JP3036563U - ジブクレーン - Google Patents
ジブクレーンInfo
- Publication number
- JP3036563U JP3036563U JP1996010841U JP1084196U JP3036563U JP 3036563 U JP3036563 U JP 3036563U JP 1996010841 U JP1996010841 U JP 1996010841U JP 1084196 U JP1084196 U JP 1084196U JP 3036563 U JP3036563 U JP 3036563U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jib
- hoisting
- fixed link
- angle
- lower fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 荷を水平にバランスよく吊ることが出来るジ
ブクレーンを提供する。 【解決手段】 ジブ11をその下端を軸に起伏させ、前
記ジブ11の先端を経て吊下げた吊上げロープ35を介
して荷を吊上げるジブクレーンであって、水平面に対し
て傾斜角一定に固定した下方固定リンク15の各端に等
長のジブ11,サブジブ或はワイヤーロープ12を連結
し、さらにそのジブ11,サブジブ或はワイヤーロープ
12の他端に、下方固定リンク15と等長の上方リンク
13を連結することにより平行四辺形の平行運動機構1
0を形成すると共に、前記上方リンク13の下端に、下
方固定リンク15の傾斜角の補角に等しい角度で吊長方
形枠40を結合し、且つ同一吊上げドラム30に巻掛け
た複数本の吊上げロープ35を、それぞれ前記吊長方形
枠40に取付けた複数のシーブ90を経て吊下げてあ
る。
ブクレーンを提供する。 【解決手段】 ジブ11をその下端を軸に起伏させ、前
記ジブ11の先端を経て吊下げた吊上げロープ35を介
して荷を吊上げるジブクレーンであって、水平面に対し
て傾斜角一定に固定した下方固定リンク15の各端に等
長のジブ11,サブジブ或はワイヤーロープ12を連結
し、さらにそのジブ11,サブジブ或はワイヤーロープ
12の他端に、下方固定リンク15と等長の上方リンク
13を連結することにより平行四辺形の平行運動機構1
0を形成すると共に、前記上方リンク13の下端に、下
方固定リンク15の傾斜角の補角に等しい角度で吊長方
形枠40を結合し、且つ同一吊上げドラム30に巻掛け
た複数本の吊上げロープ35を、それぞれ前記吊長方形
枠40に取付けた複数のシーブ90を経て吊下げてあ
る。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、ジブを起伏させ、ロープを巻上げる ことにより、荷役をするジブクレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、ジブを起伏させ、ロープを巻上げることにより荷役 をするジブクレーンが使用されている。図1に示すものは門型ジブクレーンが使 用されており、起伏ロープ25をジブ11先端とフレーム60頂部との間に数回 巻付け、起伏ドラム20で起伏ロープ25の卷取り、巻戻しをして、ジブ11を 仰府させると共に、吊上げドラム30で吊上げロープ35を巻取り、巻戻しをし てジブ11先端に対するフック95の位置を上下するようにしている。なお、フ ック95を水平に移動させるときには、ジブ11の府仰移動に応じて吊上げロー プ35の巻取り、巻戻しをする必要がある。
【0003】 しかしながら、上記従来のジブクレーンは、コンテナー等の上面を複数のフッ クを使って水平にバランスよく吊ろうとしても、複数のフックを同一水平面上に 並べることが困難であって、バランスよく吊れないと言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする課題は、上記従来のジ ブクレーンは、何れも複数のフックを同一水平面上に並べることが困難であって 、コンテナー等の上面を複数のフックを使って水平にバランスよく吊ることが出 来ないことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図2乃至図7を参考にして説明する。本考 案は、ジブ11をその下端を軸に起伏させ、前記ジブ11の先端を経て吊下げた 吊上げロープ35を介して荷を吊上げるジブクレーンであって、水平面に対して 傾斜角一定に固定した下方固定リンク15の各端に等長のジブ11,サブジブ或 はワイヤーロープ12を連結し、さらにそのジブ11,サブジブ或はワイヤーロ ープ12の他端に、下方固定リンク15と等長の上方リンク13を連結すること により平行四辺形の平行運動機構10を形成すると共に、前記上方リンク13の 下端に、下方固定リンク15の傾斜角の補角に等しい角度で吊長方形枠40を結 合し、且つ同一吊上げドラム30に巻掛けた複数本の吊上げロープ35を、それ ぞれ前記吊長方形枠40に取付けた複数のシーブ90を経て吊下げてなるもので ある。
【0006】
【考案の実施の形態】 考案の実施の形態例について説明すると、10は下 端を軸に起伏させるジブ11を主リンクとして構成した平行運動機構であって、 水平面に対して傾斜角一定に固定した下方固定リンク15の各端に等長のジブ1 1,サブジブ或はワイヤーロープ12を連結し、さらにそのジブ11,サブジブ 或はワイヤーロープ12の他端に、下方固定リンク15と等長の上方リンク13 を連結したものである。
【0007】 なお、平行運動機構10は、それに垂直な水平方向に適当な幅を持っていて、 図示していないが、それぞれジブ11、サブジブ或はワイヤーロープ12、上方 リンク13、下方固定リンク15が一対の平行等長の部材を梁等により結合して ある。
【0008】 20はジブ11を起伏させる起伏ドラム、25は基端を起伏ドラム20に連結 した起伏ロープで、ジブ11の先端に取付けたシーブ90とポスト50の上端に 取付けたシーブ90との間を往復させてジブ11の先端に連結してある。26は 起伏ロープ25・起伏ドラム20の代わりに用いる油圧シリンダーである。
【0009】 40は前記上方リンク13下端に、下方固定リンク15の傾斜角の補角に等し い角度で結合した吊長方形枠であって、そのコーナーには4本の吊上げロープ3 5を吊下げ可能に複数のシーブ90を取付けてある。なお、41は補強梁、30 は荷を吊上げる吊上げドラムであって、吊具45に取付けたシーブ90との間に 、吊長方形枠40、ポスト50にそれぞれ取付けた複数のシーブ90を介して4 本の吊上げロープ35の全てを巻掛けてある。
【0010】 本考案に適用する吊具45としては、図5に示すように、水平長方形状に形成 し、コーナーにアイボルト96を取付けたもの、図6に示すように、水平直線( 横棒)状の形成し、左右端部にアイボルト96を2つずつ分けて取付けたもの、 図8に示すように、アイボルト96を一箇所に集中した集中型等種々のものが考 えられる。その他、80はジブ11、下方固定リンク15、起伏ドラム20、吊 上げドラム30、ポスト50等を設けたフレーム、85はその旋回走行装置、9 6は吊具45の荷上面に取付けたアイボルトである。
【0011】 次に作用について説明する。ジブ11を起伏させても、平行運動機構10は常 に平行四辺形を保持し、上方リンク13の水平面に対する傾斜角は常に下方固定 リンク15の傾斜角に等しく、上方リンク13にその傾斜角の補角に等しい角度 で結合された吊長方形枠40は常に水平であって、吊上げドラム30を回転させ ることによって、吊長方形枠40の複数のシーブ90から等しい長さ、吊上げロ ープ35を吊下げることが出来、各種吊具45を常に水平に吊下げることが出来 、それによって、コンテナー等を複数のフック95を介して水平にバランスよく 吊ることが出来る。
【0012】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるため、吊具45を常に水 平に保つことが出来、コンテナー等を複数のフック95を使って水平にバランス よく吊ることが出来る。
【図1】 従来例を示す正面図である。
【図2】 本考案の一例を示す正面図である。
【図3】 本考案の一例の原理を示す正面図である。
【図4】 本考案の一例の原理を示す斜視図である。
【図5】 本考案の一例に適用する吊具の構成の第1例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】 本考案の一例に適用する吊具の構成の第2例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】 本考案の一例に適用する吊具の構成の第3例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
10 平行運動機構 11 ジブ 12 サブジブ或はワイヤーロープ 13 上方リンク 15 下方固定リンク 20 起伏ドラム 25 起伏ロープ 26 油圧シリンダー 30 吊上げドラム 35 吊上げロープ 40 吊長方形枠 41 補強梁 45 吊具 50 ポスト 60 フレーム 80 フレーム 85 旋回走行装置 90 シーブ 95 フック 96 アイボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 ジブ(11)をその下端を軸に起伏さ
せ、前記ジブ(11)の先端を経て吊下げた吊上げロー
プ(35)を介して荷を吊上げるジブクレーンにおい
て、水平面に対して傾斜角一定に固定した下方固定リン
ク(15)の各端に等長のジブ(11),サブジブ或は
ワイヤーロープ(12)を連結し、さらにそのジブ(1
1),サブジブ或はワイヤーロープ(12)の他端に、
下方固定リンク(15)と等長の上方リンク(13)を
連結することにより平行四辺形の平行運動機構(10)
を形成し、前記上方リンク(13)の下端に、下方固定
リンク(15)の傾斜角の補角に等しい角度で吊長方形
枠(40)を結合し、且つ同一吊上げドラム(30)に
巻掛けた複数本の吊上げロープ(35)を、それぞれ前
記吊長方形枠(40)に取付けた複数のシーブ(90)
を経て吊下げてなるジブクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010841U JP3036563U (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | ジブクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010841U JP3036563U (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | ジブクレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3036563U true JP3036563U (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=43171321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996010841U Expired - Lifetime JP3036563U (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | ジブクレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3036563U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101112128B1 (ko) * | 2009-11-09 | 2012-03-13 | 신현경 | 크레인의 와이어 지지장치 |
CN116443744A (zh) * | 2023-06-16 | 2023-07-18 | 九八建设发展有限公司 | 一种桥梁预制件起吊装置 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP1996010841U patent/JP3036563U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101112128B1 (ko) * | 2009-11-09 | 2012-03-13 | 신현경 | 크레인의 와이어 지지장치 |
CN116443744A (zh) * | 2023-06-16 | 2023-07-18 | 九八建设发展有限公司 | 一种桥梁预制件起吊装置 |
CN116443744B (zh) * | 2023-06-16 | 2023-08-15 | 九八建设发展有限公司 | 一种桥梁预制件起吊装置 |
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