JP2003298368A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JP2003298368A
JP2003298368A JP2002101807A JP2002101807A JP2003298368A JP 2003298368 A JP2003298368 A JP 2003298368A JP 2002101807 A JP2002101807 A JP 2002101807A JP 2002101807 A JP2002101807 A JP 2002101807A JP 2003298368 A JP2003298368 A JP 2003298368A
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Masanori Tachibana
正経 橘
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/68Combinations of amplifiers, e.g. multi-channel amplifiers for stereophonics
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45076Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
    • H03F3/45179Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier using MOSFET transistors as the active amplifying circuit
    • H03F3/45183Long tailed pairs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイナミックレンジを接地電位から電源電圧
までの全範囲に拡大することができ、また利得がばらつ
き要因の影響を受けないようにすること。 【解決手段】 P型MOSトランジスタで構成されるボ
ルテージフォロワ回路103では、入力信号電圧がバイ
アス電圧以上であるときには電源電圧のレベルに近づい
ても飽和することなく増幅動作を行うが、入力信号電圧
がバイアス電圧以下であるときは、増幅動作は行わな
い。一方、N型MOSトランジスタで構成されるボルテ
ージフォロワ回路104では、入力信号電圧がバイアス
電圧以下であるときには接地電位のレベルに近づいても
飽和することなく増幅動作を行うが、入力信号電圧がバ
イアス電圧以上であるときには、増幅動作は行わない。
このように、ボルテージフォロワ回路103,104が
補間する形で動作し、かつ接地電位から電源電圧まで飽
和することなく増幅動作が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
において用いられる増幅回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の半導体集積回路において
用いられる増幅回路の構成例を示す回路図である。図8
に示す増幅回路は、2つのカレントミラー回路803,
804を備えている。カレントミラー回路803は、P
MOSトランジスタ831,832で構成され、それぞ
れソース電極が電源801に接続されている。また、カ
レントミラー回路804は、NMOSトランジスタ84
1,842で構成され、それぞれソース電極が接地(G
ND)802に接続されている。
【0003】ダイオード接続のPMOSトランジスタ8
31のドレイン電極には、抵抗素子806の一端が接続
されている。また、ダイオード接続のNMOSトランジ
スタ841のドレイン電極には、抵抗素子807の一端
が接続されている。抵抗素子806の他端と抵抗素子8
07の他端は、直接接続され、接続点Aとなっている。
接続点Aと接地(GND)との間には、入力信号源80
5が設けられている。
【0004】PMOSトランジスタ832のドレイン電
極とNMOSトランジスタ842のドレイン電極は、直
接接続され、図示しない出力端に導かれるが、その接続
端と接地(GND)802との間には、負荷抵抗素子8
08および出力バイアス電圧源809による直列回路が
設けられている。
【0005】以上の構成において、カレントミラー回路
803,804は、同じ電流比を与えるように設計され
ている。また、抵抗素子806,807は、等しい抵抗
値を有し、電源801の電圧をVccとすると、接続点
Aの電圧は、Vcc/2となるようにしている。したが
って、無信号時における入力信号源805の電圧は、V
cc/2である。
【0006】入力信号源805が無信号であるときは、
2つのカレントミラー回路803,804は平衡し、P
MOSトランジスタ832のドレイン電極から流れ出す
電流とNMOSトランジスタ842のドレイン電極に流
れ込む電流とは等しくなり、負荷抵抗素子808には電
流は流れない。この状態での出力電圧は、出力バイアス
電圧源809の電圧である。
【0007】入力信号源805の電圧が接続点Aの電圧
よりも低くなった場合には、カレントミラー回路80
3,804の平衡が崩れ、PMOSトランジスタ832
のドレイン電極から流れ出す電流がNMOSトランジス
タ842のドレイン電極に流れ込む電流よりも多くな
り、その差分の電流が負荷抵抗素子808に流れる。し
たがって、出力電圧は、出力バイアス電圧源809の電
圧以上に上昇する。
【0008】逆に、入力信号源805の電圧が接続点A
の電圧よりも高くなった場合にもカレントミラー回路8
03,804の平衡が崩れるが、今度は、PMOSトラ
ンジスタ832のドレイン電極から流れ出す電流がNM
OSトランジスタ842のドレイン電極に流れ込む電流
よりも少なくなるので、出力バイアス電圧源809から
負荷抵抗素子808を経由してNMOSトランジスタ8
42に電流が流れる。その結果、出力電圧は、出力バイ
アス電圧源809の電圧以下に降下する。
【0009】このように、従来の増幅回路は、入力信号
電圧に応じて出力電圧が逆方向に変化する反転増幅器と
して構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体集積
回路デザインルールのファインピッチ化に伴い、動作電
源電圧の低電圧化が進んでいる。動作電源電圧の低電圧
化は、消費電力が小さくなるなどの利点がある一方で、
特にアナログ回路ではダイナミックレンジが取れないな
どの弊害がある。したがって、低電圧で動作する増幅回
路では、接地電位と電源電圧との間の全範囲を動作範囲
とすることが望まれる。
【0011】しかしながら、上記の構成を有する従来の
増幅回路では、入力信号源の電圧が電源電圧、または接
地電位の近傍になると、カレントミラー回路803,8
04が回路的に飽和してしまい、正常に動作しなくなる
ので、ダイナミックレンジを広くすることが困難であ
る。
【0012】また、増幅回路の利得は、カレントミラー
回路803,804の電流値と負荷抵抗素子808の抵
抗値とで決まるが、このカレントミラー回路803,8
04の電流値は、抵抗素子806,807の抵抗値とダ
イオード接続のPMOSトランジスタ831およびNM
OSトランジスタ841のゲート・ソース間電圧とで決
まるので、利得がばらつき要因の影響を受けてしまうと
いう問題もある。
【0013】この発明は、上記に鑑みてなされたもの
で、ダイナミックレンジを接地電位から電源電圧までの
全範囲に拡大することができ、また利得がばらつき要因
の影響を受けないようにすることのできる低電圧動作に
好適な増幅回路を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明にかかる増幅回路は、P型MOSトランジ
スタで構成され、正相入力端に印加される入力バイアス
電圧と出力端から直接帰還を受ける逆相入力端に第1抵
抗素子を介して印加される入力信号電圧との差電圧を前
記第1抵抗素子で除した値の電流を出力する第1ボルテ
ージフォロワ回路と、前記第1ボルテージフォロワ回路
の出力電流を取り出す第1カレントミラー回路と、N型
MOSトランジスタで構成され、正相入力端に印加され
る入力バイアス電圧と出力端から直接帰還を受ける逆相
入力端に第2抵抗素子を介して印加される前記入力信号
電圧との差電圧を前記第1抵抗素子で除した値の電流を
出力する第2ボルテージフォロワ回路と、前記第2ボル
テージフォロワ回路の出力電流を取り出す第2カレント
ミラー回路とを備えたことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、P型MOSトランジス
タで構成される第1ボルテージフォロワ回路では、入力
信号電圧が入力バイアス電圧以上であるときには電源電
圧のレベルに近づいても飽和することなく増幅動作を行
い、入力バイアス電圧と入力信号電圧との差電圧を第1
抵抗素子で除した値の電流が流れ、第1カレントミラー
回路から出力される。しかし、入力信号電圧が入力バイ
アス電圧以下であるときは、増幅動作は行わない。一
方、N型MOSトランジスタで構成される第2ボルテー
ジフォロワ回路では、入力信号電圧が入力バイアス電圧
以下であるときには接地電位のレベルに近づいても飽和
することなく増幅動作を行い、入力バイアス電圧と入力
信号電圧との差電圧を第2抵抗素子で除した値の電流が
流れ、第2カレントミラー回路から出力される。しか
し、入力信号電圧が入力バイアス電圧以上であるときに
は、増幅動作は行わない。つまり、第1ボルテージフォ
ロワ回路と第2ボルテージフォロワ回路が補間する形で
増幅動作を行い、かつ接地電位から電源電圧まで飽和す
ることなく増幅動作を行う。
【0016】つぎの発明にかかる増幅回路は、上記の発
明において、前記第1カレントミラー回路および前記第
2カレントミラー回路に共通の出力ラインと接地との間
に負荷抵抗素子および出力バイアス電圧源の直列回路を
備えたことを特徴とする。
【0017】この発明によれば、上記の発明において、
前記第1カレントミラー回路および前記第2カレントミ
ラー回路に共通の出力ラインと接地との間に、負荷抵抗
素子および出力バイアス電圧源の直列回路を設けたの
で、電圧出力が得られる。
【0018】つぎの発明にかかる増幅回路は、P型また
はN型のMOSトランジスタで構成され、正相入力端に
印加される入力バイアス電圧と出力端から直接帰還を受
ける逆相入力端に抵抗素子を介して印加される入力信号
電圧との差電圧を前記抵抗素子で除した値の電流を出力
するボルテージフォロワ回路と、前記ボルテージフォロ
ワ回路の出力電流を取り出すカレントミラー回路とを備
えたことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、ボルテージフォロワ回
路がP型MOSトランジスタで構成される場合は、入力
信号電圧が入力バイアス電圧以上であるときに電源電圧
のレベルに近づいても飽和することなく増幅動作を行
い、入力バイアス電圧と入力信号電圧との差電圧を抵抗
素子で除した値の電流が流れカレントミラー回路から出
力される。しかし、入力信号電圧が入力バイアス電圧以
下であるときは、増幅動作は行わない。また、ボルテー
ジフォロワ回路がN型MOSトランジスタで構成される
場合は、入力信号電圧が入力バイアス電圧以下であると
きに接地電位のレベルに近づいても飽和することなく増
幅動作を行い、入力バイアス電圧と入力信号電圧との差
電圧を抵抗素子で除した値の電流が流れカレントミラー
回路から出力される。しかし、入力信号電圧が入力バイ
アス電圧以上であるときは、増幅動作は行わない。
【0020】つぎの発明にかかる増幅回路は、上記の発
明において、前記カレントミラー回路の出力ラインと接
地との間に負荷抵抗素子および出力バイアス電圧源の直
列回路を備えたことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、上記の発明において、
カレントミラー回路の出力ラインと接地との間に負荷抵
抗素子および出力バイアス電圧源の直列回路を設けたの
で、出力バイアス電圧源の出力バイアス電圧レベル以上
または以下をクリップした電圧出力が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる増幅回路の好適な実施の形態を詳細に説明
する。
【0023】実施の実施1.図1は、この発明の実施の
形態1である増幅回路の構成を示す回路図である。図1
に示すように、実施の形態1による増幅回路は、電源1
01と接地(GND)102との間に、2つのボルテー
ジフォロワ回路103,104と、2つのカレントミラ
ー回路105,106とが設けられている。
【0024】そのうち、ボルテージフォロワ回路103
とカレントミラー回路106は、一つの増幅回路を構成
し、ボルテージフォロワ回路104とカレントミラー回
路105は、もう一つの増幅回路を構成している。この
2つの増幅回路は、入力バイアス電圧源107、入力信
号源108および図示しない出力端を共有している。
【0025】ボルテージフォロワ回路103は、電流源
131と、入力回路を構成するPMOSトランジスタ1
32,133と、負荷回路としてのカレントミラー回路
を構成するNMOSトランジスタ134,135と、出
力回路を構成するPMOSトランジスタ136とを備え
ている。
【0026】PMOSトランジスタ132,133の各
ソース電極は、共通に電流源131を介して電源101
に接続されている。PMOSトランジスタ132のゲー
ト電極は、正相入力端として入力バイアス電圧源107
が接続されている。PMOSトランジスタ133のゲー
ト電極は、逆相入力端として抵抗素子109を介して入
力信号源108が接続され、またPMOSトランジスタ
136のソース電極に接続されている。
【0027】PMOSトランジスタ132のドレイン電
極は、ダイオード接続のNMOSトランジスタ134の
ドレイン電極に接続されている。PMOSトランジスタ
133のドレイン電極は、PMOSトランジスタ136
のゲート電極とNMOSトランジスタ135のドレイン
電極とに接続されている。NMOSトランジスタ13
4,135の各ソース電極は、共通に接地(GND)1
02に接続され、各ゲート電極は共通に接続されてい
る。
【0028】PMOSトランジスタ136のドレイン電
極は、出力端としてカレントミラー回路106における
ダイオード接続のNMOSトランジスタ161のドレイ
ン電極に接続されている。NMOSトランジスタ16
1,162の各ソース電極は、共通に接地(GND)1
02に接続され、各ゲート電極は共通に接続されてい
る。NMOSトランジスタ162のドレイン電極は、カ
レントミラー回路105におけるPMOSトランジスタ
151のドレイン電極と共に図示しない出力端に導かれ
ている。
【0029】また、ボルテージフォロワ回路104は、
入力回路を構成するNMOSトランジスタ143,14
4と、負荷回路としてのカレントミラー回路を構成する
PMOSトランジスタ141,142と、出力回路を構
成するNMOSトランジスタ145と、電流源146と
を備えている。
【0030】NMOSトランジスタ143,144の各
ソース電極は、共通に電流源146を介して接地(GN
D)102に接続されている。NMOSトランジスタ1
44のゲート電極は、正相入力端として入力バイアス電
圧源107が接続されている。NMOSトランジスタ1
43のゲート電極は、逆相入力端として抵抗素子110
を介して入力信号源108が接続され、またNMOSト
ランジスタ145のソース電極に接続されている。
【0031】NMOSトランジスタ144のドレイン電
極は、ダイオード接続のPMOSトランジスタ142の
ドレイン電極に接続されている。NMOSトランジスタ
143のドレイン電極は、NMOSトランジスタ145
のゲート電極とPMOSトランジスタ141のドレイン
電極とに接続されている。PMOSトランジスタ14
2,141の各ソース電極は、共通に電源101に接続
され、各ゲート電極は共通に接続されている。
【0032】NMOSトランジスタ145のドレイン電
極は、出力端としてカレントミラー回路105における
ダイオード接続のPMOSトランジスタ152のドレイ
ン電極に接続されている。PMOSトランジスタ15
2,151の各ソース電極は、共通に電源101に接続
され、各ゲート電極は共通に接続されている。PMOS
トランジスタ151のドレイン電極は、上記したよう
に、カレントミラー回路106におけるNMOSトラン
ジスタ162のドレイン電極と共に図示しない出力端に
導かれている。
【0033】次に、図1を参照して、実施の形態1によ
る増幅回路の動作を説明する。図1において、ボルテー
ジフォロワ回路103では、PMOSトランジスタ13
3のゲート電圧は、入力バイアス電圧源107の入力バ
イアス電圧V1と同じ電圧になっている。PMOSトラ
ンジスタ136はソースフォロワとして動作し、PMO
Sトランジスタ133のゲート電極に帰還をかけてい
る。同様に、ボルテージフォロワ回路104では、NM
OSトランジスタ143のゲート電圧は、入力バイアス
電圧源107の入力バイアス電圧V1と同じ電圧になっ
ている。NMOSトランジスタ145はソースフォロワ
として動作し、NMOSトランジスタ143のゲート電
極に帰還をかけている。
【0034】入力信号源108の信号電圧が入力バイア
ス電圧源107の入力バイアス電圧V1よりも高い場合
には、ボルテージフォロワ回路103では、PMOSト
ランジスタ136がオン動作をしているので、入力信号
源108の信号電圧と入力バイアス電圧源107の入力
バイアス電圧V1との電圧差を抵抗素子109の抵抗値
で除算した値の電流が、抵抗素子109、PMOSトラ
ンジスタ136を介してカレントミラー回路106のN
MOSトランジスタ161に流れる。NMOSトランジ
スタ162ではドレイン電極からソース電極、接地(G
ND)102に向かう電流(ミラー電流)が流れる。
【0035】ボルテージフォロワ回路103では、入力
信号源108の信号電圧を電源電圧のレベルまで高くし
ても、回路が飽和することなく正常に動作し、カレント
ミラー回路106に流れる電流が入力バイアス電圧源1
07との入力バイアス電圧V1と入力信号源108の信
号電圧との電圧差に応じて直線的に変化する。この場
合、ボルテージフォロワ回路104では、NMOSトラ
ンジスタ145がオフ動作をし、カレントミラー回路1
05への出力をカットオフしているので、カレントミラ
ー回路105では電流は流れない。
【0036】逆に、入力信号源108の信号電圧が入力
バイアス電圧源107の入力バイアス電圧V1よりも低
い場合には、ボルテージフォロワ回路103では、PM
OSトランジスタ136がオフ動作をして出力をカット
オフしているので、カレントミラー回路106には電流
は流れない。
【0037】一方、ボルテージフォロワ回路104で
は、NMOSトランジスタ145がオン動作をしている
ので、入力信号源108の信号電圧と入力バイアス電圧
源107の入力バイアス電圧V1との電圧差を抵抗素子
110の抵抗値で除算した値の電流が、抵抗素子11
0、NMOSトランジスタ145を介してカレントミラ
ー回路105のPMOSトランジスタ152に流れる。
PMOSトランジスタ151では電源101からソース
電極、ドレイン電極に向かう電流(ミラー電流)が流れ
る。
【0038】ボルテージフォロワ回路104では、入力
信号源108の信号電圧を接地電位まで低くしても、回
路は飽和することなく正常に動作し、カレントミラー回
路105に流れる電流が入力バイアス電圧源107の入
力バイアス電圧V1と入力信号源108と信号電圧との
電圧差に応じて直線的に変化する。
【0039】以上のように、入力信号源108の入力信
号電圧が入力バイアス電圧源107の入力バイアス電圧
V1を境に低い場合と高い場合とで、ボルテージフォロ
ワ回路103とボルテージフォロワ回路104が補間す
る形で動作している。
【0040】したがって、実施の形態1によれば、接地
電位から電源電圧まで回路が飽和することなく増幅する
ことができるので、ダイナミックレンジの広い増幅回路
を実現することができる。
【0041】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2である増幅回路の構成を示す回路図である。な
お、図2では、実施の形態1(図1)で示した構成と同
一ないしは同等である構成部分には、同一の符号が付さ
れている。ここでは、実施の形態2に関わる部分を中心
に説明する。
【0042】図2に示すように、実施の形態2による増
幅回路では、実施の形態1(図1)に示した構成におい
て、カレントミラー回路105,106の出力ラインと
接地(GND)102との間に、負荷抵抗素子201お
よび出力バイアス電圧源(電圧V2)202の直列回路
が設けられ、電圧出力を得る構成となっている。その他
は、図1に示した構成と同様である。
【0043】次に、図2と図3を参照して、実施の形態
2による増幅回路(電圧増幅回路)の動作について説明
する。なお、図3は、図2に示す増幅回路(電圧増幅回
路)の入出力特性の一例を示す特性図である。
【0044】実施の形態1で説明したように、ボルテー
ジフォロワ回路103は、入力信号源108の信号電圧
が入力バイアス電圧源107の入力バイアス電圧V1以
上である場合に増幅動作を行う。この場合には、負荷抵
抗素子201からカレントミラー回路106に向かう電
流が流れる。つまり、出力電圧は、出力バイアス電圧源
202の出力バイアス電圧V2から負荷抵抗素子201
での降下電圧を引き算した電圧となる。したがって、出
力電圧は、図3に示すように、出力バイアス電圧源20
2の出力バイアス電圧V2から所定の傾きをもって直線
的に降下する特性となる。
【0045】一方、ボルテージフォロワ回路104は、
入力信号源108の信号電圧が入力バイアス電圧源10
7の入力バイアス電圧V1以下である場合に増幅動作を
行う。この場合には、カレントミラー回路105から負
荷抵抗素子201に向かう電流が出力される。つまり、
出力電圧は、出力バイアス電圧源202の出力バイアス
電圧V2に負荷抵抗素子201での降下電圧を足し算し
た電圧となる。したがって、出力電圧は、図3に示すよ
うに、出力バイアス電圧源202の出力バイアス電圧V
2から所定の傾きをもって直線的に上昇する特性とな
る。
【0046】ここで、当該電圧増幅回路の利得は、抵抗
素子109,110の抵抗値と、負荷抵抗素子201の
抵抗値との比だけで決まる。したがって、半導体集積回
路でこの増幅回路を実現する場合には、利得のばらつき
をキャンセルすることができる。
【0047】したがって、実施の形態2によれば、ダイ
ナミックレンジが広く、かつ、電圧増幅回路とした場合
に、利得がばらつき要因の影響を殆ど受けないような増
幅回路を得ることができる。
【0048】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3である増幅回路の構成を示す回路図である。な
お、図4では、実施の形態2(図2)で示した構成と同
一ないしは同等である構成部分には、同一の符号が付さ
れている。ここでは、実施の形態3に関わる部分を中心
に説明する。
【0049】図4に示すように、実施の形態3による増
幅回路では、実施の形態2(図2)に示した構成におい
て、ボルテージフォロワ回路104とカレントミラー回
路105を削除し、ボルテージフォロワ回路103とカ
レントミラー回路106と負荷抵抗素子201および出
力バイアス電圧源202の直列回路とからなる構成とな
っている。
【0050】次に、図4と図5を参照して、実施の形態
3による増幅回路(電圧増幅回路)の動作について説明
する。なお、図5は、図4に示す増幅回路(電圧増幅回
路)の入出力特性の一例を示す特性図である。
【0051】実施の形態1で説明したように、ボルテー
ジフォロワ回路103は、入力信号源108の信号電圧
が入力バイアス電圧源107の入力バイアス電圧V1以
上である場合に増幅動作を行う。この場合には、負荷抵
抗素子201からカレントミラー回路106に向かう電
流が流れる。したがって、出力電圧は、出力バイアス電
圧源202の出力バイアス電圧V2から負荷抵抗素子2
01での降下電圧を引き算した電圧となる。
【0052】一方、ボルテージフォロワ回路103は、
入力信号源108の信号電圧が入力バイアス電圧源10
7の入力バイアス電圧V1以下である場合に増幅動作は
行わず、カレントミラー回路106には電流は流れな
い。この場合の出力電圧は、出力バイアス電圧源202
の出力バイアス電圧V2となる。
【0053】したがって、図5に示すように、入力信号
源108の信号電圧が入力バイアス電圧源107の入力
バイアス電圧V1以上である場合の出力電圧は、出力バ
イアス電圧源202の出力バイアス電圧V2から所定の
傾きをもって直線的に降下する特性となるが、入力信号
源108の信号電圧が入力バイアス電圧源107の入力
バイアス電圧V1以下である場合の出力電圧は、出力バ
イアス電圧源202の出力バイアス電圧V2にクリップ
された特性となる。
【0054】この実施の形態3による電圧増幅回路の利
得は、抵抗素子109の抵抗値と負荷抵抗素子201の
抵抗値の比のみで決まるので、実施の形態2と同様に、
ばらつき要因の影響を受けない。
【0055】なお、実施の形態3では、実施の形態2へ
の適用例を示したが、実施の形態1(図1)に示した構
成において、ボルテージフォロワ回路104とカレント
ミラー回路105を削除し、ボルテージフォロワ回路1
03とカレントミラー回路106とからなる増幅回路も
得ることができる。
【0056】実施の形態4.図6は、この発明の実施の
形態4である増幅回路の構成を示す回路図である。な
お、図6では、実施の形態2(図2)で示した構成と同
一ないしは同等である構成部分には、同一の符号が付さ
れている。ここでは、実施の形態4に関わる部分を中心
に説明する。
【0057】図6に示すように、実施の形態4による増
幅回路では、実施の形態2(図2)に示した構成におい
て、ボルテージフォロワ回路103とカレントミラー回
路106を削除し、ボルテージフォロワ回路104とカ
レントミラー回路105と負荷抵抗素子201および出
力バイアス電圧源202の直列回路とからなる構成とな
っている。
【0058】次に、図6と図7を参照して、実施の形態
4による増幅回路(電圧増幅回路)の動作について説明
する。なお、図7は、図6に示す増幅回路(電圧増幅回
路)の入出力特性の一例を示す特性図である。
【0059】実施の形態1で説明したように、ボルテー
ジフォロワ回路104は、入力信号源108の信号電圧
が入力バイアス電圧源107の入力バイアス電圧V1以
下である場合に増幅動作を行う。この場合には、カレン
トミラー回路105から負荷抵抗素子201に向かう電
流が出力される。したがって、出力電圧は、出力バイア
ス電圧源202の出力バイアス電圧V2に負荷抵抗素子
201での降下電圧を足し算した電圧となる。
【0060】一方、ボルテージフォロワ回路104は、
入力信号源108の信号電圧が入力バイアス電圧源10
7の入力バイアス電圧V1以上である場合には増幅動作
は行わず、カレントミラー回路105には電流は流れな
い。この場合の出力電圧は、出力バイアス電圧源202
の出力バイアス電圧V2となる。
【0061】したがって、図7に示すように、入力信号
源108の信号電圧が入力バイアス電圧源107の入力
バイアス電圧V1以下である場合の出力電圧は、出力バ
イアス電圧源202の出力バイアス電圧V2から所定の
傾きをもって直線的に上昇する特性となるが、入力信号
源108の信号電圧が入力バイアス電圧源107の入力
バイアス電圧V1以上である場合の出力電圧は、出力バ
イアス電圧源202の出力バイアス電圧V2にクリップ
された特性となる。
【0062】この実施の形態4による電圧増幅回路の利
得は、抵抗素子110の抵抗値と負荷抵抗素子201の
抵抗値のみで決まるので、実施の形態2,3と同様に、
ばらつき要因の影響を受けない。
【0063】なお、実施の形態4では、実施の形態2へ
の適用例を示したが、実施の形態1(図1)に示した構
成において、ボルテージフォロワ回路103とカレント
ミラー回路106を削除し、ボルテージフォロワ回路1
04とカレントミラー回路105とからなる増幅回路も
得ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、P型MOSトランジスタで構成される第1ボルテー
ジフォロワ回路では、入力信号電圧が入力バイアス電圧
以上であるときには電源電圧のレベルに近づいても飽和
することなく増幅動作を行い、入力バイアス電圧と入力
信号電圧との差電圧を第1抵抗素子で除した値の電流が
流れ、第1カレントミラー回路から出力される。しか
し、入力信号電圧が入力バイアス電圧以下であるとき
は、増幅動作は行わない。一方、N型MOSトランジス
タで構成される第2ボルテージフォロワ回路では、入力
信号電圧が入力バイアス電圧以下であるときには接地電
位のレベルに近づいても飽和することなく増幅動作を行
い、入力バイアス電圧と入力信号電圧との差電圧を第2
抵抗素子で除した値の電流が流れ、第2カレントミラー
回路から出力される。しかし、入力信号電圧が入力バイ
アス電圧以上であるときには、増幅動作は行わない。こ
のように、第1ボルテージフォロワ回路と第2ボルテー
ジフォロワ回路が補間する形で動作し、かつ接地電位か
ら電源電圧まで飽和することなく増幅動作が行えるの
で、ダイナミックレンジの広い増幅回路が実現できる。
斯くして、低電圧動作に好適な増幅回路が得られる。
【0065】つぎの発明によれば、上記の発明におい
て、前記第1カレントミラー回路および前記第2カレン
トミラー回路に共通の出力ラインと接地との間に、負荷
抵抗素子および出力バイアス電圧源の直列回路を設けた
ので、電圧出力が得られる。ここに、利得は、第1抵抗
素子および第2抵抗素子と負荷抵抗素子との比だけで決
まるので、半導体集積回路で構成する場合に利得のばら
つきをキャンセルすることができる。すなわち、ダイナ
ミックレンジが広く、かつ、利得がばらつき要因の影響
を殆ど受けないような電圧増幅回路が得られる。
【0066】つぎの発明によれば、ボルテージフォロワ
回路がP型MOSトランジスタで構成される場合は、入
力信号電圧が入力バイアス電圧以上であるときに電源電
圧のレベルに近づいても飽和することなく増幅動作を行
い、入力バイアス電圧と入力信号電圧との差電圧を抵抗
素子で除した値の電流が流れカレントミラー回路から出
力される。しかし、入力信号電圧が入力バイアス電圧以
下であるときは、増幅動作は行わない。したがって、ボ
ルテージフォロワ回路がP型MOSトランジスタで構成
される場合には、ダイナミックレンジを入力バイアスか
ら電圧電源のレベルまで広げることができる。また、ボ
ルテージフォロワ回路がN型MOSトランジスタで構成
される場合は、入力信号電圧が入力バイアス電圧以下で
あるときに接地電位のレベルに近づいても飽和すること
なく増幅動作を行い、入力バイアス電圧と入力信号電圧
との差電圧を抵抗素子で除した値の電流が流れカレント
ミラー回路から出力される。しかし、入力信号電圧が入
力バイアス電圧以上であるときは、増幅動作は行わな
い。したがって、ボルテージフォロワ回路がN型MOS
トランジスタで構成される場合には、ダイナミックレン
ジを入力バイアス電圧から接地電位のレベルまで広げる
ことができる。
【0067】つぎの発明によれば、上記の発明におい
て、カレントミラー回路の出力ラインと接地との間に負
荷抵抗素子および出力バイアス電圧源の直列回路を設け
たので、出力バイアス電圧源の出力バイアス電圧レベル
以上または以下をクリップした電圧出力が得られる。こ
こに、利得は、抵抗素子と負荷抵抗素子との比だけで決
まるので、半導体集積回路で構成する場合に利得のばら
つきをキャンセルすることができ、ばらつきの影響を殆
ど受けない増幅回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である増幅回路の構
成を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態2である増幅回路の構
成を示す回路図である。
【図3】 図2に示す増幅回路の入出力特性の一例を示
す特性図である。
【図4】 この発明の実施の形態3である増幅回路の構
成を示す回路図である。
【図5】 図4に示す増幅回路の入出力特性の一例を示
す特性図である。
【図6】 この発明の実施の形態4である増幅回路の構
成を示す回路図である。
【図7】 図6に示す増幅回路の入出力特性の一例を示
す特性図である。
【図8】 従来の半導体集積回路において用いられる増
幅回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
101 電源、102 接地(GND)、103,10
4 ボルテージフォロワ回路、105,106 カレン
トミラー回路、107 入力バイアス電圧源、108
入力信号源、109 抵抗素子(第1抵抗素子)、11
0 抵抗素子(第2抵抗素子)、201 負荷抵抗素
子、202 出力バイアス電圧源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J091 AA01 AA43 AA46 CA15 CA34 FA10 HA10 HA17 HA25 KA05 KA09 KA12 MA05 MA21 TA02 5J500 AA01 AA43 AA46 AC15 AC34 AF10 AH10 AH17 AH25 AK05 AK09 AK12 AM05 AM21 AT02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P型MOSトランジスタで構成され、正
    相入力端に印加される入力バイアス電圧と出力端から直
    接帰還を受ける逆相入力端に第1抵抗素子を介して印加
    される入力信号電圧との差電圧を前記第1抵抗素子で除
    した値の電流を出力する第1ボルテージフォロワ回路
    と、 前記第1ボルテージフォロワ回路の出力電流を取り出す
    第1カレントミラー回路と、 N型MOSトランジスタで構成され、正相入力端に印加
    される入力バイアス電圧と出力端から直接帰還を受ける
    逆相入力端に第2抵抗素子を介して印加される前記入力
    信号電圧との差電圧を前記第1抵抗素子で除した値の電
    流を出力する第2ボルテージフォロワ回路と、 前記第2ボルテージフォロワ回路の出力電流を取り出す
    第2カレントミラー回路と、 を備えたことを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記第1カレントミラー回路および前記
    第2カレントミラー回路に共通の出力ラインと接地との
    間に負荷抵抗素子および出力バイアス電圧源の直列回
    路、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の増幅回路。
  3. 【請求項3】 P型またはN型のMOSトランジスタで
    構成され、正相入力端に印加される入力バイアス電圧と
    出力端から直接帰還を受ける逆相入力端に抵抗素子を介
    して印加される入力信号電圧との差電圧を前記抵抗素子
    で除した値の電流を出力するボルテージフォロワ回路
    と、 前記ボルテージフォロワ回路の出力電流を取り出すカレ
    ントミラー回路と、 を備えたことを特徴とする増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記カレントミラー回路の出力ラインと
    接地との間に負荷抵抗素子および出力バイアス電圧源の
    直列回路、 を備えたことを特徴とする請求項3に記載の増幅回路。
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