JPH078575Y2 - ふとん篭用型枠 - Google Patents

ふとん篭用型枠

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Publication number
JPH078575Y2
JPH078575Y2 JP9299091U JP9299091U JPH078575Y2 JP H078575 Y2 JPH078575 Y2 JP H078575Y2 JP 9299091 U JP9299091 U JP 9299091U JP 9299091 U JP9299091 U JP 9299091U JP H078575 Y2 JPH078575 Y2 JP H078575Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
futon basket
futon
formwork
basket
present
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9299091U
Other languages
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JPH0540319U (ja
Inventor
勝男 木村
良信 佐藤
賢一 千田
Original Assignee
小岩金網株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、河川敷や海岸の護岸、
水制、及び床止工事で使用されるふとん篭の運搬や積み
降ろしによる型くずれを防止するふとん篭型枠に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び問題点】従来は、ふとん篭の石詰めを
敷設工事現場で行い、ふとん篭を敷設していた。その石
詰めを採石場でトラクタショベル等により行い、石詰め
されたふとん篭をそのまま敷設現場に運搬し敷設する方
法が考えられる。この方法を採用すれば、石の運搬や積
み降ろしの点や敷設現場で積込み機械不要の点で、経済
的且つ効率的に施工できる。しかし、この方法の採用に
あたってはふとん篭が金網であるために、石詰めされた
ふとん篭を運搬車へ積み込み、積み降ろしする際、さら
に現場での敷設時の吊り上げ移動により、網面がはらみ
出して変形してしまう問題が予想される。そして、ふと
ん篭が変形すると、整然と敷設することが困難となり、
その改善案が必要とされる。
【0003】
【本考案の目的】本考案は以上の点を鑑みてなされたも
ので、その目的は、ふとん篭の積み込み積み降ろしなど
による変形を防止できるふとん篭型枠を提供することに
ある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】すなわち本考案は、上
方開放で組立式の箱体であって、矩形の底部と、底部の
四辺を軸に回転自在に取り付けられていて、側面の高さ
が収容予定のふとん篭の高さより低い矩形の側面部と、
側面部の開き防止具と吊り具を兼用する脱着可能な連結
具より構成する、ふとん篭用型枠である。
【0005】
【本考案の構成】
【実施例1】図1、図2、図3、図4に基づいて説明す
る。
【0006】<イ>全体の説明 本考案では、ふとん篭の変形防止の目的で剛性の型枠を
使用する。この型枠は、図1のように、上方開放した組
立式の箱体で、鋼棒からなる矩形の底部1と、底部1の
各辺に側面部2を回転自在に連結して構成される。又、
側面部2が開かない様に、隣接する側面部2の上隅を連
結具3が連結している。図1は、組み上がり状態である
が、四個の連結具3を外せば、図2のように側面部2を
展開できる。
【0007】<ロ>底部 側面部2に隣接する底部1の四辺には、各辺を軸に側面
部2が回転自在になる様に側面部2が取り付けられてい
る。
【0008】<ハ>側面部 図1のように、側面部2の上隅には、連結具3のずれ落
ち防止用斜材4が設けられている。又、図3のように、
側面部2の高さは、ふとん篭5の高さより若干低く設け
られる。それは、この石詰めされたふとん篭5の入った
型枠が運搬等で重ねられた場合、上に重ねられたふとん
篭5の重量が下の側面部2にのみ力がかかり、側面部2
が損傷する可能性がある為である。
【0009】<ニ>連結具 図1に使用されている連結具3は、シャックルである。
この連結具3は、図4のように、二面の側面部2を連結
する機能と積み込み等で吊り上げる時の吊り具の機能を
有する。
【0010】
【作用】<イ>型枠の組立て 展開された型枠に空のふとん篭5を置き、そして、側面
部2を起こし、型枠を組立てる。
【0011】<ロ>ふとん篭への石詰め ふとん篭用型枠の連結具3がそれぞれの側面部2の上隅
に連結されている事を確認し、ふとん篭5に石を入れ
る。その後、ふとん篭5の蓋を取り付ける。
【0012】<ハ>ふとん篭用型枠の運搬 石詰めされたふとん篭5が入っている型枠を吊り上げ、
トラック又は公知の運搬機に積み込む。この時、連結具
3が吊り具として使用できる。また、吊り上げられてる
時、ふとん篭用型枠がふとん篭5を保持しているため、
ふとん篭5は、はらみ出しやたわみ等の変形がなく積み
込める。そして、運搬後、敷設現場にて、積み降ろす。
この時も、ふとん篭用型枠は、積み込む時同様の機能を
果たす。
【0013】<ニ>ふとん篭の敷設 運搬車から積み降ろされたふとん篭用型枠の連結具3を
外し、側面部2を展開する。そして、ふとん篭5のみ吊
り上げ敷設する。その後、使用したふとん篭用型枠は、
再度使用できる。現場に敷設されるまで、ふとん篭5は
ふとん篭用型枠を利用することにより一回だけの吊り上
げで済まされるので、その変形量はごく僅かである。
【0014】
【その他の実施例】<イ>実施例1では、底部1及び側
面部2が鋼棒からなる矩形体であったが、これらは、そ
の他の材質からなる矩形の板体でも支障なく実施でき
る。
【0015】<ロ>連結具3は、実施例1のようにシャ
ックルに限定する必要はなく、側面部を連結でき、取り
外せるものであれば、支障なく本考案を実施できる。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。<イ>ふとん篭5の
運搬の為に積み込んだり積み下ろしたりする時は、型枠
でふとん篭5を支持し吊り上げる。その為、ふとん篭5
を直接吊り上げる回数が現場で敷設する時一回だけで済
むので、ふとん篭5の変形量は僅かな量である。
【0017】<ロ>石詰め時、吊り上げ時、型枠は、ふ
とん篭5のはらみ出し変形を効果的に防止している。
【0018】<ハ>連結具3が型枠の側面部2間を連結
する機能と吊り具としての機能を有しているので、別途
の吊り具を必要としない。
【0019】<ニ>このふとん篭用型枠は、再利用でき
るので、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の組立状態を示す斜視図。
【図2】本考案の展開時を示す正面断面図。
【図3】本考案のふとん篭への石詰め時を示す正面断面
図。
【図4】本考案の吊り上げ時を示す正面断面図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方開放で組立式の箱体であって、 矩形の底部と、 底部の四辺を軸に回転自在に取り付けられていて、側面
    の高さが収容予定のふとん篭の高さより低い矩形の側面
    部と、 側面部の開き防止具と吊り具を兼用する脱着可能な連結
    具より構成する、 ふとん篭用型枠。
JP9299091U 1991-10-18 1991-10-18 ふとん篭用型枠 Expired - Lifetime JPH078575Y2 (ja)

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JP9299091U JPH078575Y2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 ふとん篭用型枠

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JP9299091U JPH078575Y2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 ふとん篭用型枠

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JPH0540319U JPH0540319U (ja) 1993-06-01
JPH078575Y2 true JPH078575Y2 (ja) 1995-03-01

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ID=14069812

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6643272B2 (ja) * 2017-04-03 2020-02-12 小岩金網株式会社 布団篭及びこれを使用した擁壁並びに施工方法

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Publication number Publication date
JPH0540319U (ja) 1993-06-01

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