JPH082682Y2 - 現像剤補給装置 - Google Patents

現像剤補給装置

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JPH082682Y2
JPH082682Y2 JP1989008829U JP882989U JPH082682Y2 JP H082682 Y2 JPH082682 Y2 JP H082682Y2 JP 1989008829 U JP1989008829 U JP 1989008829U JP 882989 U JP882989 U JP 882989U JP H082682 Y2 JPH082682 Y2 JP H082682Y2
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JP
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toner
hopper
end side
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roller
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JP1989008829U
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JPH02142851U (ja
Inventor
好彦 田中
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子写真複写機およびプリンタ等の画像形
成装置の現像装置に現像剤を補給するための現像剤補給
装置に関するものである。更に詳細には、現像剤を攪拌
しつつ搬送する攪拌部材を有する現像剤補給装置に関す
るものである。
(従来技術) 従来、第2図に示すように、例えば、トナーおよびキ
ヤリアからなる二成分現像装置にトナーを補給する現像
剤補給装置としてのトナーホッパ(1)内には、収容し
た全トナーをトナー補給ローラ(3)側に搬送するため
の攪拌部材(2)を旋回可能に設け、この攪拌部材
(2)を回転駆動することにより、トナーのブロッキン
グの発生を未然に防止しつつ全トナーを完全に搬送する
ようにしたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記した現像剤補給装置によれば、トナー
ホッパ(1)内に収容した全トナーをトナー補給ローラ
(3)側に搬送するためには、トナーホッパ(1)の内
壁面、特に内底面を攪拌部材(2)が摺擦するように攪
拌部材(2)を所定の位置に設けなければならず組立作
業が煩わしかった。更に、全トナーを完全に攪拌部材
(2)により搬送するためには、攪拌部材(2)の描く
軌跡と略等しくなるようにトナーホッパ(1)自体の形
状も断面略円形状になるように形成しなければならず、
トナーホッパ(1)の形状もある種の制約を余儀なくさ
れていた。
ところで、トナーホッパ(1)の形状を攪拌部材
(2)の回転軌跡と等しくなるように形成するのは精度
上非常に困難であるため、トナーホッパ(1)の内底面
にはどうしても一部のトナーが付着してしまっていた。
本考案は上記した問題点に鑑みてなされたものであ
り、内部に収容した全ての現像剤を完全に補給する現像
剤補給装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の現像剤補給装置は、トナーホッパの内部の一
端側に設けられ、現像装置にトナーを補給するトナー補
給ローラと、このトナー補給ローラに対してトナー搬送
方向の上流側に旋回可能に設けられ、トナー補給ローラ
にトナーを攪拌しつつ搬送する攪拌部材とを有する現像
剤補給装置において、 弾性を有し、ホッパの一端側から他端側にわたる内底
面を被覆する搬送部材が攪拌部材に常に当接するように
設けられ、 搬送部材は、トナー補給ローラに対してトナー搬送方
向の上流側近傍であってトナー補給ローラと略同一平面
上のホッパの一端側内面に固定される固定端部と、ホッ
パの他端側内面まで到達して当接される自由端部とを備
え、 攪拌部材の先端部が他端側から一端側のトナー補給ロ
ーラに向かって移動するにしたがって、搬送部材がその
弾性力により上方に変位させられて、固定端部に対して
自由端部が上方位置をとるように構成したことを特徴と
するものである。
(作用) 本考案の現像剤補給装置によれば、トナーホッパの内
部に収容した全てのトナーは、搬送部材上に堆積されて
おり、且つ搬送部材はその弾性力により攪拌部材に常に
当接している。
つまり、トナーは搬送部材により持ち上げられた状態で
攪拌部材側に供給されている。
この状態で、攪拌部材が旋回すると、攪拌部材の先端部
は搬送部材上を移動するので、トナーホッパ内部のトナ
ーは振動されつつ、攪拌部材により攪拌されながらトナ
ー補給ローラに搬送される。
このことにより、トナーホッパ内面へのトナーの付着
を防止でき、また搬送部材にトナーが付着したまま残留
することも未然に防止でき、さらにトナーのブロッキン
グの発生をも防止できるので、トナーホッパ内部の全て
のトナーをトナー補給ローラに搬送することができる。
そのうえ、攪拌部材によりトナー補給ローラにトナー
が搬送されるときに、攪拌部材の先端部が他端側から一
端側のトナー補給ローラに向かって移動するにしたがっ
て、搬送部材がその弾性力により上方に変位させられ
て、固定端部に対して自由端部が上方位置をとるので、
搬送部材上のトナーは振動を受けてほぐされつつ、固定
端部側、そなわちトナー補給ローラのトナー搬送方向の
上流側近傍に多く集まることになり、この状態で攪拌部
材によりトナー補給ローラに搬送される。
このことにより、常に、トナーのブロッキングの発生
を防止しつつ十分な量のトナーをトナー補給ローラに搬
送することが可能となり、延いてはトナー補給ローラに
よる現像装置へのトナー補給を良好に行うことができ
る。
(実施例) 以下に本考案の現像剤補給装置の一実施例を第1図に
基づいて説明する。
第1図は本考案の現像剤補給装置の一実施例を示す断
面図である。
図中1は現像剤であるトナーを図外の現像器に補給す
るための現像剤補給装置(以下、トナーホッパと記す)
を示すもので、各面が略平面状の箱形状を有し、その内
部には収容したトナーを攪拌しつつ搬送するための攪拌
部材(2)が旋回可能に配設され、この攪拌部材(2)
により搬送されるトナーを図外の現像器に補給するため
のトナー補給ローラ(3)が一端側に設けられている。
更に、略矩形状の搬送部材(4)の一端部がトナー補給
ローラ(3)に対してトナー搬送方向の上流側近傍であ
ってトナー補給ローラ(3)と略同一平面上のホッパ
(1)の一端側内面に固定されると共に、他端の自由端
部はホッパ(1)の他端側内面まで到達して当接されて
おり、この搬送部材(4)がトナーホッパ(1)の内底
面を完全に覆っている。なお、この搬送部材(4)は常
に攪拌部材(2)に当接することができるような弾性力
を有している。
このことにより、トナーホッパー(1)内の全トナー
は前記搬送部材(4)上に堆積した状態で収容されると
共に、搬送部材(4)により常に攪拌部材(2)側に付
勢されている。さらに、搬送部材(4)は、攪拌部材
(2)の先端部が他端側から一端側のトナー補給ローラ
(3)に向かって移動するにしたがって、搬送部材
(4)がその弾性力により上方に変位させられて、固定
端部に対して自由端部が上方位置をとるように設けられ
ている。引き続いて、上記の構成に基づく本考案の現像
剤補給装置の作用を説明する。
第1図に実線および一点鎖線で示すように、トナーホ
ッパー(1)内に配設した攪拌部材(2)が回転駆動す
ると、搬送部材(4)がその弾性力により攪拌部材
(2)に当接した状態を取りつづける。このことによ
り、攪拌部材(2)には常に十分な量のトナーが供給さ
れており、トナー補給ローラ(3)に対し各回転の際に
十分な量のトナーを搬送することができる。
また、搬送部材(4)が攪拌部材(2)に当接してい
ることにより、攪拌部材(2)は搬送部材(4)の表面
を摺擦しつつ回転するため、搬送部材(4)表面に全く
トナーを残留させることなく、トナーホッパ(1)内の
全トナーをトナー補給ローラ(3)側に搬送することが
できる。
本発明では、攪拌部材(2)によりトナー補給ローラ
(3)にトナーが搬送されるときに、攪拌部材(2)の
先端部が他端側から一端側のトナー補給ローラ(3)に
向かって移動するにしたがって、第1図に一点鎖線で示
すように、搬送部材(2)がその弾性力により上方に変
位させられて、固定端部に対して自由端部が上方位置を
とるので、搬送部材(2)上のトナーは振動を受けてほ
ぐされつつ、固定端部側、すなわちトナー補給ローラ
(3)のトナー搬送方向の上流側近傍に多く集まること
になり、この状態で攪拌部材(2)によりトナー補給ロ
ーラ(3)に搬送される。このことにより、常に、トナ
ーのブロッキングの発生を防止しつつ十分な量のトナー
をトナー補給ローラ(3)に搬送することが可能とな
り、延いてはトナー補給ローラ(3)による現像装置へ
のトナー補給を良好に行うことができる。
本実施例においては、搬送部材はトナーホッパの底面
に固着していたが、搬送部材の配設する位置は底面を覆
うようになっていれば良く、また、固着せずに装着自在
な構成にしても良い。
なお、前記したようにトナーホッパーの形状は攪拌部
材の回転軌跡が描く形状に形成する必要も無く、自由に
形状を選択することができる。
本実施例では、現像剤補給装置として、トナーホッパ
ーについて説明を行ったが、これに限らず攪拌部材を有
する現像器にも適用することができる。
(効果) 本考案の現像剤補給装置によれば、トナーホッパ内面
へのトナーの付着を防止でき、また搬送部材にトナーが
付着したまま残留することも未然に防止でき、さらにト
ナーのブロッキングの発生をも防止できるので、トナー
ホッパ内部の全てのトナーをトナー補給ローラに搬送す
ることができる。
さらに、常に、トナーのブロッキングの発生を防止し
つつ十分な量のトナーをトナー補給ローラに搬送するこ
とが可能となり、延いてはトナー補給ローラによる現像
装置へのトナー補給を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の現像剤補給装置の一実施例を示す断面
図、第2図は従来の現像剤補給装置を示す断面図であ
る。 1……現像剤補給装置(トナーホッパ)、2……攪拌部
材、3……トナー補給ローラ、4……搬送部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーホッパの内部の一端側に設けられ、
    現像装置にトナーを補給するトナー補給ローラと、この
    トナー補給ローラに対してトナー搬送方向の上流側に旋
    回可能に設けられ、トナー補給ローラにトナーを攪拌し
    つつ搬送する攪拌部材とを有する現像剤補給装置におい
    て、 弾性を有し、ホッパの一端側から他端側にわたる内底面
    を被覆する搬送部材が攪拌部材に常に当接するように設
    けられ、 搬送部材は、トナー補給ローラに対してトナー搬送方向
    の上流側近傍であってトナー補給ローラと略同一平面上
    のホッパの一端側内面に固定される固定端部と、ホッパ
    の他端側内面まで到達して当接される自由端部とを備
    え、 攪拌部材の先端部が他端側から一端側のトナー補給ロー
    ラに向かって移動するにしたがって、搬送部材がその弾
    性力により上方に変位させられて、固定端部に対して自
    由端部が上方位置をとるように構成したことを特徴とす
    る現像剤補給装置。
JP1989008829U 1989-01-27 1989-01-27 現像剤補給装置 Expired - Lifetime JPH082682Y2 (ja)

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JPH02142851U JPH02142851U (ja) 1990-12-04
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60151667A (ja) * 1984-01-19 1985-08-09 Fuji Xerox Co Ltd トナ−ブロツキング装置
JPS61132029U (ja) * 1985-02-05 1986-08-18
JPS62115180A (ja) * 1985-11-14 1987-05-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 現像装置
JPS63210867A (ja) * 1987-02-27 1988-09-01 Toshiba Corp 現像装置

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JPH02142851U (ja) 1990-12-04

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