JPH0225779Y2 - - Google Patents

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JPH0225779Y2
JPH0225779Y2 JP1985084461U JP8446185U JPH0225779Y2 JP H0225779 Y2 JPH0225779 Y2 JP H0225779Y2 JP 1985084461 U JP1985084461 U JP 1985084461U JP 8446185 U JP8446185 U JP 8446185U JP H0225779 Y2 JPH0225779 Y2 JP H0225779Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンテナクレーンによるコンテナ船
への荷役効率を高めるところのコンテナ中継ぎ装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
コンテナクレーンに於いて荷役効率を高めて稼
動率を向上させることが要求される。
コンテナクレーンの荷役効率を高める方法は
種々考えられており、その1例としてコンテナク
レーンにバツフア機能を持たせたものがある。
第5図は今迄に考えられているバツフア機能付
コンテナクレーンの1例である。
コンテナクレーン1の海脚2と陸脚3との間に
上下2段に上横梁4、下横梁5が掛渡され、上横
梁4には積出し用コンベア6、下横梁5には陸揚
げ用コンベア7がそれぞれ設けられている。上下
横梁4,5の陸側端にはコンテナ8の昇降用ガイ
ドフレーム9が設けられ、該ガイドフレーム9の
上方には補助トロリ10が設けられている。
コンテナ8の積出しを行う場合は、台車11に
よりコンテナ8をガイドフレーム9の直下迄運搬
し、補助トロリ10によりコンテナ8を積出し用
コンベア6に移載し更にコンベア6はコンテナ8
を上横梁4の海側迄運搬する。而して、コンベア
6上にはコンテナ8が所要数載置される。主トロ
リ12はコンベア6に載置されたコンテナ8をコ
ンテナ船13に積込む。
コンテナの陸揚げを行う場合は主トロリ12に
よりコンテナ船13からコンテナ8を陸揚げ用コ
ンベア7へ移載し、更に補助クレーン10によつ
てコンベア7より台車11へ移変える。
斯かるクレーンに於いては両コンベア6,7が
バツフア機能を発揮し、クレーン側又は台車側に
待ち時間を生ずるのを防止することができ、更に
主トロリの荷役行程が短くなつて荷役効率を向上
させることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら上記した従来の方法では以下に述べる
欠点を有している。
(i) ベルトコンベアはコンテナの様な重量物運搬
には適さない。
(ii) チエーンコンベアではコンテナを傷付ける虞
れがある。
(iii) コンテナは荷重を4隅だけしか受けられない
構造となつており、又コンテナの横幅は種々変
化し、コンテナ横幅の変化にコンベアの位置を
合せるということは困難である。
(iv) コンベアは連続しており、その上に載置した
コンテナの任意の1個を動かすということが困
難であり、荷の供給が遅れるとコンベア上に隙
間ができバツフア機能が低下する。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は、走行によりコンテナクレーンの下部
に進入できるようにした架台に、コンテナを載置
した台車が下方に進入できるように上下2段にレ
ールを設け、レールに軌乗する循環台車を上下2
段のレールに亘つて循環させる様にし、架台下方
に進入した台車と前記循環台車間にコンテナを移
載する為の巻上装置を設けたものである。
〔作用〕
コンテナは巻上装置によつて循環台車に移載さ
れ、循環台車はコンテナクレーンの荷役可能な上
段にコンテナを運搬し、空となつた循環台車は下
段へと移動し循環する。又コンテナクレーンより
運搬されたコンテナは上段の循環台車へ移載さ
れ、該循環台車は下段を経て巻上装置に到り、巻
上装置によつてコンテナは台車へ移載される。
〔実施例〕
以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
先ず第1図に於いて、コンテナクレーン1とコ
ンテナ中継ぎ装置14等の関連を説明する。
コンテナクレーン1の架構15の下部、即ち海
脚2と陸脚3との間にコンテナ中継ぎ装置14が
進入可能な空間16を形成せしめる。又、コンテ
ナ中継ぎ装置14の下方は、コンテナ8を載置し
た台車11が通過可能とする。
コンテナ8の動きを概説すると、積出作業では
コンテナ8は台車11から中継ぎ装置14の上段
へ所要数載置され図中右方に向つて順送りされ、
右端のコンテナ8はコンテナクレーン主クレーン
12によつて吊上げられコンテナ船13へ積込ま
れる。陸揚作業では、主クレーン12によつてコ
ンテナ船13に積載したコンテナ8を吊上げ、中
継ぎ装置14の右端上段に運搬載置する。右端上
段に置かれたコンテナ8を下段迄降し、左端に移
動させ、更に台車11へ移載する。而して、上
段、及び下段にコンテナが所要数保留されること
によりバツフア機能が発揮される。
次に第2図〜第4図に於いて中継ぎ装置14の
詳細を説明する。
コンテナ8を載置した台車11が通過可能な空
間35を形成せしめた門型の架台17の脚18下
端に走行装置19を設け、該架台17を走行可能
とする。該架台17上に主トロリ12の走行方向
と平行な下段レール20を設け、該下段レール2
0の両端に昇降装置22,22を設け、下段レー
ル20の上方に両昇降装置21,22に掛渡して
上段レール23を設ける。下段レール20の右側
端(海側端)にシリンダをアクチユエータとする
下段引出し装置(図示せず)を設け左側端(陸側
端)にシリンダをアクチユエータとする下段押出
し装置(図示せず)を設ける。又、上段レール2
3の左側端に引出し装置、右側端に押出し装置
(いずれも図示せず)を同様に設ける。
前記両昇降装置21,22はローラチエーン2
4に取付けられた昇降フレーム25(第4図参
照)を備え該昇降フレーム25には前記下段レー
ル20、上段レール23と連続可能なレール26
が設けられている。尚、昇降装置の駆動力を軽減
する為、ローラチエーン27の反対側にはカウン
タウエイト28を設けてある。
架台17の陸側端部、昇降装置21に隣接せし
めてコンテナ巻上げ装置29を設ける。コンテナ
巻上げ装置29はウインチ30とウインチより繰
出されたロープ31が掛回され吊下げられたスプ
レツダ32を備え、該スプレツダ32はコンテナ
8と係脱可能となつている。
又、前記下段レール20、上段レール23を走
行する循環台車34には自走可能な如く駆動装置
を設けてもよいが、レール側に走行手段を設ける
と構造が簡単となる。最も簡単な例として、上段
レール23を海側に向つて下降する如く傾斜さ
せ、下段レール20を陸側に向つて下降する如く
傾斜させると重力によつて移動する。この場合、
循環台車34を所定の位置で停止待機させる為の
ストツパをレール側に設ける。該ストツパはシリ
ンダ若しくはソレノイド等で駆動できる様にす
る。
更に、コンテナ巻上げ装置29の両側には前記
昇降フレーム25のレール26に連続可能なレー
ル33が設けられる。該レール33に沿つてシリ
ンダ等をアクチユエータとする引出しと押出し装
置(図示せず)を設ける。
次に作動を説明する。
先ず積出作業を説明する。
コンテナ8を載置した台車11がコンテナ巻上
装置直下に到着停止すると、ウインチ30の操作
によつてスプレツダ32が降され、スプレツダ3
2がコンテナ8を係着し、ウインチ30によつて
コンテナ8を上昇させる。昇降装置21の昇降フ
レーム25を下降させ下段レール20、レール2
6,33を連続状態とし、巻上げ装置29側に設
けた引出し装置により空の循環台車34をレール
33迄引込む。ウインチ30によつてコンテナ8
を若干降して循環台車34に載置し、スプレツダ
32とコンテナ8とを切離す。巻上げ装置29側
に設けた押出し装置により、コンテナを積載した
循環台車34を昇降フレーム25上に移載する。
ローラチエーン24を所要の駆動手段で移動させ
昇降フレーム25をそのレール26が上段レール
23に連続する位置迄上昇させる。上段引出し装
置(図示せず)によつて循環台車34を上段レー
ル23上に移動させる。
上段レール23に軌乗した循環台車34は上段
レール23の傾斜によつて海側へ自走する。所要
位置のストツパ(図示せず)を作動させ、ストツ
パを循環台車34に係合させて所要位置で停止さ
せる。
上記作業を繰返えして、コンテナを載置した循
環台車34を上段レール23に所要数軌乗せしめ
る。
上段レール23に循環台車34を介してストツ
クされたコンテナ8は海側のものより主トロリ1
2によつてコンテナ船13に積載される。空にな
つた循環台車34はストツパを外され順次上段レ
ール23の最右端迄移動して停止する。昇降装置
21の昇降フレーム25を上段レール23の位置
で待機させておき、押出し装置によつて前記空循
環台車34を昇降フレーム25上に移載する。昇
降フレーム25を下段レール20位置迄下降さ
せ、下段引出し装置により下段レール20上に引
出す。下段レール20に軌乗した空循環台車34
は該レール20の傾斜によつて左方へ移動し、ス
トツパの作動しているところで停止する。下段レ
ール20に軌乗した空循環台車34はストツパの
作動により順次左方へ送られ、左端迄移動して来
た空循環台車34は前述した様に下段押出し装置
によつて昇降フレーム25へ押出され、コンテナ
巻上装置29側の引出装置によりコンテナ巻上装
置29へ引込まれる。
而して、循環台車34は上段レール23、昇降
装置22、下段レール20、昇降装置21を時計
方向に循環し、上段レール23を移動する時はコ
ンテナを載置しており、下段レール20を移動す
る時は空状態である。又、循環の過程でコンテナ
8を複数ストツクできバツフア機能を発揮する。
尚、バツフア機能を高めるには循環台車34の循
環サイクルを早め下段レール20側にもコンテナ
をストツクしてもよい。
次に陸揚作業については、空循環台車34を昇
降装置22の上段位置で保持せしめ、主トロリ1
2によりコンテナ船13のコンテナを運搬し、前
記空循環台車34に移載する。このコンテナを載
置した循環台車34を昇降装置22で下降させ、
下段レール20の左方コンテナ巻上装置29迄移
動させ、スプレツダ32を介して若干吊上げ、空
循環台車34は昇降装置21へ戻し、昇降装置2
1を介し上段レール23を右方へ循環せしめる。
スプレツダ32で吊上げたコンテナ8は、巻上装
置29によつて下方に待機している台車11へ移
載される。上記作業を繰返えすことにより陸揚作
業を継続できる。
又、陸揚作業時のバツフア機能についても、積
出作業と同様である。
尚、昇降装置、コンテナ巻上装置の駆動伝達手
段はワイヤロープであつてもチエーンであつても
よい。又押出し装置、引出し装置、の駆動はシリ
ンダ、だけでなく、ローラチエーン、ワイヤロー
プその他の手段でも良い。
〔考案の効果〕 以上述べた如く本考案によれば以下の如き優れ
た効果を発揮し得る。
(i) 主トロリの荷役工程距離が短くサイクルタイ
ムが短くなつて荷役効率が向上する。
(ii) 船上のコンテナの位置により主トロリの荷役
時間が異なり、陸上運搬の台車到達時間も等間
隔でないが、バツフア機能を有しているので待
ち時間が生じない。
(iii) 上段レールにあるコンテナはいずれも運搬可
能であり、コンテナの船積み順番変更が簡単に
できる。
(iv) コンテナは4隅の柱下部分以外では自分の重
量を支えられないが、循環移動には台車で行う
ので、多種類のコンテナに適用可能である。
(v) 積出経路と陸揚経路とが別ルートとなるので
同時作業ができる。
(vi) 台車はそれぞれ独立して移動するので、台車
に関する個々の作業が独立し且同時に行い得る
ので作業能率がよい。
(vii) 又、該装置はコンテナクレーンと別個に走行
できるので、バツフアシステムの必要なコンテ
ナクレーンを選択して作動させ得、複数台のコ
ンテナクレーンに対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の全体概略図、第2図
は該実施例の正面図、第3図は同前側面図、第4
図は該実施例に於ける昇降装置の部分概略図、第
5図は従来例の説明図である。 17は架台、20は下段レール、21,22は
昇降装置、23は上段レール、29はコンテナ巻
上装置、34は循環台車を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行によりコンテナクレーンの下部に進入でき
    るようにした架台に、コンテナを載置した台車が
    下方に進入できるように上下2段にレールを設
    け、両レールの両端に昇降装置を設け、レールに
    軌乗する循環台車を上下2段のレールに亘つて循
    環させる様にし、架台下方に進入した台車と前記
    循環台車間にコンテナを移載する為の巻上装置を
    設けたことを特徴とするコンテナ中継ぎ装置。
JP1985084461U 1985-06-04 1985-06-04 Expired JPH0225779Y2 (ja)

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JP1985084461U JPH0225779Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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JPS61200829U JPS61200829U (ja) 1986-12-16
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