JPH08286572A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08286572A
JPH08286572A JP7089089A JP8908995A JPH08286572A JP H08286572 A JPH08286572 A JP H08286572A JP 7089089 A JP7089089 A JP 7089089A JP 8908995 A JP8908995 A JP 8908995A JP H08286572 A JPH08286572 A JP H08286572A
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JP
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expansion
board
function
relay
power supply
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JP7089089A
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English (en)
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Koji Yano
耕司 矢野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、複数の拡張機能を省略することな
く電源装置の小型化、省電力化、低コスト化を図ること
ができ、かつ、複数の機能実行命令に対する対応能力や
ユーザの利便性を上げることができるようにすることを
目的とする。 【構成】 この発明は、所定の機能に複数の拡張素子1
〜3の追加で機能を拡張することが可能な画像形成装置
において、拡張素子1〜3への電力供給を制御し、複数
の拡張素子1〜3のうち指定された動作の実行に必要な
最低限の拡張素子にのみ電力を供給させる制御手段12
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は拡張機能を持つ画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、デジタル信号を扱う画像形成装置
においては、核となる機能を実現する制御板に拡張ボー
ドを追加することで更に機能を追加拡張することができ
る複合画像形成装置が存在する。また、特開昭63ー5
6664号公報には、ユニットへの電力供給制御を分割
して電源容量の増加を抑えるようにした複写機、すなわ
ち、電力被供給部を定着ヒータを含む第1の部分と、露
光ランプを含む第2の部分とで構成して上記両部分に対
してそれぞれ別個に電力の供給を行わせるための電力供
給線を装着したことを特徴とする複写機が記載されてい
る。
【0003】特開昭60ー121479号公報には、紙
送り機構と、この紙送り機構により給送された記録材上
にトナー画像を形成する像形成機構と、記録材上のトナ
ー画像を定着する定着機構を有する記録装置において、
上記記録材を定着機構へ複数回通して記録材上のトナー
画像の定着性を向上させる再定着手段と、該再定着手段
の動作時には、少なくとも上記の紙送り機構と像形成機
構の動作を中断させる制御手段を備えていることを特徴
とする記録装置が記載されている。
【0004】特開昭60ー95449号公報には、画像
形成のためのプロセス処理機器を含む多数の作動対象
と、上記作動対象をシーケンス制御するためのプログラ
ムを格納した第1メモリと、シーケンス処理上のデータ
を格納する第2メモリと、各メモリのプログラム及びデ
ータを処理するプロセサ及び上記プロセサにより制御信
号を出力形成する出力ポートとを有する半導体素子と、
上記出力ポートの出力線の数以上の作動対象を制御すべ
く上記出力ポートの出力線と上記作動対象との間に接続
した論理手段とを有し、所定の出力線に接続された複数
の作動対象を各々異なるタイミングで制御することを特
徴とする画像形成装置が記載されている。
【0005】特開平1ー276154号公報には、装置
本体に着脱可能な複数のトレイに夫々記録媒体を収容し
たマガジンを収納し、該装置本体に装着されこれらのマ
ガジンに付けられた夫々の時系列信号コードを読取る複
数の読取り装置と、これらの読取り装置で検出した時系
列信号コード情報を入力して信号処理する信号処理装置
を有する画像形成装置のデータ入力装置において、前記
複数のトレイの開閉状況に応じて前記複数の読取り装置
の内の予め決められた読取り装置から出力される時系列
信号情報の信号を優先順位に応じて前記信号処理装置に
供給する優先順位設定回路を備えたことを特徴とする画
像形成装置のデータ入力装置が記載されている。
【0006】特開平1ー100565号公報には、感光
体に原稿の反射光像を照射するための露光手段と、トナ
ー像が転写された記録紙を定着するための定着手段とを
備えて成る像形成装置において、前記露光手段は供給電
源に抵抗を介して接続されるとともに、該露光手段が動
作中、前記定着手段を非動作とする制御装置が備えられ
ることを特徴とする像形成装置が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記複合画像形成装置
では、拡張ボードを追加することにより直流電源装置か
らの出力電流が増加するので、拡張ボードの追加が市場
において発生した場合には、あらかじめ直流電源装置に
拡張ボードが最大限に追加された場合に必要とされる容
量を持たせる必要があり、少数の拡張ボードしか追加さ
れないものでは直流電源装置がオーバースペックとな
り、直流電源装置の大型化や消費電力の増大、コストア
ップの要因となっている。
【0008】また、コマンドによるある拡張ボードの拡
張機能の実行中に他の拡張ボードによる拡張機能の実行
コマンドが入力された場合には、現在コマンドにより実
行中の拡張機能の実行が終了するまでは実行コマンドが
入力された拡張機能の実行を開始することができない。
このため、現在実行中の拡張機能に対する実行コマンド
が長時間継続される場合には、実行コマンドが入力され
た拡張機能の実行開始が長時間不可となる。本発明は、
複数の拡張機能を省略することなく電源装置の小型化、
省電力化、低コスト化を図ることができ、かつ、複数の
機能実行命令に対する対応能力やユーザの利便性を上げ
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、所定の機能に複数の拡張素
子の追加で機能を拡張することが可能な画像形成装置に
おいて、前記拡張素子への電力供給を制御し、前記複数
の拡張素子のうち指定された動作の実行に必要な最低限
の拡張素子にのみ電力を供給させる制御手段を備えたも
のである。
【0010】請求項2記載の発明は、所定の機能に複数
の拡張素子の追加で機能を拡張することが可能な画像形
成装置において、前記拡張素子による動作の実行中に他
の拡張素子に割込みが発生した場合、現在動作実行中の
拡張素子のデータを不揮発の記憶手段に記憶させた後に
電源装置からの電力供給先を現在動作実行中の拡張素子
から割込みが発生した拡張素子に変更して動作の割込み
を実行させる制御手段を備えたものである。
【0011】請求項3記載の発明は、所定の機能に複数
の拡張素子の追加で機能を拡張することが可能な画像形
成装置において、複数の拡張素子による複数の拡張機能
の実行命令が同時期に入力された際の各拡張素子による
拡張機能の実行の優先性を設定することを可能にしたも
のである。
【0012】請求項4記載の発明は、所定の機能に複数
の拡張素子の追加で機能を拡張することが可能な画像形
成装置において、前記複数の拡張素子への電力供給をそ
れぞれ制御する複数のリレーと、この複数のリレーを前
記複数の拡張素子の非使用時にはそれぞれ前記複数の拡
張素子への電力供給がそれぞれオフ状態となるように制
御し、操作部から入力された動作信号に応じて前記複数
のリレーをそれぞれ前記複数の拡張素子への電力供給が
それぞれオン状態となるように制御する制御手段とを備
えたものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、制御手段は、拡張素
子への電力供給を制御し、複数の拡張素子のうち指定さ
れた動作の実行に必要な最低限の拡張素子にのみ電力を
供給させる。請求項2記載の発明では、制御手段は、拡
張素子による動作の実行中に他の拡張素子に割込みが発
生した場合、現在動作実行中の拡張素子のデータを不揮
発の記憶手段に記憶させた後に電源装置からの電力供給
先を現在動作実行中の拡張素子から割込みが発生した拡
張素子に変更して動作の割込みを実行させる。
【0014】請求項3記載の発明では、複数の拡張素子
による複数の拡張機能の実行命令が同時期に入力された
際の各拡張素子による拡張機能の実行の優先性を設定す
ることが可能である。請求項4記載の発明では、複数の
拡張素子への電力供給がそれぞれ複数のリレーにより制
御され、制御手段は複数のリレーを複数の拡張素子の非
使用時にはそれぞれ複数の拡張素子への電力供給がそれ
ぞれオフ状態となるように制御して操作部から入力され
た動作信号に応じて複数のリレーをそれぞれ複数の拡張
素子への電力供給がそれぞれオン状態となるように制御
する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示す。この第1
実施例は、請求項1,4記載の発明の実施例であり、所
定の機能に複数の拡張ボードからなる拡張素子1〜3の
追加でそれぞれ機能を拡張することができる画像形成装
置の例である。拡張ボード1〜3は着脱可能であり、操
作部4は各拡張ボード1〜3の追加による拡張機能を実
行させるためのコマンドをそれぞれ入力する拡張機能キ
ー5〜7を有する。
【0016】また、直流電源装置8は、拡張ボード1〜
3への電力供給をそれぞれ制御するリレー9〜11を有
し、交流電源から入力される交流電力により所定の直流
電圧を生成して出力する。リレー9〜11は、直流電源
装置8と拡張ボード1〜3との間の5Vの電源ラインに
接点がそれぞれ設けられ、直流電源装置8から拡張ボー
ド1〜3への供給電力をオン/オフさせる。
【0017】中央制御板からなる制御手段12は、操作
部4の拡張機能キー5〜7からコマンドが入力されない
場合には本実施例の各部を制御して所定の機能を実行さ
せ、操作部4の拡張機能キー5〜7からコマンドが入力
された場合には本実施例の各部及び拡張ボード1〜3を
制御して拡張機能を実行させる。また、直流電源装置8
はリレー制御部13を内蔵し、このリレー制御部13は
中央制御板12からのリレー9〜11に対するトリガ信
号によりリレー9〜11をオン/オフさせる。
【0018】中央制御板12は通常の待機状態ではリレ
ー制御部13へのリレー9〜11に対するアクティブL
(低レベル)のトリガ信号を高レベルとし、リレー制御
部13は中央制御板12からのリレー9〜11に対する
トリガ信号が高レベルになることによりリレー9〜11
をオフさせて直流電源装置8から拡張ボード1〜3への
電力供給を停止させることにより待機時の電力消費を低
減させる。
【0019】図2は第1実施例の動作フローの一部を示
す。中央制御板12は、操作部4の拡張機能キー5から
拡張ボード1の追加による拡張機能を実行させるための
コマンドが入力されると、ステップS1で拡張ボード1
以外の拡張ボード2,3が動作中であるか否かを判断し
て拡張ボード1以外の拡張ボード2,3が動作中でなけ
ればステップS2で直流電源装置8内のリレー制御部1
3へのリレー(RA)9に対するトリガ信号を低レベル
とする。リレー制御部13は中央制御板12からのリレ
ー9に対するトリガ信号が低レベルになることによりリ
レー9をオン状態にし、これにより直流電源装置8から
拡張ボード1へ5Vの直流電圧が印加されて(電力が供
給されて)拡張ボード1がステップS3で動作を開始す
る。
【0020】中央制御板12は、拡張ボード1と通信し
て拡張ボード1が正常に動作していることを確認した後
に拡張ボード1にコマンドを送信して拡張ボード1を動
作させることにより拡張ボード1の拡張機能を実行させ
る。その後、中央制御板12は、ステップS4で拡張ボ
ード1の動作が終了したか否かを判断し、拡張ボード1
の動作が終了した時にはステップS5でリレー制御部1
3へのリレー9に対するトリガ信号を高レベルにして待
機状態とする。リレー制御部13はリレー9に対するト
リガ信号が高レベルになることによりリレー9をオフさ
せ、これにより直流電源装置8から拡張ボード1への電
力供給がオフされる。
【0021】また、中央制御板12は、ステップS1で
拡張ボード1以外の拡張ボード2,3が動作中であれ
ば、ステップS6でその動作が終了したか否かを判断し
てその動作が終了したことを確認した後にステップS7
でその動作を終了した拡張ボード2又は拡張ボード3に
対応するリレー10又はリレー11に対するトリガ信号
を高レベルにしてステップS2に進む。リレー制御部1
3はリレー10又はリレー11に対するトリガ信号が高
レベルになることによりリレー10又はリレー11をオ
フさせ、これにより直流電源装置8から拡張ボード2又
は拡張ボード3への電力供給がオフされる。
【0022】以上の動作は操作部4の拡張機能キー5か
ら拡張ボード1による拡張機能を実行させるためのコマ
ンドが入力された場合の動作であるが、操作部4の拡張
機能キー6から拡張ボード2による拡張機能を実行させ
るためのコマンドが入力された場合にも、同様に、中央
制御板12は拡張ボード2以外の拡張ボード1,3が動
作中であるか否かを判断して拡張ボード2以外の拡張ボ
ード1,3が動作中でなければリレー制御部13へのリ
レー10に対するトリガ信号を低レベルとする。リレー
制御部13は中央制御板12からのリレー10に対する
トリガ信号が低レベルになることによりリレー10をオ
ン状態にし、これにより直流電源装置8から拡張ボード
2へ5Vの直流電圧が印加されて(電力が供給されて)
拡張ボード2が動作を開始する。
【0023】中央制御板12は、拡張ボード2と通信し
て拡張ボード2が正常に動作していることを確認した後
に拡張ボード2にコマンドを送信して拡張ボード2によ
る拡張機能を実行させる。その後、中央制御板12は、
拡張ボード2の動作が終了したか否かを判断し、拡張ボ
ード2の動作が終了した時にはリレー制御部13へのリ
レー10に対するトリガ信号を高レベルにして待機状態
とする。リレー制御部13はリレー10に対するトリガ
信号が高レベルになることによりリレー10をオフさ
せ、これにより直流電源装置8から拡張ボード2への電
力供給がオフされる。
【0024】また、中央制御板12は、拡張ボード2に
よる拡張機能を実行させるためのコマンドが入力された
場合に拡張ボード2以外の拡張ボード1,3が動作中で
あれば、その動作が終了したか否かを判断してその動作
が終了したことを確認した後にその動作を終了した拡張
ボードに対応するリレー9又はリレー11に対するトリ
ガ信号を高レベルにし、リレー制御部13へのリレー1
0に対するトリガ信号を低レベルとするステップに進
む。リレー制御部13はリレー9又はリレー11に対す
るトリガ信号が高レベルになることによりリレー9又は
リレー11をオフさせ、これにより直流電源装置8から
拡張ボード1又は拡張ボード3への電力供給がオフされ
る。
【0025】また、操作部4の拡張機能キー7から拡張
ボード3による拡張機能を実行させるためのコマンドが
入力された場合にも、同様に、中央制御板12は拡張ボ
ード3以外の拡張ボード1,2が動作中であるか否かを
判断して拡張ボード3以外の拡張ボード1,2が動作中
でなければリレー制御部13へのリレー11に対するト
リガ信号を低レベルとする。リレー制御部13は中央制
御板12からのリレー11に対するトリガ信号が低レベ
ルになることによりリレー11をオン状態にし、これに
より直流電源装置8から拡張ボード3へ5Vの直流電圧
が印加されて(電力が供給されて)拡張ボード3が動作
を開始する。
【0026】中央制御板12は、拡張ボード3と通信し
て拡張ボード3が正常に動作していることを確認した後
に拡張ボード3にコマンドを送信して拡張ボード3によ
る拡張機能を実行させる。その後、中央制御板12は、
拡張ボード3の動作が終了したか否かを判断し、拡張ボ
ード3の動作が終了した時にはリレー制御部13へのリ
レー11に対するトリガ信号を高レベルにして待機状態
とする。リレー制御部13はリレー11に対するトリガ
信号が高レベルになることによりリレー11をオフさ
せ、これにより直流電源装置8から拡張ボード3への電
力供給がオフされる。
【0027】また、中央制御板12は、拡張ボード3に
よる拡張機能を実行させるためのコマンドが入力された
場合に拡張ボード3以外の拡張ボード1,2が動作中で
あれば、その動作が終了したか否かを判断してその動作
が終了したことを確認した後にその動作を終了した拡張
ボードに対応するリレー9又はリレー10に対するトリ
ガ信号を高レベルにし、リレー制御部13へのリレー1
1に対するトリガ信号を低レベルとするステップに進
む。リレー制御部13はリレー9又はリレー10に対す
るトリガ信号が高レベルになることによりリレー9又は
リレー10をオフさせ、これにより直流電源装置8から
拡張ボード1又は拡張ボード2への電力供給がオフされ
る。
【0028】このように、第1実施例は、請求項1記載
の発明の実施例であって、所定の機能に複数の拡張素子
としての拡張ボード1〜3の追加でそれぞれ機能を拡張
することが可能な画像形成装置において、拡張素子1〜
3への電力供給を制御し、複数の拡張素子1〜3のうち
操作部4の拡張機能キー5〜7からのコマンドで指定さ
れた動作の実行に必要な最低限の拡張素子にのみ電力を
供給させる制御手段としての中央制御板12を備えたの
で、実行コマンドが入力された1つの拡張素子に対して
のみ直流電源装置8から電力を供給して直流電源装置8
から他の拡張素子への電力供給を停止させることがで
き、実質的に直流電源装置8には中央制御板12と1つ
の拡張素子に対して必要な容量だけを持たせることで、
複合画像形成装置としての機能を省略することなく、直
流電源装置8の小型化、省電力化、低コスト化を図るこ
とができる。
【0029】また、第1実施例は、請求項4記載の発明
の実施例であって、所定の機能に複数の拡張素子1〜3
の追加で機能を拡張することが可能な画像形成装置にお
いて、複数の拡張素子1〜3への電力供給をそれぞれ制
御する複数のリレー9〜11と、この複数のリレー9〜
11を複数の拡張素子1〜3の非使用時にはそれぞれ複
数の拡張素子1〜3への電力供給がそれぞれオフ状態と
なるように制御し、操作部4から入力された動作信号
(コマンド)に応じて複数のリレー9〜11をそれぞれ
複数の拡張素子1〜3への電力供給がそれぞれオン状態
となるように制御する制御手段としての中央制御板12
とを備えたので、拡張機能の非使用時の装置全体の消費
電力を低減することができる。
【0030】図3は本発明の第2実施例を示す。この第
2実施例は、請求項2,4記載の発明の実施例であり、
上記第1実施例において、不揮発の外部メモリ装置14
が設けられている。この外部メモリ装置14は直流電源
装置8から中央制御板12と同じ5Vの電源ライン15
により電力が供給される。また、データバス16は拡張
ボード1〜3と接続され、中央制御板12は不揮発性メ
モリ17を有する。
【0031】図4は第2実施例の動作フローの一部を示
す。中央制御板12は、操作部4の拡張機能キー5から
拡張ボード1の追加による拡張機能を実行させるための
コマンドが入力されると、ステップS21で拡張ボード
2の電源がオンされて拡張ボード2に電力が供給されて
いることで拡張ボード12が動作中であるか否かを判断
して拡張ボード2の電源がオンされていなければ第1実
施例の場合と同様にステップS2〜S5を実行する。
【0032】また、中央制御板12は、拡張ボード2の
電源がオンされていれば、ステップS22で拡張ボード
2の動作が終了しているか否かを判断し、拡張ボード2
の動作が終了していない場合には拡張ボード2に対して
割り込み信号を送信する。拡張ボード2は、中央制御板
12からの割り込み信号を検知すると、ステップS23
で内部の揮発性メモリに納められているデータをデータ
バス16を通して外部メモリ装置14へ転送して記憶さ
せ、このデータ転送が終了した時点で転送終了信号を中
央制御板12へ送信する。
【0033】中央制御板12は、ステップS24で拡張
ボード2からの転送終了信号をチェックして拡張ボード
2が内部の揮発性メモリから外部メモリ装置14へのデ
ータ転送を終了した時点でステップS25に進み、ま
た、ステップS22で拡張ボード2の動作が終了してい
る時にはステップS25に進む。中央制御板12は、ス
テップS25ではリレー制御部13へのリレー10に対
するトリガ信号を高レベルとする。リレー制御部13
は、中央制御板12からのリレー10に対するトリガ信
号が高レベルになることによりリレー10をオフ状態に
し、直流電源装置8から拡張ボード2への電力を停止さ
せる。
【0034】拡張ボード2は、動作を終了すると、中央
制御板12に対して動作終了信号を送信する。中央制御
板12は、拡張ボード2からの動作終了信号を受信して
から、ステップS26でリレー制御部13へのリレー9
に対するトリガ信号を低レベルとする。リレー制御部1
3は中央制御板12からのリレー9に対するトリガ信号
が低レベルになることによりリレー9をオン状態にし、
これにより直流電源装置8から拡張ボード1へ5Vの直
流電圧が印加されて拡張ボード1が動作を開始する。
【0035】中央制御板12は、ステップS27で拡張
ボード1と通信して拡張ボード1が正常に動作している
ことを確認した後に拡張ボード1にコマンドを送信して
拡張ボード1による拡張機能を割り込みで実行させる。
その後、中央制御板12は、ステップS28で拡張ボー
ド1からの動作終了信号をチェックして拡張ボード1の
動作が終了したか否かを判断し、拡張ボード1の動作が
終了した時にはステップS29でリレー制御部13への
リレー9に対するトリガ信号を高レベルにして待機状態
とする。リレー制御部13は、リレー9に対するトリガ
信号が高レベルになることによりリレー9をオフさせ、
直流電源装置8から拡張ボード1への電力供給をオフさ
せる。
【0036】次に、中央制御板12は、ステップS30
でリレー制御部13へのリレー10に対するトリガ信号
を低レベルとする。リレー制御部13は中央制御板12
からのリレー10に対するトリガ信号が低レベルになる
ことによりリレー10をオン状態にし、これにより直流
電源装置8から拡張ボード2へ5Vの直流電圧が印加さ
れて拡張ボード2が動作を開始する。
【0037】次に、中央制御板12は、ステップS31
で拡張ボード2と通信して拡張ボード2が正常に動作し
ていることを確認した後に拡張ボード2に割り込み前に
送信したコマンドを再度送信して拡張ボード2による拡
張機能を実行させる。拡張ボード2は、内部の揮発性メ
モリ内のデータがリレー10のオフによる電源のオフで
失われているから、外部メモリ装置14にアクセスして
外部メモリ装置14から内部の揮発性メモリにデータを
取り込んで戻し、中断した動作を中央制御板12からの
コマンドにより再度開始する。
【0038】その後、中央制御板12は、ステップS3
2で拡張ボード2の動作が終了したか否かを判断し、拡
張ボード2の動作が終了した時にはステップS33でリ
レー制御部13へのリレー10に対するトリガ信号を高
レベルにして待機状態とする。リレー制御部13はリレ
ー10に対するトリガ信号が高レベルになることにより
リレー10をオフさせ、直流電源装置8から拡張ボード
2への電力供給がオフされる。
【0039】以上の動作は操作部4の拡張機能キー5か
ら拡張ボード1の拡張機能を実行させるためのコマンド
が入力されて拡張ボード1の拡張機能を即時に実行し、
又は拡張ボード2の拡張機能の実行を中断して拡張ボー
ド1の拡張機能を割り込みで実行してから拡張ボード2
の拡張機能の実行を再度行う場合の動作であるが、操作
部4の拡張機能キー5から拡張ボード1の拡張機能を実
行させるためのコマンドが入力されて拡張ボード3の拡
張機能の実行を中断して拡張ボード1の拡張機能を割り
込みで実行してから拡張ボード3の拡張機能の実行を再
度行う場合の動作も同様に行われる。
【0040】また、操作部4の拡張機能キー6から拡張
ボード2の拡張機能を実行させるためのコマンドが入力
されて拡張ボード2の拡張機能を即時に実行し、又は拡
張ボード1又は拡張ボード3の拡張機能の実行を中断し
て拡張ボード2の拡張機能を割り込みで実行してから拡
張ボード1又は拡張ボード3の拡張機能の実行を再度行
う場合の動作も上述の場合の動作と同様である。さら
に、操作部4の拡張機能キー7から拡張ボード3の拡張
機能を実行させるためのコマンドが入力されて拡張ボー
ド3の拡張機能を即時に実行し、又は拡張ボード1又は
拡張ボード2の拡張機能の実行を中断して拡張ボード3
の拡張機能を割り込みで実行してから拡張ボード1又は
拡張ボード2の拡張機能の実行を再度行う場合の動作も
上述の場合の動作と同様である。
【0041】このように、第2実施例は、請求項2記載
の発明の実施例であって、所定の機能に複数の拡張素子
としての拡張ボード1〜3の追加で機能を拡張すること
が可能な画像形成装置において、拡張素子による動作の
実行中に他の拡張素子に割込みが発生した場合、現在動
作実行中の拡張素子のデータを不揮発の記憶手段として
の外部メモリ装置14に記憶させた後に電源装置8から
の電力供給先を現在動作実行中の拡張素子から割込みが
発生した拡張素子に変更して動作の割込みを実行させる
制御手段としての中央制御板12を備えたので、ある拡
張機能の実行中に他の緊急の拡張機能の実行命令が操作
部4から入力された場合にその緊急の拡張機能の実行命
令に対応することができ、複数の拡張機能を省略するこ
となく電源装置の小型化、省電力化、低コスト化を図る
ことができるとともに、複数の機能実行命令に対する対
応能力を上げることができる。
【0042】図5は本発明の第3実施例の動作フローの
一部を示す。この第3実施例は、請求項3,4記載の発
明の実施例であり、上記第2実施例において、オペレー
タは操作部4に備えられているキーを予め定められた順
序で連続的に操作することにより拡張機能の優先順位設
定モードに入らせることができる。中央制御板12は、
操作部4からの入力信号をチェックして操作部4に備え
られているキーからの信号が予め定められた順序で連続
的に入力された場合には拡張機能の優先順位設定モード
を設定し、このモードで操作部4から入力された拡張機
能の優先順位を示すデータ、例えば図6に示すように拡
張ボード1の拡張機能、拡張ボード2の拡張機能、拡張
ボード3の拡張機能という順序で拡張機能の優先順位が
低くなることを示すデータを拡張機能優先順位設定デー
タとして不揮発性メモリ17に格納することにより拡張
機能の優先順位を設定する。したがって、オペレータは
拡張機能の優先順位を任意に設定することができる。
【0043】中央制御板12は、操作部4の拡張機能キ
ー5から拡張ボード1の拡張機能を実行させるためのコ
マンドが入力されると、ステップS40で拡張ボード1
以外の拡張ボード2,3が動作中であるか否かを判断し
て拡張ボード1以外の拡張ボード2,3が動作中でなけ
れば第2実施例の場合と同様にステップS2〜S5を実
行する。
【0044】また、中央制御板12は、拡張ボード1以
外の拡張ボード2,3が動作中であれば、ステップS4
1で不揮発性メモリ17内の拡張機能優先順位設定デー
タを参照して拡張ボード1の拡張機能と拡張ボード2、
3の拡張機能とでどちらの優先順位が高いかを判断し、
拡張ボード1の拡張機能の優先順位が動作中の拡張ボー
ド2又は拡張ボード3の拡張機能の優先順位より低い場
合にはステップS42で操作部4に表示信号を送信して
操作部4の表示部に“お待ちください”の表示を行わせ
る。
【0045】また、中央制御板12は、拡張ボード1の
拡張機能の優先順位が拡張ボード2,3の拡張機能の優
先順位より高い場合にはステップS43で拡張ボード1
以外の拡張ボード2,3の動作が終了したか否かを判断
して拡張ボード1以外の拡張ボード2,3の動作が終了
していればステップS44でリレー制御部13へのリレ
ー10,11に対するトリガ信号を高レベルにすること
によりリレー10,11をオフさせて第2実施例の場合
と同様にステップS2〜S5を実行する。
【0046】また、中央制御板12は、拡張ボード1以
外の拡張ボード2,3がの動作が終了していなければ、
第2実施例と同様にその拡張ボード2又は拡張ボード3
に対して割り込み信号を送信する。その拡張ボード2又
は拡張ボード3は、中央制御板12からの割り込み信号
を検知すると、ステップS45で内部の揮発性メモリに
納められているデータをデータバス16を通して外部メ
モリ装置14へ転送して記憶させ、このデータ転送が終
了した時点で転送終了信号を中央制御板12へ送信す
る。
【0047】中央制御板12は、ステップS46でその
拡張ボード2又は拡張ボード3からの転送終了信号をチ
ェックして拡張ボード22又は拡張ボード3が内部の揮
発性メモリから外部メモリ装置14へのデータ転送を終
了した時点でステップS47リレー制御部13へのリレ
ー10又はリレー11に対するトリガ信号を高レベルと
する。リレー制御部13は中央制御板12からのリレー
10又はリレー11に対するトリガ信号が高レベルにな
ることによりリレー10又はリレー11をオフ状態に
し、直流電源装置8から拡張ボード2,3への電力が停
止される。
【0048】拡張ボード2又は拡張ボード3は、動作を
終了すると、中央制御板12に対して動作終了信号を送
信する。中央制御板12は、拡張ボード12又は拡張ボ
ード3からの動作終了信号を受信してから、ステップS
48でリレー制御部13へのリレー9に対するトリガ信
号を低レベルとする。リレー制御部13は中央制御板1
2からのリレー9に対するトリガ信号が低レベルになる
ことによりリレー9をオン状態にし、直流電源装置8か
ら拡張ボード1へ5Vの直流電圧が印加されて(電力が
供給されて)拡張ボード1がステップS49で動作を開
始する。
【0049】中央制御板12は、拡張ボード1と通信し
て拡張ボード1が正常に動作していることを確認した後
に拡張ボード1にコマンドを送信して拡張ボード1によ
る拡張機能を割り込みで実行させる。その後、中央制御
板12は、ステップS50で拡張ボード1からの動作終
了信号をチェックして拡張ボード1の動作が終了したか
否かを判断し、拡張ボード1の動作が終了した時にはス
テップS51でリレー制御部13へのリレー9に対する
トリガ信号を高レベルにして待機状態とする。リレー制
御部13はリレー9に対するトリガ信号が高レベルにな
ることによりリレー9をオフさせ、直流電源装置8から
拡張ボード1への電力供給がオフされる。
【0050】次に、中央制御板12は、ステップS52
でリレー制御部13へ上記割り込みがかけられた拡張ボ
ード2又は拡張ボード3の動作に対応するリレー10又
はリレー11に対するトリガ信号を低レベルとする。リ
レー制御部13は中央制御板12からのリレー10又は
リレー11に対するトリガ信号が低レベルになることに
よりリレー10又はリレー11をオン状態にし、直流電
源装置8から拡張ボード2又は拡張ボード3へ5Vの直
流電圧が印加されて(電力が供給されて)拡張ボード2
又は拡張ボード3が動作を開始する。
【0051】次に、中央制御板12は、ステップS53
で拡張ボード2又は拡張ボード3と通信して拡張ボード
2又は拡張ボード3が正常に動作していることを確認し
た後に拡張ボード2又は拡張ボード3に割り込み前に送
信したコマンドを再度送信して拡張ボード2又は拡張ボ
ード3による拡張機能を実行させる。拡張ボード2又は
拡張ボード3は、内部の揮発性メモリ内のデータがリレ
ー10又はリレー11のオフによる電源のオフで失われ
ているから、外部メモリ装置14にアクセスして外部メ
モリ装置14から内部の揮発性メモリにデータを取り込
んで戻し、中断した動作を中央制御板12からのコマン
ドにより再度開始する。
【0052】その後、中央制御板12は、ステップS5
4で拡張ボード2又は拡張ボード3の動作が終了したか
否かを判断し、拡張ボード2又は拡張ボード3の動作が
終了した時にはステップS55でリレー制御部13への
リレー10又はリレー11に対するトリガ信号を高レベ
ルにして待機状態とする。リレー制御部13はリレー1
0又はリレー11に対するトリガ信号が高レベルになる
ことによりリレー10又はリレー11をオフさせ、直流
電源装置8から拡張ボード2又は拡張ボード3への電力
供給がオフされる。
【0053】以上の動作は操作部4の拡張機能キー5か
ら拡張ボード1の拡張機能を実行させるためのコマンド
が入力されて拡張ボード1の拡張機能を即時に実行し、
又は拡張ボード2又は拡張ボード3の拡張機能の実行を
中断して拡張ボード1の拡張機能を割り込みで実行して
から拡張ボード2又は拡張ボード3の拡張機能の実行を
再度行う場合の動作であるが、操作部4の拡張機能キー
6から拡張ボード2の拡張機能を実行させるためのコマ
ンドが入力されて拡張ボード2の拡張機能を即時に実行
し、又は拡張ボード1又は拡張ボード3の拡張機能の実
行を中断して拡張ボード2の拡張機能を割り込みで実行
してから拡張ボード1又は拡張ボード3の拡張機能の実
行を再度行う場合の動作も同様であり、中央制御板12
は拡張ボード2の拡張機能の優先順位が動作中の拡張ボ
ード1又は拡張ボード3の拡張機能の優先順位より低い
場合には操作部4に表示信号を送信して操作部4の表示
部に“お待ちください”の表示を行わせる。
【0054】また、操作部4の拡張機能キー7から拡張
ボード3の拡張機能を実行させるためのコマンドが入力
されて拡張ボード3の拡張機能を即時に実行し、又は拡
張ボード1又は拡張ボード2の拡張機能の実行を中断し
て拡張ボード3の拡張機能を割り込みで実行してから拡
張ボード1又は拡張ボード2の拡張機能の実行を再度行
う場合の動作も同様であり、中央制御板12は拡張ボー
ド3の拡張機能の優先順位が動作中の拡張ボード1又は
拡張ボード2の拡張機能の優先順位より低い場合には操
作部4に表示信号を送信して操作部4の表示部に“お待
ちください”の表示を行わせる。
【0055】このように、拡張機能の優先順位より高い
拡張ボードの動作中に拡張機能の優先順位より低い拡張
ボードの拡張機能の実行命令が入力された場合には、中
央制御板12は割り込み信号を発生せずに動作中の拡張
ボードの拡張機能の実行命令が終了するまで実行命令が
入力された拡張ボードは待ち状態になる。
【0056】この第3実施例は、請求項3記載の発明の
実施例であって、所定の機能に複数の拡張素子としての
拡張ボード1〜3の追加で機能を拡張することが可能な
画像形成装置において、複数の拡張素子1〜3による複
数の拡張機能の実行命令が同時期に入力された際の各拡
張素子1〜3による拡張機能の実行の優先性を設定する
ことを可能にしたので、即時性が要求される機能、つま
り、必要性や緊急性が高い機能の実行中には操作部4に
よる他の機能の実行要求を待ち状態とすることができ、
また、即時性が要求されない機能の実行中に即時性が要
求される機能の実行が操作部4により要求された場合に
は要求されない機能の実行を割り込みで行うことができ
る。このため、複数の拡張機能を省略することなく電源
装置の小型化、省電力化、低コスト化を図ることができ
るとともに、ユーザの利便性を上げることができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、所定の機能に複数の拡張素子の追加で機能を拡張す
ることが可能な画像形成装置において、前記拡張素子へ
の電力供給を制御し、前記複数の拡張素子のうち指定さ
れた動作の実行に必要な最低限の拡張素子にのみ電力を
供給させる制御手段を備えたので、複数の拡張機能を省
略することなく電源装置の小型化、省電力化、低コスト
化を図ることができる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、所定の機能
に複数の拡張素子の追加で機能を拡張することが可能な
画像形成装置において、前記拡張素子による動作の実行
中に他の拡張素子に割込みが発生した場合、現在動作実
行中の拡張素子のデータを不揮発の記憶手段に記憶させ
た後に電源装置からの電力供給先を現在動作実行中の拡
張素子から割込みが発生した拡張素子に変更して動作の
割込みを実行させる制御手段を備えたので、複数の拡張
機能を省略することなく電源装置の小型化、省電力化、
低コスト化を図ることができるとともに、複数の機能実
行命令に対する対応能力を上げることができる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、所定の機能
に複数の拡張素子の追加で機能を拡張することが可能な
画像形成装置において、複数の拡張素子による複数の拡
張機能の実行命令が同時期に入力された際の各拡張素子
による拡張機能の実行の優先性を設定することを可能に
したので、複数の拡張機能を省略することなく電源装置
の小型化、省電力化、低コスト化を図ることができると
ともに、ユーザの利便性を上げることができる。
【0060】請求項4記載の発明によれば、所定の機能
に複数の拡張素子の追加で機能を拡張することが可能な
画像形成装置において、前記複数の拡張素子への電力供
給をそれぞれ制御する複数のリレーと、この複数のリレ
ーを前記複数の拡張素子の非使用時にはそれぞれ前記複
数の拡張素子への電力供給がそれぞれオフ状態となるよ
うに制御し、操作部から入力された動作信号に応じて前
記複数のリレーをそれぞれ前記複数の拡張素子への電力
供給がそれぞれオン状態となるように制御する制御手段
とを備えたので、拡張機能の非使用時の装置全体の消費
電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】同第1実施例の動作フローを示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図4】同第2実施例の動作フローを示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の第3実施例の動作フローを示すフロー
チャートである。
【図6】同第3実施例の拡張機能優先順位設定例を示す
図である。
【符号の説明】
1〜3 拡張ボード 4 操作部 5〜7 拡張機能キー 8 直流電源装置 9〜11 リレー 12 中央制御板 14 外部メモリ装置 17 不揮発性メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の機能に複数の拡張素子の追加で機能
    を拡張することが可能な画像形成装置において、前記拡
    張素子への電力供給を制御し、前記複数の拡張素子のう
    ち指定された動作の実行に必要な最低限の拡張素子にの
    み電力を供給させる制御手段を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】所定の機能に複数の拡張素子の追加で機能
    を拡張することが可能な画像形成装置において、前記拡
    張素子による動作の実行中に他の拡張素子に割込みが発
    生した場合、現在動作実行中の拡張素子のデータを不揮
    発の記憶手段に記憶させた後に電源装置からの電力供給
    先を現在動作実行中の拡張素子から割込みが発生した拡
    張素子に変更して動作の割込みを実行させる制御手段を
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】所定の機能に複数の拡張素子の追加で機能
    を拡張することが可能な画像形成装置において、複数の
    拡張素子による複数の拡張機能の実行命令が同時期に入
    力された際の各拡張素子による拡張機能の実行の優先性
    を設定することを可能にしたことを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】所定の機能に複数の拡張素子の追加で機能
    を拡張することが可能な画像形成装置において、前記複
    数の拡張素子への電力供給をそれぞれ制御する複数のリ
    レーと、この複数のリレーを前記複数の拡張素子の非使
    用時にはそれぞれ前記複数の拡張素子への電力供給がそ
    れぞれオフ状態となるように制御し、操作部から入力さ
    れた動作信号に応じて前記複数のリレーをそれぞれ前記
    複数の拡張素子への電力供給がそれぞれオン状態となる
    ように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
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