JPH08187919A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH08187919A
JPH08187919A JP7001210A JP121095A JPH08187919A JP H08187919 A JPH08187919 A JP H08187919A JP 7001210 A JP7001210 A JP 7001210A JP 121095 A JP121095 A JP 121095A JP H08187919 A JPH08187919 A JP H08187919A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 節電モードの移行および解除において、誤動
作の発生を防止できるプリンタ装置を提供する。 【構成】 プリンタ装置は、主制御回路1と、画像形成
部10と、外部ホスト装置9との間で通信するためのイ
ンタフェース制御部8と、操作スイッチ等を含む操作パ
ネル20などで構成される。画像形成部10に電力が供
給される通常モードにはオンラインモードM1とオフラ
インモードM2とがある。電源遮断回路32、33が動
作する節電モードにはスリープモードM3とパワーオフ
モードM4とがある。スリープモードM3において外部
ホスト装置9からのデータ入力またはスイッチ21の操
作があると、オンラインモードM1に復帰する。一方、
パワーオフモードM4においてスイッチ21の操作があ
るとオンラインモードM1に復帰するが、外部ホスト装
置9からのデータ入力ではモード解除されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に文字や画像
を形成するためのプリンタ装置に関し、特に非動作時に
電力消費の低減化が可能なプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルドットプリンタ等のプリ
ンタ装置において、装置全体に供給する電力を1つの電
源スイッチで制御する構成、すなわち、電源スイッチを
オンにすると装置全体への電力供給を開始し、電源スイ
ッチをオフにすると装置全体への電力供給を停止する構
成が一般的である。
【0003】近年、消費電力の低減化を図るために、非
動作時に印字機構部や表示ランプなど特定部分の電力供
給を制御する第2の電源スイッチを設けたプリンタ装置
が提案されている。第2の電源スイッチはリレー等で構
成され、主制御回路によって制御される。
【0004】プリンタ装置が印字出力を行わない場合、
たとえばプリンタ装置に接続されているホストコンピュ
ータから印字データや印字制御コード等のデータが一定
時間入力されない場合に、主制御回路は第2の電源スイ
ッチを動作させて特定部分の消費電力を抑えるオートパ
ワーオフ制御を行った後、主制御回路およびその周辺回
路だけが通電状態になる節電モードに入る。この節電モ
ード状態において、再びホストコンピュータからデータ
入力が開始すると、速やかに第2の電源スイッチを投入
してプリンタ装置を活性化し、いつでも印字可能な通常
モードに復帰する。
【0005】さらに、ホストコンピュータからのデータ
入力が一定時間途絶えた場合だけでなく、使用者のパネ
ルスイッチ操作によって強制的に節電モードへの移行お
よびその解除を行うようにしたプリンタ装置も知られて
いる。
【0006】このようなプリンタ装置では、節電モード
時の消費電力が極めて少なくなるため、第1の電源スイ
ッチを省くことが可能となり、部品点数の削減および低
価格化が図られる。
【0007】また同様な先行技術として、電力消費の低
減を図ったデータ端末装置が開示されている(特開昭5
7−155633号公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
コンピュータからデータが連続的に送られているとき、
送信データの取り違えや用紙サイズの選択ミスなどでプ
リンタ装置の印字動作を中断したい場合がある。この場
合、使用者はパネルスイッチ操作によって強制的に節電
モードへ移行させて、印字動作を停止することになる
が、その直後にホストコンピュータからのデータ入力が
あると、節電モードが即座に解除されて印字動作が再開
してしまうため、使用者の意図に反する動作が起こる。
【0009】また、ホストコンピュータの電源がオンま
たはオフすると、コンピュータ機種によってはデータ送
信と同様な信号をプリンタ装置側に一瞬出力するものが
ある。そのため、プリンタ装置が節電モードに保持され
た状態でホストコンピュータの電源がオン/オフする
と、プリンタ装置がデータ入力ありと判断し、節電モー
ドを解除して通常モードに復帰してしまい、使用者の意
図に反する動作が起きてしまう。
【0010】このようにホストコンピュータからのデー
タ入力によって節電モードを解除するプリンタ装置にお
いて、使用者よりもホストコンピュータが優先されて、
使用者の意図が反映されない場合が出てくる。
【0011】本発明の目的は、節電モードの移行および
解除において、誤動作の発生を防止できるプリンタ装置
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部ホスト装
置との間で信号を送受するためのインタフェース制御手
段と、信号入力手段を含む操作パネルと、記録媒体に画
像を形成するための画像形成手段と、インタフェース制
御手段、操作パネルおよび画像形成手段との間で信号を
送受し、所定のプログラムに従って信号処理を行う主制
御手段と、主制御手段の指令によって操作パネルおよび
画像形成手段への電力供給を停止もしくは制限するため
の電力供給制御手段とを備えるプリンタ装置において、
外部ホスト装置からの信号入力が所定時間途絶えたとき
または操作パネルからの信号入力があったときに、前記
電力供給制御手段が動作する2つの節電モードを有し、
第1節電モードは、外部ホスト装置および操作パネルの
何れか一方からの信号入力によって解除されるモードで
あり、第2節電モードは、操作パネルからの信号入力に
よってのみ解除されるモードであることを特徴とするプ
リンタ装置である。また本発明は、外部ホスト装置から
の信号入力を許容し、操作パネルからの信号入力を一部
制限するオンラインモードと、外部ホスト装置からの信
号入力を制限して、操作パネルからの信号入力を許容す
るオフラインモードとを有し、オンラインモードから節
電モードに移行する場合は第1節電モードが選択され、
オフラインモードから節電モードに移行する場合は第2
節電モードが選択されることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明に従えば、プリンタ装置が第1節電モー
ドである状態では、外部ホスト装置および操作パネルの
何れか一方からの信号入力によって解除される。一方、
プリンタ装置が第2節電モードである状態では、操作パ
ネルからの信号入力によってのみ解除される。したがっ
て、外部ホスト装置からの信号入力が継続していると
き、使用者が印字動作を強制的に中断させたい場合に
は、プリンタ装置を第2節電モードに設定することによ
って、その後外部ホスト装置からの信号入力によって解
除されなくなる。また、第2節電モードの状態では、外
部ホスト装置から誤った信号が送られてきても不用意に
解除されなくなる。こうして使用者の意図に沿った節電
モードの移行および解除を実現できる。なお、第2節電
モードを解除するには、操作パネルからの信号入力によ
って行う。
【0014】また、オンラインモードから節電モードに
移行する場合は第1節電モードを選択することによっ
て、モード移行の際に外部ホスト装置とのデータ通信を
有効にした状態が継続する。さらに、オフラインモード
から節電モードに移行する場合は第2節電モードを選択
することによって、モード移行の際に外部ホスト装置と
のデータ通信を制限した状態が継続する。したがって、
使用者はプリンタ装置が現在オンラインモードかオフラ
インモードかを認識するだけで、第1および第2節電モ
ードの設定を確実に行うことができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の電気的構成を示
すブロック図である。プリンタ装置は、装置全体の動作
を制御する主制御回路1と、記録媒体を搬送しながら文
字や画像を形成するための画像形成部10と、コンピュ
ータなどの外部ホスト装置9との間で信号を送受するた
めのインタフェース制御部8と、操作スイッチ等の信号
入力手段およびLED(発光ダイオード)等の信号表示
手段が組み込まれた操作パネル20などで構成される。
【0016】主制御回路1は、CPU(中央処理装置)
2と、不揮発性メモリであるROM(リードオンリメモ
リ)6と、データの書替えが可能なRAM(ランダムア
クセスメモリ)7などで構成される。
【0017】CPU2は、ROM6に格納されたプログ
ラムに従って、データ入出力、データ転送、演算等の信
号処理を行うとともに、経過時間を計測するためのタイ
マー3と、インタフェース制御部8からの信号DINを
監視してCPU2に割込みAを発生する信号監視/割込
みA発生回路(以下「割込みA発生回路」という)4
と、操作パネル20からの信号SELを監視してCPU
2に割込みBを発生する信号監視/割込みB発生回路
(以下「割込みB発生回路」という)5とを有する。R
OM6は、CPU2の動作に必要な制御プログラムおよ
びデータや文字コードや文字フォントなど印字に必要な
データを格納している。RAM7は、CPU2のワーク
エリア、外部ホスト装置からの受信データの一時保管や
印字すべきビットマップデータの展開などに使用され
る。
【0018】画像形成部10は、記録媒体に印字を行う
印字ヘッド12およびヘッド制御回路11と、印字ヘッ
ド12を搭載したキャリッジ(CR)を記録媒体の幅方
向に移送するCRモータ14およびCRモータ制御回路
13と、記録媒体を所定量ずつ搬送したり、吸入または
排出するPF(ペーパフィード)モータ16およびPF
モータ制御回路15などを備え、それぞれ主制御回路1
からの指令に基づいて動作する。
【0019】インタフェース制御部8は、外部ホスト装
置9から送られる印字データや印字制御コードなどのデ
ータを受信して主制御回路1へ出力したり、逆に主制御
回路1からプリンタ装置のステータス情報を受けて外部
ホスト装置9へ送信する。外部ホスト装置9とインタフ
ェース制御部8との間は、たとえばセントロニクス準拠
と呼ばれるパラレルインタフェース方式で接続されてお
り、代表的な信号線として、ビジー信号BUSY、エラ
ー信号ERR、ストローブ信号STB、データ信号DA
TA1〜8等が規定されている。外部ホスト装置9から
出力されるストローブ信号STBはローアクティブであ
って、通常は「1(ハイレベル)」であって、外部ホス
ト装置9がプリンタ装置にデータ信号DATA1〜8を
出力すると「0(ローレベル)」に反転し、データ出力
が終わると「1」に戻り、この繰返しによって1バイト
ずつデータ転送が行われる。インタフェース制御部8
は、ストローブ信号STBが「0」であると、ビジー信
号BUSYを「1」にして外部ホスト装置9の送信動作
を待機させる。また、エラー信号ERRは、プリンタ装
置に回復不能な不具合が生じた場合に「0」となって、
外部ホスト装置9の送信動作を中止させる。なお、本実
施例ではパラレルインタフェース方式を用いた例を説明
するが、本発明はRS−232Cなどのシリアルインタ
フェース方式等にも適用可能である。
【0020】操作パネル20は、プリンタ装置のオンラ
インモードとオフラインモードとを選択するスイッチ2
1と、記録用紙の吸入/排出や行送りを指示するスイッ
チ22と、プリンタ装置が印字準備状態のとき点灯する
LED23などを有する。ここで、オンラインモードと
は、外部ホスト装置9からの信号入力を許容し、該信号
に基づいて動作するとともに、操作パネル20からの信
号入力を一部制限するモードである。また、オフライン
モードとは、外部ホスト装置9からの信号入力を制限す
るとともに、操作パネル20からの信号入力を許容し、
該信号に基づいて動作するモードである。
【0021】図2は操作パネル20のレイアウト図であ
る。スイッチ21、22は押す時間によって2つの機能
を兼用している。スイッチ21は、瞬間的に押す度にオ
ンラインモードとオフラインモードが交互に切り替わ
り、一方、たとえば1.5秒以上押し続けると後述する
節電モードへ移行する。さらに、節電モードへ移行した
場合は、スイッチ21を再び押すことによって通常モー
ドに復帰する。スイッチ22は、瞬間的に押す度に記録
用紙が1行ずつ搬送される行送り(LF:ラインフィー
ド)が動作し、一方、たとえば1.5秒以上押し続ける
と記録用紙の吸入/排出を行う頁送り(FF:フォーム
フィード)が動作する。また、LED23が点灯する
と、プリンタ装置が印字動作可能な状態を示す。
【0022】図1に戻って、プリンタ装置には、デジタ
ル信号を扱うロジック系の回路に電力を供給するロジッ
ク電源30と、モータ等の比較的大電力を必要とするユ
ニットに電力を供給するドライブ電源31とが設けられ
る。ロジック電源30はたとえばTTLやCMOSに適
合する直流5Vを電源ラインV1に出力し、主制御回路
1、インタフェース制御部8および操作パネル20に電
力を供給する。また、電源ラインV1の一部はリレー等
の電源遮断回路32を介して電源ラインV2として、操
作パネル20および画像形成部10に電力を供給する。
ドライブ電源31はリレー等の電源遮断回路33を介し
て電源ラインV3として、画像形成部10に電力を供給
する。電源遮断回路32、33は、主制御回路1からの
節電信号SPが「1」であるとき電源ラインV2、V3
へ電力を供給し、一方、節電信号SPが「0」であると
き電源ラインV2、V3への電力供給を遮断する。
【0023】次にプリンタ装置の節電モードについて説
明する。プリンタ装置が節電モードに移行する条件とし
て、a)外部ホスト装置9からの信号入力が所定時間途
絶えたとき、b)操作パネル20からの信号入力があっ
たとき、という2つの条件がある。まずa)に関して、
外部ホスト装置9から信号入力がある毎にタイマー3を
起動して、最後の信号入力時から所定時間経過すると、
主制御回路1が節電信号SPを「0」に保って節電モー
ドに入る。またb)に関して、操作パネル20のスイッ
チ21を一定時間押し続けると、使用者からの節電移行
操作があったと判断して、主制御回路1は節電信号SP
を「0」に保って節電モードに入る。
【0024】次に節電モードの解除について説明する。
プリンタ装置が節電モードから通常モードに復帰する条
件として、c)外部ホスト装置9からの信号入力が開始
したとき、d)操作パネル20からの信号入力があった
とき、という2つの条件がある。まずc)に関して、外
部ホスト装置9からのストローブ信号STBが「0」に
反転すると、インタフェース制御部8は信号DINを
「1」に反転させる。割込みA発生回路4はこのレベル
変化を検出してCPU2に割込みAを発生し、CPU2
は割込みAに対応した制御プログラムを実行するととも
に、節電信号SPを「1」に保って通常モードに戻る。
またd)に関して、操作パネル20のスイッチ21を押
すと、信号SELが「1」に反転して、割込みB発生回
路5はこのレベル変化を検出してCPU2に割込みBを
発生し、CPU2は割込みBに対応した制御プログラム
を実行するとともに、節電信号SPを「1」に保って通
常モードに戻る。なお、以上の説明において、CPU2
への割込みを発生する信号レベルやタイミングは適宜変
更可能であり、さらに割込みを任意に禁止することも可
能である。
【0025】図3は、プリンタ装置のモード遷移図であ
る。画像形成部10などに電力が供給される通常モード
には、オンラインモードM1とオフラインモードM2と
があり、スイッチ21を瞬間的に押す度に交互に切り替
わる。一方、電源遮断回路32、33が動作して画像形
成部10などへの電力供給が停止する節電モードには、
スリープモード(第1節電モード)M3とパワーオフモ
ード(第2節電モード)M4とがある。
【0026】スリープモードM3は、オンラインモード
M1の状態において、前述の条件a)またはb)が成立
したときに遷移する。その後、スリープモードM3は、
前述の条件c)またはd)が成立したときに解除され、
プリンタ装置を初期化する初期化モードM5を経由し
て、オンラインモードM1に復帰する。
【0027】パワーオフモードM4は、オフラインモー
ドM2の状態において、前述の条件b)が成立したとき
に遷移する。その後、パワーオフモードM4は、前述の
条件d)が成立したときに解除され、プリンタ装置を初
期化する初期化モードM5を経由して、オンラインモー
ドM1に復帰する。
【0028】このようなモード遷移図において、オンラ
インモードM1からスリープモードM3に移行する場合
は、外部ホスト装置9とのデータ通信を有効にした状態
が継続する。また、オフラインモードM2からパワーオ
フモードM4に移行する場合は、外部ホスト装置とのデ
ータ通信が断たれた状態が継続する。したがって、使用
者はプリンタ装置が現在オンラインモードM1かオフラ
インモードM2かを認識するだけで、スリープモードM
3とパワーオフモードM4の設定を確実に行うことがで
きる。
【0029】図4は、プリンタ装置の基本動作を示すフ
ローチャートである。まずプリンタ装置の電源が投入さ
れるとスリープモードM3またはパワーオフモードM4
の何れかの節電モードになり、この状態で前述の条件
c)またはd)が成立するとステップa1から節電モー
ド解除ルーチンがスタートする。ステップa2において
主制御回路1、インタフェース制御部8、操作パネル2
0および画像形成部10の各制御回路11、13、15
の初期設定を行って、ステップa3において印字ヘッド
12、CRモータ14およびPFモータ16などのメカ
機構部を初期位置に設定する。こうして初期化モードM
5を終了して、ステップa4で外部ホスト装置9とのデ
ータ通信を可能とするオンラインモードM1に移行し
て、LED23を点灯させてレディー状態になる。
【0030】次にステップa5において、外部ホスト装
置9から印字データや印字制御コードなどのデータが入
力されているか否かを判定し、データ入力が無ければス
テップa6に移行して、オンラインモードM1における
操作パネル制御ルーチン(図5参照)を実行してステッ
プa5に戻る。
【0031】一方、ステップa5において外部ホスト装
置9からのデータ入力があれば、ステップa7へ移行し
て受信データをインタフェース制御部8に取り込んで、
ステップa8でステップa6と同様にオンラインモード
M1における操作パネル制御ルーチン(図5参照)を実
行する。次にステップa9において、受信データが印字
データであるか、印字制御(コントロール)コードであ
るかを判定して、印字データであればステップa10で
該印字データをRAM7に格納し、一方、印字制御コー
ドであればステップa11で該制御コードに対応する処
理を行う。
【0032】次にステップa12において、印字開始条
件(たとえばラインプリンタでは、CRLFコードの検
出やバッファメモリの飽和など)が成立したか否かを判
定し、印字開始条件が成立していなければステップa5
に戻って再びデータ入力があるまで待機する。印字開始
条件が成立すると、ステップa13で1行分の印字出力
動作を実行して、ステップa14〜a15において改行
が必要であれば改行動作を行って、ステップa16でス
テップa6と同様にオンラインモードM1における操作
パネル制御ルーチン(図5参照)を実行する。その後、
ステップa5に戻って再びデータ入力があるまで待機す
る。
【0033】図5は、図4のステップa6、a8、a1
6の動作を示すフローチャートであり、オンラインモー
ドM1における操作パネル制御ルーチンである。まずス
テップb1からスタートしてステップb2において、図
2に示した操作パネル20のスイッチ21、22に関す
るパネル情報を主制御回路1に取り込んで、ステップb
3で用紙制御用のスイッチ22が押されているか否かを
判定する。スイッチ22が押されていればステップb4
へ移行してプリンタ装置内に記録用紙が存在するか否か
を判定し、用紙が存在するとステップb5で用紙を排出
し、一方、用紙が存在しないとステップb6で新たな用
紙を吸入してステップb2に戻る。
【0034】ステップb3でスイッチ22が押されてい
ないと、ステップb7で今度はスイッチ21が押されて
いるか否かを判定する。スイッチ21も押されていない
とステップb8へ移行してパネル制御ルーチンを終了
し、図4のステップa6、a8a16の次処理を続行す
る。
【0035】一方、スイッチ21が押されていると、ス
テップb9でタイマー3の計測時間を所定時間(たとえ
ば1.5秒)に設定してから起動し、ステップb10で
引き続きスイッチ21が押されているか否かを判定す
る。スイッチ21が押されていなければ、ステップb1
1へ移行してタイマー3を停止し、ステップb12でL
ED23を点滅させ、ステップb13でインタフェース
制御部8の動作を止めるオフライン処理を実行して、ス
テップb14でオフラインモードM2に移行する(図6
参照)。なお、LED23はオンラインモードM1で連
続点灯する。
【0036】ステップb10でスイッチ21が押されて
いると、タイマー3が所定時間を計測するまでステップ
b10、b15を繰り返す。スイッチ21の押された状
態が所定時間持続すると、ステップb16でタイマー3
を停止し、ステップb17で割込みA発生回路4による
CPU2への割込みAを許可し、次にステップb18で
割込みB発生回路5によるCPU2への割込みBを許可
する。なお、CPU2への割込みは図4のステップa2
の初期化において予め禁止されている。次に、ステップ
b19、b20でインタフェース制御部9が外部ホスト
装置9に対してビジー信号BUSY「0」およびエラー
信号ERR「1」を出力して、プリンタ装置がデータ受
信可能であることを知らせてから、ステップb21で主
制御回路1は節電信号PSを「0」に保ってスリープモ
ードM3に突入する。スリープモードM3になると、外
部ホスト装置9からデータ入力による割込みAおよびス
イッチ21の操作による割込みBの何れか一方が発生す
るまで、電源遮断回路32、33を動作させて節電状態
を継続する。
【0037】図6は、図5のステップb14以降の動作
を示すフローチャートであり、オフラインモードM2の
制御ルーチンである。まずステップc1からスタートし
てステップc2において、図2に示した操作パネル20
のスイッチ21、22に関するパネル情報を主制御回路
1に取り込んで、ステップc3で用紙制御用のスイッチ
22が押されているか否かを判定する。スイッチ22が
押されていればステップc4へ移行してプリンタ装置内
に記録用紙が存在するか否かを判定し、用紙が存在しな
いとステップc5で新たな用紙を吸入し、一方、用紙が
存在するとステップc6でスイッチ22の押し時間の長
さに応じて行送りまたは頁送りを行ってから、ステップ
c2に戻る。
【0038】ステップc3でスイッチ22が押されてい
ないと、ステップc7で今度はスイッチ21が押されて
いるか否かを判定する。スイッチ21も押されていない
とステップc2に戻ってスイッチ21、22の検出ルー
プを繰り返す。
【0039】一方、スイッチ21が押されていると、ス
テップc8でタイマー3の計測時間を所定時間(たとえ
ば1.5秒)に設定してから起動し、ステップc9で引
き続きスイッチ21が押されているか否かを判定する。
スイッチ21が押されていなければ、ステップc10へ
移行してタイマー3を停止し、ステップc11でLED
23を連続点灯にして、ステップc12でインタフェー
ス制御部8の動作を再開するオンライン処理を実行し
て、ステップc13でオンラインモードM1に移行し、
図4のステップa4に戻ってレディー状態になる。
【0040】ステップc9でスイッチ21が押されてい
ると、タイマー3が所定時間を計測するまでステップc
9、c14を繰り返す。スイッチ21の押された状態が
所定時間持続すると、ステップc15でタイマー3を停
止し、ステップc16で割込みA発生回路4によるCP
U2への割込みAを禁止して、外部ホスト装置9からの
データ入力によるモード解除を防ぐ。次にステップc1
7で割込みB発生回路5によるCPU2への割込みBを
許可する。
【0041】次に、ステップc18、c19でインタフ
ェース制御部9が外部ホスト装置9に対してビジー信号
BUSY「1」およびエラー信号ERR「0」を出力し
て、プリンタ装置がデータ受信不能であることを知らせ
てから、ステップc20で主制御回路1は節電信号PS
を「0」に保ってパワーオフモードM4に突入する。な
お、ビジー信号BUSY「0」およびエラー信号ERR
「1」を出力してからパワーオフモードM4に突入して
もよく、その場合には外部ホスト装置9がデータ出力を
行ってもプリンタ装置に取り込まれず、いわゆるデータ
垂れ流しが行われる。パワーオフモードM4になると、
スイッチ21の操作による割込みBが発生するまで電源
遮断回路32、33を動作させて節電状態を継続する。
【0042】図7は、割込みAによるモード解除動作を
示すフローチャートである。プリンタ装置がスリープモ
ードM3に突入して節電状態になった後、外部ホスト装
置9からのデータ入力が再開してストローブ信号STB
のレベル反転を検出すると、データ入力状態を示す信号
DINが「1」になって割込みA発生回路4に入力され
る。すると、割込みA発生回路4がCPU2に割込みA
を発生して、ステップd1からスタートしてステップd
2で、信号DINが「1」であるか否かを再度判定し
て、今度は「0」であればノイズによる誤動作と判断し
て、ステップd3、d4へ移行して割込みAおよび割込
みBの発生を許可して、ステップd5でスリープモード
M3へ戻る。
【0043】一方、ステップd2で信号DINが「1」
であれば、ステップd6、d7で割込みAおよび割込み
Bの発生を禁止する。これは、通常のオンラインモード
M1およびオフラインモードM2においても、外部ホス
ト装置9またはスイッチ21、22からのデータ入力が
ある度に信号DINまたは信号SELはレベル変化する
ため、このレベル変化による割込み発生を防止するため
である。次にステップd8でスリープモードM3を解除
して、図4のステップa1に戻って初期化モードM5を
経由してから図4のステップa4でオンラインモードM
1に入る。
【0044】図8は、割込みBによるモード解除動作を
示すフローチャートである。プリンタ装置がスリープモ
ードM3またはパワーオフモードM4に突入して節電状
態になった後、スイッチ21が押されると、スイッチ2
1の操作を示す信号SELが「1」になって割込みB発
生回路5に入力される。すると、割込みB発生回路5が
CPU2に割込みBを発生して、ステップe1からスタ
ートしてステップe2で、信号SELが「1」であるか
否かを再度判定して、今度は「0」であればノイズによ
る誤動作と判断して、ステップe3へ移行して割込みB
の発生を許可して、ステップe4で割込みBが発生した
ときのモードを判定し、スリープモードM3であればス
テップe5で割込みAの発生を許可してステップe6で
スリープモードM3へ戻る。
【0045】一方、割込みB発生時がパワーオフモード
M4であれば、ステップe7で外部ホスト装置9からの
データ入力による割込みAの発生を禁止して、パワーオ
フモードM4へ戻る。
【0046】またステップe2で信号SELが「1」で
あれば、ステップe9、e10で割込みAおよび割込み
Bの発生を禁止して、ステップe11で割込みB発生時
のモードを解除して、図4のステップa1に戻って初期
化モードM5を経由してから図4のステップa4でオン
ラインモードM1に入る。
【0047】このようにオフラインモードM2からパワ
ーオフモードM4に移行した場合は、外部ホスト装置9
からのデータ入力による割込みAの発生を禁止して、ス
イッチ21の操作による割込みBだけを許容している。
これによって外部ホスト装置9を無視して強制的な節電
モードを選択することが可能となる。
【0048】なお、前述の実施例においては、電源遮断
回路32,33にリレー等の機械的遮断器を使用した
が、遮断器を使用する代わりに、CPUをHALT(ホ
ルト)状態にしたり、各部に供給されるクロックを停止
したりすることによって周辺回路やドライブ段での電力
消費を抑制する節電方式を使用した場合においても本願
発明を適用できることはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、外
部ホスト装置からの信号入力が継続しているとき、使用
者が印字動作を強制的に中断させたい場合には、プリン
タ装置を第2節電モードに設定することによって、その
後外部ホスト装置からの信号入力によって解除されなく
なる。さらに、第2節電モードの状態では、外部ホスト
装置から誤った信号が送られてきても不用意に解除され
なくなる。こうして使用者の意図に沿った節電モードの
移行および解除を実現できる。
【0050】また、使用者はオンラインモードかオフラ
インモードかを認識するだけで、第1および第2節電モ
ードの設定を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示すブロック
図である。
【図2】操作パネル20のレイアウト図である。
【図3】プリンタ装置のモード遷移図である。
【図4】プリンタ装置の基本動作を示すフローチャート
である。
【図5】図4のステップa6、a8、a16の動作を示
すフローチャートである。
【図6】図5のステップb14以降の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】割込みAによるモード解除動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】割込みBによるモード解除動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 主制御回路 2 CPU 3 タイマー 4 信号監視/割込みA発生回路 5 信号監視/割込みB発生回路 6 ROM 7 RAM 8 インタフェース制御部 9 外部ホスト装置 10 画像形成部 20 操作パネル 21、22 スイッチ 23 LED 30 ロジック電源 31 ドライブ電源 32、33 電源遮断回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 1/32 3/12 K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部ホスト装置との間で信号を送受する
    ためのインタフェース制御手段と、 信号入力手段を含む操作パネルと、 記録媒体に画像を形成するための画像形成手段と、 インタフェース制御手段、操作パネルおよび画像形成手
    段との間で信号を送受し、所定のプログラムに従って信
    号処理を行う主制御手段と、 主制御手段の指令によって操作パネルおよび画像形成手
    段への電力供給を停止もしくは制限するための電力供給
    制御手段とを備えるプリンタ装置において、 外部ホスト装置からの信号入力が所定時間途絶えたとき
    または操作パネルからの信号入力があったときに、前記
    電力供給制御手段が動作する2つの節電モードを有し、 第1節電モードは、外部ホスト装置および操作パネルの
    何れか一方からの信号入力によって解除されるモードで
    あり、 第2節電モードは、操作パネルからの信号入力によって
    のみ解除されるモードであることを特徴とするプリンタ
    装置。
  2. 【請求項2】 外部ホスト装置からの信号入力を許容
    し、操作パネルからの信号入力を一部制限するオンライ
    ンモードと、 外部ホスト装置からの信号入力を制限して、操作パネル
    からの信号入力を許容するオフラインモードとを有し、 オンラインモードから節電モードに移行する場合は第1
    節電モードが選択され、オフラインモードから節電モー
    ドに移行する場合は第2節電モードが選択されることを
    特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
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