JP2014010225A - 現像剤収容体、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容体、現像装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像剤収容体内壁の天面に付着されている現像剤も掻き取り、収容されている現像剤を使いきることができるようにする。
【解決手段】現像剤を収容する収容部と、収容部に収容されている現像剤を回転して撹拌する撹拌部材35と、撹拌部材の回転力に基づいて収容部の内部で揺動する1又は複数の揺動部材とを備え、揺動部材が、揺動部材の一端に、撹拌部材と接触する接触部と、揺動部材の他端に、収容部に固定される固定部45と、収容部の内部で揺動する揺動部46とを有することを特徴とする現像剤収容体5である。
【選択図】図1

Description

本発明は、現像剤収容体、現像装置及び画像形成装置に関し、例えば、プリンタ、FAX、複写機等の画像形成装置において用いられる現像剤収容体、現像装置及び当該画像形成装置に適用し得るものである。
例えば、カラー電子写真技術を用いた画像形成装置には、媒体の搬送方向に沿って、現像剤であるトナーの各色に応じた画像を形成する画像形成部を配列したものがある。各画像形成部には感光体等が設けてあり、各画像形成部は、画像情報に基づき感光体表面に静電潜像を形成し、この形成された静電潜像を顕像化する。
画像形成部は、現像剤を収容する現像剤収容体と現像装置とを有する。現像装置は感光体の表面に圧接する現像ローラを挟んで感光体と対向する位置に現像剤供給ローラを有する。そして、現像剤供給ローラが、着脱可能な現像剤収容体の開口部から取り出した現像剤を現像ローラに供給している。
ここで、特許文献1には、現像剤収容体に関する技術が記載されている。現像剤収容体は、内壁に付着された現像剤を掻き取るため、揺動部材が設けられている。揺動部材は、略直立して形成される現像剤収容体内壁の上側に一端部を固定し、他端部の爪部を撹拌部材の回転範囲に突き出させるようにして設けられている。この撹拌部材が回転し、撹拌部材が揺動部材の他端部と接触することで揺動部材は振動し、現像剤収容体内壁に付着されている現像剤が掻き取られる。
特開2002−072657号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来の現像剤収容体の場合、揺動部材は、現像剤収容体内の上部固定部分で振動が少なく、また、現像剤収容体内の天面では振動しないことから、現像剤収容体内壁の特に天面には現像剤が付着したまま残留してしまい、現像剤を十分に使いきることができないという問題がある。
そのため、現像剤収容体内の壁面に付着されている現像剤を十分に使いきることができる現像剤収容体、現像装置及び画像形成装置が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明は、(1)現像剤を収容する収容部と、(2)収容部に収容されている現像剤を回転して撹拌する撹拌部材と、(3)撹拌部材の回転力に基づいて収容部の内部で揺動する1又は複数の揺動部材とを備え、揺動部材が、(3−1)当該揺動部材の一端に、撹拌部材と接触する接触部と、(3−2)当該揺動部材の他端に、収容部に固定される固定部と、収容部の内部で揺動する揺動部とを有することを特徴とする現像剤収容体である。
第2の本発明は、現像剤を収容する現像剤収容体と、現像剤収容体から供給される現像剤を感光体表面の静電潜像に付着させて現像する現像部とを備える現像装置において、現像収容体が、(1)現像剤を収容する収容部と、(2)収容部に収容されている現像剤を回転して撹拌する撹拌部材と、(3)撹拌部材の回転力に基づいて収容部の内部で揺動する1又は複数の揺動部材とを備え、揺動部材が、(3−1)当該揺動部材の一端に、撹拌部材と接触する接触部と、(3−2)当該揺動部材の他端に、収容部に固定される固定部と、収容部の内部で揺動する揺動部とを有することを特徴とする現像装置である。
第3の本発明は、現像剤を収容する現像剤収容体と、現像剤収容体から供給される現像剤を感光体上面の静電潜像に付着させて現像する現像装置と、現像装置の感光体表面の像を媒体に転写する転写部とを備える画像形成装置において、現像収容体が、(1)現像剤を収容する収容部と、(2)収容部に収容されている現像剤を回転して撹拌する撹拌部材と、(3)撹拌部材の回転力に基づいて収容部の内部で揺動する1又は複数の揺動部材とを備え、揺動部材が、(3−1)当該揺動部材の一端に、撹拌部材と接触する接触部と、(3−2)当該揺動部材の他端に、収容部に固定される固定部と、収容部の内部で揺動する揺動部とを有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、現像剤収容体内の壁面に付着されている現像剤を十分に使いきることができる。
第1の実施形態に係る撹拌部材及び揺動部材の動作を説明する説明図である(その1)。 第1の実施形態の画像形成装置の内部構成を説明する断面図である。 第1の実施形態の現像器の構成を説明する構成図である。 第1の実施形態の現像剤収容体が装着された現像器の外観構成を示す斜視図である(その1)。 第1の実施形態の現像剤収容体が装着された現像器の外観構成を示す斜視図である(その2)。 第1の実施形態の現像器の外観構成を示す外観斜視図である(その1)。 第1の実施形態の現像器の外観構成を示す外観斜視図である(その2)。 第1の実施形態の現像剤収容体の外観構成を示す外観斜視図である。 第1の実施形態の現像剤収容体の下方から見た外観斜視図である。 第1の実施形態の現像剤収容体及び現像器のY−Y断面図である。 第1の実施形態の現像剤収容体及び現像器のZ−Z断面図である。 第1の実施形態の現像剤収容体内に設けられている撹拌部材と揺動部材との構成を示す構成図である。 第1の実施形態の現像剤収容体内に設けられている撹拌部材と揺動部材との構成を示す斜視図である。 第1の実施形態の撹拌部材の構成を示す構成図である。 第1の実施形態の撹拌部材の構成を示す斜視図である。 第1の実施形態の揺動部材の構成示す構成図である。 第1の実施形態の揺動部材の構成を示す斜視図である。 第1の実施形態の揺動部材の構成の変形実施形態を示す構成図である(その1)。 第1の実施形態の揺動部材の構成の変形実施形態を示す構成図である(その2)。 第1の実施形態の揺動部材の構成の変形実施形態を示す構成図である(その3)。 第1の実施形態の揺動部材の構成の変形実施形態を示す構成図である(その4)。 第1の実施形態の揺動部材の構成の変形実施形態を示す構成図である(その5)。 第1の実施形態の現像装置の変形実施形態である、現像器と現像剤収容体とが一体となった現像剤収容体一体型現像器の外観構成を示す外観斜視図である。 第1の実施形態の現像装置の変形実施形態である、現像剤収容体に現像ローラや供給ローラ等が組み込まれた現像ユニット型カートリッジの外観構成を示す外観斜視図である。 第1の実施形態に係る撹拌部材及び揺動部材の動作を説明する説明図である(その2)。 第1の実施形態に係る撹拌部材及び揺動部材の動作を説明する説明図である(その3)。 第2の実施形態の現像剤収容体及び現像器のZ−Z断面図である。 第2の実施形態の揺動部材の構成を示す斜視図である。 第2の実施形態の揺動部材の構成の変形実施形態を示す構成図である。 第2の実施形態の揺動部材の構成の変形実施形態を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る撹拌部材及び揺動部材の動作を説明する説明図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明の現像剤収容体、現像装置及び画像形成装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態では、カラー電子写真技術を用いた画像形成装置に、本発明を適用する場合を例示する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、第1の実施形態の画像形成装置100の内部構成を説明する断面図である。図2において、画像形成装置100は、給紙カセット20、用紙繰り出し部22、搬送ローラ16〜19、用紙搬送路15、検知部26、転写ベルト11及び転写ローラ12を有する転写ベルトユニット24、定着部25、スタッカ21、それぞれ異なる4色の(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の現像剤を収容する現像剤収容体5、現像器23、トップカバー30を有する。
画像形成装置100のロワーフレーム28には、搬送ローラ16〜19を有する概ねS状の用紙搬送路15が配設されている。
用紙搬送路15の端部には、記録媒体である用紙を収納する給紙カセット20と、用紙搬送路15から排出される記録媒体を蓄積するスタッカ21とが設けられている。
また、用紙搬送路15には、給紙カセット20から記録媒体を繰り出す用紙繰り出し部22、記録媒体の紙厚を検知する検知部26、静電効果により転写ベルト11に記録媒体を付着させて搬送する転写ベルトユニット24、現像剤であるトナーを記録媒体に定着させる定着部25が設けられている。
現像器23は、本発明の現像装置の一例である。現像器23は、画像情報に基づいて感光体1に対して露光を行ない、現像剤収容体5からの現像剤を用いて感光体1の表面に静電潜像を形成し、その静電潜像を記録媒体に現像するものである。現像器23は、4色の現像剤を用いて現像を行なうものであり、転写ベルトユニット24と用紙搬送路15を挟んで現像器23が配列されている。
図3は、第1の実施形態の現像器23の構成を説明する構成図である。図3において、現像器23は、感光体1、帯電ローラ2、光源3、現像剤(トナー)4を収容する現像剤収容体5、現像ローラ6、現像ブレード7、現像剤供給ローラ8、クリーニングブレード9、モールド10、トナー回収部31を有する。
なお、現像剤収容体5は、現像器23に対して脱着自在なものであり、図3に示す現像器23は、現像剤収容体5が装着されている場合を例示する。
また、現像器23の感光体1に対向して、転写ベルト11及び転写ローラ12が配置されている。転写ベルト11及び転写ローラ12は、電源より電圧を印加され、記録媒体13上に転写されたトナー14を形成する。
感光体1は、その表面に静電潜像を形成して、その静電潜像に現像剤4を用いて現像を行ない、表面上の現像を記録媒体に移すものである。感光体1は、所定の回転速度で回転して、帯電ローラ2により印加された電荷を表面に蓄え、光源3により露光されることで、静電潜像を表面に形成する。また、感光体1は、現像ローラ6を介して現像剤5が供給されて、静電潜像に現像剤5を現像する。さらに、感光体1は、転写ベルト11を介して配置されている転写ローラ12と回転して、転写ベルト11により搬送されてくる記録媒体14に像13を転写する。
帯電ローラ2は、感光体1の表面に所定電圧を印加するものである。帯電ローラ2は、所定の圧力で感光体1の表面と接触して設けられており、感光体1と同じ方向に回転するものである。なお、この実施形態では、接触帯電方式により感光体1を帯電させる場合を例示するが、非接触帯電方式により感光体1を帯電させるようにしてもよい。また、この実施形態では、回転体である帯電ローラ2による場合を例示するが、帯電ブラシとしてもよい。
光源3は、画像情報に基づいて、感光体1の表面を露光するものである。露光手段としての光源3は、様々なものを広く適用することができ、例えば、LED光学系としてもよいし、半導体レーザ光学系としてもよい。
現像剤収容体5は、現像剤4を収容するものであり、いわゆるトナーカートリッジである。現像剤収容体5は、例えば、現像器23の本体上部に配置される。現像剤収容体5に収容されている現像剤4は、現像剤供給ローラ8により現像ローラ6に移されて、感光体1の表面上の現像に利用される。
現像ローラ6は、現像剤供給ローラ8と感光体1とに対して、それぞれ所定の圧力により接触して設けられており、現像剤供給ローラ8から供給された現像剤4を感光体1に移すものである。
現像ブレード7は、現像ローラ6の表面に移された現像剤4の厚さを所定の厚さに規制するものである。現像ブレード7は、現像ローラ6が接触する現像剤供給ローラ8と感光体1との間であって、感光体1の上流側に配置される。
現像剤供給ローラ8は、現像剤収容体5に収容される現像剤4を現像ローラ6に供給するものである。
クリーニングブレード9は、記録媒体に像を転写した後、感光体1の表面に残った現像剤4を掻き取るものである、クリーニングブレード9は、例えば、金属プレート等を用いることができ、金属プレートのエッジ部を所定の圧力で感光体1の表面に接触させて、金属プレートの弾性力により、感光体1に残留する現像剤4を掻き取る。
モールド10は、現像器23の筐体を構成するものである。
次に、現像剤収容体5を装着した現像器23の外観構成について、図4〜図9を用いて説明する。
図4及び図5は、現像剤収容体5が装着された現像器23の外観構成を示す外観斜視図である。図4を現像器23の斜視図とした場合、図5は、図4の現像器23の反対側から見た斜視図である。
また、図6及び図7は、現像器23の外観構成を示す外観斜視図であり、図8及び図9は、現像剤収容体5の外観構成を示す外観斜視図である。図9は、図8に示す現像剤収容体5の下方部分を示すために、現像剤収容体5を下方から上方に向けて見たときの斜視図である。
図6及び図7に示すように、現像器23は、現像剤収容体5を取り付ける現像剤収容体取り付け部50を有する。現像剤収容体取り付け部50は、図6及び図7に示すように、略矩形の形状をしており、現像剤収容体取り付け部50の底部には、装着された現像剤収容体5から現像剤4を供給するためのトナー供給口41が設けられている。また、図6に示すように、現像剤収容体取り付け部50の一方の側面内壁に、抜け止めポスト53が設けられており、図7に示すように、現像剤収容体取り付け部50の他方の側面内壁に、位置決めポスト32が設けられている。
また、図8に示すように、現像剤収容体5の一方の端部にはギア34が設けられており、図9に示すように、現像剤収容体5の他方の端部には位置決め穴40が設けられている。そして、現像剤収容体5のギア34にある溝部52が、現像器23の抜け止めポスト53に嵌められ、また現像剤収容体5の位置決め穴40が、現像器23の位置決めポスト32に嵌められることで、図4及び図5に示すように、現像剤収容体5が現像器23に装着される。
次に、現像剤収容体5の内部構成について詳細に説明する。図10は、図5に示す現像剤収容体5及び現像器23のY−Y断面図である。
図10に示すように、現像剤収容体5は、現像剤4を収容する現像剤収容部31の内部に、シャッター33、撹拌部材35、揺動部材42を有する。
シャッター33は、閉まっているときには現像剤4の供給ができないようにし、移動して開いたときには現像剤4の供給を可能とするものである。なお、この実施形態では、シャッター33が回転可能なものであり、シャッター33を回転させることにより、トナー供給口41が開口して現像剤4の供給を可能とするものを例示するが、これに限定されない。
撹拌部材35は、ギア34と接続しており、現像器23から駆動力を受けてギア34が駆動して回転することにより、現像剤収容部31内の現像剤4を撹拌するものである。撹拌部材35は、回転可能な支持部54と、現像剤収容部31の内壁に付着した現像剤を掻き落とすシート37とを有する。
揺動部材42は、一端が撹拌部材35と接触しており、他端が現像剤収容体5の内壁の天面38に固定されており、撹拌部材35の回転駆動を受けて揺動することにより、現像剤収容体5の内壁29及び内壁の天面38に付着されている現像剤4を掻き取るものである。
図11は、図5に示す現像剤収容体5及び現像器23のZ−Z断面図である。また、図12及び図13は、現像剤収容体5内に設けられている撹拌部材35と揺動部材42との構成を示す構成図である。さらに、図14及び図15は、撹拌部材35の構成を示す構成図である。また、図16及び図17は、揺動部材42の構成示す構成図である。
撹拌部材35は、図14及び図15に示すように、図11のギア34と接続して回転可能な支持部54に、撹拌体としてのシート37が設けられている。
揺動部材42は、図16及び図17に示すように、揺動部材42の面上で長手方向に対する垂直方向の、一端部に、接触部としての撓み部44を有し、他端部に、固定部45及び揺動部としての摺動部46を有するものである。
揺動部材42は、可撓性を有する部材であれば種々の部材を適用することができ、例えば、厚さ0.1mm程度のPET樹脂で形成されたフィルムでなるシート部材を適用することができる。また、揺動部材42は、撹拌部材35と接触したときに、撹拌部材35の回転負荷を低減するために、複数の矩形の開口部47を有する。
撹拌部材35に接触する撓み部44は、撹拌部材35の回転により撓みが生じ、撓み部44が元の状態に戻ろうとする弾性により、揺動部材42が揺動し、摺動部46が現像剤収容体5の壁面に付着する現像剤4を取る。ここで、揺動部材42が揺動することにより、摺動部46は接触する天面38に付着する現像剤4を掻き取る。また、揺動部材42が揺動することにより、摺動部46は、接触していない現像剤収容体5の天面38や内壁36に付着する現像剤4も取ることができる。
接続部43は、現像剤収容体5の長手方向に沿って設けられており、撓み部44と、固定部45及び摺動部46とを接続するものである。
撓み部44は、揺動部材42の一端部に設けられており、撹拌部材35と接触して、撹拌部材35の回転駆動により撓みを生じるものである。撓み部44の形状は、特に限定されるものではないが、撹拌部材35の回転負荷を軽減させることが望ましい。そのため、例えば図16に示すように、撓み部44は、櫛歯形状であり、1個の櫛歯の幅の長さが5mm程度とするものを用いることができる。
固定部45は、現像剤収容体5の内壁の天面38に固定されるものである。固定部45は、揺動する揺動部材42全体を固定するものである。そこで、安定して揺動部材42を固定することができればよく、この実施形態では、揺動部材42の長手方向の両端に設ける場合を例示する。なお、図16に示すように、この実施形態では、揺動部材42の長手方向の長さを三分割し、その両端の部分を固定部45としているが、固定部45の長さは特に限定されるものではない。
摺動部46は、揺動により内壁36の天面38を摺動して、天面38に付着されている現像剤4を掻き取るものである。また、摺動部46は、揺動により、接触していない現像剤収容体5の天面38や内壁36に付着する現像剤4も取るものである。摺動部46は、揺動部材42の長手方向の中央部付近に設けられている。
ここで、接触部としての撓み部44の接続部43から先端までの長さを長さL1とし、揺動部としての摺動部46の接続部43から先端までの長さを長さL2とすると、L2>L1であることが望ましい。
固定部45は、揺動部材42の長手方向の両端側に設けられ、揺動部としての摺動部46は長手方向の中央部に設けられている。なお、この実施形態では、固定部45は曲げ形状として、天面38と接触する構成とするが、固定部45はこれに限定されるものではない。例えば、固定部45は、天面ではなく、内壁36の側面固定や、天面38から突出したリブヘの固定の場合もある。また例えば、固定部45は、両面テープや接着剤等の接着力による固定、熱カシメによる固定、ネジによる固定、ラッチによる固定、現像剤収容体5のフレームに挟みこみによる固定等で固定しても良い。
スリット部147は、固定部45と摺動部46との間に設けられるものである。撓み部44が回転する撹拌部材35から力を受けると固定部45に支持されて撓み部44が撓む。その後、撓み部44が撹拌部材35との接触が離れると、揺動部材42全体が撓み部44の弾性力により揺動する。これにより、現像剤収容部31の内壁36の天面38に付着している現像剤4を掻き取ることができる。これだけでも有効である。さらに、この実施形態では、固定部45と摺動部46との間にスリット部147を設けることで、撓み部44の弾性力を強く受けるので、摺動部46の揺動を大きくすることができる。これにより、摺動部46が接触する天面38だけでなく、摺動部46が接触してない天面36や内壁36に付着する現像剤4も取ることができる。
ここで、揺動部材42の構成の変形実施形態を図18〜図23を用いて説明する。
図16では、揺動部材42が1個である場合を例示したが、図18に示すように、揺動部材42が、2個の部材を並設させたものであってもよい。図18では、2個の部材からなる場合を例示するが、3個以上の部材からなるものであってもよい。
また、図19に示すように、揺動部材342は、1個の部材からなるものであるが、撓み部344及び摺動部346を有する部材を複数設けて、この複数の部材が1個の固定部345を共有するものであってもよい。つまり、固定部345は1個であるが、複数の撓み部344及び摺動部346を有するものとなる。
また、図20に示すように、揺動部材442は、摺動部446が曲げ形状となっているものとしてもよい。これにより、摺動部446が天面38と接触する接触面積を広くすることができるので、天面38に付着している現像剤4をより多く掻き取ることができる。なお、曲げ形状の摺動部446は、摺動による現像剤4の掻き落としの効率を向上させるため、複数の開口部を設けられている。
さらに、図21に示すように、揺動部材542は、4個の固定部545を設けるが、1個当たりの固定部545の面積を小さくする。また、摺動部546は、曲げ形状とし、長手方向の全域に亘って連なったものとなっている。これにより、現像剤収容体5の内側の天面38の全域に付着している現像剤4を掻き取ることができる。
また、図16では、撓み部44が櫛歯形状である場合を例示したが、図22に示すように、撹拌部材35との接触する部分がプレート状となっているものとしてもよい。この場合、図22に示すように、撹拌部材35の回転負荷を小さくするために、複数の開口部が設けられている。
なお、上述した現像器23は、脱着自在な現像剤収容体5を装着することができるものを例示した。しかし、そのような現像器23に限定されるものではなく、例えば、図23に示すように、現像器23と現像剤収容体5とが一体となった現像剤収容体一体型現像器101としても良い。また例えば、図24に示すように、現像剤収容体5に現像ローラや供給ローラ8等が組み込まれた現像ユニット型カートリッジ102としてもよい。図23や図24に例示する現像剤収容体にも、上述した揺動部材42を実装することができる。
(A−2)第1の実施形態の動作
まず、画像形成装置100における画像形成処理の動作を、図2を用いて説明する。
図2において、給紙カセット20から給紙された用紙は、給紙ローラ16及び17を介して用紙搬送路15に与えられ、用紙搬送路15により搬送される。
用紙搬送路15を搬送される用紙は、検知部26により用紙の厚さが検知され、転写ベルトユニット24に与えられる。転写ベルト11の上を搬送される用紙は、現像装置23により形成された画像が転写される。そして、画像が転写された用紙は定着部25に送られ、定着部25により、画像が用紙に定着される。その後、用紙は、ローラ18及び19を介してスタッカ21へ搬送される。
次に、現像器23における現像処理の動作を、図3を用いて説明する。
感光体1は帯電ローラ2から電圧が印加され、感光体1の表面には電荷が蓄えられる。光源3は、画像情報に基づき感光体1に対して光を照射して露光して、感光体1の表面上には静電潜像が形成される。
一方、現像剤収容体5に収容されている現像剤4は、現像剤供給ローラ7により現像ローラ6に供給される。現像ローラ6の表面に供給された現像剤4は、現像ブレード7により所定の厚さに規制され、現像ローラ6の表面上の現像剤4は感光体1の表面に移される。そして、感光体1の表面上の静電潜像に現像剤4が付着して像が現像される。
ここで、第1の実施形態の現像剤収容体5における動作について図面を用いて説明する。
現像剤収容体5は現像器23に装着されるものであり、現像剤収容体5が現像器23に装着されると、新規の現像剤4を供給することができる。
図6〜図9に示すように、現像器23のモールド10の位置決めポスト32が、現像剤収容体5の位置決め孔40と係合し、現像剤収容体5の横方向の取り付け位置が決まる。
次に、現像剤収容体5のレバー51の溝部52が、現像器23の抜け止めポスト53に嵌めこまれ、レバー51を動かすことで、溝部52が抜け止めポスト53の下部を受ける。そのため、現像剤収容体5の上下方向が係止し、かつ、レバー51の移動と連動してトナー供給口41が開口するので、現像剤4を供給することが可能となる。
現像器23が駆動すると、現像器23から駆動をもらったギア34が回転し、現像剤収容部31の撹拌部材35も回転する。撹拌部材35が回転すると、撹拌部材35が現像剤4を撹拌し、現像器23内へ現像剤4が供給される。
さらに、撹拌部材35の回転により、撹拌部材35に取り付けられたシート37が現像剤収容部31の内壁36、特に、第1の側面29と天面38を擦ることで、内壁36に付着した現像剤4を掻き取る。
図1、図25及び図26を用いて、撹拌部材35と揺動部材42の詳細動作を説明する。図1、図25及び図26は、撹拌部材35及び揺動部材42の動作を説明する説明図である。
まず、図1(A)及び図1(B)は、撹拌部材35と揺動部材42とが接触する前の状態を示す。図1(A)及び図1(B)に示すように、撹拌部材35は矢印Aの方向で回転しているが、シート37が揺動部材42の撓み部44に接触していないので、固定部45及び摺動部46は揺動していない。
次に、撹拌部材35が回転することで、図25(A)に示すように、撹拌部材35に取り付けられたシート37が、揺動部材42の撓み部44に接触する。図25(A)に示すように、撓み部44が撹拌部材35に押されるため、固定部45を支点として揺動部材42全体が撹拌部材35の回転方向Aに撓む。これにより、揺動部材42の周囲の現像剤4を動かし、かつ、現像剤4を解かす。
このとき、図25(B)に示すように、揺動部材42の揺動部としての摺動部46は、現像剤収容部31の内壁36に固定されていない。そのため、接続部43を支点に、撹拌部材35の回転方向Aの逆方向に内壁36の天面38を擦りながら撓むことで、天面38に付着した現像剤4を掻き落とし、同時に、第1の側面29に当接することで、第1の側面29に付着した現像剤4を払い落とす。
さらに、撹拌部材35に回転することで、図26(A)に示すように、揺動部材42の撓み部44は、撹拌部材35の接触から解放される。揺動部材42は、固定部45を支点とし、撹拌部材35の回転方向Aの逆方向に勢いよく移動し、揺動部材42自身の弾性により元の位置に戻ろうとする。このとき、揺動部材42は、動作する勢いで、元の位置より大きく動作する。この揺動による振動で、揺動部材42の周囲の現像剤4を動かしことで現像剤4を解かすと同時に、第1の側面29に当接することで、第1の側面29に付着した現像剤4を払い落とす。
このとき、図26(B)に示すように、揺動部材42の揺動部としての摺動部46は、現像剤収容部31の内壁36に固定されていないため、接続部43を支点に、撹拌部材35の回転方向Aに内壁36の天面38を擦りながら撓み、かつ、動作する勢いで、元の位置より大きく動作することで、天面38に付着した現像剤4を掻き落とす。
撹拌部材35は回転し続け、図1、図25及び図26に示す動作が断続的に続行されることで、現像剤収容部31の壁面36、特に天面38と第1の側面29に付着したトナー4を動かし、解かし、掻き落とすことができる。
図1、図25及び図26では、撹拌部材35のシート37と揺動部材42の接触部としての撓み部44が接触する場合を例示しているが、撹拌部材35の支持部54と揺動部材42が接触しても、同様の動作となる。
図16及び図17に示すように、揺動部材42の固定部45は、接続部43に対して垂直方向の一端であるため、揺動部材42は、大きな揺動を可能にしている。また、揺動部材42は、接続部43から撓み部44の長さL1と、接続部43から揺動部としての摺動部46までの長さL2の関係がL2>L1となるよう構成されている。このとき、揺動部としての摺動部46は、接続部43を支点として摺動するため、揺動部としての摺動部46はより大きく摺動することを可能にしている。
図16及び図17に示すように、揺動部材42の複数の開口部47は、現像剤収容部31にトナー4が十分満たされている場合、揺動部材42の揺動するときの現像剤4からの圧力を低減でき、撹拌部材35の回転負荷の増加を回避しており、かつ、第1の側面29に当接する箇所が少ないため、揺動部材42の動作で現像剤4を第1の側面29に押し込むことは回避することができる。
図18のように、揺動部材242が複数の部材を有したり、図19に示すように、揺動部材342が1個の部材であるが、複数の撓み部344と複数の摺動部346有したりすることで、第1の側面29と対向する面へのトナー4の付着を回避できる。
図20に示すように、摺動部446は、曲げ形状で形成されている場合、摺動範囲が大きくなることで、天面38に付着する現像剤4をより多く掻き落とすことができる。
図21に示すように、固定部545を複数有し、摺動部546が長手方向全域に形成されており、摺動範囲が長手方向にも大きくなることで、天面38に付着する現像剤4をさらに多く掻き落とすことができる。
図23のような現像剤収容体一体型現像器101や、図24のような現像ユニット型カートリッジ102が備える現像剤収容体5に、撹拌部材35及び揺動部材42を実装できるため、同様の動作となる。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、揺動部材の一端に接触部としての撓み部を有し、他端に固定部及び摺動部を設け、撹拌部材と揺動部材が接触することで、摺動部が摺動し、現像剤収容体の壁面に付着した現像剤を払い落とすことができ、更に天面に付着した現像剤も払い落とすことで、現像剤収容体内に残る現像剤の残量を減らすことができる。そのため、現像剤収容体内の現像剤を無駄なく有効に使うことができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明の現像剤収容体、現像装置及び画像形成装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
第2の実施形態も、カラー電子写真技術を用いた画像形成装置に、本発明を適用する場合を例示する。
(B−1)第2の実施形態の構成
図27は、第2の実施形態の現像剤収容体5の長手方向の断面図である。第2の実施形態は、揺動部材の構造が第1の実施形態と異なり、撹拌部材35の構造は第1の実施形態と同様である。そこで、以下では、揺動部材142の構造を詳細に説明する。
図28は、第2の実施形態の揺動部材142の構成を示す斜視図である。第2の実施形態の揺動部材142は、第1の実施形態と同様に、揺動部材42の面上で長手方向に対する垂直方向の、一端部に接触部としての撓み部144を有し、他端部に固定部145及び揺動部としての摺動部146を有するものである。
また、揺動部材142は、長手方向の両端のそれぞれに摺動部146を有し、長手方向の中央部に固定部145を有するものである。また、2個の摺動部146のそれぞれと固定部145との間には、揺動部材142の面上で長手方向に対する垂直方向にスリット部147を有する。
図29及び図30は、第2の実施形態の揺動部材142の変形実施形態を示す構成図である。図29及び図30に示すように、揺動部材642は、櫛歯形状の撓み部144の櫛歯のうち、長手方向の中央部に位置する櫛歯の長さが、長手方向の両端部に位置する櫛歯の長さがよりも短いものとなっている。
また、第2の実施形態の揺動部材142の変形実施形態として、第1の実施形態と同様に、例えば、図18に示すように、揺動部材142が複数の部材からなるものであってもよいし、図19に示すように、揺動部材142が1個の部材からなるものであるが、1個の固定部と、複数の撓み部及び複数の摺動部とを有するものであってもよい。
さらに、例えば、第2の実施形態の揺動部材142の摺動部144が、例えば図20に示すように、曲げ形状であって、開口部を有するものであってもよい。また例えば、図21に示すように、揺動部材142が、固定部の数を増やし、摺動部が長手方向の全域に亘って設けられているものであってもよい。
(B−2)第2の実施形態の動作
図31は、第2の実施形態の撹拌部材35及び揺動部材142の動作を説明する説明図である。図31は、揺動部材142全体の撓みが分かるように、図28の揺動部材142を上から見たときの構成を模式的に示したものである。
まず、図31(A)は、撹拌部材35と揺動部材42とが接触する前の状態を示す。図31(A)に示すように、撹拌部材35は矢印Aの方向で回転しているが、シート37が揺動部材42の撓み部44に接触していないので、固定部145及び摺動部146は亘揺動していない。
撹拌部材35が回転し、撹拌部材35が揺動部材142に接触すると、揺動部材142の摺動部146は、現像剤収容部31の内壁36に固定されていないため、固定部145を支点として、摺動部146はスリット部147で折れ曲がり、撹拌部材35の回転方向A方向に撓む。同時に、摺動部146は、長手方向中央方向Bにも撓む。摺動部146は、第2の側面39を擦りながら撓むことで、天面38に付着した現像剤4を掻き落とし、同時に、第1の側面29に接触することで、第1の側面29に付着している現像剤4も掻き落とす(図31(B))。
さらに、撹拌部材35に更に回転することで、揺動部材142の撓み部144は、撹拌部材35の接触から解放されると、揺動部材142の摺動部146は、固定部145を支点として、摺動部146はスリット部147で折れ曲がり、撹拌部材35の回転方向Aの逆方向に勢いよく移動する。同時に、摺動部146は、長手方向中央方向Bとは逆方向にも勢いよく移動し、揺動部材142自身の弾性により元の位置に戻ろうとする。揺動部材142は、動作する勢いで、元の位置より大きく動作する。この揺動による振動で、揺動部材142の周囲の現像剤4を動かしことで、摺動部146は、現像剤4を解かすと同時に、第1の側面29に当接することで、第1の側面29に付着した現像剤4も払い落とす。(図31(C))。
撹拌部材35が回転し続け、揺動部材142の動作が断続的に続くことで、摺動部146は、トナー収容部31の壁面36、第1の側面29、天面38だけでなく、第2の側面39に付着した現像剤4も動かし、現像剤4を解かし、現像剤4を掻き落とすことができる。
図29及び図30に示すように、揺動部材642が、撓み部144の櫛歯の長さが長手方向で異なる撓み部644を有している場合、撓み部644が長い箇所では、揺動部材642全体や、摺動部646の揺動範囲を大きくできる。そのため、現像剤4が内壁36に付着しやすい箇所を狙って、摺動部646は、より効果的に現像剤4を動かし、現像剤4を解かし、現像剤4を掻き取ることができる。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、揺動部材の摺動部を両端に設けることで、現像剤収容体の長手方向側面と天面だけでなく、長手方向に垂直な両側面に付着した現像剤も払い落とすことができ、現像剤収容体内に残る現像剤の残量をさらに減らすことができる。そのため、さらに現像剤収容体内の現像剤を無駄なく有効に使うことができる。
(C)他の実施形態
上述した第1及び第2の実施形態においても種々の変形実施形態を説明したが、本発明は、以下のような他の変形実施形態にも適用することができる。
(C−1)上述した第1及び第2の実施形態において画像形成装置は、例えば、プリンタ、ファックス装置、複写機、又は、これらの機能を複合的に有する多機能複合機等に広く適用することができる。
(C−2)上述した第1及び第2の実施形態において、揺動部材の撓み部は、櫛歯形状である場合を例示したが、撓み部の形状は櫛歯形状に限定されるものではない。撓み部は、回転する撹拌部材と接触し、固定部の固定を受けて撓みを生じるという機能を有するものであるため、回転する撹拌部材と接触することができれば、種々の形状を広く適用することができる。
(C−3)上述した第1及び第2の実施形態において、揺動部材の固定部は、撓み部が回転する撹拌部材と接触したときに、撓み部に撓みを生じさせるために、固定するものである。従って、固定部は、現像剤収容体の内壁や天面等で固定されるものであればよい。
(C−4)上述した第1及び第2の実施形態において、揺動部材の摺動部には、開口部が設けられているが、この開口部の形状は、矩形、円形、三角形、多角形、楕円形等のさまざまな形状としてもよい。また、摺動部は、現像剤収容体の側面内側だけでなく、天面も摺動することができるものであれば良い。
(C−5)第1の実施形態の図18では、撹拌部材の回転方向に沿って複数の揺動部材を並列させた場合を例示した。しかし、撹拌部材の長手方向に沿って、複数の揺動部材を整列させたものとしても良い。つまり、上記長手方向の長さが短い揺動部材を、撹拌部材の長手方向に複数個整列させるようにしてもよい。
100…画像形成装置、11…転写ベルト、12…転写ローラ、24…転写ユニット、
25…定着器、5…現像剤収容体、23…現像器、
1…感光体、2…帯電ローラ、3…光源、4…現像剤、6…現像ローラ、
8…現像剤供給ローラ、9…クリーニングブレード、10…トナー回収部、
35…撹拌部材、37…シート、54…支持部、
42、142、242、342、442、542、642及び743…揺動部材、
44、144、244、344、444、544、644及び744…撓み部、
45、145、245、345、445、545、645及び745…固定部、
46、146、246、346、446、546、646及び746…摺動部、
47…開口部、43…接続部、147…スリット部。

Claims (12)

  1. 現像剤を収容する収容部と、
    前記収容部に収容されている前記現像剤を回転して撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材の回転力に基づいて前記収容部の内部で揺動する1又は複数の揺動部材と
    を備え、
    前記揺動部材が、
    当該揺動部材の一端に、前記撹拌部材と接触する接触部と、
    当該揺動部材の他端に、前記収容部に固定される固定部と、前記収容部の内部で揺動する揺動部と
    を有する
    ことを特徴とする現像剤収容体。
  2. 前記接触部が回転する前記撹拌部材との接触し、前記固定部を支持点として前記接触部が撓み、前記撹拌部材との接触が解放した前記接触部の弾性力により、前記揺動部が揺動し前記収容部の内壁の天面を摺動するものであることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容体。
  3. 前記揺動部材が、1又は複数の開口部を有するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤収容体。
  4. 前記接触部が、櫛歯形状で形成されるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の現像剤収容体。
  5. 前記接触部が、当該揺動部材の長手方向で、前記撹拌部材と接触部分の長さが異なるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の現像剤収容体。
  6. 前記撹拌部材に対する前記揺動部材の起立方向において、前記揺動部の長さが、前記接触部の長さよりも長いことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の現像剤収容体。
  7. 前記揺動部材が、前記固定部を複数有し、前記固定部の間に前記揺動部を有するもの、又は、前記揺動部を複数有し、前記揺動部の間に前記固定部を有するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の現像剤収容体。
  8. 前記揺動部が、前記収容部において前記固定部が固定されている面と異なる内壁面を摺動するものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の現像剤収容体。
  9. 前記揺動部材が、可撓性を有するものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の現像剤収容体。
  10. 前記揺動部材が、PET樹脂からなるシート部材であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の現像剤収容体。
  11. 現像剤を収容する現像剤収容体と、
    前記現像剤収容体から供給される現像剤を感光体表面の静電潜像に付着させて現像する現像部と
    を備える現像装置において、
    前記現像収容体が、
    現像剤を収容する収容部と、
    前記収容部に収容されている前記現像剤を回転して撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材の回転力に基づいて前記収容部の内部で揺動する1又は複数の揺動部材と
    を備え、
    前記揺動部材が、
    当該揺動部材の一端に、前記撹拌部材と接触する接触部と、
    当該揺動部材の他端に、前記収容部に固定される固定部と、前記収容部の内部で揺動する揺動部と
    を有する
    ことを特徴とする現像装置。
  12. 現像剤を収容する現像剤収容体と、
    前記現像剤収容体から供給される現像剤を感光体上面の静電潜像に付着させて現像する現像装置と、
    前記現像装置の感光体表面の像を媒体に転写する転写部と
    を備える画像形成装置において、
    前記現像収容体が、
    現像剤を収容する収容部と、
    前記収容部に収容されている前記現像剤を回転して撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材の回転力に基づいて前記収容部の内部で揺動する1又は複数の揺動部材と
    を備え、
    前記揺動部材が、
    当該揺動部材の一端に、前記撹拌部材と接触する接触部と、
    当該揺動部材の他端に、前記収容部に固定される固定部と、前記収容部の内部で揺動する揺動部と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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