同図において電圧発生部VREFは、
その出力端OR1、OR2に出力される二種類の電圧VR1
R2の温度勾配を独立に設定可能である。電圧発生部V
REF以外の回路構成は図7(a)の従来例の回路構成と
同様である。
【0022】図2の基準電圧・電流源の場合、第一の出
力端OR1からの出力電圧VR1は、絶対温度に比例して電
圧が上昇する温度勾配を有しており、第二の出力端OR2
からの出力電圧VR2は、温度勾配が実質的に無視できる
一定値の基準電圧である。第一の電圧VR1における温度
勾配により、従来例と同様に絶対温度に対して直線的に
増加する所定の温度勾配を有する基準電流I2〜Inが得
られる。
【0023】図3(a)及び(b)は、図2の実施例の
基準電圧・電流源における電圧発生部VREFの回路構成
を示している。電圧発生部VREFの全体回路を示す同図
(a)において、この電圧発生部VREFは、抵抗器群R
20の構成を除けば、従来例において説明した各電圧発
生部VREFA、VREFBと同様な構成を有している。
【0024】図3(b)において、抵抗器群RA20は、
順次に直列電流路に配される第一の微小抵抗器群R
21、主抵抗器R20、及び第二の微小抵抗器群RA22
ら構成されており、第一の微小抵抗器群RA21の一方の
端部は第一の出力端OR1に接続されている。第一の微小
抵抗器群RA21の各抵抗器R21〜R24は相互に直列に接
続されており、スイッチ群S1〜S4の内から選定されて
オンとなっている一つのスイッチS2を介して一つの抵
抗器の一端が第二の出力端OR2に接続されている。
【0025】第二の微小抵抗器群RA22の各抵抗器R25
〜R27には、夫々ツェナーダイオードZD1〜ZD3が付属
している。各ツェナーダイオードZD1〜ZD3は、ツェナ
ーザップを構成しており、電圧発生部VREFが完成され
た時点において、その幾つかが高電圧を介して選択的に
破壊されて、当該破壊されたツェナーダイオードと並列
接続された抵抗器を短絡している。この選択的短絡を介
して第二の微小抵抗器器群RA22の抵抗値が所望の値に
選定されて出力端OR1の温度勾配が調整される。
【0026】図4は、図2の実施例における電圧発生部
REFにおける各出力電圧VR1,VR 2の温度勾配の選定
の様子を示している。同図に示したように、第一の出力
端OR 1から出力される電圧VR1は、ツェナーザップZD1
〜ZD3の何れかを破壊して第二の微小抵抗器群RA22
抵抗値を選定することで、抵抗器群RA20の全体抵抗値
が選定される結果、その温度勾配が選定されている。
【0027】出力VR1の温度勾配の選定に引続き、スイ
ッチS1〜S4の内の一つが選択されてオンとなり、出力
R2の温度勾配に寄与する抵抗器群RA20の抵抗値が調
整されることで、第二の出力端OR2から出力される電圧
R2の温度勾配が所望の(同図の場合温度に一定の)温
度勾配とされる。
【0028】図5は、上記出力VR2の温度勾配の選定を
行うためのスイッチS1〜S4における具体的な制御構成
を例示する回路図である。同図においてツェナーダイオ
ードZD4及びZD5は、前記ツェナーザップZD1〜ZD3
同様に高電圧を介して破壊されて短絡されることがで
き、何れか或いは双方が短絡され又は双方とも短絡され
ず、夫々の出力ラインa及びbの信号が”0”又は”
1”に選択される。
【0029】上記出力ラインa及びbの信号は、インバ
ータ群INV1〜INV4を介してAND回路AND1〜AND4に入力
され、これらAND回路を介してアナログスイッチS1
〜S4の制御ラインに出力されており、従って、出力ラ
インa及びbの”1”又は”0”の選択にしたがって、
アナログスイッチS1〜S4の何れか一つが選択されてオ
ンとなるものである。この制御を介して行われる調整に
より、VR2の所望の温度勾配が前記の如く得られる。な
お、アナログスイッチ群S1〜S4はマルチプレクサによ
って構成することもできる。
【0030】図6は、前記実施例の基準電圧・電流源を
備えた応用例である遅延反転増幅回路の回路図である。
同図において、この遅延反転増幅回路は、遅延反転増幅
器本体部Aと基準電圧・電流部Bとから構成されてお
り、遅延反転増幅器本体部Aにおいて、その入力ノード
IN1及びIN2から受けた入力信号の遅延反転信号を出
力ノードOut1及びOut2から出力する回路である。
【0031】電圧発生部の第一の出力電圧VR1は、バッ
ファアンプBFを介して基準電流源出力側カレントミラ
ー回路CMOのレファレンス側トランジスタS1に入力さ
れ、このカレントミラー回路CMOの出力側トランジス
タS2、S3を流れる電流値IS 2、IS3を規定する。この
基準電流IS2、IS3は遅延反転増幅器本体部Aのトラン
ジスタQ6、Q7の電流値の温度勾配を規定する。一方、
電圧発生部の第二の出力電圧VR2は、電源電圧Vcc監視
の基準電圧等に使用し、温度に依存しない一定の電圧で
ある。
【0032】この形式の遅延増幅回路では、一般的に、
入力信号のレベル変化に時定数reC(reはトランジス
タQ6、Q7のエミッタ抵抗、Cはキャパシタの容量)だ
け遅れて出力信号が変化する。従って時定数を一定に保
って正確な遅延時間を得たいとする要請がある。
【0033】ところが、前記時定数を規定するエミッタ
抵抗reは、トランジスタのエミッタ電流をIEとする
と、re=VT/IEと表わされ、VTが絶対温度に比例す
るために電流IEが一定である場合には、エミッタ抵抗
eが絶対温度に比例し、このため前記時定数reCが温
度に従って変化し、遅延時間が温度に依存してしまう。
【0034】しかし、上記実施例の遅延反転増幅回路に
おいては、前記の如くエミッタ電流IEが絶対温度に比
例することとしてあるので、エミッタ抵抗reが温度に
依存せず一定となり、従って、前記時定数が温度に依存
せず一定に保たれる結果、遅延時間が一定に保たれるこ
ととなる。
【0035】基準電圧・電流源は、上記実施例において
説明した基準電圧源と基準電流源とを有するものに限ら
ず、二種類の相互に異なる温度勾配の基準電圧を得る基
準電圧源或いは、二種類の相互に異なる温度勾配の基準
電流を得る基準電流源とすることもできる。
【0036】また、上記実施例では、スイッチをツェナ
ーダイオード及びAND回路等によって制御されるアナ
ログスイッチとしたものを示したが、スイッチ自体の構
成は、例えばマルチプレクサを採用する等、種々のもの
が採用できる。
【0037】同様に、回路素子はダイオード接続された
トランジスタに限らず、ダイオードを採用することもで
きる等から理解できるように、本発明における電圧発生
部等の回路構成は、上記実施例から種々の修正・変更が
可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の基準電圧
・電流源によると、一の電圧発生部によって二種類の温
度勾配を有する電圧を出力できるため、基準電圧・電流
源の構成を簡素化でき、専有面積の縮小及びコスト低減
が可能になったという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基準電圧・電流源における原理図を成
す電圧発生部の回路図である。
【図2】実施例の基準電圧・電流源の全体の回路図であ
る。
【図3】図2の実施例における電圧発生部の内部回路図
であり、(a)は電圧発生部全体の回路を、(b)は抵
抗器群の回路構成を、夫々示す。
【図4】図2の実施例における作用説明図で、電圧発生
部の各部における電圧の温度特性を示す。
【図5】図2の実施例におけるスイッチ群の構成を示す
回路図である。
【図6】図2の実施例の基準電圧・電流源の応用例を成
す遅延反転増幅回路の回路図である。
【図7】従来の基準電圧・電流源の回路図で、(a)は
全体回路を(b)は電圧発生部を示す。
【図8】従来の回路の作用説明図である。
【符号の説明】
1:回路素子 2:電流規定手段 RA10、RA21:抵抗器群 CS:負荷手段 CM0〜CM2:カレントミラー回路 RA22:第二の抵抗器群 R1〜R5、R10、R11〜R14、R20〜R27:抵抗器 S1〜S4:スイッチ OR1:第一の出力端 OR2:第二の出力端 VR1:第一の出力電圧 VR2:第二の出力電圧

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイオード又はダイオード接続されたトラ
    ンジスタから成る回路素子(1)と、 相互に直列に接続されると共に前記回路素子(1)と直
    列に接続されて直列電流路を形成する複数の抵抗器(R
    11〜R14)から成り、一方の端部が第一の出力端
    (OR1)に接続された抵抗器群(RA10)と、 前記直列電流路の電流を絶対温度に実質的に比例する電
    流値に規定する電流規定手段(2)と、 前記各抵抗器(R11〜R14)の夫々の一端の何れかを選
    択的に第二の出力端(OR2)に接続するスイッチ群(S
    1〜S4)とを備える電圧発生部(VREF)を有し、 前記電圧発生部(VREF)が、前記第一及び第二の出力
    端(OR1、OR2)において相互に異なる温度勾配を有す
    る電圧を出力することを特徴とする基準電圧・電流源。
  2. 【請求項2】前記スイッチ群(S1〜S4)がアナログマ
    ルチプレクサから構成されることを特徴とする請求項1
    記載の基準電圧・電流源。
  3. 【請求項3】相互に直列に且つ前記直列電流路と直列に
    接続される複数の別の抵抗器(R25〜R27)から成る第
    二の抵抗器群(RA22)と、前記別の各抵抗器(R25
    27)と夫々相互に並列接続される各ツェナーダイオー
    ド(ZD1〜ZD3)から成るダイオード群とを更に備える
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の基準電圧・電流
    源。
  4. 【請求項4】前記第一の出力端(OR1)の電圧が温度に
    従い実質的に直線状に変化し、前記第二の出力端
    (OR2)の電圧が温度に実質的に依存しないことを特徴
    とする請求項1乃至3の一に記載の基準電圧・電流源。
  5. 【請求項5】前記回路素子(1)が、ベースとエミッタ
    とが共通に接続されたバイポーラトランジスタ(Q1
    から構成されており、 前記電流規定手段(2)が、 前記バイポーラトランジスタ(Q1)をレファレンス側
    とする第一のカレントミラー回路(CM1)と、 前記第一のカレントミラー回路(CM1)の出力側を成
    すトランジスタ(Q5)の電流路と相互に直列に接続さ
    れた電流路を有するトランジスタ(Q4)をレファレン
    ス側とする第二のカレントミラー回路(CM2)と、 前記第二のカレントミラー回路(CM2)の出力側のト
    ランジスタ(Q3)の電流路と相互に直列に接続された
    電流路を有し、ベースが前記抵抗器群(RA20)の他端
    に接続されると共に、エミッタが前記第一のカレントミ
    ラー回路(CM1)の前記出力側を成すトランジスタ
    (Q5)のエミッタと共通に接続されたトランジスタ
    (Q2)とから構成されることを特徴とする請求項1乃
    至4の一に記載の基準電圧・電流源。
JP3320264A 1991-12-04 1991-12-04 基準電圧・電流源 Withdrawn JPH05158566A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007312368A (ja) * 2006-04-20 2007-11-29 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 信号増幅回路
JP2015122635A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 三菱プレシジョン株式会社 増幅回路

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