JP2562346B2 - 護岸ブロックの吊持方法 - Google Patents

護岸ブロックの吊持方法

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JP2562346B2
JP2562346B2 JP63077053A JP7705388A JP2562346B2 JP 2562346 B2 JP2562346 B2 JP 2562346B2 JP 63077053 A JP63077053 A JP 63077053A JP 7705388 A JP7705388 A JP 7705388A JP 2562346 B2 JP2562346 B2 JP 2562346B2
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は、多数の護岸ブロックを整然とした状態で一
括して容易に安全確実に積降しできる護岸ブロックの吊
持方法に関するものである。
ロ.従来の技術 一般に、護岸ブロックBは第2図で示すように現場で
のコンクリート打設時に抜けないようにするためと、ワ
イヤーを巻易くしてフォークリフトで搬送できるように
する等のために上部四周にネックnが形成されている。
従来、上記のような護岸ブロックBを積降しするに
は、第5図で示すように護岸ブロックBのネックnを両
側からパイプ12a、12bで挾持させる形で、シャクル13付
のワイヤー14をパイプ12aの下から上に廻し、次いで他
方のパイプ12bの下から上に廻してシャクル13を通し、
上端でクレーンフック(図示しない)に吊下げて行って
いた。
ハ.発明が解決しようとする問題点 前記のような従来の積降し手段では、護岸ブロックB
を吊上げた時にシャクル13を通るワイヤー14がパイプ12
bの上から来るので、シャクル13と接するワイヤー14が
略直角状態となり接点に大きな力が加わってワイヤー14
を傷付けたり、千鳥状態となったりして切れ易くなる等
の問題点があった。
本発明は、ワイヤー14に無理な力が加わらずバランス
良く積降しおよび移動ができる護岸ブロックの吊持方法
を提供することを目的とする。
ニ.前記問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための手段として採用された本発
明の護岸ブロックの吊持方法は、 2本1組で数個一連の護岸ブロックBの各ネックnを
挾持するパイプ2a、2bと、下端にシャクル3が連結され
たワイヤー4、4とを設け、両パイプ2a、2bの端部側に
おいて、ワイヤー4をパイプ2aの上から下に廻し、次い
でパイプ2bの上から下に廻し、最後にシャクル3を通し
上端でクレーンフック6に掛止め、複数連の護岸ブロッ
クBのワイヤー4・・・をクレーンフック6で一挙に吊
下げることを特徴とするものである ホ.作用 本発明に係る護岸ブロックの吊持方法は、上記のよう
にワイヤー4を両パイプ2a、2bのずれ止1、1を通し、
パイプ2bの下からシャクル3を通してクレーンフック6
で護岸ブロックBを吊上げるので、先ずシャクル3に力
が加わると同時にパイプ2aの囲りのワイヤー4が引張ら
れ、更に護岸ブロックBの荷重によりパイプ2bの囲りの
ワイヤー4が引張られ、左右バランス良く護岸ブロック
Bが挾持される。
ヘ.実施例 以下、図面に基づき本発明の吊持方法の実施の1例を
詳細に説明する。
本発明方法により吊持される護岸ブロックBは、第2
図で示すように全体が裁頭角錐状にコンクリートで成型
され、上部四周にネックnが形成されている。
上記の護岸ブロックBを吊持する吊具は、第3図に示
すようにずれ止1付のパイプ2と、一端にシャクル3が
連結された吊上げ用のワイヤー4とからなっている。
上記パイプ2は、第1、3図で示すように2本1組
(2a、2b)で数個一連(第4図で示す実施例では6個)
の護岸ブロックBの両側のネックnを挾持するもので、
端部側のワイヤー4を掛ける位置(実施例では前後各一
個)に環状のずれ止1が溶着してある。
しかして、上記の吊具を使って護岸ブロックBを吊持
するには、シャクル3が連結されたワイヤー4を、先
ず、第1図で示すように護岸ブロックBのネックnを挾
持する一方のパイプ2aのずれ止1に通し、そのパイプ2a
の上から下に廻し、次いで他方のパイプ2bのずれ止1に
通してからそのパイプ2bの上から下に廻し、最後にシャ
クル3を通してから上端の一部を折曲げワイヤ−止5で
止めたフック取付環4aをクレーンフック6に掛止める。
このようにして吊持される護岸ブロックBは、第4図
で示すように複数連(実施例では四連)同時にクレーン
フック6で掛止めしつゝ吊持移動させる。この時、両側
連のワイヤー4を、中央二連のワイヤー4よりも若干長
めとし、全体の護岸ブロックBの水平を維持する。
なお、上記実施例では、一連6個の護岸ブロックBを
四連、計24個吊持したが、護岸ブロックBの大きさ、積
込むトラックの大きさ、施工場所等に応じて一括吊持個
数を自由に変えることができる。
また、パイプ2に対するワイヤー4の取付け位置も一
連の護岸ブロックBの数により異なる。
ト.発明の効果 以上のように本発明に係る護岸ブロックの吊持方法で
は、ワイヤー4がパイプ2bの下側から鈍角でシャクル3
を通るので、従来のようにワイヤー4に無理な力が加わ
り傷付くこともなく、また千鳥状となることもなく護岸
ブロックBを安全に挾持でき、多数の護岸ブロックBを
一括して積降しでき、かつ現場での移動が簡単にでき
る。
また、この吊具の取付け、取外しが極めて簡単に行
え、トラックへの積込み、積降しが迅速に行え、しか
も、ワイヤー4の長さを調整することにより、整然とし
た状態で作業が行える等々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る護岸ブロックの吊持方法の1例を
示す正面図、第2図は護岸ブロックBの斜視図、第3図
は本発明に使用される一連の吊具の斜視図、第4図は四
連吊持状態の平面図、第5図は従来例の正面図である。 図中主要符号 B……護岸ブロック、n……ネック 1……ずれ止、2……パイプ 3……シャクル、4……ワイヤー 6……クレーンフック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本1組で数個一連の護岸ブロックBの各
    ネックnを挾持するパイプ2a、2bと、下端にシャクル3
    が連結されたワイヤー4、4とを設け、両パイプ2a、2b
    の端部側において、ワイヤー4をパイプ2aの上から下に
    廻し、次いでパイプ2bの上から下に廻し、最後にシャク
    ル3を通し上端でクレーンフック6に掛止め、複数連の
    護岸ブロックBのワイヤー4・・・をクレーンフック6
    で一挙に吊下げることを特徴とする護岸ブロックの吊持
    方法。
  2. 【請求項2】パイプ2a、2bの端部側にずれ止1を各溶着
    し、ワイヤー4をずれ止1に通してパイプ2a、2bに廻
    し、ワイヤー4のずれを防止するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の護岸ブロックの
    吊持方法。
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