JPH08259924A - 耐熱性接着剤 - Google Patents

耐熱性接着剤

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JPH08259924A
JPH08259924A JP6412195A JP6412195A JPH08259924A JP H08259924 A JPH08259924 A JP H08259924A JP 6412195 A JP6412195 A JP 6412195A JP 6412195 A JP6412195 A JP 6412195A JP H08259924 A JPH08259924 A JP H08259924A
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JP
Japan
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bis
formula
mol
polyimide
heat
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Application number
JP6412195A
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English (en)
Inventor
Wataru Yamashita
渉 山下
Masaji Tamai
正司 玉井
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】下記式(1) で表される芳香族ジアミン1モルに対して、下記式
(2) (式中nは0〜7)で表されるジアミノシロキサン化合
物のモル比が0.10〜0.005モルであるジアミン
混合物とで表される芳香族テトラカルボン酸二無水物と
を反応させて得られるポリイミドからなる耐熱性接着
剤。 【効果】本発明による耐熱性接着剤は低温、低圧で接着
可能であり、接着強度も良好な為、工業的にきわめて価
値がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性接着剤に関す
る。詳しくは、低温、低圧で接着可能な耐熱性接着剤の
溶液に関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロニクス、宇宙航空機器、輸送
機器などの分野に用いられる各種高性能材料の接着剤と
して、従来より多くの有機合成高分子からなる耐熱性接
着剤が知られており、これらの内で耐熱性の優れたもの
としては、ポリベンズイミダゾール系、ポリイミド系の
接着剤が開発されている。特に、ポリイミド系の耐熱性
接着剤として、耐熱性及び接着力ともに優れているもの
として、米国特許第4,065,345号や特開昭61
−143477号公報等に開示された接着剤が知られて
いる。これらの耐熱性接着剤は優れた耐熱性、接着性を
有しているものの、良好な接着状態をえる為には、高
温、高圧の接着条件が必要であった。
【0003】これらは、その前駆体であるポリアミド酸
の溶液を被着体に塗布し、脱溶剤とイミド化を行った
後、乾燥し、これを別の被着体に高温、高圧の条件下で
接着させる方法であった。この方法では、イミド化した
後、接着に供する必要があり、操作が煩雑であるばかり
か、イミド化反応が溶媒の除去ど同時に進行するため、
イミド化反応を一定にコントロールすることがむずかし
く、接着強度等の再現性に乏しいという問題点があっ
た。これに対しては、イミド化反応を溶液中で管理して
行いポリイミド溶液として用いる方法が特願平5−12
9012号や特願平5−12013号等に開示されてい
る。
【0004】また一方、ジアミノシロキサン化合物を併
用することにより接着性を向上させる手法も数多く報告
されている(特開平5−74245、5−98233、
5−98234、5−98235、5−98236、5
−98237、5−112760号公報等)が、ジアミ
ノシロキサン化合物の併用量が多いため、芳香族系ポリ
イミドが本来有する耐熱性を損なったり、またポリイミ
ドの前駆体であるポリアミド酸の有機溶剤溶液が層分離
を起こす等の保存安定性にも問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高耐
熱性で、低温低圧で接着可能であり、接着強度も良好な
耐熱性接着剤を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意検討した結果、特定の方法で得ら
れるポリイミドおよび、その前駆体であるポリアミド酸
有機溶剤溶液が優れた耐熱接着剤として用いることがで
きることを見いだし本発明に到達した。即ち本発明は、 1)下記式(1)(化5)で表される芳香族ジアミン1
モルに対して、下式(2)(化6)
【0007】
【化5】 (式中X、Xは、直接結合、−O−、−S−、
−CO−、−CH−、−C(CH−、−
C(CF−、−SO−であり、X
は、それぞれX=X、もしくはX
であり、R 、R’、R”
はH、F、Cl、Br、I、炭素数1〜3の
アルキル基、フルオロアルキル基、アルコキシ基、フル
オロアルコキシ基、フェニル基、ビフェニル基、フェノ
キシ基、ビフェノキシ基、またはニトリル基であり、R
、R’、R”はすべて
が同一でも、また異っていてもよく、更にその一部のみ
が同一であってもよい。)で表されるジアミノシロキサ
ン化合物0.10〜0.005モルを含有するジアミン
混合物と、式(3)(化7、化8)で表される芳香族テ
トラカルボン酸二無水物成分とを加熱下に反応すること
によって得られるポリイミドを含有する耐熱性接着剤、
【0008】
【化6】 (式中、nは0〜7を意味する。)
【0009】
【化7】 (式中Arは、
【0010】
【化8】 2)上記の式(1)で表される芳香族ジアミン1モルに
対して、上記式(2)で表されるジアミノシロキサン化
合物0.10〜0.005モルを含有するジアミン混合
物と、式(3)で表される芳香族テトラカルボン酸二無
水物成分とジカルボン酸無水物またはモノアミノ化合物
を加熱下に反応することによって得られるポリイミドを
含有する耐熱性接着剤、 3)上記の芳香族テトラカルボン酸二無水物成分1モル
に対し、0.8〜1.20モルのジアミン混合物を使用
することを特徴とする1)および2)記載の耐熱性接着
剤、 4)上記の芳香族テトラカルボン酸二無水物成分の総量
1モルに対し、0.001〜0.20モルのジカルボン
酸無水物またはモノアミンを使用することを特徴とする
2)記載の耐熱性接着剤および、 5)1)および2)記載のポリイミドの前駆体であるポ
リアミド酸を含有する耐熱性接着剤溶液である。 6)上記の1)および2)のポリイミドよりなるポリイ
ミドフィルム。
【0011】本発明において最も重要なことは、本願に
おけるポリイミドを含有する耐熱性接着剤および/また
は、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を含有する
耐熱性接着剤溶液中に、下式(4)(化9)で表される
構造単位が、下式(5)(化10)で表される構造単位
1に対して、0.10〜0.005の割合で含有されて
いると言うことである。
【0012】
【化9】 (式中nは、0〜7を意味する。)
【0013】
【化10】 (式中X、XおよびR、R’
、R”は前記に同じ。) 上式(4)で表される構造単位の含有比が、0.005
以下の場合は、接着性向上の効果が充分でなく、また
O.10以上の場合は接着剤自体の耐熱性が損なわれ
る。さらに、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を
含有する耐熱性接着剤の場合は、0.10以上になると
層分離が激しく、安定に保存することができない。上式
(5)で表される構造単位1に対する上式(4)で表さ
れる構造単位の比率は、好ましくは、0.01〜0.0
5であり、さらに好ましくは0.01〜0.03であ
り、最適には、0.01〜0.02である。
【0014】本発明において、式(1)で表される芳香
族ジアミンとして、具体的には、1,3-ビス(3-アミノフ
ェニル)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェニル)ベンゼ
ン、1,4-ビス(3-アミノフェニル)ベンゼン、1,4-ビス(4
-アミノフェニル)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノフェノ
キシ)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼ
ン、1,4-ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビ
ス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノ
フェニルスルフィド)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェ
ニルスルフィド)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノフェニル
スルフィド)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノフェニルスル
フィド)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノベンゾイル)ベン
ゼン、1,3-ビス(4-アミノベンゾイル)ベンゼン、1,4-
ビス(3-アミノベンゾイル)ベンゼン、1,4-ビス(4-ア
ミノベンゾイル)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノベンジ
ル)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノベンジル)ベンゼン、
1,4-ビス(3-アミノベンジル)ベンゼン、1,4-ビス(4-
アミノベンジル)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノ-α,α-
ジメチルベンジル)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノ-α,
α-ジメチルベンジル)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノ-
α,α-ジメチルベンジル)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミ
ノ-α,α-ジメチルベンジル)ベンゼン、1,3-ビス{(3-
アミノ)-α,α-ビス(トリフルオロメチル)ベンジル}
ベンゼン、1,3-ビス{(4-アミノ)-α,α-ビス(トリフ
ルオロメチル)ベンジル}ベンゼン、1,4-ビス{(3-ア
ミノ)-α,α-ビス(トリフルオロメチル)ベンジル}ベ
ンゼン、1,4-ビス{(4-アミノ)-α,α-ビス(トリフル
オロメチル)ベンジル}ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノフ
ェニルスルホン)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフェニル
スルホン)ベンゼン、1,4-ビス(3-アミノフェニルスルホ
ン)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノフェニルスルホン)ベ
ンゼン、1,3-ビス(3-アミノフェノキシ)-5-トリフルオ
ロメチルベンゼン、1,3-ビス(3-アミノフェノキシ)-6-
トリフルオロメチルベンゼン、1,3-ビス(3-アミノ-5-
トリフルオロメチルフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(3
-アミノ-5-トリフルオロメチルフェノキシ)ベンゼン、
1,3-ビス(3-アミノ-5-トリフルオロメチルフェノキシ)
-5-トリフルオロメチルベンゼン、1,3-ビス(3-アミノ-
4-フルオロベンゾイル)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノ-
4-フェノキシベンゾイル)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミ
ノ-4-ビフェノキシベンゾイル)ベンゼン、1,3-ビス(3-
アミノフェノキシ)ベンゾニトリル、1,4-ビス(4-アミ
ノフェノキシ)-2-フェニルベンゼン、等が挙げられる。
しかしながら、上記のジアミン化合物に限られるもので
はない。
【0015】また、ジアミノシロキサンとしては、式
(2)(化11)
【0016】
【化11】 で表される、nが0〜7の化合物が使用される。
【0017】さらには、本発明の諸性能をそこなわない
範囲で以下のジアミンを併用することもできる。併用で
きるジアミンとしては、m−フェニレンジアミン、o−
フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、m−ア
ミノベンジルアミン、o−アミノベンジルアミン,3−
クロロ−1,2−フェニレンジアミン、4−クロロ−
1、2−フェニレンジアミン、2,3−ジアミノトルエ
ン、2,4−ジアミノトルエン、2,5−ジアミノトル
エン、2,6−ジアミノトルエン、3,4−ジアミノト
ルエン、3,5−ジアミノトルエン、2−メトキシ−
1,4−フェニレンジアミン、4−メトキシ−1,2−
フェニレンジアミン、4−メトキシ−1,3−フェニレ
ンジアミン、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル]メタン、1,1−ビス[4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル]エタン、1,2−ビス[4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニル]エタン、1,1−ビス[4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン,1,
2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プ
ロパン、1,3−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)
フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル]プロパン、1,1−ビス[4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル]ブタン、1,3−
ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ブタ
ン、1,4−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル]ブタン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル]ブタン、2,3−ビス[4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニル]ブタン,2−[4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル]−2−[4−(4−アミ
ノフェノキシ)−3−メチルフェニル]プロパン,2,
2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)−3−メチル
フェニル]プロパン、2−[4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル]−2−[4−(4−アミノフェノキシ)
−3,5−ジメチルフェニル]プロパン、2,2−ビス
[4−(4−アミノフェノキシ)−3,5−ジメチルフ
ェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル]−1,1,1,3,3,3−ヘキ
サフルオロプロパン、4,4’−ジアミノビフェニル、
3,4’−ジアミノビフェニル、3,3’−ジアミノビ
フェニル、3,3’−ジクロロ−4,4’−ジアミノビ
フェニル、3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノビ
フェニル、2,2’−ビス(トリフルオロメチル)−
4,4’−ジアミノビフェニル、2,2’−ビス(トリ
フルオロメトキシ)−4,4’−ジアミノビフェニル、
2,3,5,6,2’,3’,5’,6’−オクタフル
オロ−4,4’−ジアミノビフェニル、4,4’−ジア
ミノジフェニルエーテル、3,4’−ジアミノジフェニ
ルエーテル、3,3’−ジアミノジフェニルエーテル、
3,3’−ジアミノ−5,5’−ビス(トリフルオロメ
チル)-ジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノ−6,
6’−ビス(トリフルオロメチル)-ジフェニルエーテ
ル、2,2’−ビス(トリフルオロメトキシ)−4,
4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,3’−ジアミ
ノジフェニルスルフィド、3,4’−ジアミノジフェニ
ルスルフィド、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィ
ド、3,3’−ジアミノベンゾフェノン、3,4’−ジ
アミノベンゾフェノン、4,4’−ジアミノベンゾフェ
ノン、3,3’−ジアミノ−4,4’−ジフルオロベン
ゾフェノン、3,3’−ジアミノ−4,4’−ジフェノ
キシベンゾフェノン、3,3’−ジアミノ−4−フェノ
キシベンゾフェノン、3,4’−ジアミノ−4−フェノ
キシベンゾフェノン、3,3’−ジアミノ−4,4’−
ジビフェノキシベンゾフェノン、3,3’−ジアミノ−
4−ビフェノキシベンゾフェノン、3,4’−ジアミノ
−4−ビフェノキシベンゾフェノン、3,3’−ジアミ
ノ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、3,3’−
ジアミノ−4−メトキシベンゾフェノン、3,4’−ジ
アミノ−4−メトキシベンゾフェノン、ビス(4−アミ
ノフェニル)メタン、2,2’−ビス(4−アミノフェ
ニル)プロパン、2,2’−ビス(4−アミノフェニル)
ヘキサフルオロプロパン、
【0018】3,3’−ジアミノジフェニルスルホン、
3,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジ
アミノジフェニルスルホン、1,3−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(3−アミノフェ
ノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキ
シ)ベンゼン,4,4’−ビス(4−アミノフェノキ
シ)ビフェニル、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)
フェニル]ケトン、ビス[4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル]スルフィド、ビス[4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル]スルホキシド、ビス[4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4−
(3−アミノフェノキシ)フェニルエーテル、ビス[4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル]エーテル,1,
3−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)ベンゾイル]
ベンゼン、1,3−ビス[4−(3−アミノフェノキ
シ)ベンゾイル]ベンゼン、1,4−ビス[4−(3−
アミノフェノキシ)ベンゾイル]ベンゼン、4,4’−
ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゾイル]ベンゼン、
4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,3’−
ジメチルビフェニル、4,4’−ビス(3−アミノフェ
ノキシ)−3,3’,5,5’−テトラメチルビフェニ
ル、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ー3,
3’,5,5’−テトラクロロビフェニル、4,4’−
ビス(3−アミノフェノキシ)−3,3’,5,5’−
テトラブロモビフェニル、ビス[4−(3−アミノフェ
ノキシ)−3−メトキシフェニル]スルフェド、[4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル][4−(3−アミ
ノフェノキシ)−3,5−ジメトキシフェニル]スルフ
ィド、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)−3,5−
ジメトキシフェニル]スルフィド、1,1−ビス[4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、1,3
−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]プロ
パン、2,2−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フ
ェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(3−アミノフ
ェノキシ)フェニル]−1,1,1,3,3,3−ヘキ
サフルオロプロパン、ビス[4−(3−アミノフェノキ
シ)フェニル]ケトン、ビス[4−(3−アミノフェノ
キシ)フェニル]スルフィド、ビス[4−(3−アミノ
フェノキシ)フェニル]スルホン、1,3−ビス(3−
アミノフェノキシ)ベンゼン等が挙げられる。
【0019】本発明において式(3)で表される芳香族
テトラカルボン酸二無水物成分としては、ピロメリット
酸二無水物、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、ナ
フタレンテトラカルボン酸二無水物、ジフェニルエーテ
ルテトラカルボン酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸二無水物、ビス(ジカルボキフェニル)スルホ
ン二無水物、ビス(ジカルボキシフェニル)プロパン二
無水物、ビス(ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロ
プロパン二無水物、ビス(ジカルボキシフェノキシ)ベ
ンゼン二無水物、ビス[(ジカルボキシフェノキシ)フ
ェニル]プロパン二無水物が用いられるが、耐熱性接着
剤特性を損なわない範囲ないで他のテトラカルボン酸二
無水物を混合使用しても差し支えない。混合して用いる
ことのできるテトラカルボン酸二無水物としては、エチ
レンテトラカルボン酸二無水物、ブタンテトラカルボン
酸二無水物、シクロペンタンテトラカルボン酸二無水
物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二無
水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二
無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニ
ル)エタン二無水物、1,1−ビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)エタン二無水物、1,2−ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、1,3−ビ
ス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベンゼン二無水
物、1,2,3,4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水
物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無
水物、2,3,6,7−アントラセンテトラカルボン酸
二無水物、1,2,7,8−フェナントレンテトラカル
ボン酸二無水物、等が挙げられる。
【0020】本発明においては、通常の重縮合系ポリマ
ーの場合と同様に、モノマー成分のモル比を調節する事
により分子量を制御する。すなわち、テトラカルボン酸
二無水物1モルに対し、0.8〜1.2モルのジアミン
混合物を使用する。このモル比が0.8以下および1.
2以上の場合は低分子量のものしか得られず、耐熱性接
着剤として充分作用しない。好ましくは、テトラカルボ
ン酸二無水物1モルに対してジアミン化合物0.9〜
1.1モル比であり、さらに好ましく0.95〜1.0
5モル比である。
【0021】本発明の耐熱性接着剤を製造するに際して
は、ポリマー分子末端を封止する目的で、ジカルボン酸
無水物あるいはモノアミンを利用することもある。これ
らの化合物としては具体的には、無水フタル酸、2,3
−ベンゾフェノンジカルボン酸無水物、3,4−ベンゾ
フェノンジカルボン酸無水物、2,3−ジカルボキシフ
ェニルフェニルエーテル無水物、3,4−ジカルボキシ
フェニルフェニルエーテル無水物、2,3−ビフェニル
ジカルボン酸無水物、3,4−ビフェニルジカルボン酸
無水物、2,3−ジカルボキシフェニルフェニルスルホ
ン無水物、3,4−ジカルボキシフェニルフェニルスル
ホン無水物、2,3−ジカルボキシフェニルフェニルス
ルフィド無水物、3,4−ジカルボキシフェニルフェニ
ルスルフィド無水物、1,2−ナフタレンジカルボン酸
無水物、2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物、1,
8−ナフタレンジカルボン酸無水物、1,2−アントラ
センジカルボン酸無水物、2,3−アントラセンジカル
ボン酸無水物,1,9−アントラセンジカルボン酸無水
物が挙げられる。これらのジカルボン酸無水物はアミン
またはジカルボン酸無水物と反応性を有しない基で置換
されていても差し支えない。
【0022】これらは単独または2種以上混合して用い
ることができる。これらの芳香族ジカルボン酸無水物の
中で、好ましくは無水フタル酸が使用される。またモノ
アミンとしては、次のようなものが挙げられる。例え
ば、アニリン、o−トルイジン、m−トルイジン、p−
トルイジン、2,3−キシリジン、2,6−キシリジ
ン、3,4−キシリジン、3,5−キシリジン、o−ク
ロロアニリン、m−クロロアニリン、p−クロロアニリ
ン、o−ブロモアニリン、m−ブロモアニリン、p−ブ
ロモアニリン、o−ニトロアニリン、p−ニトロアニリ
ン、m−ニトロアニリン、o−アミノフェノール、p−
アミノフェノール、m−アミノフェノール,o−アニシ
ジン、m−アニシジン、p−アニシジン,o−フェネチ
ジン、m−フェネチジン、p−フェネチジン、o−アミ
ノベンズアルデヒド、p−アミノベンズアルデヒド、m
−アミノベンズアルデヒド、o−アミノベンズニトリ
ル、p−アミノベンズニトリル、m−アミノベンズニト
リル,2−アミノビフェニル,3−アミノビフェニル、
4−アミノビフェニル、2−アミノフェニルフェニルエ
ーテル、3−アミノフェニルフェニルエーテル,4−ア
ミノフェニルフェニルエーテル、2−アミノベンゾフェ
ノン、3−アミノベンゾフェノン、4−アミノベンゾフ
ェノン、2−アミノフェニルフェニルスルフィド、3−
アミノフェニルフェニルスルフィド、4−アミノフェニ
ルフェニルスルフィド、2−アミノフェニルフェニルス
ルホン、3−アミノフェニルフェニルスルホン、4−ア
ミノフェニルフェニルスルホン、α−ナフチルアミン、
β−ナフチルアミン,1−アミノ−2−ナフトール、5
−アミノ−1−ナフトール、2−アミノ−1−ナフトー
ル,4−アミノ−1−ナフロール、5−アミノ−2−ナ
フトール、7−アミノ−2−ナフトール、8−アミノ−
1−ナフトール、8−アミノ−2−ナフトール、1−ア
ミノアントラセン、2−アミノアントラセン、9−アミ
ノアントラセン等が挙げられる。通常、これらの芳香族
モノアミンの中で、好ましくはアニリンの誘導体が使用
される。これらは単独でまたは2種以上混合して用いる
ことができる。
【0023】これら芳香族モノアミン及び/またはジカ
ルボン酸無水物は、単独または2種以上混合して用いて
も何等問題はない。これら化合物の使用量としては、ジ
アミンとテトラカルボン酸二無水物の使用モル数の差の
1〜数倍のモノアミン(過剰成分がテトラカルボン酸二
無水物)、あるいはジカルボン酸無水物(過剰成分がジ
アミン)であれば良いが、少なくとも一方の成分の0.
01モル倍程度利用するのが一般的であり、好ましくは
芳香族テトラカルボン酸二無水物成分の総量1モルに対
して、0.001〜0.2モルのジカルボン酸無水物ま
たはモノアミンを使用する。より好ましくは0.01〜
0.1モルである。
【0024】本発明における重合体の生成反応は通常有
機溶剤中で実施する。この反応に用いる有機溶剤として
は、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸およびポリ
イミドを製造するに問題がなく、しかも生成したポリア
ミド酸およびポリイミドを溶解できるものであればどの
ようなものでも利用でき、具体的には、アミド系の溶
剤、エーテル系の溶剤、フェノール系の溶剤が例示で
き、より具体的には、N,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセ
トアミド、N,N−ジメチルメトキシアセトアミド、N
−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン、N−メチルカプロラクタム、1,2−
ジメトキシエタン−ビス(2−メトキシエチル)エーテ
ル、1,2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタン、ビ
ス[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]エーテル、
テトラヒドロフラン、1,3−ジオキサン、1,4−ジ
オキサン、ピリジン、ピコリン、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルスルホン、テトラメチル尿素、ヘキサメチ
ルホスホルアミド、フェノール、o−クレゾール、m−
クレゾール、p−クレゾール、クレゾール酸、o−クロ
ロフェノール、m−クロロフェノール、p−クロロフェ
ノール、アニソール等が挙げられ、これらは単独または
2種以上混合して使用する事もできる。特にアミド系の
溶剤が溶液の安定性、作業性としての利用の点から好ま
しい。
【0025】また本発明においてポリイミドを含有する
耐熱性接着剤を製造するにあったて有機塩基触媒を共存
させることも可能である。有機塩基触媒としては、ピリ
ジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ−ピコリン、キ
ノリン、イソキノリン、トリエチルアミン等の第3級ア
ミン類が用いられるが、特に好ましくはピリジンおよび
γ−ピコリンである。これら触媒の使用量としては、テ
トラカルボン酸二無水物の総量1モルに対し、0.00
1〜0.50モルである。特に好ましくは0.01〜
0.1モルである。
【0026】また、有機溶剤中でジアミン成分である、
前記式(1)の芳香族ジアミンと、ジアミノシロキサン
化合物、および上記芳香族テトラカルボン酸二無水物成
分、さらにはジカルボン酸無水物またはモノアミンを添
加させ反応させる方法としては、 (a)テトラカルボン酸二無水物成分と式(1)の芳香
族ジアミンを反応させた後、ジアミノシロキサン化合物
を添加し、その後、ジカルボン酸無水物またはモノアミ
ンを添加して反応を続ける方法。 (b)テトラカルボン酸二無水物成分とジアミノシロキ
サン化合物を反応させた後、式(1)の芳香族ジアミン
を添加し、その後、ジカルボン酸無水物またはモノアミ
ンを添加して反応を続ける方法。 (c)式(1)の芳香族ジアミンとジアミノシロキサン
化合物からなるジアミン混合物にジカルボン酸無水物を
加えて反応させた後、上記テトラカルボン酸二無水物成
分を添加し、更に反応を続ける方法。 (d)上記テトラカルボン酸二無水物成分にモノアミン
を加え反応させた後、式(1)の芳香族ジアミンとジア
ミノシロキサン化合物を添加し、更に反応を続ける方
法。 (e)上記テトラカルボン酸二無水物成分、式(1)の
芳香族ジアミン、ジアミノシロキサン化合物、ジカルボ
ン酸無水物またはモノアミンを同時に添加し反応させる
方法。 等が挙げられ、いずれの添加・反応方法をとっても差し
支えない。
【0027】ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を
製造する際の反応温度は、−20〜60℃、好ましくは
0〜40℃である。反応時間は使用するテトラカルボン
酸二無水物の種類、溶剤の種類、及び反応温度等により
異なるが、目安としては、1〜48時間であり、通常数
時間から十数時間である。本願においては、この様な方
法により得られたポリイミドの前駆体であるポリアミド
酸を含有する有機溶剤溶液を、ポリイミドの前駆体であ
るポリアミド酸を含有する耐熱性接着剤溶液と呼んでい
る。このようにして得られたポリアミド酸はついで15
0〜400℃に加熱脱水してイミド化することにより、
用いられる。
【0028】またポリイミドを含有する耐熱性接着剤溶
液を製造する際の反応温度は、100℃以上、好ましく
は150〜300℃であり、反応によって生じる水を抜
き出しながら行うのが一般的である。イミド化に先立
ち、ポリアミド酸を100℃以下の低温でまず合成しつ
いで温度を上げてイミド化することも可能であるが、単
に上記の方法でテトラカルボン酸二無水物成分とジアミ
ン成分を混合した後、有機塩基存在下、すぐに昇温する
ことでイミド化することもできる。反応時間は使用する
テトラカルボン酸二無水物の種類、溶剤の種類、有機塩
基触媒の種類と量および反応温度等により異なるが、目
安としては、留出する水が、ほぼ理論量に達する(通常
は全てが回収されるわけではないので、70〜90%の
回収率である。)まで反応することであり、通常数時間
から10時間程度である。この場合、イミド化反応によ
って生じる水はトルエン等の共沸剤を反応系に加えて、
共沸により水を除去する方法が一般的で有効である。ま
たまずポリアミド酸を合成した後、無水酢酸などのイミ
ド化剤を用いて化学的にイミド化を行いポリイミド含有
耐熱性接着剤溶液を製造することもできる。
【0029】通常、こうして得られたポリイミド共重合
体溶液からなるポリイミドを含有する耐熱性接着剤溶液
は保存安定性が良好で、しかも接着面に塗布、乾燥して
接着すると、銅箔とポリイミドフィルム、窒化ケイ素、
ガラスとの接着において比較的低温低圧でも充分な90
°剥離接着強度が得られる。ここで乾燥温度としては、
溶媒の沸点によってことなり、特定はできないが、通
常、100〜300℃である。また接着温度としては通
常150〜300℃、特に250℃以下で充分である。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により詳
細に説明する。尚、本発明は、以下の実施例、比較例に
限定されるものではない。 (実施例1)撹拌器、還流冷却器および窒素導入管を備
えた容器に1,3-ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン2
9.65g(0.098モル)、ジアミノシロキサン化
合物0.496g(0.002モル)[東レ・ダウコー
ニング・シリコーン株式会社製;製品名BY16−87
1(注: 一般式(2)においてn=0のもの) ]、N−
メチル−2−ピロリドン198gを装入し、窒素雰囲気
下において、3,3,',4,4'−ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸二無水物30.93g(0.096モル)を溶液温
度の上昇に注意しながら、分割して加え、室温で約20
時間撹拌した。その後、無水フタル酸1.18g(0.
008モル)を加えたのち、加熱してN−メチル−2−
ピロリドンの還流温度で6時間加熱を続け、約50gの
N−メチル−2−ピロリドンを留去した。得られたポリ
イミド溶液をガラス板上にできあがりコート厚み15μ
mになるように塗布し、250℃で加熱乾燥した後、1
ozの銅箔と、その鏡沢面とを重ねあわせ、320℃、
5Kg/cm2で15分間加熱圧着した。得られた試験
片を用い、IPC−TM−650method2,4,9にし
たがって90゜剥離接着強度を測定したところ、2.1
3Kg/cmであった。
【0031】(実施例2〜12)以下、表1に示すよう
に、ジアミン化合物、ジアミノシロキサン化合物、芳香
族テトラカルボン酸二無水物を変更して、実施例1と同
様に剥離接着強度を測定した。その結果を表1に実施例
1の結果と併せて示す。
【0032】(比較例1)実施例1におけるジアミノシ
ロキサンを全く使用せず、その代わりに更に1,3-ビス(3
-アミノフェノキシ)ベンゼン0.59g(0.002モ
ル)を使用して、以下実施例1と全く同様にしてポリイ
ミド溶液を調製し、剥離接着強度を測定したところ、
0.84Kg/cmであった。本比較例も表1に併せて
示す。
【0033】
【発明の効果】本発明による耐熱性接着剤は低温、低圧
で接着可能であり、接着強度も良好な為、工業的にきわ
めて価値がある。
【0034】
【表1】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(1)(化1) 【化1】 (式中X1 、X2 は、直接結合、−O−、−S−、−C
    O−、−CH2 −、−C(CH3 2 −、−C(C
    3 2 −、−SO2 −であり、X1 とX2 は、それぞ
    れX1 =X2 、もしくはX1 ≠X2 であり、R1 4
    R’1 4 、R”1 4 はH、F、Cl、Br、I、炭
    素数1〜3のアルキル基、フルオロアルキル基、アルコ
    キシ基、フルオロアルコキシ基、フェニル基、ビフェニ
    ル基、フェノキシ基、ビフェノキシ基、またはニトリル
    基であり、R、R’ 、R”
    はすべてが同一でも、また異っていてもよく、更に
    その一部のみが同一であってもよい。)で表される芳香
    族ジアミン1モルに対して、下記式(2)(化2) 【化2】 (式中nは0〜7を意味する。)で表されるジアミノシ
    ロキサン化合物0.10〜0.005モルを含有するジ
    アミン混合物と、下記式(3) 【化3】 (式中Arは、 【化4】 である。)で表される芳香族テトラカルボン酸二無水物
    とを反応させて得られるポリイミドからなる耐熱性接着
    剤。
  2. 【請求項2】上記の式(1)で表される芳香族ジアミン
    1モルに対して、上記の式(2)で表されるジアミノシ
    ロキサン化合物0.10〜0.005モルを含有するジ
    アミン混合物と上記式(3)で表される芳香族テトラカ
    ルボン酸二無水物をジカルボン酸無水物またはモノアミ
    ン化合物の存在下で反応させて得られるポリイミドから
    なる耐熱性接着剤。
  3. 【請求項3】芳香族テトラカルボン酸二無水物1モルに
    対して使用するジアミン混合物の総量が0.8〜1.2
    モルである請求項1または2記載の耐熱性接着剤。
  4. 【請求項4】上記の芳香族テトラカルボン酸二無水物の
    総量1モルに対して、0.001〜0.20モルのジカ
    ルボン酸無水物またはモノアミンを使用することを特徴
    とする請求項2記載の耐熱性接着剤。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載のポリイミドの前駆
    体であるポリアミド酸を含有する耐熱性接着剤溶液。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載のポリイミドより
    得られるポリイミドフィルム。
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