JP2552338B2 - 荷役機械 - Google Patents

荷役機械

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JP2552338B2
JP2552338B2 JP63175667A JP17566788A JP2552338B2 JP 2552338 B2 JP2552338 B2 JP 2552338B2 JP 63175667 A JP63175667 A JP 63175667A JP 17566788 A JP17566788 A JP 17566788A JP 2552338 B2 JP2552338 B2 JP 2552338B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大型箱物、パレット上に積み付けた箱物及
び袋物等で水平状態を保持しつ搬送しなければ倒れて損
傷したり、故障する等のおそれがあるものを取り扱う荷
役機械に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、箱物を小型のものから大型重量物まで連続的に
船内から陸揚げし、或いは船内に積み込む機械はなく、
ロープ掛けによりデッキクレーンやジグクレーン等で一
品毎、或いは一パレット毎に吊り上げて荷役作業を行っ
ていた。
しかしながら、かかる作業では、多大の労力を要し、
作業能率が悪い上、落下事故等の危険もある。しかも、
荷役時に箱物が傷つく恐れがあるという不都合があっ
た。
そこで、かかる不都合を解消する方策として、チェー
ンエレベータ式のコンベヤ装置(実開昭61−151911号公
報参照)や、プラットホーム形コンベヤ利用のコンベヤ
装置(特開昭61−166435号公報参照)等が提案されてい
る。
前者では、上下フレームに夫々設けたスプロケット群
を介して、上下フレーム間に、往きチェーンが前後左右
に間隔をおいて配置され、かつ、戻りチェーンが一平面
上に配置された2条2組のチェーンを張設し、該チェー
ンに、往きチェーンで水平に支持される屈曲可能な荷受
台を間隔をおいて取り付けている。
後者では、互いに連係される2台のプラットホーム形
コンベヤの水平部の隣接端部の案内スプロケットを、架
橋部の案内体に支持された運搬体上に取り付け、該運搬
体を介して前記プラットホーム形コンベヤを夫々の上部
乗降部において荷物を中継可能に互いに連係させてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前者では、チェーンエレベータであるから、その伸縮
を行うためには、上下フレーム間を接近又は離間可能な
上下動装置と、該装置による上下フレーム間の間隔変化
で生じるチェーンの弛みを取るチェーン弛み取り装置と
が必要となり、伸縮機構が複雑で高価となる。また、伸
縮比が小さいため、アンローダ又はローダとして使用し
た場合、満船、空船時の船の上下、ハッチ深さ等によっ
て規定されるエレベータ長さに対応する必要から、機械
高さが高くなり、大型になるという不都合を免れない。
後者では、必要揚程によりケーブルを介して架橋部を
支持するタワーの高さ、架橋部の水平長さ等が決定され
るから、陸側設備等による制約があると、製作計画が非
常に難しくなり、既設備に合った寸法、形状のものが得
られない場合がある。また、揚程の変更時、海側管体及
び陸側管体、架橋部等を同時に昇降させる必要があるか
ら、ケーブル巻取装置には大容量のものを使用しなけれ
ばならず、設備費及び動力費がかかるという不都合を免
れない。
〔発明の目的〕
本発明は前記課題を解決するためになしたもので、満
船、空船時の船の上下、ハッチ深さ等に容易に対応でき
る方式としてロープ昇降式エレベータを使用した荷役機
械を提供すること、及び、該荷役機械におけるロープ昇
降式エレベータの揺れ、回転等を防止できるようにする
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、水平フレーム(1)を有する荷役機械にお
いて、前記水平フレーム(11)に搬送コンベヤ(44,4
5)を設けると共に、該水平フレーム(1)の先端部
に、巻上ロープ(16,17)を介して昇降可能に支持され
た支持台(15)を設け、該支持台(15)と前記水平フレ
ーム(1)との間にガイド部材(12)を架設し、コンベ
ヤ(43)を有するエレベータ(19)を前記ガイド部材
(12)により案内支持すると共に、巻上ロープ(20)を
介して前記水平フレーム(1)の先端部に昇降可能に支
持し、該エレベータ(19)が水平フレーム(1)の位置
においてエレベータ(19)のコンベヤ(43)と前記水平
フレーム(1)の搬送コンベヤ(44,45)が接続される
ように構成したことを特徴としており、かかる構成によ
って前記目的を達成するものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に沿って説明する。
図中1は水平フレームで、岸壁2に沿って走行可能な
ポータル3上にターンテーブル4を介して中間部を支持
され、旋回装置5により垂直回転軸を中心として旋回可
能となっている。
水平フレーム1の先端部底壁には下方に臨ませて開口
させた開口部6が設けられ、該開口部6の両側には横行
レール7が敷設されている。
8はトロリーフレームで、横行車輪9を介して前記横
行レール7上に支持されて、水平フレーム1の先端部に
水平フレーム長手方向に移動可能に搭載されている。
トロリーフレーム8の底壁には、前記水平フレーム1
の開口部6を通し下方に臨ませて開口させた開口部10が
設けられ、上部には架台11が設置され、側部には、前記
横行車輪9と、2本のガイドレール12を夫々案内支持可
能な一対の下部レール案内装置13とが設けられている。
トロリーフレーム8上には、横行車輪9を回転可能な
横行装置14と、支持台15を巻上ロープ16、17により昇降
可能なウィンチ18A、8Bと、エレベータ19を巻上ロープ2
0により昇降可能なウィンチ21A、21Bと、海側垂直搬送
部V1から水平搬送部Hへ箱物等の受渡しを行う一対のロ
ーラコンベヤ22、23及び走路変更用チェーンコンベヤ24
等が搭載されている。
架台11には、準備台昇降用シーブ25、26と、エレベー
タ昇降用のシーブ27、28と、ガイドレール12を下部レー
ル案内装置13と共に案内支持可能な一対の上部レール案
内装置29と、ハッチカバー下荷役用ウィンチ30とが設け
られている。
トロリーフレーム8下部には、ハッチ覆31を巻上ロー
プ32により昇降可能なウィンチ33と、ハッチ覆昇降用の
シーブ34と、トロリーフレーム8下面とハッチ覆31上面
間に配置され、前記トロリーフレーム8、ハッチ覆31に
夫々設けた開口部10、35と共に連続した筒状のエレベー
タ昇降路を形成する蛇腹式伸縮カバー36とが設けられて
いる。伸縮カバー36の周囲下部には、ハッチ覆31とハッ
チPとの間を覆った状態において船の揺動に対しても荷
役機械本体に外力が働かないように工夫されたキャンバ
ス37が吊り下げられている。
第6図に示す如く、巻上ロープ16は、ウィンチ18Aに
一端側を巻き付けられてシーブ25、26を介して吊下さ
れ、また、巻上ロープ17は、ウィンチ18Bに一端側を巻
き付けられてシーブ25、26を介して吊下され、夫々のロ
ープ下端が支持台15の夫々の側端に連結されている。
支持台15の両端部は準備台15A、15Bとなっており、そ
の中間部はエレベータの下降位置となっている。そし
て、前記支持台15は前記巻上ロープ16、17を介して昇降
可能に支持されている。
準備台15A、15B上には、並置された一対のローラコン
ベヤ38A、38Bが夫々設けられている。
ガイド部材(以下、ガイドレールとする。)12は夫
々、上部を前記トロリーフレーム8に設けた上下レール
案内装置13、29により昇降可能に2点で支持されて吊設
されると共に、下端を準備台15A、15B連設部の側端にピ
ン39を介して一体的に連結されており、前記巻上ロープ
16、17により昇降されるようになっている。
第7図に示す如く、巻上ロープ20は、ウィンチ21A、2
1Bに両端部を巻き付けられてシーブ27、28を介して該シ
ーブ間から中間部が吊下され、該中間部に、エレベータ
19の上部に回転可能に取り付けたシーブ40が掛けられて
いる。
エレベータ19は、準備台15A、15Bに夫々対応する床面
41A、41Bを有しており、前記巻上ロープ20を介して昇降
可能に支持されている。
エレベータ19の側端の上下部には、ガイドレール12と
移動可能に係合するガイドローラユニット42が設けら
れ、床面41A、41Bには、並置された一体のローラコンベ
ヤ43A、43Bが夫々設けられている。
巻上ロープ32は、ウィンチ33に一端側を巻き付けられ
てシーブ34を介して吊下され、夫々のロープ下端がハッ
チ覆31の側端に連結されている。
ハッチ覆31は、前記巻上ロープ32を介して昇降可能に
支持されている。
また、ローラコンベヤ22、23は、エレベータ19に設け
たローラコンベヤ43A、43Bと対応するようにトロリーフ
レーム8のエレベータ昇降路より水平フレーム1におけ
る搬送経路側に並べて配置されている。そして、ローラ
コンベヤ22は、チェーンコンベヤ24を介して搬送経路と
直列に接続され、ローラコンベヤ23は、チェーンコンベ
ヤ24により水平フレーム1における搬送経路と接続可能
となっている。
水平フレーム1の陸側端部から開口部6付近まで水平
フレーム長手方向に延在して固定側チェーンコンベヤ44
が設けられている。
この固定側チェーンコンベヤ44には可動側チェーンコ
ンベヤ45が接続されており、該コンベヤ45の一端はトロ
リーフレーム8のローラコンベヤ22と直に並ぶ位置に連
結され、他端は水平フレーム1に設けたレール46上にロ
ーラ47を介しスライド可能に支持され、トロリーフレー
ム8のポータル3側への移動によって固定側チェーンコ
ンベヤ44と差し込み係合可能となっている。
水平フレーム1には、固定側チェーンコンベヤ44を覆
う屋根48が設けられている。一方、トロリーフレーム8
には、可動側チェーンコンベヤ45を覆って前記屋根48上
部と摺動可能な可動屋根49と、水平フレーム1の床板下
部と摺動可能な可動床50が設けられている。
水平フレーム1の陸側端部にはエレベータハウス51が
設けられている。エレベータハウス51の上部には、前記
エレベータ19の場合と同様に、エレベータ52を、該エレ
ベータ上部の回転可能なシーブ53に掛けられた巻上ロー
プ54により昇降可能なウィンチ55A、55Bと、エレベータ
昇降用のシーブ56、57が設けられ、エレベータハウス51
の側壁にはガイドレール58が夫々設けられている。
また、水平フレーム1の陸側端部には、水平搬送部H
から陸側垂直搬送部V2へ箱物等の受渡しを行う一対のロ
ーラコンベヤ59、60及び走査変更用チェーンコンベヤ61
が設けられている。
エレベータ52は、前記巻上ロープ53を介して昇降可能
に支持されている。エレベータ52の側端の上下部には、
ガイドレール58と移動可能に係合するガイドローラユニ
ット62が設けられ、床面63にはローラコンベヤ64が設け
られている。
エレベータハウス51の下端部には、荷受コンベヤ65を
備えた荷受ルーム66が設けられており、荷受コンベヤ65
により地上設備67と接続可能となっている。
尚、本実施例では、水平搬送部Hに1条のチェーンコ
ンベヤ44、45を設け、走路変更用のチェーンコンベヤ2
4、61を使用した例について説明したが、チェーンコン
ベヤ44、45を2条設け、走路変更用のチェーンコンベヤ
24、61を使用せずに、ローラコンベヤ22、23→チェーン
コンベヤ44、45→ローラコンベヤ59、60とダイレクトに
搬送するようにしても良いことはいうまでもない。
〔作用〕
アンロード作業時、支持台15の準備台15A、15Bは若干
浮上支持されており、準備台15A、15Bに設けたローラコ
ンベヤ38A、38上にフォークリフト等で箱物等Wを載置
する。一方、ウィンチ21A、21Bによって巻上ロープ20を
繰り出してエレベータ19を下降させる。エレベータ19
は、ガイドローラユニット42を介してガイドレール12に
より案内支持されながら下降し、準備台15A、15B間の定
位置に着地する。
エレベータ19の着地後、該エレベータ19に設けたロー
ラコンベヤ43A、43B及び前記ローラコンベヤ38A、38Bを
駆動すると、箱物等Wは、エレベータ19内へ移動する。
エレベータ19内への搭載後、ローラコンベヤ38A、38
B、43A、43Bを停止し、ウィンチ21A、21Bにより巻上ロ
ープ20を巻き戻してエレベータ19を上昇させる。エレベ
ータ19は、ガイドローラユニット42を介してガイドレー
ル12により案内支持されながら上昇し、トロリーフレー
ム8における定位置に停止する。
エレベータ19の上昇開始後、準備台15A、15Bのローラ
コンベヤ38A、38B上にフォークリフト等で別の箱物等W
を載置する。
エレベータ19の停止後、該エレベータ19のローラコン
ベヤ43A、43Bと、トロリーフレーム8に設けたローラコ
ンベヤ22、23を駆動すると、箱物等Wは、エレベータ19
内からローラコンベヤ22、23上に移動する。
ローラコンベヤ22、23への搭載後、ローラコンベヤ43
A、43Bを停止し、エレベータ19を下降させて再び海側垂
直搬送部V1における前記の搬送作業を繰り返す。尚、準
備台15A、15Bを設けないで、降りてきたエレベータ19の
中に荷役床面よりフォークリフトで箱物等Wを直接搬入
しても良い。
この垂直搬送作業においては、エレベータ19が側端の
上下に設けてあるガイドローラユニット42を介してガイ
ドレール12に案内支持されながら昇降し、ガイドレール
12によってエレベータ19及び支持台15の揺れや、ロープ
の特性等による小旋回等が防止されるから、箱物等Wを
水平状態を保持しながら迅速に垂直搬送できると共に、
エレベータ19及び支持台15がトロリーフレーム8の相対
位置に常に保持され、エレベータ19の支持台15上への着
地と、トロリーフレーム8での定位置停止とを迅速に行
える(作業の安全性の向上と作業能率の向上)。
ガイドレール12の昇降によって支持台15及びエレベー
タ19の下降端停止位置が大きく変わり、伸縮比が大きい
から、船内の箱物等搭載フロア位置や、満船、空船時の
船の上下、ハッチ深さ等に容易かつ迅速に対応すること
ができる。
また、ガイドレール12の上部はトロリーフレーム8の
上下に設けてあるレール案内装置13、29により案内支持
され、下端は支持台15にピン39により連結されており、
支持台15の昇降によってガイドレール12が昇降されるか
ら、ガイドレール12の昇降に別の動力を要しない。
ローラコンベヤ22上の箱物等Wは、そのまま可動側チ
ェーンコンベヤ45へ搬送され、固定側チェーンコンベヤ
44へと受け渡されて行く。ローラコンベヤ23上の箱物等
Wは、ローラコンベヤ22上の箱物等Wが全て可動側チェ
ーンコンベヤ45へ受け渡された後、チェーンコンベヤ24
により1箱ずつローラコンベヤ22上へ移動され、可動側
チェーンコンベヤ45、固定側チェーンコンベヤ44へと受
け渡されて行く。
水平搬送部Hをチェーンコンベヤ44、45により搬送さ
れた箱物等Wの内、最初の2箱は、ローラコンベヤ59上
からローラコンベヤ60上にチェーンコンベヤ61により1
箱ずつ移動されて載置され、次の2箱は、ローラコンベ
ヤ59上に載置される。
トロリーフレーム8は水平フレーム長手方向に移動可
能となっており、その移動にかかわらず、可動側チェー
ンコンベヤ45が固定側チェーンコンベヤ44に常に接続さ
れているから、水平搬送部Hにおける搬送長さを変えて
アンローディング対象の船の大小に合わせることができ
る。
陸側垂直搬送部V2におけるエレベータ52は、上昇停止
位置にあって受け取り態勢で待っている。ローラコンベ
ヤ59、60への載置完了後、該ローラコンベヤ59、60と、
エレベータ52のローラコンベヤ64を駆動すると、箱物等
Wは、エレベータ52内へ移動する。エレベータ52内への
搭載後、ローラコンベヤ59、60、64を停止し、ウィンチ
55A、55Bにより巻上ロープ54を巻き戻してエレベータ52
を下降させる。エレベータ52は、ガイドローラユニット
62を介してガイドレール58により案内支持されながら下
降し、エレベータハウス52の下端位置に着地する。着地
後、エレベータ52のローラコンベヤ64と、荷受コンベヤ
65を駆動すると、エレベータ52内の箱物等Wは、地上設
備67に搬送される。
上記連続的なアンロード作業においては、ハッチPが
キャンバス37及びハッチ覆31により覆われ、該ハッチ覆
31とトロリーフレーム8との間が伸縮カバー36により囲
まれており、海側垂直搬送部V1におけるローディング対
象の船とトロリーフレーム8との間に開放部が生じない
ようにしている。また、トロリーフレーム8に設けた可
動側屋根49と可動側床50により、水平搬送部Hにおける
水平フレーム1とトロリーフレーム8との間に開放部が
生じないようにしている。更に、水平フレーム1と地上
設備67との間がエレベータハウス51により覆われて、陸
側垂直搬送部V2における水平フレーム1と地上設備67と
の間に開放部が生じないようにしている。従って、雨天
時でも、箱物等Wを濡らすことなく作業を行うことがで
きる。
ロード作業は、前記作業と逆に行えば良い。
尚、アンローダー又はローダーとしては、対象の船の
大小に合わせるために水平フレーム長手方向に移動可能
なトロリーフレーム8を使用し、水平搬送部Hにおける
搬送長さを変えた例について説明したが、一般倉庫で例
えば1階から2、3階へ箱物等Wを搬送する場合等で
は、水平フレーム1にトロリーフレーム8を設けること
なく、ガイドレール12を水平フレーム1に直接設ければ
良い。更に、エレベータ19の両側に配置されたガイドレ
ール12は剛性材製の一本物を示したが、継ぎ足す方式の
もの或いはワイヤーロープ方式のものでも良い。継ぎ足
す方式のものでは、上方より継ぎ足して下方に降ろすも
の又は下端側に継ぎ足して行くものが考えられる。ま
た、ワイヤーロープ方式のものでは、下端を荷役床面に
係着しておくと共に、一定張力を付加して引っ張ってお
く。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明は、前記した構成にすることによ
り、エレベータを回転や揺れを防ぎつつスムーズに昇降
させることができるから、倒れ等を防ぎつつ箱物等の垂
直移動を行うことができ、箱物等をエレベータに移せ
ば、エレベータは上昇して箱物等を水平フレームの搬送
コンベヤに移し、再び下降して次の箱物等を受け取るこ
とができるので、作業能率の向上、作業の安全性の向
上、及び箱物等の損傷防止を同時に図ることができる。
また、ロープ昇降式エレベータの利用によって必要揚程
に容易かつ確実に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図、第3
図、第4図、第5図は第1図のA〜線、B〜線、C〜
線、D〜線に沿う断面図、第6図は準備台の昇降機構を
示す斜視図、第7図はエレベータの昇降機構を示す斜視
図である。 1……水平フレーム、6、10……開口部、8……トロリ
ーフレーム、12……ガイド部材(ガイドレール)、13…
…下部レール案内装置、15……支持台、15A、15B……準
備台、16、17……巻上ロープ、18A、18B……準備台昇降
用ウィンチ、19……エレベータ、20……巻上ロープ、21
A、21B……エレベータ昇降用ウィンチ、25、26……準備
台昇降用シーブ、27、28……エレベータ昇降用シーブ、
29……上部レール案内装置、31……ハッチ覆、32……巻
上ロープ、33……ハッチ覆昇降用ウィンチ、34……ハッ
チ覆昇降用シーブ、35……開口部、36……伸縮カバー、
38A、38B……ローラコンベヤ、39……ピン、40……シー
ブ、42……ガイドローラユニット、43A、43B……ローラ
コンベヤ、44……固定側チェーンコンベヤ、45……可動
側チェーンコンベヤ、46……レール、47……ローラ、48
……屋根、49……可動屋根、50……可動床.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−114998(JP,A) 特開 昭52−155795(JP,A) 実開 昭48−6759(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平フレーム(1)を有する荷役機械にお
    いて、前記水平フレーム(1)に搬送コンベヤ(44,4
    5)を設けると共に、該水平フレーム(1)の先端部
    に、巻上ロープ(16,17)を介して昇降可能に支持され
    た支持台(15)を設け、該支持台(15)と前記水平フレ
    ーム(1)との間にガイド部材(12)を架設し、コンベ
    ヤ(42)を有するエレベータ(19)を前記ガイド部材
    (12)により案内支持すると共に、巻上ロープ(20)を
    介して前記水平フレーム(1)の先端部に昇降可能に支
    持し、該エレベータ(19)が水平フーム(1)の位置に
    おいてエレベータ(19)のコンベヤ(43)と前記水平フ
    レーム(1)の搬送コンベヤ(44,45)が接続されるよ
    うに構成したことを特徴とする荷役機械。
JP63175667A 1988-07-14 1988-07-14 荷役機械 Expired - Lifetime JP2552338B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5237963Y2 (ja) * 1971-06-05 1977-08-29
JPS52155795A (en) * 1976-06-18 1977-12-24 Naoyoshi Nakano Ship*s side elevator
GB2166411A (en) * 1984-11-05 1986-05-08 Macgregor Navire Centrex Ltd Lifting device

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