JPH0546036Y2 - - Google Patents

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JPH0546036Y2
JPH0546036Y2 JP1986029211U JP2921186U JPH0546036Y2 JP H0546036 Y2 JPH0546036 Y2 JP H0546036Y2 JP 1986029211 U JP1986029211 U JP 1986029211U JP 2921186 U JP2921186 U JP 2921186U JP H0546036 Y2 JPH0546036 Y2 JP H0546036Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は複写機等のトナー補給装置に係わり、
特にそのトナー容器内部に収容されたトナーがブ
ロツキングを起こさないトナー補給装置の改良に
関するものである。
[従来の技術] 従来、複写機本体内部の感光ドラムに近接配置
された現像器へトナーを補給するトナー補給装置
としては、現像器の上方側にトナー容器を配設
し、この容器の底部側に設けられて上記現像器に
連通するトナー供給口からトナーを供給するタイ
プ、あるいは現像器から離れた場所にトナー容器
を配設し、この容器内のトナーをオーガー等の搬
送手段により現像器内へ供給するタイプ等の装置
が利用されている。
そこで後者のタイプを例に挙げて従来のトナー
補給装置を説明すると、この装置は第6図〜第7
図に示すように底面側に傾斜部aを有してその中
央部に開口部bの突設されたトナーボツクスc
と、この開口部dに一端側が連通しその他端側が
現像器(図示せず)に連設された搬送管dと、こ
の搬送管d内に配設されて上記ボツクスcから現
像器(図示せず)へトナーを搬送するオーガーe
と、上記ボツクスcの中央側に回動可能に設けら
れてボツクスc内のトナー同志が凝集し合う現
象、いわゆるトナーのブロツキング現象を防止す
る攪拌部材fとでその主要部が構成されるもので
ある。
そしてこの装置によれば上記攪拌部材fをオー
ガーeに同期させて回動させることにより、トナ
ーのブロツキングを防止しながら効率良く現像器
へトナーを供給できるものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら従来のこの種のトナー補給装置に
おいて、上記攪拌部材fの回転半径内にあるトナ
ーについてはこれを攪拌してそのブロツキングを
防止できる反面、回転半径の外側にあるトナーに
ついてはこれを攪拌できないためブロツキングを
適切に防止できないといつた問題点があつた。そ
してブロツキングを起こしたトナーの一部がトナ
ーボツクスcの内壁面に付着してしまうことがあ
り、極端な場合には上記回転半径の外側にあるト
ナーのほとんどが内壁面に付着して、現像器への
トナーの供給が不可能になつてしまうといつた問
題点があつた。更にこの場合、内壁面へ圧力素子
型トナーセンサー等のトナー残量検知手段を設け
ても、内壁面に付着するトナーの影響により的確
にその残量を検知できない問題点があつた。
またブロツク状になつたトナーが上記現像器内
へ供給されてしまうと、一部のトナー粒子同志が
凝集したまま現像されて画質に悪影響を及ぼして
しまうといつた問題点もあつた。
そこで従来においては、上記トナーボツクスc
を定期的にハンマー等でたたいてその内壁面に付
着したトナーを落下させる方法が採られており、
そのための保守並びに点検作業が必要となつてそ
の取扱が面倒となる問題点があつた。またトナー
ボツクスをハンマー等でたたく方法を機械的に行
う装置も一部考案されているが、かかる場合この
ための機構が必要となつて装置が高価となりかつ
大型化する問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は以上の問題点に着目して成されたもの
で、その課題とするところは、簡便な手段により
上記ブロツキング現象の起こらないトナー補給装
置を提供することにある。
すなわち本考案は、トナー容器の内部に回動可
能に配置され、この容器内に収容されたトナーを
攪拌してそのブロツキングを防止する攪拌部材を
備えたトナー補給装置において、突出長さの各々
異なる複数の振動部を有し且つこれら振動部が
夫々上記攪拌部材と接離する振動部材を上記トナ
ー容器の内壁に配設し、上記振動部が攪拌部材に
よつて弾かれるタイミングを各振動部毎に異なら
せて上記トナー容器に連続的に振動を与えること
を特徴とするものである。
そしてこの技術的手段において上記振動部材と
しては、例えばその基端側が上記トナー容器の内
壁面に取付けられてその先端側が上記攪拌部材に
当接する板バネ材で構成することができ、またそ
の取付け個数は一つに限らず複数設けても良い。
またこの技術的手段は、現像器の上部側にトナ
ー容器を配設してトナーを供給するタイプ、並び
に現像器から離れた場所に配設されて適宜搬送手
段によりトナーを供給するタイプのいずれにも適
用することができるが、前者タイプのトナー補給
装置に適用する場合には、上記トナー容器と現像
器との連設部においてトナー容器の振動が現像器
側へ伝わらない構成とすることが望ましい。
[作用] そして、本考案は以下のように作用する。すな
わち、上記トナー容器の内壁に配設された振動部
材は突出長さの各々異なる複数の振動部が夫々に
回動する攪拌部材と接離するので、上記各振動部
が攪拌部材に弾かれる毎にその振動が上記内壁面
を伝わつて上記トナー容器全体を振動させる。こ
のとき、上記振動部が攪拌部材に弾かれるタイミ
ングは各振動部毎に異なつたものとなつているの
で、このトナー容器には連続的に振動が与えられ
る。
[実施例] 以下本考案の実施例について図面を参照して詳
細に説明すると、このトナー供給装置は第1図〜
第3図に示すようにトナーボツクス1と、このボ
ツクス1の底面側に配設されたトナー搬送管2
と、上記ボツクス1の内部に設けられた攪拌部材
3と、トナーボツクス1の内壁面に配置された振
動部材4とでその主要部が構成されるものであ
る。
まず上記トナーボツクス1は従来の装置と同
様、底面側に傾斜部5を有しその中央部にスリツ
ト状の開口部6の穿設された箱材により構成され
ており、その上部側にはボツクス1内へトナーを
補給するための供給部(図示せず)が設けられて
いる。
また上記トナー搬送管2は、そのトナーボツク
ス1側の端部が閉塞されてその他端側が現像器
(図示せず)に連設された筒体により構成されて
おり、そのトナーボツクス1側の管壁が開口され
て上記トナーボツクス1の開口部6に連通してい
ると共に、上記搬送管2内部には回転軸7とこの
軸7に取付けられた羽根材8とで構成されてトナ
ーボツクス1内のトナーを現像器側へ搬送するた
めのオーガー9が配設されている。
また上記攪拌部材3は、トナーボツクス1の略
中央部に設けられこのボツクス1の壁面を貫通し
て上記トナー搬送管2の長さ方向に沿つて配設さ
れた回転軸10と、略コ字状に形成されてその両
端側を上記回転軸10に取付けられた棒状の腕部
材11とで構成されており、図示外の駆動源によ
り回転軸10を回動させてトナーボツクス1内の
トナーを攪拌するように形成されている。
そして、上記振動部材4は略中央部から折り曲
げられた断面略L字状の板バネ材により形成さ
れ、上記トナー搬送管2の長さ方向に沿つてその
基端側をトナーボツクス1の内壁面に取り付けて
配設されている。また、この振動部材4の先端側
には適宜間隔を設けて上記攪拌部材3の回転軸1
0側に伸びると共に、攪拌部材の腕部材に当接す
る複数の振動部12が形成され、第4図に示すよ
うに各振動部12はその長さlが各振動部12毎
に異なつたものとなつている。
このように構成されたトナー補給装置により現
像器へトナーを補給するには、従来の装置と同様
上記オーガー9を回動させ、トナーボツクス1の
開口部6から供給されるトナーをトナー搬送管2
に沿つて搬送して行うものである。またこの装置
においては上記攪拌部材3の回転軸10が、従来
の装置と同様オーガー9の回転に同期して回動す
るように構成されているため、攪拌部材3の回転
半径内にあるトナーは攪拌されてそのブロツキン
グが防止されるものである。
そしてこの装置においてはトナーボツクス1の
内壁面に、弾性を有する板バネ材により構成され
た振動部材4が配設されており、上記攪拌部材3
が回動するたびにその腕部材11が振動部材4の
振動部12に接離するように形成されているた
め、第2図〜第3図に示すように上記腕部材11
が振動部12に接触するとこの振動部12は押圧
されてその基端側へ接近する方向へ変形し、一方
腕部材11が離れると上記弾性により振動部12
は開放されて元の形状に復元するようになる。従
つて上記振動部材4の振動部12は上記攪拌部材
3の腕部材11と接離するごとに変形及び復元を
繰返して振動し、この振動がトナーボツクス1の
内壁面に伝わつてボツクス1全体を振動させるた
め、上記内壁面に付着しているトナーについてこ
れを剥離することができる。このとき、本実施例
では振動部材4の各振動部12の長さlが夫々に
異なつたものとなつているので、これら振動部1
2が上記腕部材11に弾かれるタイミングは各振
動部12毎に異なつたものとなり、トナーボツク
ス1には連続的に振動が与えられる。このため、
トナーボツクス1内のトナーを効率良く現像器へ
供給することができると共に、上記攪拌部材3の
攪拌作用と振動部材4の連続的な振動作用により
トナーのブロツキング現象を完全に防止すること
ができる。
またこの実施例において上記振動部材4につい
ては、第2図に示すようにその振動部12の突出
方向と上記腕部材11の回転方向との交差角θが
鋭角となるように配設されており、振動部12の
変位量を大きくしてその振動を強く起せるような
構成となつているが、トナーボツクス1の傾斜部
5の勾配が急でその内壁面にトナーが付着しにく
い構造である場合とか、使用するトナーの流動性
が良好で内壁面に付着しにくいような場合には、
上記振動部材4の折曲げ角度を調整してその振動
部12と腕部材11との交差角θが鈍角となるよ
うに形成し、振動部12の変位量を小さくしてそ
の振動が弱くなるように構成してもよく、あるい
は第5図に示すように上記振動部材4を上記取付
け部位とは反対側の部位へ取付け、上記同様振動
部12と腕部材11との交差角θが鈍角となるよ
うに配設しても良く適宜調節することができる。
このように構成することにより上記振動は弱くな
る反面、この振動に伴う振動音を低減できる効果
がある。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案のトナー補給
装置によれば、トナー容器の内壁に配設された振
動部材はその複数の振動部が夫々に異なつたタイ
ミングで攪拌部材に弾かれ、上記トナー容器には
連続的に振動が与えられるので、トナー容器内壁
へのトナーの付着を効果的に防止することがで
き、トナーのブロツキングを完全に防止してトナ
ーを効率良く現像器へ供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトナー補給装置の実施例を示
す概略斜視図、第2図及び第3図は第1図の−
面断面図、第4図は実施例に係る振動部材の詳
細図、第5図は他の実施例に係るトナー補給装置
を示す縦断面図、第6図は従来のトナー補給装置
の概略斜視図、第7図は第6図の−面断面図
である。 符号説明、1……トナーボツクス、2……トナ
ー搬送管、3……攪拌部材、4……振動部材、1
2……振動部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トナー容器の内部に回動可能に配置され、この
    容器内に収容されたトナーを攪拌してそのブロツ
    キングを防止する攪拌部材を備えたトナー補給装
    置において、 突出長さの各々異なる複数の振動部を有し且つ
    これら振動部が夫々上記攪拌部材と接離する振動
    部材を上記トナー容器の内壁に配設し、上記振動
    部が攪拌部材によつて弾かれるタイミングを各振
    動部毎に異ならせて上記トナー容器に連続的に振
    動を与えることを特徴とするトナー補給装置。
JP1986029211U 1986-03-03 1986-03-03 Expired - Lifetime JPH0546036Y2 (ja)

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JP1986029211U JPH0546036Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

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JP1986029211U JPH0546036Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

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Publication Number Publication Date
JPS62142066U JPS62142066U (ja) 1987-09-08
JPH0546036Y2 true JPH0546036Y2 (ja) 1993-12-01

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ID=30832899

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