JPH10279007A - コンテナターミナル - Google Patents
コンテナターミナルInfo
- Publication number
- JPH10279007A JPH10279007A JP9640897A JP9640897A JPH10279007A JP H10279007 A JPH10279007 A JP H10279007A JP 9640897 A JP9640897 A JP 9640897A JP 9640897 A JP9640897 A JP 9640897A JP H10279007 A JPH10279007 A JP H10279007A
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- JP
- Japan
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- traverser
- container
- rail
- passage
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンテナ荷役作業を効率的に行う。
【解決手段】 対向設置した２列１組の貯蔵建屋３間の
通路５に、トラバーサ７を移動させるトラバーサ用レー
ル６を上下２段として固定する。通路５の上方部に、ト
ラバーサ７との間でコンテナ４を受け渡すオートスタッ
ククレーン１４を搭載させる。上下２段のトラバーサ用
レール６の両端部に、リフター１８を設置する。トラバ
ーサ７をリフター１８を用いて縦循環させる。
通路５に、トラバーサ７を移動させるトラバーサ用レー
ル６を上下２段として固定する。通路５の上方部に、ト
ラバーサ７との間でコンテナ４を受け渡すオートスタッ
ククレーン１４を搭載させる。上下２段のトラバーサ用
レール６の両端部に、リフター１８を設置する。トラバ
ーサ７をリフター１８を用いて縦循環させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は港湾に設置される立
体貯蔵式のコンテナターミナルに関するものである。
体貯蔵式のコンテナターミナルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンテナターミナルには、主とし
て、コンテナを直接多段に積み上げて貯蔵する型式と、
コンテナを棚を用いて多段に積み上げて貯蔵する型式と
がある。
て、コンテナを直接多段に積み上げて貯蔵する型式と、
コンテナを棚を用いて多段に積み上げて貯蔵する型式と
がある。
【０００３】上記棚を用いる型式は、図４及び図５にそ
の一例を示す如き構成としてある。すなわち、コンテナ
ヤード１上に、コンテナ貯蔵棚２を多段多列に配置して
なる貯蔵建屋３を、所要間隔を隔てて対向させた２列を
１組として海側から陸側へ延びるような配置で多数組並
設して、各対向する建屋３間にコンテナ４を移動させる
ための通路５を形成し、又、建屋３の対向面となる通路
５の下部両側に、トラバーサ用レール６を上下２段に設
置して、該トラバーサ用レール６上に複数台のトラバー
サ７を移動可能に載置し、且つ該トラバーサ７の移動経
路の上方レベルに、端部が海側及び陸側へ張り出すよう
にして天井クレーン用レール８を平行に固定し、該天井
クレーン用レール８上に、海側及び陸側でのコンテナ移
載装置として用いる天井クレーン９をそれぞれ載架し、
岸壁１０に対し平行に移動できるように配置されたコン
テナ搬送台車１１とトラバーサ７との間でのコンテナ４
の受け渡しを海側の天井クレーン９によって行うように
し、シャーシ（トレーラ）１２とトラバーサ７との間で
のコンテナ４の受け渡しを陸側の天井クレーン９によっ
て行うようにしてある。
の一例を示す如き構成としてある。すなわち、コンテナ
ヤード１上に、コンテナ貯蔵棚２を多段多列に配置して
なる貯蔵建屋３を、所要間隔を隔てて対向させた２列を
１組として海側から陸側へ延びるような配置で多数組並
設して、各対向する建屋３間にコンテナ４を移動させる
ための通路５を形成し、又、建屋３の対向面となる通路
５の下部両側に、トラバーサ用レール６を上下２段に設
置して、該トラバーサ用レール６上に複数台のトラバー
サ７を移動可能に載置し、且つ該トラバーサ７の移動経
路の上方レベルに、端部が海側及び陸側へ張り出すよう
にして天井クレーン用レール８を平行に固定し、該天井
クレーン用レール８上に、海側及び陸側でのコンテナ移
載装置として用いる天井クレーン９をそれぞれ載架し、
岸壁１０に対し平行に移動できるように配置されたコン
テナ搬送台車１１とトラバーサ７との間でのコンテナ４
の受け渡しを海側の天井クレーン９によって行うように
し、シャーシ（トレーラ）１２とトラバーサ７との間で
のコンテナ４の受け渡しを陸側の天井クレーン９によっ
て行うようにしてある。
【０００４】又、上記通路５の上方部となる対向する貯
蔵建屋３の頂部に、オートスタッククレーン用レール１
３を平行に取り付けて、該オートスタッククレーン用レ
ール１３上に、海側用と陸側用の２台のオートスタック
クレーン１４を走行可能に搭載し、該オートスタックク
レーン１４に昇降可能に装備されているコンテナ吊り具
としてのスプレッダー１５が上記通路５内を支障なく通
過できるようにしてある。
蔵建屋３の頂部に、オートスタッククレーン用レール１
３を平行に取り付けて、該オートスタッククレーン用レ
ール１３上に、海側用と陸側用の２台のオートスタック
クレーン１４を走行可能に搭載し、該オートスタックク
レーン１４に昇降可能に装備されているコンテナ吊り具
としてのスプレッダー１５が上記通路５内を支障なく通
過できるようにしてある。
【０００５】なお、１６はコンテナ搬送台車１１とコン
テナ船１７との間でコンテナの積み込み、積み卸しを行
う岸壁クレーンを示す。
テナ船１７との間でコンテナの積み込み、積み卸しを行
う岸壁クレーンを示す。
【０００６】上記コンテナターミナルの輸出コンテナ用
貯蔵エリアでは、シャーシ１２に積まれて搬送されてき
たコンテナ４を、陸側の天井クレーン９により吊り上げ
て陸側端部に位置するトラバーサ７上に移載し、トラバ
ーサ７を貯蔵位置まで移動させた後、コンテナ４をオー
トスタッククレーン１４に受け渡し、オートスタックク
レーン１４によって目的段のコンテナ貯蔵棚２に入庫さ
せるようにしており、又、コンテナ４を直接コンテナ船
１７に積み込む場合は、陸側端部でコンテナ４を受けた
トラバーサ７を、そのまま海側端部まで移動させ、海側
の天井クレーン９により吊り上げて、コンテナ搬送台車
１１上に吊り下ろすようにしており、更に、貯蔵されて
いるコンテナ４を船積みする場合は、オートスタックク
レーン１４によりコンテナ４を出庫させてトラバーサ７
上へ受け渡し、該トラバーサ７を上記の場合と同様に海
側端部へ移動させて、海側の天井クレーン９によりコン
テナ搬送台車１１上に吊り下ろすようにしている。
貯蔵エリアでは、シャーシ１２に積まれて搬送されてき
たコンテナ４を、陸側の天井クレーン９により吊り上げ
て陸側端部に位置するトラバーサ７上に移載し、トラバ
ーサ７を貯蔵位置まで移動させた後、コンテナ４をオー
トスタッククレーン１４に受け渡し、オートスタックク
レーン１４によって目的段のコンテナ貯蔵棚２に入庫さ
せるようにしており、又、コンテナ４を直接コンテナ船
１７に積み込む場合は、陸側端部でコンテナ４を受けた
トラバーサ７を、そのまま海側端部まで移動させ、海側
の天井クレーン９により吊り上げて、コンテナ搬送台車
１１上に吊り下ろすようにしており、更に、貯蔵されて
いるコンテナ４を船積みする場合は、オートスタックク
レーン１４によりコンテナ４を出庫させてトラバーサ７
上へ受け渡し、該トラバーサ７を上記の場合と同様に海
側端部へ移動させて、海側の天井クレーン９によりコン
テナ搬送台車１１上に吊り下ろすようにしている。
【０００７】一方、輸入コンテナ用貯蔵エリアでは、輸
出コンテナ貯蔵エリアの場合とは逆方向の荷役作業が行
われる。
出コンテナ貯蔵エリアの場合とは逆方向の荷役作業が行
われる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
コンテナターミナルでは、複数台のトラバーサ７が海側
と陸側との間で往復する方式となっているため、たとえ
ば、輸出コンテナ用貯蔵エリアにおいて、シャーシ１２
に積まれて搬送されてきたコンテナ４をコンテナ貯蔵棚
２に順次入庫させるような場合、海側へ向けて最後に移
動したトラバーサ７が空にならないと、先に移動したト
ラバーサ７は既に空になっていても戻ってこれないとい
う不具合があり、荷役効率面で問題がある。
コンテナターミナルでは、複数台のトラバーサ７が海側
と陸側との間で往復する方式となっているため、たとえ
ば、輸出コンテナ用貯蔵エリアにおいて、シャーシ１２
に積まれて搬送されてきたコンテナ４をコンテナ貯蔵棚
２に順次入庫させるような場合、海側へ向けて最後に移
動したトラバーサ７が空にならないと、先に移動したト
ラバーサ７は既に空になっていても戻ってこれないとい
う不具合があり、荷役効率面で問題がある。
【０００９】そこで、本発明は、コンテナ荷役作業をよ
り高能率に行うことができるようにしようとするもので
ある。
り高能率に行うことができるようにしようとするもので
ある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、コンテナヤード上に、コンテナ貯蔵棚を
多段多列に配置してなる貯蔵建屋を、間にコンテナ移動
用の通路が形成されるよう２列１組の配置として海側か
ら陸側へ延びるように対向設置し、上記通路の両側下部
位置に、トラバーサ用レールを上下２段に設けて、該ト
ラバーサ用レール上に複数のトラバーサを移動可能に載
置し、且つ上記通路の上方部に、オートスタッククレー
ン用レールを、通路に沿うよう平行に固定して、該オー
トスタッククレーン用レール上に、トラバーサとの間で
コンテナの受け渡しを行う入出庫用のオートスタックク
レーンを搭載し、更に、海側と陸側の端部位置でトラバ
ーサに対し入、出庫用のコンテナを受け渡す移載装置が
装備してあるコンテナターミナルにおいて、上記上下段
のトラバーサ用レールの両端部に、トラバーサを上下段
間で乗り継ぎさせるためのリフターを設置した構成とす
る。
決するために、コンテナヤード上に、コンテナ貯蔵棚を
多段多列に配置してなる貯蔵建屋を、間にコンテナ移動
用の通路が形成されるよう２列１組の配置として海側か
ら陸側へ延びるように対向設置し、上記通路の両側下部
位置に、トラバーサ用レールを上下２段に設けて、該ト
ラバーサ用レール上に複数のトラバーサを移動可能に載
置し、且つ上記通路の上方部に、オートスタッククレー
ン用レールを、通路に沿うよう平行に固定して、該オー
トスタッククレーン用レール上に、トラバーサとの間で
コンテナの受け渡しを行う入出庫用のオートスタックク
レーンを搭載し、更に、海側と陸側の端部位置でトラバ
ーサに対し入、出庫用のコンテナを受け渡す移載装置が
装備してあるコンテナターミナルにおいて、上記上下段
のトラバーサ用レールの両端部に、トラバーサを上下段
間で乗り継ぎさせるためのリフターを設置した構成とす
る。
【００１１】トラバーサ用レールの端部に達したトラバ
ーサをリフターによって上下段間で乗り継ぎさせること
ができるので、トラバーサを縦循環させることができ
る。
ーサをリフターによって上下段間で乗り継ぎさせること
ができるので、トラバーサを縦循環させることができ
る。
【００１２】又、上下段のトラバーサ用レールの長手方
向の中間部に、リフターを組み付けた構成とすることに
より、トラバーサを中間部のリフターにより迂回させる
ことができるので、トラバーサを海側と陸側とに分けて
循環させることができるようになる。
向の中間部に、リフターを組み付けた構成とすることに
より、トラバーサを中間部のリフターにより迂回させる
ことができるので、トラバーサを海側と陸側とに分けて
循環させることができるようになる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１４】図１及び図２は本発明の実施の一形態を示
すもので、図４及び図５に示したコンテナターミナルと
同様な構成において、上下段のトラバーサ用レール６の
両端部に、トラバーサ７を縦循環させるためのリフター
１８を組み付ける。
すもので、図４及び図５に示したコンテナターミナルと
同様な構成において、上下段のトラバーサ用レール６の
両端部に、トラバーサ７を縦循環させるためのリフター
１８を組み付ける。
【００１５】上記リフター１８は、上下段のトラバーサ
用レール６への乗り継ぎレール６ａを設けたリフトフレ
ーム１９と該リフトフレーム１９を昇降させる昇降駆動
装置２０とを備えた構成としてある。
用レール６への乗り継ぎレール６ａを設けたリフトフレ
ーム１９と該リフトフレーム１９を昇降させる昇降駆動
装置２０とを備えた構成としてある。
【００１６】上記構成としてあるため、上下段のトラバ
ーサ用レール６と両端部のリフター１８を用いて、トラ
バーサ７を、図２において矢印で示す如く縦循環させる
ことができる。
ーサ用レール６と両端部のリフター１８を用いて、トラ
バーサ７を、図２において矢印で示す如く縦循環させる
ことができる。
【００１７】したがって、たとえば、輸出コンテナ用貯
蔵エリアにおいて、シャーシ１２に積まれて搬送されて
きたコンテナ４をコンテナ貯蔵棚２に順次入庫させるよ
うな場合には、陸側の天井クレーン９によりシャーシ１
２上から吊り上げたコンテナ４を、上段のトラバーサ用
レール６の陸側端部上でトラバーサ７に吊り下ろし、該
トラバーサ７が海側へ向けて移動した後、下段のトラバ
ーサ用レール６上を陸側端部まで移動してきたトラバー
サ７を、リフター１８によって上段のトラバーサ用レー
ル６上に移し、該トラバーサ７に同様にして次のコンテ
ナ４を吊り下ろして行くようにする。一方、上段のトラ
バーサ用レール６上を海側端部へ向けて先に移動させた
トラバーサ７は、所要位置でオートスタッククレーン１
４にコンテナ４を受け渡して空になると、海側端部でリ
フター１８によって下段のトラバーサ用レール６上に移
された後、陸側端部へ向けて移動させるようにする。
蔵エリアにおいて、シャーシ１２に積まれて搬送されて
きたコンテナ４をコンテナ貯蔵棚２に順次入庫させるよ
うな場合には、陸側の天井クレーン９によりシャーシ１
２上から吊り上げたコンテナ４を、上段のトラバーサ用
レール６の陸側端部上でトラバーサ７に吊り下ろし、該
トラバーサ７が海側へ向けて移動した後、下段のトラバ
ーサ用レール６上を陸側端部まで移動してきたトラバー
サ７を、リフター１８によって上段のトラバーサ用レー
ル６上に移し、該トラバーサ７に同様にして次のコンテ
ナ４を吊り下ろして行くようにする。一方、上段のトラ
バーサ用レール６上を海側端部へ向けて先に移動させた
トラバーサ７は、所要位置でオートスタッククレーン１
４にコンテナ４を受け渡して空になると、海側端部でリ
フター１８によって下段のトラバーサ用レール６上に移
された後、陸側端部へ向けて移動させるようにする。
【００１８】このように、トラバーサ７を縦循環させる
ことにより、空になったトラバーサ７を速かに戻すこと
ができるので、荷役作業を能率よく行うことができる。
ことにより、空になったトラバーサ７を速かに戻すこと
ができるので、荷役作業を能率よく行うことができる。
【００１９】次に、図３は本発明の他の実施の形態を示
すもので、図１及び図２に示したと同様な構成におい
て、上下段のトラバーサ用レール６の長手方向中央部
に、上下段のトラバーサ用レール６のレベルと対応する
上下の乗り継ぎ用レール６ａを備えたリフター１８ａを
追加付設したものである。
すもので、図１及び図２に示したと同様な構成におい
て、上下段のトラバーサ用レール６の長手方向中央部
に、上下段のトラバーサ用レール６のレベルと対応する
上下の乗り継ぎ用レール６ａを備えたリフター１８ａを
追加付設したものである。
【００２０】図３に示すように、トラバーサ用レール６
の両端部と中央部に合計３台のリフター１８，１８ａを
設置すると、中央部のリフター１８ａの部分でトラバー
サ７を迂回させて海側と陸側でそれぞれ縦循環させた
り、あるいは、トラバーサ７を中央部のリフター１８ａ
の部分をそのまま通過させることもできるので、入出庫
状況に応じた使い方を選択することができ、荷役作業を
更に能率よく行うことができる。
の両端部と中央部に合計３台のリフター１８，１８ａを
設置すると、中央部のリフター１８ａの部分でトラバー
サ７を迂回させて海側と陸側でそれぞれ縦循環させた
り、あるいは、トラバーサ７を中央部のリフター１８ａ
の部分をそのまま通過させることもできるので、入出庫
状況に応じた使い方を選択することができ、荷役作業を
更に能率よく行うことができる。
【００２１】なお、本発明は上記実施の形態にのみ限定
されるものではなく、中間部のリフター１８ａの設置数
は任意に選定し得ること、その他本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
されるものではなく、中間部のリフター１８ａの設置数
は任意に選定し得ること、その他本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【００２２】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のコンテナター
ミナルによれば、次の如き優れた効果を発揮する。
ミナルによれば、次の如き優れた効果を発揮する。
【００２３】(1)コンテナヤード上に、コンテナ貯蔵棚
を多段多列に配置してなる貯蔵建屋を、間にコンテナ移
動用の通路が形成されるよう２列１組の配置として海側
から陸側へ延びるように対向設置し、上記通路の両側下
部位置に、トラバーサ用レールを上下２段に設けて、該
トラバーサ用レール上に複数のトラバーサを移動可能に
載置し、且つ上記通路の上方部に、オートスタッククレ
ーン用レールを、通路に沿うよう平行に固定して、該オ
ートスタッククレーン用レール上に、トラバーサとの間
でコンテナの受け渡しを行う入出庫用のオートスタック
クレーンを搭載し、更に、海側と陸側の端部位置でトラ
バーサに対し入、出庫用のコンテナを受け渡す移載装置
が装備してあるコンテナターミナルにおいて、上記上下
段のトラバーサ用レールの両端部に、トラバーサを上下
段間で乗り継ぎさせるためのリフターを設置した構成と
してあるので、トラバーサを縦循環させることができ、
荷役作業を能率よく行うことができる。 (2) 上下段のトラバーサ用レールの長手方向の中間部
に、リフターを組み付けた構成とすることにより、コン
テナの入出庫状況等に応じてトラバーサの循環領域を選
択することができ、荷役作業を更に効率的に行うことが
できる。
を多段多列に配置してなる貯蔵建屋を、間にコンテナ移
動用の通路が形成されるよう２列１組の配置として海側
から陸側へ延びるように対向設置し、上記通路の両側下
部位置に、トラバーサ用レールを上下２段に設けて、該
トラバーサ用レール上に複数のトラバーサを移動可能に
載置し、且つ上記通路の上方部に、オートスタッククレ
ーン用レールを、通路に沿うよう平行に固定して、該オ
ートスタッククレーン用レール上に、トラバーサとの間
でコンテナの受け渡しを行う入出庫用のオートスタック
クレーンを搭載し、更に、海側と陸側の端部位置でトラ
バーサに対し入、出庫用のコンテナを受け渡す移載装置
が装備してあるコンテナターミナルにおいて、上記上下
段のトラバーサ用レールの両端部に、トラバーサを上下
段間で乗り継ぎさせるためのリフターを設置した構成と
してあるので、トラバーサを縦循環させることができ、
荷役作業を能率よく行うことができる。 (2) 上下段のトラバーサ用レールの長手方向の中間部
に、リフターを組み付けた構成とすることにより、コン
テナの入出庫状況等に応じてトラバーサの循環領域を選
択することができ、荷役作業を更に効率的に行うことが
できる。
【図１】本発明のコンテナターミナルの実施の一形態を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図２】要部の拡大図である。
【図３】本発明の他の実施の形態を示す要部の拡大図で
ある。
ある。
【図４】従来のコンテナターミナルの一例を示す概略図
である。
である。
【図５】図４のＡ−Ａ方向拡大矢視図である。
【符号の説明】 １ コンテナヤード ２ コンテナ貯蔵棚 ３ 貯蔵建屋 ４ コンテナ ５ 通路 ６ トラバーサ用レール ７ トラバーサ ９ 天井クレーン（移載装置） １３ オートスタッククレーン用レール １４ オートスタッククレーン １８，１８ａ リフター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｂ６６Ｆ 9/07 Ｂ６６Ｆ 9/07
Claims (2)
- 【請求項１】 コンテナヤード上に、コンテナ貯蔵棚を
多段多列に配置してなる貯蔵建屋を、間にコンテナ移動
用の通路が形成されるよう２列１組の配置として海側か
ら陸側へ延びるように対向設置し、上記通路の両側下部
位置に、トラバーサ用レールを上下２段に設けて、該ト
ラバーサ用レール上に複数のトラバーサを移動可能に載
置し、且つ上記通路の上方部に、オートスタッククレー
ン用レールを、通路に沿うよう平行に固定して、該オー
トスタッククレーン用レール上に、トラバーサとの間で
コンテナの受け渡しを行う入出庫用のオートスタックク
レーンを搭載し、更に、海側と陸側の端部位置でトラバ
ーサに対し入、出庫用のコンテナを受け渡す移載装置が
装備してあるコンテナターミナルにおいて、上記上下段
のトラバーサ用レールの両端部に、トラバーサを上下段
間で乗り継ぎさせるためのリフターを設置して、上下段
のトラバーサ用レール上のトラバーサが縦循環できるよ
うにした構成を有することを特徴とするコンテナターミ
ナル。 - 【請求項２】 上下段のトラバーサ用レールの長手方向
の中間部に、単一又は複数のリフターを組み付けた請求
項１記載のコンテナターミナル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9640897A JPH10279007A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | コンテナターミナル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9640897A JPH10279007A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | コンテナターミナル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10279007A true JPH10279007A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14164150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9640897A Pending JPH10279007A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | コンテナターミナル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10279007A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004039700A1 (de) * | 2002-11-01 | 2004-05-13 | Krusche Lagertechnik Ag | System zum dynamischen bereitstellen und kommissionieren, insbesondere von paletten und anderen lagereinheiten |
| WO2007091855A1 (en) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | Kyong-Ja Jung | Method and apparatus for storaging and transfering containers |
| CN103723532A (zh) * | 2014-01-13 | 2014-04-16 | 上海海事大学 | 多层框架式集装箱自动化码头堆场装卸系统及其装卸方法 |
| CN105668173A (zh) * | 2016-04-05 | 2016-06-15 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 高空输送台车及其维护方法 |
| CN108001459A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-05-08 | 杭州久智自动化技术有限公司 | 轨道车出入站结构 |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP9640897A patent/JPH10279007A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004039700A1 (de) * | 2002-11-01 | 2004-05-13 | Krusche Lagertechnik Ag | System zum dynamischen bereitstellen und kommissionieren, insbesondere von paletten und anderen lagereinheiten |
| WO2007091855A1 (en) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | Kyong-Ja Jung | Method and apparatus for storaging and transfering containers |
| CN103723532A (zh) * | 2014-01-13 | 2014-04-16 | 上海海事大学 | 多层框架式集装箱自动化码头堆场装卸系统及其装卸方法 |
| CN103723532B (zh) * | 2014-01-13 | 2015-11-18 | 上海海事大学 | 多层框架式集装箱自动化码头堆场装卸系统及其装卸方法 |
| CN105668173A (zh) * | 2016-04-05 | 2016-06-15 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 高空输送台车及其维护方法 |
| CN108001459A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-05-08 | 杭州久智自动化技术有限公司 | 轨道车出入站结构 |
| CN108001459B (zh) * | 2017-12-08 | 2023-09-08 | 杭州久智自动化技术有限公司 | 轨道车出入站结构 |
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