JPH0812986B2 - 遅延回路 - Google Patents
遅延回路Info
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- JPH0812986B2 JPH0812986B2 JP1158585A JP15858589A JPH0812986B2 JP H0812986 B2 JPH0812986 B2 JP H0812986B2 JP 1158585 A JP1158585 A JP 1158585A JP 15858589 A JP15858589 A JP 15858589A JP H0812986 B2 JPH0812986 B2 JP H0812986B2
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- fet
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/13—Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
- H03K5/133—Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K2005/00013—Delay, i.e. output pulse is delayed after input pulse and pulse length of output pulse is dependent on pulse length of input pulse
- H03K2005/0015—Layout of the delay element
- H03K2005/00195—Layout of the delay element using FET's
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Pulse Circuits (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遅延回路に関し、特にMOS集積回路に適した
遅延回路に関する。
遅延回路に関する。
従来、遅延回路は第4図に示したように、入力端子
(IN)と出力端子(OUT)を備え、第1の電源電圧端子
(Vcc)と第2の電源電圧端子(GND)間に直列接続され
たPチャネル型MOS−FET(P11)とNチャネル型MOS−FE
T(N12)で構成され、入力が入力端子(IN)に、出力が
第1の接続点(11)に接続された第1のインバータ(IN
11)と、第1の接続点(11)と第2の接続点(12)間に
接続された抵抗素子(R11)と、第2の接続点(12)と
第2の電源電圧端子(GND)間に接続された容量素子
(C)と、第1の電源電圧端子(Vcc)と第2の電源電
圧端子(GND)間に直列接続されたPチャネル型MOS−FE
T(P13)とNチャネル型MOS−FET(N14)で構成され、
入力が第2の接続点(12)に、出力が出力端子(OUT)
に接続された第2のインバータ(IN12)で構成されてい
る。
(IN)と出力端子(OUT)を備え、第1の電源電圧端子
(Vcc)と第2の電源電圧端子(GND)間に直列接続され
たPチャネル型MOS−FET(P11)とNチャネル型MOS−FE
T(N12)で構成され、入力が入力端子(IN)に、出力が
第1の接続点(11)に接続された第1のインバータ(IN
11)と、第1の接続点(11)と第2の接続点(12)間に
接続された抵抗素子(R11)と、第2の接続点(12)と
第2の電源電圧端子(GND)間に接続された容量素子
(C)と、第1の電源電圧端子(Vcc)と第2の電源電
圧端子(GND)間に直列接続されたPチャネル型MOS−FE
T(P13)とNチャネル型MOS−FET(N14)で構成され、
入力が第2の接続点(12)に、出力が出力端子(OUT)
に接続された第2のインバータ(IN12)で構成されてい
る。
次に第5図も参照しながら動作の説明をする。まず、
初期状態として入力端子(IN)にロウが印加されてお
り、第1及び第2の接続点(11及び12)がハイ(Vcc電
位)であり、出力端子(OUT)からロウが出力されてい
る。次に入力端子(IN)にハイが印加されると同時に第
1の接続点(11)の電位:v11がロウ(GND電位)にな
り、第2の接続点(12)の電位:v12が下式(1式)に従
って下降し、v12が第2のインバータ(IN12) の論理しきい値電圧:vth′に等しくなった時点で第2の
インバータ(IN12)の出力が反転して出力端子(OUT)
からハイが出力され、遅延時間:tDが得られる。
初期状態として入力端子(IN)にロウが印加されてお
り、第1及び第2の接続点(11及び12)がハイ(Vcc電
位)であり、出力端子(OUT)からロウが出力されてい
る。次に入力端子(IN)にハイが印加されると同時に第
1の接続点(11)の電位:v11がロウ(GND電位)にな
り、第2の接続点(12)の電位:v12が下式(1式)に従
って下降し、v12が第2のインバータ(IN12) の論理しきい値電圧:vth′に等しくなった時点で第2の
インバータ(IN12)の出力が反転して出力端子(OUT)
からハイが出力され、遅延時間:tDが得られる。
第4図に示された従来の遅延回路の遅延時間:tD′は
下式(式2)で与えられる。
下式(式2)で与えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の遅延回路の遅延時間は(2式)で表わ
さるように、C,R11及び第27インバータ(IN12な論理し
きい値電圧:vth′に依存する。ここで第2のインバータ
(IN12)の論理しきい値電圧:vth′は第2のインバータ
(IN12)を構成するMOS−FET(P13,N14)のgmやしきい
値電圧(以降VTと記す)が変動すると論理しきい値電
相:vth′も変動し、たとえば第6図に示したように論理
しきい値電圧をvthb′に設定したとしても、製造バラツ
キ等でP13のgmが小さくなるかVTが高くなるか若しくはN
14のgmが大きくなるかVTが低くなると入出力特性は
(a)となり論理しきい値電圧はvtha′と低くなり、又
P13のgmが大きくなるかVTが低くなるか若しくはN14のgm
が小さくなるかVTが高くなると入出力特性は(c)とな
り論理しきい値電圧はvthc′と高くなる。従って第2の
インバータ(IN2)を構成するMOS−FETのgmやVTが変動
すると、論理しきい値電圧:vth′が変動し、遅延時間:t
Dが変動するという欠点がある。
さるように、C,R11及び第27インバータ(IN12な論理し
きい値電圧:vth′に依存する。ここで第2のインバータ
(IN12)の論理しきい値電圧:vth′は第2のインバータ
(IN12)を構成するMOS−FET(P13,N14)のgmやしきい
値電圧(以降VTと記す)が変動すると論理しきい値電
相:vth′も変動し、たとえば第6図に示したように論理
しきい値電圧をvthb′に設定したとしても、製造バラツ
キ等でP13のgmが小さくなるかVTが高くなるか若しくはN
14のgmが大きくなるかVTが低くなると入出力特性は
(a)となり論理しきい値電圧はvtha′と低くなり、又
P13のgmが大きくなるかVTが低くなるか若しくはN14のgm
が小さくなるかVTが高くなると入出力特性は(c)とな
り論理しきい値電圧はvthc′と高くなる。従って第2の
インバータ(IN2)を構成するMOS−FETのgmやVTが変動
すると、論理しきい値電圧:vth′が変動し、遅延時間:t
Dが変動するという欠点がある。
上述した従来の遅延回路に対し、本発明は遅延回路を
構成するMOS−FETの特性が変動しても、遅延時間が全く
変動しないという相違点を有する。
構成するMOS−FETの特性が変動しても、遅延時間が全く
変動しないという相違点を有する。
本発明の遅延回路は、入力端子及び出力端子を備え、
ドレインが第1の接続点に、ゲートが入力端子に、ソー
スが第1の電源電圧端子に接続された一導電型の第1の
MOS−FETと、ドレイン及びゲートが第1の接続点に、ソ
ースが第1の電源電圧端子に接続された第1のMOS−FET
と同一導電型の第2のMOS−FETと、ドレインが第1の抵
抗素子を介して第1の接続点に、ゲートが入力端子に、
ソースが第2の電源電圧端子に接続された第1のMOS−F
ETと逆導電型の第3のMOS−FETと、ドレインが第2の接
続点に、ゲートが第1の接続点に、ソースが第1の電源
電圧端子に接続された第1のMOS−FETと同一導電型の第
4のMOS−FETと、第2の接続点と第2の電源電圧端子間
に接続された容量素子と、ゲートに入力端子に印加され
る信号の反転信号が印加され、ドレインが第2の接続点
に、ソースが第2の電源電圧端子に接続された第1のMO
S−FETと逆導電型の第5のMOS−FETと、ドレインが出力
端子に、ゲートが第2の接続点に、ソースが第1の電源
電圧端子に接続された第1のMOS−FETと同一導電型の第
6のMOS−FETと、ドレインが第2の抵抗素子を介して出
力端子に、ゲートが入力端子に、ソースが第2の電源電
圧端子に接続された第1のMOS−FETと逆導電型の第7の
MOS−FETで構成されている。
ドレインが第1の接続点に、ゲートが入力端子に、ソー
スが第1の電源電圧端子に接続された一導電型の第1の
MOS−FETと、ドレイン及びゲートが第1の接続点に、ソ
ースが第1の電源電圧端子に接続された第1のMOS−FET
と同一導電型の第2のMOS−FETと、ドレインが第1の抵
抗素子を介して第1の接続点に、ゲートが入力端子に、
ソースが第2の電源電圧端子に接続された第1のMOS−F
ETと逆導電型の第3のMOS−FETと、ドレインが第2の接
続点に、ゲートが第1の接続点に、ソースが第1の電源
電圧端子に接続された第1のMOS−FETと同一導電型の第
4のMOS−FETと、第2の接続点と第2の電源電圧端子間
に接続された容量素子と、ゲートに入力端子に印加され
る信号の反転信号が印加され、ドレインが第2の接続点
に、ソースが第2の電源電圧端子に接続された第1のMO
S−FETと逆導電型の第5のMOS−FETと、ドレインが出力
端子に、ゲートが第2の接続点に、ソースが第1の電源
電圧端子に接続された第1のMOS−FETと同一導電型の第
6のMOS−FETと、ドレインが第2の抵抗素子を介して出
力端子に、ゲートが入力端子に、ソースが第2の電源電
圧端子に接続された第1のMOS−FETと逆導電型の第7の
MOS−FETで構成されている。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図であり、
入力端子(IN)及び出力端子(OUT)を備え、ドレイン
が第1の接続点(1)に、ゲートが入力端子(IN)に、
ソースが第1の電源電圧端子(Vcc)に接続されたPチ
ャネル型の第1のMOS−FET(P1:以降P1と記す)と、ド
レイン及びゲートが第1の接続点(1)に、ソースが第
1の電源電圧端子(Vcc)に接続されたPチャネル型の
第2のMOS−FET(P2:以降P2と記す)と、ドレインが第
1の抵抗素子(R1)を介して第1の接続点(1)に、ゲ
ートが入力端子に、ソースが第2の電源電圧端子(GN
D)に接続されたNチャネル型の第3のMOS−FET(P3:以
降N3と記す)と、ドレインが第2の接続点(2)に、ゲ
ートが第1の接続点(1)に、ソースが第1の電源電圧
端子(Vcc)に接続されたPチャネル型の第4のMOS−FE
T(P4:以降P4と記す)と、第2の接続点(2)と第2の
電源電圧端子(GND)間に接続された容量素子(C)
と、ゲートに入力端子(IN)に印加された信号がインバ
ータにより反転された信号が印加され、ドレインが第2
の接続点(2)に、ソースが第2の電源電圧端子(GN
D)に接続されたNチャネル型の第5のMOS−FET(N5:以
降N5と記す)と、ドレインが出力端子(OUT)に、ゲー
トが第2の接続点(2)に、ソースが第1の電源電圧端
子(Vcc)に接続されたPチャネル型の第6のMOS−FET
(P6:以降P6と記す)及び、ドレインが第2の抵抗素子
(R2)を介して出力端子(OUT)に、ゲートが入力端子
(IN)に、ソースが第2の電源電圧端子(GND)に接続
されたNチャネル型の第7のMOS−FET(N7:以降N7と記
す)で構成されている。
入力端子(IN)及び出力端子(OUT)を備え、ドレイン
が第1の接続点(1)に、ゲートが入力端子(IN)に、
ソースが第1の電源電圧端子(Vcc)に接続されたPチ
ャネル型の第1のMOS−FET(P1:以降P1と記す)と、ド
レイン及びゲートが第1の接続点(1)に、ソースが第
1の電源電圧端子(Vcc)に接続されたPチャネル型の
第2のMOS−FET(P2:以降P2と記す)と、ドレインが第
1の抵抗素子(R1)を介して第1の接続点(1)に、ゲ
ートが入力端子に、ソースが第2の電源電圧端子(GN
D)に接続されたNチャネル型の第3のMOS−FET(P3:以
降N3と記す)と、ドレインが第2の接続点(2)に、ゲ
ートが第1の接続点(1)に、ソースが第1の電源電圧
端子(Vcc)に接続されたPチャネル型の第4のMOS−FE
T(P4:以降P4と記す)と、第2の接続点(2)と第2の
電源電圧端子(GND)間に接続された容量素子(C)
と、ゲートに入力端子(IN)に印加された信号がインバ
ータにより反転された信号が印加され、ドレインが第2
の接続点(2)に、ソースが第2の電源電圧端子(GN
D)に接続されたNチャネル型の第5のMOS−FET(N5:以
降N5と記す)と、ドレインが出力端子(OUT)に、ゲー
トが第2の接続点(2)に、ソースが第1の電源電圧端
子(Vcc)に接続されたPチャネル型の第6のMOS−FET
(P6:以降P6と記す)及び、ドレインが第2の抵抗素子
(R2)を介して出力端子(OUT)に、ゲートが入力端子
(IN)に、ソースが第2の電源電圧端子(GND)に接続
されたNチャネル型の第7のMOS−FET(N7:以降N7と記
す)で構成されている。
次に第2図も参照しながら動作の説明をする。
まず、初期状態として入力端子(IN)にロウが印加さ
れており、P1,N5及びP6がオン、P2,N3,P4及びN7がオフ
して第1の接続点(1)の電位:v1がハイ(Vcc電位)
に、第2の接続点(2)の電位:v2がロウ(GND電位)と
なり出力端子(OUT)からハイが出力されている。次に
入力端子(IN)にハイが印加されると、N3及びN7がオ
ン、P1及びN5がオフし、(N3のgm)≫1/R1となるように
設定しておけばv1はP2のgm(以降(gm)P2と記す)とR1
で決まる電位:vthとなって、P2に流れる電流:i1は下式
(3式)となる。
れており、P1,N5及びP6がオン、P2,N3,P4及びN7がオフ
して第1の接続点(1)の電位:v1がハイ(Vcc電位)
に、第2の接続点(2)の電位:v2がロウ(GND電位)と
なり出力端子(OUT)からハイが出力されている。次に
入力端子(IN)にハイが印加されると、N3及びN7がオ
ン、P1及びN5がオフし、(N3のgm)≫1/R1となるように
設定しておけばv1はP2のgm(以降(gm)P2と記す)とR1
で決まる電位:vthとなって、P2に流れる電流:i1は下式
(3式)となる。
そしてP2とP4は電流ミラーを構成しており、P4のgmを
(gm)P4とするとP4が飽和領域で動作している場合に流
れる電流:i2は で与えられ、i2で容量素子(C)がチャージアップされ
るのでv2は次式(5式)で与えられる。
(gm)P4とするとP4が飽和領域で動作している場合に流
れる電流:i2は で与えられ、i2で容量素子(C)がチャージアップされ
るのでv2は次式(5式)で与えられる。
ここで、P2とP6のgm,N3とN7のgm及びR1とR2の抵抗値
を同一の値に設定すれば、P6をドライバーとし、R2及び
N7を負荷とするインバータの論理しきい値電圧はVthと
なる。なぜならば、P6をドライバーとしR2及びN7を負荷
とするインバータと同一のインバータがP2とR1及びN3で
構成されており、しかもP2とR1及びN3で構成されたイン
バータの入力であるP2のゲート及び出力である第1の接
続点(1)が接続されている為、第1の接続点(1)は
P2とR1及びN3で構成されたインバータの論理しきい値電
圧にバイアスされ、第1の接続点(1)の電位:v1はvth
であるからである。従って第2の接続点(2)の電位:v
2がvthになった時、P6とR2及びN7で構成されたインバー
タが反転して出力端子(OTU)からロウが出力され、遅
延時間:tDは第2の接続点(2)の電位:v2がGND電位か
らvthまでチャージアップされる時間で与えられ、下式
(6式)となる。
を同一の値に設定すれば、P6をドライバーとし、R2及び
N7を負荷とするインバータの論理しきい値電圧はVthと
なる。なぜならば、P6をドライバーとしR2及びN7を負荷
とするインバータと同一のインバータがP2とR1及びN3で
構成されており、しかもP2とR1及びN3で構成されたイン
バータの入力であるP2のゲート及び出力である第1の接
続点(1)が接続されている為、第1の接続点(1)は
P2とR1及びN3で構成されたインバータの論理しきい値電
圧にバイアスされ、第1の接続点(1)の電位:v1はvth
であるからである。従って第2の接続点(2)の電位:v
2がvthになった時、P6とR2及びN7で構成されたインバー
タが反転して出力端子(OTU)からロウが出力され、遅
延時間:tDは第2の接続点(2)の電位:v2がGND電位か
らvthまでチャージアップされる時間で与えられ、下式
(6式)となる。
第3図は本発明の第2の実施例を示す回路図であり、
第1図に示した本発明の第1の実施例において、容量素
子(C)を第2の接続点(2)と第1の電源電圧端子
(Vcc)間に接続したものであり、動作は前述した第1
の実施例と同様であるので、ここでの説明は省略する。
第1図に示した本発明の第1の実施例において、容量素
子(C)を第2の接続点(2)と第1の電源電圧端子
(Vcc)間に接続したものであり、動作は前述した第1
の実施例と同様であるので、ここでの説明は省略する。
第2の実施例で示したような、容量素子(C)の一端
は第1の電源電圧端子(Vcc)若しくは第2の電源電圧
端子(GND)の何れの電源電圧端子に接続しても同様な
動作をするので、レイアウト上都合の良い電源電圧端子
に接続可能で、レイアウトの自由度が向上するという利
点がある。
は第1の電源電圧端子(Vcc)若しくは第2の電源電圧
端子(GND)の何れの電源電圧端子に接続しても同様な
動作をするので、レイアウト上都合の良い電源電圧端子
に接続可能で、レイアウトの自由度が向上するという利
点がある。
又第1図に示した第1の実施例ではP2とP6のgm,N3とN
7のgm及びR1とR2の抵抗値を同一の値に設定したが、第
2の実施例ではP6をP6′に、R2をR2′に、N7をN7′に変
更し、P6′のgmをn×(gm)P6に、R2′の抵抗値をR2/n
に、N7′のgmをn×(gm)N7に設定したものである。こ
のような設定をした場合でもP6′とN7′及びR2′で構成
されたインバータの論理しきい値電圧は、P2とN3及びR1
で構成されたインバータの論理しきい値電圧と同様であ
り、前述した第1の実施例と同様の動作をする。この場
合、n>1とすれば出力端子(OUT)に接続される負荷
を駆動する能力が増大し、又n<1とすればP6′とN7′
及びR2′で構成されたインバータに流れる電流が小さく
なり消費電力が小さくなるという利点がある。
7のgm及びR1とR2の抵抗値を同一の値に設定したが、第
2の実施例ではP6をP6′に、R2をR2′に、N7をN7′に変
更し、P6′のgmをn×(gm)P6に、R2′の抵抗値をR2/n
に、N7′のgmをn×(gm)N7に設定したものである。こ
のような設定をした場合でもP6′とN7′及びR2′で構成
されたインバータの論理しきい値電圧は、P2とN3及びR1
で構成されたインバータの論理しきい値電圧と同様であ
り、前述した第1の実施例と同様の動作をする。この場
合、n>1とすれば出力端子(OUT)に接続される負荷
を駆動する能力が増大し、又n<1とすればP6′とN7′
及びR2′で構成されたインバータに流れる電流が小さく
なり消費電力が小さくなるという利点がある。
以上説明したように、本発明による遅延回路の遅延時
間tDは(6式)で与えられ、容量値と抵抗値及びP2とP4
のgmの比を設定することにより遅延時間:tDが設定され
る。ここで、同一基板上に形成されたMOS集積回路の場
合、同一導電型のMOS−FETのgmの比(相対精度)は非常
に高精度で設定できる為、実質上遅延時間の精度は容量
値と抵抗値の精度だけで決定され、MOS−FETの特性(絶
対精度)が変動しても遅延時間・tDが全く変動しない遅
延回路を構成できる効果がある。
間tDは(6式)で与えられ、容量値と抵抗値及びP2とP4
のgmの比を設定することにより遅延時間:tDが設定され
る。ここで、同一基板上に形成されたMOS集積回路の場
合、同一導電型のMOS−FETのgmの比(相対精度)は非常
に高精度で設定できる為、実質上遅延時間の精度は容量
値と抵抗値の精度だけで決定され、MOS−FETの特性(絶
対精度)が変動しても遅延時間・tDが全く変動しない遅
延回路を構成できる効果がある。
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示す回路図
及びその動作を説明する為の図、第3図は本発明の第2
の実施例を示す回路図、第4図及び第5図は従来の遅延
回路を示す回路図及びその動作を説明する為の図、第6
図はインバータの入出力特性を示す図である。 IN……入力端子、OUT……出力端子、Vcc,GND……電源電
圧端子、P1,P2,P4,P6,P6′,P11,P13……Pチャネル型MO
S−FET、N3,N5,N7,N7′,N12,N14……Nチャネル型MOS−
FET、C……容量素子、R1,R2,R2′,R11……抵抗素子。
及びその動作を説明する為の図、第3図は本発明の第2
の実施例を示す回路図、第4図及び第5図は従来の遅延
回路を示す回路図及びその動作を説明する為の図、第6
図はインバータの入出力特性を示す図である。 IN……入力端子、OUT……出力端子、Vcc,GND……電源電
圧端子、P1,P2,P4,P6,P6′,P11,P13……Pチャネル型MO
S−FET、N3,N5,N7,N7′,N12,N14……Nチャネル型MOS−
FET、C……容量素子、R1,R2,R2′,R11……抵抗素子。
Claims (2)
- 【請求項1】入力端子及び出力端子を備え、ドレインが
第1の接続点に、ゲートが前記入力端子に、ソースが第
1の電源電圧端子に接続された一導電型の第1のMOS−F
ETと、ドレイン及びゲートが前記第1の接続点に、ソー
スが前記第1の電源電圧端子に接続された前記第1のMO
S−FETと同一導電型の第2のMOS−FETと、ドレインが第
1の抵抗素子を介して前記第1の接続点に、ゲートが前
記入力端子に、ソースが第2の電源電圧端子に接続され
た前記第1のMOS−FETと逆導電型の第3のMOS−FETと、
ドレインが第2の接続点に、ゲートが前記第1の接続点
に、ソースが前記第1の電源電圧端子に接続された前記
第1のMOS−FETと同一導電型の第4のMOS−FETと、前記
第2の接続点と前記第2の電源電圧端子間に接続された
容量素子と、ゲートに前記入力端子に印加される信号の
反転信号が印加され、ドレインが前記第2の接続点に、
ソースが前記第2の電源電圧端子に接続された前記第1
のMOS−FETと逆導電型の第5のMOS−FETと、ドレインが
前記出力端子に、ゲートが前記第2の接続点に、ソース
が前記第1の電源電圧端子に接続された前記第1のMOS
−FETと同一導電型の第6のMOS−FETと、ドレインが第
2の抵抗素子を介して前記出力端子に、ゲートが前記入
力端に、ソースが前記第2の電源電圧端子に接続された
前記第1のMOS−FETと逆導電型の第7のMOS−FETで構成
されたことを特徴とする遅延回路。 - 【請求項2】前記容量素子を前記第2の接続点と前記第
1の電源電圧端子に接続したことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の遅延回路。
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