JP2944190B2 - 表面処理用型材を吊り下げた電解枠の配列組み換え方法 - Google Patents

表面処理用型材を吊り下げた電解枠の配列組み換え方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミニウム等からなる型材の電解枠に吊り
下げて処理槽に移送して表面処理を行う際に、同種の型
材を吊り下げた電解枠を所定の数まとめて移送すること
を容易とした表面処理用型材を吊り下げた電解枠の配列
組み換え方法に関する。
〔従来の技術及び発明か解決しようとする課題〕
近年アルミサッシ等に広く利用されているアルミニウ
ム型材には酸化処理、着色処理、電着処理等の各種表面
処理が施されている。この種の型材の表面処理は単一の
処理のみが施されるのではなく、複数の処理が施される
のが普通であり、通常、表面処理工程においては例えば
洗浄槽、電解酸化槽、電解着色槽、電着槽等の一連の処
理槽を連続的に設けておき、これらの各処理槽に電解枠
に吊り下げた型材を順次移送して処理を行っている。
電解枠を各処理層に移送するには一般にクレーンが用
いられているが、通常、型材を吊り下げた複数本の電解
枠を一つのクレーンで同時に移送して処理している。し
かしながら枠付け位置に運ばれてくる型材は、クレーン
によって移送される数の電解枠に取り付けるられるだけ
の本数(或いはその整数倍の本数)を正確に計数されて
いるわけではないため、所定数の電解枠取付け本数に満
たない場合、(或いは所定数の電解枠取付け本数に満た
ない数が残った場合)、従来はこれらの型材を電解枠に
取り付けずにパレット等に積載したまま次に同種の型材
が運ばれてくるまで枠付け位置付近に保留しておき、別
の種類の型材を先に電解枠に取り付けて処理を行ってい
た。これら型材の種類(形状や色等)が異なると表面処
理の種類も異なることが多く、異なる処理を行う型材を
一つのクレーンでまとめて移送して処理することができ
ないためである。しかしながら、型材のパレット等に積
載したまま保留しておくためには保留スペースを確保せ
ねばならず、特に保留する型材の種類が多くなると大き
なスペースを要する等の問題があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、上記従来の
問題を解決し得る電解枠の配列組み換え方法を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
即ち本発明は、型材を電解枠に取り付ける枠付け位置
と、複数の型材を吊り下げた電解枠を処理槽に移送する
までの間貯留しておく貯留場との間に電解枠移送用コン
ベアーを設けるとともに、該電解枠移送用コンベアー上
を移送される型材を吊り下げた電解枠を、上方に持ち上
げて一時的に保持するストック用リフトを電解枠移送用
コンベアーの方向に沿って複数配置し、且つ電解枠移送
用コンベアーの終端部付近には型材を吊り下げた電解枠
を貯留場のコンベアーに移載するための移載用リフトを
設け、前記型材移送用コンベアーによって移送されてく
る電解枠を型材の種類別に前記ストック用リフトによっ
て吊り上げて同種の型材を吊り下げた電解枠が所定の数
にまとまるまで保持した後、ストック用リフトから型材
移送用コンベアー上に電解枠を移載して同種の型材を吊
り下げた電解枠の所定数を順次コンベアーの終端部まで
移送し、しかる後、移載用リフトによって型材を吊り下
げた電解枠を順次吊り上げて貯留場のコンベアーに移載
して同種の型材を吊り下げた電解枠を所定の数ごとにま
とめて配列せしめて貯留するようにしたことを特徴とす
る表面処理用型材を吊り下げた電解枠の配列組み換え方
法を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。尚、
便宜上、以下の実施例はクレーンによって2本の電解枠
を同時に移送する場合について説明する。
第1図において1は反転装置で、該反転装置上で電解
枠2に型材が取り付けられるとともに、該反転装置1は
型材を取り付けた電解枠2を90度回転させて電解枠移送
用コンベアー3に移載する。電解枠移送用コンベアー3
の上側には、該移送用コンベアー3の移送方向に沿って
第1ストック用リフト4a、第2ストック用リフト4b、第
3ストック用リフト4c及び第4ストック用リフト4dが配
置され、更に電解枠移送用コンベアー3の終端付近に
は、電解枠移送用コンベアー3上を移送させてくる電解
枠を吊り上げて貯留場5のコンベアー6に移載するため
の移載用リフト7が設けられている。上記第1ストック
用リフト4aには複数の型材8aを吊り下げた1本の電解枠
2か保持され、第2ストック用リフト4bには、第1スト
ック用リフト4aに保持されている型材8aとは種類の異な
る複数の型材8bを吊り下げた1本の電解枠2が保持さ
れ、更に第3ストック用リフト4cには第1、第2ストッ
ク用リフト4a、4bに保持されている型材とは更に種類の
異なる型材8cを複数吊り下げた電解枠2が2本保持され
ている。
反転装置1の型材取付け台1a上で電解枠2に例えば第
1ストック用リフト4aに保持されている型材8aと同種の
型材8aが取り付けられ、反転装置1から電解枠移送用コ
ンベアー3に移載された場合(第1図)、この型材8aを
吊り下げた電解枠2は電解枠移送用コンベアー3によっ
てそのままコンベアー3の終端部まで移送され、移載用
リフト7によって上方に持ち上げられ(第2図)、貯留
場5のコンベアー6に移載される(第3図)。一方、第
2図に示すように第1ストック用リフト4aが降下して
(尚、第1ストック用リフト4aを先に降下させて反転装
置1から移載された電解枠よりも第1ストック用リフト
4aに保持されている電解枠の方を先に移送するようにし
ても良い。)、型材8aを吊り下げた電解枠2を電解枠移
送用コンベアー3に移載し、この電解枠2は同様にして
移送用コンベアー3を終端部まで移送されて移載用リフ
ト7によって持ち上げられ(第3図)、次いで貯留場5
のコンベアー6に移載される(第4図)。尚、移載用リ
フト7は図示したように電解枠を1本ずつ持ち上げて移
載するようなものに限らず、2本(或いはそれ以上の本
数)を同時に持ち上げて移載するように構成されたもの
でも良い。
次に上記反転装置1の型材取付け台1a上で電解枠2に
取付けられる型材が、第1〜第3ストック用リフト4a〜
4cに保持されている電解枠2に吊り下げられた型材8a〜
8cとは異なる種類の型材8dの場合(第2図)、この型材
8dを吊り下げた電解枠2が電解枠移送用コンベアー3に
よって空の第4ストック用リフト4dの下まで移送される
と、第3図に示すように降下してきた第4ストック用リ
フト4dによって持ち上げられ、該リフト4dは、同種の型
材が移送されてくるまでの間、この型材8dを吊り下げた
電解枠2を一時的に保持する。
更に反転装置1の型材取付け台1a上で次に電解枠2に
取付けられる型材が前記第1ストック用リフト4aに保持
されていた型材と同種の型材8aである場合(第3図)、
該型材8aを吊り下げた電解枠が空の第1ストック用リフ
ト4aの下まで移送されると、下降してきた第1ストック
用リフト4aによって持ち上げられ、次に同種の型材が移
送されてくるまでの間、一時的に保持される。
上記したようにクレーンによって同時に移送する電解
枠の数が2本の場合には、ストック用リフト4a〜4dによ
って一時的に保持される電解枠は通常1本で良いが(ク
レーンによって同時に3本の電解枠を移送する場合に
は、ストック用リフトによって一時的に保持される電解
枠は通常2本であり、4本の電解枠を同時に移送する場
合には、ストック用リフトによって一時的に保持される
電解枠は通常3本である。)、表面処理遂行の都合によ
って、たとえ2本の電解枠をまとめられる場合であって
も、第1図等に示すように例えば第3ストック用リフト
4cに2本の電解枠を保持しておくようにしても良い。こ
の第3ストック用リフト4cに保持された電解枠2は、処
理遂行の都合に合わせて(例えば移載用リフト7によっ
て貯留場5のコンベアー6に移載すべき電解枠がない間
隙等)、該ストック用リフト4cを降下せしめて電解枠移
送用コンベアー3に移載し(第4図)、前記したと同様
にして移載用リフト7から貯留場5のコンベアー6に移
載するようにすれば良い。尚、上記の説明はクレーンに
よって同時に移送する電解枠の数が常に2本の場合を前
提としたが、クレーンによって同時に移送する電解枠の
数は、常に同じ数とは限らず、型材の種類等によって2
本の場合、3本の場合等の選択が可能である。従って、
3本の電解枠を同時にクレーンによって移送する場合に
も、その型材については同種の型材が移送されてくるま
での間、ストック用リフトが2本の電解枠を保持した状
態が存在する。
以上のようにして同種の型材を吊り下げた電解枠を所
定数づつが一組にまとまるように電解枠の配列組み換え
が行われる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明方法は、型材を吊り下げた
電解枠を、同種の型材を吊り下げた電解枠が所定の数ま
とまるまでの間ストック用リフトによって一時的に保持
しておき、所定の数となった電解枠をまとめて貯留場に
移送するようにしたため、従来のように半端な数の型材
をパレット等に積載されたままの状態で保留しておく必
要がなく、きわめて効率的に型材の表面処理作業を遂行
することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図〜第4図はそれ
ぞれ本発明の一工程を示す装置の側面図である。 2……電解枠、3……電解枠移送用コンベアー 4a〜4d……ストック用リフト、5……貯留場 6……コンベアー、7……移載用リフト 8a〜8d……型材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C25D 17/08 C25D 17/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型材を電解枠に取り付ける枠付け位置と、
    複数の型材を吊り下げた電解枠を処理槽に移送するまで
    の間貯留しておく貯留場との間に電解枠移送用コンベア
    ーを設けるとともに、該電解枠移送用コンベアー上を移
    送される型材を吊り下げた電解枠を、上方に持ち上げて
    一時的に保持するストック用リフトを電解枠移送用コン
    ベアーの方向に沿って複数配置し、且つ電解枠移送コン
    ベアーの終端部付近には型材を吊り下げた電解枠を貯留
    場のコンベアーに移載するための移載用リフトを設け、
    前記型材移送用コンベアーによって移送されてくる電解
    枠を型材の種類別に前記ストック用リフトによって吊り
    上げて同種の型材を吊り下げた電解枠が所定の数にまと
    まるまで保持した後、ストック用リフトから型材移送用
    コンベアー上に電解枠を移載して同種の型材を吊り下げ
    た電解枠の所定数を順次コンベアーの終端部まで移送
    し、しかる後、移載用リフトによって型材を吊り下げた
    電解枠を順次吊り上げて貯留場のコンベアーに移載して
    同種の型材を吊り下げた電解枠を所定の数ごとにまとめ
    て配列せしめて貯留するようにしたことを特徴とする表
    面処理用型材を吊り下げた電解枠の配列組み換え方法。
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