JPH0811081Y2 - 自己復帰型反転バケット - Google Patents
自己復帰型反転バケットInfo
- Publication number
- JPH0811081Y2 JPH0811081Y2 JP1345992U JP1345992U JPH0811081Y2 JP H0811081 Y2 JPH0811081 Y2 JP H0811081Y2 JP 1345992 U JP1345992 U JP 1345992U JP 1345992 U JP1345992 U JP 1345992U JP H0811081 Y2 JPH0811081 Y2 JP H0811081Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- inversion
- wire
- self
- returning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、被運搬物(土砂等)
を運搬する本バケットにおいて、本バケットを反転させ
たとき、バケット底蓋が移動し反転前の状態に戻るよう
構成された自己復帰型反転バケットに関する。
を運搬する本バケットにおいて、本バケットを反転させ
たとき、バケット底蓋が移動し反転前の状態に戻るよう
構成された自己復帰型反転バケットに関する。
【0002】
【従来の技術】被運搬物(土砂等)を運搬し排出する場
合、従来から使用されていたバケットの例として、第2
図・第3図に示す。第2図では、荷役機械(クレーン)
等で、バケット本体6に固定されたメインロープ5を吊
り上げ、被運搬物を排出場所で下ろし、再度、サブロー
プ7を吊り上げバケットを反転させ、被運搬物を排出し
ていた。又、第3図では、メインワイヤー8とバケット
底蓋9を吊りアーム10で連結し、サブワイヤー11で
本体バケット12を、吊り上げるよう構成されたバケッ
トで、メインワイヤー8でバケット底蓋9を吊り上げ、
被運搬物を排出場所へ運搬し、排出場所で本体バケット
12に固定されたサブワイヤーを吊り上げると、メイン
ワイヤー8にアーム10で連結されたバケット底蓋8が
開放され、被運搬物が排出される。
合、従来から使用されていたバケットの例として、第2
図・第3図に示す。第2図では、荷役機械(クレーン)
等で、バケット本体6に固定されたメインロープ5を吊
り上げ、被運搬物を排出場所で下ろし、再度、サブロー
プ7を吊り上げバケットを反転させ、被運搬物を排出し
ていた。又、第3図では、メインワイヤー8とバケット
底蓋9を吊りアーム10で連結し、サブワイヤー11で
本体バケット12を、吊り上げるよう構成されたバケッ
トで、メインワイヤー8でバケット底蓋9を吊り上げ、
被運搬物を排出場所へ運搬し、排出場所で本体バケット
12に固定されたサブワイヤーを吊り上げると、メイン
ワイヤー8にアーム10で連結されたバケット底蓋8が
開放され、被運搬物が排出される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、第2図のバケ
ットでは、排出後のバケットは反転したままの状態であ
るため、再度、被運搬物を運搬する時には、再び元の状
態に吊り直す必要があった。又、第2図のバケットで
は、メインワイヤー3とサブワイヤー6が必要となるた
め、吊りワイヤーが2本設備された荷役機械では使用で
きるが、ごく一般的な一本ワイヤーの荷役機械では使用
できない欠点があった。この考案は、上記の問題点に着
目し、いずれの荷役機械でも使用可能とし、しかも、被
運搬物の運搬排出後も、排出前の状態に戻るようなバケ
ットの提供を課題する。
ットでは、排出後のバケットは反転したままの状態であ
るため、再度、被運搬物を運搬する時には、再び元の状
態に吊り直す必要があった。又、第2図のバケットで
は、メインワイヤー3とサブワイヤー6が必要となるた
め、吊りワイヤーが2本設備された荷役機械では使用で
きるが、ごく一般的な一本ワイヤーの荷役機械では使用
できない欠点があった。この考案は、上記の問題点に着
目し、いずれの荷役機械でも使用可能とし、しかも、被
運搬物の運搬排出後も、排出前の状態に戻るようなバケ
ットの提供を課題する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、この考案の自己復帰型反転バケットは、被運搬物を
入れるバケット本体1と、そのバケット本体1を吊り上
げる吊りワイヤー4a・4bと、前記バケット本体1の
内面を上下自在に移動するバケット底蓋2を備え、そし
て、バケット下部に固定された吊りワイヤー4bを吊り
上げバケットを反転させた時、バケット底蓋2が移動す
るよう、構成された自己復帰型反転バケットである。
め、この考案の自己復帰型反転バケットは、被運搬物を
入れるバケット本体1と、そのバケット本体1を吊り上
げる吊りワイヤー4a・4bと、前記バケット本体1の
内面を上下自在に移動するバケット底蓋2を備え、そし
て、バケット下部に固定された吊りワイヤー4bを吊り
上げバケットを反転させた時、バケット底蓋2が移動す
るよう、構成された自己復帰型反転バケットである。
【0005】
【考案の作用効果】この考案は、被運搬物を運ぶバケッ
トが、排出場所でバケットを反転させ排出させた時、バ
ケット底蓋が移動し、反転前の状態に戻るようにした。
このため、従来必要とされていた反転後のバケットを、
再び、元の状態に戻す作業の必要がなくなった。又、ご
く一般的な荷役機械でも、使用することが可能である。
トが、排出場所でバケットを反転させ排出させた時、バ
ケット底蓋が移動し、反転前の状態に戻るようにした。
このため、従来必要とされていた反転後のバケットを、
再び、元の状態に戻す作業の必要がなくなった。又、ご
く一般的な荷役機械でも、使用することが可能である。
【0006】
【実施例】以下、この考案の一実施例を、図面を参照し
つつ説明する。第1図において、自己復帰型反転バケッ
ト本体1には、吊りワイヤー4a・4bが上面、下面に
それぞれ固定され、バケット本体1の上面の吊りワイヤ
ー4aで、吊り上げ運搬し、バケット本体1の下面の吊
りワイヤー4bで、バケット本体1を反転する。そし
て、次の運搬では、吊りワイヤー4bで吊り上げ運搬
し、吊りワイヤー4aで反転させる。バケット本体1の
内面に、自在に移動するように設けられたバケット底蓋
2は、バケットが反転するたびに、バケット本体1の下
面へ移動する。以上、説明したように、バケット本体の
上面の吊りワイヤーで、吊り上げ運搬し、下面の吊りワ
イヤーで反転させ排出する。この時、バケット底蓋は、
バケットが反転するたびに下面に移動し、常に反転前の
状態に戻るようにした。
つつ説明する。第1図において、自己復帰型反転バケッ
ト本体1には、吊りワイヤー4a・4bが上面、下面に
それぞれ固定され、バケット本体1の上面の吊りワイヤ
ー4aで、吊り上げ運搬し、バケット本体1の下面の吊
りワイヤー4bで、バケット本体1を反転する。そし
て、次の運搬では、吊りワイヤー4bで吊り上げ運搬
し、吊りワイヤー4aで反転させる。バケット本体1の
内面に、自在に移動するように設けられたバケット底蓋
2は、バケットが反転するたびに、バケット本体1の下
面へ移動する。以上、説明したように、バケット本体の
上面の吊りワイヤーで、吊り上げ運搬し、下面の吊りワ
イヤーで反転させ排出する。この時、バケット底蓋は、
バケットが反転するたびに下面に移動し、常に反転前の
状態に戻るようにした。
【図1】 本考案の斜視図である。
【図2】 従来のバケット実施例の斜視図である。
【図3】 従来のバケット実施例の斜視図である。
1・・・バケット本体枠 2・・・バケット底蓋 3・・・荷役機械吊りフック 4a,4b・・・吊りワイヤー 5・・・メインロープ 6・・・バケット本体 7・・・サブロープ 8・・・メインワイヤー 9・・・バケット底蓋 10・・・吊りアーム 11・・・サブワイヤー 12・・・本体バケット
Claims (1)
- バケットは被運搬物を内部に入れる筒状の本体枠と、被
運搬物を運搬する状態において本体枠の最下部近傍に位
置して被運搬物を支持するとともに、本体枠の内面を上
下動可能なように本体枠に支持されるバケット底蓋を備
え、バケット底蓋は被運搬物を運搬するときには本体枠
の最下部近傍に位置しており、バケットを反転させる
と、この反転により本体枠の最上部近傍となった位置か
ら反転したことにより最下部近傍となった位置まで下降
し、バケットは反転前の状態に戻るように構成されたこ
とを特徴とする自己復帰型反転バケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1345992U JPH0811081Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 自己復帰型反転バケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1345992U JPH0811081Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 自己復帰型反転バケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632469U JPH0632469U (ja) | 1994-04-28 |
JPH0811081Y2 true JPH0811081Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=11833735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1345992U Expired - Lifetime JPH0811081Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 自己復帰型反転バケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811081Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100661598B1 (ko) * | 2005-11-11 | 2007-01-02 | 김휘숙 | 캐리 리프트형 버켓 크레인의 버켓 클램핑 장치 |
JP6383273B2 (ja) * | 2014-12-08 | 2018-08-29 | 大成建設株式会社 | 観測井戸を内蔵した地下水浄化壁の造成方法と投入缶 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1345992U patent/JPH0811081Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0632469U (ja) | 1994-04-28 |
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