JPH0427871Y2 - - Google Patents

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JPH0427871Y2
JPH0427871Y2 JP1985067558U JP6755885U JPH0427871Y2 JP H0427871 Y2 JPH0427871 Y2 JP H0427871Y2 JP 1985067558 U JP1985067558 U JP 1985067558U JP 6755885 U JP6755885 U JP 6755885U JP H0427871 Y2 JPH0427871 Y2 JP H0427871Y2
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container
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crane
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンテナクレーンによるコンテナ船
への荷役効率を高めるところのコンテナ中継ぎ装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
コンテナクレーンの荷役効率を高める方法は
種々考えられているが、その1例として第8図に
示すものがある。
第8図は比較的簡単な方法で効果の得られるも
のである。
コンテナクレーン1の海脚2の中間部に中継台
3を設け、又海脚2と陸脚4の中間材5の上に補
トロリ6を設け、又主トロリ7と共に2のトロリ
6,7で荷役する。即ち、主トロリ7はコンテナ
船8よりコンテナ9を吊つて中継台3迄運び中継
台3から地上のシヤーシ10迄は補トロリ6が荷
役する。この様に2のトロリ6,7で荷役するの
で荷役効率はかなりよくなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し、上記方法は新設のコンテナクレーンには
実施できるが、既設のクレーンには実施が制限さ
れる。即ち、海脚2に設けた中継台3にはコンテ
ナ9が2個以上載るので海脚2を支えている車輪
11の輪圧が増え許容荷重を越える虞れがある。
又、補トロリ6を中間材5の上に設置するので、
中間材5の改造が必要となる。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は上記実情に鑑みなしたものであり、コ
ンテナクレーンの走行方向前後の位置に間隔を置
き前後一対の門型フレームを配置して各門型フレ
ームを連結することにより、内部をコンテナが上
下に通過可能で且つ少くとも上部は上下方向から
下部は前後方向からコンテナが出入り可能な枠状
の架構を形成し、該架構を前後方向へ走行してコ
ンテナクレーンの脚間へ進入可能に構成し、前記
各門型フレームに対しそれぞれ門型フレームに沿
つて同期して昇降可能な昇降フレームを設け、該
各昇降フレームに前後方向へ突出収納可能にコン
テナキヤツチを設け、前記架構の中段位置に左右
方向へ突出収納可能にコンテナ受け台を設けたも
のである。
〔作用〕
コンテナクレーンによりコンテナ受台にコンテ
ナを載置し、昇降フレームは該コンテナに干渉す
ることなく上昇してコンテナキヤツチでコンテナ
を把持し、コンテナ受台を引込めて、昇降フレー
ムにより下方へ下降させる。
〔実施例〕
以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
先ず台1図に於いて、本実施例及びコンテナク
レーンの関連を示す。第1図中第8図に示したも
のと同一のものには同符号を付してある。
コンテナクレーン1の海脚2と陸脚4との間に
中継装置12が設置される様にし、岸壁13側の
荷役はシヤーシ10によりコンテナヤードに積上
げたコンテナの位置と中継装置12間の運搬作業
を、主トロリ7は中継装置12とコンテナ船8と
の間の荷役作業を行う。
次に第2図〜第7図に於いて中継装置12の詳
細を説明する。
左右1対のガイド支柱14,14を立設し、上
端を梁15で連結して門型フレーム16を形成す
る。該門型フレーム16,16を対峙させ、門型
フレーム16,16の中間部を中間梁17によ
り、下端を下端梁18によつて連結し架構19を
形成する。該架構19の下面、前後、左右の4箇
所にアウトリガ20及び2個宛の車輪21を設け
る。前記ガイド支柱14,14に掛渡して門型の
昇降フレーム22を前後それぞれに嵌合せしめ、
昇降フレーム22の上下に左右方向のガイドロー
ラ23、前後方向のガイドローラ24を設けて昇
降自在となる。両昇降フレーム22の上辺に水平
方向に伸縮するキヤツチシリンダ26を2個宛設
け、キヤツチシリンダ26の内側先端にキヤツプ
27を取付ける。前後の門型フレーム16,16
の所要位置、前方及び後方に向けてベース28,
29を突設し、両ベース28,29にそれぞれウ
インチ30,30を設ける。ウインチ30より繰
出したロープ31をシーブ32を掛回してそれぞ
れ昇降フレーム22に係結し、ウインチ30の駆
動によつて昇降フレーム22を昇降させ得る様に
する。又、一方のベース28にはデイーゼルエン
ジン33を設置し、その出力軸をギヤボツクス3
4を介し左右方向に延びる駆動軸35と連結す
る。駆動軸35の両端にスプロケツト36を固着
し、前記車輪11の回転軸に固着したスプロケツ
ト(図示せず)とスプロケツト36とにチエーン
37を掛け回す。又ベース28に運転室38を設
ける。
前記中間梁17,17のそれぞれの前後計4箇
所にコンテナ受台39を設ける。該コンテナ受台
39は左右方向中心に向かつて出入自在なスライ
ドブロツク40を備え、該スライドブロツク40
は受台シリンダ41によつて出入させ得る様にな
つている。
以下作動、特にコンテナの陸場作業について説
明する。
運転室38よりデイーゼルエンジン33を駆動
して、駆動軸35、スプロケツト36、チエーン
37等を介して車輪21を回転させ、中継装置1
2を主トロリ7の走行路下方海脚2の脇迄走行位
置決めする。中継装置12の位置が決定されると
アウトリガ20を作動させ架構19を固定する。
受台シリンダ41によりスライドブロツク40
を突出させ、コンテナ9をコンテナ受台39によ
つて受け得る状態とする。主トロリ7によりコン
テナ船8のコンテナ9を吊上げ、中継装置12直
上迄運搬し、コンテナ受台39上にコンテナ9を
載置する。
キヤツチシリンダ26によりキヤツチ27を引
込めた状態とし、ウインチ30を駆動して、昇降
フレーム22をコンテナ9の上部まで上昇させ
る。キヤツチシリンダ26によりキヤツチ27を
突出させ、この状態で昇降フレーム22を下降さ
せてキヤツチ27をコンテナ9に係合させ、昇降
フレーム22を若干上昇させコンテナ9を吊下げ
る。受台シリンダ41を作動してスライドブロツ
ク41を引込め、ウインチ30により昇降フレー
ム22を下降させ待機しているシヤーシ10上に
コンテナ9を積載し、キヤツチ27とコンテナ9
とを切離すと共にキヤツチ27を引込める。前記
コンテナ受台39はコンテナ9が通過するとスラ
イドブロツク40を突出させ次のコンテナ9を受
け得る様にする。
昇降フレーム22によるコンテナ9の降下を行
うと共に主トロリ7によるコンテナ9の運搬を行
い、次のコンテナ9をコンテナ受台40上に載置
する。前記昇降フレーム22はコンテナ9の切離
しが終ると、再び上昇させ次のコンテナの吊下げ
を行う。而して前記した作動を繰返えすことによ
りコンテナ9を順次陸揚げすることができる。
上記陸揚げ作業の過程で、主トロリ7はコンテ
ナ9を中継装置12へ載置してすぐにコンテナ船
8の方へ、次のコンテナを取りに行けるので荷役
の効率を高め得ると共に荷役作業の全行程距離が
短い。
尚、前記昇降フレーム22からシヤーシ10へ
のコンテナ9の移載工程に於いて、シヤーシ10
が待機していない場合は、コンテナ9をシヤーシ
載置位置より少し上方で保持し、シヤーシ10が
コンテナ9下に進入可能とし、シヤーシ10直下
となると前記した手順によりシヤーシ10へコン
テナ9を移載すればよい。
又、中継装置12はコンテナクレーン1がハツ
チ替えの為に移動した場合、コンテナクレーン1
と共に移動させる必要があり、前記デイーゼルエ
ンジン33を駆動して所要の位置迄走行する。更
に、コンテナの高さは種々あり、コンテナの高さ
に変更があつた場合昇降フレーム16のコンテナ
把持位置を変えれば対応できる。
尚、ガイド支柱14及び梁17,18を伸縮可
能としてもよい。
ガイド支柱14を伸縮可能とすると荷役作業に
応じてコンテナ受台39の高さを変更できサイク
ルタイムを短めることができる。又、梁17,1
8を伸縮可能とすれば、コンテナの長さの変化に
対応できる。
更に、上記説明はコンテナの陸揚作業について
説明したが、コンテナの積込作業は陸揚作業の逆
を行えばよい。
〔考案の効果〕 以上述べた如く本考案によれば以下の優れた効
果を発揮し得る。
() コンテナクレーンのコンテナ荷役に於い
て、地上よりも高い所でコンテナの受授を行う
ので、コンテナクレーンのサイクルタイムを大
幅に短縮し、荷役効率を高める。
() 中継装置はコンテナクレーンとは独立し
ており、コンテナクレーンの改造が必要でなく
どこのバースでも使用可能である。
() 構造が簡単で自重も軽く、本装置の採用
でコンテナクレーンの輪圧も増えないので、ど
このバーズでも使用可能である。
() 本装置自体にコンテナ授受機能があるの
でコンテナクレーンに補トロリが不要である。
() コンテナ受台、昇降フレームにより計2
個のコンテナを保持可能でバツフア機能があ
る。
() 中継装置はコンテナを左右に横行させる
ことなく上下にのみ移動させて荷役を行うこと
ができるので、サイクルタイムを短くすること
ができ、且つコンテナを横行させる装置を不要
化して構成を簡略化することができ、しかも中
継装置の左右方向の幅寸法を小さくすることが
できる。
() 中継装置は左右方向の幅寸法が小さくな
つているので、複数台の中継装置をコンテナク
レーンの脚間に進入させて並行して荷役を行わ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコンテナ中継ぎ相違とコ
ンテナクレーンとの関係を示す説明図、第2図は
該装置の正面図、第3図は同前側面図、第4図は
第2図のA矢視図、第5図は第2図のB矢視図、
第6図は第2図のC矢視図、第7図は第2図のD
矢視図、第8図は従来例の説明図である。 1はコンテナクレーン、9はコンテナ、12は
中継装置、19は架構、22は昇降フレーム、2
6はキヤツチシリンダ、27はキヤツチ、39は
コンテナ受台を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンテナクレーンの走行方向前後の位置に間隔
    を置き前後一対の門型フレームを配置して各門型
    フレーム間を連結することにより、内部をコンテ
    ナが上下に通過可能で且つ少くとも上部は上下方
    向から下部は前後方向からコンテナが出入り可能
    な枠状の架構を形成し、該架構を前後方向へ走行
    してコンテナクレーンの脚間へ進入可能に構成
    し、前記各門型フレームに対しそれぞれ門型フレ
    ームに沿つて同期して昇降可能な昇降フレームを
    設け、該各昇降フレームに前後方向へ突出収納可
    能にコンテナキヤツチを設け、前記架構の中段位
    置に左右方向へ突出収納可能にコンテナ受け台を
    設けたことを特徴とするコンテナ中継ぎ装置。
JP1985067558U 1985-05-08 1985-05-08 Expired JPH0427871Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985067558U JPH0427871Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

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JP1985067558U JPH0427871Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

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JPS61183390U JPS61183390U (ja) 1986-11-15
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141273A (ja) * 1974-08-13 1976-04-07 Aer Corp
JPS5617825A (en) * 1979-07-17 1981-02-20 Shin Meiwa Ind Co Ltd Two-level stacker for transportation vehicle
JPS5730788A (en) * 1980-07-31 1982-02-19 Nippon Oil Co Ltd Catalytic cracking of heavy petroleum oil

Patent Citations (3)

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