JPS63270258A

JPS63270258A - コンテナ荷役用ロ−ダ

Info

Publication number: JPS63270258A
Application number: JP10435587A
Authority: JP
Inventors: Noriaki Hashimoto; 橋本　範昭; Shuichi Nagoshi; 名越　修一
Original assignee: Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Current assignee: Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date: 1987-04-30
Filing date: 1987-04-30
Publication date: 1988-11-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はコンテナ荷役用ローダ、より詳しくは多数のコ
ンテナを輸送するに好適なコンテナ荷役用ローダに関す
るものである。

〔従来技術〕

従来、例えば荷役中の衝撃から保護しなげればならない
製品や、屋外放置できない貨物を安全に輸送するために
使用されるコンテナは、旋回する小型のクレーンを有す
るローダ（クレーン付トランク）に多数列かつ多段積み
され移送されているが、このようなコンテナ輸送におい
てはローダヘコンテナを積込み、あるいは積おろし作業
を行う場合にはクレーンにより荷役することとなる。

ところでこのような重量物の輸送には種々の問題がある
。即ち、クレーンにより重量物であるコンテナを吊り上
げるためには、先ず野積みされたコンテナがクレーンＡ
のリーチ範囲になるようにローダを移動させなければな
らず、しかもクレーンのフックにワイヤー掛けを行なう
必要があるため、その作業は多大の時間を必要とするば
かりでなく、作業が危険なものとなっていた。

そして、ローダに積込まれたコンテナには輸送中の薄情
れを防止するためロープ等で固縛する必要があるばかり
でなく、コンテナ内の品物によっては方向性を持つもの
もあるので、これに合わせるためにコンテナの方向を変
えるために多大の時間と労力を必要とするため、その作
業性は極めて悪いものであった。

〔発明の目的〕

本発明は前記したような従来の問題点を解決するために
なされたものであって、その目的とするところは、多数
のコンテナを輸送する際にその荷役時間の短縮を計って
荷役効率を向上させるとともに荷役作業の省力化を計ら
んとする点にある。

〔発明の概要〕

前記した目的を達成する本発明にかかるコンテナ荷役用
ローダは、（１）車体中央部に旋回可能に設けたコンテナ収納台と
、（２）前記車体の前後に植立された少なくとも２本を１
組となす昇降可能な脚体と、（３）前記各組の脚体上を連結するガーダと、（４）　
　該各ガーダに沿って移動する伸縮ガーダと、（５）該
伸縮ガーダに沿って走行するトロリーフレームと、（６）前記トロリーフレーム上を走行する吊り具を有す
るシフトトロリーフレームから構成される。

具体的な本発明に係る装置は、車体１の四隅部に脚体５ａ、５ｂを植立させ、これらの
脚体５ａ、５ｂによって第２のガーダ１９を横方向（略
水平方向）に支持し、この第２のガーダ１９に対して伸
縮ガーダ２０を移動（伸縮）可能に支持し、両伸縮ガー
ダ２０の間にシフトトロリーフレーム３１を移動可能に
支持する。

このシフトトロリーフレーム３１には巻上装置３３が設
けられており、これによって吊り具３６を吊り下げる。

そして前記シフトトロリーフレーム３１は伸縮ガーダ２
０に対して傾斜可能に支持されており、この傾斜によっ
てコンテナの姿勢に合わせて吊り具３６を傾斜させるこ
とが可能に構成されている。

更に、シフトトロリーフレーム３１と吊り具３６との間
には揺れ止装置３９．４０が配置され、伸縮ガータ２０
はガーダ１９の両端にそれぞれ出没可能なように取付け
られている。

〔実　施　例〕

以下、第１図ないし第１０図に基づき本発明によるコン
テナ荷役ローダの一実施例を説明する。

第１図は、コンテナ荷役ローダの斜視図であって、１は
車輪２を有する車体であって、この車体工の中央部には
ガイド３を有するコンテナ収納台４と、前後にそれぞれ
２本の上下方向に昇降可能な脚体５ａ、５ｂが配置され
ている。

コンテナ収納台４は、第２図に示されるように、その下
部に固着されたボールレース６とピニオン７とを噛合わ
せ、このピニオン７を車両フレーム８に設けられた収納
台９に取付けられた油圧モータ１０によりカンプリング
１１、減速機１２を介して回転させることにより旋回さ
れるようになっている。

脚体５ａ、５ｂには、それぞれ油圧ピストンの如き昇降
装置１３が取付けられ、適宜上下方向に伸縮可能な如く
構成されるとともに、車体前方に設けられた２本の脚体
５ａはこれを１組とし、また後方に設けられた２本脚体
５ｂはこれを１組として、それぞれその上端部をガーダ
１４ａ、１４ｂで連結されている。

ガーダ１４ａ及び１４ｂはそれぞれ先端部にシーブ１５
を有し、かつ他端が脚体５ａ又は５ｂの上端に取付けら
れた第１のガーダ１６と、この第１のガーダ１６に固着
され、レールを有するとともにトロリ横行装置１８が固
着される第２のガーダ１９とにより構成されている。

この第２のガーダ１９に対して伸縮ガーダ２０が走行可
能なようにローラを介して支持されるとともに、この伸
縮ガーダ２０には走行可能なようにトロリーフレーム２
１が取付けられている。

詳述すれば、第３図及び第４図に示されるように第２の
ガーダ１９にローラ２２．２３により走行可能なように
支持された伸縮ガーダ２０には、ローラ２４によりトロ
リーフレーム２１が走行可能なように支持されている。

このトロリーフレーム２１の一方はピンにより他端は長
孔を利用してそれぞれ伸縮ガーダ２０に支持されている
。そして、第５図に示されるように伸縮ガーダ２０の両
端に取付けられたロー１２５を第１のガーダ１６の先端
に取付けられたシーブ１５を介してトロリー横行装置１
８の駆動ドラム２６に巻廻させている。したがって、こ
の駆動ドラム２６を回動させることにより伸縮ガーダ２
０は第２のガーダ１９の下面に沿って左右方向へ移動す
る。

一方、第６図に示されるように第１のガーダ１６に両端
が固着されたロープ２７を伸縮ガーダ２０の両端に取付
けられたシーブ２８及びトロリーフレーム２１に設けら
れたシーブ２９に巻廻すことにより、トロリーフレーム
２１は伸縮ガーダ２０の移動により伸縮ガーダ２０に沿
って移動する。

即ち、第７図に示すように、第２のガーダ１９の左側に
位置する伸縮ガーダ２０を矢印Ａ方向に移動させ鎖線で
示す位置に達すると、伸縮ガーダ２０上をトロリーフレ
ーム２１が走行可能な距離をＬとすると３Ａの距離を走
行することとなる。

（詳細は、実用新案登録第１５５９１８２号°°橋形移
動けた式クレーンのトロリー走行装置”参照）トロリー
フレーム２１には、第８図、第９図及び第１０図に示さ
れるようにレール３０上を走行するシフトトロリーフレ
ーム３１が設けられ、このシフトトロリーフレーム３１
上には走行装置３２と２台の巻上装置３３と、この巻上
装置３３により減速装置３４を介して駆動される巻上ド
ラム３５が取付けられている。そして、この巻上ドラム
３５には吊り具３６のシーブ３７に巻廻された吊上げロ
ープ３８が巻付けられるようになっている。

３９はシフトトロリーフレーム３１に取付けられた揺止
めガイドであって、この揺止めガイド３９内に吊り具３
６に取付けられた揺止め棒４０が嵌合し、吊荷の揺れを
防止するようになっている。

吊り具３６は第１１図に示すように、吊具フレーム４１
の長手方向両端にそれぞれコンテナ着脱ブロック４２が
取付けられ、このコンテナ着脱ブロック４２は伸縮用シ
リンダー４３により長手方向に移動可能なように構成さ
れている。

次に本発明に係る装置の操作方法について説明する。

第１図に示されるように、野積みされたコンテナＣを車
体ｌ上に積込む場合には次のようにして行う。

まず、トロリー横行装置１８を駆動して伸縮ガーダ２０
及びトロリーフレーム２１をこの野積みコンテナＣ上へ
移動させた後吊り具３６を下降させる。

このとき、吊り具３６とコンテナＣの位置合わせは、（ａ）　　水平方向のズレがあったときは二個のトロリ
ー横行装置１８の内何れかを作動させるでトロリーフレ
ーム２１を傾動させる。

（ｂ）長手方向にズレがあるときは、シフトトロリーフ
レーム３１を移動させる。更に、ＦＣ＋　　コンテナＣ
が傾斜している場合は二台の巻上装置３３の何れか一方
を作動させることによりその位置合わせが可能となる。

（ｄ）　　そして、コンテナＣ上の所定の位置に吊り具
３６が位置すると、吊り具３６に設けられた伸縮用シリ
ンダー４３（第１１図）を作動させてコンテナ着脱ブロ
ック４２を移動させ、その下部に設けられたビンをコン
テナＣのアイフックに嵌合させてコンテナＣを吊上げる
。

（ｅ）そして、再びトロリー横行装置１８を作動させ、
コンテナＣを車体１上に移動させ、コンテナ収納台４上
に！ｉ３！置させる。

勿論、コンテナ収納台４上に載置されているコンテナＣ
を積おろす場合は、前記作業の逆を行なえばよい。

（ｆ）　　このコンテナＣをコンテナ収納台４に積付け
、積おろしする場合においてコンテナＣの方向変換を行
なう場合は、油圧モータ１０を作動させてコンテナ収納
台４（第２図）を１８０°回転させればよい。

（ｇ）　　更に、車体１により野積みされたコンテナＣ
の反対側に野積みされたコンテナが存在する場合は、ト
ロリー横行装置１日を移動させて伸縮ガーダ２０及びト
ロリーフレーム２１を車体１の右側へ移動させて荷役を
行なうことができる。

〔発明の効果〕

本発明に係るコンテナ荷役用ローダは、車体中央部に旋
回可能に設けたコンテナ収納台と、前記車体の前後に植
立された少なくとも２本を１組となす昇降可能な脚体と
、前記各組の脚体上にガーダで連結され、該各ガーダに
沿って移動する伸縮ガーダと、該伸縮ガーダに沿って走
行するトロリーフレームと、前記トロリーフレーム上を
走行する吊り具を有するシフトトロリーフレームから構
成されている。

従って、本発明によるコンテナ荷役用ローダによれば、
コンテナ荷役が自動化でき、その作業時間を著しく短縮
することができるばかりでなく、ワイヤー掛は等の危険
作業をなくすることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第１１図は本発明によるコンテナ荷役用ロ
ーダの実施例を示すものであって、第１図は斜視図、第
２図は車体上に設けられた旋回装置の拡大側断面図であ
る。第３図はガーダ部の側面図、第４図は第３図のＩＶ−Ｉ
Ｖ矢視図、第５図は伸縮ガーダの移動説明図、第６図は
トロリフレームの移動説明図である。第７図は伸縮ガー
ダ及びトロリーフレームの移動説明図である。第８図はトロリーフレームの正面図、第９図１よは第８図の平面図、第１０図トロリーフレームの△ 側面図、第１１図は吊り具の斜視図である。Ａ・・・クレーン、Ｂ・・・ローダ、Ｃ・・・コンテナ
、Ｄ・・・フック、１・・・車体、２・・・車輪、３・・・ガイド、４・・
・コンテナ収納台、５ａ、５ｂ・・・脚体、６・・・ボ
ールレース、７・・・ピニオン、８・・・車両フレーム
、９・・・収納台、１０・・・油圧モータ、１１・・・
カップリング、１２・・・減速機、１３−・・昇降装置
、１４ａ、１４ｂ−ガーダ、１５゜２Ｂ、　２９．３７
・・・シーブ、１６・・・第１のガーダ、１７゜３０・
・・レール、１８・・・トロリー横行装置、１９・・・
第２のガーダ、２０・・・伸縮ガーダ、２１・・・トロ
リーフレーム、２２．２３．２４・・・ローラ、２５．
２７．３８・・・ロープ、２６・・・駆動ドラム、３１
・・・シフトトロリーフレーム、３２・・・走行装置、
３３・・・巻上装置、３４・・・減速装置、３５巻上ド
ラム、３６・・・吊り具、３９・・・ガイド、４０・・
・揺止め棒、４１・・・吊具フレーム、４２・・・コン
テナ着脱ブロック、４３・・・伸縮用シリンダー。

Claims

【特許請求の範囲】

車体中央部に旋回可能に設けたコンテナ収納台と、前記
車体の前後に植立された少なくとも２本を１組となす昇
降可能な脚体と、前記各組の脚体上を連結するガーダと
、該各ガーダに沿って移動する伸縮ガーダと、該伸縮ガ
ーダに沿って走行するトロリーフレームと、前記トロリ
ーフレーム上を走行し、吊り具を有するシフトトロリー
フレームからなるコンテナ荷役用ローダ。