JPH079916A - 車両用収納箱機構 - Google Patents

車両用収納箱機構

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JPH079916A
JPH079916A JP17589693A JP17589693A JPH079916A JP H079916 A JPH079916 A JP H079916A JP 17589693 A JP17589693 A JP 17589693A JP 17589693 A JP17589693 A JP 17589693A JP H079916 A JPH079916 A JP H079916A
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box
mounting case
shaped body
engaging
engagement
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JP17589693A
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Kazuya Takahashi
和也 高橋
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Original Assignee
Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 いわゆるプッシュ−プッシュ式の機構を持っ
た収納箱機構において、取付けケース内に収められる箱
状体を開き出した位置で恒常的かつ確実に仮止めする。
慣性力の作用による前記箱状体の開き出しを防止するス
トッパの取り付けスペースを最低限に抑える。 【構成】 取付けケース10と、箱状体30とからな
り、両者は係合手段19、31により係合可能である。
該箱状体30は付勢手段17により開き出し方向に付勢
されている。開き出された箱状体30の開口縁には弾性
係止片16が係合される。前記係合手段19、31の側
方には、慣性力により移動して当接腕20bを前記係合
手段19、31に当接させるストッパー20が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗用車等の車両のイ
ンストルメントパネルや、対をなすフロントシートの間
に起伏自在に設けられるセンターアームレスト等に内蔵
され、例えば車両内において捨て去られ一時的に車両内
において収集が要請されるゴミ、たばこの吸い殻等を収
納する箱体を、前記パネル、アームレスト内より適宜引
き出し、また該パネル等の中へ適宜押し込み可能に支持
する収納箱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の車両のインストルメントパネ
ルや、センターアームレスト等に内蔵される収納箱を、
該パネル、アームレスト内より適宜引き出し、また該パ
ネル等の中へ適宜押し込み可能に支持する機構として、
従来よりアッシュトレイが汎用されている。そしてこれ
らのアッシユトレイにおいては、その使い勝手を向上さ
せる見地から、いわゆるプッシュ−プッシュ式の機構が
好んで用いられている。例えば特公昭60−45920
号公報記載の車両用灰皿がその典型例の一つである。該
灰皿では、アウターケースにインナーケースの係合部材
に対するガイド部材を設け、該ガイド部材による前記係
合部材の係止、切替作用により、インナーケースをアウ
ターケースに対する閉じプッシュで閉じ、アウターケー
スに対する開きプッシュで開く機構が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこの種のアッ
シュトレイでは、該トレイ内に蓄えられた吸い殻を適宜
車外に捨てる必要があり、通常吸い殻が蓄えられるイン
ナーケースをアウターケースより取り外せる構造が採用
されている。しかし前記プッシュ−プッシュ式の機構を
持つ従来の車両用灰皿においては、該プッシュ−プッシ
ュ式の機構を維持しながら、インナーケースの容易な前
記取り外しを可能にしようとすると、全体的にアッシュ
トレイの構造的が複雑となり易く、また構造的に脆弱な
部分を作り出してしまう不都合があった。
【0004】すなわち前記プッシュ−プッシュ式の機構
は通常、インナーケース外面に係合突起を設ける一方
で、アウターケース内面に、インナーケースの閉じプッ
シュ時に該係合突起を受け入れる往路とインナーケース
の開きプッシュ時に該係合突起を送り出す復路と該往
路、復路の連結部分で該係合突起を係止する係止部とを
有するガイドプレート等のカム部材を設けて構成される
ので、インナーケースのアウターケース内からの前記取
り外しを行った後、再度アウターケースにインナーケー
スを組み込んだ際に再び狂いなく前記係合突起が、イン
ナーケースの閉じプッシュ時にはこのカム部材の往路よ
りカム部材内に受け入れられ、インナーケースの開きプ
ッシュ時にはこのカム部材の復路よりカム部材内より送
り出されるように構造上配慮することが必要となる。さ
らにアウターケースに対する開き位置にあるインナーケ
ースを該開き位置で固定しながら、吸い殻等を捨てる必
要が生じた場合には適宜インナーケースをアウターケー
スより取り外せる構造が必要となる。ここで前記従来の
車両用灰皿では、前記特公昭60−45920号公報記
載の第5図に示されるように、インナーケース外面に設
けられた係合ワイヤを屈曲させて係合突起を形成すると
共に、この係合突起にインナーケースの開き位置におい
てはアウターケースの開口縁内側に係当して該開き位置
でのインナーケースの固定をさせる役割を持たせ、更に
該インナーケースの開き位置で該係合ワイヤを下方に押
し下げることにより前記係当状態を解除させて、インナ
ーケースをアウターケースより取り外せる構造としてい
る。しかしカム部材に対して係止される係合ワイヤにさ
らに前記役割を持たせることは該係合ワイヤの構造を複
雑とするばかりか、通常頻繁に行われるインナーケース
の取り外しの度に構造上強固とは必ずしも言いがたい該
係合ワイヤに対して、下方への押し下げ動作を強いるこ
とになる。このため経時的には該係合ワイヤの変形等を
招くおそれがあり、この結果、インナーケースの閉じ位
置において該係合ワイヤの係合突起がカム部材に適切に
係止しなくなったり、またインナーケースの開き位置に
おいて該係合突起がアウターケースの開口縁内側に適切
に係当しなくなるおそれがあり、インナーケースが予期
せずアウターケースより脱落してしまう不都合を解消し
きれなかった。
【0005】またこの種のアッシュトレイにおいて前記
プッシュ−プッシュ式の機構を採用した場合、車両等の
例えば急停止等がなされると、該車両内で揺動する部材
は慣性力により該車両の進行方向に向け移動することに
なるので、該アッシュトレイのインナーケースがこの車
両の進行方向に向けて開閉自在の構造として設置されて
いる場合、インナーケースが慣性力により閉じプッシュ
状態となり、このため前記アウターケースに設けられた
カム部材の係止部よりインナーケースに設けられた係合
突起が外れて前記カム部材の復路より該カム部材の外方
に送り出されてしまい、必要もないのにインナーケース
がアウターケースより開き出してしまう不都合がある。
また、このように車両の急停止により開き出したインナ
ーケースに、乗員が頭部等を当てて怪我をしてしまうこ
とも考えられることから、こうしたインナーケースの予
期せぬ開き出し防止の要請がある。
【0006】こうしたことから、図22及び図23に示
されるストッパを有する前記プッシュ−プッシュ式の機
構を持った安全装置付き車輛搭載用収納装置が本出願人
より開示されている(特開昭64−41434号)。す
なわちこの収納装置では、ハウジングに組み付けられる
ロックピン100が、該ハウジング内より図23中で矢
印で示すX方向に常時付勢されているロッドに設けられ
たカム溝200の停止部201内から、前記慣性力によ
りロッドが前記付勢方向と反対の方向に押し込まれるこ
とにより抜け出し、この結果ロッドが前記ハウジング内
より突き出されることを防止するため、前記慣性力によ
り前記付勢方向と反対の方向に移動するウェート300
をハウジングに別途組み付けている。すなわち前記慣性
力によりロッドに前記付勢方向と反対の方向に向けられ
た力が加えられた場合、ロッドが同方向に移動しロック
ピン100を停止部201より復路202に抜け出す状
態が生じうるが、この場合には同時に前記ウェート30
0も前記付勢方向と反対の方向に移動し図23に示され
るようにロックピン100にウェート300の一端を当
接させるので、これにより前記抜け出しを防止すること
ができるのである。しかしこの収納装置では、ウェート
300をロックピン100の近傍で、且つ、ロックピン
100に対して前記付勢方向前方側より前記ロックピン
100に当接するように構成しているため、ウェート3
00の占めるスペースがロックピン100及びカム溝2
00よりなる係合部の構造中に必要となり、こうした係
合部の配置、構造等を決める際に格別の配慮を要請して
いた。特にかかるウェート300には、所要の慣性力を
持たせる必要があるためある程度の重量が必要でありこ
の結果該ウェート300をコンパクトにすることには限
界がある。また前記ウエート300を前記ロックピン1
00に対して、前記付勢方向前方側から当接させる構造
では、該付勢方向、すなわち前記ロッドの突き出し方向
に向けて最低限ウェート300の長さ寸法及びカム溝2
00の長さ寸法を確保して係合部を構成する必要が生
じ、この結果収納装置の前後方向に亙る収納装置寸法の
可及的な短縮化を妨げるものであった。
【0007】そこでこの発明は、こうした従前のいわゆ
るプッシュ−プッシュ式の機構を持った収納箱機構の不
都合を払拭して、この種の収納箱機構の使い勝手を向上
させることを目的としている。すなわちこの発明の第一
の目的は、いわゆるプッシュ−プッシュ式の機構を持っ
た収納箱機構において、車両のパネル等に適宜取り付け
られる取付けケース内に収められる箱状体を該取付けケ
ース内からの開き出し位置で恒常的かつ確実に仮止め固
定できると共に、該開き出し位置での固定状態を適宜、
容易に解除して前記取付けケースより箱状体を取り外す
ことができる構造を提供する点にある。またこの発明の
第二の目的は、いわゆるプッシュ−プッシュ式の機構を
持った収納箱機構において、車両等の停止等により該車
両内で揺動する部材に加えられる慣性力の作用により前
記箱状体が閉じプッシュ状態となることに起因する前記
取付け体からの前記箱状体の予期せぬ開き出しを防止す
るストッパの取り付けスペースを最低限に抑え、結果と
して収納箱機構全体をコンパクト化できる構造を提供す
る点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用収
納箱機構では、前記第一の目的を解決するために、請求
項1の発明では車両用収納箱機構を、プラスチック製の
取付けケース10と、該取付けケース10に取り外し自
在に枢支され且つ上部が開口されている箱状体30とか
らなり、前記取付けケース10と箱状体30とが該取付
けケース10押込時に係合され、該取付けケース10に
対する再押込時に前記係合の解除される係合手段により
係合されている収納箱であって、該収納箱は前記取付け
ケース10に押し込まれている前記箱状体30を該取付
けケース10の開き出し方向に向けて常時付勢する付勢
手段を有しており、前記取付けケース10には、前記係
合手段による係合を解除されて前記取付けケース10内
から開き出される箱状体の開口縁に係合する弾性係止片
16が、前記取付けケース10に一体に設けられている
構造のものとした。また請求項2の発明では車両用収納
箱機構を、取付けケース10と、該取付けケース10に
取り外し自在に枢支され且つ上部が開口されている箱状
体30とからなり、前記取付けケース10と箱状体30
とが該取付けケース10押込時に係合され、該取付けケ
ース10に対する再押込時に前記係合の解除される係合
手段により係合されている収納箱30であって、該収納
箱30は前記取付けケース10に押し込まれている前記
箱状体30を該取付けケース10の開き出し方向に向け
て常時付勢する付勢手段を有しており、前記係合手段
は、係合ピン31と、該係合ピン31を受け入れ該係合
ピン31を係止する係合カム部とからなり、該係合カム
部には少なくとも、前記箱状体30の前記取付けケース
10内に向けた押し込み時において前記係合ピン31を
係合カム内に案内する往路カム溝と、該往路カム溝に続
く前記係合ピン31の係合凹部と、前記箱状体30の前
記取付けケース10内に向けた再押込時に前記係合ピン
31を前記係合凹部より解放して該係合手段内より該係
合カム部内より送り出す前記係合凹部に続く復路カム溝
とが設けられていると共に、該係合カム部は、前記枢支
される箱状体30の枢支軸中心線に面を直交させている
該箱状体30の外側面又は前記取付けケース10の内側
面に設けられており、前記取付けケース10には、前記
係合手段による係合を解除されて前記取付けケース10
内から開き出される箱状体30の開口縁に係合する弾性
係止片16が、前記取付けケース10に一体に設けられ
ている構造のものとした。
【0009】また前記第二の目的を解決するために、請
求項3の発明では車両用収納箱機構を、取付けケース1
0と、該取付けケース10に枢支されている箱状体30
とからなり、前記取付けケース10と箱状体30とが該
取付けケース10押込時に係合され、該取付けケース1
0に対する再押込時に前記係合の解除される係合手段に
より係合されている収納箱であって、該収納箱は前記取
付けケース10に押し込まれている前記箱状体30を該
取付けケース10の開き出し方向に向けて常時付勢する
付勢手段を有していると共に、前記箱状体30は走行し
ている車両が停止又は走行速度を減じた際に、少なくと
も該車両の走行方向に向けて慣性力により移動可能とさ
れており、前記係合手段は、係合ピン31と、該係合ピ
ン31を受け入れ該係合ピン31を係止する係合カム部
とからなり、該係合カム部には少なくとも、前記箱状体
30の前記取付けケース10内に向けた押し込み時にお
いて前記係合ピン31を係合カム部内に案内する往路カ
ム溝と、該往路カム溝に続く前記係合ピン31の係合凹
部と、前記箱状体の前記取付けケース内に向けた再押込
時に前記係合ピン31を前記係合凹部より解放して該係
合手段内より該係合カム部内より送り出す前記係合凹部
に続く復路カム溝とが設けられていると共に該係合手段
の側方には、走行している車両が停止又は走行速度を減
じた際に、少なくとも該車両の走行方向に向けて慣性力
により移動可能に組み付けられている本体部と、該本体
部の先端側から前記係合手段に向けて突き出し且つ前記
本体移動時に前記係合手段に当接して前記係合カム部か
らの前記係合ピン31の抜け出しを防止する当接腕とを
有するストッパー20が設けられている構造のものとし
た。
【0010】
【作用】前記請求項1及び請求項2の発明に係る車両用
収納箱機構では、プラスチック製の取付けケース10
と、該取付けケース10に取り外し自在に枢支され且つ
上部が開口されている箱状体30とからなり、前記取付
けケース10と箱状体30とが該取付けケース10押込
時に係合され、該取付けケース10に対する再押込時に
前記係合の解除される係合手段により係合されている収
納箱であって、該収納箱は前記取付けケース10に押し
込まれている前記箱状体30を該取付けケース10の開
き出し方向に向けて常時付勢する付勢手段を有してお
り、前記取付けケース10には、前記係合手段による係
合を解除されて前記取付けケース10内から開き出され
る箱状体30の開口縁に係合する弾性係止片16が、前
記取付けケース10に一体に設けられている構造を採用
しているので、前記箱状体30の前記取付けケース10
に対する押込により取付けケース10に箱状体30を収
めた状態で、該箱状体30と取付けケース10とを係合
することができ、また前記箱状体30の該取付けケース
10に対する再押込により、該箱状体30と取付けケー
ス10との前記係合を解除して、該箱状体30を該取付
けケース10より開き出すことができ、このように取付
けケース10より開き出された箱状体30の開口縁に弾
性係止片16を係止させて該開き出し状態を維持するこ
とができ、さらに該弾性係止片16を弾性変形させるこ
とにより、前記箱状体30の開口縁と該弾性係止片16
との係止状態を解除させて、箱状体30を取付けケース
10から取り外すことができる。
【0011】また、請求項3の発明に係る車両用収納箱
機構では、取付けケース10と、該取付けケース10に
枢支されている箱状体30とからなり、前記取付けケー
ス10と箱状体30とが該取付けケース10押込時に係
合され、該取付けケース10に対する再押込時に前記係
合の解除される係合手段により係合されている収納箱で
あって、該収納箱は前記取付けケース10に押し込まれ
ている前記箱状体30を該取付けケース10の開き出し
方向に向けて常時付勢する付勢手段を有していると共
に、前記箱状体30は走行している車両が停止又は走行
速度を減じた際に、少なくとも該車両の走行方向に向け
て慣性力により移動可能とされており、前記係合手段
は、係合ピン31と、該係合ピン31を受け入れ該係合
ピン31を係止する係合カム部とからなり、該係合カム
部には少なくとも、前記箱状体の前記取付けケース内に
向けた押し込み時において前記係合ピン31を係合カム
部内に案内する往路カム溝と、該往路カム溝に続く前記
係合ピン31の係合凹部と、前記箱状体30の前記取付
けケース10内に向けた再押込時に前記係合ピン31を
前記係合凹部より解放して該係合手段内より該係合カム
部内より送り出す前記係合凹部に続く復路カム溝とが設
けられていると共に 該係合手段の側方には、走行して
いる車両が停止又は走行速度を減じた際に、少なくとも
該車両の走行方向に向けて慣性力により移動可能に組み
付けられている本体部と、該本体部の先端側から前記係
合手段に向けて突き出し且つ前記本体移動時に前記係合
手段に当接して前記係合カム部からの前記係合ピン31
の抜け出しを防止する当接腕とを有するストッパー20
が設けられている構造を採用しているので、前記箱状体
が慣性力により該箱状体30の押込方向に向けて移動さ
れない場合には、前記ストッパー20を該箱状体30の
開き出し方向に向けて付勢したまま維持して、該ストッ
パー20の突出部を前記係合手段に当接させることな
く、一方前記箱状体30が慣性力により該箱状体30の
押込方向に向けて移動される場合には、前記ストッパー
20を該箱状体30の押し込み方向に向けて移動でき、
かつまた突出部を前記係合手段に当接させて、前記係合
カム部からの前記係合ピン31の脱落を防止することが
できる。
【0012】
【実施例】以下では、この発明に係る車両用収納箱機構
の典型的な一実施例である車両用のごみ等の収納容器
を、図1から図22に基づいて説明する。なお、図1は
この実施例に係る収納容器の分解斜視図、図2及び図3
は同要部分解斜視図、図4は同正面図、図5は図4にお
けるA−A線断面図、図6は図4におけるB−B線断面
図、図7は図4におけるC−C線断面図、図8は図4に
おけるD−D線断面図、図9は図4におけるE−E線断
面図、図10は図4におけるF−F線断面図、図11は
図4におけるG−G線断面図、図12は図4におけるH
−H線断面図、図13は前記収納容器の使用状態を示す
側面図、図14は前記収納容器を構成する部品を示す平
面図、図15は図14におけるa−a線断面図、図16
は図14におけるb−b線断面図、図17は前記部品を
図14における矢印c側から見た側面図、図18は前記
部品の底面図、図19ないし図22はこの実施例に係る
収納容器の要部側面図である。
【0013】図1に示されるように、この収納容器は、
取付けケース10と箱状体30とからなる。この収納容
器は、例えば図13に示されるように、乗用車の対をな
すフロントシートの間に起伏自在に設けられるセンター
アームレストRや、インストルメントパネル、シートの
背もたれ部等に、取付けケース10の外面が該アームレ
ストR表面r等と同面となるように内蔵して用いられ
る。
【0014】先ず、前記取付けケース10及び前記箱状
体30の構造について説明する。
【0015】前記取付けケース10は、長方形状の底板
11の四周を、同一方向に向けて立ち上げられる側板1
2により囲んで構成されている。該側板12の先端縁か
らは、前記底板11の幅側の一側縁を除き、該側板12
の自由端縁に亙り且つ該側板12の外方に向けられた鍔
13が延設されている。前記側板12のうち、該取付け
ケース10の前記底板11の長手側の縁より立ち上げら
れている二つの側板12a、12aの内面であって、前
記鍔13が設けられていない側の下部側板12bに近接
する側の面部上からは、該二つの側板12a、12aの
板面に略直交する向きに、それぞれ枢支軸杆14、14
が突設されている。前記下部側板12bが設けられてい
る前記底板11の側縁ほぼ中程の位置からは、該下部側
板12bの先端部に向けられ、かつ、該下部側板12b
内面に接する位置決めリブ15が延設されている。前記
下部側板12bに対向する側の上部側板12cが設けら
れている前記底板11の側縁ほぼ中程の位置からは、該
上部側板12cの先端部に向け、且つ、該上部側板12
c面と板面をほぼ平行とする板状の弾性係止片16が突
設されている。該弾性係止片16の先端部からは、前記
下部側板12b側に向けてフック部16aが突設されて
おり、また前記上部側板12c側に向けて操作突部16
bが突設されている。前記上部側板12cの該弾性係止
片16に接する側の面には、該弾性係止片16の幅寸法
よりやや大きい幅寸法を持った窓12c’が透設されて
いる。また該弾性係止片16の基部側の底板11にも窓
11aが透設されている。これらの窓12c’及び11
aは、該弾性係止片16に所要の弾性変形特性を与える
観点等から、この取付けケース10全体をプラスチック
により一体成形する際に、該弾性係止片16を成形可能
とする機能を有する。前記上部側板12cはその壁面
を、該上部側板12c先端に向かうにしたがって暫時取
付けケース10外方に向けて傾斜させている。また前記
弾性係止片16の両側の前記上部側板12cの内面から
は、前記弾性係止片16の突き出し方向に向けて防塵板
12c”、12c”が突き出し状に設けられている。該
防塵板12c”の先端縁から前記底板11面までの寸法
は、前記弾性係止片16の先端から前記底板11面まで
の寸法とほぼ等しいものとされている。
【0016】前記下部側板12bと上部側板12cとの
間に亙る前記側板12a、12aには、ばね17、ダン
パ18が各々設けられており、また一方の側板12aに
はさらに、カム片19、ストッパー20が設けられてい
る。
【0017】図2に示されるように、この収納容器の前
記側板12aの基部側であって、前記枢支軸杆14の突
設位置よりやや前記上部側板12cよりの位置凹窩部、
該収納容器の内方に向けて支持突起17aが突設されて
いる。またこの支持突起17aの突出位置よりやや前記
下部側板12bよりの位置であって、かつ、前記支持突
起17aの突設位置より前記側板12aの先端よりの位
置からも、該収納容器の内方に向けて突出片17bが突
設されており、この突出片17bの先端部は前記上部側
板12c側に向けて屈曲している。またこの支持突起1
7aの突出位置よりも前記上部側板17c側であって、
該側板17aの設けられている前記底板11の側縁のほ
ぼ中程の位置では、前記側板17a面より前記収納容器
の内方に向けて突出部21が設けられている。該突出部
21の前記側板12a先端部側の端部は、前記底板11
側に向けて凹窩され、凹窩部21cが形成されている。
またこの突出部21の前記収納容器内方側の面からは、
該凹窩部21cに連通し、且つ、前記凹窩部21cを囲
む前記突出部21の壁面を該突出部21の先端部より半
弧状に切欠く保持凹部21bとされている。前記保持凹
部21bの両側には、前記突出部21の該保持凹部21
b両側の面との間に若干の間隔を介して、前記該凹窩部
21cの底面から前記突出部21の先端に向けて一対の
弾性係止腕21aが突設されている。この弾性係止腕2
1aの先端部には前記収納容器の内方に先端を向けた係
止爪21a’が設けられている。なお前記支持突起17
aと前記突出部21との間に位置する前記底板11面に
は、リブ17cが設けられている。また前記支持突起1
7a及び突出片17b下方の底板11には、該支持突起
17a及び突出片17bを成形する窓11bが形成され
ている。
【0018】ばね17は、この実施例では一端にフック
部を有するねじりコイルばねとされており、該ばね17
は前記支持突起17aをコイル部に挿通すると共に、フ
ック部が形成されていない側の端部を前記リブ17cと
前記側板12a内面との間の底板11面に当接させ、か
つ、フック部側の端部を前記側板12a先端部側に向け
て前記突出片17bの前記突出部21側の側縁で支持す
ることにより組み付けられている。
【0019】ダンパ18は、粘性の高い油等の液体を封
入する円筒形の本体部18aと、該本体部18aの側面
より直径方向外向きに突き出される固定板片18bと、
前記本体部18aの一方の端面に軸支される歯車18c
とよりなる。該歯車18cは前記本体部18a中に収め
られる羽車と同軸とされている。該ダンパ18は、前記
突出部21の保持凹部21b内に、前記歯車18cが設
けられている側が収納容器の内側に向けられるように、
前記弾性係止腕21aと前記該凹窩部21cの内面との
間で前記固定板片18bを挟持、固定して組み付けられ
る。この組み付けは、前記側板12aの先端側から前記
保持凹部21c内に前記ダンパ18を収め入れることに
よりワンタッチで行うことができる。
【0020】なお前記支持突起17aに前記ばね17を
組み付け、また前記保持凹部21b内にダンパ18収め
入れた後に、該ばね17及び前記突出部21の凹窩部2
1cを覆うカバー22が組み付けられる。該カバー22
は、前記突出片17bから前記保持凹部21bに亙る長
さ寸法を有する細長板を屈曲して構成されている。該カ
バー22の一端には、図2における上方に向けられた爪
22aが設けられている。また該カバー22の長手側の
ほぼ中程の位置からは、該カバー22は図2における上
方に向けて屈曲されており、該カバー22の他端には、
雌ねじ穴を有しかつ同図に下方に向けられた筒状の固定
突部22bが設けられている。また前記爪22aと該カ
バー22の前記屈曲位置との間の該カバー22の一方側
縁には、図2における下方に向けられた板片22cが設
けられている。該カバー22は、前記板片22cが前記
ばね17を該ばね17のフック部を突き出させた状態で
前記前記収納容器の内側より覆うように、前記支持突起
17aと前記突出片17bとの間に一端を差し込み前記
爪22aを該突出片17bの前記下部側板12b側の側
縁に係当させると共に、他端側の前記固定突部22bを
前記突出部21の凹窩部21c内に収め入れ、該凹窩部
21cの底面に設けられたねじ穴21c’より前記取付
けケース10の外方から嵌込んだねじ23を該固定突部
22bの雌ねじ穴と螺合させることにより組み付けられ
る。該カバー22が組み付けられることにより、前記ば
ね17のコイル部周囲は覆い隠され該ばね17近傍の外
観性の向上が図られる。また該カバー22により前記ダ
ンパ18の組み込まれた前記凹窩部21c上が覆われる
ので、該ダンパ18の前記保持凹部21b内への組み付
け状態を確固なものとできる。
【0021】カム片19は、前記前記ダンパ18が組み
付けられている突出部22bと前記上部側板12cとの
間の前記側板12aの面より設けられている。該カム片
19は板状をなし、該板面を前記側板12a面とほぼ同
面として配されれており、また該カム片19は、その一
端に設けられている枢支穴19aに該側板12aの基部
側の面より突設されている軸突部24を挿入させること
により、該軸突部24に軸支されている。また該カム片
19と該軸突部24との間には、ねじりコイルばね25
がそのコイル部を該軸突部24に嵌込むことにより介装
されている。このばね25の一端は前記底板11面に設
けられている突部26に固定され、またフック部とされ
る他端は該カム片19の前記突出部21側の縁に引っ掻
けられており、これにより該カム片19は前記上部側板
12c側に向けて付勢されている。なお前記枢支穴19
a近傍からは前記上部側板12c側に向けて突起19b
が突設されており、一方前記上部側板12c側の前記軸
突部24側方の前記側板12a面には、該カム片19組
み付け時に前記突起19bの図3における下方側の縁に
当接する回動規制リブ27が設けられているので、該カ
ム片19は前記突起19bと前記回動規制リブ27の当
接によりそれ以上前記上部側板12c側には回動しな
い。なお図中28で示されるねじをもって、カム片19
は前記軸突部24に本止めされる。
【0022】該カム片19の前記枢支穴19aが設けら
れている側と反対の側の端縁は、前記突起19b側に向
けて傾斜するカム縁19cとされている。図14ないし
図18に示されるように、このカム縁19cは該カム片
19の長手側ほぼ中程の位置で終了し、該終了位置には
該カム片19の内方に向け且つ該カム片19の前記カム
縁19cが設けられている側に次第に傾けられる往路カ
ム溝19dの開口部が設けられている。該往路カム溝1
9dは該カム片19の幅側ほぼ中程の位置で終了し、前
記枢支穴19a側に向けて屈曲して該屈曲位置に後述す
る係合ピン31の係合凹部19fを形成しながら、復路
カム溝19eに連通している。該復路カム溝19eは該
連通位置より前記カム縁19cが設けられている側の前
記カム片19の端部に向けて設けられており、またその
溝底面は前記往路カム溝19dとの連設位置では該往路
カム溝19dと同じ深さにあるが、該連設位置より前記
カム片19の端部に向けて次第にその溝の深さを浅くし
ており、したがって前記溝底面は前記カム片19の端部
に向け緩やかに傾斜している。
【0023】ストッパー20は、前記カム片19と前記
上部側板12cとの間の前記側板12a面に設けられて
いる。該ストッパー20は、細長板状の本体部20a
と、該本体部20aの一端部より該本体部20aの側方
に向けて一端該本体部20aに対して直交状に突き出し
た後該本体部20aの他端部側に向けて該本体部20a
に対してほぼ平行に屈曲して略鈎状をなす当接腕20b
とからなる。該本体部20aの前記当接腕20bが設け
られていない側の端面からは前記当接腕20aが設けら
れている側の端面に向けて、孔20cが設けられてい
る。該ストッパー20が設けられる位置の底板11面か
らは、前記側板12aの先端部側に向けて、該ストッパ
ー20の幅寸法とほぼ等しい間隔を介して一対のガイド
板20d、20dが突設されている。また該ガイド板2
0d、20d間の前記底板11面からは該ガイド板20
dの突設方向に向けて、支持桿20eが突設されてい
る。また前記一対のガイド板20d、20dのうち前記
カム片19側のガイド板20dの先端部からは、前記側
板12a先端部に向けて腕部12fが延設されており、
該腕部12f先端には前記側板12aの内面に向けて突
部12gが形成されている。該ストッパー20は、前記
一対のガイド板20d、20d間に前記孔20cの側か
ら、該孔20cの孔中に前記支持桿20eが導入される
ように収め入れられる。図3に示されるように該支持桿
20eには、内径を該支持桿20eよりやや大きくする
と共に外径を前記孔20cよりやや小さいものとするコ
イルばね20hが、該ばね20hの一端部より嵌込まれ
ているので、該支持桿20eを導入する前記ストッパー
20hは前記側板12a先端部側に向けて付勢、組み付
けられることになるが、前記一対のガイド板20d、2
0dの一方には、前記突部12gを有する腕部12fが
設けられているので、一旦組み付けられた前記ストッパ
ー20hはこの突部12gに前記当接腕20bの前記側
板12a側の縁部を当接させ、該一対のガイド板20d
間より抜け出すことはない。なお前記突部12gと前記
当接腕20bとの当接部には、図3において符号20i
で示す緩衝パッドが貼設されている。
【0024】箱状体30は、枠状体30’と背面プレー
ト30”とから構成されている。枠状体30’は、略長
方形状の基板32の相対向する長辺側と該長辺を結ぶ一
方の短辺側とに、前記基板32の面に直交する向きに突
き出し且つ各々連続する側板33を、該基板32の側縁
よりやや内側の位置から立設している。一方、背面プレ
ート30”は略長方形状をなし、また該背面プレート3
0”の短辺側の一方の側縁ほぼ中程に凹部41を有する
と共に、該凹部41の両側の縁部には該縁部に亙って接
合片42を有している。該側板33のうち前記基板32
の前記短片側の側縁に沿って設けられている底部側板3
3aには、該底部側板33aの長さ方向ほぼ中程の位置
に、該底部側板33aの基部から該底部側板33aの突
き出し方向に向けて溝33a’が設けられている。また
この溝33a’を挟んだ該底部側板33a先端部には、
該底部側板33a内外に連通する接合溝33a”が設け
られている。前記背面プレート30”は、前記枠状体3
0’の前記底部側板33aの前記接合溝33a’に前記
接合片42が収まるように、該枠状体30’の前記側板
32先端部上に載置され、ねじ34により該枠状体3
0’に組み付けられている。このように枠状体30’と
背面プレート30”とが組み付けられることにより、前
記底部側板33aに対向する側を開口した箱状体30が
形成される。
【0025】該箱状体30の前記底部側板33aの両側
にある対をなす側板33b、33bは、その面を互いに
略平行として形成されている。該側板33bの外側であ
って前記底部側板33aの側には、前記側板33bの面
に向けて設けられている軸受穴35aを有する軸受部3
5が突設されており、該軸受部35は前記箱状体30の
前記底部側板33a側より前記軸受穴35aの軸中心線
にほぼ平行に開口されており、該軸受部35は断面をほ
ぼ半弧状としている。
【0026】前記側板33bの外面であって該側板33
bの長手方向ほぼ中程の位置からは、該側板33bの面
にほぼ直交する向きに突き出し、かつ、前記背面プレー
ト30”の側に向けて開口される溝36aを前記底部側
板33aの側から該箱状体30の開口側に向けて有する
係当板部36が突設されている。
【0027】また前記側板32bの外面であって、前記
係当板部36よりも更に前記箱状体30の開口側の位置
には、前記背面プレート30”の側より前記基板32の
側に向けてラック37が条設されている。該ラック37
aは、該ラック37の前記箱状体30の開口側の側面
に、該ラック37の先端から該ラック37の基部に向け
て複数の歯溝を設けることにより形成されている。
【0028】また前記対をなす側板32b、32bのう
ち、前記箱状体30を前記基板32側から前記箱状体3
0の開口側を上にして見た場合に、該箱状体30の左側
に位置する側板32b外面であって、前記ラック37よ
り更に前記箱状体30の開口側の位置からは、前記側板
32bの面にほぼ直交する向きに略円柱形状の台座が突
設されており、該台座の先端面からは前記側板32bの
面にほぼ直交する向きに係合ピン31が突設されてい
る。
【0029】前記底部側板33a外面の溝33a’を挟
んだ均等位置からは、該底部側板33a面に対してほぼ
直交する向きに一対の突当板40、40が突設されてい
る。該突当板40はその面を前記側板33b面にほぼ平
行なものとして配されている。
【0030】なお前記箱状体30の基板32の外面に
は、該基板32とほぼ同寸、同形の表面板39がねじ3
8を用いて組み付けられる。該表面板39には例えば合
皮等よりなる化粧シートSが適宜張り込まれる。
【0031】次いで、前記取付けケース10と、前記箱
状体30の組み付け構造について説明する。
【0032】図5に示されるように、前記箱状体30
は、前記取付けケース10内に該箱状体30の前記背面
プレート30”側の面より収め入れられる。すなわち前
記箱状体30の一対の前記側板33bの前記底部側板3
3a側に設けられた前記軸受部35の軸受穴35a内
に、前記取付けケース10の一対の側板12aの前記下
部側板12b側に設けられた対をなす枢支軸杆14、1
4を収め入れると共に、前記取付けケース10の上部側
板12c側に設けられた弾性係止片16のフック部16
aに前記箱状体30の前記背面プレート30”側の開口
縁を当接させて該弾止係止片16を前記箱状体30の上
部側板12c側に撓み込ませ、さらに前記箱状体30を
前記取付けケース10の底板11側に押し込むことによ
り、該弾性係止片16の前記フック部16aに前記箱状
体30の前記背面プレート30”側の開口縁を乗り越え
させ、該弾性係止片16を弾性復帰させて該フック部1
6aを前記箱状体30の前記背面プレート30”側の開
口縁に係合させることにより、前記箱状体30は、図5
において二点鎖線で示す位置で、前記取付けケース10
に収められ、支持される。なお該組み付けに際しては、
前記箱状体30の底部側板33aに設けられた前記溝3
3a’に前記取付けケース10に設けられた位置決めリ
ブ15が収められるものとされており、これにより前記
箱状体30の側板33外面と前記取付けケース10の側
板12内面との間隔は常に一定とされている。なお前記
箱状体30の前記背面プレート30”側の開口縁のうち
前記弾性係止片16のフック部16aに当接、係合する
位置には、前記背面プレート30”の外面側に膨出部4
4が、また内面側に凹部43がそれぞれ設けられてお
り、前記弾性係止片16のフック部16aと前記箱状体
30の前記背面プレート30”側の開口縁との前記係合
を容易ならしめている。
【0033】このように前記取付けケース10に支持さ
れた前記箱状体30を、該箱状体30の前記軸受部35
に収められている前記取付けケース10の枢支軸杆14
を回動中心として、前記取付けケース10の底板11側
に向けて更に押し込むと、図10に示されるように、前
記箱状体30の両側板33b、33bに設けられた前記
ラック37、37がそれぞれ前記取付けケース10の両
側板12a、12aに設けられたダンパ18、18の歯
車18cにその歯面36aを噛み合わせる。また前記箱
状体30の両側板33b、33bに設けられた前記係当
板部36、36の溝36aの溝底面に、前記取付けケー
ス10の両側板12a、12aに設けられたばね17、
17のフック部が係当される。図10において点線で示
すように、前記ばね17の前記フック部は、前記箱状体
30を該取付けケース10の底板11側に押し込むにし
たがって、該箱状体30の前記係当板部36に押圧され
て前記取付けケース10の底板11側に押し込まれ、こ
れにより前記ばね17には前記取付けケース10を該取
付けケース10の押し込み前方側(図10における右
側)に向けて突き出す付勢力が蓄えられる。
【0034】このように前記取付けケース10に対して
前記箱状体30を押し込むことによりまた、前記箱状体
30の側板33bの一方に設けられた前記係合ピン31
が前記取付けケース10の側板12aの一方に設けられ
たカム片19と係合される。
【0035】このカム片19と係合ピン31との係脱の
過程を、図19ないし図21に基づいて説明する。該カ
ム片19は、前記係合ピン19が該カム片19に接触し
ない状態では、図19の状態に置かれている。すなわち
カム片19はそのカム縁19cを前記取付けケース10
の側板12a先端側に突き出した状態で、枢支穴19a
に収められた軸突部24を回動軸として枢支されてお
り、また前記ばね25により前記ストッパ20側に向け
て付勢されている。図20に示されるように、前記取付
けケース10の側板12a先端側から前記箱状体30が
押し込まれることにより、前記係合ピン31(図20に
おいて点線で示す。)が該カム片19の前記カム縁19
cに当接される。ここで該カム片19のカム縁19c
は、該カム片19の突起19b側に向けて傾斜している
ことから、該カム片19は前記係合ピン31が前記取付
けケース10の底板11側に向けて押し込まれるにした
がって、該カム片19は前記ばね25による付勢方向と
反対の方向に向けて倒し込まれ、前記カム縁19cの終
了位置まで前記係合ピン31を導く。該カム縁19cの
終了位置には、往路カム溝19dの開口部が設けられて
いるので、該位置まで導かれた係合ピン31はこの開口
部より往路カム溝19d内に導かれる。該往路カム溝1
9dは該カム片19の内方に向けて設けられているの
で、図21に示されるように、該カム片19は前記往路
カム溝19d内に係合ピン31を導入することにより、
前記付勢方向に向けて起き上がり、該導入された係合ピ
ン31は前記往路カム溝19dの終了位置に設けられて
いる係合部19fに係合される。これにより図10に示
されるように、前記箱状体30を前記取付けケース10
内に完全に収めた状態で、該箱状体30と前記取付けケ
ース10とを係合することができる。
【0036】図21に示されるように、前記係合ピン3
1を係合部19fに係合した状態から、更に箱状体30
を前記取付けケース10の底板11側に押し込むと該箱
状体30に設けられている前記係合ピン31も前記取付
けケース10の底板側に向けて移動する。ここで該係合
ピン31が係合されていた前記係合部19fは、前記往
路カム溝19dをその終端側で前記カム片19の枢支穴
19a側に屈曲することにより形成されており、またこ
の往路カム溝19dは前記復路カム溝19eに連通して
いるので、前記係合ピン31の移動により前記カム片1
9は前記ばね25による付勢方向に向けてさらに起き上
がり、この結果前記係合ピン31は前記係合部19fよ
り送り出され、前記復路カム溝19eに導かれる。前記
復路カム溝19eは、前記往路カム溝19dとの連通位
置より前記カム縁19cが設けられている側のカム片1
9の端部に向けて設けられており、またその溝底面は該
端部に向けて緩やかに傾斜している。そして該カム片1
9は前記取付けケース10の軸受部24に、前記ばね2
5を介して、前記枢支穴19aを嵌め入れて組み付けら
れており、前記側板12a内面側に向けて押し込み可能
とされているので、前記復路カム溝19eに導かれた前
記係合ピン31は、前記復路カム溝19eの溝底面に該
係合ピン31の先端部を突き当てて前記カム片19を前
記側板12a側に向けて押し込みながら、該復路カム溝
19eに導かれて該カム片19内より抜き出される。こ
れにより前記箱状体30を前記取付けケース10内に完
全に収めた状態での該箱状体30と前記取付けケース1
0との係合が解除される。前記のように箱状体30の取
付けケース10内への押し込みにより、前記箱状体30
の係当板部36に当接するばね17には該箱状体30を
該押し込み方向と反対の側に向けて突き出す付勢力が蓄
えられるので、前記係合の解除により前記箱状体30は
取付けケース10内より、前記軸受部35に収められた
枢支軸杆17を回動中心として開きだされる。そして前
記取付けケース10の弾性係止片16のフック部16a
が前記箱状体30の開口縁に設けられた凹部43に係合
する位置でその開き出しは終了する。
【0037】次いで前記カム片19の側方に設けられて
いるストッパー20の動作を説明する。前述のように図
21に示される前記箱状体30に設けられている係合ピ
ン31と前記カム片19の係合部19fとの係合状態の
解除は、該箱状体30を前記取付けケース10の底板1
1側に押し込むことにより、該箱状体30に設けられて
いる前記係合ピン31を前記取付けケース10の底板側
に向けて移動させて前記カム片19を前記ばね25によ
る付勢方向に向けて回動させ、前記係合ピン31を前記
係合部19fより送り出し前記復路カム溝19eに導く
ことにより行われる。ここで前記ストッパー20は、該
カム片19の側方(図21における右側)にあって該カ
ム片19に向けて当接腕20bを突き出しているが、該
当接腕20bが設けられている本体部20aは常時、前
記取付けケース10の先端部側に向けてばね20hによ
り付勢されており、通常は該当接腕20bは前記カム片
19に接触しないように配されている。従って通常は、
前記箱状体30の前記取付けケース10の底板11側に
向けた押し込みにより、前記カム片19を該カム片19
の付勢方向に向けて回動させて、前記係合ピン31と前
記係合部19fとの係合を解除することが妨げられるこ
とはない。しかし、取付けケース10に対する前記箱状
体30の押し込み方向に向けてこの収納容器が組み付け
られている車両が移動している場合に、該車両が停止又
は走行速度を減じることにより、該箱状体30が慣性力
により前記取付けケース10の底板11側に向けて押し
込まれる事態が生じたときは、前記ストッパー20も慣
性力により前記取付けケース10の底板11側に向けて
移動させることができる。この場合に、前記ストッパー
20の前記本体部20aより前記カム片19に向けて突
き出されている当接腕20bが前記カム片19の往路カ
ム溝19dの開口側の側縁に接触するように、前記カム
片19とストッパー20とを配し組み付けておくことに
より、前記箱状体30が前記取付けケース10の底板1
1側に向けて押し込まれて前記係合ピン31が前記カム
片19の係合部19fより前記係合カム片19の枢支穴
19a側に移動しても、前記カム片19が該カム片19
の付勢方向に向けて回動することが防止できる。従っ
て、前記慣性力による前記箱状体30の取付けケース1
0の底板11側に向けた移動の終了後は、再び該係合ピ
ン31を前記係合部19fに収めることができ、こうし
た車両の停止又は走行速度を減ずることに起因する前記
係合ピン31と前記係合部19fとの係合の解除を防止
することができる。
【0038】前記のように箱状体30は取付けケース1
0内より、前記軸受部35に収められた枢支軸杆17を
回動中心として開きだされるが、前記取付けケース10
に設けられている弾性係止片16のフック部16aが前
記箱状体30の開口縁に設けられている凹部43に係合
するので、該係合により前記箱状体30はそれ以上開き
だすことはない。この状態においては、図5に示される
ように、前記取付けケース10の上部側板12c縁と前
記箱状体30の開口側の前記背面プレート30”の縁と
の間が、前記取付けケース10の弾性係止片16の両側
から前記箱状体30側に向けて突き出された防塵板1
2”により覆い隠されるので、開き出された箱状体30
内にその開口部より収納しようとするゴミ等を誤って該
取付けケース10と箱状体30との間に落とし込んでし
まう事態を防止することができる。
【0039】一方、蓄えられたゴミ等を前記箱状体30
より捨てる等するために行われる前記取付けケース10
からの前記箱状体30の取り外しは、前記弾性係止片1
6の先端部に設けられている操作突部16bを摘む等し
て該弾性係止片16を前記取付けケース10の上部側板
12c側に撓み込ませ、前記弾性係止片16のフック部
16aと前記箱状体30の背面プレート30”の縁部に
設けられた凹部43との係合を解除することにより行う
ことができる。このフック部16aと凹部43との係合
状態を解除した場合、前記箱状体30は、その軸受部3
5に収める前記取付けケース10の枢支軸杆14を回動
軸として該取付けケース10外方に向けてさらに回動、
開き出すことになるが、ある程度開き出すと前記突当板
40の前記底部側板33aの先端側に向けた縁を前記取
付けケース10の下部側板12bの先端部に当接して、
前記軸受部35と該突当板40の縁との二点で該箱状体
30が支持されることになるので、前記係合状態の解除
された箱状体30が直ちに前記取付けケース10より脱
落することはなく、この箱状体30の予期せぬ取付けケ
ース10からの脱落により、該箱状体30内に蓄えられ
たゴミ等が車内に散乱する等の事態の防止が図られてい
る。
【0040】なお、この実施例に係る収納容器は、前記
構造を有するものとされているが、前記カム片19に相
当するカム片を前記箱状体30側に設け、これに対応さ
せて前記係合ピン31に相当する係合ピンを前記取付け
ケース10に設ける構造を採用して収納容器を構成して
も良い。また前記カム片19および係合ピン31を、前
記収納容器の機能を損なわない限度で、前記取付けケー
ス10および箱状体30の他の任意の位置に設けて収納
容器を構成しても良い。また前記カム片19に替えて、
前記取付けケース10の側板12又は箱状体30の側板
33にカム溝を形成して前記収納容器を構成しても良
く、この場合には前記ストッパー20の当接腕20bを
該カム溝内に収められる係合ピン31に直接係当しうる
構造として、前記実施例に係る収納容器におけるストッ
パー20と同様の機能を発揮させることが好ましい。
【0041】
【発明の効果】前記請求項1および請求項2に係る車両
用収納箱機構では、収納箱機構を構成する箱状体を、該
箱状体が収納される前記取付けケースに対して押込むこ
とにより、取付けケースに箱状体を収めた状態で、該箱
状体と取付けケースとを係合することができ、また前記
箱状体の該取付けケースに対する再押込により、該箱状
体と取付けケースとの前記係合を解除して、該箱状体を
該取付けケースより開き出すことができる。またこのよ
うに取付けケースより開き出された箱状体の開口縁に弾
性係止片を係止させて該開き出し状態を維持することが
でき、さらに該弾性係止片を弾性変形させることによ
り、前記箱状体の開口縁と該弾性係止片との係止状態を
解除させて、箱状体を取付けケースから取り外すことが
できる。従って、いわゆるプッシュ−プッシュ式の機構
を持った収納箱機構において比較的単純な構造により、
車両のパネル等に適宜取り付けられる取付けケース内に
収められる箱状体を、該取付けケース内からの開き出し
位置で恒常的かつ確実に仮止めできる。また箱状体の取
付けケースに対する該開き出し位置での仮止め状態を、
適宜、容易に解除することができる。
【0042】また請求項3の車両用収納箱機構では、前
記箱状体が慣性力の作用により移動する場合に、同様に
慣性力の作用により移動して、前記箱状体と取付けケー
スとの係合手段に当接し、該係合手段を構成する係合カ
ム部からの係合ピンの脱落を防止する当接腕部を本体部
の先端側から突き出すストッパが該係合手段の側方に設
けられる構成を有するので、いわゆるプッシュ−プッシ
ュ式の機構を持った収納箱機構において、車両等の停止
等による慣性力により前記箱状体が閉じプッシュ状態と
なった場合に前記取付け体から前記箱状体が開き出す事
態を防止できるストッパの取り付けスペースを最低限に
抑えることができる。また前記係合手段周辺の機構を単
純なものとすることができる。またこのようなスペース
の軽減および機構の単純化を通じて、収納箱機構全体を
コンパクトなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納容器の分解斜視図である。
【図2】収納容器の要部の分解斜視図である。
【図3】収納容器の要部の分解斜視図である。
【図4】収納容器の正面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】図4におけるB−B線断面図である。
【図7】図4におけるC−C線断面図である。
【図8】図4におけるD−D線断面図である。
【図9】図4におけるE−E線断面図である。
【図10】図4におけるF−F線断面図である。
【図11】収納容器の箱状体30の基板32と表面板3
9との組み付け状態を示す図4におけるG−G線断面図
である。
【図12】収納容器の箱状体30の基板32と表面板3
9との組み付け状態を示す図4におけるH−H線断面図
である。
【図13】収納容器の使用状態を示す側面図である。
【図14】収納容器のカム片19を示す平面図である。
【図15】図14におけるa−a線断面図である。
【図16】図14におけるb−b線断面図である。
【図17】収納容器のカム片19を図14における矢印
c側から見た側面図である。
【図18】収納容器のカム片19を示す底面図である。
【図19】収納容器の要部側面図である。
【図20】収納容器の要部側面図である。
【図21】収納容器の要部側面図である。
【図22】収納容器の要部側面図である。
【図23】従来の収納装置の要部を示す平面図である。
【図24】従来の収納装置の要部を示す平面図である。
【符号の説明】
10 取付けケース 11 底板 12 側板 13 鍔 14 枢支軸杆 15 リブ 16 弾性係止片 17 ばね 18 ダンパ 19 カム片 20 ストッパー 21 突出部 22 カバー 23 ねじ 24 軸突部 25 ばね 26 突部 27 回動規制リブ 28 ねじ 30 箱状体 30’ 枠体 30” 背面プレート 31 係合ピン 32 基板 33 側板 34 ねじ 35 軸受部 36 係当板部 37 ラック 38 ねじ 39 表面板 41 凹部 42 接合板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製の取付けケースと、該取
    付けケースに取り外し自在に枢支され且つ上部が開口さ
    れている箱状体とからなり、前記取付けケースと箱状体
    とが該取付けケース押込時に係合され、該取付けケース
    に対する再押込時に前記係合の解除される係合手段によ
    り係合されている収納箱であって、 該収納箱は前記取付けケースに押し込まれている前記箱
    状体を該取付けケースの開き出し方向に向けて常時付勢
    する付勢手段を有しており、 前記取付けケースには、前記係合手段による係合を解除
    されて前記取付けケース内から開き出される箱状体の開
    口縁に係合する弾性係止片が、前記取付けケースに一体
    に設けられていることを特徴とする車両用収納箱機構。
  2. 【請求項2】 取付けケースと、該取付けケースに取り
    外し自在に枢支され且つ上部が開口されている箱状体と
    からなり、前記取付けケースと箱状体とが該取付けケー
    ス押込時に係合され、該取付けケースに対する再押込時
    に前記係合の解除される係合手段により係合されている
    収納箱であって、 該収納箱は前記取付けケースに押し込まれている前記箱
    状体を該取付けケースの開き出し方向に向けて常時付勢
    する付勢手段を有しており、 前記係合手段は、係合ピンと、該係合ピンを受け入れ該
    係合ピンを係止する係合カム部とからなり、 該係合カム部には少なくとも、前記箱状体の前記取付け
    ケース内に向けた押し込み時において前記係合ピンを係
    合カム内に案内する往路カム溝と、該往路カム溝に続く
    前記係合ピンの係合凹部と、前記箱状体の前記取付けケ
    ース内に向けた再押込時に前記係合ピンを前記係合凹部
    より解放して該係合手段内より該係合カム部内より送り
    出す前記係合凹部に続く復路カム溝とが設けられている
    と共に、 該係合カム部は、前記枢支される箱状体の枢支軸中心線
    に面を直交させている該箱状体の外側面又は前記取付け
    ケースの内側面に設けられており、 前記取付けケースには、前記係合手段による係合を解除
    されて前記取付けケース内から開き出される箱状体の開
    口縁に係合する弾性係止片が、前記取付けケースに一体
    に設けられていることを特徴とする車両用収納箱機構。
  3. 【請求項3】 取付けケースと、該取付けケースに枢支
    されている箱状体とからなり、前記取付けケースと箱状
    体とが該取付けケース押込時に係合され、該取付けケー
    スに対する再押込時に前記係合の解除される係合手段に
    より係合されている収納箱であって、 該収納箱は前記取付けケースに押し込まれている前記箱
    状体を該取付けケースの開き出し方向に向けて常時付勢
    する付勢手段を有していると共に、 前記箱状体は走行している車両が停止又は走行速度を減
    じた際に、少なくとも該車両の走行方向に向けて慣性力
    により移動可能とされており、 前記係合手段は、係合ピンと、該係合ピンを受け入れ該
    係合ピンを係止する係合カム部とからなり、 該係合カム部には少なくとも、前記箱状体の前記取付け
    ケース内に向けた押し込み時において前記係合ピンを係
    合カム部内に案内する往路カム溝と、該往路カム溝に続
    く前記係合ピンの係合凹部と、前記箱状体の前記取付け
    ケース内に向けた再押込時に前記係合ピンを前記係合凹
    部より解放して該係合手段内より該係合カム部内より送
    り出す前記係合凹部に続く復路カム溝とが設けられてい
    ると共に、 該係合手段の側方には、走行している車両が停止又は走
    行速度を減じた際に、少なくとも該車両の走行方向に向
    けて慣性力により移動可能に組み付けられている本体部
    と、該本体部の先端側から前記係合手段に向けて突き出
    し且つ前記本体移動時に前記係合手段に当接して前記係
    合カム部からの前記係合ピンの抜け出しを防止する当接
    腕とを有するストッパーが設けられていることを特徴と
    する車両用収納箱機構。
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