JPH0511157Y2 - - Google Patents

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JPH0511157Y2
JPH0511157Y2 JP1988087013U JP8701388U JPH0511157Y2 JP H0511157 Y2 JPH0511157 Y2 JP H0511157Y2 JP 1988087013 U JP1988087013 U JP 1988087013U JP 8701388 U JP8701388 U JP 8701388U JP H0511157 Y2 JPH0511157 Y2 JP H0511157Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として商店などで取扱われること
の多い多数の物品を収納保管し、必要に応じて、
トラツクなどに積込んで搬送するのに利用される
物品搬送具に関するものである。
従来の技術 従来、この種の物品搬送具としては、たとえば
実開昭59−163558号や実開昭56−63665号公報に
開示された構造が提供されている。すなわち物品
搬送具は、一枚の後枠体(縦枠)と、この後枠体
の左右両側部で前方において対向位置する二枚の
側枠体(側枠)とを平面視門形状に配設し、両側
枠体の下部間に水平またはほぼ水平に位置する物
載せ枠を配設するとともに、前記側枠体の下端辺
の両端にそれぞれ移動用の車輪を設けている。前
記後枠や側枠体は、パイプなどを折り曲げて形成
した門形枠材の下端を水平枠材に固定し、そして
門形枠材の天杆部と水平枠材との間に複数本の縦
線材を配設することで形成されている。そして後
枠体と両側枠体とは、隣接した縦杆部間を連結具
で相対揺動自在に連結している。
この従来形式によると、物載せ枠上に物品を積
み上げることで多数の物品を収納保管することが
でき、そして手押しなどにより、車輪を介して床
と荷台との間で移動させることによつてトラツク
に対する積み卸しを行うことができる。
考案が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、物品の中にこわれ物
などがあつたとき、この物品は下部に積上げるこ
とができず、かと言つて最上部に積上げたときに
は不安定となつて脱落しやすい。また固定の中間
棚を設けることも考えられるが、この場合に物品
によつては中間棚が邪魔になり、使い勝手が悪
い。
本考案の目的とするところは、物品に応じて中
間棚を使用姿勢と非使用姿勢とに切り換え得、し
かも枠体に対する中間棚の係脱はワンタツチで行
える物品搬送具を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案の物品搬送具
は、後枠体と二枚の側枠体とを平面視門形状に配
設し、両側枠体の下部間に物載せ枠を配設した物
品搬送具において、前記枠体に水平方向の係合部
を設け、この係合部に係脱自在な被係合部を端部
に有する中間棚を設け、前記被係合部は、上位の
フツク部と中間の外側開放部とを有し、前記中間
棚と枠体との間に、中間棚が水平状のとき展張す
る吊り索を設け、この吊り索は、中間棚と枠体と
の少くとも一方に着脱自在に連結している。
作 用 かかる本考案の構成によると、枠体の係合部に
対して、中間棚における被係合部を、中間棚の押
し込み動により外側開放部を通して外嵌したの
ち、中間棚の下降動により係合部にフツク部を係
合させ、そして中間棚と枠体との間に吊り索をか
けることで、この中間棚の着装を行え、また逆操
作によつて中間棚の離脱を行える。そして着装し
た状態では、係合部とフツク部とを介して中間棚
を揺動させることで、水平状の使用姿勢と、上方
にはね上げた起立状の非使用姿勢とに切換えを行
える。
実施例 以下に本考案の一実施例を第1図〜第9図に基
づいて説明する。
11は後枠体で、パイプなどを折り曲げて形成
した門形枠材12と、この門形枠材12の下端間
を連結した水平枠材13と、門形枠材12の天杆
部12aと水平枠材13との間に配設した複数本
の縦線材14と、門形枠材12の左右の縦杆部1
2b間に配設した複数本の横材15とから構成さ
れる。21,31は左右一対の側枠体で、パイプ
などを折り曲げて形成した門形枠材22,32
と、この門形枠材22,32の下端間を連結した
水平枠材23,33と、門形枠材22,32の天
杆部22a,32aと水平枠材23,33との間
に配設した複数本の縦線材24,34と、門形枠
材22,32の前位縦杆部22b,32bと後位
縦杆部22c,32cとの間に配設した複数本の
横材25,35と、前位縦杆部22c,32cの
少し内側において天杆部22a,32aと水平枠
材23,33との間に配設した内側縦杆部26,
36とから構成される。前記後枠体11と左右の
側枠体21,31とは、後枠体11の一方縦杆部
12bに設けた複数個の係合具1に一方側枠体2
1の後位縦杆部22cに設けた複数個の被係合具
2を上方から係合させるとともに、後枠体11の
他方縦杆部12bと他方側枠体31の後位縦杆部
32cとを複数個の連結具3で連結することによ
り、平面視で門形状に配設され、かつ縦軸心の周
りに折りたたみ自在となる。4は両側枠体21,
31の下部間に配設した物載せ枠で、両水平枠材
23,33間に載置させることで水平またはほぼ
水平に位置する。両水平枠材23,33の下面に
は、それぞれ前後で二個の車輪5が取付け部材6
を介して遊転ならびに旋回自在に取付けられてい
る。両側枠体21,31の前位縦杆部22b,3
2b間には、一方にリング材7を介して揺動自在
に取付けたステー8と、このステー8の遊端係止
部8aが係脱自在でかつ他方に取付けた筒体9と
が設けられる。37はネームプレート、38はカ
ードケースを示す。
前記後枠体11の門形枠材12における両縦杆
部12bには水平方向の係合部41が設けられ
る。この係合部42は形ロツドからなり、両縦
杆部12bの上下方向の中間部でかつ相対向する
内面に、その両端を介して固定することにより、
下位の水平部材を介して形成している。42は矩
形板枠状の中間棚で、その後端部には、前記係合
部41に係脱自在な被係合部43が設けられる。
この左右一対の被係合部43は、上位に下向きの
フツク部44aを有しかつ下位を中間棚42の後
端面に固着したフツク部材44と、このフツク部
材44の下位に固着されかつ前記フツク部44a
に相対向した係止部45aを形成する受け部材4
5とからなり、フツク部材44と受け部材45と
の相対向した遊端間に前記係合部41の挿抜を許
す外側開放部46を形成している。後枠体11と
中間棚42との間に、中間棚42が水平状のとき
展張する吊り索48を設けている。この吊り索4
8は、たとえば左右一対のチエンからなり、その
一端リンク部48aを中間棚42の側面にフラン
ジ49を介して固定し、そして他端リンク部48
bを両縦杆部12bの相対向する内側面に着脱自
在に連結している。そのために内側面には、その
上位を係止部50aに折曲げ形成した係止具50
が、その下位を介して両縦杆部12bに固定され
ている。
上記実施例の物品搬送具によると、後枠体11
に対して両側枠体21,31を開動して平面視で
門形とし、そして水平枠材23,33間に物載せ
枠4を載置するとともに、ステー8の遊端係止部
8aを筒体9に係合させることで、物載せ枠4上
に物品を積上げて収納し、保管し得る。物品を収
納した物品搬送具は、手押しにより移動され、た
とえばトラツクの荷台に対して積み卸しされる。
トラツクや建物の壁面に近づいたとき、あるいは
最初から、手を内側縦杆部26,36にかけるこ
とで、手が壁面などに接触することなく、前位縦
杆部22b,32bが壁面などに接するまで充分
な押込み移動を行える。
このような物品搬送具に中間棚42を取付けて
使用するとき、まず後枠体11に設けた係合部4
1に対して、中間棚42における被係合部43
を、中間棚42の押し込み動により外側開放部4
6を通して外嵌したのち、中間棚42の下降動に
より係合部41にフツク部44aを係合させる。
そして一端リンク部48aを介して中間棚42に
固定している吊り索48の他端リンク部48bを
係止部50aに係合させることで、第1図〜第4
図に示すように吊り索48を斜め方向に展張して
中間棚42を水平状に着装し得る。なお水平状で
中間棚42はその前端が少し上位になるように設
定される。なお上述とは逆操作を行うことで中間
棚42の離脱を行える。前述したように中間棚4
2を着装した状態では、係合部41とフツク部4
4aとを介して、中間棚42を係合部軸心の周り
に上方に揺動させることで、第2図仮想線で示す
ように、この中間棚42を上方にはね上げた起立
状の非使用姿勢に切換え得る。
第10図は係合部41や係止具50を側枠体2
1に設けた別の実施例を示す。この場合に中間棚
42は仮想線で示すように、側枠体21に沿うよ
うに上方にはね上げることができる。ここで側枠
体21の天杆部22aには、はね上げた中間棚4
2の遊端を係合保持する弾性保持具51が設けら
れている。
なお上記実施例では車輪5を有する物品搬送具
を示したが、これは下部をパレツト部とした物品
搬送具であつてもよい。
考案の効果 上記構成の本考案によると、枠体の係合部に対
して、中間棚における被係合部を、中間棚の押し
込み動により外側開放部を通して外嵌したのち、
中間棚の下降動により係合部にフツク部を係合さ
せ、そして中間棚と枠体との間に吊り索をかける
ことで、この中間棚の着装を行うことができ、ま
た逆操作によつて中間棚の離脱を行うことができ
る。これにより中間棚は、係合部に対する被係合
部の係脱をワンタツチで行えることから、物品に
応じて容易に迅速に着脱することができる。そし
て着装した状態では、係合部とフツク部との係合
位置を中心として中間棚を揺動させることで、こ
の中間棚を水平状としかつ展張した吊り索と係合
部とで荷重を受けるところの使用姿勢と、上方に
はね上げた起立状の非使用姿勢とに容易に切換え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の一実施例を示し、第
1図は横断平面図、第2図は要部の側面図、第3
図は中間棚取付け部の縦断側面図、第4図は同背
面図、第5図は全体の正面図、第6図は同左側面
図、第7図は同右側面図、第8図は同背面図、第
9図は同平面図、第10図は別の実施例を示す要
部の縦断正面図である。 4……物載せ枠、5……車輪、11……後枠
体、12……門形枠材、12b……縦杆部、2
1,31……側枠体、22,32……門形枠材、
41……係合部、42……中間棚、43……被係
合部、44……フツク部材、44a……フツク
部、45……受け部材、45a……係止部、46
……外側開放部、48……吊り索、50……係止
具、50a……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後枠体と二枚の側枠体とを平面視門形状に配設
    し、両側枠体の下部間に物載せ枠を配設した物品
    搬送具において、前記枠体に水平方向の係合部を
    設け、この係合部に係脱自在な被係合部を端部に
    有する中間棚を設け、前記被係合部は、上位のフ
    ツク部と中間の外側開放部とを有し、前記中間棚
    と枠体との間に、中間棚が水平状のとき展張する
    吊り索を設け、この吊り索は、中間棚と枠体との
    少くとも一方に着脱自在に連結したことを特徴と
    する物品搬送具。
JP1988087013U 1988-06-29 1988-06-29 Expired - Lifetime JPH0511157Y2 (ja)

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JP1988087013U JPH0511157Y2 (ja) 1988-06-29 1988-06-29

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JPH028733U JPH028733U (ja) 1990-01-19
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5738957B2 (ja) * 2012-12-10 2015-06-24 株式会社イノアックコーポレーション 物品搬送具及びそれに用いられる物品搬送用袋体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5185135A (ja) * 1974-09-25 1976-07-26 Bonasu Biruto Inc
JPS628920B2 (ja) * 1979-04-14 1987-02-25 Matsushita Electric Works Ltd

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JPS5235819Y2 (ja) * 1974-03-07 1977-08-15
JPH0144421Y2 (ja) * 1985-07-02 1989-12-22

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JPH028733U (ja) 1990-01-19

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