JPH08165829A - ドアクロージャ - Google Patents

ドアクロージャ

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JPH08165829A
JPH08165829A JP30763894A JP30763894A JPH08165829A JP H08165829 A JPH08165829 A JP H08165829A JP 30763894 A JP30763894 A JP 30763894A JP 30763894 A JP30763894 A JP 30763894A JP H08165829 A JPH08165829 A JP H08165829A
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重松  孝一
Osamu Kawanobe
川野辺  修
Jun Yamagishi
純 山岸
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアクロージャの無駄なクローズ動作をなく
して、電力の浪費、および利用者に不快感を与えること
を未然に回避することができるドアクロージャを提供す
ること。 【構成】 自動車用のスライドドアが閉じられるとき
は、スライドドア側と車体側の給電部32、33が接続
状態となってコントローラ50の電源回路が形成されて
から、ドアロック装置のラッチ部材がハーフラッチ位置
まで回動してハーフラッチ検出スイッチ29がONとな
り、フルラッチ確認部61は、それらの動作の間の経過
時間が所定時間以内のときは、給電部32、33が自動
車の振動などによって一時的に非接触状態になったとき
であって、既にラッチ部材がフルラッチ位置に保持され
ていると判定し、その判定結果に基づいて駆動制限部6
2がモータ26の駆動を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアロック装置に備わ
るドアクロージャに係り、さらに詳しくは、ドアロック
装置のラッチ部材をハーフラッチ位置からフルラッチ位
置まで強制的に移動させるためのドアクロージャに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアクロージャとして
は、例えば、特開平1−105886号公報に記載のも
のが知られている。
【0003】かかるドアクロージャは、自動車スライド
ドアのドアロック装置に備わるものであり、その動作タ
イミングを決定するために、機械的な接点部を有する3
つのスイッチを検出手段として備えた構成となってい
る。
【0004】第1の検出手段は、ドアロック装置のラッ
チ部材がハーフラッチ位置(同公報では、「ハーフロッ
ク位置」)になったときに、スライドドアに応動してス
イッチ動作するハーフロック検出手段であり、この検出
手段のスイッチ動作時にドアクロージャの駆動モータが
正転起動し、移動体としての駆動レバーが待機位置から
一方向に回動して、ラッチ部材を強制的にフルラッチ位
置まで移動させる。第2の検出手段は、ラッチ部材がフ
ルラッチ位置(同公報では、「フルロック位置」)まで
移動したときに、そのラッチ部材に応動してスイッチ動
作するフルロック検出手段であり、この検出手段のスイ
ッチ動作時に駆動モータが逆転し、ドアクロージャの駆
動レバーが他方向、つまり元の待機位置の方向へ回動す
る。第3の検出手段は、ドアクロージャの駆動レバーが
待機位置にまで移動したときに、その駆動レバーに応動
してスイッチ動作する初期位置検出手段であり、この検
出手段のスイッチ動作時に駆動モータが停止して、ドア
クロージャの駆動レバーが元の待機位置にて停止する。
【0005】また、第1、第2、第3の検出手段の検出
結果に応じて駆動モータを駆動制御する駆動制御手段
は、ドア側に配備されており、そのドアを所定量以上に
閉じたときに、ドア側と車体側の対向部に設けられた対
の給電部が電気的に接続して、ドア側の駆動制御手段と
車体側の車載バッテリーとの間の電源回路を形成するよ
うになっている。その駆動制御手段の電源回路は、ドア
が閉じられることによってドアロック装置のラッチ部材
がハーフラッチ位置になる以前の時点にて形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ドアクロージャにおいては、自動車の走行中の振動など
によって給電部が一時的に非接触状態となり、駆動制御
手段の電源回路が一時的に遮断されるおそれがある。ま
た、ドアが勢いよく閉められた時には、ドアクロージャ
のクローズ動作を要することなく、ラッチ部材が自動的
にフルラッチ位置まで移動することがある。
【0007】上記従来のようなドアクロージャの場合
は、駆動制御手段の電源回路が一時的に切られたとき
に、その駆動制御手段がリセットされるため、既にドア
が閉じられてラッチ部材がフルラッチ位置まで移動して
いるにも拘わらず、駆動モータが作動して無駄なクロー
ズ動作を行うことがあった。また、ドアの急閉時にラッ
チ部材が自動的にフルラッチ位置まで移動したときに、
そのドアの急閉を認識することができず、既にラッチ部
材がフルラッチ位置まで移動しているにも拘わらず、駆
動モータが作動して無駄なクローズ動作を行うおそれが
あった。
【0008】このようなドアクロージャの無駄なクロー
ズ動作は、電力の浪費と共に、利用者に不快感を与える
という問題を生じる。
【0009】本発明の目的は、ドアクロージャの無駄な
クローズ動作をなくして、電力の浪費、および利用者に
不快感を与えることを未然に回避することができるドア
クロージャを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のドアクロージャ
は、駆動制御手段によって駆動制御される電動モータを
備え、ドアの閉じ動作によってドアロック装置のラッチ
部材がハーフラッチ位置まで移動したときに、前記電動
モータによって駆動される移動体を介して前記ラッチ部
材をフルラッチ位置の方向に移動させ、前記ラッチ部材
がフルラッチ位置まで移動したときに、前記電動モータ
によって前記移動体を待機位置の方向に移動させ、前記
移動体が待機位置まで復帰したときに、前記電動モータ
の駆動を停止させるドアクロージャにおいて、前記ラッ
チ部材がフルラッチ位置に保持されていることを確認す
るフルラッチ確認手段と、前記フルラッチ確認手段によ
って前記ラッチ部材がフルラッチ位置に保持されている
ことが確認されたときに、前記電動モータの駆動を制限
する駆動制限手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のドアクロージャは、ドアロック装置の
ラッチ部材がフルラッチ位置に既に保持されているこ
と、およびラッチ部材がドアクロージャを必要とするこ
となくフルラッチ位置に保持されることを認識し、それ
らを認識したときに、ドアクロージャの動作を制限する
ことにより、ドアクロージャの無駄なクローズ動作をな
くして、電力の浪費、および利用者に不快感を与えるこ
とを未然に回避する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】(第1実施例)本実施例は、自動車用スラ
イドドア1のドアロック装置10に備わるドアクロージ
ャ20としての適用例である。以下、本実施例のドアク
ロージャ20をA.「機械的な構成」、B.「制御系の
構成」、C.「動作」に分けて説明する。
【0014】A.「機械的な構成」 図1から図3は、ドアクロージャ20の機械的な構成を
説明するための図である。
【0015】まず、ドアロック装置10のベース部材1
1には、車体側の図示しないストライカと係合可能なラ
ッチ部材12が軸線O1を中心として回動自在に備えら
れている。そして、スライドドア1が矢印A方向に閉じ
られて、ストライカとラッチ部材12とが完全に係合す
るフルラッチの状態となったときに、図示しないロッキ
ングプレートがラッチ部材12を回動不能にロックす
る。これにより、スライドドア1が閉成状態にロックさ
れる。ロッキングプレートは、スライドドア1に備わる
ロック解除レバーの操作により、ラッチ部材12のロッ
クを解除する。
【0016】ドアクロージャ20には、軸線O2を中心
として回動可能なクローズレバー21が備えられてい
る。このクローズレバー21が図3における位置を待機
位置として矢印B1方向に回動して、それがラッチ部材
12の突起部12Aと当接することにより、ラッチ部材
12を矢印C1方向に回動させて、それをストライカと
の係合開始のハーフラッチ位置から、ストライカと完全
に係合するフルラッチ位置にまで強制的に回動させるこ
とになる。クローズレバー21は、ケーブル22、ケー
ブルジョイント23、扇状の出力ギア24、およびピニ
オンギア25を介して、可逆転のギアドモータ26に接
続されている。27はドアクロージャ20の取り付けブ
ラケットである。
【0017】そして、モータ26の正転によってピニオ
ンギア25が矢印D1方向に回動することにより、クロ
ーズレバー21がケーブル22に引かれて矢印B1方向
に回動する。その後、モータ26の逆転によってピニオ
ンギア25が矢印D2方向に回動することにより、クロ
ーズレバー21がスプリング28の付勢力によって矢印
B2方向に回動復帰する。
【0018】ラッチ部材12がハーフラッチ位置に移動
したことの検出は、ラッチ部材12に連動するオープン
レバー13が、第1の検出手段としてのハーフラッチ検
出スイッチ29をスイッチ動作させることにより行う。
ハーフラッチ検出スイッチ29は、機械的な接点部を備
えた簡易なリミットスイッチである。オープンレバー1
3は、ラッチ部材12がハーフラッチ位置に移動したと
きに、ハーフラッチ検出スイッチ29の操作部に当接し
てそれをONとし、そしてラッチ部材12がハーフラッ
チ位置からフルラッチ位置に向かって矢印C1方向に回
動することにより、ハーフラッチ検出スイッチ29の操
作部から離間してそれをOFFとし、さらにラッチ部材
12がフルラッチ位置に達したときに、再びハーフラッ
チ検出スイッチ29の操作部に当接してそれをONとす
るようになっている。したがって、ハーフラッチ検出ス
イッチ29の2回目のONによって、ラッチ部材12が
フルラッチ位置に移動したことも検出することができ
る。しかし、スライドドア1が急速に閉じられたとき
は、オープンレバー13がきわめて短い時間でハーフラ
ッチ検出スイッチ29の操作部に2回当接することにな
り、機械的な接点部を備えた簡易なハーフラッチ検出ス
イッチ29によっては、2回目のONが的確に生じない
おそれがある。そこで本実施例では、後述するように、
モータ26の負荷の変化に基づいて、ラッチ12がフル
ラッチ位置に移動したことを的確に検出する。
【0019】また、ラッチ部材12がフルラッチ位置に
移動したときは、そのラッチ部材12の回動が第1の拘
束手段としての図示しない機構、例えばラッチ部材12
の回動範囲の規制部材によって拘束され、そのラッチ部
材12とクローズレバー21を介して間接的にモータ2
6の正転が強制的に阻止される。また、クローズレバー
21が待機位置まで回動したときは、第2の拘束手段を
構成する出力ギア24と取り付けブラケット27とが当
接し、クローズレバー21を介してモータ26の逆転が
強制的に阻止される。そして、ラッチ部材12がフルラ
ッチ位置に移動したことの検出、およびクローズレバー
21が待機位置まで移動したことの検出は、後述するよ
うに、コントローラ50内の第2、第3の検出手段がモ
ータ26の負荷の変化に基づいて行う。なお、第1、第
2の拘束手段は、ラッチ部材12がフルラッチ位置に移
動したとき、およびクローズレバー21が待機位置に移
動したときに、モータ26の回転を直接的に止める構成
であってもよい。
【0020】ドアクロージャ20は、コントローラ(駆
動制御手段)50によって駆動制御され、ラッチ部材1
2のハーフラッチ位置までの回動がハーフラッチ検出ス
イッチ29によって検出されたときに、モータ26の正
転によってクローズレバー21が矢印B1方向に回動さ
れて、ラッチ部材12が強制的に矢印C1方向のフルラ
ッチ位置まで回動される。以下、このようにラッチ部材
12を強制的にフルラッチ位置まで回動させる動作を
「クローズ動作」という。その後、後述するようにラッ
チ部材12のフルラッチ位置までの回動が検出されたと
きに、モータ26が逆転し、クローズレバー21がスプ
リング28の力によって矢印B2方向に戻され、そして
後述するようにクローズレバー21の待機位置までの復
帰が検出されたときに、モータ26が停止して一連の動
作を終了する。以下、このようにクローズレバー21が
待機位置まで復帰する動作を「中立復帰動作」という。
【0021】また、ドアクロージャ20は、スライドド
ア1側と車体2側との対向部に位置する対の給電部(閉
じ位置検出手段)32、33(図1参照)を通して、車
体2側の車載バッテリー3(図4参照)に電気的に接続
される。したがって、これらの給電部32、33を介し
て、コントローラ50の電源回路が形成されることにな
る。給電部32、33は、スライドドア1の開きの度合
いが所定以下に小さくなったときに電気的に接触し、ス
ライドドア1の閉操作によってラッチ部材12がハーフ
ラッチ位置まで回動する以前に、電気的な接触状態が得
られるようになっている。
【0022】また、コントローラ50は、ドアクロージ
ャ20のクローズ動作中にスライドドア1のアウトサイ
ドハンドルが操作されたときに、ドアクロージャ20の
クローズ動作を中断して元の待機状態に戻す。アウトサ
イドハンドルが操作されたことの検出は、そのアウトサ
イドハンドルに連動するハンドルレバー30がハンドル
スイッチ(リミットスイッチ)31をスイッチ動作させ
ることによって行う。
【0023】B.「制御系の構成」 図4は、ドアクロージャ20の制御系を説明するための
ブロック構成図である。
【0024】コントローラ50には、中央処理部51、
車載バッテリー3の電圧を監視する電圧監視部52、定
電圧回路53、車載バッテリー3とモータ26との間の
駆動回路中に備わるリレー制御部54、モータ26の駆
動電流を検出する電流検出部55、その電流検出部55
の検出信号をA/D変換するA/D変換部56が備えら
れている。中央処理部51のフルラッチ検出部57(第
2の検出手段)と待機位置検出部58(第3の検出手
段)は、ハーフラッチ検出スイッチ29(第1の検出手
段)、ハンドルスイッチ31、およびA/D変換部56
からの検出信号に基づき、後述するように、ラッチ部材
21がフルラッチ位置に移動したことと、クローズレバ
ー21が待機位置まで移動したことを検出する。そして
中央処理部51は、後述するように、リレー制御部54
の正転リレーおよび逆転リレーを制御してモータ26を
正転および逆転させる。なお、ハーフラッチ検出スイッ
チ29とハンドルスイッチ31は、それらが機械的な接
点部を備えたマイクロスイッチであることを考慮し、そ
れらのON,OFFの状態が所定時間以上継続したこと
を条件として正規なスイッチ状態であると確認するよう
に、回路を構成することが望ましい。
【0025】さらに、中央処理部51のフルラッチ確認
部(フルラッチ確認手段)61と駆動制限部(駆動制限
手段)62は、後述するように、ラッチ部材12がフル
ラッチ位置まで回動していることを検出してモータ26
の駆動を制限するためのものである。
【0026】C.「動作」 図8は、コントローラ50の動作手順を説明するための
メインルーチンである。
【0027】図8のメインルーチンにおいては、まず、
初期設定(ステップS1)において、後述する各種のフ
ラグをリセットすると共に、後述するエラーカウントE
をクリアする。この初期設定の時期は、給電部32、3
3の接触によりコントローラ50の電源回路が形成され
てコントローラ50の電源が投入されたとき、つまりド
ア1がラッチ部材12をハーフラッチ位置に回動させる
前の所定位置まで、そのドア1が閉じられたときであ
る。以下においては、このようにドア1が所定位置まで
閉じられることによる給電部32、33の接続を「通常
時の接続」という。また、この初期設定は、ドア1が完
全に閉じられているときにも実行されることがある。つ
まり、接触状態にあるべきはずの給電部32、33が自
動車の走行中の振動などによって一時的に非接触状態と
なった場合に、それらが再び接触して、コントローラ5
0の電源が再投入されることになるからである。以下に
おいては、このような不本意な非接触状態後における給
電部32、33の接続を「異常時の接続」という。
【0028】このような初期設定の後は、図14のフル
ラッチ確認動作を実行し(ステップS8)、動作完了フ
ラグがセットされたときは、モータ26を動作させるこ
となくドアクロージャ20の制御を終了する(ステップ
S9)。動作完了フラグがセットされなかったときは、
図9のクローズ開始動作のサブルーチンを実行してから
(ステップS2)、クローズ動作フラグがセットされた
ことを条件として、図10のクローズ監視動作のサブル
ーチンを実行し(ステップS3,4)、また中立復帰フ
ラグがセットされたことを条件として、図11の中立復
帰監視動作のサブルーチンを実行する(ステップS5,
6)。
【0029】フルラッチ確認動作は、図4のフルラッチ
確認部61と駆動制限部62の動作に相当する。また、
クローズ監視動作および中立復帰動作では、図12のモ
ータロック判定のサブルーチンが実行される。クローズ
監視動作中におけるモータロック判定動作が図4中のフ
ルラッチ検出部57の動作に相当し、また中立復帰動作
中におけるモータロック判定動作が図4中の待機位置検
出部58の動作に相当する。そして、動作完了フラグが
セットされたことを条件として、一連のドアクロージャ
20の動作を終了する(ステップS7)。
【0030】以下においては、ドアクロージャ20の動
作をC−1.「フルラッチ確認動作」、C−2.「クロ
ーズ動作」、およびC−3.「中立復帰動作」に分けて
説明する。
【0031】C−1.「フルラッチ確認動作」 フルラッチ確認動作は、まず、給電部32、33の接触
によるコントローラ50の電源投入後の所定の確認時間
内において、ハーフラッチ検出スイッチ29がONとな
っているか否かを判定する(ステップS81、82、8
3)。本例の場合は、電源投入後、5msecから15
msec経過するまでの間において、ハーフラッチ検出
スイッチ29がONとなっているか否かを判定する。そ
して、その電源投入後の確認時間内において、ハーフラ
ッチ検出スイッチ29がONとなっているときは、ラッ
チ部材12が既にフルラッチ位置まで回動しているもの
と判定して、動作完了フラグをセットする(ステップS
84) ここで、ハーフラッチ検出スイッチ29は、前述したよ
うに、ドア1の閉じ動作によってラッチ部材12がハー
フラッチ位置まで回動されたときにONとなり、その
後、一旦OFFとなってから、ラッチ部材12がフルラ
ッチ位置にまで回動している間は継続的にONとなって
いる。したがって前述した「通常時の接続」の場合に
は、図13中の右欄のように、その接続による電源の投
入後、ラッチ部材12がハーフラッチ位置に回動するま
での所定時間を待ってからハーフラッチ検出スイッチ2
9がONとなり、一方、前述した「異常時の接続」の場
合には、図13中の左欄のように、その接続による電源
の投入時には既にハーフラッチ検出スイッチ29がON
状態となっている。
【0032】そこで、電源投入後の確認時間は、ドア1
の通常の閉じ動作時における電源投入開始からハーフラ
ッチ検出スイッチ29のONまでの経過時間を考慮して
定める。本例の場合は、ドア1を通常に閉じたときに、
給電部32、33が接触して電源が投入されてからハー
フラッチ検出スイッチ29がONとなるまでに20ms
ec以上かかることから、確認時間を5msecから1
5msecの間に定め、その確認時間内にハーフラッチ
検出スイッチ29のONが認識できたときは、既にラッ
チ部材12がフルラッチ位置に保持されていると判定し
て、動作完了フラグをセットする(ステップS84)。
なお、ステップS81を省略し、5msecの経過を待
たなくてもよい。このように、動作完了フラグをセット
することにより、前述したように、モータ26を駆動さ
せることなくドアクロージャ20の制御が終了し(ステ
ップS9)、結果的に、無駄なクローズ動作が回避され
ることになる。
【0033】C−2.「クローズ動作」 クローズ動作は、まず、図9のクローズ開始動作のサブ
ルーチンのステップS11において、ハーフラッチ検出
スイッチ29のONを認識することによって開始する。
すなわち、その検出スイッチ29がONとなることを待
って、リレー制御部54(図4参照)の正転リレーがO
Nとされ(ステップS12)、クローズ動作フラグがセ
ットされる(ステップS13)。そして、正転リレーが
ONとなることにより、モータ26の正転駆動回路が形
成され、それが正転を開始し、クローズレバー21が図
3中の矢印B1方向に回動してクローズ動作を開始す
る。
【0034】その後、クローズ動作フラグがセットされ
たことにより、図10のクローズ監視動作のサブルーチ
ンが実行される。
【0035】まず、正転リレーがONとなってからの経
過時間が所定の異常時間以上経過するまでは、ハンドル
スイッチ31がONとなっていないことを条件として
(ステップS22)、図12のモータロック判定のサブ
ルーチンを実行する(ステップS23)。ステップS2
1において、正転リレーがONとなってから所定の異常
時間以上経過しているときは異常が生じたと判断し、ま
たステップS22において、ハンドルスイッチ31のO
Nが認識できたときはスライドドア1が開き操作された
と判断し、これらの判断がされたときは、正転リレーの
OFF(ステップS27)と逆転リレーのON(ステッ
プS28)によって、モータ26を逆転させると共に、
クローズ動作フラグのリセット(ステップS29)、中
立復帰フラグのセット(ステップS30)、逆転動作フ
ラグのリセット(ステップS31)、モータロックフラ
グのリセット(ステップS32)をする。
【0036】図12のモータロック判定のサブルーチン
においては、まず、正転リレーまたは逆転リレーがON
してからモータ26の駆動電流が安定するまでの電流安
定時間t0の経過を待て(ステップS51)、電流検出
部55によって検出されたモータ26の駆動電流Iを現
時点の駆動電流I(n)として読み込み(ステップS5
2)、クローズ動作フラグがリセットされていることを
条件として(ステップS53)、駆動電流I(n)と、
比較電流{I(n−1)+△I}とを比較する(ステッ
プS54)。比較電流{I(n−1)+△I}におい
て、I(n−1)は前回の読み込んだ駆動電流Iであ
り、その値I(n−1)よりも△I以上に駆動電流I
(n)が大いくなったときに、モータ26が過負荷状態
にあると判断して、エラーカウントE1の値を「1」だ
けカウントアップする(ステップS60)。そして、そ
のエラーカウントE1が所定の値E1maxとなったと
きに、ラッチ部材12がフルラッチ位置に拘束されてク
ローズレバー21の図3中矢印B1方向の回動が阻止さ
れたと判断して(ステップS62)、モータロックフラ
グをセットし(ステップS63)、エラーカウントE1
をクリアする(ステップS64)。
【0037】一方、駆動電流I(n)が比較電流{I
(n−1)+△I}よりも小さいときは、その駆動電流
I(n)を前回の駆動電流I(n−1)として格納し
て、次回の比較電流とする(ステップS55)。また、
ステップS54において駆動電流I(n)と比較電流
{I(n−1)+△I}とを比較する当初においては、
ステップS59にて電流I(n−1)の値を最大値に設
定する。
【0038】そして、ステップS33にてモータロック
フラグがセットされることにより、図10のステップS
24からステップS27〜S32に進み、モータ26を
逆転させて後述する中立復帰動作を開始する。
【0039】ここで、モータ26の駆動電流Iについて
説明する。
【0040】駆動電流I(n)は、図5に示すように、
モータ26の回転開始後、所定の安定時間t0が経過す
ることによって安定し、モータ26の回転が拘束された
時点t1から急上昇する。したがって、その駆動電流I
の現時点の検出値I(n)と前回の検出値I(n−1)
との差が所定の値△I以上となったとき、つまり単位時
間当たりにおける駆動電流Iの上昇が△I以上となった
ときに、モータ26が拘束された判断できる。本実施例
では、モータ26の負荷か一時的に増大した場合を考慮
し、モータ26が連続して所定時間以上拘束されてエラ
ーカウンタE1がE1maxとなったときに、ラッチ部
材がフルラッチ位置に達したためにモータ26の回転が
拘束されたと判断して、モータロックフラグをセットす
る。なお、図6に示すように、モータ26の無負荷状態
における駆動電流I(0)と駆動電流Iとを比較し、そ
れらの差が△Bよりも小さくなったときをモータ26の
回転が拘束されたときとして検出することもできる。ま
た、駆動電流Iの微分値やモータ26の回転速度の変化
から、モータ26が拘束されたことを検出することもで
きる。要は、モータ26の負荷の変化が検出できればよ
い。
【0041】また、本実施例では電源電圧の変動を考慮
し、電源電圧に応じたロック電流IRとモータ26の駆
動電流Iとの比較からもモータ26の回転が拘束された
ことを検出する。
【0042】すなわち、図12のステップS55におい
て、電源電圧監視部29(図4参照)が検出した電源電
圧を読み込み、その電源電圧に対応するロック電流IR
をロック電流テーブルから読み出す(ステップS5
7)。そのテーブルには、図7に示すように電源電圧と
ロック電流IRとが対応付けられている。そして、読み
出したロック電流IR以上に駆動電流I(n)が大きく
なったときに、モータ26が過負荷状態にあると判断し
て(ステップS58)、エラーカウントE2の値を
「1」だけカウントアップする(ステップS65)。そ
して、そのエラーカウントE2が所定の値E2maxと
なったときに、ラッチ部材12がフルラッチ位置に拘束
されたためにクローズレバー21の図3中矢印B1方向
の回動が阻止されたと判断して(ステップS66)、モ
ータロックフラグをセットし(ステップS63)、エラ
ーカウントE2をクリアする(ステップS64)。つま
り、モータ26の負荷か一時的に増大した場合を考慮
し、モータ26が連続して所定時間以上拘束されてエラ
ーカウンタE2がE2maxとなったときに、ラッチ部
材12がフルラッチ位置に達したためにモータ26の回
転が拘束されたと判断する。
【0043】なお、図10のステップS24にて、モー
タロックフラグがセットされていないときは、逆転動作
フラグがセットされていないこと、およびハーフラッチ
検出スイッチ29がOFFであることを条件として(ス
テップS25,33)、逆転動作フラグをセットする
(ステップS34)。したがって、逆転動作フラグは、
ラッチ部材12がハーフラッチ位置からフルラッチ位置
に向かって回動中のときにセットされることになる。こ
のようにして逆転動作フラグがセットされた後、ステッ
プS26において、ハーフラッチスイッチ29の2回目
のONが認識できたとき、つまり前述したように、ラッ
チ部材がフルラッチ位置まで回動したことがハーフラッ
チスイッチ29によって検出されたときに、ステップS
26からステップS27〜S32に進み、モータ26を
逆転させて後述する中立復帰動作を開始する。
【0044】C−3.「中立復帰動作」 前述したようにモータ26が逆転されることにより中立
復帰動作が開始し、また、そのときに中立復帰フラグが
セットされることにより、図8のステップS5からステ
ップS6に進み、図11の中立復帰監視動作を実行す
る。
【0045】まず、逆転リレーがONとなってからの経
過時間が所定の異常時間以上経過するまでは、前述した
図12のモータロック判定のサブルーチンを実行する
(ステップS72)。ステップS21において、逆転リ
レーがONとなってから所定の異常時間以上経過してい
るときは異常が生じたと判断して、動作完了フラグをセ
ットし(ステップS74)、また逆転リレーをOFFに
して(ステップS75)モータ26の逆転を停止させる
と共に、モータロックフラグをリセットする(ステップ
S76)。
【0046】図12のモータロック判定のサブルーチン
においては、前述したクローズ動作中の場合と同様にモ
ータ26の駆動電流Iの変化を監視する。そして、その
監視結果に基づき、クローズレバー21が待機位置まで
回動したこと、つまり出力ギア24が取り付けブラケッ
ト27の内面に当接してモータ26の逆転が拘束された
ことを検出して、モータロックフラグをセットする。そ
のモータロックフラグがセットされることにより、図1
1のステップS73からステップS74〜S76に進
み、動作完了フラグのセットし、また逆転リレーをOF
Fにしてモータ26の逆転を停止させると共に、モータ
ロックフラグをリセットする。
【0047】ところで、本実施例の場合は、ラッチ部材
12がフルラッチ位置に移動したとき、およびクローズ
レバー21が待機位置に復帰したときに、モータ26の
動きを強制的に止め、そのときのモータ26の負荷の変
化から、ラッチ部材12がフルラッチ位置に移動したこ
と、およびクローズレバー21が待機位置に移動したこ
とを検出するため、ドアクロージャ20の動作タイミン
グを決定するための検出手段を簡易に構成して、ドアク
ロジャ20自体の構成の簡素化、小型化、低価格化を実
現することもできる。
【0048】(第2実施例)図15から図18は、本発
明の第2実施例を説明するための図である。
【0049】本実施例では、フルラッチ確認動作とし
て、図18のサブルーチンを実行する。本例におけるフ
ルラッチの確認動作は、後述するように、図15のコン
トローラ50内における記憶手段としてのコンデンサC
1の充放電を利用し、そのコンデンサC1の端子P4の
電位を検出することによって行う。図16は、本実施例
におけるコントローラ50の動作を説明するためのメイ
ンルーチンであり、前述した実施例の図8とは、ステッ
プS1の初期設定において後述する端子P2をハイレベ
ル「H」とすることのみが異なる。図17は、中立復帰
監視動作のサブルーチンであり、前述した実施例の図1
1とは、ステップS74Aにて端子P2をローレベル
「L」とすることのみが異なる。
【0050】コンデンサC1の充電回路は、端子P2が
ローレベルの「L」となって、トランジスタTR1がO
Nとなったときに形成され、この充電回路によりコンデ
ンサC1の端子P4は「H」となる。また、コンデンサ
C1の放電回路は、ハンドルスイッチ31のONによっ
て、トランジスタTR2がONとなったときに形成さ
れ、この放電回路によりコンデンサC1の端子P4は急
速に「L」となる。図18のフルラッチ確認動作では、
コンデンサC1の端子P4の電位が「H」となっている
ときに、ラッチ部材12が既にフルラッチ位置まで回動
しているものと判定して、動作完了フラグをセット(ス
テップSA81、82)すると共に、端子P2を「L」
とする(ステップSA)。
【0051】したがって、ドアクロージャ20のクロー
ズ動作後の中立復帰動作(図17参照)が終了して、ク
ローズレバー21が待機位置まで回動したときは、動作
完了フラグのセット(ステップS74)と共に端子P2
が「L」とされて(ステップS74A)、端子P4が
「H」に保持されることになる。このようなドア1の閉
じ状態において、ハンドルレバー30を操作してドア1
を開き操作したときは、ハンドルスイッチ31がONと
なるため、端子P4が「L」となる。その後、このよう
に開き操作されたドア1を再び閉じる場合に、前述した
「通常時の接続」が生じたときには、まず、図16の初
期設定(ステップS1)において端子P2を「H」と
し、コンデンサC1の充電回路を形成せずに、フルラッ
チ確認動作によって端子P4の電位を判定(ステップS
A81)する。そのため、必然的に端子P4が「L」と
なり、その判定結果に基づいて、前述した実施例と同様
のクローズ動作と中立復帰動作が行われることになる。
【0052】一方、端子P4が「H」に保持されている
ドア1の閉じ状態において、前述した「異常時の接続」
が生じた場合には、図18のフルラッチ確認動作のステ
ップSA81において、ラッチ部材12が既にフルラッ
チ位置に保持されていると判定し、動作終了フラグをセ
ットして(ステップSA82)、ドアクロージャ20の
無駄な動作を回避する。そして、ステップSA83にて
端子P2を「L」として、再び端子P4を「H」に保持
する。
【0053】(第3実施例)図19から図23は、本発
明の第3実施例を説明するための図である。本実施例の
場合は、ドア1の急閉によってラッチ部材12が自動的
にフルラッチ位置まで移動したときに、そのドア1の急
閉を認識して、ドアクロージャ20の無駄な動作を防止
する。そのため、本実施例では、図20のメインルーチ
ン中のステップS4にて図21のクローズ監視動作を実
行し、後述するようにドア1の急閉が判定されたとき
に、ラッチ部材12がドアクロージャ20のクローズ動
作を要することなくフルラッチ位置まで回動するものと
認識し、それが認識されたときに、駆動制限部62が後
述するようにモータ26の駆動を制限する。
【0054】まず、図21のクローズ監視動作におい
て、正転リレーがONとなってからの経過時間が所定の
異常時間以上経過するまでは、ハンドルスイッチ31が
ONとなっていないことを条件として(ステップSB2
2)、基準値設定要求フラグ、急閉判定要求フラグ、お
よびモータロック判定要求フラグの状態を判定し(ステ
ップSB23、24、25)、それらの判定結果に応じ
た処理を実行する。また、ステップSB21において、
正転リレーがONとなってから所定の異常時間以上経過
しているときは異常が生じたと判断し、またステップS
B22において、ハンドルスイッチ31のONが認識で
きたときはドア1が開き操作されたと判断し、これらの
判断がされたときは、正転リレーのOFF(ステップS
B28)と逆転リレーのON(ステップSB29)によ
って、モータ26を逆転させると共に、クローズ動作フ
ラグのリセット(ステップSB30)、中立復帰フラグ
のセット(ステップSB31)、逆転動作フラグのリセ
ット(ステップSB32)、モータロックフラグのリセ
ット(ステップSB33)をする。
【0055】クローズ動作の開始直後は、図20中の初
期設定(ステップS1)によって基準値設定要求フラ
グ、急閉判定要求フラグ、およびモータロック判定要求
フラグのそれぞれがリセットされたままであるため、初
期の時点では、図21中のステップSB25からステッ
プSB34に進み、正転リレーのONから所定の時間T
0(図19参照)の経過を待って、基準値要求フラグを
セットする(ステップSB35)。
【0056】そして、この基準値要求フラグがセットさ
れることにより、ステップSB23からステップSB3
7に進み、図22の基準値決定のサブルーチンを実行す
る。まず、所定時間T1(図19参照)が経過するまで
は、モータ26の駆動電流の検出値を順次格納し、所定
時間T1が経過したときに、その格納した電流値に基づ
いて所定時間T1中における駆動電流の平均値を求め
(ステップSB43)、それを基準値Isとして格納し
てから(ステップSB45)、基準値設定要求フラグの
リセット(ステップSB45)と、急閉判定要求フラグ
のセット(ステップSB46)をする。
【0057】このようにして急閉判定要求フラグがセッ
トされることにより、図21のステップSB24からス
テップSB36に進み、図23の急閉判定のサブルーチ
ンを実行する。まず、ハーフラッチ検出スイッチ29が
ONとなっていることを条件として(ステップSB5
1)、時間T2が設定されていないときは電源電圧の検
出値を読み込み(ステップSB52、53)、その検出
値と時間T2とを対応付けたテーブルを用いて、電源電
圧に対応するT2の時間を設定する(ステップSB5
4)。時間T2は、ドア1の急閉の判定時期TA(図1
9参照)を定めるものであり、電源電圧に応じたモータ
26の回転速度の変化を考慮し、電源電圧が高くてクロ
ーズ動作が速くなるほど、時間T2を短く設定して判定
時期TAを早くする。
【0058】そして、時間T2が設定されることによ
り、ステップSB52からステップSB55に進み、そ
の時間T2が経過した判定時期TAにおいて、モータ2
6の駆動電流の検出値を読み込み(ステップS56)、
その電流値Iと{(Is)+△A}とを比較する。△A
は図19のように、基準値Isに加えられる所定のマー
ジンであり、図19の上欄のような通常時のクローズ動
作では、ラッチ部材12をフルラッチ位置まで移動させ
るためモータ26に掛かる負荷によって電流値Iが
{(Is)+△A}以上となり、かつ図19の下欄のよ
うなドア1の急閉時のクローズ動作では、ほぼ無負荷の
状態となるモータ26の電流値Iが{(Is)+△A}
未満となる。
【0059】I<{(Is)+△A}の時は、ドア1の
急閉時のクローズ動作であると判定し、正転リレーをO
FF(ステップSB58)、逆転リレーをON(ステッ
プSB59)としてモータ26を逆転させ、クローズ動
作フラグのセット(ステップSB60)、中立復帰フラ
グのセット(ステップSB61)をする。したがって、
この場合にはクローズ動作が中断して、ドアクロージャ
20が中立復帰動作することになる。一方、I≧{(I
s)+△A}の時は、通常のクローズ動作であると判定
し、急閉判定要求フラグのリセット(ステップSB6
2)、モータロック判定要求フラグのセット(ステップ
SB63)をする。
【0060】そのモータロック判定要求フラグがセット
されることにより、図21のステップSB25からステ
ップSB26に進み、前述した第1実施例と同様に図1
2のモータロック判定のサブルーチンを実行する。そし
て、モータロックフラグがセットされたときに、正転リ
レーのOFF(ステップSB28)と逆転リレーのON
(ステップSB29)によって、モータ26を逆転させ
ると共に、クローズ動作フラグのリセット(ステップS
B30)、中立復帰フラグのセット(ステップSB3
1)、逆転動作フラグのリセット(ステップSB3
2)、モータロックフラグのリセット(ステップSB3
3)をして、前述した第1実施例と同様に図11の中立
復帰監視動作のサブルーチンを実行する。
【0061】(第4実施例)図24および図25は、本
発明の第4実施例を説明するための図である。本実施例
の場合は、前述した第3実施例と同様に、ドア1の急閉
によってラッチ部材12が自動的にフルラッチ位置まで
移動したときに、そのドア1の急閉を認識して、ドアク
ロージャ20の無駄な動作を防止する。
【0062】本実施例では、前述した第3実施例におい
て、図20中のクローズ開始動作として図24のクロー
ズ開始動作のサブルーチンを実行し、また図21中の急
閉判定として図25の急閉判定のサブルーチンを実行す
る。
【0063】図24のクローズ開始動作では、まず、ス
テップS11においてハーフラッチ検出スイッチ29の
ONを認識することによって、クローズ動作を開始す
る。すなわち、その検出スイッチ29がONとなること
を待って、電源ONからの経過時間T3(図19参照)
が計測され(ステップS11A)、リレー制御部54の
正転リレーがONとされて(ステップS12)、クロー
ズ動作フラグがセットされる(ステップS13)。そし
て、正転リレーがONとされることによりクローズ動作
を開始する。
【0064】また、図25の急閉判定は、前述した第3
実施例における図23とはステップSB54の処理内容
が異なり、また新たにステップSB56Aが加えられて
いる。すなわち、ステップSB54では、ステップSB
53にて読み込んだ電源電圧の検出値と共に、前述した
図24のステップS11Aにて計測した時間T3をも考
慮し、それらに対応した時間T2を設定する。つまり、
ドア1が急閉が急速であるほど時間T3が短くなること
を考慮し、その時間T3が短いときは、時間T2を短く
設定して判定時期TAを早くし、また時間T3が長いと
きは、時間T2を長く設定して判定時期TAを遅くす
る。また、ステップSB56Aでは、時間T3に応じて
基準値Isに加えられるマージン△Aの値を設定して、
急閉の判定感度を最適に定める。つまり、時間T3が短
いときは、マージン△Aの値を小さく設定して急閉の判
定感度を鋭くし、また時間T3が長いときは、マージン
△Aの値を大きく設定して急閉の判定感度を鈍くする。
【0065】このように、本実施例の場合は、時間T3
をも考慮して急閉を判定するため、その判定精度が向上
することになる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドアクロ
ージャは、ドアロック装置のラッチ部材がフルラッチ位
置に既に保持されていること、およびラッチ部材がドア
クロージャを必要とすることなくフルラッチ位置に保持
されることを認識し、それらを認識したときに、ドアク
ロージャの動作を制限する構成であるから、ドアクロー
ジャの無駄なクローズ動作をなくして、電力の浪費、お
よび利用者に不快感を与えることを未然に回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のドアクロージャを備えた
車両用スライドドアの側面図である。
【図2】図1に示すドアクロージャの斜視図である。
【図3】図2のIII 矢視図である。
【図4】本発明の第1実施例の制御系のブロック構成図
である。
【図5】図1に示すモータの駆動電流の変化に基づくモ
ータロックの判定方法の説明図である。
【図6】図1に示すモータの駆動電流の変化に基づくモ
ータロックの他の判定方法の説明図である。
【図7】図1に示すモータのロック電流と電源電圧との
関係の説明図である。
【図8】本発明の第1実施例のドアクロージャの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図9】図8におけるクローズ開始動作を説明するため
のフローチャートである。
【図10】図8におけるクローズ監視動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図11】図8における中立復帰監視動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】図10および図11におけるモータロック判
定の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の第2実施例のドアクロージャにおけ
るハーフラッチ検出スイッチの動作タイミングの説明図
である。
【図14】本発明の第2実施例におけるフルラッチ確認
動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明の第2実施例におけるコントローラの
要部の回路構成図である。
【図16】本発明の第2実施例のドアクロージャの動作
を説明するためのフローチャートである。
【図17】図16における中立復帰監視動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図18】図16におけるフルラッチ確認動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図19】本発明の第3実施例のクローズ動作を説明す
るためのタイムチャートである。
【図20】本発明の第3実施例のドアクロージャの動作
を説明するためのフローチャートである。
【図21】図20におけるクローズ監視動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図22】図21における基準値決定の処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図23】図21における急閉判定の処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図24】本発明の第4実施例のドアクロージャにおけ
るクローズ開始動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図25】本発明の第4実施例のドアクロージャにおけ
る急閉判定の処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 スライドドア 10 ドアロック装置 11 ベース部材 12 ラッチ部材 20 ドアクロージャ 21 クローズレバー 26 モータ 29 ハーフラッチ検出スイッチ(第1の検出手段) 32、33 給電部(閉じ動作検出手段) 50 コントローラ(駆動制御手段) 57 フルラッチ検出部(第2の検出手段) 58 待機位置検出部(第3の検出手段) 61 フルラッチ確認部(フルラッチ確認手段) 62 駆動制限部(駆動制限手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動制御手段によって駆動制御される電
    動モータを備え、ドアの閉じ動作によってドアロック装
    置のラッチ部材がハーフラッチ位置まで移動したとき
    に、前記電動モータによって駆動される移動体を介して
    前記ラッチ部材をフルラッチ位置の方向に移動させ、前
    記ラッチ部材がフルラッチ位置まで移動したときに、前
    記電動モータによって前記移動体を待機位置の方向に移
    動させ、前記移動体が待機位置まで復帰したときに、前
    記電動モータの駆動を停止させるドアクロージャにおい
    て、 前記ラッチ部材がフルラッチ位置に保持されていること
    を確認するフルラッチ確認手段と、 前記フルラッチ確認手段によって前記ラッチ部材がフル
    ラッチ位置に保持されていることが確認されたときに、
    前記電動モータの駆動を制限する駆動制限手段とを備え
    たことを特徴とするドアクロージャ。
  2. 【請求項2】 前記フルラッチ確認手段は、 前記ドアが前記ラッチ部材をハーフラッチ位置に移動さ
    せる前の所定位置まで閉じられたことを検出する閉じ位
    置検出手段と、 前記ラッチ部材がハーフラッチ位置まで移動したことを
    検出する第1の検出手段と、 前記閉じ位置検出手段によって前記ドアが前記所定位置
    まで閉じられたことが検出されてから、前記第1の検出
    手段によって前記ラッチ部材がハーフラッチ位置まで移
    動したことが検出されるまでの時間を計測する計測手段
    と、 前記計測手段が計測した時間が所定時間以内のときに、
    前記ラッチ部材がフルラッチ位置に保持されていると判
    定する判定手段とを有することを特徴とする請求項1に
    記載のドアクロージャ。
  3. 【請求項3】 前記閉じ位置検出手段は、前記ドアが前
    記所定位置まで閉じられたときに前記電動モータの駆動
    制御手段の電源回路を形成する給電部であることを特徴
    とする請求項2に記載のドアクロージャ。
  4. 【請求項4】 前記フルラッチ確認手段は、 前記ドアが前記ラッチ部材をハーフラッチ位置に移動さ
    せる前の前記所定位置まで閉じられたときに、前記電動
    モータの駆動制御手段の電源回路を形成する給電部と、 前記ラッチ部材が待機位置まで復帰したことを記憶する
    記憶手段と、 前記駆動制御手段の電源回路が形成されたときに、前記
    ラッチ部材が待機位置まで復帰したことを前記記憶手段
    が記憶していることを条件として、前記ラッチ部材がフ
    ルラッチ位置に保持されていると判定する判定手段と、 前記記憶手段の記憶内容を消去可能な手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のドアクロージャ。
  5. 【請求項5】 前記フルラッチ確認手段は、 前記ラッチ部材がフルラッチ位置の方向に移動するとき
    における前記電動モータの負荷を検出する負荷検出手段
    と、 前記負荷検出手段の検出負荷が所定値以下のときに前記
    ラッチ部材がフルラッチ位置に保持されていると判定す
    る判定手段とを有することを特徴とする請求項1に記載
    のドアクロージャ。
  6. 【請求項6】 前記負荷検出手段は、前記電動モータの
    駆動電流の変化を検出するものであり、 前記判定手段は、前記負荷検出手段が検出した駆動電流
    が所定値以下のときに前記ラッチ部材がフルラッチ位置
    に保持されていると判定するものであることを特徴とす
    る請求項5に記載のドアクロージャ。
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